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明石薫 - (2024/10/28 (月) 13:43:41) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2020/03/05 Thu 23:50:45
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#center(){&font(#ff0000){…なんでかな。ヘコんでるエスパーを見ると、ムズムズするんだよね!}}
#center(){&font(#ff0000){んで――そういう時って――なんか、やたら力が出るんだ!!}}
『[[絶対可憐チルドレン]]』の登場人物でヒロイン。
作品のタイトルの関係上[[皆本>皆本光一]]よりも彼女が主人公として扱われる場合もある。
*【プロフィール】
誕生日:7月30日(獅子座)
[[血液型]]:O型
身長:153cm(中学生時)
スリーサイズ:B80W54H79(中学生時)、B88W56H85(20歳時)
CV:[[平野綾]]
*【概要】
バベル所属の特務エスパー「ザ・チルドレン」のひとり。
コードナンバー「C-01」。
ESPリミッターは[[腕時計]]型((念動時に腕をかざすため。))で太陽の意匠。
髪色は赤茶色。
[[リボン]]、ネクタイの色は赤で、本人曰く帽子嫌いなためか他のメンバーと違いベレー帽は着用していない。
当初はショートカットだったが、小学生時代の終わり頃から髪を伸ばし始め中学生以降は長髪、高校生編では[[ポニーテール]]になっている。
名前の由来は『[[源氏物語]]』の明石の君と薫。
*【人物】
一人称は「あたし」でしばしば男っぽい口調で話す。
&bold(){やんちゃでガサツ、喧嘩っ早く短気な性格}なため手が出やすく、気に入らない事があると超能力で相手を壁に叩きつけたり、物を破壊したりと、基本的に感情的で、何でも超能力で解決しようとすることを皆本に注意されることもある。
一方で仲間や家族、友達を大切に思っており、敵対する相手であっても手を差し伸べる優しさを見せるなど&bold(){人一倍正義感が強く姉御肌}。
年の近い者は勿論、立場が異なる者ともすぐに打ち解けて友達になっている。
リーダーシップがあり同性からの人気も高いが、自分は女子からばかりラブレターをもらう中、男子にモテまくる葵と紫穂を見てショックを受けたことも。
ただし非モテ[[というわけ]]ではなく、本人に自覚があまりないのと、惚れている相手が如何せん特殊過ぎる。
趣味がかなりオヤジ臭く、当初はスタミナドリンクの愛飲、男女問わないセクハラ言動、雑誌のグラビア愛読などがほぼ日課と化していた。
何より&bold(){「超」が付くほどのスケベ}で、
・[[パンチラ]]を期待してチームの制服にミニスカを希望。
・スランプ中のナオミにヒロインにあるまじき表情で服を攻撃。
・女性のバストサイズとカップを目視で測り番付。
・カタストロフィ号の[[図書室]]内の大量の蔵書から官能小説をピンポイントで探し出す。
・ESP関係の機器に利用される希少金属・レアメタル製の[[ビキニアーマー]]を提案。
…など枚挙にいとまがない。
女性相手にも鼻の下を伸ばしたりスキンシップという名のセクハラまがいの行動をとるが、本人曰く「レズっ気もロリっ気もない」らしい。
そういう割には澪や[[悠理>雲居悠理]]との[[百合]]っぽいやり取りも少なくないが。
しかし成長するにつれ男っぽい言動は減り、今はオヤジと乙女がせめぎあっている状態で、オヤジっぽさの改善や[[下ネタ]]は控える((ただし口に出さないだけで考えてはいるらしい。))など、
徐々に後述する予知された女性らしい未来の性格に近付いているようである。
表面上は明るくはつらつとしている反面、繊細な一面もあり、幼い時に母親を能力で誤って傷付けてしまって以来、&bold(){大切な人達が傷付く事に強いトラウマを感じており、時にそれが能力の暴走の引き金となってしまう}。
エスパーであることによる冷めた自己認識もとい孤独感がチルドレンの中でもひときわ強く、その内には自分と同じエスパーを守りたいという強い衝動のような意識が眠っている。
