レックス(ゼノブレイド2)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/12/24 Fri 01:38:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 44 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(24){&bold(){&font(blue,silver){一緒に行こう!楽園へ!}}}} 『[[ゼノブレイド2]]』の主人公。 CV:[[下野紘]] *【概要】 雲海から引き上げた物資を売って生計を立てるサルベージャーとして活動する15歳の少年。出身地はリベラリタス&ruby(しょとうぐん){島嶼群}のイヤサキ村。 サルベージの腕を見込まれて秘密結社イーラからの報酬10万&ruby(ゴールド){G}の依頼を引き受け、目的の古代船で[[ホムラ>ホムラ(ゼノブレイド2)]]という一人の少女と出会ったことから彼の運命が大きく変わっていくこととなる。 *【見た目・性格】 短めの明るい茶髪と金色の瞳、サルベージで着用する潜水服、そしてホムラから分け与えられた命を示す胸のコアクリスタルが特徴であり、首の後ろに下げているヘルメットの中にはセイリュウが入っている。 性格はとにかく前向き((前しか見てないとも言われる。))で活発、お人好しで困っている人を放っておけない…とまさしく王道の主人公といった性格。 古代船の依頼にて前金として貰った報酬10万Gのうち9割をすぐに故郷であるイヤサキ村に仕送りする、更に自分が死んだと気付いた際には真っ先に共に活動していた他のサルベージャー達の命を心配した…と言えば彼の人となりがよくわかるだろう。 ちなみにそういうお年頃故かホムラに「(命の共有のために)私の胸(のコアクリスタル)に手を」と言われた際に「ええっ!い いいの!?」と動揺する一面も。 また、子供ながら大人の世界を知っている影響からか、セイリュウのセクハラ紛いな発言にキツめのツッコミを入れたり、ニアのとある爆弾発言を全力で取り消させようとしたりと、意外と耳年増。 ちなみ女性の髪型の好みは[[ポニーテール]]。 サルベージャーは時として採掘現場で遭遇したモンスターに襲われることもあるため、護身用に戦闘技術を身に付けてはいるのだが、 本人のポリシーとして戦争に関しては徹底して否定的かつ[[不殺主義]]。 ・戦争に使われそうな軍需品は取り扱わない((この方針については「軍需品でなくても転用は出来る」と、ヴァンダムから考えの甘さを指摘されている。)) ・コアクリスタルを盗んだ子供たちの目的が盗賊への敵討ちと知った時は、盗賊たちの命は奪わずに帝国軍に引き渡しつつ子供たちにはサルベージャーの道を歩ませる ・自身の傭兵団では基本的にブレイドたちを戦いに向かわせるようなことはなく人材派遣がメイン((あってもモンスターの討伐程度。)) などというように極力争いごとには手を貸さない姿勢を貫いている。 その姿勢は最も深い敵対関係にあるイーラにすら徹底しており、目的がない限り積極的に挑むようなことはしないし、それを果たせば「もう邪魔をしないでくれ」と言うだけにとどめている。 未成年ながらもサルベージャーとして活動している為、「人々の住める巨神獣が次々に死滅している現実」「戦争の本質が残りわずかなパイの奪い合いである」といったアルストの終末感は肌で感じている。 それ故に皆が安心して暮らせると言い伝えられている楽園に憧れており、ホムラの楽園に行くという願いを叶えるべく仲間と共に楽園を目指す旅に出ることとなった。 「サルベージャーの合言葉」なるものを度々口にする。 判明している部分を要約すると、「勇敢、磊落、酒を愛し女を尊べる男」を賞賛する内容であり、レックスの人格形成に大いに影響を与えているものと推測できる。 また、ジーク曰くリベラリタスの片田舎という政治的イデオロギーとは無縁の環境で伸びやかに育てられたことで、徹底した中立の視点が培われたとも言われる。 前述の通り、サルベージャー自体が自衛能力を求められる仕事なだけあって、体力と度胸があるのみならず長剣の扱いにも長けており、 実力を試すため手加減していたとはいえメツの急な攻撃をかわして即座に反撃の体勢を整えられたり、ヴァンダムのワイヤーショットの応用技を一度見てコツを聞いただけで体得したりと戦闘センスもピカイチ。 だがドライバーとしては覚醒直後ということもあり、ストーリー序盤ではソロ時代の感覚で突き進み過ぎて「ブレイドとの連携」まで意識が回らない等の未熟さも見受けられた。 それでも物語が進むにつれ敵味方問わず彼を諭す人物達の言葉を受けて成長する内、徐々にホムラ達との絆を深めていく。 *【来歴・作中の主な活躍】 ※全部書くと長くなるため、要所ごとにピックアップしていく。 -本編開始前 まだ物心ついていない2歳の頃に戦争難民として両親共々リベラリタスのイヤサキ村に流れつく。 レックスと共に村に辿り着いた母はコルレルにレックスを託して間もなく死亡、父は村に辿り着く前に力尽きて近隣で亡骸が発見され、残されたレックスはイヤサキ村で暮らすこととなった。 そして10歳になった時に育ての親の1人(?)であるセイリュウと共に村を出てサルベージャーとしての活動を本格的に開始、現在に至る。 -1~2章 サルベージャーとしての腕を見込まれてアヴァリティア商会会長バーンによって紹介されたイーラからの依頼を受け、[[シン>シン(ゼノブレイド2)]]の求めていたリベラリタス出身の人間であるという理由から彼らの探索に同行することとなる。 古代船内部を進んだ先で封印されたホムラを発見するも、共に安置されていた剣に触れたことで同調の阻止と口封じのためにシンに&bold(){背後から貫かれて死亡}。 だが、死の直前に剣に触れていたことでホムラの夢に入り込み、「自身を楽園に連れていく」という条件つきで彼女から命を分け与えられたことで復活すると共に力を得る。 そして[[メツ>メツ(ゼノブレイド2)]]に挑むものの劣勢に追い込まれるが、イーラの方針に異を唱えていた[[ニア>ニア(ゼノブレイド2)]]が裏切って加勢したことで何とか踏み止まる。こうしてメツとの交戦後、助けに現れたセイリュウにニアと一緒に連れられたことで窮地を脱することとなった。 これを機に楽園を目指すレックス達の冒険が始まる。 -3~4章 楽園に行くため、造船所を営むウモンから借りた巨神獣船に乗って世界樹を目指すもサーペント・デバイスの襲撃に遭い、さらにインヴィディアの巨神獣に飲み込まれてしまう。 迷い込んだ先でホムラを狙うフレースヴェルグ傭兵団の団長「ヴァンダム」と出会い戦闘。実はホムラを狙っていたのは演技であり、まだまだ心身ともに未熟だったレックスに同行・指導をし、彼の良き師となる。 だが、カラム劇場にてヴァンダムはホムラを狙って現れたメツとヨシツネからレックスたちを逃がすべく戦闘の末に死亡。 ヒカリの覚醒によりメツ達は撃退することができたがレックスにとって近しい人物の死は彼の進行や人生観に大きな影響を与えることとなった。 翌日、コール(ミノチ)から楽園に行くために[[マルベーニ]]の短剣を持ってアーケディアに向かうように言われ、レックスは彼に今度はヴァンダムの物語を書いて欲しいと言い残してインヴィディアを去り最短ルートであるスペルビアに来訪。 人工ブレイド「キク」が街で暴れていたことから出所を探るべくメレフと共闘し、トラの父タテゾーを救出してバーンの計画を阻止することに成功。 直後にバーンの取引相手であるイーラのベンケイとサタヒコの襲撃に遭うもヒカリの作戦、後を追ってきたメレフとレックス一行を迎えに来たファン・レ・ノルンの助けにより撃退。 紆余曲折を経て、スペルビア皇帝ネフェルの厚意によりそのまま巨神獣船でメレフも一緒に旅へと同行することとなり、リベラリタスを経由して改めてアーケディアへ向かう。 -5~6章 レックス一行はホムラの強い要望によりイヤサキ村を経由するルートでリベラリタスを進むことに。イヤサキ村でひと時の団欒を過ごしたあと、アーケディアへ向かう港で%%わざわざ3日も待っていた%%ジークと遭遇。 これまでのふざけぶりが嘘のような実力を発揮して襲い掛かるが、レックスたちに敗れた後は自分が法王庁から天の聖杯のドライバーを見定める役を買って出たこと、法王庁に入っても問題は起こさなそうと判断したこと、本当は1回で済ませる予定だったが運の悪さ故に何度もやり直す羽目になったことを明かし、アーケディアでしれっとパーティに加入。 %%そして直後に雲海に落っこちた。%% アーケディア到着後は楽園に行く方法を知るために[[マルベーニ]]と謁見。世界樹を上った時のことを教えてもらったと同時に協力してもらえるようになったが、話を聞いている最中にレックスは[[マルベーニ]]からメツと同じ何かを感じ取っていた。 直後にテンペランティアにてスペルビアとインヴィディアの戦争を引き起こさんとするシンの手により発掘された巨神獣兵器が起動。駆け付けたレックス達によって兵器は停止されるも同行していたファン・レ・ノルンはシンによってコアクリスタルを貫かれ死亡する。 レックスにとっては2度目の近しい人物の死であった。 その後世界樹へ向かう障害となるサーペント・デバイスを制御するのに必要な&ruby(サンクトス・チェイン){神聖なる鎖}を獲得すべくルクスリアへと赴き、国王のゼーリッヒへ謁見に向かうも 国王として天の聖杯の力を危惧していたゼーリッヒによって、その存在を消し去るためという理由でホムラは捕まってしまい、邪魔立て出来ぬようレックス達も牢屋に閉じ込められてしまう。 脱獄に成功したレックス達はホムラを救出し、彼女が聞かせた[[アデル>アデル(ゼノブレイド2)]]のメッセージによりゼーリッヒの信頼を得ることはできたが、エーテル加速器の影響で巨神獣が沈没を始めたことで正常な状態に戻すべく鎖を入手しに神殿へ向かった。 無事に騒動が解決する目処が立ったものの、向かった先で帰路に待ち構えていたイーラの襲撃に遭い、本気を出したシンに為す術も無く敗北。このままあわや全滅……という所を助け出したのは、レックスが全力で守ろうとしたホムラ本人であった。 ホムラはイーラ一行の真意を見抜いた上で、自らの命を取引材料にした毅然とした態度で立ち向かい、己の身柄と聖なる鎖と共にレックス達の命を救うことを了承させる。 傷ついたレックスは何もできずに彼女が奪われる様を見るしかなかったが―― #center(){&bold(){&font(white,black){傷だらけだな──}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){……!?