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アクア・メルゲ - (2025/07/08 (火) 23:07:00) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2015/01/19 Mon 01:39:21
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){
&sizex(6){&bold(){&color(blue){「貴殿が良き戦士と出会い、共に戦えることを望まん。」}}}
&blankimg(アクア・メルゲ.jpg,width=400,height=429)
&sizex(6){&bold(){&color(blue){否男はもういないがメルゲイナーの心は忘れない!}}}
}
#right(){&sizex(4){&bold(){((画像出典:pixiv イラストレーター由利 真珠郎氏 『DM-アクア・メルゲ』 2011年5月9日投稿 https://www.pixiv.net/artworks/18761697 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids))}}}
《&bold(){アクア・メルゲ}》とは、[[TCG>トレーディングカードゲーム(TCG)]]「[[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(TCG)]]」のクリーチャー。
DM-37で登場した[[リキッド・ピープル>リキッド・ピープル(デュエル・マスターズ)]]。
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*解説
|&bold(){&color(blue){アクア・メルゲ}} 水文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 1000|
|自分のターン中、自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。|
見ての通り、ただのバニラである《[[アクア・ビークル]]》の完全上位互換。
コストが非常に軽いうえに、捨てながら引けるため墓地肥やしを手札を切らさずに行うことができる。
なお捨てたら引くのは強制。ライブラリアウトに注意…そこまで引けない気もしなくもないけど。
[[コントロール>コントロール(TCG)]]では使い勝手から《エマージェンシー・タイフーン》を優先させるケースが多かった。
しかし、[[ビートダウン>ビートダウン(TCG)]]では墓地進化の種を捨てながら手札を切らすこともないため、【青黒メルゲ墓地進化速攻】ではキーカードになっていた。
しかしこのカードの本質は、公式が最も嫌う&bold(){「無限ループ」の核となるキーパーツ}であった。
**【メルゲループワンショット】
|&bold(){&color(blue){疾封怒闘} &color(red){キューブリック}} 水/火文明 (7)|
|クリーチャー:アウトレイジ 6000|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。|
墓地に捨てられるたびに[[バウンス>バウンス(TCG)]]を続けられる[[アウトレイジ>アウトレイジ(デュエル・マスターズ)]]の《[[疾封怒闘 キューブリック]]》。
これを見たとある[[デッキ開発部>DMデッキ開発部]]の悪魔は考えた。
&bold(){何度でもただ出しできるクリーチャーを用意して、《疾封怒闘 キューブリック》を《アクア・メルゲ》の効果で捨ててはそいつをバウンスし続ければ無限ドローが出来て、《[[偽りの名 iFormula X]]》の[[エクストラウィン>特殊勝利(TCG)]]が容易なんじゃないだろうか}と。
そして白羽の矢が立ったのは、《盗掘人形モールス》であった。
|&bold(){&color(purple){盗掘人形モールス}} 闇文明 (5)|
|クリーチャー:デスパペット 2000|
|G・ゼロ-自分の墓地にクリーチャーが6体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。|
こいつなら、ただで出せるし、ただで出したついでに墓地のキューブリックをサルベージできる。
そしてサルベージしたキューブリックをモールス召喚時にメルゲ効果で捨てる。
手札は増えて《偽りの名 iFormula X》の効果で、&bold(){わぁい、コンボー}
…うん、マジでこんなひどいループコンボをユウヤくんは公式で紹介したんですよ。
これを見たデュエリストたちは…
&bold(){このループコンボ、フォーミュラエクストラウィンになってるからiFormulaX出す部分も考えてロマンコンボになってる。}
&font(b,red){だけどこれ、《ルナ・コスモビュー》とそれにのっけてソウルシフトで降臨した《超電磁マクスウェルΖ》、それに}[[&font(b,red){《百万超邪 クロスファイア》}>百万超邪 クロスファイア]]&font(b,red){でワンショットキルできるな?}
マクスウェルΖのおかげで[[S・トリガー>S・トリガー(デュエル・マスターズ)]]は発動せず、キューブリックは墓地発動のため《巨人の覚醒者セツダン》のバウンス耐性もきかず、
そのまま押し切れるためエグいワンショットキルになってしまうのだった。
メルゲがピン挿しでも効率こそ落ちるが仕込めるため、メルゲが殿堂入りするはめになったがまだまだ現役だった。
エーツーが隙あれば仕込もうとしてましたからねこれ…
後にモールス、そしてキューブリックも[[殿堂入り>殿堂入り(デュエル・マスターズ)]]したためループは消滅したが。
というか、キューブリックがいなければメルゲは低コストデッキの救世主としてのポジでいられたのでほぼ被害者である。&s(){このときは}
ついでにモールス…はどっちみち【[[墓地ソース>墓地ソース(デュエル・マスターズ)]]】に多大な寄与をしてるからどうしようもないか。
これらのコンボは【メルゲループワンショット】といわれ、墓地ソースと共に暴れまわった…
というかパーツがほぼ共通するのでメルゲループを取り入れたビートダウンが生まれた。
コントロールで場を整えるコンボデッキなら隙がたくさんあるんだけど、どこの世の中に
&bold(){ビートダウンでコンボ要件を整える頭のおかしいデッキが許される道理があるというんだ}。
パーツが死のうが片っ端からモールスでつり上げればいいとか、案外普通にGTクロスファイアが出せてそのまま押しきれるとか、
とかくいろいろ酷いデッキであった。
