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#center(){&bold(){&sizex(6){&color(gold,red){今度は君が勇者だ!!}}}}
勇者聖戦バーンガーンとは、タカラ(現 タカラトミー)より発売された、アニメ「[[勇者シリーズ]]」を題材とするシミュレーションゲーム『ブレイブサーガ』シリーズの登場作品。
初登場は1998年12月17日発売の[[プレイステーション>PlayStation]](以下、PS)用シミュレーションRPG『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』。
以後、2000年5月2日発売のPS用シミュレーションRPG『ブレイブサーガ2』、2001年1月26日発売の[[GB>ゲームボーイ]]専用RPG『ブレイブサーガ 新章 アスタリア』に登場した。
*概要
サンライズ公認の勇者シリーズ最後の作品(9作目)であるが、厳密にいえばゲームオリジナル[[ロボット]]に分類される。
従来の作品に登場した勇者は、玩具の発売を前提としたために対象年齢の関係上、可変機構や安全面に配慮したデザインにしなければならなかった。
しかし、本作品では当初玩具展開の必要性がなかったため、頭部の角や翼など、今まで採り入れられることのなかった鋭角的なデザインが多用されている。
このため、アクションフィギュアは発売されたものの合体玩具はしばらくの間発売されなかった。
2007年7月に「DX友情合体 グレートバーンガーン」(シーエムズコーポレーション)が発売されたものの、対象年齢15歳以上の玩具に該当されている。
2024年からは勇者シリーズのクロスオーバー漫画『勇者宇宙ソーグレーダー』の公式サイトで、小説『勇者聖戦バーンガーン THE NOVEL』が連載。
『バーンガーン』を他作品と絡まない単独作品として構成した内容になっている。
*あらすじ
無の時代より生まれた二つの意思、大いなる意思アスタルと絶対悪グランダーク。
アスタルは弟子の聖勇者たちと共にグランダークを[[封印]]し、宇宙を創造した。後にこれを「生命のビッグバン」と呼んだ。
しかし時は流れ現代、突如としてグランダークは封印を破り[[復活]]。宇宙に邪悪をまき散らす。
長い封印から目覚めたグランダークに対抗するべく、聖勇者のリーダーであるバーンは、聖なる意志アスタルの導きにより[[地球]]に飛来する。
勇気を司る聖勇者である彼は、本来の力を発揮するために必要な聖なる心、「勇気の源」の持ち主を見つけるが、それはまだ11歳の少年「芹沢瞬兵」だった…。
瞬兵と自分自身の成長と共に、バーンとその仲間たちは、最凶最悪の敵、グランダークに立ち向かって行く。
*登場人物
VARSは、C-Naゼネラルカンパニーが開発する小型ロボットの名称と、私設地球防衛組織の二通りの意味を持つ。その為本項目では区別のために小型ロボットを「VARS」、私設地球防衛組織を『VARS』と表記する。
**中心キャラ
***&bold(){&color(red){芹沢瞬兵}}
CV:半場友恵
本作品の主人公。海浜[[小学校]]6年1組在籍。11月27日生まれ。11歳。A型。[[身長]]135cm、体重35kg。
好きなものは「VARS」と[[カレーライス]]に[[ハンバーグ]]、[[チョコレート]]。嫌いな物はラッキョウと梅干。得意科目は国語、苦手科目は[[算数]]。
「いつも心に太陽を」をモットーとする。気弱で泣き虫だが、正義感が強く、他の[[勇者シリーズ]]の主人公に負けない優しい包容力の持ち主である。
夢中になると他人の話を聞かず怒らせる事が多く、遅刻の常習犯でもあり、[[留年]]するかもと真面目に悩んだ事もある。
「VARS」のテストプレイヤーでその腕前は全国大会級。瞬兵という名は&bold(){「瞬間を掴む兵(つわもの)たれ(一を知って十を知るという意味)」}との願いを込め、祖父である厳五郎によって付けられたものである。
『ブレイブサーガ2』で参戦する[[獅子王凱]]の恋人とは関係ない。
***&bold(){&color(dodgerblue){坂下洋}}
CV:宮田始典(現 宮田幸季)
瞬兵の同級生にしてVARSでの[[ライバル]]。
7月21日生まれ。B型。身長:145cm、体重:40kg。好きな物は「VARS」で、その腕は瞬兵と互角。嫌いなものは梅干。[[バスケ>バスケットボール]]部のポイントゲッター。
海浜市美少年コンテストで優勝しているが、クラスメート女子による推薦のため本人は知らなかった。
両親は離婚し、母は幼い時に病死、父親は行方不明。今は祖母の家で二人暮らしとなっている。
「VARS」の全国大会決勝戦の最中、行方不明になるが……。
***相羽菜々子
CV:高木礼子
本作品のヒロインで瞬兵の[[幼馴染>幼なじみ]]。
7月12日生まれ。嫌いなものは[[納豆]]と水泳。趣味はドラマ鑑賞で、春秋の新番組には録画は欠かせず、気に入ったものはのめり込む。
町内一のおせっかい焼きと町内では有名と同時に周囲には恐れられている。
瞬兵に対してなにかと世話を焼くが、自分の弱さを認められない部分を持つ。
**地球防衛組織VARS
***芹沢愛美
CV:麻丘夏未
瞬兵の姉。11月生まれの24歳であるがマスコミに対しては26歳と公表している。
「VARS」の開発者にして、『VARS』の司令官。C-Naゼネラルカンパニーに所属するトップと呼ばれるエンジニアであり、海浜総合開発総指揮者でもある。
好きなものは[[ラーメン]]と[[ワイン]]で週に2,3本飲む程の酒豪で菜食主義者。年齢は離れているが良い姉で、瞬兵が根暗にならなかったのは彼女のおかげである。研修名目で月に一回旅行する。
***椎名ひろみ
CV:[[氷上恭子]]
愛美に憧れているクォーター。私立明林学園に在籍する17歳。趣味は乗馬と下着集め、特技は[[パソコン]]と外国語翻訳。
父親はC-Naゼネラルカンパニーの社長だが、VARSの利権問題で愛美とは仲が悪いらしい。
瞬兵には「瞬ちゃん」、愛美には「お姉様」と呼ぶ。&font(l){裏設定ではガチ[[百合]]とのこと……。}
「VARS」の全国大会では総合司会を務め、『VARS』では通信オペレーター兼グリフのAI教育を担当する。
***逢坂優
CV:柴本浩行
業界屈指の[[天才]]と謳われた大阪出身のプログラマー。
愛美の開発した「VARS」に感動して弟子になり、「姉御」と呼び慕う。
その弟である瞬兵には「ボン」と呼ぶいい兄貴分。
出身地が出身地のため、虎には並々ならぬこだわりがあり、ハウンドのAI教育も担当している。
***守山暁
CV:志賀克也
気の優しいメカニックマン。
『VARS』で勇者ロボやサポートメカの調整を担当する。
ひろみに憧れているが、お姉様こと愛美に夢中な彼の想いは報われるのだろうか……。
イッカクのAI教育担当で、その影響でイッカクも控えめな性格になっているらしい。
***ロンロン
CV:根谷美智子
『ブレイブサーガ2』に登場。
『VARS』USA開発室長で香港出身の爆弾娘。愛美の留学時代の悪友でもある。
彼女の「VARS」に共感し発展させたDOOLを生み出そうとする。『バーンガーン』世界では人気ゲームとして設定されている『[[勇者特急マイトガイン]]』の浜田満彦と大阪次郎のファン。
コートの内側には無数の手製爆弾を隠し持っているが、誘爆とかしないだろうか……?
