店主(異世界食堂)

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&font(#6495ED){登録日}:2017/12/28 Thu 16:58:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){異世界食堂。}} #center(){&bold(){それが「向こうの連中」呼ぶ、うちの店のもう一つの名だ。}} 店主とは、[[ライトノベル]]『[[異世界食堂]]』の登場人物である。 アニメ版CV:[[諏訪部順一]] オフィス街にほど近い商店街の一角にあるごく普通の洋食屋、「ねこや」の主人。 開業者である祖父から店を受け継いだ二代目の店主。どちらかと言えば[[犬]]派。 店と同時に、週に一度[[土曜日]]のみ異世界へと繋がるねこやの「特別営業」を引き継ぎ、 向こうの世界の住人に料理を振る舞っている。 【人物・容姿】 作中現在で30代後半の中年男性。 あごひげを生やし、がっしりした体型と描写されている。 年相応に体力のピークは過ぎており、腹も出っ張っている模様。 名前は本編中では明らかにされていない。祖父と姪が共に「&ruby(ヤマガタ){山方}」姓であるため店主も同姓と思われる。 下の名前については作中で「マコくん」と呼ばれたことがあり、それに類するものと推定される。 かつて恋人もいたことがあったが、何かしらの事情で結婚する気はなく、現在も独身。 原作(書籍版)では後ろ姿のイラストが1枚のみ。作中描写を反映したふくよかな体型。 アニメ版では新規にデザインが描き起こされ、スマートなイメージとなっている。 漫画版では長めの髪や赤いスカーフなどアニメ版よりややオシャレな印象。口も達者である。 【店主・料理人として】 Web版では各話の冒頭で「普通のおっさん」「料理以外できません」と書かれている。 一方で先代店主の手伝いも含め、十数年ほど異世界と関わってきたため多少のトラブルや変わった客などにはさほど動じることもない胆力の持ち主である。 常連客たち(それも向こうの世界きっての強者たち)が料理のことで喧嘩を始めかけた時も、出禁を匂わせるだけで大人しくさせている。(アニメ1話にて) #openclose(show=●ネタバレ){ 実は向こうの世界で英雄と呼ばれた人物の血を継いでいるのだが、剣や魔法の素養は一切ない。 (当の英雄が「こっちの世界では必要ない」と考え教えなかったためでもあるが) また、&ruby(オーガ){鬼}の血が8分の1流れているが作中でその影響があると思われる描写は無い。 } 料理を作ること、食べること、人に食べてもらうことが好きな人物。 実質儲けにはなっていない特別営業も、先代から受け継いだものであると同時に彼自身の楽しみである。 休日も趣味と実益を兼ねた食べ歩きや、自宅での料理研究に費やしている。 土曜日の営業での売り上げは、とある常連から向こうの世界の食材を購入にあてている。(癒やしの霊薬もたまに買っている) その食材は店の料理を向こうの世界の住人の口に合うよう調整するための研究に使っている。 異世界食堂の性質上、非常時に飛び込んでくることなどもあるが、店を訪れた者は、大抵の場合客として扱うことにしている。 営業時間外の来客などにも状況が許す限り、料理を振る舞っている。 先代店主から詳しい話を聞いていないこともあるが、客の素性や向こうの世界の事情はあまり気にしないことにしており、 基本的に向こうの世界における立場や事情に関係なく、平等に客として扱う。 それでも先代からの常連客には多少親しみを感じているのかメニューの異世界語訳や他の客の忘れ物を届けてもらう、新メニューの試食などの頼み事をすることがある。 ねこや以外に中華料理店や喫茶店で働いた経験や、日頃の研究により料理のレパートリーは広い。 ねこやの[[デザート]]メニューの内、クレープやホットケーキなど簡単な菓子類も手がける。 ただし洋食以外のジャンルは先代に及んでいないと考えているため、先代からのメニューからいくつか外した料理もある。 (あまり洋食らしくないもの、仕込みに手間がかかるものなど) 一方で新メニューの開発にも熱心であり、賄いや日替わりで評判を見つつメニューを増やしている。 賄い、特に夕食ではそうした縛りもないため、思いつきや貰い物の食材を利用するなどで、多様なジャンルの料理をアレッタとクロに振る舞っている。 