誰かを守りたいというその想いはノーマルにも向けられており、原作者監修のOVAでは兵部から、「&bold(){彼女が救うのはエスパーの未来だけではないのかもしれない}」と評されている。
更に本人は無意識ながらしばしば見せるカリスマ性により、味方はもちろん敵のエスパーを魅了することもある。
*【人間関係】
葵と紫穂と出会ったのは5歳の時。
二人が先にバベルの施設にいた所に薫が後に加わった。
薫が加わったことでそれまでギスギスしていた葵と紫穂も打ち解け、些細なことで喧嘩したりすることはあるものの、それぞれ互いを大切な友達と思っている。
皆本に対してはしばしば反発もするが、一途に慕っており、皆本が他の女子と触れ合うことにやきもちを妬くことも((キャリーをはじめとする皆本の過去の女性関係で真剣に思い悩んだ表情を見せる事もあった。))。
年齢を追うごとにより異性として意識していくようになり、妄想をして真っ赤になったり、以前のように安易にベタベタしなくなるという大人への変化も見られる。
中学生編では事故とはいえキスにまで至っている。
[[兵部京介]]曰く、皆本が死ねば薫は絶望のあまり生きていけないらしい。
実際に皆本が殺されそうになった際は、理性を失いかける程までに[[超能力]]を暴走させ、危うく相手を殺しかけそうになった。
皆本の方もまた、口では理屈をつけて否定しつつも、徐々に女性らしくなっていく薫に対しての想いを自覚している。
[[桃太郎]]の件をきっかけに、彼の怒りを真っ向から受け止めた兵部に対しては仲間達とは異なるベクトルでの信頼を寄せ始めている。よってバベルが彼を捕らえようとしていても薫自身は争うつもりはない。
ただし、不二子を本気で殺そうとした際には流石に怒りを露わにした。しかし、直後に兵部を気絶させてしまった際には、殺してしまったと勘違いし激しく動揺していた。
薫にとっては兵部も「守りたい存在」の一人であり、『[[THE UNLIMITED 兵部京介]]』でもその点が強調されている。同作では能力を酷使した兵部のため輸血を行い、助命に貢献している((両者とも血液型はO型。))。
薫と兵部の関係について原作者は、「太陽の光に恋こがれる[[吸血鬼]]」と表現している。
パンドラの一部のメンバー、特に[[筑紫澪]]からはノーマルに与しているにもかかわらずクイーンとして迎えられることに反対され敵視されていた((特に兵部に特別視されていることや彼女と対照的に恵まれた環境で暮らしてきたことが拍車をかけた。))。
しかし、薫に救われたことや度々の共闘を経て後に態度を改めた。また薫が単独でパンドラと関わりを持つようになり、結果的にバベルとパンドラの関係の軟化の一因となった。
女優の母・秋江とグラビアアイドルの姉・好美がおり、2人とも巨乳で薫の巨乳好きは二人への憧れから来ている。現に薫の胸も順調に二人に近づきつつある。
まだ力の制御がうまく出来なかった幼い頃、癇癪を起こした際に秋江に重傷を負わせてしまっており、それが原因で家族とも触れ合いが出来ない環境で生きざるを得なかった。
二人とも薫の抱く孤独感を内心察しつつも適切な接し方が見出せず距離を置いているが、関係は良好。
詳しい理由は不明であるが、両親が離婚しており、父親は現在まで姿を見せない。
*【能力】
レベル7の&ruby(サイコキノ){念動能力者}。
任務では移動・攻撃・防御・運搬・落下物の支持・障害物の破壊など基盤を担う重要かつ多岐に渡る役割を担う。
チルドレンの中でも秘められた闘争本能、潜在能力がかなり高く、ビルや戦車も簡単に破壊できる力を持つ。
暴走状態では最新型ECMも無効化し、同じレベル7念動能力者同士の競り合いでも勝利している(レベル7はあくまで測定不能の領域を示す指標であるため、賢木は同じレベル7でも薫はかなり高い能力者であると考えている)。
特にエスパーや仲間のピンチ時には普段よりも力が出る。
短い距離なら能力による加速でテレポーター以上の速さで動くことができる。小学生編ではこの能力に合わせた特注品のローラーシューズを使用していた。
さらにエスパーの気配に敏感で、はるか遠方でのエスパーの危機を察知したり、人工衛星ですら発見不可能な仲間のエスパーの存在位置を宇宙から探知することにも成功しているほか、兵部や伊-号が見た予知では遥か過去にいる彼らの気配にも気付いていた。