現在は《天災超邪 クロスファイア 2nd》の存在もあるため、「殿堂ゼロデュエル」でのワンショット成功率は格段に上昇している。
メルゲは[[犠牲になったのだ]]…[[墓地アドバンテージ>アドバンテージ(TCG)]]とかいう概念の犠牲にな…
なお現在[[リキッド・ピープル>リキッド・ピープル(デュエル・マスターズ)]]フィーチャーが強いが、ビートでは割といまでも役に立つ。
願わくは4枚と言わずとも2〜3投はしたかった。
''が、悪友はさらにやってきた''
**【メルゲドッカンデイヤー】
|&bold(){&color(red){MEGATOON・ドッカンデイヤー}} VR 火文明 (5)|
|クリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 5000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべて捨てる。|
|自分の手札を1枚捨てた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)|
手札が捨てられるたびにクリーチャーが増える。
その結果として[[超GR>超GR(デュエル・マスターズ)]]をすべて出し切ることが可能に。
とはいえアクア・メルゲは殿堂入りカードであるため、揃えるのは難しいかと思われた。
が……
|&bold(){&color(green){生命と大地と轟破の決断}} SR 自然文明 (5)|
|呪文|
|この呪文を自分のマナゾーンから唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►自分の山札の上から1枚目を、タップしてマナゾーンに置く。|
|►コスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。|
|►このターン、自分のクリーチャー1体はパワー+3000され、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。|
《[[生命と大地と轟破の決断>パーフェクト呪文(デュエル・マスターズ)]]》のおかげで、コンボパーツを比較的妨害されにくいマナゾーンにためておいてドッカンテイヤーと2体同時に呼び出せるように。
《神秘の宝箱》などでサーチされたり、《逆転のオーロラ》での盾落ちケアの後に出てくる様は殿堂入りカードである意味をなくしてしまっていた。
また、《生命と大地と轟破の決断》と同時にGRクリーチャー側にもcipでマナゾーンから踏み倒しができる《マリゴルドⅢ》が登場、それで《[[百発人形マグナム]]》を呼び出せばあとはメルゲで《[[悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス]]》等のカードを捨てれば''無限にGRクリーチャーのcipを連発''できるように。
後はお互いに強制ドローを行わせる《ツタンメカーネン》で[[ライブラリアウト>デッキ破壊(TCG)]]させることが可能である。
このような状況を見てか、2019年12月18日、翌2020年元日を以て''[[プレミアム殿堂>プレミアム殿堂(デュエル・マスターズ)]]''される運びとなった。
その告知の2日後に発売されるパックに自力でGRに戻るやべーやつらの存在が既に公表されていたため、驚かれる声はあまりなかったのも事実である。
**まとめ
>自分のターン中、自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。
というこのカードの効果は、言い換えると以下のようになる。
>&color(#F54738){&bold(){バトルゾーンに自分のクリーチャーを出すことさえできれば、自分の手札の枚数を維持しつつ、同じターン中に無限に墓地のリソースを稼げる。}}
こう書くと、とても2コスのカードとは言えない性能であることは明らかだろう。わずか2コスで永続的にリソースを確保できるのだ。
共に暴れたのがたまたま《キューブリック》や《モールス》、《ドッカンデイヤー》だっただけで、&bold(){「墓地にカードを捨てることで、追加効果が起こるカード」が出るたびに無限ループの起爆剤となりうる}ため、いずれ規制されていたことは明らかであろう。
【メルゲループワンショット】で殿堂入りした際は「被害者」と言われることが多かったが、ヤバさが知れ渡った現在ではそのような声はほぼない。
何なら「&bold(){一生プレミアム殿堂}」と言う声が大半である。
なお、[[更に容易に墓地利用ループができるカード>絶望神サガ]]が登場するのは後の話…&s(){タカラトミーはこのカードから何を学んだんだ。}
*関連カード
|&bold(){&color(purple){否男}} 闇文明 (2)|
|クリーチャー:ヘドリアン 2000|
|B・ソウル|
|いずれかの墓地にカードが置かれた時、そのターン、バトルゾーンにある自分の、コスト2以下のクリーチャーはすべて「スレイヤー」を得る。|
メルゲとは同弾収録でコンビも組んでいる相棒。
否男がソウル持ちなのに対してメルゲはソウルは持たないが、効果は噛み合っており実際に組ませると強い。
そして合体すると《電脳妖魔メルゲイナー》なんてクリーチャーになったりする。
|&bold(){&color(blue){電脳}&color(purple){妖魔}&color(blue){メルゲ}&color(purple){イナー}} 水/闇文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル/ヘドリアン 1000|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、このクリーチャーは「スレイヤー」を得る。|
|このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、カードを1枚引いてもよい。|
何故か[[ゴッド>ゴッド(デュエル・マスターズ)]]サポートになる。
[[当時>覚醒編(デュエル・マスターズ)]]ゴッドフィーチャーはしていなかったのだが、[[神帝]]がテーマのデッキに収録された都合だろうか。
おそらくメルゲの良き相棒は否男で決定だろう…が、[[ブラック・ボックス・パック>ブラック・ボックス・パック(デュエル・マスターズ)]]では否男の死亡がメルゲ再録テキストで判明した。
|&bold(){&color(purple){メルゲ否男}} P(C) 闇文明 (3)|
|クリーチャー:ヘドリアン 3000|
|このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。|
|スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|&bold(){&color(red){「今も我らの願いはただひとつ」}} P(C) 火文明 (1)|
|呪文|
|自分の手札を1枚捨て、その後、カードを1枚引く。|
しかしその後、[[ツインパクト>ツインパクト(デュエル・マスターズ)]]の力を携えてどうにか復活できたようである。
メルゲイナーと同様に2体が合体したかのような名前をしているが、文明については闇単色の否男寄りで、しかし効果はメルゲ寄りという何ともチグハグなクリーチャー。
呪文側はメルゲの手札交換を一発限りにしたような効果で、詠唱後も墓地召喚でクリーチャー側を場に出してスマッシュ・バースで呪文を再発動、というコンセプトかと思われる。
|&bold(){&color(blue){電脳 メルゲ-2}} UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル/ディスタス 1000|
|このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。その後、バトルゾーンに自分のディスペクターがなければ、自分の手札を2枚捨てる。|
|ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)|
今度はメルゲ単体が[[ディスタス>ディスタス(デュエル・マスターズ)]]に取り込まれてしまった。
ディスタスらしくササゲール2でコスト軽減して[[ディスペクター>ディスペクター(デュエル・マスターズ)]]をサポートしてくれる。
cipでは自分のディスペクターが場にいれば2枚ドローとして機能するが、逆にいなければドロー後に2枚捨てなければならず、メルゲの手札交換が歪な形で再現されている。
|&bold(){&color(purple){コート=メルゲイト}} UC 闇文明 (2)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 1000|
|自分のターン中、自分の他のアビスが出た時、自分の手札からカードを1枚捨ててもよい。そうしたら、自分の墓地からアビスを1枚手札に戻してもよい。|
公認グランプリで活躍してきたカードをピックアップしたDM23-EX2では当然メルゲも取り上げられ、コートを依り代とする[[アビスロイヤル>アビスロイヤル(デュエル・マスターズ)]]にリメイクされた。
これにより、ついにメルゲ単体で闇文明となってしまった。否男ェ…
効果は[[アビス>アビス(デュエル・マスターズ)]]の着地に反応し、手札と墓地のアビス・カードをそれぞれ交換するというもの。
墓地利用が盛んなアビスにとってはありがたい能力で、アビスラッシュで墓地から展開したいカードを落としつつ再利用したい呪文を回収できる。
*[[デュエル・マスターズ プレイス]]
|&bold(){&color(blue){アクア・メルゲ}} 水文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 1000|
|自分のターン中、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する)|
DMPP-14「爆竜覚醒録 -DIABOLIC CRISIS-」にて収録。
当然の話ではあるがTCG版で散々に暴れたスペックがそのまま持ち越されるはずもなく、能力起動が各タトーン1回のみに制限を受けるという弱体化を強いられた。
能力の弱体化の影響かレアリティもアンコモンに降格しているが、単純な手札交換が可能なクリーチャーとして見ればアンコモンの割には普通に優れた性能ではある。
*「我らの願い」って何だ?
メルゲ否男の呪文面であるこの「我らの願い」の文言、これは否男とメルゲの共通した願い事である。
その理由は単純明快、メルゲイナーのフレーバーテキストにも同様の文言が書かれているからである。
さらに、メルゲイナーの収録は2010年であり、メルゲ否男の収録は2019年であることからおよそ9年も願いが変わっていないことが分かる。
このことよりさぞ執念深い願い事なのだろうな...と思うことだろう。
が、その肝心の願いの内容は描写されていないため詳しいことも何も、一切不明である。
さらにアクア・メルゲのフレーバーテキストには願いの内容どころか"願い"の"願"の字すらすら出てきておらず、まるで知ったことかと言わんばかりにいる。((否男の方にはそもそもフレーバーテキストが書かれていない上、一度も再録されていない))
&s(){このままでは内容が何もない、虚無を空虚に叫んでいる痛い[[厨二病]]のように彼らのことを感じることであろう。}
だが安心してほしい。
一応公式からの明確な答えは出ていないがこの内容の推測は可能である。
現実世界のメルゲイナーの収録は[[神帝]]をテーマにしたデッキであり、同様に同じデッキに収録されている[[新月の脈城オリジナル・ハート]]とシナジーするものである。
オリジナル・[[ハート]]とは[[神帝]]の、言うなれば根城的存在であり、神帝とは切っては離せない存在である。
神帝の配下であるオリジンは勢力を拡大させるうえで同族とする能力を持ち、ハイブリッド種族を作成できる。((これにはアークという存在があり、簡単に言うとオリジンが持つ古代技術であり他のクリーチャーを支配する能力である))
元々のオリジンは神帝の思想を根強く受け継いでいるためこのシナジー能力を持つメルゲイナーも同様に、同様の思想を持っていると考えられる。
このことからこの願いの内容とは神化編の背景ストーリーを考慮して導き出すと「立ちはだかる新世代のクリーチャーらの打倒(もとい、粛清)」と推測できる。
#openclose(show=だが...){ここまであたかもメルゲイナーがオリジンであるかのように語ってきたところ申し訳ないのだが、彼(彼ら?)はなんと&bold(){種族に一切オリジンをもっていない。}
分離したメルゲも否男も種族にオリジンは持っていない。つまりメルゲイナーはオリジンの思想に洗脳されておらず、それでいて[[神帝]]の配下であることになる。
背景ストーリーではオリジンは消滅して絶滅した((パーロックなどのほんの一部を除いて))。彼らも同じく配下であるはずであるため死亡したはずである。だが彼らは後にメルゲと否男としてそれぞれ別々に登場を成しているため生き残ったことが分かる。
これには彼らはオリジンによる洗脳にかけられておらず、自身がオリジンでなかったことから自我を無事に保っていたことが理由である。
よってこの「立ちはだかる新世代のクリーチャーらの打倒」の願いは違うことになる。
では他に何が...?