}}} 意識を失ったホムラの肢体に刻まれた傷を見て、シンは言い放つ。 #center(){&bold(){&font(white,black){今頃気づいたのか?}}} #center(){&bold(){&font(white,black){自分のブレイドがこれ程傷ついているのに──お前は、自分しか見えていない}}} #center(){&bold(){&font(white,black){天の聖杯と同調した少年──どれ程かと期待すらしていたが──}}} #center(){&bold(){&font(white,black){お前は──愚かだ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){愚かで、悲しい程──憐れだ──}}} 失意の中にいたレックスにシンから浴びせられた言葉は、レックスがホムラとの間に紡いできた「絆」だと思っていたものが非常に歪な物だと気付かせるものだった。 以前、ジークがレックスの身体に傷が多いことを指摘された際、彼はそれが命の共有の影響であることに触れた上で、悪びれる様子もなく&color(blue){「二人の絆みたいな感じがしてちょっと嬉しくもある」}と述べていた。((それを聞いたジークも、レックスが抱く危うさに気付いたのか、一瞬顔をしかめた。)) しかし、それは&bold(){「レックスとホムラがそれぞれダメージを共有する」}という関係が、裏を返せば&bold(){「自分がドライバーとして戦い、傷つけば傷つくほどホムラとヒカリにも傷を負わせることになる」}という当たり前の事実に気付いていなかったことを意味する。 言い換えれば&bold(){「レックスはホムラとヒカリがこれまでどれだけ傷ついてきたかをまるで理解していなかった」}ということに他ならない。 それをむしろ&bold(){&color(blue){二人の絆}}とまで言って、むしろ誇っていたのである。 自分のことしか見えていなかった歪な関係を、あろうことか敵であるシンに指摘され、初めてそれに気づいた―― 途方もない敗北感に打ちのめされたレックスは、目の前でホムラが奪われるのに何もできず、ただ彼女の名前を叫ぶばかりだった。 #openclose(show=7章以降のネタバレが含まれます。){ &br() シンとの戦いで抱かされた敗北感、そして自分が今までどれだけホムラを傷つけてきたかをようやく思い知ったレックスは完全に挫折。 これ以上敵わない敵と戦いを続けて、自分が傷つくことでさらにホムラを傷つけることに恐怖を抱くようになったレックスは、これ以上旅を続けることを拒否しようとする。 しかし、ニアは殴りながら彼を叱責。 #center(){&bold(){&font(gray,#f0e68c){痛いか?}}} #center(){&bold(){&font(gray,#f0e68c){でもね ホムラの心の痛みはこんなもんじゃないよ}}} #center(){&bold(){&font(gray,#f0e68c){もっと何倍も痛いのガマンしてアイツらの所に行ったんだ}}} #center(){&bold(){&font(gray,#f0e68c){アタシ達を助けるために}}} それでも全く歯が立たなかった・オレなんか側にいない方がいいんだと言うレックスに今度はホムラの本音を傍らで聞いていたカグツチと[[ハナ>ハナ(ゼノブレイド2)]]から𠮟責を受ける。 #center(){&bold(){&font(blue,aqua){あの子がどんな気持ちであなたの下を去っていったのかわかる?}}} #center(){&bold(){&font(blue,aqua){自分がいない方がいいとまで言わせてそれで何とも思わないの?}}} #center(){&bold(){&font(blue,aqua){あの子はね&s(){   }あいつらと刺し違えるつもりよ}}} #center(){&bold(){&font(blue,aqua){そうまでさせて それでもあなたは&s(){   }}}} #center(){&bold(){&font(blue,aqua){あの子と楽園に行きたいってあなたの思いはその程度のものだったの}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){そうですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){今のレックスは全然レックスらしくないですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){たった一度負けたくらいで諦めて情けないったらないですも}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){だけど&s(){   }}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){ぐだぐだ言うんじゃないですもーっ!}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){&s(){   }そんなレックス 見たくないですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){レックスが頑張れるからハナもご主人も頑張れるんですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){レックスは目標なんですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){ずっと ずっと走り続けていて欲しいんですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){だから&s(){   }こんなところで立ち止まっちゃいやですも&s(){   }}}} 女性陣の𠮟責の末立ち直ったレックスは、先代の国王より言い伝えを受け継いでいたというゼーリッヒから天の聖杯・第三の剣についての話を聞かされる。 その剣はアデルがあまりに強い力故に封印したものであること、国王曰く敗因は天の聖杯の力を全て引き出していなかったと考えたこと…ホムラ/ヒカリの本当のドライバーになる覚悟を決めたレックスはセイリュウの案内のもと剣が封印されたエルピス霊洞へと向かう。 ブレイドとしての力を発揮したニアの協力によりアデルの幻影を退けることには成功するも長い年月により剣は朽ち果て手に取った瞬間に消滅してしまった。だが、本当に必要なものは剣ではないと気づいたレックスはホムラを助けるためにモルスの断崖へ向かう。 モルスの断崖では力を取り戻して待ち構えていたメツをニアと力を合わせて一時的に退けることに成功するが、ホムラは既に手遅れでありコアクリスタルの情報を奪われ抜け殻と化してしまっていた。 そして目の前に立ちふさがるのは以前まるで歯が立たなかった全力のシン、さらに天の聖杯として完全復活したメツ。 だが、その絶望的とも言える状況の中にありながら、レックスの目に以前のような失意の色はなかった。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){バカだ―― オレはバカだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){二人の気持ちなんてちっとも知らずに}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){天の聖杯っていう強い光が作り出した影の道}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そんな道をずっとホムラとヒカリは独りで歩いてきたんだ}}} ホムラとヒカリが何を考えていたのか、そんな彼女のために何をすべきなのかを理解したレックスは、以前大敗を喫したシン相手にも臆することなく立ち向かっていく。 そして戦いの中、思念体になったホムラとヒカリはレックスに真実を告げる。 楽園に行く目的は神に自らの存在を消してもらうためであること、そのためにレックス達を危険に巻き込んでしまったこと…自分たちに関わらず、仲間とともに逃げてほしい。自分たちがいなくても、いつかは楽園にいけるから、と懇願するホムラとヒカリ。 しかし、覚悟を決めたレックスはこう叫ぶ。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){それじゃあ意味がないんだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレは 君と行きたいんだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){楽園に 君と二人で}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){約束だろ?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレは君のために楽園に行く}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){君一人だけのために楽園に行ってみせる}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレは君のために}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){二度と世界なんて灼かせない}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){だから&s(){   }君の全てをオレに}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&font(blue,silver){このオレにくれーっ!!!}}}} この言葉に胸打たれ、彼女たちが自分の全てをレックスに預けると決意した時… #center(){&bold(){&font(lime,#ff0000){「これが私達の全て&s(){   }」}}} #center(){&bold(){&font(lime,#ff0000){「私達はこの力を与えられて生まれた」}}} #center(){&bold(){&color(Yellowgreen,yellow){「それでも君は私達が欲しい?」