兵部はこれをエスパーの救世主たる所以と評しており、皆本も詳細を解明中である。
皆本が開発したESPリミッターに搭載されているブースト機能で、葵と紫穂の能力を薫に上乗せする「トリプルブースト」により、さらに強力な能力を一時的に使うことができる。
ただし、薫の体への負担が大きく効果が切れてから薫はしばらく能力を使うことができない。
「黒い幽霊」との戦闘時には、「トリプルブースト」の延長線上として「&ruby(サイキック・フォース・オブ・アブソリューション){念動・強制解放}」という連携技を発動。薫を核とし、彼女に触れているエスパーの力を大幅に吸い取る程のパワーを必要とする。
「トリプルブースト」以上に薫への反動も大きく、発動後は気を失ってしまう。
兵部にも解けなかったバレットの洗脳を解除する効果を持つため、パンドラ、「黒い幽霊」の双方から非常に注目されている。
また発動時、薫の背中には翼が現れるのだが、葵と紫穂との時は白い天使のような翼で洗脳も完全に解除されたが、パンドラメンバーとの時は黒い悪魔のような翼で解除は不完全だったという差もある。
ちなみに、エスパーの多くは[[超能力]]に頼ることで運動不足になりがちだが、彼女の場合は逆に技を繰り出す時に体を使うことで、無意識に筋肉に負荷をかけ続けて来たため、運動能力も相当に発達((ただしスキーは全く滑れない。))しており、中学入学時には陸上部にスカウトされた((最終的には多忙を理由に芸能人と誤魔化し拒否した。))。
*【未来】
#center(){&font(#ff0000){知ってる?皆本…あたしさ――大好きだったよ。愛してる。}}
伊-九号の予知などで語られた薫の未来の姿。
凛とした雰囲気の中に儚げな表情を宿している。
20歳時、「&bold(){&ruby(クイーン・オブ・カタストロフィー){破壊の女王}}」と呼ばれ、兵部の跡を継ぎパンドラのリーダーとして反逆するエスパー達を束ねて、皆本らと対立する。
兵部らにクイーンと呼ばれるのはこれが由縁で、パンドラの拠点であるクルーズ船「クイーン・オブ・カタストロフィー号」の名称の由来でもある((兵部曰く、薫のための玉座。))。
葵や紫穂も自らの側近としてメンバーに引き入れており、エスパーの暴動を収拾させるため活動していた。
混戦の最中、皆本と対峙し彼への想いを告白しながらもブラスターで射殺される。
その魂は他のエスパー達の魂との集合体「フェザー」となり、現代へと渡る事になる。
なお、何度か未来の自分の姿を見た際には、(それが未来の自分とは知らず)「乳がデカいだけの頭の悪そーな女」と評した。
また、黒巻の仕組んだ夢を通じて未来の自分を追体験したこともあるが、能力からの解放時にうやむやになってしまってい、い、=未来の自分と知るのはフェザーとの邂逅まで持ち越しになっている。
あくまで予知や能力で仕組まれたものなので一概にはいえないが、これらのやりとりを参照する限りでは、成長した薫と秘密裏に相思相愛の関係であり、交際していたことが暗示されている。
20歳時の彼女は小学生編同様のショートヘアになっているが、これは作者曰く「自分もエスパーとして反乱に参加すると決めた時、のばしていた髪を切って昔の姿に戻した、みたいなそんなカンジの[[裏設定]]」がある為。
*【余談】
『[[GS美神 極楽大作戦!!]]』とのコラボ漫画で[[横島忠夫]]と一緒に盛り上がり、二人そろって[[美神令子]]に蹴っ飛ばされている。そのため横島の妹(あるいは娘)扱いされる事もある。
ちなみにアニメ版で薫の母秋江役を担当したのは令子役の[[鶴ひろみ]]、姉の好美役は[[おキヌちゃん]]役の[[國府田マリ子]]だったりする。
戦国大戦にも[[葵>野上葵]]、[[紫穂>三宮紫穂]]と組んで「浅井三姉妹の長女、茶々」として登場。
能力は通常排出されている「SR&bold(){江}」と同じ。&bold(){茶々}ではない。
そのため岩石落としと「江」と名のついた別のカードを組ませたいときに選択肢の幅を増やすことができた。
一応江と共にデッキに入れることも可能だが、実用性はほぼ皆無だろう。
また他の2人は代役だが彼女のみ原作と同じ[[平野綾]]が演じていた。
計略(特殊技)はダメージを与える「岩石落とし」。
なおイメージに反して3人の中では&bold(){一番武力が低く統率力が高い}。と言っても僅差レベルであるが。