すこし待ってほしい。
何も願いが違う、と言ってもそれが&bold(){本心から言った}ことではないとは言っていない。
どういうことかと言うと、以下の通り。
-オリジン軍が侵略してきた。どうしよう?
-たまたまで出会ったメルゲ/否男とコンビを組んで逆にオリジンに潜入すればよくね?
-なんかコンビを組んだらゴットサポート能力生えてきた。
-そのゴットサポートのお陰でオリジンでないとバレなかった。
-表でオリジンでないと露見すると当然抹殺対象または洗脳対象であるためいけないので、「我ら(オリジン)の願いはただ一つ(立ちはだかる新世代のクリーチャーらの打倒)!」と内心は全く思っていない嘘を言って誤魔化していた。
その証拠としてメルゲのフレーバーテキストには願いのことなど一切書かれていないと考えると納得がゆく。
つまり彼らはコンビを組み、殺されないように日々を耐え抜いて[[超神羅ロマノフカイザーNEX]]がオリジンを消滅させるところで隙を見て逃げ出した。
そして逃げ出す前後のいずれかでコンビの必要性が無くなったためコンビ解消した。
また否男はもういない、とあるがこれはコンビ解消した後それぞれが各文明に帰り、否男は不明だがメルゲはフレーバーテキストにある水軍に栄光あれ!というところより水軍に所属しているということが分かる。
神化編ではコンビであった否男は暫しの間を置いて始まった覚醒編で闇文明が敵として回っていることから闇文明の否男とはもう二度と会えない、と悟り過去のコンビでの記憶はせめて忘れないようにとメルゲイナーの心は忘れない!、とこのようなコメントをしたのだと考えるとブラック・ボックス・パックというメタ要素を抜きにしても非常に辻褄が合う。
}
*先に行(逝)ってしまったのを追いかけて
超ブラック・ボックス・パック版のフレーバーテキストは中々に面白いことになっている。
>お前だけを… ――[[盗掘人形モールス]]
>先にはいかせない。―― [[封怒闘 キューブリック>疾封怒闘 キューブリック]]((誤植で[[疾封怒闘 キューブリック]]の名前が封怒闘 キューブリックと誤植されている(疾の字が抜けている)。))
ループ仲間(?)である彼らは実際にメルゲが2013年6月22日に一足先に殿堂入りしたのを見て上記のように対抗心を燃やしたのか、はたまた彼を一人にさせまいとしたのか、2014年3月15日、5月24日にそれぞれモールス、キューブリックの順に追いかける形で殿堂入りしている。
上記はその様相をフレーバーテキスト化したものである。
いや、&bold(){お前ら仲良すぎかよ。}
その後彼はまた一足先にプレミアム殿堂したがまた彼らが追いかけてプレミアム殿堂する日は果たして来るのだろうか?