【来歴】 ・幼少期 両親を交通事故で早くに亡くし、以来祖父を親代わりとして育てられる。 この時点では土曜日の特別営業については知らされていない模様。 同じビル内にある洋菓子店「フライングパピー」の店長とは小学生時代からの幼馴染。 ある日、たまたま先代店主が不在の時、特別営業のねこやを訪れ、当時の常連である[[コロッケ>コロッケ(料理)]]ことヴィルヘイムに出会う。 その際おすそ分けのつもりで持ってきた、学校の授業で作ったジャガイモをヴィルヘイムの求めで売り渡した。 この事が後に向こうの世界における帝国の発展に寄与するのだが、本人はそのことを作中現在でも知らずにいる。 ・高校生時代 この間は、ねこやと同じ商店街にある[[中華料理]]屋「笑龍」でアルバイトとして2年間修行していた。 この時点では中華の料理人を目指している。 ・大学生時代 「フライングパピー」の店長と共に、喫茶店でバイトを始めている。 現在ねこやで出しているパフェやホットケーキなどの作り方はこの時覚える。 ・大学卒業後 先代店主が亡くなるまでは、手伝いとしてねこやで働く。 少なくともこの時点で特別営業のことを知り、実際に働いている。 また恋人がいたと思われる描写がある。 ・店主就任~現在 先代店主が亡くなってすぐ後から、土曜日の営業を含めて店を引き継ぐ。 以降もメニューの変更や向こうの世界で新たな店員を雇い入れるなど変化を加えつつ、立派に後を継いでいる。 ある時、十年ぶりに店を訪れた祖母から店の正面扉のマスターキーを渡され(それまでは合鍵を使用していた)、 「異世界食堂を終わらせる」権利も含めて真の意味で店の全てを託されることとなった。 【関連人物】 ・[[アレッタ>アレッタ(異世界食堂)]] 「向こうの世界」から雇い入れた、土曜日の営業限定のウェイトレス。 普通の学生バイトなどよりよほど熱心で覚えも早いため、十分な戦力として信頼している。 また、振る舞った賄いを心から美味しそうに食べる様子も含めて気に入っている模様。 彼女の生活事情を聞いて、料理のおすそ分けや生活用品を渡すなど色々と気にかけている。 ・[[黒(クロ)>黒(異世界食堂)]] Web版では毎週大量のチキンカレーを平らげていく常連の一人。 書籍版では特別営業における2人目のウェイトレス。給料は余りのチキンカレー。 彼女の正体については知らず、辺鄙な場所に住む、大食漢のエルフと認識している。 ・山方大樹(ヤマガタ ダイキ) 親代わりに育ててくれた祖父にしてねこやの先代店主。 亡くなる前から土曜日の営業を継いでくれるよう言い含められていた。 店主は早くから仕込まれていた洋食以外のジャンルでは、料理人として先代にいまだ及んでいないと考えている。 ただしデザートはお汁粉以外は不得手だったようで、店主が手伝い始めてからはパフェなどの菓子の調理は丸投げしていた。 妻が向こうの世界と繋げる魔道具を偶然入手し、異世界食堂の営業を提案したのは彼。 「料理屋のサービスは金じゃなくて料理でやれ」などの持論を大切に受け継いでいる。 ・山方歴(ヤマガタ コヨミ) 親代わりに育ててくれた祖母。 店主が店を継いで十年ほど経った日、店のマスターキーを託した。 向こうの世界の出身であり英雄と呼ばれた人物、本名は『ヨミ』だが夫が縁起が悪いということで書類問題を解消するときにコヨミ(暦)に改名している。 強大な力を持つクロや、自身がかつて敵対した魔族の末裔であるアレッタを雇い入れている店主に、少しだけ不安を感じている。((クロに関しては自身の出生にも大きく関わっており、更に彼女の加護を厚く受けている立場だったりする)) 夫との思い出の料理で初めてこちらの世界で口にした料理であるとんかつ定食が好物、家事も得意だが料理だけは夫の方が上手ということでノータッチだった。 特別営業で来店するときは表の扉から入店するが、元は向こうの世界の住人でそのまま表から出てしまうと故郷につながる可能性があり なにより本人は夫と同じ世界で骨を埋めたいことから帰るときは裏口から退店していた。 ・山方早希(ヤマガタ サキ) 店主の姪(兄の娘)。料理人を目指しており、修行を兼ねてねこやでバイトを始める。 平日の営業日、土曜の特別営業と共に調理の助手と給仕を兼ねて働く。 歴は夫の死後から彼女たちの元に身を寄せていたがバイトを始めるまでは特別営業のことは知らなかった。 