また本作と同じく[[週刊少年サンデー]]にて連載されている[[名探偵コナン]]では
[[怪盗キッドの瞬間移動魔術>怪盗キッドの瞬間移動魔術(名探偵コナン)]]という回で、[[怪盗キッド>黒羽快斗/怪盗キッド]]が披露する予定の瞬間移動に期待して興奮する様子を見せる[[鈴木園子]]に対して
[[毛利小五郎]]が「んなわけねーだろ?絶対可憐チルドレンの薫ちゃんじゃあるまいし…」と呟いており、娘の[[毛利蘭]]から「てか瞬間移動は葵ちゃんだし…」とツッコミを食らっている。
残念ながらアニメ版だとこのシーンは[[大人の事情]]により放送されなかったものの、原作ではコナン作者の[[青山剛昌]]先生が描いた薫達を見ることが出来る。
*【名言・迷言】
&font(#ff0000){「マジ!?発育してる!?どこが!?乳!?乳かああッ!?とーとーあたしの乳も、男の本能を刺激するところまで!!」}
&font(#ff0000){「運命なんて変わるに決まってるだろ!?あたしたちがいるんだから!!」}
&font(#ff0000){「あたしたちエスパーとして生まれて嫌なことや悲しいことたくさんあった。親にも怖がられて、学校にも通えなくて、友達もいなくて…でも!エスパーだって結構いいことあるんだぞ!うれしいことだってたくさんあるんだぞ!出会えてよかったって言ってくれる人がいるんだから!!」}
&font(#ff0000){「ものすごい下ネタも思いつくけど、それは心の中だけにしまっていたい。大人になるって不思議だね。」}
&font(#ff0000){「だって!!今のあたし――10歳の時の10倍も、皆本のこと好きなんだもん!!」}
&font(#ff0000){「あたしはみんなに大事にされてた…!自分で思ってたよりずっとずっと…… だから!!この子たちも大事にしたいの!!」}
&font(#ff0000){「皆本が子供にならなくても…あたしたちが大人になって追いつくから!!きっと!すぐだから……!!」}
&font(#ff0000){「復讐ってそんなに大事なモノなの!?未来を捨ててでも手に入れたいモノなの!?」}
&font(#ff0000){「違うよ、皆本。&ruby(クイーン){女王}なんかじゃない。チルドレンだよ、あたしは。ずっとずっと!!」}
&font(#ff0000){「常識とか歳の差とか立場とかカンケーない!!好きなものは好きなんだ!!あたしはあたしでいることをやめない!!」}
&font(#ff0000){「サイキック 追記・修正!」}
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- 皆本や兵部との三角関係っぽい感じが好き -- 名無しさん (2020-03-06 01:04:46)
- 美神さん子供相手でも容赦ねえなwまあこの子の場合やりすぎてるんだろうが。 -- 名無しさん (2020-03-06 05:03:33)
- この子はボウケンレッドの親戚ですか? -- 名無しさん (2020-03-06 05:45:36)
- 兵部主役のスピンオフに登場した時は悪役みたいな扱いで笑った -- 名無しさん (2020-03-06 17:45:32)
- ↑2 なぜチーフことボウケンレッド? -- 名無しさん (2020-03-08 17:38:33)
- ↑触れるな、気違いなんだろ -- 名無しさん (2020-03-10 04:28:41)
- 薫の父親の声優は横島だと思う。またアニメにならないかな?でも、薫のお母さんの声優が亡くなっているから、パチンコ版の美神さん(cv三石琴乃さん)の方がいいかも? -- 名無しさん (2020-03-12 16:31:45)
- お父さん最後の最後で出てきたね。どうか彼女と皆本の未来に幸あらんことを。 -- 名無しさん (2021-07-14 22:35:12)
- 明石薫vs清水薫 -- 名無しさん (2021-09-06 22:24:54)
- ↑2薫の父親は悪人ではないけどヤバい人だった。チルドレンの中で薫だけ皆本に良く言えば一途、悪く言えば拗らせた一因だろうな。 -- 名無しさん (2021-09-22 06:39:10)
- 薫はなぜ機動戦士ガンダムダブルオーにいないのだろう?皆本、葵、紫穂はいるのに…。あと、ユウリちゃんもいないよな。 -- 名無しさん (2021-10-13 21:37:50)