追記・修正はメルゲとモールスとキューブリックが仲良く温泉に入っているところを想像してからお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,4)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 公式が環境ぶっ壊してどうすんだよ… -- 名無しさん (2015-01-19 08:13:52)
- そういや紅蓮ゾルゲも公式だっけ……それはそうとこれ、殿堂ゼロでキクチパトロールとも上手くやれば戦えそうだな。キューブリックが丁度パトロールメタになるし -- 名無しさん (2015-01-19 09:20:18)
- キクチあたりを綺麗に処理しつつ墓地を手早くこやせればいける。キクチを処理できないと詰まるが -- 名無しさん (2015-01-19 09:45:44)
- こいつ殿堂解除するか気になるわ。まだおさ -- 名無しさん (2016-01-31 16:57:24)
- 黒箱で悪友たちに引き留められていたな -- 名無しさん (2016-02-03 00:44:03)
- 相方がヘドリアン屈指のイケメン -- 名無しさん (2016-05-22 07:29:12)
- 新たな相方(メガトーン・パーフェクトネイチャー)を手に入れてしまった為温泉行きに… -- 名無しさん (2019-12-17 20:56:57)
- わずか2コスで永続的に手札と墓地に干渉できるループするために生まれてきたようなバグ。「メルゲは悪くない」は流石に言えないでしょ・・・。 -- 名無しさん (2022-02-09 23:36:47)
- ぶっちゃけポケカ以外のカードゲームにいてもにいても禁止になってるよ、遊戯王でいたらエグゾディアが秒で揃うし -- 名無しさん (2022-06-25 20:31:47)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}:2015/01/19 Mon 01:39:21
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます
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&sizex(6){&bold(){&color(blue){否男はもういないがメルゲイナーの心は忘れない!}}}
}
#right(){&sizex(4){&bold(){((画像出典:pixiv イラストレーター由利 真珠郎氏 『DM-アクア・メルゲ』 2011年5月9日投稿 https://www.pixiv.net/artworks/18761697 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids))}}}
《&bold(){アクア・メルゲ}》とは、[[TCG>トレーディングカードゲーム(TCG)]]「[[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(TCG)]]」のクリーチャー。
DM-37で登場した[[リキッド・ピープル>リキッド・ピープル(デュエル・マスターズ)]]。
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}
*解説
|&bold(){&color(blue){アクア・メルゲ}} 水文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 1000|
|自分のターン中、自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。|
見ての通り、ただのバニラである《[[アクア・ビークル]]》の完全上位互換。
コストが非常に軽いうえに、捨てながら引けるため墓地肥やしを手札を切らさずに行うことができる。
なお捨てたら引くのは強制。ライブラリアウトに注意…そこまで引けない気もしなくもないけど。
[[コントロール>コントロール(TCG)]]では使い勝手から《エマージェンシー・タイフーン》を優先させるケースが多かった。
しかし、[[ビートダウン>ビートダウン(TCG)]]では墓地進化の種を捨てながら手札を切らすこともないため、【青黒メルゲ墓地進化速攻】ではキーカードになっていた。
しかしこのカードの本質は、公式が最も嫌う&bold(){「無限ループ」の核となるキーパーツ}であった。
**【メルゲループワンショット】
|&bold(){&color(blue){疾封怒闘} &color(red){キューブリック}} 水/火文明 (7)|
|クリーチャー:アウトレイジ 6000|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。|
墓地に捨てられるたびに[[バウンス>バウンス(TCG)]]を続けられる[[アウトレイジ>アウトレイジ(デュエル・マスターズ)]]の《[[疾封怒闘 キューブリック]]》。
これを見たとある[[デッキ開発部>DMデッキ開発部]]の悪魔は考えた。
&bold(){何度でもただ出しできるクリーチャーを用意して、《疾封怒闘 キューブリック》を《アクア・メルゲ》の効果で捨ててはそいつをバウンスし続ければ無限ドローが出来て、《[[偽りの名 iFormula X]]》の[[エクストラウィン>特殊勝利(TCG)]]が容易なんじゃないだろうか}と。
そして白羽の矢が立ったのは、《盗掘人形モールス》であった。
|&bold(){&color(purple){盗掘人形モールス}} 闇文明 (5)|
|クリーチャー:デスパペット 2000|
|G・ゼロ-自分の墓地にクリーチャーが6体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。|
こいつなら、ただで出せるし、ただで出したついでに墓地のキューブリックをサルベージできる。
そしてサルベージしたキューブリックをモールス召喚時にメルゲ効果で捨てる。
手札は増えて《偽りの名 iFormula X》の効果で、&bold(){わぁい、コンボー}
…うん、マジでこんなひどいループコンボをユウヤくんは公式で紹介したんですよ。
これを見たデュエリストたちは…
&bold(){このループコンボ、フォーミュラエクストラウィンになってるからiFormulaX出す部分も考えてロマンコンボになってる。}
&font(b,red){だけどこれ、《ルナ・コスモビュー》とそれにのっけてソウルシフトで降臨した《超電磁マクスウェルΖ》、それに}[[&font(b,red){《百万超邪 クロスファイア》}>百万超邪 クロスファイア]]&font(b,red){でワンショットキルできるな?}
マクスウェルΖのおかげで[[S・トリガー>S・トリガー(デュエル・マスターズ)]]は発動せず、キューブリックは墓地発動のため《巨人の覚醒者セツダン》のバウンス耐性もきかず、
そのまま押し切れるためエグいワンショットキルになってしまうのだった。
メルゲがピン挿しでも効率こそ落ちるが仕込めるため、メルゲが殿堂入りするはめになったがまだまだ現役だった。
エーツーが隙あれば仕込もうとしてましたからねこれ…