ちなみに彼女は、タカラがプレイステーションで発売していた3D格ゲー「[[闘神伝>闘神伝シリーズ]]」シリーズのセガサターン版「闘神伝URA」に登場したキャラクター。いわゆる[[スターシステム]]と言ったところ。
**その他登場人物
***芹沢厳五郎
瞬兵、愛美の祖父で、瞬兵の名付け親。
スケボーに乗るのが趣味らしく、ファンキーで軽い性格だが、時折威厳に満ちた言動もとる。
***芹沢徹
瞬兵、愛美の父親。世界を股に掛ける玩具会社のサラリーマン。
「仕事も一流、家庭も一流」がモットーとしている良き父親。
***芹沢薫
瞬兵、愛美の母親。高名な料理研究家。
左目じりに泣き黒子あり。瞬兵の親だとすぐにわかる容姿をしている。
***千葉大地
瞬兵の同級生。
ガキ大将で何かとすぐ泣く瞬兵をいじめている……といっても、美人の愛美が気になったりする他愛のないものでもあるが。
***池上友貴
大地と一緒にいる少年。
やや気弱なお父さん子でもある。
***森尾成予
瞬兵の同級生。
普段は菜々子の言いなりになっている瞬兵を好意的に思っていない。
***熊谷知世
瞬兵の同級生。頭がよく、動物が好き。
***相羽真人
菜々子の兄で愛美の恋人。
シャトルの搭乗員だったが消息不明になる。
アイキャッチで、愛美と一緒にポートレートに写っている姿が一度だけ確認できる。
何気に『[[勇者王ガオガイガー]]』の宇宙開発公団出身で、凱とは先輩にあたる。&font(l){もしかしてEI-01と遭遇して……?}
***ひみつ探偵
CV:[[茶風林]]
正体不明の謎の人物。
『VARS』を悪の組織と勘違いし、あれこれ調べまわるが、全てが空回りに終わる典型的な迷探偵。
海浜市では知らぬ者のない有名人だが、本名、年齢、生い立ちなど、詳しい[[プロフィール]]は誰も知らない。
『ブレイブサーガ2』では、お手製の[[ロボット]]に乗って参戦。
お話にならない弱さだが一応は戦える。ロンロンのレーダーを潜り抜ける異様に高いステルス性を持つ。
**聖勇者
太古から悪と戦い続けた、という以外正体が謎に包まれている意識生命体。
指導者アスタル以下、6人の聖勇者と二人の見習いの存在が確認されている。
5人は冒頭の回想録にて登場し、その中でステラはカルラとして現れている(スペリオンは既に囚われの状態)。
***アスタル
CV:紗ゆり
大いなる意思と呼ばれる意識生命体であり宇宙の創造主。
グランダークとは善と悪、表裏一体の関係にあたり、いずれかが[[消滅]]すると宇宙は滅んでしまう。
性別は不明だが、女性的な声をしている。
***[[&bold(){&color(skyblue){バーン}/&color(blue){バーンガーン}}>バーンガーン]]
CV:[[中田譲治]]
勇気を司る意識生命体で聖勇者のリーダー。
強い『勇気の光』に導かれ、瞬兵がカスタムした「VARS」VR-3Cに融合する。
瞬兵の「勇気」が源で&bold(){&color(red){「ブレイブチャージ!」}}のかけ声により巨大化、さらにガーンダッシャーと龍神合体することでバーンガーンとなる。
2年前は[[高校生たちにダグオンの力を与えた>勇者指令ダグオン]]ブレイブ星人だった。
詳細は該当項目にて。
***&bold(){&color(red){スペリオン}/&color(red){マッハスペリオン}}
CV:[[小杉十郎太]]
希望を司る精神生命体で、群れるのを嫌う孤高の勇者。
かつて単身でナイトメアに挑むが、グランダークに囚われ憎悪の化身ギルディオンと化す。
パートナーの洋が希望を取り戻したことで本来の姿を取り戻し、バーンガーンが修理中の間主力として活躍した。
彼も洋がカスタムした「VARS」に融合しロボット化。&bold(){&color(dodgerblue){「ファイヤーチャージ!」}}のキーボイスで[[巨大化]]、さらにマッハフェニックスと合体することでマッハスペリオンとなる。
後に、マッハ[[フェニックス]]はバーンガーンと[[合体]]しグレートバーンガーンとなる。
スペリオン本人はフェニックスブレードという長剣とファイヤーアローという[[弓]]に変形し、グレートバーンガーン・フルウェポンモードを形成する。
**見習い勇者
両者ともに『ブレイブサーガ2』に登場。
バーンを師に持つ[[双子]]の兄弟で、二人とも新幹線と融合する。
一応、上下合体によるパワーアップが可能なのだが、早坂プロデューサーの&bold(){「見習いの分際で合体なんザ、10年はえぇ!!」}と言う&font(l){ふざけたこだわり}理由から『先送り』にされるが、結局合体できずにシリーズは終わってしまった。
「新章アスタリア」でも合体を見送りにされているあたり、早坂のこだわりが災いとなっているというか……。
&font(l){ガッツシステムやらバグの発見やらややこしいシステムを盛り込みすぎたことの言い訳だろうが、もう少しなんとかならなかったのか……}
双子勇者繋がりで『[[勇者エクスカイザー]]』の[[カイザーズ>カイザーズ(勇者エクスカイザー)]]に所属するレイカーブラザーズを先輩と呼び尊敬している。
また、その対象はひみつ探偵にも。様々な誤解や解釈が重なった結果だが……。
***&bold(){&color(brown){マグナ}}
CV:上別府仁資
フラッシュの兄で血気盛んな&font(l){脳筋}熱血漢。
風魔の領域に保存されていたE4系新幹線から変形する。
元々はスペリオンの弟子だったが、肝心のスペリオンの気質が災いして弟子教育を拒み、結局[[フラッシュ]]の師匠に当たるバーンの元へ預けられた。
ハンマーアックスという[[大斧>斧]]が武器で、グランドランチャーやマグナバーストといった武装も持つ。
そのキャラゆえか、クロスアタック、岩石割り、骸割りといった豪快な技が得意。
一応、マグナが上になることで「マグナムボンバー」という合体形態になれるらしい。
デザイン画ではマグナのキャラクターが反映された[[パワフルな姿>パワーキャラ]]のようだが、続編が出ていれば実現できていたんだろうか……。
***&bold(){&color(purple){フラッシュ}}
CV:高橋広樹
バーンの弟子であるマグナの弟。
本人は冷静になろうとするものの、まだまだやんちゃ盛りな未完の勇者。
700系新幹線から変形する。