}}} #center(){&bold(){&font(#00FF80){「ごめんね レックス」}}} #center(){&bold(){&font(#00FF80){「でも もう大丈夫」}}} #center(){&bold(){&font(#00FF80){「もう 迷わない」}}} 本来ならばありえない&b(){ブレイドとの再同調}という奇跡を起こしホムラとヒカリは真の姿「&ruby(プネウマ){Πνευμα}」となり復活。また再同調によって、レックスも全てのブレイドの力を行使できる『マスタードライバー』としての力を得ることとなる。これによってレックスの衣装も変化し、サルベージスーツの面影を残しつつプネウマと似通った意匠の服装になる。 さらに朽ちた第三の剣も復活し、[[望む事象を実現する力>ゾハル(ゼノギアス)]]でシン達を圧倒するもののメツのデバイスをも投入した激しい戦いによって地面が崩落し、一行はモルスの地に落下。 そして、楽園を目指すレックスの物語はここから佳境を迎える。 なおこれ以降、レックスは上述した全てのブレイドの力を行使する力によって他のドライバーのブレイドをオーバードライブなしでエンゲージできるようになる((カグツチ、ビャッコ、サイカといった他のドライバーのパートナーも例外ではない。ただし、人工ブレイドであるハナだけは不可能。))ため、今後同調を行う際はレックス以外で行うと良い。 -8~9章 モルスの地にて先の戦いの傷が残っていたシンがグルドゥに苦戦しているのを発見し、敵だとしても放っておけないと見たレックスはシンと一時共闘。 進んでいく先でシンはカグツチやハナからの問いかけには無言を貫いていたが、500年前に沈んだイーラの巨神獣の亡骸を発見した時、シンの口からブレイドと巨神獣の命のサイクルの存在とイーラを完全に滅ぼした元凶がアーケディアであったということを知らされる。 シンが戦艦に戻った後は彼らよりも先に楽園に到達すべくこれまで世界樹とされていた機械の塔を上り始める。 中層にてイーラと交戦する[[マルベーニ]]にイーラを消し去るように命令されるがレックスは僧兵を退けこれを拒否。 それに対してマルベーニは自身のマスタードライバーとしての力とファン(カスミ)のコアクリスタルを移植したことで得た力の合わせ技でヒカリの意思に反してセイレーンのレーザーをイーラの戦艦に放つが、その後ハナの協力もあってレックス達は増幅塔を倒し、マルベーニの力を弱めたことでこれ以上操られるのを阻止した。 イーラの母艦マルサネスに一人残ったサタヒコの特攻によりアーケディアが沈められた後、上層に辿り着いたレックスは待ち構えていたシンと戦闘し、その中で2人は互いの意志をぶつけ合う。 #center(){&bold(){&font(white,black){神が与えたもうたその力 なぜ人間のために奮う?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){楽園に行くためだ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){行ってどうする?人に開放するのか?分け与えるのか?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){当たり前のことを聞くな}}} #center(){&bold(){&font(white,black){結果は見えているんだぞ?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){何の結果だよ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){人は楽園をモルスの様に 500年前のイーラの様にするだけだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレがそんなことはさせない}}} #center(){&bold(){&font(white,black){お前が死んだ後はどうする? 誰がそれを止める}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そのために&s(){   }そのためにあんた達がいるんじゃないか}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そして それを一緒にやり遂げるのはオレじゃない}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&font(blue,silver){誰かだぁ!}}}} レックスが思いを伝えると同時に放った一撃により、シンは剣を落とす。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){そうだよ 人間は死んだらそれまでだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){でも その思いや記憶は別の誰かが必ず受け継いでくれる}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){あんたらブレイドだってそれは同じだろ?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){前の自分を 別の誰かと一緒に受け継いで 新しい自分になって}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そうやってこれまで生きてきたんだろ?だったら 同じじゃないか}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){ブレイドはやがて巨神獣になって}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そして多くの新しいブレイドを生んだり}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){世界そのものになったりして続いていくんだろ?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){すごいよ 羨ましいくらいさ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){羨ましい&s(){  }俺達が?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレ聞いてみたいんだ 神様に}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){ホムラやヒカリやあんた&s(){   }}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){どうしてこんなすごい連中を生んだのかってさ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){いや 何となくはわかってるんだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){だから その答え合わせをしたい}}} #center(){&bold(){&font(white,black){答え合わせ&s(){  }}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){ああ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){お前はその答えを持っているというのか?}}} レックスはシンに自分の持つ思いの丈を全て伝えることができた。同時に活動限界もあってシンは膝をつき駆け付けたヨシツネとベンケイを静止するが、直後に後を追って現れた[[マルベーニ]]が襲撃。 変わろうとした者を消し去らんとするマルベーニに対して再び立ち上がろうとするシンを止め、これを撃破。それでも尚抵抗を続けるマルベーニに対して最後の力を振り絞ったシンによってマルベーニは完全に倒されシンも力尽きて消滅した。 一行は目前まで迫った楽園にむけて第一低軌道ステーションへのエレベーターに乗り込む。 -10章 数々の苦難の末、遂にレックス一行は自分やホムラが目指していた楽園の正体であるスペースコロニーへ辿り着くことができた…のだが、&bold(){既に長い年月が経っていたことで草木や湖は1つ残らず枯れ、建物も皆倒壊しており楽園は見る影もなく荒れ果てていたのであった}。 一行は誘われるようにして残っていた協会の地下へ向かうもレックスは仲間たちと離れ離れになってしまう。仲間たちとは進んだ先で遭遇するが、どういう訳か皆レックスを非難し、襲い掛かる。 楽園を目指しながらも結局は廃墟でありそれら全てホムラのためで動いていたことに怒りと嫉妬心をむき出しにするニアとビャッコ、 レックスによって死したスペルビアの幾万の民や従弟ネフェルへの弔いとしてレックスを殺しにかかるメレフとカグツチ、 ガキのくせに英雄気取りで周囲を振り回してこれまで通った道に何が転がっているのか振り返らなかったのかとこれまでレックスに対して持っていた思いを全否定するジークとサイカ、 自分はレックスのように本当のドライバーになれなかったことに対しニセモノじゃなくてホンモノに生まれたかったと言うトラとハナ、 永劫とも言える時を過ごす自分ら巨神獣の存在意義について問いかけるセイリュウ… 最後はレックスを料理でもてなすホムラとヒカリ(ただし性格は入れ替わっている)に暖かく迎え入れられ、レックスが涙を流したのを見たホムラに止められた所で一行は一か所に集められた。 人がどう変わったか・どこへ行こうとしているのかを確かめるために神の力によって各々の抱く恐怖心を再現してみせたことが明かされる。 そしてこれまで神とされてきた男「クラウス」にこれまでアルストの世界がどのような経緯で作られたのかを一行は聞かされる。 世界を再生すべく接触した物質を分解しかつて世界を作り上げていた物質へと再構成させる分子体「雲海」を遠い過去に作り、その他かつて存在した全ての生命の記憶を持った素子「コアクリスタル」によって巨神獣やそれらから派生する生命体、そして人間をも新たに生み出したという。 更には人間達がまた同じ過ちを繰り返すのではという疑念から新たな生命の循環「ブレイド」を生み出すが、結局は人々がそれらを武器として使い始めたことでかつての自身と何一つ変わっていないと確信し全て放置すると決めたことを明かす。 