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悪ノ娘ノベルシリーズ - (2024/11/24 (日) 12:58:39) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2012/11/09(金) 22:21:08
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます
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「さあ、ひざまずきなさい!」
悪ノ娘ノベルシリーズとは鏡音リン・レンの代表楽曲とされることも多い「悪ノ娘」、「悪ノ召使」の他関連楽曲を基に、
作者である悪ノP自身が書き下ろした小説シリーズである。氏が展開している楽曲シリーズとも関わってくる。
また、これをきっかけに他のボーカロイド楽曲を基にした小説が続々発売されている為、ボーカロイド小説の草分けという立場にもある。
◆シリーズ一覧◆
・悪ノ娘 黄のクロアテュール
第1作。[[サブタイトル]]は終曲の意。
傲慢で我侭三昧の王女リリアンヌが統治するルシフェニア王国。
彼女の引き起こしたある事件をきっかけに王国は滅亡の道をたどることになる。王女の傍らには、顔のよく似た召使が居た…。
この作品が著者である悪ノPの処女作となる。それまで文章を書いた経験がなかったらしく、熱心なファンでも「読みづらい」といった評価。
それを受けてか、第2作以降は大幅に改善が見られる。
・悪ノ娘 緑のヴィーゲンリート
第2作。[[サブタイトル]]は子守唄の意。
黄のクロアテュールと時を同じくして、舞台はルシフェニアの隣国エルフェゴートへ。
千年樹の森で孤独な少女クラリスは、倒れている少女ミカエラを助ける。二人は徐々に友情を育んでいたが…。
この作品で長い間謎に包まれていた「緑の娘」について語られることになる。
・悪ノ間奏曲 悪ノ娘ワールドガイド
第2.5作。
黄、緑についての解説の他書き下ろし短編や豪華イラストレーター陣によるピンナップ、それまでに発表されたシリーズ楽曲についての解説など、
ファンであればあるほど楽しめる内容となっている。
・悪ノ娘 赤のプラエルディウム
第3作。[[サブタイトル]]は前奏曲の意。
楽曲を基にしていないオリジナルノベルとなっている。
黄、緑の革命から5年後、大商人の娘ユキナは自身の見聞を広めるための旅の途中、ルシフェニアの南ベルゼニアを訪れる…。
前2作以上にシリーズ楽曲との繋がりや根幹の設定が絡んでくる。当初はこれで完結する予定だったのだが…。
・悪ノ娘 青のプレファッチオ
第4作。[[サブタイトル]]は序曲の意。2年半続いた悪ノ娘シリーズの完結作である。当初よりも内容が大幅に増えたため、全4作となった。
赤のプラエルディウムの直後、西海の島国マーロンへ向かうところから物語は始まる。
完結作とある通り、それまでの伏線のほとんどが回収される。最後には意外な人物も登場し、多くの読者を驚かせた。
・悪ノ叙事詩 悪ノ娘ファンブック
第4.5作。赤と青の解説、各種インタビュー、豪華イラスト、登場人物のその後、と間奏曲同様豪華な内容である。
前回と同じくファンであるほど楽しめる、というか、非常に重要な情報がいくつも出てくる。
◆登場人物◆
設定のいたるところに、元になったボーカロイドの設定や、広く用いられている設定がふんだんに反映されている。
・[[リリアンヌ=ルシフェン=ドートゥリシュ]](鏡音リン)
通称悪ノ娘。病死した両親に代わり、弱冠14歳にして国を治める立場になるが、我侭で傲慢、気に入らない人物は即処刑とお世辞にも国を治めているとは言い難い。
革命に際して処刑されるが…。
・アレン=アヴァドニア(鏡音レン)
実質リリアンヌ専属の召使。彼女と瓜二つの容姿をしている。召使でありながら養父レオンハルト仕込みの剣術や馬術の腕は相当なもの。
出自になにやら秘密があるようだが…。
・ミカエラ([[初音ミク]])
大商人キール=フリージスの屋敷で働く少女。