- 初期はちっちゃい美神さんみたいなきつめの美人顔だったのにどんどん可愛くなってったな -- 名無しさん (2023-09-18 20:06:57)
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『[[絶対可憐チルドレン]]』の登場人物でヒロイン。
作品のタイトルの関係上[[皆本>皆本光一]]よりも彼女が主人公として扱われる場合もある。
*【プロフィール】
誕生日:7月30日(獅子座)
[[血液型]]:O型
身長:153cm(中学生時)
スリーサイズ:B80W54H79(中学生時)、B88W56H85(20歳時)
CV:[[平野綾]]
*【概要】
バベル所属の特務エスパー「ザ・チルドレン」のひとり。
コードナンバー「C-01」。
ESPリミッターは[[腕時計]]型((念動時に腕をかざすため。))で太陽の意匠。
髪色は赤茶色。
[[リボン]]、ネクタイの色は赤で、本人曰く帽子嫌いなためか他のメンバーと違いベレー帽は着用していない。
当初はショートカットだったが、小学生時代の終わり頃から髪を伸ばし始め中学生以降は長髪、高校生編では[[ポニーテール]]になっている。
名前の由来は『[[源氏物語]]』の明石の君と薫。
*【人物】
一人称は「あたし」でしばしば男っぽい口調で話す。
&bold(){やんちゃでガサツ、喧嘩っ早く短気な性格}なため手が出やすく、気に入らない事があると超能力で相手を壁に叩きつけたり、物を破壊したりと、基本的に感情的で、何でも超能力で解決しようとすることを皆本に注意されることもある。
一方で仲間や家族、友達を大切に思っており、敵対する相手であっても手を差し伸べる優しさを見せるなど&bold(){人一倍正義感が強く姉御肌}。
年の近い者は勿論、立場が異なる者ともすぐに打ち解けて友達になっている。
リーダーシップがあり同性からの人気も高いが、自分は女子からばかりラブレターをもらう中、男子にモテまくる葵と紫穂を見てショックを受けたことも。
ただし非モテ[[というわけ]]ではなく、本人に自覚があまりないのと、惚れている相手が如何せん特殊過ぎる。
趣味がかなりオヤジ臭く、当初はスタミナドリンクの愛飲、男女問わないセクハラ言動、雑誌のグラビア愛読などがほぼ日課と化していた。
何より&bold(){「超」が付くほどのスケベ}で、
・[[パンチラ]]を期待してチームの制服にミニスカを希望。
・スランプ中のナオミにヒロインにあるまじき表情で服を攻撃。
・女性のバストサイズとカップを目視で測り番付。
・カタストロフィ号の[[図書室]]内の大量の蔵書から官能小説をピンポイントで探し出す。
・ESP関係の機器に利用される希少金属・レアメタル製の[[ビキニアーマー]]を提案。
…など枚挙にいとまがない。
女性相手にも鼻の下を伸ばしたりスキンシップという名のセクハラまがいの行動をとるが、本人曰く「レズっ気もロリっ気もない」らしい。
そういう割には澪や[[悠理>雲居悠理]]との[[百合]]っぽいやり取りも少なくないが。
しかし成長するにつれ男っぽい言動は減り、今はオヤジと乙女がせめぎあっている状態で、オヤジっぽさの改善や[[下ネタ]]は控える((ただし口に出さないだけで考えてはいるらしい。))など、
徐々に後述する予知された女性らしい未来の性格に近付いているようである。
表面上は明るくはつらつとしている反面、繊細な一面もあり、幼い時に母親を能力で誤って傷付けてしまって以来、&bold(){大切な人達が傷付く事に強いトラウマを感じており、時にそれが能力の暴走の引き金となってしまう}。
エスパーであることによる冷めた自己認識もとい孤独感がチルドレンの中でもひときわ強く、その内には自分と同じエスパーを守りたいという強い衝動のような意識が眠っている。
誰かを守りたいというその想いはノーマルにも向けられており、原作者監修のOVAでは兵部から、「&bold(){彼女が救うのはエスパーの未来だけではないのかもしれない}」と評されている。
更に本人は無意識ながらしばしば見せるカリスマ性により、味方はもちろん敵のエスパーを魅了することもある。
*【人間関係】
葵と紫穂と出会ったのは5歳の時。