全てを諦めていたクラウスだが、レックスがこれまで本来ならば有り得ないブレイドとの再同調や命の共有を果たしたことを皮切りに沈黙を守り通していたゲートが再び動き始めたことで世界を変えられるかもしれないという希望を持ったことも同時に明かし、全ての権限をプネウマへと譲渡。 本来ならば自分が背負うべき宿命を全て背負わせてしまったことに深く謝罪するクラウスだったが、彼女らはレックスと出会わせてくれた彼を笑顔で肯定し、感謝した。 そうしてメツを止めようと走るレックスは去り際にクラウスに対し「同じ人間」として問いかける。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){クラウスさん!この世界のこと まだ諦めている?}}} #center(){&bold(){&font(yellow,gray){今は&s(){   }お前たちに出会えてよかったと思っているよ}}} その答えを聞いたレックスもまた、笑顔とともに自分の本心を彼に告げた。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){じゃあ オレの意見とおんなじだね}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){ありがとう オレ達を生んでくれて}}} レックスはクラウスに自分達を生み出したことへの感謝を告げてメツとの最終決戦に臨む。 } *【人間関係】 -[[ホムラ/ヒカリ>ホムラ(ゼノブレイド2)]] レックスのパートナーとなるブレイドにして天の聖杯と呼ばれる伝説のブレイド。 序盤で死亡したレックスに自身の命を分け与えたと同時にパートナーとして活動しているが、命を共有した代償としてお互いのダメージまでも共有してしまうというリスクを孕んでいる。 ホムラの側もレックスのことは異性としても見ており自分の存在がレックスの重荷になっていることを悔いた発言をした直後、レックスの育ての親のコルレルに「あんたはレックスのことが嫌いなのかい?」と聞かれた際には、 普段は大人しい彼女らしからぬかなり食い気味な調子で「大好き」と答える程にはストレートに彼のことを想っている模様。 ヒカリの方もどんな面倒事に巻き込まれてもレックスが励ませば「レックスがそういうならがんばっちゃおっかなぁ」とあっさり了承したり、 クエストの展開次第で「レックスはいつ結婚するつもりなのよ」と結婚の催促のような発言をしている辺り、どちらもレックスに対する好意はかなりある。 そもそも心の底から出たくないと思っていたのにまた現世に姿を現したのは、他ならぬ&bold(){レックスを助けたかったから}。ホムラと同一人物という事実も拍車をかけていよう。 -セイリュウ レックスの育ての親兼居住区の喋る巨神獣であり、レックスからはじっちゃんと呼び親しまれている((ただしハナの開発資金の調達をホムラが申し出た際に「身体を売るつもりか!?」と言った際には怒ったレックスからチョップを喰らいクソジジイ呼ばわりされていた。))。剣術を仕込んだのも彼であり、「元々才能はあった」とのこと。 序盤でのイーラとの抗争で辛うじて逃げ切りつつも致命傷を負うが、復活して幼体に戻ったことで以降はレックスのヘルメットの中が定位置となっており住む者と宿主が逆転するという現象が起きている。 庇護の関係から相棒へと変わったと言えるだろう。小さくなってからも冒険中に様々な助言をしてくれる。 だが、レックスが優し過ぎることも十分理解していた為、500年前の「聖杯大戦」にまつわる真実についてはほとんどを知っていながら、判断を鈍らせることを危惧して黙秘し続けていた。 -[[ニア>ニア(ゼノブレイド2)]] お互いに良い仲間であり、良い喧嘩友達でもある。 古代船のサルベージ依頼にて知り合い、当初は自身の無垢さを小馬鹿にされつつも次第に打ち解けていく。 レックスをガキだガキだと呼んでいたものの本当に年齢的に子どもと思っていたので、 仕事をしていただけの子どもに対し理不尽に二度も命を取りにかかるシンたちに激昂。 レックス(と他サルベージャー)を助けたことがきっかけでイーラから離反し、最終的にパーティに加入することとなった。 彼女へは鈍感なようでいて、さるタイミングの言葉に対して改めて答えようとしているなど誠実に向き合う姿勢を見せている。 &font(l){そして改まった空気に耐えられずニアのほうが誤魔化す} [[ネタバレ]]要素を多く含むので詳しくは当該項目参照。 -[[トラ>トラ(ゼノブレイド2)]] グーラで出会った[[ノポン]]族の少年。 ドライバーに憧れを持ち、スペルビア兵から助けられた後に兄貴と慕われオトモになることを申し出るも、オトモ扱いは却下され友達になろうと言い、トラは大喜びでそれを受け入れた。 ただレックスはドライバーよりもサルベージャーとしての活動の方が長い故か、キズナトークではトラにドライバーについて教えて欲しいと頼まれた際にいつの間にかサルベージャーの話に変わってしまったりした。 -[[メレフ>メレフ(ゼノブレイド2)]] ストーリー序盤では天の聖杯の力を危惧していた故に当初は敵対していたが、レックスにはメレフと戦う理由がなかったために戦闘では例え実力的にギリギリな戦況であろうとも敢えてトドメを刺さずに逃亡するなど手加減していた。 彼女にとって、敵から命を落とさぬよう手心を加えられるというのは初めての経験であるため、これが後にレックスに興味を持ち始めるきっかけとなり、やがては楽園を目指す彼らの旅に同行することとなる。 -[[ジーク>ジーク・B・極・玄武]] 天の聖杯を狙って何度か立ちはだかってきたが、これはレックスが天の聖杯のドライバーとして相応しいか試すためのもの%%であったと同時に何度も現れたのは不幸体質によりすぐ退場してしまうから%%であった。 パーティ加入後はレックスについて「純粋過ぎて危ういところがある」と評していると同時に「それを助けるのが大人の務め」との考えを持たれている。 -ヴァンダム インヴィディアで出会ったフレースヴェルグ傭兵団の団長。 レックスの良き師となるが、イーラの2人との戦いの末、死亡。レックスにとっては成長してから始めての近しい人物の死である故に彼の心境には大きな影響を与えており、彼の回想でも多く出てきている。 遺言により傭兵団の団長の座と同調していたスザクのコアクリスタルはレックスに受け継がれ、ホムラ不在時は彼の主戦力となっている。 -コルレル レックスの育ての親の1人である女性。 レックス以外にもイヤサキ村で親のいない子供の面倒を見ており、レックスはそんな彼女と故郷のイヤサキ村に現在でも仕送りを続けている。 #openclose(show=ストーリー終盤のネタバレが含まれます。){ -[[シン>シン(ゼノブレイド2)]] イーラの首領であり、序盤でレックスを一度殺した男。 以降複数回にわたって戦うことになり、特に本気を出したルクスリアでの戦いではレックスに強い敗北感を味合わせるに至った。 レックスにとってシンを含むイーラの面々は、自身だけでなくヴァンダムやファンたちの命までも奪った仇敵ではあるがレックスの不殺主義は彼らに対しても例外ではなく、 [[マルベーニ]]にシン達を消し去るよう指示された際には「オレのすべきことはシン達を消し去ることじゃない、止めることだ」と返している。 また、世界樹上層の最後の対決にてレックスは、永き時を生きるブレイドが世界の成長のために果たせる役割を彼に説いた。 -[[メツ>メツ(ゼノブレイド2)]] こちらもイーラのメンバーであり、もう一人の天の聖杯。初のホムラとの共闘で相手にした人物でもある。 当初メツはレックスのことをただの子供と侮っていたが、何度も対峙する内にその心境は変化していく。レックスの側もメツの背景を知るにつれ、単なる悪党という認識を徐々に改めていった。 なおレックスのことは初対面時から最期まで一貫して「小僧」と呼んでいた。 -[[クラウス>ザンザ(ゼノブレイド)]] アルストと呼ばれるこの世界の創造者であり、最終盤でレックス一行との邂逅を果たす。 クラウスは己の作った世界に絶望していたものの、レックス達の生き様と想いを目の当たりにして希望を抱くようになった。 レックスは、創造神たる彼相手でも分け隔てなく「クラウス"さん"」と呼び、「ありがとう! 俺達を生んでくれて!」と感謝を告げた。 -[[アデル>アデル(ゼノブレイド2)]] 500年前の聖杯大戦においてヒカリと共にメツと戦い、英雄と称された人物。 レックスが漂流者でありながらリベラリタス出身の者にしか解くことのできない封印を解けたこと、容姿や性格が似通っておりメツが同じ金色の瞳に言及していたことからアデルの末裔の可能性が考えられるが、真偽は不明。 } *【ゼノブレイド3】 発売前から『[[ゼノブレイド]]』と『[[ゼノブレイド2]]』の二つの世界が融合した世界を描くことを公言していた本作[[ゼノブレイド3]]。 直接的な続編ということもあり、当然ながら過去作のキャラクター達がその後どうなったのかを気にするユーザーは多かった。 その中でも前作主人公であり、上記の通り多数のヒロインと関りのあるレックスのその後はその中でも特に注目を集めていたのだが…… 結論から言うと、本編の道中にレックスの動向がわかる描写はほぼない。 レックスの出番はエンディングまで待つこととなる。 最終決戦にて、本作の主人公ノア一行、そして未来に進もうとする人々の尽力により、3の世界「アイオニオン」を支配するメビウス達は倒された。 そしてノア達は、変わることを恐れ「永遠の今」にとどまり続ける不自然な世界ではなく、どんなに怖くても「未来」に進む本来あるべき自然な世界を選択した。 しかしそれは「永遠の今」が「未来」へと変わることを、 即ち、「永遠の今」であるアイオニオンが消滅し、『1』の「神なき世界」と『2』の「楽園に辿り着いたアルスト」の二つの世界に戻ることを意味していた。 多くの人たちがそれぞれの感傷に浸る中、長い時をアイオニオンで過ごしてきたニアは、二つの世界がいつか必ず共に歩める日が来ることを願いながら、 共にこの世界で過ごしたハナと一緒に勝利の喜びを分かち合い、 #center(){&bold(){&color(gray,#f0e68c){「これから帰るよ」}}} ほっと一息ついたかのような声音でそう呟きながら、ある写真を見る。 その写真に載っていたのは『2』でニアと共にアルストを駆け巡った仲間達。 巨神獣セイリュウ、トラとハナ、メレフとカグツチ、ジークとサイカ、ニアのブレイドであるビャッコ。 そして中央にいるのはジークにも迫らんほどの背丈の、大きく立派に成長したレックス―― ――と、彼の側で椅子に座りながら寄り添っている &bold(){&color(#ff0000){赤髪の赤ん坊を抱きかかえるホムラ}} &bold(){&color(Yellowgreen,yellow){金髪の赤ん坊を抱きかかえるヒカリ}} &bold(){&color(gray,#f0e68c){銀髪で猫耳の赤ん坊を抱きかかえるニア}} の三人……いや六人の姿であった。 ……写真の内容について解説があるわけではないのだが、 &bold(){どうやら『2』の数年後にガチでホムラ・ヒカリ・ニアの3ヒロインと重婚・子作りしたようである。} 写真が画面に映ったのはほんの一瞬でしかないのだが、当然ながらシリーズファンに与えた衝撃は凄まじく、 何せ2の直後から&bold(){「ホムラ・ヒカリは当然として2周目タイトル画面やアートワークとかでニアも受け入れられたような雰囲気出してたし、ドライバーとしてブレイドの3人を纏めて貰っちゃえばいいじゃない」}と望む声や、 それを意識したファンアート&s(){や薄い本}も無数に出ていたのだが、まさか公式ではっきりと&bold(){「三人と重婚して子供も生まれてます」}と確定させてくるとは誰も思っていなかったのである((そもそも『2』本編の範囲では「ブレイドと人間で子供が作れる」という情報が一切なかったため、嫁候補が全員ブレイドであったレックスがまさか子供を成せると思っていたユーザーは殆どいなかった))。 そして最終盤にいきなりこんな情報量の塊のような写真をぶち込まれたせいで「しんみりとしたEDの雰囲気が全部2キャラに持って行かれた」「まさかガチで[[ハーレムエンド]]の先を描くなんて……」「こいつらレックスしたんだ!!」「フュージョンコンボ」「2のキャラなのにインタリンクしやがった」[[「三人!?嫁…さ…三!?テメッ…テメェ!!なんで嫁三人もいんだよ ざっけんなよ!!!」>我妻善逸]]などと散々ネタにされた。 なお、良くも悪くもシリーズの注目度が高まったせいか、 本作は発売数日前の時点で海外を中心とした一部のフラゲユーザーが各種SNSで[[ネタバレ]]情報公開をやらかしていたのだが、 当然ながら各種ネタバレの中で&bold(){最も注目を集めていたのがこの写真だった。} ……しかし、注目度は非常に高かったものの流石に&bold(){「トリプルヒロイン全員孕ませ&出産エンド」}といういくら何でも攻めすぎた内容が任天堂公式作品で本当にお出しされるとは信じられず、 「巧妙な[[コラ画像]]でしょ」「コイカツで作ったのかな?」と驚く以前に真贋を疑うユーザーも多かった。 また、クリア後のニアのセリフからすると、&s(){案の定}本作の主人公の一人にしてメインヒロインのミオはニアの娘であることをかなり直球で匂わせている為、必然的にレックスの娘という事になる。 ニアはこの後アルストに帰るとのことで、レックスなら何も心配する必要はないとは思われるが、彼らの一家が末永く幸せであることを願いたい。 #center(){&size(24){&bold(){&font(blue,silver){いい意気込みだぜ小僧――}}}} #center(){&size(24){&bold(){&font(blue,silver){その意気込み――このレックスが引き継いだ!}}}} そして本編の前日談を描いたDLC『新たなる未来』にてレックス本人がなんとプレイアブルキャラの一人として再登場。 ノア達のような「ゆりかご」で作られた再生体ではなく、正真正銘2の世界からやってきた我々が知るレックスその人である。 **【来歴】 本作ではメビウスに支配されているアイオニオンの住民達を解放するべく築きあげられた組織「リベレイター」の一員であり、 『1』の巨神界からやってきたシュルクと共にダブルリーダーとして組織を引っ張っていた。 クラスは「マスタードライバー」で武器は「焔光の双剣」という&bold(){&color(#ff0000){炎を発する赤い巨剣}}と&bold(){&color(Yellowgreen,yellow){光を発する白い巨剣}}の二刀流。 一見するとホムラとヒカリが使っていた「聖杯の剣」によく似ているがデザインは異なっており、刀身にあったコアクリスタルも存在しないため、あくまでもレックスが自力で生成したアイオニオンのブレイド((『2』のブレイドと言うとホムラ達を始めとした亜種生命体のことを指すが『3』におけるブレイドはアイオニオンの兵士達が必要に応じて空間から出現させる武器のことを指す。))だと思われる。 3の舞台であるアイオニオンは世界を構成する「オリジン」の管理者権限を掌握しているゼット率いるメビウスが世界の理を支配しており、かつて「アルスト」と「巨神界」で暮らしていた住民はメビウス達に支配されて兵士として終わりのない戦いを強いられていた。 しかし、本シナリオでは実際には全てが兵士となったわけではなく、元の世界の住民の大部分がオリジンと同化していた((明言こそされていないが、兵士の10年寿命とゆりかごによる再生の設定を見る限り、恐らく元の世界で10歳~20歳だった若者達だけをピンポイントでメビウスの支配下に置いた可能性が高い))ことが判明。 そのどちらにもならず、元の世界の記憶と肉体を維持したままアイオニオンに出現させられた住民もおり、レックスとシュルクはそういった元の世界の住民を纏め上げて世界の解放のためにメビウス達と戦い続けていた。 残念ながらレックスのかつての頼れる仲間達の殆どはオリジンと同化してしまったようなのだが、新たにリンカという女性を弟子として同行させている。 ちなみにこのリンカ、緑髪と胸元の青い結晶体といい、「大雑把な父」のエピソードといい、直接明言されてないだけでどう見ても[[ジーク・B・極・玄武]]とサイカの娘である。 EDのホムラ、ヒカリ、ニアの子供の写真といい、あの後のアルストでは人間とブレイドの子供が生まれるのは珍しい事ではないらしい((本編シナリオのアグヌス出身キャラクターもブレイドのような容姿を持ちつつ素で高い身体能力を誇る一方で、普通の人間のように加齢し、コアクリスタルに関係なく外傷で死ぬといった特徴があるため、ブレイドと人間のハーフのような存在だった可能性が高い))。 3本編より以前の話ではあるのだが、彼らがどのような時代で戦っていたのかについては謎が多い。 #region(時系列について) 『新たなる未来』の主人公マシューはかつてシティーで暮らしていた頃の再生体であったノアとミオの息子ゴンドウの孫である。 ゴンドウ自体の年齢は明かされていないのでわからないものの、相当の高齢であるのは確かであり、尚且つノアとミオはゴンドウという家族を得るまでに何度も10年の寿命を繰り返して来たことが作中で示唆されている。 その為、どれだけ短く若く見積もってもアイオニオン誕生から『新たなる未来』に至るまでに100年以上は経過していると思われるのだが、 そうすると元の世界からアイオニオンに直接来たはずのレックス達が、この時代になぜ健在でリベレイターとして活動しているのかが疑問が残る。 シュルクとレックスはそれぞれ巨神界とアルストというそれぞれの世界に選ばれた特別な存在とも言えるので、アイオニオンにおいては特別寿命が延びているという考えも出来なくはないが、リベレイターにはそれ以外にも元の世界の一般人も数多く在籍しており、先述したリンカの女友達(種族としては普通の人間)なんかもいて、リンカもその女友達も若々しい少女である。 3本編では『新たなる未来』の頃に生きていたリベレイターの住民は&bold(){ある一人}を除いて存在しておらず、シティーにある「六氏族の像」に記されている六祖の解説を見る限り、六祖含めた元の世界の人間たちも一般的な人間の範囲で順当に歳をとっていた様子。 よってレックス達がアイオニオンにおけるどの時代に活動していたのかは確定できない部分が多いのだが、公式からの明確な答えはない。 #endregion リベレイターの活動は順調で、当初はシュルクとレックスを合わせてもわずか数名から始まった活動が、いつしかコロニー並みの規模にまで成長していたのだが、 本シナリオが始まる前、暴走したトリニティ・プロセッサーの裁定者「アルファ」がアイオニオンを滅ぼすために世界に君臨。 シュルクとレックスは人々を守るために、そしてアイオニオンの管理者であるゼットも「アイオニオンを滅ぼされては困る」という利害の一致から「事が収まるまで相互不干渉」という取り決めの上で共闘することとなる。 そして戦いの末、アルファ自身もコアクリスタルを損傷するなど深手を負って身を引いたが、この時の戦いでシュルクは片腕を、レックスは片目を、そしてゼットはアイオニオンにおける管理者権限を奪われるという敗北に近い痛み分けに終わってしまう。 この一件でゼットはアルファを倒すためにはアルファと同格の力、即ち別のトリニティ・プロセッサーの力が必要と判断。 そして「終の剣」を持つエヌをメビウスとして引き入れるが、それが転じてシティーは壊滅。 そしてシティーの生き残りにして本シナリオの主人公であるマシューが妹のナエルを含む生存者を探す旅に出る。 そしてマシューは相棒のエイと共に道中で壊滅したコロニーの生き残りである元ケヴェス兵の少年ニコル、元アグヌス兵のカギロイを命の火時計から解放し保護する。 大人しい気質から兵士の生き方に馴染めず、それに故に現実をすぐに受け入れられたニコルと違い、 &bold(){「成人の議を迎えるまで戦い抜いてから死ぬことだけが今まで死んで来た仲間達への弔い」}と信じて戦ってきたカギロイは兵士としての生き方を捨てることを受け入れられず逃亡。 そして逃亡先でもカギロイはシュルク率いるリベレイターに再び保護されるが「すぐには現実を受け入れられないだろうから順を追って状況を呑み込んでもらおう」と判断したシュルクによって状況説明を受けられなかったことが原因で保護されたその日のうちに逃亡し、あろうことがアグヌスのコロニーと通信を取ってしまう。 そしてそれが原因でメビウス・ダブリューの攻撃にキャンプしていたリベレイター達を巻き込む一大事を起こしてしまい、彼女自身も「命の火時計を無くした兵士は用済み」として抹殺されかける。 しかしダブリューの攻撃がカギロイ、そして彼女を庇おうとしたニコルに直撃する寸前に颯爽と駆け付けて二人を守ったのがレックスであった。 **【容姿・性格】 顔つき自体は少年時代を順当に成長させたような立派な男前になっているが、もみあげと繋がる様な顎髭を生やし、左目が傷つき隻眼となっている。 しかし、何と言っても目を引くのは&bold(){あまりにも屈強過ぎる体躯。} 『2』本編では15歳にしてはやや背が低く、DLCで共演したシュルクよりも頭一つ小さい程度しかなかったのだが、逆に本作ではシュルクの身長を上回り、&bold(){2mに届かんばかりの身の丈}で、 そして『2』でも職業柄中々引き締まっていた肉体は&bold(){[[ライン>ライン(ゼノブレイド)]]やジークらをも凌駕する程に分厚い筋肉で覆われている。