後にモールス、そしてキューブリックも[[殿堂入り>殿堂入り(デュエル・マスターズ)]]したためループは消滅したが。
というか、キューブリックがいなければメルゲは低コストデッキの救世主としてのポジでいられたのでほぼ被害者である。&s(){このときは}
ついでにモールス…はどっちみち【[[墓地ソース>墓地ソース(デュエル・マスターズ)]]】に多大な寄与をしてるからどうしようもないか。
これらのコンボは【メルゲループワンショット】といわれ、墓地ソースと共に暴れまわった…
というかパーツがほぼ共通するのでメルゲループを取り入れたビートダウンが生まれた。
コントロールで場を整えるコンボデッキなら隙がたくさんあるんだけど、どこの世の中に
&bold(){ビートダウンでコンボ要件を整える頭のおかしいデッキが許される道理があるというんだ}。
パーツが死のうが片っ端からモールスでつり上げればいいとか、案外普通にGTクロスファイアが出せてそのまま押しきれるとか、
とかくいろいろ酷いデッキであった。
現在は《天災超邪 クロスファイア 2nd》の存在もあるため、「殿堂ゼロデュエル」でのワンショット成功率は格段に上昇している。
メルゲは[[犠牲になったのだ]]…[[墓地アドバンテージ>アドバンテージ(TCG)]]とかいう概念の犠牲にな…
なお現在[[リキッド・ピープル>リキッド・ピープル(デュエル・マスターズ)]]フィーチャーが強いが、ビートでは割といまでも役に立つ。
願わくは4枚と言わずとも2〜3投はしたかった。
''が、悪友はさらにやってきた''
**【メルゲドッカンデイヤー】
|&bold(){&color(red){MEGATOON・ドッカンデイヤー}} VR 火文明 (5)|
|クリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 5000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべて捨てる。|
|自分の手札を1枚捨てた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)|
手札が捨てられるたびにクリーチャーが増える。
その結果として[[超GR>超GR(デュエル・マスターズ)]]をすべて出し切ることが可能に。
とはいえアクア・メルゲは殿堂入りカードであるため、揃えるのは難しいかと思われた。
が……
|&bold(){&color(green){生命と大地と轟破の決断}} SR 自然文明 (5)|
|呪文|
|この呪文を自分のマナゾーンから唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►自分の山札の上から1枚目を、タップしてマナゾーンに置く。|
|►コスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。|
|►このターン、自分のクリーチャー1体はパワー+3000され、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。|
《[[生命と大地と轟破の決断>パーフェクト呪文(デュエル・マスターズ)]]》のおかげで、コンボパーツを比較的妨害されにくいマナゾーンにためておいてドッカンテイヤーと2体同時に呼び出せるように。
《神秘の宝箱》などでサーチされたり、《逆転のオーロラ》での盾落ちケアの後に出てくる様は殿堂入りカードである意味をなくしてしまっていた。
また、《生命と大地と轟破の決断》と同時にGRクリーチャー側にもcipでマナゾーンから踏み倒しができる《マリゴルドⅢ》が登場、それで《[[百発人形マグナム]]》を呼び出せばあとはメルゲで《[[悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス]]》等のカードを捨てれば''無限にGRクリーチャーのcipを連発''できるように。
後はお互いに強制ドローを行わせる《ツタンメカーネン》で[[ライブラリアウト>デッキ破壊(TCG)]]させることが可能である。
このような状況を見てか、2019年12月18日、翌2020年元日を以て''[[プレミアム殿堂>プレミアム殿堂(デュエル・マスターズ)]]''される運びとなった。
その告知の2日後に発売されるパックに自力でGRに戻るやべーやつらの存在が既に公表されていたため、驚かれる声はあまりなかったのも事実である。
**まとめ
>自分のターン中、自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。
というこのカードの効果は、言い換えると以下のようになる。
>&color(#F54738){&bold(){バトルゾーンに自分のクリーチャーを出すことさえできれば、自分の手札の枚数を維持しつつ、同じターン中に無限に墓地のリソースを稼げる。}}
こう書くと、とても2コスのカードとは言えない性能であることは明らかだろう。わずか2コスで永続的にリソースを確保できるのだ。
共に暴れたのがたまたま《キューブリック》や《モールス》、《ドッカンデイヤー》だっただけで、&bold(){「墓地にカードを捨てることで、追加効果が起こるカード」が出るたびに無限ループの起爆剤となりうる}ため、いずれ規制されていたことは明らかであろう。
【メルゲループワンショット】で殿堂入りした際は「被害者」と言われることが多かったが、ヤバさが知れ渡った現在ではそのような声はほぼない。
何なら「&bold(){一生プレミアム殿堂}」と言う声が大半である。
なお、[[更に容易に墓地利用ループができるカード>絶望神サガ]]が登場するのは後の話…&s(){タカラトミーはこのカードから何を学んだんだ。}
*関連カード
|&bold(){&color(purple){否男}} 闇文明 (2)|
|クリーチャー:ヘドリアン 2000|
|B・ソウル|
|いずれかの墓地にカードが置かれた時、そのターン、バトルゾーンにある自分の、コスト2以下のクリーチャーはすべて「スレイヤー」を得る。|
メルゲとは同弾収録でコンビも組んでいる相棒。
否男がソウル持ちなのに対してメルゲはソウルは持たないが、効果は噛み合っており実際に組ませると強い。
そして合体すると《電脳妖魔メルゲイナー》なんてクリーチャーになったりする。
|&bold(){&color(blue){電脳}&color(purple){妖魔}&color(blue){メルゲ}&color(purple){イナー}} 水/闇文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル/ヘドリアン 1000|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、このクリーチャーは「スレイヤー」を得る。|
|このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、カードを1枚引いてもよい。|
何故か[[ゴッド>ゴッド(デュエル・マスターズ)]]サポートになる。
[[当時>覚醒編(デュエル・マスターズ)]]ゴッドフィーチャーはしていなかったのだが、[[神帝]]がテーマのデッキに収録された都合だろうか。