ドリルスピアーという先端が[[ドリル]]の[[槍]]が武器で、デルタ[[フラッシュ]]、クロスフラッシャー、プラズマ[[ブーメラン]]といったテクニカルな技が得意。
マグナと異なり、[[必殺技]]はソニック突きとマッハ突きといったスピーディなもの。
&font(l){[[ジェットシルバー>シルバーナイツ(黄金勇者ゴルドラン)]]「いい突きですね!」}
こちらも[[フラッシュ]]が上になることで「フラッシュカイザー」という合体形態になる。デザイン画では両肩のドリルと両脚のブレードが鋭そうな[[スピード形態>スピードキャラ]]といったところ。
続編を意識していたのか、早坂プロデューサーも中の人にこのデザインを見せて&bold(){「合体できるようにがんばります!!」}と張り切らせたとのこと……。
**剣の一族
『ブレイブサーガ2』に登場。
遥か古より、地球を支配してきたバルドー軍と戦い続けてきた『剣の一族』の末裔。
ナイトメア壊滅後、出現したバルドー軍に呼応して参戦した。
***&bold(){&color(gold,crimson){シズマ}}
CV:遠藤章史
『ブレイブサーガ2』の主人公的存在。
突如復活したバルドー軍の襲撃で実母の千草と自身に宿る『アフェタ』を失い、その上『暗黒剣』の鞘として己の肉体を奪われてしまう。
千草の命を捨てた儀式により、『錬気体』という疑似的な肉体を得たシズマはバルドーへの復讐を誓い、ヴァリオンと共に戦う。
VARSに『勇者』として半ば無理矢理参加させられたため、当初は&bold(){&color(gold,crimson){「勇者勇者って、うるせぇ奴らだな!!」}}と乗り気ではなかったが、アフェタを取り戻しながら瞬兵たちの勇気と共に戦士として、『勇者』として成長していく。
性格は喧嘩っ早い一匹狼気質だが、己の力で道を切り拓く主義。
***&bold(){&color(orange,navy){ヴァリオン}}
CV:[[高木渉>高木渉(声優)]]
シズマが『錬気体』として復活すると共に、彼の愛用の[[バイク]]と融合して起動した戦闘ロボ。『最期の剣』に従い、それを守るために戦う。
当初は大型バイクの&bold(){&color(orange,navy){モトヴァリオン}}で活動。感情もなく機械的な口調であったが、本編中盤でスーパーカー/飛行形態・ヴァリオンアタッカーに変形する小型ロボに変化。
シズマを気遣うような場面も見せており、性格もやや極端だが生真面目で堅物なものになっている。
前半はモトヴァリオンをコアとし、大型戦闘機&bold(){&color(blue,#c8d1de){スカイソニック}}、大型消防車&bold(){&color(whitesmoke,red){ランドファイヤー}}、海底超特急&bold(){&color(whitesmoke,blue){マリンスピーダー}}で構成。
シズマが右腕のブレスレットを掲げ、&bold(){&color(gold,crimson){「セイバーチェンジッ!!」}}と叫ぶことで合体が発動。
通常形態である『剣の戦士』&bold(){&color(blue,#c8d1de){セイバーヴァリオン}}、銃砲戦形態である『銃の戦士』&bold(){&color(whitesmoke,red){エースヴァリオン}}、格闘形態である『力の戦士』&bold(){&color(gold,blue){マックスヴァリオン}}の三形態に変形・合体する。
中盤からはヴァリオンが[[スペースシャトル]]型メカ・&bold(){&color(black,#c8d1de){コズミックシャトル}}と合体し『剣の守護神』&bold(){&color(black,#c8d1de){ヴィクトリオン}}となり、サテライトライフルやモジュールキャノンといった銃火器でバルドー軍と戦う。
終盤では、シズマが全アフェタを解放することでヴィクトリオンが&font(l){[[ブラスター化>テッカマンブレード]]}『剣の守護星』&bold(){&color(goldenrod,aliceblue){ギャラクシオン}}に変化する。
**ナイトメア
太古から善と戦い続けたということ以外、正体が謎に包まれている意識生命体。
聖勇者とは対となる邪悪な勢力で、全宇宙を闇に包まんと地球にもその魔の手を伸ばす。
***グランダーク
CV:[[飯塚昭三]]
アスタルと対を成す混沌と破壊を司る絶対悪。
甲冑の体と、剣と一体化した老人の顔を持ち、凶悪な技を繰り出す。
自らが完全体になるために歴代勇者が倒したいくつもの巨悪を蘇らせた。
普段は次元城の奥にある玉座に座っている。
最終的に勇者たちに倒されるものの、セルツに取り込まれて真グランダークとなる。
[[ダイノガイスト]]様とは関係ない……はず。
***セルツ・バッハ
CV:[[一条和矢]]
グランダークの重鎮で、絶望の化身である宇宙意識体。
鉄仮面と甲冑を身に纏い、黄金の鎌が武器の野心家。
戦闘時は白銀の愛機・デスマレフィックを駆り巨大な鎌で全ての希望を摘み取る。&font(l){どう見ても斧です。本当にありがとうございました}
たとえ倒されても生物の絶望を吸収する事で何度も甦ることが可能。
最終決戦ではグランダークを取り込んみ真グランダークとなり、聖勇者と対決する。
***カルラ
CV:根谷美智子
嫉妬を司る宇宙意識体。
セルツを父として慕い、彼が倒れた事でギルティとして一体化していた洋を付け狙い続ける。
しかし、セルツにとっては彼女の思念を絶望に染まらせ復活の手駒として利用していたに過ぎなかった。
その正体は、聖勇者ステラ。[[ゲーム]]開始時に五つの球体が存在しており、早坂氏のブログによるとそのカラーは白。
***ガスト
CV:長嶝高士
怠惰と醜悪を司る意識生命体。
見てくれも雰囲気も醜悪で、瘴気を操る。美的感覚が人間とは異なり、[[醜く汚い>蛮機族ガイアーク]][[ものが好き>闇の帝国ヨドンヘイム]]。
[[裏設定]]では、首を伸ばした状態の反対側に傷跡があり、兄のゴーダ([[ゲーム]]未登場)とは一つの体として共有していたらしい。
***ギルティ
CV:宮田始典(現 宮田幸季)
セルツに代わって側近となった[[絶望]]の勇者。
緋色の眼を持つ金色の仮面を被り瞬兵を執拗に憎み、殺害しようとする。
その正体はセルツが洋の体に融合して乗っ取った姿であり正反対の姿でもある。