最初は一使用人だったが、夫人の計らいによりエルフェゴート国内では有名な歌姫である。それを機に多くの男性に想いを寄せられる。
・クラリス(弱音ハク)
ミカエラの親友で、キールの屋敷で彼の娘ユキナの専属[[メイド]]をしている。
先住民族であるネツマ族の末裔ということと、彼女自身の不器用さもあり迫害され続け、非常にネガティブな性格になっている。
・ジェルメイヌ=アヴァドニア(MEIKO)
レオンハルトの養女でアレンの義姉。男勝りな性格で、家族思い。あと無類の酒好き。後に革命を率いる英雄となる。
・カイル=マーロン(KAITO)
マーロン国王にして、リリアンヌの許婚…なのだが、彼自身はキールの屋敷でであったミカエラに執心する。それが後の悲劇のきっかけに。
・レオンハルト=アヴァドニア(LEON)
ルシフェニアの発展に貢献した「三英雄」の一人。アレンとジェルメイヌの養父。かつての栄光やその人望からか彼を慕うものは多い。
・マリアム=フタピエ(MIRIAM)
現侍女長にして、「三英雄」の一人。諜報活動に長ける。
・エルルカ=クロックワーカー(巡音ルカ)
「三英雄」の一人で王宮お抱えの魔道師。この時代では魔道師の存在は貴重、というか、彼女を知る者以外には御伽噺の存在でしかない。実はかなりのキーパーソン。
・ネイ=フタピエ(亞北ネル)
マリアムの養女で、王宮の[[メイド]]。しかし、無類の噂好きで壊滅的に口が軽い。
・シャルテット=ラングレー([[重音テト]])
王宮の[[メイド]]。ただし相当の怪力で王宮の備品を壊すのは日常茶飯事。
・グーミリア(Megpoid)
エルルカの弟子。口数は少なく、上下関係に厳しい一面も。ミカエラとは親友である。
・ガスト=ヴェノム(がくっぽいど)
「アスモディンの悪魔」の異名を持つ傭兵。「ヴェノム傭兵団」の団長でもある。しょっちゅう女性に間違われることがあるらしい。
・キール=フリージス(氷山キヨテル)
エルフェゴートを拠点にエヴィリオス地方の商業を掌握している大商人。カイルの親友でもある。因みにかなりの愛妻家であると共に親バカ。
・ユキナ=フリージス(歌愛ユキ)
キールの愛娘でフリージス家の長女。小説を書くのが趣味であり、それがきっかけで赤のプラエルディウムの1年前に家出同然に旅に出る。
・プリム=マーロン(PRIMA)
マーロン国皇后。カイルの母親であり、実質のマーロン国支配者。なにかと怪しい行動が目立っていたが…_ぶっちゃけ全ての元凶_
この他にもボーカロイドやUTAUを基にしたキャラ、オリジナルの登場人物等が多数登場する。
◆国◆
舞台となる国があるのはボルガニオ大陸西方のエヴィリオス地方。さまざまな人種が入り混じる地域である。
・ルシフェニア王国
革命以前はかなりの繁栄を見せていた国。先代国王アルスⅠ世の時に領地を拡大し、彼の死後は王妃アンネが、彼女の死後は王女リリアンヌが治めることとなる。
・エルフェゴート
エヴィリオス地方では最も古くから存在する国。レヴィン教エルド派の聖地・千年樹の森がある。人種差別の風潮が根強く、先住民族のネツマ族や移民に対して厳しい。
・マーロン
エヴィリオス地方西方の島国で周囲はハーク海に囲まれている。食事は薄味でまずいとか。
・神聖レヴィアンタ
エヴィリオス地方の北方に位置するレヴィン教の総本山。青の約3年後に起きた「新生四騎士事件」の舞台となる。
・ベルゼニア
エヴィリオス地方南方の国でかつては非常に広大な領地を誇っていたが、ルシフェニアの独立・侵攻などでかつての隆盛は影を潜めている。悪食娘ゆかりの地がある。
・アスモディン
ルシフェニア東方の国で国境はバーブル砂漠で隔てられている。傭兵やアサシンといった職を生業とするものが多い。
因みに、悪ノ娘シリーズは完結したものの、2012年冬から氏の「七つの大罪シリーズ」の他の楽曲を基にしたノベルシリーズの刊行が決定している。
第1弾は「ヴェノマニア公の狂気」(「悪ノ娘」も大罪シリーズの一つなので実質第2弾)。
今後はおそらく時系列順に発行されていくものと思われる。
さあ、追記・修正しなさい!