長らくWeb版のみの登場キャラで書籍・アニメには登場していなかったが、書籍版6巻にてようやく登場。ただし、クロと役割が被ってしまうためか、彼女と一緒にいるシーンは無い。 ・店長 ねこやと同じビルにある洋菓子店「フライングパピー」の店長。ねこやにケーキ等の菓子を卸している。 店主とは小学生時代からの幼馴染。大学生時代には同じ喫茶店でバイトをした。 学生時代に事故で半身不随になりかけたが、先代店主が向こうの世界の薬を手に入れたことで事なきを得た。 特別営業のことも知っており毎週クッキーアソートを買うアレッタなどスイーツを好む常連は得意先として特別に割り引くなど協力的。 ・マスター ねこやと同じビルにあるバー「レオンハート」のマスター。ねこやに酒を卸している。 先代共々下戸である店主のため酒に関する相談に乗っている。 またねこやからもレオンハートで出すおつまみを出前として届けている。 こちらも特別営業は知っておりかつて酒類メーカーに勤めていた伝手を使って店主の要望に応えている。 ・春子 ねこやの店主が高校生時代に修行していた中華料理屋の店主の妻。 店主のこともよく知っており息子のように可愛がっている。 一応実子の夏華という娘がいるようだが故人の可能性が示唆されている。 またの追記・修正をお待ちしております #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 私たちの世界は異世界の力を封じる力でもあるのだろうか?料理は美味しいそうだった。じゅる・・・。 -- 名無しさん (2018-01-16 10:01:12) - 本名は山方誠かな? -- 名無しさん (2019-12-03 01:22:58) - 「特別な能力のない普通のオッサン」だから良いんだが、たまにそこに文句をつけたり二次創作であれこれやる人がいるよな。 -- 名無しさん (2021-10-27 14:27:34) - 常連にアレルギー持ちいないだけ幸運だね -- 名無しさん (2021-10-31 22:25:08) - あのレパートリー作れるのは鬼の血とかのおかげじゃないのか? -- 名無しさん (2022-05-05 00:11:07) - ↑2 多分だけど、異世界の文明レベル的にアレルギー持ちは長く生きられないんだと思う。食物アレルギーの体系的研究って20世紀入ってからだし(特定の人にのみ有害な食物という概念自体は紀元前からあるけど)。 -- 名無しさん (2022-07-08 21:42:29) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/12/28 Thu 16:58:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){異世界食堂。}} #center(){&bold(){それが「向こうの連中」呼ぶ、うちの店のもう一つの名だ。}} 店主とは、[[ライトノベル]]『[[異世界食堂]]』の登場人物である。 アニメ版CV:[[諏訪部順一]] オフィス街にほど近い商店街の一角にあるごく普通の洋食屋、「ねこや」の主人。 開業者である祖父から店を受け継いだ二代目の店主。どちらかと言えば[[犬]]派。 店と同時に、週に一度[[土曜日]]のみ異世界へと繋がるねこやの「特別営業」を引き継ぎ、 向こうの世界の住人に料理を振る舞っている。 【人物・容姿】 作中現在で30代後半の中年男性。 あごひげを生やし、がっしりした体型と描写されている。 年相応に体力のピークは過ぎており、腹も出っ張っている模様。 名前は本編中では明らかにされていない。祖父と姪が共に「&ruby(ヤマガタ){山方}」姓であるため店主も同姓と思われる。 下の名前については作中で「マコくん」と呼ばれたことがあり、それに類するものと推定される。 かつて恋人もいたことがあったが、何かしらの事情で結婚する気はなく、現在も独身。 原作(書籍版)では後ろ姿のイラストが1枚のみ。作中描写を反映したふくよかな体型。 アニメ版では新規にデザインが描き起こされ、スマートなイメージとなっている。 漫画版では長めの髪や赤いスカーフなどアニメ版よりややオシャレな印象。口も達者である。 【店主・料理人として】 Web版では各話の冒頭で「普通のおっさん」「料理以外できません」と書かれている。 