二人が先にバベルの施設にいた所に薫が後に加わった。
薫が加わったことでそれまでギスギスしていた葵と紫穂も打ち解け、些細なことで喧嘩したりすることはあるものの、それぞれ互いを大切な友達と思っている。
皆本に対してはしばしば反発もするが、一途に慕っており、皆本が他の女子と触れ合うことにやきもちを妬くことも((キャリーをはじめとする皆本の過去の女性関係で真剣に思い悩んだ表情を見せる事もあった。))。
年齢を追うごとにより異性として意識していくようになり、妄想をして真っ赤になったり、以前のように安易にベタベタしなくなるという大人への変化も見られる。
中学生編では事故とはいえキスにまで至っている。
[[兵部京介]]曰く、皆本が死ねば薫は絶望のあまり生きていけないらしい。
実際に皆本が殺されそうになった際は、理性を失いかける程までに[[超能力]]を暴走させ、危うく相手を殺しかけそうになった。
皆本の方もまた、口では理屈をつけて否定しつつも、徐々に女性らしくなっていく薫に対しての想いを自覚している。
[[桃太郎]]の件をきっかけに、彼の怒りを真っ向から受け止めた兵部に対しては仲間達とは異なるベクトルでの信頼を寄せ始めている。よってバベルが彼を捕らえようとしていても薫自身は争うつもりはない。
ただし、不二子を本気で殺そうとした際には流石に怒りを露わにした。しかし、直後に兵部を気絶させてしまった際には、殺してしまったと勘違いし激しく動揺していた。
薫にとっては兵部も「守りたい存在」の一人であり、『[[THE UNLIMITED 兵部京介]]』でもその点が強調されている。同作では能力を酷使した兵部のため輸血を行い、助命に貢献している((両者とも血液型はO型。))。
薫と兵部の関係について原作者は、「太陽の光に恋こがれる[[吸血鬼]]」と表現している。
パンドラの一部のメンバー、特に[[筑紫澪]]からはノーマルに与しているにもかかわらずクイーンとして迎えられることに反対され敵視されていた((特に兵部に特別視されていることや彼女と対照的に恵まれた環境で暮らしてきたことが拍車をかけた。))。
しかし、薫に救われたことや度々の共闘を経て後に態度を改めた。また薫が単独でパンドラと関わりを持つようになり、結果的にバベルとパンドラの関係の軟化の一因となった。
女優の母・秋江とグラビアアイドルの姉・好美がおり、2人とも巨乳で薫の巨乳好きは二人への憧れから来ている。現に薫の胸も順調に二人に近づきつつある。
まだ力の制御がうまく出来なかった幼い頃、癇癪を起こした際に秋江に重傷を負わせてしまっており、それが原因で家族とも触れ合いが出来ない環境で生きざるを得なかった。
二人とも薫の抱く孤独感を内心察しつつも適切な接し方が見出せず距離を置いているが、関係は良好。
詳しい理由は不明であるが、両親が離婚しており、父親は現在まで姿を見せない。
*【能力】
レベル7の&ruby(サイコキノ){念動能力者}。
任務では移動・攻撃・防御・運搬・落下物の支持・障害物の破壊など基盤を担う重要かつ多岐に渡る役割を担う。
チルドレンの中でも秘められた闘争本能、潜在能力がかなり高く、ビルや戦車も簡単に破壊できる力を持つ。
暴走状態では最新型ECMも無効化し、同じレベル7念動能力者同士の競り合いでも勝利している(レベル7はあくまで測定不能の領域を示す指標であるため、賢木は同じレベル7でも薫はかなり高い能力者であると考えている)。
特にエスパーや仲間のピンチ時には普段よりも力が出る。
短い距離なら能力による加速でテレポーター以上の速さで動くことができる。小学生編ではこの能力に合わせた特注品のローラーシューズを使用していた。
さらにエスパーの気配に敏感で、はるか遠方でのエスパーの危機を察知したり、人工衛星ですら発見不可能な仲間のエスパーの存在位置を宇宙から探知することにも成功しているほか、兵部や伊-号が見た予知では遥か過去にいる彼らの気配にも気付いていた。
兵部はこれをエスパーの救世主たる所以と評しており、皆本も詳細を解明中である。
皆本が開発したESPリミッターに搭載されているブースト機能で、葵と紫穂の能力を薫に上乗せする「トリプルブースト」により、さらに強力な能力を一時的に使うことができる。
ただし、薫の体への負担が大きく効果が切れてから薫はしばらく能力を使うことができない。