} 総じて、あどけない少年だった前作の面影を残しつつ、筋骨隆々の壮年男性となっており、『1』からイメージをあまり崩さずそのまま成長したようなシュルクに比べて劇的な変化を遂げている。 そのせいかよく&bold(){&color(#F54738){嫁が三人いるのにふさわしい外見になった}}とネタにされる。 なお任天堂公式の冊子であるニンテンドーマガジン2023 summerにおける&bold(){筋肉自慢せいぞろいというコラムにガノンドロフやドンキーコングやカイリキーやケンシロウなどと並ぶメンバーにレックスも選出されている。シリーズで筋トレ自慢をしていたラインやランツやセナ涙目である} 容姿こそ劇的な変化を遂げているが内面は明るく前向き、活発、お人好しで子供にも優しい『2』の頃のレックスそのままであり、 尚且つ前作では全く見られなかったリベレイターの一員たちの『男女の仲』に対する気遣いを見せたり、長年の知見を活かしたアドバイスをしたりと、年齢相応の貫禄も見せてくれる。 また、ホムラから習ったのか料理の腕もかなり上達しており((『2』時点でも自炊する描写はあったが獲れ立てのシュリブをそのまま焼いてかぶりつくシンプルな物だった。))、見るからに凝ったメニューを冒険の合間にぽんぽん思いつく。 なお、この際彼が開発した新メニューは、実はミヤビのヒーロークエストにおいてシティーで開催される3本編の料理大会でお出しされており、相当の年数が経過してなおレシピが引き継がれているあたり、かなり高い完成度を誇っている模様。 そんなことから&bold(){&color(#3B4EF0){「年上のお姉さんに可愛がられていたあどけなさの残る青少年主人公が次のナンバリングタイトルでムキムキのおっさんになっていた」}}というある意味では[[ショッキングな変貌>ガオガエン]]を遂げているにも拘らず、否定的な声は殆どなく「前作主人公の理想的な再登場」として高く評価されている。 その一方、ようやく出会うことが出来た娘のカギロイのことは、父親として大切に想っているのだが、 彼女が原因でリベレイター全員を命の危機に晒すという最悪な場面で出会ってしまったことから、傍で聞いていたマシューですら思わず口を噤んでしまうような、ただただ正論を突きつけるような叱責をしてしまう((ただし、カギロイ自身もかなりのショックを受けていたが、彼の強い叱責があってようやく兵士ではなくなった自身の立場を受け入れられるようになったため、決して完全に悪手だった[[というわけ]]ではない。シュルクも自分の初動対応が誤りだったのは認めている)) 。 そしてカギロイ自身、アイオニオンにおいては彼のもう一人の娘であるミオ同様、アグヌスの「ゆりかご」から生み出された存在である為、レックスが父親であることを知らないどころか、「親子」「父親」という概念すらないこともあって、正体を明かしようもなく、あらゆる方面でどう接していいのかわからない複雑な関係にあった。 実際問題「今の彼女に自分と共に暮らしていた頃の記憶はない」という事を知識として知っていたとしても、 自分の娘が仲間の命を危険に晒す行為をした挙句、 &bold(){&color(#F54738){「こんなの誰も頼んでない!」「あと少しで成人の儀を迎えられたのに……仲間と一緒に戦ってきたのに……!」}} と、涙ながらに訴えてくるなど&bold(){「寿命を迎えるその日が来るまで戦い抜いてから死ぬことが最高の名誉」}という&bold(){模範的なアイオニオンの兵士に成り果てていた}のを目の当たりにしたレックスの胸中は察するに余りある。 しかしながら、リベレイターの一員としての生き方を受け入れたことで少しずつ軟化していったカギロイには、レックスが自身に向ける愛情が伝わり出し、出会いの一件についても&color(#F54738){「あの時は助けてくれてありがとう」}と面と向かってお礼を言うようになるなど、自然と彼に懐いていった。 ただし距離感が近くなったが故に、自分が好む古代遺跡のロマンについて熱心に語った所で&bold(){&color(#F54738){「ふーん、そう」}}とスルーされて凹んだりする一幕も。 そして多くのユーザーが気になっている&bold(){&color(#3B4EF0){複数の妻達との間柄}}については残念ながら直接言及されることはなかった。 ただし、マシューが、祖父ゴンドウが大切にしていたウロボロスストーンをリベレイターで丁重に保管していたことを感謝した際に、 &bold(){&color(blue,silver){「あれはアグヌスの女王ニアからお前らに託された物なんだろう?なら絶対に守り通さなくちゃならねえ……何があろうともな」}} と語っており、 レックスにとっては「マシューの祖父が託した思い出の品」「打倒メビウスのための貴重な研究材料」である以上に&bold(){「ニアが託してくれた物」}という認識らしい。 そして、望郷の山懐((『2』でシン・メツと戦ったモルスの断崖の地が元となった場所))を訪れた際、カギロイにかつてこの地で起きたこと指して、 &bold(){&color(blue,silver){「大切な物を犠牲にしてまで俺を想ってくれる人のために――その想いに応えるためにどんな困難な道だって歩んで見せる――」}} という決意を抱いたことを語ったりと、当たり前ではあるが妻達のことは非常に大切に想っている様子。 ……まさかカギロイも自分が崇めていたアグヌスの女王が目の前にいるごついおっさんと結ばれているとは思ってもみなかっただろうが。 なお、カギロイの母親が誰なのかは作中で言及されていないが、胸元に付いている&font(#00FF00){翠玉色}の結晶体、豊満なスタイル、赤髪((カギロイの髪色はホムラのような原色に近い鮮やかな赤ではなく、やや茶髪に近いのだが、この髪色は3本編のエンディングでホムラが抱いていた写真の子供とほぼ同じである。))((余談だが、プネウマの髪色を反転するとカギロイに近い色になる。))、ブレイドを介して炎を操る能力等、ほぼ確実にホムラの娘だと思われる。 その一方、ぱっと見[[ツンデレ]]のようでそうでもない繊細な性格等はどちらかというとヒカリ似である。キャンプ地の描写を見るにヒカリ同様料理も不得意な模様。 「ホムラが面倒を見てきた少女」という意味ではヒカリ寄りになるのもある意味納得の帰結である。 **【強さとゲーム上の性能】 ホムラとヒカリは行方不明、ニアはアグヌスの女王として封印中ということで、 本作では共に戦ってくれるブレイドが不在な為、ブレイドのエーテル供給によって身体能力をブーストさせて戦うドライバーとしての真価は発揮できていない。 本人も&bold(){「せめて“二人”がいてくれりゃあ――」}と天の聖杯のドライバーとしての本来の力を発揮できないことを悔やむシーンがある。 ……はずなのだが、 初登場の時点で命の火時計二台分の出力から繰り出される融合鉄巨神の一点集中照射を片手で防ぎ((拡散射撃の時点でマシュー・エイ・シュルクといった実力者達が吹き飛ばされる程の威力があった))、 本編においてインタリンクしたウロボロス達の攻撃ですら全く傷付かず、ノアとミオが共同でラッキーセブンを使うことでやっと破壊していた命の火時計を一人で叩き斬り、 最終決戦においては最終形態となった[[巨大化]]アルファが出力を上げながら振り下ろした巨大モナドの一太刀を真正面から受け止めたりと、 「本来の力を発揮できていない」とは到底思えないとんでもない身体能力の持ち主である。 アルストでドライバーとして戦っていた頃はどれだけの実力だったのか考えるだけでも恐ろしい。 なおムービー中では赤い剣から炎の斬撃を飛ばしたり、タレントアーツでは両方の剣を合体させて翠玉色に輝く大剣を生成し、前作のプネウマのレベル4必殺技であった「インフィニットソード」を繰り出すなど、「超人的な身体能力」だけでは片付けられないような芸当も見せている。 ブレイド抜きでもある程度エーテル操作能力を身に着けているのだろうか。 ゲーム中の性能としては概ね『2』でホムラ/ヒカリを同調させていたレックスの性能をベースにしており、簡単にまとめるなら&bold(){「クリティカルの鬼」}。 クリティカル関連のスキルがこれでもかと詰め込まれており、本編キャラクターで言うとアグヌスのヒーローの一員であるニイナに近く、ニイナ自身も非常に強力なヒーローだったのだが、その性能は彼女を更に凌駕する。 スキルによってクリティカルの発動率及びダメージボーナスが大幅に底上げされている上に、クリティカルが発動するごとに攻撃力が増す。 それだけでもすさまじい威力なのにクリティカル発動時の攻撃にはガード不能効果が付与される上に相手の防御力を無視するなどやりたい放題。 よって[[CPU]]操作で適当にアタッカーを任せてもすさまじく強いが、真価を発揮するのは『2』でもお馴染みの「ダブルスピンエッジ」を自操作で繰り出すことにある。 2ヒットする高火力アーツという点はそのままだが、前作と異なり「クリティカルが発動する度に使用アーツのリキャストが回復する」というヒカリの「光速連撃」に近い効果の技に変更されているため、上記のレックス自身のクリティカル関連スキルと組み合わせることで、オートアタックをほぼ使わず超威力のダブルスピンエッジをその場で連発可能という『2』の頃を上回る超火力と化す。 与ダメージ量が&bold(){「自操作レックス>レックス以外のパーティメンバー合計」}という状況になるのがごく当たり前の光景で、 チェインアタックでは冗談抜きでレックスが総火力の大半を占めることが殆どなので、以下にしてレックスを高いダメージボーナスに絡めるかが非常に重要となる。 また、融合アーツを含めるとブレイク・ダウン・ライジングを全て独力のアーツで発動可能であり((本シナリオではスマッシュ・バーストはユニオンコンボ限定なので、実質的にはコンボに必要なアーツを全て一人で習得可能))、攻撃面においてはとにかく徹底的に隙がない強力なキャラクターである。 欠点は&bold(){あまりにも火力が高すぎて周りのキャラが付いて行けない事。} 上記の文章を読んで&bold(){「そんなに火力が高いとなるとどうやってディフェンダーにターゲットを確保してもらえばいいんだろう?」}と思った方もいるかもしれないが、&bold(){まず無理である。} あまりにも総与ダメージ量が高すぎる為、ディフェンダーによるヘイト調整は追い付かず、ヘイト減アクセサリーやジェムによる補正も焼け石に水であり、その真価を発揮させようとアーツを連発したらどうあがいても敵の注目はレックスに向く((これ自体は前作のレックスにも共通する話なのだが、前作ではさすがにここまでの火力ではなかったし、ローリングスマッシュのダウン減やアンカーショットの回復、クリティカルが発動する度に回復するアクセサリー「アヴァンギャルドメダル」などで補うことが出来た))。 