また、相羽真人に変装して愛美や菜々子を誘拐したこともある。
完全に悪の心には染まってはおらず、時折瞬兵に自身を倒すように懇願、最終的に洋に受け入れられる形でギルティは消滅。
しかし、セルツにとってはこれも計画のうちでしかなく……。
***ギルディオン
CV:[[小杉十郎太]]
ギルティに付き従う、漆黒の疾風と呼ばれる真紅の[[ロボット]]。
ギルティと同様金色の仮面を付けており、失敗した者には容赦ない。
無口故、通常はギルティが代弁する形をとっている。
正体は、聖勇者スペリオン。
凶鳥の異名を持つサポートメカ・ダークファイターと合体することでダークギルディオンとなる。
***ガニメデ
量産型[[ロボット]]。飛行形態に変形可能。強化型も登場。
***カリスト
カルラが乗り込む強化型ガニメデ。
***ネレイド
鮫に似た特攻形態に変形する[[ロボット]]。強化型も存在する。
***オベロン
重火器を多数搭載した量産[[ロボット]]。強化型も存在する。
***ティタン
両腕両足が巨大な手に変形する量産[[ロボット]]。強化型も存在する。
*用語
***「VARS」(ヴァルス)
1.愛美が開発した小型ロボットで、正式名称は&bold(){『VAriable Robot System』}(可変型ロボットシステム)。
C-Naゼネラルカンパニーで開発されたシステムで、これを組み込まれた[[ロボット]]は、人間の脳波と声を認識して行動することが可能となる。
本来は宇宙開発用に生み出されたが、OSが簡単で扱い方によっては営利・軍事用に転換されやすい面を持っていたため、これを恐れた愛美は玩具として特許を取得、一般向けに売り出された。
劇中では互いのVARSを戦わせる格闘ゲームが大ヒットし、全国大会が開かれる程に普及している。
2.ナイトメアの侵攻後、聖勇者とグランダークの存在を知った愛美が立ち上げた、私設防衛組織&bold(){『Valiant Attack and Rescue Staff』}の略称。
Valiantは勇敢な、英雄的なという意味。
***Gシステム
[[バーンガーン]]とマッハスペリオンの内部に搭載されている超合体装置。これによりグレート合体が可能になっている。
バルドー編(ブレイブサーガ2)ではマッハスペリオン側の装置の一部が戦闘中に失われるアクシデントが発生したが、バーンガーン側の装置を単独でグレートバーンガーンに合体可能なように書き換える事で対処した。
***時空城
ナイトメアの本拠地。月の裏側から配下が出撃。負の力を集めさせる。
*主題歌
[[OP>オープニングテーマ]]「目覚めた勇気」
作詞:畑早苗/作・編曲:桑原芳郎/歌:白神直子
追記・修正をお願いします。
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}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 自分は読みづらく感じたが、他の人にはどうなんだろう? -- 名無しさん (2013-11-10 17:02:04)
- それ以前に新規項目申請ページに報告していない上に殆どウィキペディアからのコピペじゃん -- 名無しさん (2013-11-10 17:22:14)
- ↑報告自体はあったはず。だけどこれはひどい -- 名無しさん (2013-11-10 17:23:31)
- 他のページみたいにステルスとかラストに関する重要なネタバレを紹介するみたいに書けよ、これじゃウィキペディアのコピーみたいなもんだからつまんない -- 名無しさん (2013-11-10 17:40:05)
- ↑の続き だが、玩具の出来は最高と言っておこう -- 名無しさん (2013-11-10 17:41:19)
- 泣き虫な瞬兵を演じたのはガオガイガーで泣き虫な命を演じた半場友恵というのは狙ってのキャスティングかな? -- 名無しさん (2015-02-14 15:41:07)
- バーンガーン、アニメ化しないかなぁ……。 -- 名無しさん (2016-10-08 13:57:27)
- そういえば、スペリオンがけじめをつけたあとに、本当の意味でバーンガーンとマッハスペリオンが合体する、真グレート・バーンガーンも存在するんだろうか? -- 名無しさん (2016-10-08 14:01:48)
- ↑つフルウェポンモードがそれだよ。 -- 名無しさん (2016-10-09 00:01:56)
- ↑続き 本来はフルウェポンモードがデフォなんだけど本人が罪悪感でいっぱいなので最強技使う時しか合体しないのが本編のGバーンガーンFWモード -- 名無しさん (2016-10-09 00:06:04)
- スペリオンって2号ロボのコアでありながらマイトガンナーとかライアン的な武器ロボとも言えるよね -- 名無しさん (2016-10-15 14:09:14)
- あれ? ガオガイガーと競り合ったのは、グラヴィオン(の元になった作品)じゃなかったっけか? -- 名無しさん (2018-04-18 18:13:55)
- まさかのWEBノベル連載開始おめでとー。 -- 名無しさん (2024-06-30 02:29:37)
- 一応スパロボには参戦したが・・・通常のほうはまだか -- 名無しさん (2025-04-20 07:51:12)
#comment
#areaedit(end)
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勇者聖戦バーンガーンとは、タカラ(現 タカラトミー)より発売された、アニメ「[[勇者シリーズ]]」を題材とするシミュレーションゲーム『ブレイブサーガ』シリーズの登場作品。
初登場は1998年12月17日発売の[[プレイステーション>PlayStation]](以下、PS)用シミュレーションRPG『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』。
以後、2000年5月2日発売のPS用シミュレーションRPG『ブレイブサーガ2』、2001年1月26日発売の[[GB>ゲームボーイ]]専用RPG『ブレイブサーガ 新章 アスタリア』に登場した。
*概要
サンライズ公認の勇者シリーズ最後の作品(9作目)であるが、厳密にいえばゲームオリジナル[[ロボット]]に分類される。