おそらくメルゲの良き相棒は否男で決定だろう…が、[[ブラック・ボックス・パック>ブラック・ボックス・パック(デュエル・マスターズ)]]では否男の死亡がメルゲ再録テキストで判明した。
|&bold(){&color(purple){メルゲ否男}} P(C) 闇文明 (3)|
|クリーチャー:ヘドリアン 3000|
|このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。|
|スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|&bold(){&color(red){「今も我らの願いはただひとつ」}} P(C) 火文明 (1)|
|呪文|
|自分の手札を1枚捨て、その後、カードを1枚引く。|
しかしその後、[[ツインパクト>ツインパクト(デュエル・マスターズ)]]の力を携えてどうにか復活できたようである。
メルゲイナーと同様に2体が合体したかのような名前をしているが、文明については闇単色の否男寄りで、しかし効果はメルゲ寄りという何ともチグハグなクリーチャー。
呪文側はメルゲの手札交換を一発限りにしたような効果で、詠唱後も墓地召喚でクリーチャー側を場に出してスマッシュ・バースで呪文を再発動、というコンセプトかと思われる。
|&bold(){&color(blue){電脳 メルゲ-2}} UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル/ディスタス 1000|
|このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。その後、バトルゾーンに自分のディスペクターがなければ、自分の手札を2枚捨てる。|
|ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)|
今度はメルゲ単体が[[ディスタス>ディスタス(デュエル・マスターズ)]]に取り込まれてしまった。
ディスタスらしくササゲール2でコスト軽減して[[ディスペクター>ディスペクター(デュエル・マスターズ)]]をサポートしてくれる。
cipでは自分のディスペクターが場にいれば2枚ドローとして機能するが、逆にいなければドロー後に2枚捨てなければならず、メルゲの手札交換が歪な形で再現されている。
|&bold(){&color(purple){コート=メルゲイト}} UC 闇文明 (2)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 1000|
|自分のターン中、自分の他のアビスが出た時、自分の手札からカードを1枚捨ててもよい。そうしたら、自分の墓地からアビスを1枚手札に戻してもよい。|
公認グランプリで活躍してきたカードをピックアップしたDM23-EX2では当然メルゲも取り上げられ、コートを依り代とする[[アビスロイヤル>アビスロイヤル(デュエル・マスターズ)]]にリメイクされた。
これにより、ついにメルゲ単体で闇文明となってしまった。否男ェ…
効果は[[アビス>アビス(デュエル・マスターズ)]]の着地に反応し、手札と墓地のアビス・カードをそれぞれ交換するというもの。
墓地利用が盛んなアビスにとってはありがたい能力で、アビスラッシュで墓地から展開したいカードを落としつつ再利用したい呪文を回収できる。
*[[デュエル・マスターズ プレイス]]
|&bold(){&color(blue){アクア・メルゲ}} 水文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 1000|
|自分のターン中、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する)|
DMPP-14「爆竜覚醒録 -DIABOLIC CRISIS-」にて収録。
当然の話ではあるがTCG版で散々に暴れたスペックがそのまま持ち越されるはずもなく、能力起動が各タトーン1回のみに制限を受けるという弱体化を強いられた。
能力の弱体化の影響かレアリティもアンコモンに降格しているが、単純な手札交換が可能なクリーチャーとして見ればアンコモンの割には普通に優れた性能ではある。
*「我らの願い」って何だ?
メルゲ否男の呪文面であるこの「我らの願い」の文言、これは否男とメルゲの共通した願い事である。
その理由は単純明快、メルゲイナーのフレーバーテキストにも同様の文言が書かれているからである。
さらに、メルゲイナーの収録は2010年であり、メルゲ否男の収録は2019年であることからおよそ9年も願いが変わっていないことが分かる。
このことよりさぞ執念深い願い事なのだろうな...と思うことだろう。
が、その肝心の願いの内容は描写されていないため詳しいことも何も、一切不明である。
さらにアクア・メルゲのフレーバーテキストには願いの内容どころか"願い"の"願"の字すらすら出てきておらず、まるで知ったことかと言わんばかりにいる。((否男の方にはそもそもフレーバーテキストが書かれていない上、一度も再録されていない))
&s(){このままでは内容が何もない、虚無を空虚に叫んでいる痛い[[厨二病]]のように彼らのことを感じることであろう。}
だが安心してほしい。
一応公式からの明確な答えは出ていないがこの内容の推測は可能である。
現実世界のメルゲイナーの収録は[[神帝]]をテーマにしたデッキであり、同様に同じデッキに収録されている[[新月の脈城オリジナル・ハート]]とシナジーするものである。
オリジナル・[[ハート]]とは[[神帝]]の、言うなれば根城的存在であり、神帝とは切っては離せない存在である。
神帝の配下であるオリジンは勢力を拡大させるうえで同族とする能力を持ち、ハイブリッド種族を作成できる。((これにはアークという存在があり、簡単に言うとオリジンが持つ古代技術であり他のクリーチャーを支配する能力である))
元々のオリジンは神帝の思想を根強く受け継いでいるためこのシナジー能力を持つメルゲイナーも同様に、同様の思想を持っていると考えられる。
このことからこの願いの内容とは神化編の背景ストーリーを考慮して導き出すと「立ちはだかる新世代のクリーチャーらの打倒(もとい、粛清)」と推測できる。
#openclose(show=だが...){ここまであたかもメルゲイナーがオリジンであるかのように語ってきたところ申し訳ないのだが、彼(彼ら?)はなんと&bold(){種族に一切オリジンをもっていない。}
分離したメルゲも否男も種族にオリジンは持っていない。つまりメルゲイナーはオリジンの思想に洗脳されておらず、それでいて[[神帝]]の配下であることになる。
背景ストーリーではオリジンは消滅して絶滅した((パーロックなどのほんの一部を除いて))。彼らも同じく配下であるはずであるため死亡したはずである。だが彼らは後にメルゲと否男としてそれぞれ別々に登場を成しているため生き残ったことが分かる。
これには彼らはオリジンによる洗脳にかけられておらず、自身がオリジンでなかったことから自我を無事に保っていたことが理由である。
よってこの「立ちはだかる新世代のクリーチャーらの打倒」の願いは違うことになる。
では他に何が...?