一方で先代店主の手伝いも含め、十数年ほど異世界と関わってきたため多少のトラブルや変わった客などにはさほど動じることもない胆力の持ち主である。 常連客たち(それも向こうの世界きっての強者たち)が料理のことで喧嘩を始めかけた時も、出禁を匂わせるだけで大人しくさせている。(アニメ1話にて) #openclose(show=●ネタバレ){ 実は向こうの世界で英雄と呼ばれた人物の血を継いでいるのだが、剣や魔法の素養は一切ない。 (当の英雄が「こっちの世界では必要ない」と考え教えなかったためでもあるが) また、&ruby(オーガ){鬼}の血が8分の1流れているが作中でその影響があると思われる描写は無い。 } 料理を作ること、食べること、人に食べてもらうことが好きな人物。 実質儲けにはなっていない特別営業も、先代から受け継いだものであると同時に彼自身の楽しみである。 休日も趣味と実益を兼ねた食べ歩きや、自宅での料理研究に費やしている。 [[土曜日]]の営業での売り上げは、とある常連から向こうの世界の食材を購入にあてている。(癒やしの霊薬もたまに買っている) その食材は店の料理を向こうの世界の住人の口に合うよう調整するための研究に使っている。 [[異世界食堂]]の性質上、非常時に飛び込んでくることなどもあるが、店を訪れた者は、大抵の場合客として扱うことにしている。 営業時間外の来客などにも状況が許す限り、料理を振る舞っている。 先代店主から詳しい話を聞いていないこともあるが、客の素性や向こうの世界の事情はあまり気にしないことにしており、 基本的に向こうの世界における立場や事情に関係なく、平等に客として扱う。 それでも先代からの常連客には多少親しみを感じているのかメニューの異世界語訳や他の客の忘れ物を届けてもらう、新メニューの試食などの頼み事をすることがある。 ねこや以外に中華料理店や[[喫茶店]]で働いた経験や、日頃の研究により料理のレパートリーは広い。 ねこやの[[デザート]]メニューの内、クレープや[[ホットケーキ]]など簡単な菓子類も手がける。 ただし洋食以外のジャンルは先代に及んでいないと考えているため、先代からのメニューからいくつか外した料理もある。 (あまり洋食らしくないもの、仕込みに手間がかかるものなど) 一方で新メニューの開発にも熱心であり、賄いや日替わりで評判を見つつメニューを増やしている。 賄い、特に夕食ではそうした縛りもないため、思いつきや貰い物の食材を利用するなどで、多様なジャンルの料理をアレッタとクロに振る舞っている。 【来歴】 ・幼少期 両親を交通事故で早くに亡くし、以来祖父を親代わりとして育てられる。 この時点では[[土曜日]]の特別営業については知らされていない模様。 同じビル内にある洋菓子店「フライングパピー」の店長とは小学生時代からの幼馴染。 ある日、たまたま先代店主が不在の時、特別営業のねこやを訪れ、当時の常連である[[コロッケ>コロッケ(料理)]]ことヴィルヘイムに出会う。 その際おすそ分けのつもりで持ってきた、学校の授業で作った[[ジャガイモ]]をヴィルヘイムの求めで売り渡した。 この事が後に向こうの世界における帝国の発展に寄与するのだが、本人はそのことを作中現在でも知らずにいる。 ・高校生時代 この間は、ねこやと同じ商店街にある[[中華料理]]屋「笑龍」でアルバイトとして2年間修行していた。 この時点では中華の[[料理人]]を目指している。 ・大学生時代 「フライングパピー」の店長と共に、[[喫茶店]]でバイトを始めている。 現在ねこやで出している[[パフェ]]や[[ホットケーキ]]などの作り方はこの時覚える。 ・大学卒業後 先代店主が亡くなるまでは、手伝いとしてねこやで働く。 少なくともこの時点で特別営業のことを知り、実際に働いている。 また恋人がいたと思われる描写がある。 ・店主就任~現在 先代店主が亡くなってすぐ後から、[[土曜日]]の営業を含めて店を引き継ぐ。 以降もメニューの変更や向こうの世界で新たな店員を雇い入れるなど変化を加えつつ、立派に後を継いでいる。 ある時、十年ぶりに店を訪れた祖母から店の正面扉のマスターキーを渡され(それまでは合鍵を使用していた)、 「[[異世界食堂]]を終わらせる」権利も含めて真の意味で店の全てを託されることとなった。 【関連人物】 ・[[アレッタ>アレッタ(異世界食堂)]] 「向こうの世界」から雇い入れた、[[土曜日]]の営業限定のウェイトレス。 