従来の作品に登場した勇者は、玩具の発売を前提としたために対象年齢の関係上、可変機構や安全面に配慮したデザインにしなければならなかった。
しかし、本作品では当初玩具展開の必要性がなかったため、頭部の角や翼など、今まで採り入れられることのなかった鋭角的なデザインが多用されている。
このため、アクションフィギュアは発売されたものの合体玩具はしばらくの間発売されなかった。
2007年7月に「DX友情合体 グレートバーンガーン」(シーエムズコーポレーション)が発売されたものの、対象年齢15歳以上の玩具に該当されている。
2024年からは勇者シリーズのクロスオーバー漫画『勇者宇宙ソーグレーダー』の公式サイトで、小説『勇者聖戦バーンガーン THE NOVEL』が連載。
『バーンガーン』を他作品と絡まない単独作品として構成した内容になっている。
*あらすじ
無の時代より生まれた二つの意思、大いなる意思アスタルと絶対悪グランダーク。
アスタルは弟子の聖勇者たちと共にグランダークを[[封印]]し、宇宙を創造した。後にこれを「生命のビッグバン」と呼んだ。
しかし時は流れ現代、突如としてグランダークは封印を破り[[復活]]。宇宙に邪悪をまき散らす。
長い封印から目覚めたグランダークに対抗するべく、聖勇者のリーダーであるバーンは、聖なる意志アスタルの導きにより[[地球]]に飛来する。
勇気を司る聖勇者である彼は、本来の力を発揮するために必要な聖なる心、「勇気の源」の持ち主を見つけるが、それはまだ11歳の少年「芹沢瞬兵」だった…。
瞬兵と自分自身の成長と共に、バーンとその仲間たちは、最凶最悪の敵、グランダークに立ち向かって行く。
*登場人物
VARSは、C-Naゼネラルカンパニーが開発する小型ロボットの名称と、私設地球防衛組織の二通りの意味を持つ。その為本項目では区別のために小型ロボットを「VARS」、私設地球防衛組織を『VARS』と表記する。
**中心キャラ
***&bold(){&color(red){芹沢瞬兵}}
CV:半場友恵
本作品の主人公。海浜[[小学校]]6年1組在籍。11月27日生まれ。11歳。A型。[[身長]]135cm、体重35kg。
好きなものは「VARS」と[[カレーライス]]に[[ハンバーグ]]、[[チョコレート]]。嫌いな物はラッキョウと梅干。得意科目は国語、苦手科目は[[算数]]。
「いつも心に太陽を」をモットーとする。気弱で泣き虫だが、正義感が強く、他の[[勇者シリーズ]]の主人公に負けない優しい包容力の持ち主である。
夢中になると他人の話を聞かず怒らせる事が多く、遅刻の常習犯でもあり、[[留年]]するかもと真面目に悩んだ事もある。
「VARS」のテストプレイヤーでその腕前は全国大会級。瞬兵という名は&bold(){「瞬間を掴む兵(つわもの)たれ(一を知って十を知るという意味)」}との願いを込め、祖父である厳五郎によって付けられたものである。
『ブレイブサーガ2』で参戦する[[獅子王凱]]の恋人とは関係ない。
***&bold(){&color(dodgerblue){坂下洋}}
CV:宮田始典(現 宮田幸季)
瞬兵の同級生にしてVARSでの[[ライバル]]。
7月21日生まれ。B型。身長:145cm、体重:40kg。好きな物は「VARS」で、その腕は瞬兵と互角。嫌いなものは梅干。[[バスケ>バスケットボール]]部のポイントゲッター。
海浜市美少年コンテストで優勝しているが、クラスメート女子による推薦のため本人は知らなかった。
両親は離婚し、母は幼い時に病死、父親は行方不明。今は祖母の家で二人暮らしとなっている。
「VARS」の全国大会決勝戦の最中、行方不明になるが……。
***相羽菜々子
CV:高木礼子
本作品のヒロインで瞬兵の[[幼馴染>幼なじみ]]。
7月12日生まれ。嫌いなものは[[納豆]]と水泳。趣味はドラマ鑑賞で、春秋の新番組には録画は欠かせず、気に入ったものはのめり込む。
町内一のおせっかい焼きと町内では有名と同時に周囲には恐れられている。
瞬兵に対してなにかと世話を焼くが、自分の弱さを認められない部分を持つ。
**地球防衛組織VARS
***芹沢愛美
CV:麻丘夏未
瞬兵の姉。11月生まれの24歳であるがマスコミに対しては26歳と公表している。
「VARS」の開発者にして、『VARS』の司令官。C-Naゼネラルカンパニーに所属するトップと呼ばれるエンジニアであり、海浜総合開発総指揮者でもある。
好きなものは[[ラーメン]]と[[ワイン]]で週に2,3本飲む程の酒豪で菜食主義者。年齢は離れているが良い姉で、瞬兵が根暗にならなかったのは彼女のおかげである。研修名目で月に一回旅行する。
***椎名ひろみ
CV:[[氷上恭子]]
愛美に憧れているクォーター。私立明林学園に在籍する17歳。趣味は乗馬と下着集め、特技は[[パソコン]]と外国語翻訳。
父親はC-Naゼネラルカンパニーの社長だが、VARSの利権問題で愛美とは仲が悪いらしい。
瞬兵には「瞬ちゃん」、愛美には「お姉様」と呼ぶ。&font(l){裏設定ではガチ[[百合]]とのこと……。}
「VARS」の全国大会では総合司会を務め、『VARS』では通信オペレーター兼グリフのAI教育を担当する。
***逢坂優
CV:柴本浩行
業界屈指の[[天才]]と謳われた大阪出身のプログラマー。
愛美の開発した「VARS」に感動して弟子になり、「姉御」と呼び慕う。
その弟である瞬兵には「ボン」と呼ぶいい兄貴分。
出身地が出身地のため、虎には並々ならぬこだわりがあり、ハウンドのAI教育も担当している。
***守山暁
CV:志賀克也
気の優しいメカニックマン。
『VARS』で勇者ロボやサポートメカの調整を担当する。
ひろみに憧れているが、お姉様こと愛美に夢中な彼の想いは報われるのだろうか……。
イッカクのAI教育担当で、その影響でイッカクも控えめな性格になっているらしい。
***ロンロン
CV:根谷美智子
『ブレイブサーガ2』に登場。
『VARS』USA開発室長で香港出身の爆弾娘。愛美の留学時代の悪友でもある。
彼女の「VARS」に共感し発展させたDOOLを生み出そうとする。『バーンガーン』世界では人気ゲームとして設定されている『[[勇者特急マイトガイン]]』の浜田満彦と大阪次郎のファン。
コートの内側には無数の手製爆弾を隠し持っているが、誘爆とかしないだろうか……?