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- これは良いけどさ、何でもかんでも小説にするのやめてくれよ。歌だけでいいのもあるんだよ -- 名無しさん (2014-11-25 12:28:37)
- 最近うpされた「Maサバイバル」は是非小説にしてほしい -- 名無しさん (2016-07-09 22:36:29)
- 2↑それな。悪ノシリーズはボカロキャラの原型残ってるからともかくとして、最近のはボカロのボの字も無いじゃん -- 名無しさん (2016-12-29 19:15:22)
#comment
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悪ノ娘ノベルシリーズとは[[鏡音リン・レン>鏡音リン&鏡音レン]]の代表楽曲とされることも多い「悪ノ娘」、「悪ノ召使」の他関連楽曲を基に、
作者である悪ノP自身が書き下ろした小説シリーズである。氏が展開している楽曲シリーズとも関わってくる。
また、これをきっかけに他のボーカロイド楽曲を基にした小説が続々発売されている為、ボーカロイド小説の草分けという立場にもある。
◆シリーズ一覧◆
・悪ノ娘 黄のクロアテュール
第1作。[[サブタイトル]]は終曲の意。
傲慢で我侭三昧の王女リリアンヌが統治するルシフェニア王国。
彼女の引き起こしたある事件をきっかけに王国は滅亡の道をたどることになる。王女の傍らには、顔のよく似た召使が居た…。
この作品が著者である悪ノPの処女作となる。それまで文章を書いた経験がなかったらしく、熱心なファンでも「読みづらい」といった評価。
それを受けてか、第2作以降は大幅に改善が見られる。
・悪ノ娘 緑のヴィーゲンリート
第2作。[[サブタイトル]]は子守唄の意。
黄のクロアテュールと時を同じくして、舞台はルシフェニアの隣国エルフェゴートへ。
千年樹の森で孤独な少女クラリスは、倒れている少女ミカエラを助ける。二人は徐々に友情を育んでいたが…。
この作品で長い間謎に包まれていた「緑の娘」について語られることになる。
・悪ノ間奏曲 悪ノ娘ワールドガイド
第2.5作。
黄、緑についての解説の他書き下ろし短編や豪華イラストレーター陣によるピンナップ、それまでに発表されたシリーズ楽曲についての解説など、
ファンであればあるほど楽しめる内容となっている。
・悪ノ娘 赤のプラエルディウム
第3作。[[サブタイトル]]は前奏曲の意。
楽曲を基にしていないオリジナルノベルとなっている。
黄、緑の革命から5年後、大商人の娘ユキナは自身の見聞を広めるための旅の途中、ルシフェニアの南ベルゼニアを訪れる…。
前2作以上にシリーズ楽曲との繋がりや根幹の設定が絡んでくる。当初はこれで完結する予定だったのだが…。
・悪ノ娘 青のプレファッチオ
第4作。[[サブタイトル]]は序曲の意。2年半続いた悪ノ娘シリーズの完結作である。当初よりも内容が大幅に増えたため、全4作となった。
赤のプラエルディウムの直後、西海の島国マーロンへ向かうところから物語は始まる。
完結作とある通り、それまでの伏線のほとんどが回収される。最後には意外な人物も登場し、多くの読者を驚かせた。
・悪ノ叙事詩 悪ノ娘ファンブック
第4.5作。赤と青の解説、各種インタビュー、豪華イラスト、登場人物のその後、と間奏曲同様豪華な内容である。
前回と同じくファンであるほど楽しめる、というか、非常に重要な情報がいくつも出てくる。
◆登場人物◆
設定のいたるところに、元になったボーカロイドの設定や、広く用いられている設定がふんだんに反映されている。
・[[リリアンヌ=ルシフェン=ドートゥリシュ]](鏡音リン)
通称悪ノ娘。病死した両親に代わり、弱冠14歳にして国を治める立場になるが、我侭で傲慢、気に入らない人物は即処刑とお世辞にも国を治めているとは言い難い。
革命に際して処刑されるが…。
・アレン=アヴァドニア(鏡音レン)
実質リリアンヌ専属の召使。彼女と瓜二つの容姿をしている。召使でありながら養父レオンハルト仕込みの剣術や馬術の腕は相当なもの。
出自になにやら秘密があるようだが…。
・ミカエラ([[初音ミク]])
大商人キール=フリージスの屋敷で働く少女。
最初は一使用人だったが、夫人の計らいによりエルフェゴート国内では有名な歌姫である。それを機に多くの男性に想いを寄せられる。
・クラリス(弱音ハク)
ミカエラの親友で、キールの屋敷で彼の娘ユキナの専属[[メイド]]をしている。