「黒い幽霊」との戦闘時には、「トリプルブースト」の延長線上として「&ruby(サイキック・フォース・オブ・アブソリューション){念動・強制解放}」という連携技を発動。薫を核とし、彼女に触れているエスパーの力を大幅に吸い取る程のパワーを必要とする。
「トリプルブースト」以上に薫への反動も大きく、発動後は気を失ってしまう。
兵部にも解けなかったバレットの洗脳を解除する効果を持つため、パンドラ、「黒い幽霊」の双方から非常に注目されている。
また発動時、薫の背中には翼が現れるのだが、葵と紫穂との時は白い天使のような翼で洗脳も完全に解除されたが、パンドラメンバーとの時は黒い悪魔のような翼で解除は不完全だったという差もある。
ちなみに、エスパーの多くは[[超能力]]に頼ることで運動不足になりがちだが、彼女の場合は逆に技を繰り出す時に体を使うことで、無意識に筋肉に負荷をかけ続けて来たため、運動能力も相当に発達((ただしスキーは全く滑れない。))しており、中学入学時には陸上部にスカウトされた((最終的には多忙を理由に芸能人と誤魔化し拒否した。))。
*【未来】
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伊-九号の予知などで語られた薫の未来の姿。
凛とした雰囲気の中に儚げな表情を宿している。
20歳時、「&bold(){&ruby(クイーン・オブ・カタストロフィー){破壊の女王}}」と呼ばれ、兵部の跡を継ぎパンドラのリーダーとして反逆するエスパー達を束ねて、皆本らと対立する。
兵部らにクイーンと呼ばれるのはこれが由縁で、パンドラの拠点であるクルーズ船「クイーン・オブ・カタストロフィー号」の名称の由来でもある((兵部曰く、薫のための玉座。))。
葵や紫穂も自らの側近としてメンバーに引き入れており、エスパーの暴動を収拾させるため活動していた。
混戦の最中、皆本と対峙し彼への想いを告白しながらもブラスターで射殺される。
その魂は他のエスパー達の魂との集合体「フェザー」となり、現代へと渡る事になる。
なお、何度か未来の自分の姿を見た際には、(それが未来の自分とは知らず)「乳がデカいだけの頭の悪そーな女」と評した。
また、黒巻の仕組んだ夢を通じて未来の自分を追体験したこともあるが、能力からの解放時にうやむやになってしまい、=未来の自分と知るのはフェザーとの邂逅まで持ち越しになっている。
あくまで予知や能力で仕組まれたものなので一概にはいえないが、これらのやりとりを参照する限りでは、成長した薫と秘密裏に相思相愛の関係であり、交際していたことが暗示されている。
20歳時の彼女は小学生編同様のショートヘアになっているが、これは作者曰く「自分もエスパーとして反乱に参加すると決めた時、のばしていた髪を切って昔の姿に戻した、みたいなそんなカンジの[[裏設定]]」がある為。
*【余談】
『[[GS美神 極楽大作戦!!]]』とのコラボ漫画で[[横島忠夫]]と一緒に盛り上がり、二人そろって[[美神令子]]に蹴っ飛ばされている。そのため横島の妹(あるいは娘)扱いされる事もある。
ちなみにアニメ版で薫の母秋江役を担当したのは令子役の[[鶴ひろみ]]、姉の好美役は[[おキヌちゃん]]役の[[國府田マリ子]]だったりする。
戦国大戦にも[[葵>野上葵]]、[[紫穂>三宮紫穂]]と組んで「浅井三姉妹の長女、茶々」として登場。
能力は通常排出されている「SR&bold(){江}」と同じ。&bold(){茶々}ではない。
そのため岩石落としと「江」と名のついた別のカードを組ませたいときに選択肢の幅を増やすことができた。
一応江と共にデッキに入れることも可能だが、実用性はほぼ皆無だろう。
また他の2人は代役だが彼女のみ原作と同じ[[平野綾]]が演じていた。
計略(特殊技)はダメージを与える「岩石落とし」。
なおイメージに反して3人の中では&bold(){一番武力が低く統率力が高い}。と言っても僅差レベルであるが。
また本作と同じく[[週刊少年サンデー]]にて連載されている[[名探偵コナン]]では
[[怪盗キッドの瞬間移動魔術>怪盗キッドの瞬間移動魔術(名探偵コナン)]]という回で、[[怪盗キッド>黒羽快斗/怪盗キッド]]が披露する予定の瞬間移動に期待して興奮する様子を見せる[[鈴木園子]]に対して