ちなみに彼女は、タカラがプレイステーションで発売していた3D格ゲー「[[闘神伝>闘神伝シリーズ]]」シリーズのセガサターン版「闘神伝URA」に登場したキャラクター。いわゆる[[スターシステム]]と言ったところ。
**その他登場人物
***芹沢厳五郎
瞬兵、愛美の祖父で、瞬兵の名付け親。
スケボーに乗るのが趣味らしく、ファンキーで軽い性格だが、時折威厳に満ちた言動もとる。
***芹沢徹
瞬兵、愛美の父親。世界を股に掛ける玩具会社のサラリーマン。
「仕事も一流、家庭も一流」がモットーとしている良き父親。
***芹沢薫
瞬兵、愛美の母親。高名な料理研究家。
左目じりに泣き黒子あり。瞬兵の親だとすぐにわかる容姿をしている。
***千葉大地
瞬兵の同級生。
ガキ大将で何かとすぐ泣く瞬兵をいじめている……といっても、美人の愛美が気になったりする他愛のないものでもあるが。
***池上友貴
大地と一緒にいる少年。
やや気弱なお父さん子でもある。
***森尾成予
瞬兵の同級生。
普段は菜々子の言いなりになっている瞬兵を好意的に思っていない。
***熊谷知世
瞬兵の同級生。頭がよく、動物が好き。
***相羽真人
菜々子の兄で愛美の恋人。
シャトルの搭乗員だったが消息不明になる。
アイキャッチで、愛美と一緒にポートレートに写っている姿が一度だけ確認できる。
何気に『[[勇者王ガオガイガー]]』の宇宙開発公団出身で、凱とは先輩にあたる。&font(l){もしかしてEI-01と遭遇して……?}
***ひみつ探偵
CV:[[茶風林]]
正体不明の謎の人物。
『VARS』を悪の組織と勘違いし、あれこれ調べまわるが、全てが空回りに終わる典型的な迷探偵。
海浜市では知らぬ者のない有名人だが、本名、年齢、生い立ちなど、詳しい[[プロフィール]]は誰も知らない。
『ブレイブサーガ2』では、お手製の[[ロボット]]に乗って参戦。
お話にならない弱さだが一応は戦える。ロンロンのレーダーを潜り抜ける異様に高いステルス性を持つ。
**聖勇者
太古から悪と戦い続けた、という以外正体が謎に包まれている意識生命体。
指導者アスタル以下、6人の聖勇者と二人の見習いの存在が確認されている。
5人は冒頭の回想録にて登場し、その中でステラはカルラとして現れている(スペリオンは既に囚われの状態)。
***アスタル
CV:紗ゆり
大いなる意思と呼ばれる意識生命体であり宇宙の創造主。
グランダークとは善と悪、表裏一体の関係にあたり、いずれかが[[消滅]]すると宇宙は滅んでしまう。
性別は不明だが、女性的な声をしている。
***[[&bold(){&color(skyblue){バーン}/&color(blue){バーンガーン}}>バーンガーン]]
CV:[[中田譲治]]
勇気を司る意識生命体で聖勇者のリーダー。
強い『勇気の光』に導かれ、瞬兵がカスタムした「VARS」VR-3Cに融合する。
瞬兵の「勇気」が源で&bold(){&color(red){「ブレイブチャージ!」}}のかけ声により巨大化、さらにガーンダッシャーと龍神合体することでバーンガーンとなる。
2年前は[[高校生たちにダグオンの力を与えた>勇者指令ダグオン]]ブレイブ星人だった。
詳細は該当項目にて。
***&bold(){&color(red){スペリオン}/&color(red){マッハスペリオン}}
CV:[[小杉十郎太]]
希望を司る精神生命体で、群れるのを嫌う孤高の勇者。
かつて単身でナイトメアに挑むが、グランダークに囚われ憎悪の化身ギルディオンと化す。
パートナーの洋が希望を取り戻したことで本来の姿を取り戻し、バーンガーンが修理中の間主力として活躍した。
彼も洋がカスタムした「VARS」に融合しロボット化。&bold(){&color(dodgerblue){「ファイヤーチャージ!」}}のキーボイスで[[巨大化]]、さらにマッハフェニックスと合体することでマッハスペリオンとなる。
後に、マッハ[[フェニックス]]はバーンガーンと[[合体]]しグレートバーンガーンとなる。
スペリオン本人はフェニックスブレードという長剣とファイヤーアローという[[弓]]に変形し、グレートバーンガーン・フルウェポンモードを形成する。
**見習い勇者
両者ともに『ブレイブサーガ2』に登場。
バーンを師に持つ[[双子]]の兄弟で、二人とも新幹線と融合する。
一応、上下合体によるパワーアップが可能なのだが、早坂プロデューサーの&bold(){「見習いの分際で合体なんザ、10年はえぇ!!」}と言う&font(l){ふざけたこだわり}理由から『先送り』にされるが、結局合体できずにシリーズは終わってしまった。
「新章アスタリア」でも合体を見送りにされているあたり、早坂のこだわりが災いとなっているというか……。
&font(l){ガッツシステムやらバグの発見やらややこしいシステムを盛り込みすぎたことの言い訳だろうが、もう少しなんとかならなかったのか……}
双子勇者繋がりで『[[勇者エクスカイザー]]』の[[カイザーズ>カイザーズ(勇者エクスカイザー)]]に所属するレイカーブラザーズを先輩と呼び尊敬している。
また、その対象はひみつ探偵にも。様々な誤解や解釈が重なった結果だが……。
***&bold(){&color(brown){マグナ}}
CV:上別府仁資
フラッシュの兄で血気盛んな&font(l){脳筋}熱血漢。
風魔の領域に保存されていたE4系新幹線から変形する。
元々はスペリオンの弟子だったが、肝心のスペリオンの気質が災いして弟子教育を拒み、結局[[フラッシュ]]の師匠に当たるバーンの元へ預けられた。
ハンマーアックスという[[大斧>斧]]が武器で、グランドランチャーやマグナバーストといった武装も持つ。
そのキャラゆえか、クロスアタック、岩石割り、骸割りといった豪快な技が得意。
一応、マグナが上になることで「マグナムボンバー」という合体形態になれるらしい。
デザイン画ではマグナのキャラクターが反映された[[パワフルな姿>パワーキャラ]]のようだが、続編が出ていれば実現できていたんだろうか……。