一時的にでもターゲットを奪えるとしたらターゲットロック効果がある「モナドレイジ」を使用可能なシュルクくらい。流石は元祖主人公か。 よって屈強な体躯とは裏腹に敵の集中砲火を受けて死にやすいというかなりピーキーなキャラクターである。 一応、レックスを[[CPU]]操作に任せ、プレイヤーがディフェンダーやヒーラーを操作して徹底的にフォローを入れればバランスを保てないこともないが、 『レックスは床ペロすること前提でダブルスピンエッジを連打してもらってとにかくひたすらダメージを稼いで貰いヒーラーの「助け起こし」を強化して蘇生し続けた方が良い』という声も根強い。 なお、そのヒーラーの一人が他ならぬカギロイなので&bold(){「娘に介護されている」}などとしばしばネタにされる。 **【その顛末】 激闘の末、マシュー一行はアルファを倒し、彼の魔の手からアイオニオンの人々を救うことに成功する。 しかし、それは人々の脅威を取り除いたわけではなく、むしろアイオニオンという世界そのものはアルファを、即ちオリジンの核となるトリニティ・プロセッサーを失ったことで急速に崩壊が進んでしまう。 このままでは消滅現象の進行と共に消えるのは時間の問題だったが、シュルクとレックス、そしてエイは狼狽えることなく、アルファがいた光源の中へと歩いていく。 3人は元々、いなくなったアルファの代わりに世界の依り代になることで、世界の消滅を食い止める覚悟を決めていたのである。 当然残された仲間達は動揺し、特にニコルとカギロイは父親が世界の犠牲になろうとするのを涙ながらに止めようとする。 しかし、レックス達は穏やかな表情で「これは犠牲じゃなくて支え」「お前たちが世界を変えてくれさえすれば、全ては元に戻る」と諭す。 #center(){&bold(){&font(red){「できなかったらどうするの!?私の命そんなに長くない!!」}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){「だったら 誰かだ」}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){「誰かに想いを託せばいい」}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){「そうやって進んできたんだ 俺達は」}}} かつて多くの人から想いを託され、それに応えるように戦ってきたレックスが今度は想いを託す側になったのである。 そして彼らに出来る最後の仕事として、兵士としての寿命が近い二コルとカギロイに残された命を捧げ、想いを託した「誰か」が世界を救うその日まで、アイオニオンを支え続ける道へと進んだのだった。 その後、この決戦で初めてインタリンクした6人の関係者が後のシティーにて六氏族として語り継がれることになるのだが、 その一員であるマシュー・ナエル兄妹はレックスとニアから見ると玄孫にあたり初代ゴンドウは孫、そしてマシューの子孫にあたるゲルニカ、モニカ、二代目ゴンドウらヴァンダム家は遠い子孫ということになる。 更にナエルの子孫はドイル家、カギロイの子孫はローディス家にあたるので&bold(){六氏族のうち三つの家の祖先がレックスということになる}((なおレックスの像を祖先の師匠と祀っているカシィ家は上述のリンカが祖でありその子孫がDLC第三弾の追加ヒーローであるマティアである)) その後のレックス達の動向は不明だが、3本編では上記の通り、無事、「想い」を受け継いだノア達がゼットを倒したことで世界が正常化したことが明らかになっている。 きっとレックス達もホムラやヒカリ、ニア、そしてミオやカギロイと共に全てが元に戻った世界に無事帰還しているはずである。 **【ゲスト出演】 「新たなる未来」クリア後、本編のチャレンジバトルに「神剣と英傑」というシュルクとレックスを同時に相手にするミッションが追加され、これをクリアすると「新たなる未来」の二人がヒーロー枠として加入する。 ヒーローでありながらメインメンバーへのクラス継承によるアーツやスキルの獲得は出来ないという特殊なキャラクターである。 残念ながらプレイアブルではないため、「新たなる未来」のダブルスピンエッジの連打は期待できないが、その超火力は健在であり、唯一ダウンとライジングのコンボ用アーツを両立できる唯一のヒーローで((融合アーツがないため「新たなる未来」の時と違ってブレイクは使えない))、 脆さこそ目立つものの、最強のアタッカーヒーロー一角である。&s(){というかこれでクラス継承できてダブルスピンエッジが出来たらマズい} エンドコンテンツである「ダイセンニンの大魔境」の魔境でも大いに活躍してくれるが、彼単体以上に際立つのが&bold(){&color(#3B4EF0){ニアとの相性の良さ。}} レックスの「凄まじい火力に加えてダウンとライジングの二つのコンボアーツが使える」「ヘイト管理が難しすぎて脆い」というメリット・デメリットと、 ニアの「凄まじい回復力に加えて味方の耐久力が底上げされる」「コンボ用のアーツが使えない」というメリット・デメリットが、 お互いを補うように見事に噛み合っておりアグヌス特化パーティを構築する上で大きな戦力向上が望める。 流石はドライバーとブレイドにして夫婦と言った所か。 残念ながら既存メンバーとの掛け合いなどは殆どないものの、戦闘終了時にノアから「流石だな、レックス」と称賛されることがある。 ……馴れ馴れしく接している相手がミオの父親だと知った時の反応が気になる所である。 *【スマブラでの扱い】 『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』の発売が発表された時からレックスの参戦要望は高かったが、開発時期の都合で参戦できず[[Miiファイター]]コスチュームでの登場にとどまった。ファイターパスvol.1の購入特典で入手でき、ヘルメットにはちゃんとセイリュウも入っている。 そしてファイターパスvol.2にて… #center(){&bold(){&font(lime,#ff0000){ごめんなさいレックス――何も言えなくて―――}}} #center(){&bold(){&font(lime,#ff0000){だって―――}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&color(lime,#F54738){大乱闘に招待されたんですもの!}}}} &bold(){主人公であるレックスを差し置いてヒロインのホムラ/ヒカリが参戦することとなった。} #center(){&bold(){&color(#3B4EF0,silver){ええっ!?オレが参戦するんじゃないの!?}}} ディレクターの[[桜井政博]]による使い方動画ではもともと共闘させるという案で開発を進めていたのだが、マシンパワーの不足により断念せざるを得なかったということが語られている((既存のファイターで共闘している者では[[アイスクライマー]]が挙げられるが、それらについてもかなり無理していること、造形が単純だからこそ動かせたと言及している。)) …とはいえ、配信前はかつての[[クロム>クロム(FE)]]枠だのなんだの言われていたレックスの出番も「[[最後の切りふだ>最後の切りふだ(大乱闘スマッシュブラザーズ)]]にゲスト出演」程度の物ではなく 戦闘前演出で登場、[[アピール>アピール(スマブラ)]]で登場、リザルト画面でもその多くに登場((ホムラとヒカリの勝利演出はそれぞれ3つ、合計6つの出番があるものの、レックスはそのうち4つに登場して仲良くポーズを決めてくれる。))、もちろん最後の切りふだにも登場と、&b(){非ファイター枠としては異例の多さ}。 特に上アピールは&bold(){レックスがどこからともなく(1Fで)駆けつけてホムラ/ヒカリの名前を呼びながら応援し、ホムラ/ヒカリも嬉しそうに手を振って応える}というスマブラ史上初の想い人召喚イチャ付きアピールである。 &s(){なお何故か当たり判定まであるので、キャスター箱の上に召喚→すぐにキャスターを殴って飛ばす事で拉致可能。} さらに既存のスピリットにも超化先が追加されるなど至れり尽くせりである。 追記・修正は楽園に行ってお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 主人公ながらようやく項目が立ったのね。スマブラの件は最初はクロム枠と思ったけど元々プレイアブル予定からか出番はかなり多いという。 -- 名無しさん (2021-12-24 01:58:20) - 傍線は空白と取り消し線を併用すると良い感じに収まりますよ -- 名無しさん (2021-12-24 02:09:27) - ラウラやニアもだが、金の瞳はゼノサーガのレアリエンを連想させて次回作で何かあるんじゃないかと勘繰ってしまう。王道すぎる主人公でいい意味でゼノ主人公の中で異質なキャラ。 -- 名無しさん (2021-12-24 08:28:47) - レックスは銀髪じゃなくて茶髪や アデルと混同してる -- 名無しさん (2021-12-24 08:57:24) - 昔の仕様のゼルダ/シークを連れたアイスクライマー(しかも最大8セット)って考えると原作に近い状態でのスマブラ参戦はそりゃ無茶か。公式放送でマシンパワーにまで言及して教えてくれるとは思わなかったけど -- 名無しさん (2021-12-24 15:53:29) - 素性の語られなさ(けど別にありふれた一般人というわけでもない)はゼノシリーズの主人公としては異色の設定。……それがプラスに働いたかどうかはまぁ…うん…... -- 名無しさん (2021-12-24 23:00:00) - 何なら普通のイヤサキ村出身の村人っていう方が特殊な血筋になるんだがな。あの村の規模であの年月立ってたら村人全員血縁でおかしくないし -- 名無しさん (2021-12-24 23:47:41) - 役割を持って生み出された特別なホムヒカが、巻き込まれただけの善良な少年と出会って救われる物語だから、レックスの素性が不明なのはそれでいいと思うんだ。重責を背負う義務なんてないのに懸命にひた走ってそれを見る人の心を動かすのがレックスのレックスたるゆえんだと思う。 -- 名無しさん (2021-12-24 23:53:22) - あー、むしろ昔のドライバーのことを引きずりすぎに見えないようにわざと血縁じゃないってことにした可能性もあるか。