「イビリチュア・マインドオーガス(遊戯王OCG)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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&font(#6495ED){登録日}:2015/01/07 Wed 23:28:40
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
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《イビリチュア・マインドオーガス》とは、[[遊戯王オフィシャルカードゲーム]]のカードであり、その名の通り[[リチュア(遊戯王OCG)]]の儀式モンスターの一体。
&bold(){イビリチュア・マインドオーガス/Evigishki Mind Augus}
#blockquote(){儀式・効果モンスター
星6/[[水属性>水属性(遊戯王OCG)]]/[[水族>水族(遊戯王OCG)]]/攻2500/守2000
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
このカードが儀式召喚に成功した時、お互いの墓地のカードを合計5枚まで選択して持ち主のデッキに戻す。
}
[[DUEL TERMINAL]] -インヴェルズの侵略!!-で登場した水属性・水族の儀式モンスター。
儀式召喚に成功した時、お互いの墓地に存在するカードを5枚までデッキに戻す誘発効果を持つ。
(引用先:遊戯王wiki)
ごく簡単に説明するなら、「相手の墓地利用を妨害しつつ自分は墓地の重要なカードを回収できちゃうカード」ということである。
遊戯王OCGにおいて墓地利用は重要な戦略の一つであり、墓地をまったく利用しないデッキというのはかなり数が少ない。
それらに対して墓地のカードをデッキに戻すことはかなり有効な対策となりうる。
それに加えて、近年は除外ゾーンの活用方法も増えてきたため、状況によっては「ゲームから除外する」よりも効果的であるる。
また、自分の墓地のカードをデッキに戻して、それらのカードを再利用する手段ともなる。
ダイレクトに手札に加えるカードと異なり直接的なアドバンテージとはならないが、将来有効なカードを引く確率を高めることで潜在的なアドバンテージとなりうる。
特に強力な制限カードをデッキに戻すのが効果的である。(同じリチュアなら[[聖刻リチュア>聖刻リチュア(遊戯王OCG)]]で制限になったガスクラを使い回すとか)
だが、墓地利用阻害も墓地回収もいずれも直接アドを取れるわけではなく、儀式召喚ゆえにディスアドバンテージを負い易いのが難点。効果が限定的であり、リチュアではサーチ手段も豊富なことから一枚刺しに留めるのが無難である。
…しかし、&color(red){マインドオーガスでマインドオーガスを戻す}ことはできるので、何らかの方法で儀式召喚を連発する手段を用意してやれば、&color(red){延々ループを回し続けることができる。}
(そもそも似た効果を持つ《転生の予言》が制限カードなのもこのように悪用される例があったからである)
そして、これを悪用したのが海外産の地雷系コンボデッキ、【Gishiki FTK】(リチュア1kill)である。
ループ開始の前提として、まずは&color(red){デッキのカードを全部引ききる}ことから始める。
その上でマインドオーガスを何度も儀式召喚し(フィールドの&color(red){マインドオーガスをリリースしてマインドオーガスを召喚する}ことでループが発生する)、《手札抹殺》を使い回してデッキ破壊して勝利することを目指すのである。
…なに? 前提条件が厳しすぎるって?