***&bold(){&color(purple){フラッシュ}}
CV:高橋広樹
バーンの弟子であるマグナの弟。
本人は冷静になろうとするものの、まだまだやんちゃ盛りな未完の勇者。
700系新幹線から変形する。
ドリルスピアーという先端が[[ドリル]]の[[槍]]が武器で、デルタ[[フラッシュ]]、クロスフラッシャー、プラズマ[[ブーメラン]]といったテクニカルな技が得意。
マグナと異なり、[[必殺技]]はソニック突きとマッハ突きといったスピーディなもの。
&font(l){[[ジェットシルバー>シルバーナイツ(黄金勇者ゴルドラン)]]「いい突きですね!」}
こちらも[[フラッシュ]]が上になることで「フラッシュカイザー」という合体形態になる。デザイン画では両肩のドリルと両脚のブレードが鋭そうな[[スピード形態>スピードキャラ]]といったところ。
続編を意識していたのか、早坂プロデューサーも中の人にこのデザインを見せて&bold(){「合体できるようにがんばります!!」}と張り切らせたとのこと……。
**剣の一族
『ブレイブサーガ2』に登場。
遥か古より、地球を支配してきたバルドー軍と戦い続けてきた『剣の一族』の末裔。
ナイトメア壊滅後、出現したバルドー軍に呼応して参戦した。
***&bold(){&color(gold,crimson){シズマ}}
CV:遠藤章史
『ブレイブサーガ2』の主人公的存在。
突如復活したバルドー軍の襲撃で実母の千草と自身に宿る『アフェタ』を失い、その上『暗黒剣』の鞘として己の肉体を奪われてしまう。
千草の命を捨てた儀式により、『錬気体』という疑似的な肉体を得たシズマはバルドーへの復讐を誓い、ヴァリオンと共に戦う。
VARSに『勇者』として半ば無理矢理参加させられたため、当初は&bold(){&color(gold,crimson){「勇者勇者って、うるせぇ奴らだな!!」}}と乗り気ではなかったが、アフェタを取り戻しながら瞬兵たちの勇気と共に戦士として、『勇者』として成長していく。
性格は喧嘩っ早い一匹狼気質だが、己の力で道を切り拓く主義。
***&bold(){&color(orange,navy){ヴァリオン}}
CV:[[高木渉>高木渉(声優)]]
シズマが『錬気体』として復活すると共に、彼の愛用の[[バイク]]と融合して起動した戦闘ロボ。『最期の剣』に従い、それを守るために戦う。
当初は大型バイクの&bold(){&color(orange,navy){モトヴァリオン}}で活動。感情もなく機械的な口調であったが、本編中盤でスーパーカー/飛行形態・ヴァリオンアタッカーに変形する小型ロボに変化。
シズマを気遣うような場面も見せており、性格もやや極端だが生真面目で堅物なものになっている。
前半はモトヴァリオンをコアとし、大型戦闘機&bold(){&color(blue,#c8d1de){スカイソニック}}、大型消防車&bold(){&color(whitesmoke,red){ランドファイヤー}}、海底超特急&bold(){&color(whitesmoke,blue){マリンスピーダー}}で構成。
シズマが右腕のブレスレットを掲げ、&bold(){&color(gold,crimson){「セイバーチェンジッ!!」}}と叫ぶことで合体が発動。
通常形態である『剣の戦士』&bold(){&color(blue,#c8d1de){セイバーヴァリオン}}、銃砲戦形態である『銃の戦士』&bold(){&color(whitesmoke,red){エースヴァリオン}}、格闘形態である『力の戦士』&bold(){&color(gold,blue){マックスヴァリオン}}の三形態に変形・合体する。
中盤からはヴァリオンが[[スペースシャトル]]型メカ・&bold(){&color(black,#c8d1de){コズミックシャトル}}と合体し『剣の守護神』&bold(){&color(black,#c8d1de){ヴィクトリオン}}となり、サテライトライフルやモジュールキャノンといった銃火器でバルドー軍と戦う。
終盤では、シズマが全アフェタを解放することでヴィクトリオンが&font(l){[[ブラスター化>テッカマンブレード]]}『剣の守護星』&bold(){&color(goldenrod,aliceblue){ギャラクシオン}}に変化する。
**ナイトメア
太古から善と戦い続けたということ以外、正体が謎に包まれている意識生命体。
聖勇者とは対となる邪悪な勢力で、全宇宙を闇に包まんと地球にもその魔の手を伸ばす。
***グランダーク
CV:[[飯塚昭三]]
アスタルと対を成す混沌と破壊を司る絶対悪。
甲冑の体と、剣と一体化した老人の顔を持ち、凶悪な技を繰り出す。
自らが完全体になるために歴代勇者が倒したいくつもの巨悪を蘇らせた。
普段は次元城の奥にある玉座に座っている。
最終的に勇者たちに倒されるものの、セルツに取り込まれて真グランダークとなる。
[[ダイノガイスト]]様とは関係ない……はず。
***セルツ・バッハ
CV:[[一条和矢]]
グランダークの重鎮で、絶望の化身である宇宙意識体。
鉄仮面と甲冑を身に纏い、黄金の鎌が武器の野心家。
戦闘時は白銀の愛機・デスマレフィックを駆り巨大な鎌で全ての希望を摘み取る。&font(l){どう見ても斧です。本当にありがとうございました}
たとえ倒されても生物の絶望を吸収する事で何度も甦ることが可能。
最終決戦ではグランダークを取り込んみ真グランダークとなり、聖勇者と対決する。
***カルラ
CV:根谷美智子
嫉妬を司る宇宙意識体。
セルツを父として慕い、彼が倒れた事でギルティとして一体化していた洋を付け狙い続ける。
しかし、セルツにとっては彼女の思念を絶望に染まらせ復活の手駒として利用していたに過ぎなかった。
その正体は、聖勇者ステラ。[[ゲーム]]開始時に五つの球体が存在しており、早坂氏のブログによるとそのカラーは白。
***ガスト
CV:長嶝高士