普通の学生バイトなどよりよほど熱心で覚えも早いため、十分な戦力として信頼している。 また、振る舞った賄いを心から美味しそうに食べる様子も含めて気に入っている模様。 彼女の生活事情を聞いて、料理のおすそ分けや生活用品を渡すなど色々と気にかけている。 ・[[黒(クロ)>黒(異世界食堂)]] Web版では毎週大量のチキンカレーを平らげていく常連の一人。 書籍版では特別営業における2人目のウェイトレス。給料は余りのチキンカレー。 彼女の正体については知らず、辺鄙な場所に住む、大食漢のエルフと認識している。 ・山方大樹(ヤマガタ ダイキ) 親代わりに育ててくれた祖父にしてねこやの先代店主。 亡くなる前から[[土曜日]]の営業を継いでくれるよう言い含められていた。 店主は早くから仕込まれていた洋食以外のジャンルでは、[[料理人]]として先代にいまだ及んでいないと考えている。 ただし[[デザート]]はお汁粉以外は不得手だったようで、店主が手伝い始めてからは[[パフェ]]などの菓子の調理は[[丸投げ]]していた。 妻が向こうの世界と繋げる[[魔道具]]を偶然入手し、[[異世界食堂]]の営業を提案したのは彼。 「料理屋のサービスは金じゃなくて料理でやれ」などの持論を大切に受け継いでいる。 ・山方歴(ヤマガタ コヨミ) 親代わりに育ててくれた祖母。 店主が店を継いで十年ほど経った日、店のマスターキーを託した。 向こうの世界の出身であり英雄と呼ばれた人物、本名は『ヨミ』だが夫が縁起が悪いということで書類問題を解消するときにコヨミ(暦)に改名している。 強大な力を持つクロや、自身がかつて敵対した魔族の末裔であるアレッタを雇い入れている店主に、少しだけ不安を感じている。((クロに関しては自身の出生にも大きく関わっており、更に彼女の加護を厚く受けている立場だったりする)) 夫との思い出の料理で初めてこちらの世界で口にした料理であるとんかつ定食が好物、家事も得意だが料理だけは夫の方が上手ということでノータッチだった。 特別営業で来店するときは表の扉から入店するが、元は向こうの世界の住人でそのまま表から出てしまうと故郷につながる可能性があり なにより本人は夫と同じ世界で骨を埋めたいことから帰るときは裏口から退店していた。 ・山方早希(ヤマガタ サキ) 店主の姪(兄の娘)。[[料理人]]を目指しており、修行を兼ねてねこやでバイトを始める。 平日の営業日、土曜の特別営業と共に調理の助手と給仕を兼ねて働く。 歴は夫の死後から彼女たちの元に身を寄せていたがバイトを始めるまでは特別営業のことは知らなかった。 長らくWeb版のみの登場キャラで書籍・アニメには登場していなかったが、書籍版6巻にてようやく登場。ただし、クロと役割が被ってしまうためか、彼女と一緒にいるシーンは無い。 ・店長 ねこやと同じビルにある洋菓子店「フライングパピー」の店長。ねこやにケーキ等の菓子を卸している。 店主とは小学生時代からの幼馴染。大学生時代には同じ[[喫茶店]]でバイトをした。 学生時代に事故で半身不随になりかけたが、先代店主が向こうの世界の薬を手に入れたことで事なきを得た。 特別営業のことも知っており毎週クッキーアソートを買うアレッタなどスイーツを好む常連は得意先として特別に割り引くなど協力的。 ・マスター ねこやと同じビルにあるバー「レオンハート」のマスター。ねこやに酒を卸している。 先代共々下戸である店主のため酒に関する相談に乗っている。 またねこやからもレオンハートで出すおつまみを出前として届けている。 こちらも特別営業は知っておりかつて酒類メーカーに勤めていた伝手を使って店主の要望に応えている。 ・春子 ねこやの店主が高校生時代に修行していた[[中華料理]]屋の店主の妻。 店主のこともよく知っており息子のように可愛がっている。 一応実子の夏華という娘がいるようだが故人の可能性が示唆されている。 またの追記・修正をお待ちしております #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 私たちの世界は異世界の力を封じる力でもあるのだろうか?料理は美味しいそうだった。じゅる・・・。 -- 名無しさん (2018-01-16 10:01:12) - 本名は山方誠かな? 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