仰るとおり、このデッキはいかにデッキのカードを全部引ききるかがキモであり、その条件を達成するため《一時休戦》《成金ゴブリン》《強欲なウツボ》《トレード・イン》…と、ありとあらゆる[[ドローソース>ドローソース(TCG)]]を駆使する必要がある。
特に重要なのが《手札断殺》と《リチュアの儀水鏡》。前者はドローソースとデッキ削りを兼ね、後者は手札交換で生じたディスアドバンテージを軽減してくれる働きをする。
このデッキが猛威を振るった結果、&color(red){海外では}《イビリチュア・マインドオーガス》は制限カードに指定された…が、国内では規制は為されていない。
しかし、完全に[[ソリティア(TCG)]]系のデッキであるため、対人戦では使い辛く、先攻1killに特化しているためマッチ戦にも不向き。特にこのデッキは、相手にも手札交換を許してしまうため、手札誘発型のカードに非常に弱い(特にマインドオーガス再利用を止めてしまう[[《D.D.クロウ》>D.D.クロウ(遊戯王OCG)]]は一番の天敵。)。
ドローソース・デッキ破壊・防御手段を兼ねる《一時休戦》の制限入りやマスタールール3の施行による先攻1ドローの廃止など、逆風は多い。
やはりこの手のデッキは一人回しや[[CPU]]戦でのソリティア・パズル要員、と考えたほうがいいだろう。ちなみにカード[[プール]]の都合上[[遊☆戯☆王タッグフォース]]でも再現可能である。
なお、このデッキは「自分のデッキを全て引き切り、その上で[[無限ループ]]を発生させる」ため、別に勝利手段はデッキ破壊に拘る必要はない。まぁドローカードをそのままエンドカードにしたほうが効率がいいため、実用性は皆無だが。
やるとすれば《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》を利用した無限ターン([[ワールドトランス(遊戯王OCG)]]のページも参照されたし)とかだろうか? TODのルール自体が廃止されたため、これもあまり意味はないが…
因みに上半身に[[リチュア・エリアル>リチュア・エリアル(遊戯王OCG)]]らしき人物の姿が見える。恐らく彼女の儀式体がこのマインドオーガスなのだろう。
下半身はその外観からカサゴ目の魚、ホウボウの仲間だと思われる。
追記・修正お願いします。
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- イラストについても触れてあげてよぉ! -- 名無しさん (2015-01-08 05:20:30)
- いいよねイラスト。可愛くて -- 名無しさん (2015-01-08 07:19:43)
- イラストは上見てかわいい!ってなって下の節足見てウェ!ってなった -- 名無しさん (2015-01-08 23:28:32)
- ↑ だがそれがいい。 -- 名無しさん (2015-01-09 10:37:56)
- イラスト見てデビルガンダムが真っ先に思い浮かんだ -- 名無しさん (2015-01-09 10:46:35)
- 墓地の罠を回収しつつ展開できるから、狡猾な落とし穴を積んでは回収してアドバンテージを稼ぐ使い方もあり。 -- 名無しさん (2015-11-20 01:25:56)
- マインドオーガスの進化形態と思わしきネーレイマナスが登場予定。禍々しいマインドオーガスに対して、あちらはナタリア改心後の時間軸なのか神々しい見た目に変化してる -- 名無しさん (2022-09-26 09:48:06)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}:2015/01/07 Wed 23:28:40
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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《イビリチュア・マインドオーガス》とは、[[遊戯王オフィシャルカードゲーム]]のカードであり、その名の通り[[リチュア(遊戯王OCG)]]の儀式モンスターの一体。
&bold(){イビリチュア・マインドオーガス/Evigishki Mind Augus}
#blockquote(){儀式・効果モンスター
星6/[[水属性>水属性(遊戯王OCG)]]/[[水族>水族(遊戯王OCG)]]/攻2500/守2000
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
このカードが儀式召喚に成功した時、お互いの墓地のカードを合計5枚まで選択して持ち主のデッキに戻す。
}
[[DUEL TERMINAL]] -インヴェルズの侵略!!-で登場した水属性・水族の儀式モンスター。
儀式召喚に成功した時、お互いの墓地に存在するカードを5枚までデッキに戻す誘発効果を持つ。
(引用先:遊戯王wiki)
ごく簡単に説明するなら、「相手の墓地利用を妨害しつつ自分は墓地の重要なカードを回収できちゃうカード」ということである。
遊戯王OCGにおいて墓地利用は重要な戦略の一つであり、墓地をまったく利用しないデッキというのはかなり数が少ない。
それらに対して墓地のカードをデッキに戻すことはかなり有効な対策となりうる。
それに加えて、近年は除外ゾーンの活用方法も増えてきたため、状況によっては「ゲームから除外する」よりも効果的であるる。
また、自分の墓地のカードをデッキに戻して、それらのカードを再利用する手段ともなる。
ダイレクトに手札に加えるカードと異なり直接的なアドバンテージとはならないが、将来有効なカードを引く確率を高めることで潜在的なアドバンテージとなりうる。
特に強力な制限カードをデッキに戻すのが効果的である。(同じリチュアなら【[[聖刻リチュア>聖刻リチュア(遊戯王OCG)]]】で制限になった《イビリチュア・ガストクラーケ》を使い回すとか)
だが、墓地利用阻害も墓地回収もいずれも直接アドを取れるわけではなく、儀式召喚ゆえにディスアドバンテージを負い易いのが難点。効果が限定的であり、リチュアではサーチ手段も豊富なことから一枚刺しに留めるのが無難である。
…しかし、&color(red){《イビリチュア・マインドオーガス》で別の《イビリチュア・マインドオーガス》を戻す}ことはできるので、何らかの方法で儀式召喚を連発する手段を用意してやれば、&color(red){延々ループを回し続けることができる。}
(そもそも似た効果を持つ《転生の予言》が制限カードなのもこのように悪用される例があったからである)
そして、これを悪用したのが海外産の地雷系コンボデッキ、【Gishiki FTK】(リチュア1kill)である。
ループ開始の前提として、まずは&color(red){デッキのカードを全部引ききる}ことから始める。
その上で《イビリチュア・マインドオーガス》を何度も儀式召喚し(フィールドの&color(red){《イビリチュア・マインドオーガス》をリリースして《イビリチュア・マインドオーガス》を召喚する}ことでループが発生する)、《手札抹殺》を使い回してデッキ破壊して勝利することを目指すのである。
…なに? 前提条件が厳しすぎるって?