先住民族であるネツマ族の末裔ということと、彼女自身の不器用さもあり迫害され続け、非常にネガティブな性格になっている。
・ジェルメイヌ=アヴァドニア(MEIKO)
レオンハルトの養女でアレンの義姉。男勝りな性格で、家族思い。あと無類の酒好き。後に革命を率いる英雄となる。
・カイル=マーロン(KAITO)
マーロン国王にして、リリアンヌの許婚…なのだが、彼自身はキールの屋敷でであったミカエラに執心する。それが後の悲劇のきっかけに。
・レオンハルト=アヴァドニア(LEON)
ルシフェニアの発展に貢献した「三英雄」の一人。アレンとジェルメイヌの養父。かつての栄光やその人望からか彼を慕うものは多い。
・マリアム=フタピエ(MIRIAM)
現侍女長にして、「三英雄」の一人。諜報活動に長ける。
・エルルカ=クロックワーカー(巡音ルカ)
「三英雄」の一人で王宮お抱えの魔道師。この時代では魔道師の存在は貴重、というか、彼女を知る者以外には御伽噺の存在でしかない。実はかなりのキーパーソン。
・ネイ=フタピエ(亞北ネル)
マリアムの養女で、王宮の[[メイド]]。しかし、無類の噂好きで壊滅的に口が軽い。
・シャルテット=ラングレー([[重音テト]])
王宮の[[メイド]]。ただし相当の怪力で王宮の備品を壊すのは日常茶飯事。
・グーミリア(Megpoid)
エルルカの弟子。口数は少なく、上下関係に厳しい一面も。ミカエラとは親友である。
・ガスト=ヴェノム(がくっぽいど)
「アスモディンの悪魔」の異名を持つ傭兵。「ヴェノム傭兵団」の団長でもある。しょっちゅう女性に間違われることがあるらしい。
・キール=フリージス(氷山キヨテル)
エルフェゴートを拠点にエヴィリオス地方の商業を掌握している大商人。カイルの親友でもある。因みにかなりの愛妻家であると共に親バカ。
・ユキナ=フリージス(歌愛ユキ)
キールの愛娘でフリージス家の長女。小説を書くのが趣味であり、それがきっかけで赤のプラエルディウムの1年前に家出同然に旅に出る。
・プリム=マーロン(PRIMA)
マーロン国皇后。カイルの母親であり、実質のマーロン国支配者。なにかと怪しい行動が目立っていたが…_ぶっちゃけ全ての元凶_
この他にもボーカロイドやUTAUを基にしたキャラ、オリジナルの登場人物等が多数登場する。
◆国◆
舞台となる国があるのはボルガニオ大陸西方のエヴィリオス地方。さまざまな人種が入り混じる地域である。
・ルシフェニア王国
革命以前はかなりの繁栄を見せていた国。先代国王アルスⅠ世の時に領地を拡大し、彼の死後は王妃アンネが、彼女の死後は王女リリアンヌが治めることとなる。
・エルフェゴート
エヴィリオス地方では最も古くから存在する国。レヴィン教エルド派の聖地・千年樹の森がある。人種差別の風潮が根強く、先住民族のネツマ族や移民に対して厳しい。
・マーロン
エヴィリオス地方西方の島国で周囲はハーク海に囲まれている。食事は薄味でまずいとか。
・神聖レヴィアンタ
エヴィリオス地方の北方に位置するレヴィン教の総本山。青の約3年後に起きた「新生四騎士事件」の舞台となる。
・ベルゼニア
エヴィリオス地方南方の国でかつては非常に広大な領地を誇っていたが、ルシフェニアの独立・侵攻などでかつての隆盛は影を潜めている。悪食娘ゆかりの地がある。
・アスモディン
ルシフェニア東方の国で国境はバーブル砂漠で隔てられている。傭兵やアサシンといった職を生業とするものが多い。
因みに、悪ノ娘シリーズは完結したものの、2012年冬から氏の「七つの大罪シリーズ」の他の楽曲を基にしたノベルシリーズの刊行が決定している。
第1弾は「ヴェノマニア公の狂気」(「悪ノ娘」も大罪シリーズの一つなので実質第2弾)。
今後はおそらく時系列順に発行されていくものと思われる。
さあ、追記・修正しなさい!
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- これは良いけどさ、何でもかんでも小説にするのやめてくれよ。歌だけでいいのもあるんだよ -- 名無しさん (2014-11-25 12:28:37)
- 最近うpされた「Maサバイバル」は是非小説にしてほしい -- 名無しさん (2016-07-09 22:36:29)
- 2↑それな。悪ノシリーズはボカロキャラの原型残ってるからともかくとして、最近のはボカロのボの字も無いじゃん -- 名無しさん (2016-12-29 19:15:22)
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