怠惰と醜悪を司る意識生命体。
見てくれも雰囲気も醜悪で、瘴気を操る。美的感覚が人間とは異なり、[[醜く汚い>蛮機族ガイアーク]][[ものが好き>闇の帝国ヨドンヘイム]]。
[[裏設定]]では、首を伸ばした状態の反対側に傷跡があり、兄のゴーダ([[ゲーム]]未登場)とは一つの体として共有していたらしい。
***ギルティ
CV:宮田始典(現 宮田幸季)
セルツに代わって側近となった[[絶望]]の勇者。
緋色の眼を持つ金色の仮面を被り瞬兵を執拗に憎み、殺害しようとする。
その正体はセルツが洋の体に融合して乗っ取った姿であり正反対の姿でもある。
また、相羽真人に変装して愛美や菜々子を誘拐したこともある。
完全に悪の心には染まってはおらず、時折瞬兵に自身を倒すように懇願、最終的に洋に受け入れられる形でギルティは消滅。
しかし、セルツにとってはこれも計画のうちでしかなく……。
***ギルディオン
CV:[[小杉十郎太]]
ギルティに付き従う、漆黒の疾風と呼ばれる真紅の[[ロボット]]。
ギルティと同様金色の仮面を付けており、失敗した者には容赦ない。
無口故、通常はギルティが代弁する形をとっている。
正体は、聖勇者スペリオン。
凶鳥の異名を持つサポートメカ・ダークファイターと合体することでダークギルディオンとなる。
***ガニメデ
量産型[[ロボット]]。飛行形態に変形可能。強化型も登場。
***カリスト
カルラが乗り込む強化型ガニメデ。
***ネレイド
鮫に似た特攻形態に変形する[[ロボット]]。強化型も存在する。
***オベロン
重火器を多数搭載した量産[[ロボット]]。強化型も存在する。
***ティタン
両腕両足が巨大な手に変形する量産[[ロボット]]。強化型も存在する。
*用語
***「VARS」(ヴァルス)
1.愛美が開発した小型ロボットで、正式名称は&bold(){『VAriable Robot System』}(可変型ロボットシステム)。
C-Naゼネラルカンパニーで開発されたシステムで、これを組み込まれた[[ロボット]]は、人間の脳波と声を認識して行動することが可能となる。
本来は宇宙開発用に生み出されたが、OSが簡単で扱い方によっては営利・軍事用に転換されやすい面を持っていたため、これを恐れた愛美は玩具として特許を取得、一般向けに売り出された。
劇中では互いのVARSを戦わせる格闘ゲームが大ヒットし、全国大会が開かれる程に普及している。
2.ナイトメアの侵攻後、聖勇者とグランダークの存在を知った愛美が立ち上げた、私設防衛組織&bold(){『Valiant Attack and Rescue Staff』}の略称。
Valiantは勇敢な、英雄的なという意味。
***Gシステム
[[バーンガーン]]とマッハスペリオンの内部に搭載されている超合体装置。これによりグレート合体が可能になっている。
バルドー編(ブレイブサーガ2)ではマッハスペリオン側の装置の一部が戦闘中に失われるアクシデントが発生したが、バーンガーン側の装置を単独でグレートバーンガーンに合体可能なように書き換える事で対処した。
***時空城
ナイトメアの本拠地。月の裏側から配下が出撃。負の力を集めさせる。
*主題歌
[[OP>オープニングテーマ]]「目覚めた勇気」
作詞:畑早苗/作・編曲:桑原芳郎/歌:白神直子
追記・修正をお願いします。
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- 自分は読みづらく感じたが、他の人にはどうなんだろう? -- 名無しさん (2013-11-10 17:02:04)
- それ以前に新規項目申請ページに報告していない上に殆どウィキペディアからのコピペじゃん -- 名無しさん (2013-11-10 17:22:14)
- ↑報告自体はあったはず。だけどこれはひどい -- 名無しさん (2013-11-10 17:23:31)
- 他のページみたいにステルスとかラストに関する重要なネタバレを紹介するみたいに書けよ、これじゃウィキペディアのコピーみたいなもんだからつまんない -- 名無しさん (2013-11-10 17:40:05)
- ↑の続き だが、玩具の出来は最高と言っておこう -- 名無しさん (2013-11-10 17:41:19)
- 泣き虫な瞬兵を演じたのはガオガイガーで泣き虫な命を演じた半場友恵というのは狙ってのキャスティングかな? -- 名無しさん (2015-02-14 15:41:07)
- バーンガーン、アニメ化しないかなぁ……。 -- 名無しさん (2016-10-08 13:57:27)
- そういえば、スペリオンがけじめをつけたあとに、本当の意味でバーンガーンとマッハスペリオンが合体する、真グレート・バーンガーンも存在するんだろうか? -- 名無しさん (2016-10-08 14:01:48)
- ↑つフルウェポンモードがそれだよ。 -- 名無しさん (2016-10-09 00:01:56)
- ↑続き 本来はフルウェポンモードがデフォなんだけど本人が罪悪感でいっぱいなので最強技使う時しか合体しないのが本編のGバーンガーンFWモード -- 名無しさん (2016-10-09 00:06:04)
- スペリオンって2号ロボのコアでありながらマイトガンナーとかライアン的な武器ロボとも言えるよね -- 名無しさん (2016-10-15 14:09:14)
- あれ? ガオガイガーと競り合ったのは、グラヴィオン(の元になった作品)じゃなかったっけか? -- 名無しさん (2018-04-18 18:13:55)
- まさかのWEBノベル連載開始おめでとー。 -- 名無しさん (2024-06-30 02:29:37)
- 一応スパロボには参戦したが・・・通常のほうはまだか -- 名無しさん (2025-04-20 07:51:12)
#comment
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