仰るとおり、このデッキはいかにデッキのカードを全部引ききるかがキモであり、その条件を達成するため《一時休戦》《[[成金ゴブリン>成金ゴブリン(遊戯王)]]》《強欲なウツボ》《[[トレード・イン>トレード・イン(遊戯王OCG)]]》…と、ありとあらゆる[[ドローソース>ドローソース(TCG)]]を駆使する必要がある。
特に重要なのが《手札断殺》と《リチュアの儀水鏡》。前者はドローソースとデッキ削りを兼ね、後者は手札交換で生じたディスアドバンテージを軽減してくれる働きをする。
このデッキが猛威を振るった結果、&color(red){海外では}《イビリチュア・マインドオーガス》は制限カードに指定された…が、国内では規制は為されていない。
しかし、完全に[[ソリティア(TCG)]]系のデッキであるため、対人戦では使い辛く、先攻1killに特化しているためマッチ戦にも不向き。特にこのデッキは、相手にも手札交換を許してしまうため、手札誘発型のカードに非常に弱い(特に《イビリチュア・マインドオーガス》再利用を止めてしまう[[《D.D.クロウ》>D.D.クロウ(遊戯王OCG)]]は一番の天敵。)。
ドローソース・デッキ破壊・防御手段を兼ねる《一時休戦》の制限入りやマスタールール3の施行による先攻1ドローの廃止など、逆風は多い。
やはりこの手のデッキは一人回しや[[CPU]]戦でのソリティア・パズル要員、と考えたほうがいいだろう。ちなみにカードプールの都合上[[遊☆戯☆王タッグフォース]]でも再現可能である。
なお、このデッキは「自分のデッキを全て引き切り、その上で[[無限ループ]]を発生させる」ため、別に勝利手段はデッキ破壊に拘る必要はない。まぁドローカードをそのままエンドカードにしたほうが効率がいいため、実用性は皆無だが。
やるとすれば《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》を利用した無限ターン([[ワールドトランス(遊戯王OCG)]]のページも参照されたし)とかだろうか? TODのルール自体が廃止されたため、これもあまり意味はないが…
因みに上半身に《[[リチュア・エリアル>リチュア・エリアル(遊戯王OCG)]]》らしき人物の姿が見える。恐らく彼女の儀式体がこの《イビリチュア・マインドオーガス》なのだろう。
下半身はその外観からカサゴ目の魚、ホウボウの仲間だと思われる。
追記・修正お願いします。
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- イラストについても触れてあげてよぉ! -- 名無しさん (2015-01-08 05:20:30)
- いいよねイラスト。可愛くて -- 名無しさん (2015-01-08 07:19:43)
- イラストは上見てかわいい!ってなって下の節足見てウェ!ってなった -- 名無しさん (2015-01-08 23:28:32)
- ↑ だがそれがいい。 -- 名無しさん (2015-01-09 10:37:56)
- イラスト見てデビルガンダムが真っ先に思い浮かんだ -- 名無しさん (2015-01-09 10:46:35)
- 墓地の罠を回収しつつ展開できるから、狡猾な落とし穴を積んでは回収してアドバンテージを稼ぐ使い方もあり。 -- 名無しさん (2015-11-20 01:25:56)
- マインドオーガスの進化形態と思わしきネーレイマナスが登場予定。禍々しいマインドオーガスに対して、あちらはナタリア改心後の時間軸なのか神々しい見た目に変化してる -- 名無しさん (2022-09-26 09:48:06)
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