すこし待ってほしい。
何も願いが違う、と言ってもそれが&bold(){本心から言った}ことではないとは言っていない。
どういうことかと言うと、以下の通り。
-オリジン軍が侵略してきた。どうしよう?
-たまたまで出会ったメルゲ/否男とコンビを組んで逆にオリジンに潜入すればよくね?
-なんかコンビを組んだらゴットサポート能力生えてきた。
-そのゴットサポートのお陰でオリジンでないとバレなかった。
-表でオリジンでないと露見すると当然抹殺対象または洗脳対象であるためいけないので、「我ら(オリジン)の願いはただ一つ(立ちはだかる新世代のクリーチャーらの打倒)!」と内心は全く思っていない嘘を言って誤魔化していた。
その証拠としてメルゲのフレーバーテキストには願いのことなど一切書かれていないと考えると納得がゆく。
つまり彼らはコンビを組み、殺されないように日々を耐え抜いて[[超神羅ロマノフカイザーNEX]]がオリジンを消滅させるところで隙を見て逃げ出した。
そして逃げ出す前後のいずれかでコンビの必要性が無くなったためコンビ解消した。
また否男はもういない、とあるがこれはコンビ解消した後それぞれが各文明に帰り、否男は不明だがメルゲはフレーバーテキストにある水軍に栄光あれ!というところより水軍に所属しているということが分かる。
神化編ではコンビであった否男は暫しの間を置いて始まった覚醒編で闇文明が敵として回っていることから闇文明の否男とはもう二度と会えない、と悟り過去のコンビでの記憶はせめて忘れないようにとメルゲイナーの心は忘れない!、とこのようなコメントをしたのだと考えるとブラック・ボックス・パックというメタ要素を抜きにしても非常に辻褄が合う。
}
*先に行(逝)ってしまったのを追いかけて
超ブラック・ボックス・パック版のフレーバーテキストは中々に面白いことになっている。
>お前だけを… ――[[盗掘人形モールス]]
>先にはいかせない。―― [[封怒闘 キューブリック>疾封怒闘 キューブリック]]((誤植で[[疾封怒闘 キューブリック]]の名前が封怒闘 キューブリックと誤植されている(疾の字が抜けている)。))
ループ仲間(?)である彼らは実際にメルゲが2013年6月22日に一足先に殿堂入りしたのを見て上記のように対抗心を燃やしたのか、はたまた彼を一人にさせまいとしたのか、2014年3月15日、5月24日にそれぞれモールス、キューブリックの順に追いかける形で殿堂入りしている。
上記はその様相をフレーバーテキスト化したものである。
いや、&bold(){お前ら仲良すぎかよ。}
その後彼はまた一足先にプレミアム殿堂したがまた彼らが追いかけてプレミアム殿堂する日は果たして来るのだろうか?
追記・修正はメルゲとモールスとキューブリックが仲良く温泉に入っているところを想像してからお願いします。
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- 公式が環境ぶっ壊してどうすんだよ… -- 名無しさん (2015-01-19 08:13:52)
- そういや紅蓮ゾルゲも公式だっけ……それはそうとこれ、殿堂ゼロでキクチパトロールとも上手くやれば戦えそうだな。キューブリックが丁度パトロールメタになるし -- 名無しさん (2015-01-19 09:20:18)
- キクチあたりを綺麗に処理しつつ墓地を手早くこやせればいける。キクチを処理できないと詰まるが -- 名無しさん (2015-01-19 09:45:44)
- こいつ殿堂解除するか気になるわ。まだおさ -- 名無しさん (2016-01-31 16:57:24)
- 黒箱で悪友たちに引き留められていたな -- 名無しさん (2016-02-03 00:44:03)
- 相方がヘドリアン屈指のイケメン -- 名無しさん (2016-05-22 07:29:12)
- 新たな相方(メガトーン・パーフェクトネイチャー)を手に入れてしまった為温泉行きに… -- 名無しさん (2019-12-17 20:56:57)
- わずか2コスで永続的に手札と墓地に干渉できるループするために生まれてきたようなバグ。「メルゲは悪くない」は流石に言えないでしょ・・・。 -- 名無しさん (2022-02-09 23:36:47)
- ぶっちゃけポケカ以外のカードゲームにいてもにいても禁止になってるよ、遊戯王でいたらエグゾディアが秒で揃うし -- 名無しさん (2022-06-25 20:31:47)
- キューブリックとモールスの手をすり抜けてメルゲは歴史の裏側にある温泉旅館に落ちていったとさ -- 名無しさん (2025-07-08 23:07:00)
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