[[毛利小五郎]]が「んなわけねーだろ?絶対可憐チルドレンの薫ちゃんじゃあるまいし…」と呟いており、娘の[[毛利蘭]]から「てか瞬間移動は葵ちゃんだし…」とツッコミを食らっている。
残念ながらアニメ版だとこのシーンは[[大人の事情]]により放送されなかったものの、原作ではコナン作者の[[青山剛昌]]先生が描いた薫達を見ることが出来る。
*【名言・迷言】
&font(#ff0000){「マジ!?発育してる!?どこが!?乳!?乳かああッ!?とーとーあたしの乳も、男の本能を刺激するところまで!!」}
&font(#ff0000){「運命なんて変わるに決まってるだろ!?あたしたちがいるんだから!!」}
&font(#ff0000){「あたしたちエスパーとして生まれて嫌なことや悲しいことたくさんあった。親にも怖がられて、学校にも通えなくて、友達もいなくて…でも!エスパーだって結構いいことあるんだぞ!うれしいことだってたくさんあるんだぞ!出会えてよかったって言ってくれる人がいるんだから!!」}
&font(#ff0000){「ものすごい下ネタも思いつくけど、それは心の中だけにしまっていたい。大人になるって不思議だね。」}
&font(#ff0000){「だって!!今のあたし――10歳の時の10倍も、皆本のこと好きなんだもん!!」}
&font(#ff0000){「あたしはみんなに大事にされてた…!自分で思ってたよりずっとずっと…… だから!!この子たちも大事にしたいの!!」}
&font(#ff0000){「皆本が子供にならなくても…あたしたちが大人になって追いつくから!!きっと!すぐだから……!!」}
&font(#ff0000){「復讐ってそんなに大事なモノなの!?未来を捨ててでも手に入れたいモノなの!?」}
&font(#ff0000){「違うよ、皆本。&ruby(クイーン){女王}なんかじゃない。チルドレンだよ、あたしは。ずっとずっと!!」}
&font(#ff0000){「常識とか歳の差とか立場とかカンケーない!!好きなものは好きなんだ!!あたしはあたしでいることをやめない!!」}
&font(#ff0000){「サイキック 追記・修正!」}
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- 皆本や兵部との三角関係っぽい感じが好き -- 名無しさん (2020-03-06 01:04:46)
- 美神さん子供相手でも容赦ねえなwまあこの子の場合やりすぎてるんだろうが。 -- 名無しさん (2020-03-06 05:03:33)
- この子はボウケンレッドの親戚ですか? -- 名無しさん (2020-03-06 05:45:36)
- 兵部主役のスピンオフに登場した時は悪役みたいな扱いで笑った -- 名無しさん (2020-03-06 17:45:32)
- ↑2 なぜチーフことボウケンレッド? -- 名無しさん (2020-03-08 17:38:33)
- ↑触れるな、気違いなんだろ -- 名無しさん (2020-03-10 04:28:41)
- 薫の父親の声優は横島だと思う。またアニメにならないかな?でも、薫のお母さんの声優が亡くなっているから、パチンコ版の美神さん(cv三石琴乃さん)の方がいいかも? -- 名無しさん (2020-03-12 16:31:45)
- お父さん最後の最後で出てきたね。どうか彼女と皆本の未来に幸あらんことを。 -- 名無しさん (2021-07-14 22:35:12)
- 明石薫vs清水薫 -- 名無しさん (2021-09-06 22:24:54)
- ↑2薫の父親は悪人ではないけどヤバい人だった。チルドレンの中で薫だけ皆本に良く言えば一途、悪く言えば拗らせた一因だろうな。 -- 名無しさん (2021-09-22 06:39:10)
- 薫はなぜ機動戦士ガンダムダブルオーにいないのだろう?皆本、葵、紫穂はいるのに…。あと、ユウリちゃんもいないよな。 -- 名無しさん (2021-10-13 21:37:50)
- 初期はちっちゃい美神さんみたいなきつめの美人顔だったのにどんどん可愛くなってったな -- 名無しさん (2023-09-18 20:06:57)
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