素性がプラスどころかマイナスに働くのを防ごうとしたとか -- 名無しさん (2021-12-25 00:02:50) - しがらみを持たないからこそ、アデルに出来なかったことまで出来た訳だし、いい意味で「どうでもいい」がひとまずの結論じゃないか -- 名無しさん (2021-12-25 10:17:17) - ゼノブレイド2のスピンオフものが出るとしたら語られそうだな 案外フェイやエリィレベルの出生の秘密とかもありそう -- 名無しさん (2021-12-25 10:38:03) - スマブラSPでの1Fで飛んでくる彼氏呼ばわりは笑う -- 名無しさん (2021-12-25 21:21:51) - ヒカリ(というかプネウマ)を接触者と考えるとレックスが対存在になるからそう考えると血脈とかでなく存在そのものが特別と言えなくもない -- 名無しさん (2021-12-26 16:05:01) - ゼノの主人公としては異色だけど、ゼノの主人公全員が何かしら縁深い「死」とは同じように縁が強かったりする -- 名無しさん (2021-12-28 01:43:07) - モノリスの駄狐が対面したら「仲良しなのはいいがそれが原因で若ハゲコース一直線じゃ」とか子供なのでボカしつつ夜の方面について言ってきそう …実際夜の方面抜きにしても対策なしではストレスや疲労で若ハゲするんじゃないかな彼 -- 名無しさん (2021-12-31 00:26:42) - フフフ……レックス!!!アイツ、やりやがった…… -- 名無しさん (2022-08-01 23:48:33) - まさかマジでやるとは… -- 名無しさん (2022-08-02 15:24:22) - まさか公式自らホムラ・ヒカリ・ニアとの重婚エンドにしたとか、冬コミと冬のこみトレに出るであろうゼノブレ本が厚くなりそうだな.....。 -- 名無しさん (2022-08-03 09:45:00) - ユーザーからは「まぁ実質重婚みたいなもんでしょ?ブレイドだから赤ちゃんは作れないんだろうけど……」とか言われてたけどまさか公式で三人のヒロインを孕ませるとは思わなんだ -- 名無しさん (2022-08-06 09:12:29) - こいつらレックスしたんだ! -- 名無しさん (2022-08-20 01:42:49) - まああの三人は責任取れるのはレックスしかいないよねw個人的にはとりあえずレックスGJ -- 名無しさん (2022-08-23 11:09:19) - ムシブギョーを思い出すなぁ... -- 名無しさん (2022-08-25 03:27:34) - 世界一の傭兵団のボスでサルベージャーだから、甲斐性は抜群にあるはず。何の問題もないね♂ -- 名無しさん (2022-08-25 13:09:36) - 人外ヒロインだからこそできたことか -- 名無しさん (2022-09-03 20:23:55) - そもそもホムラとヒカリどっちか片方だけ選ぶのがあり得ない時点で重婚になるからまた1人ぐらい多少はね? -- 名無しさん (2022-09-03 23:39:34) - ↑2やってればレックスがあの3人を女として意識してた描写がいくらでもあった事なんぞわかるだろうに… -- 名無しさん (2022-09-07 23:39:48) - 戦闘後会話でもわかるけどニアはかなり意識してたな 水着も想像しちゃうくらいな -- 名無しさん (2022-09-12 19:14:25) - いかにも嫁さん三人いそうなビジュアルに成長したなぁ・・・ -- 名無しさん (2023-02-09 14:47:47) - ゼノブレイド3本編を抜き去ってトレンド一位になる男。やっぱみんな気になるんだなw -- 名無しさん (2023-04-19 13:12:30) - 嫁さん3人いても問題ない風格で戦慄してる -- 名無しさん (2023-04-19 20:17:13) - 誕生日は三人とも同じ日なのかな?(受精的な意味で) -- 名無しさん (2023-04-19 22:22:10) - サンプルボイスCV下野のままとはいえ雰囲気がめちゃ変わってる -- 名無しさん (2023-04-19 22:33:39) - ニコルに小僧!っていうところはほんとメツみたいだったなぁ -- 名無しさん (2023-04-21 09:08:10) - ↑4 「私もたくさん、家族が欲しいです」。本当に叶える奴がおるか!!!(誉め言葉)「おねショタカップルの後日談、少年が立派に成長した姿」は個人的に大好きだが加減ってもんがあんでしょうが!!!いやあそこまで突き抜けてめっっっちゃ強そうになって帰ってきてくれた説得力ある姿なら好きだけどね?! -- 名無しさん (2023-04-21 09:56:50) - アートワークス発売の頃、CHOCO氏の下になかなか本が届かず、それをネタにした漫画をいくつかツイッターでアップしてたけど、地味に「レックスがジークよりでかくなる」ってのがあったんだよね。まさか公式になるとか…… -- 名無しさん (2023-04-25 00:12:54) - レックスが散々薄い本でホムヒカNTR被害に遭ったせいか『寝取れるものなら寝取ってみろ』と言わんばかりの漢を公式が提供してくるスタイル -- 名無しさん (2023-04-26 19:52:07) - シンの指摘もその通りではあるんだが、レックスはマジの子どもだしドライバーになったのもつい最近だしまさにアンタによって巻き込まれた側が懸命に戦っているのであって、うるせーバカ的な気持ちが常にあったな(世界を救うと豪語するならそれぐらい把握しておけ、も正論ではあるが) 挫折シーンも無茶言うなよ……とは思ってた。そっから立ち上がれるから皆がついていくしレックスなんだけども -- 名無しさん (2023-04-26 20:52:33) - 3では2と違って単独で戦ってるから「昔と違ってブレイドなしでもエーテルエネルギー使えるようになったのかな?」とか思ってたら、最終決戦で「せめて二人がいてくれれば…」とか言い出したのでおそらくエーテルブーストや聖杯パワー抜きの素の腕力で岩盤破壊したり鉄巨神レーザーや薙ぎ払ったりアルファの巨大モナドを受け止めたりしてるという・・・ -- 名無しさん (2023-05-02 15:59:04) - 3DLCでは料理上手な一面を見せてくれる。2ではシュリブ丸焼きしてるだけだったのに -- 名無しさん (2023-05-03 14:59:25) - 3DLCだと文字通り桁違いなダメージ叩き出す火力お化け。そのせいでヘイト稼いじゃって即死して娘に叩き起こされることもしばしば。 -- 名無しさん (2023-05-06 15:57:08) - ↑2 赤い方の嫁に影響されたんやろなぁ… -- 名無しさん (2023-05-06 16:32:06) - あの年齢と境遇で世界救うような少年が時間と経験を積めばマッスルになり各種技能を伸ばし文武両道の豪傑になります、説得力。 -- 名無しさん (2023-05-06 21:41:47) - ↑5 あの世界のエーテル関連の設定を考えると、プネウマと同調した時の出力を経験したってだけで、だいぶほかの人よか有利じゃないかね。知識と意思、つまり、「何をどうすればいいか」と「何をどうしたいか」がそろえばほぼ万能なイメージ -- 名無しさん (2023-05-07 16:54:11) - 成長しても独楽のままなのは草、おかげでヘイト稼ぎまくるからトラも欲しいわあと一人でコンボ繋げるようになったんだな -- 名無しさん (2023-05-27 02:56:46) - 2でも3DLCでもダブルスピンエッジしまくってる -- 名無しさん (2023-06-18 00:45:08) - メツとヴァンダムさんの影響が見られる。レックスにとって、あの2人が「兄貴分」「親父分」の理想像なのだろう。 -- 名無しさん (2023-09-16 15:19:08) - 2人がいなくてレプリカの剣でこの火力なのに、2人の支援を受けてダブルスピンエッジしたらどうなっちまうんだ -- 名無しさん (2024-08-03 22:39:08) - 世界救ったんだからあんなムキムキにもなるわな -- 名無しさん (2024-11-04 18:02:20) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/12/24 Fri 01:38:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 44 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(24){&bold(){&font(blue,silver){一緒に行こう!楽園へ!}}}} 『[[ゼノブレイド2]]』の主人公。 CV:[[下野紘]] *【概要】 雲海から引き上げた物資を売って生計を立てるサルベージャーとして活動する15歳の少年。出身地はリベラリタス&ruby(しょとうぐん){島嶼群}のイヤサキ村。 サルベージの腕を見込まれて秘密結社イーラからの報酬10万&ruby(ゴールド){G}の依頼を引き受け、目的の古代船で[[ホムラ>ホムラ(ゼノブレイド2)]]という一人の少女と出会ったことから彼の運命が大きく変わっていくこととなる。 *【見た目・性格】 短めの明るい茶髪と金色の瞳、サルベージで着用する潜水服、そしてホムラから分け与えられた命を示す胸のコアクリスタルが特徴であり、首の後ろに下げているヘルメットの中にはセイリュウが入っている。 性格はとにかく前向き((前しか見てないとも言われる。))で活発、お人好しで困っている人を放っておけない…とまさしく王道の主人公といった性格。 古代船の依頼にて前金として貰った報酬10万Gのうち9割をすぐに故郷であるイヤサキ村に仕送りする、更に自分が死んだと気付いた際には真っ先に共に活動していた他のサルベージャー達の命を心配した…と言えば彼の人となりがよくわかるだろう。 ちなみにそういうお年頃故かホムラに「(命の共有のために)私の胸(のコアクリスタル)に手を」と言われた際に「ええっ!い いいの!?」と動揺する一面も。 また、子供ながら大人の世界を知っている影響からか、セイリュウのセクハラ紛いな発言にキツめのツッコミを入れたり、ニアのとある爆弾発言を全力で取り消させようとしたりと、意外と耳年増。 ちなみ女性の髪型の好みは[[ポニーテール]]。 サルベージャーは時として採掘現場で遭遇したモンスターに襲われることもあるため、護身用に戦闘技術を身に付けてはいるのだが、 本人のポリシーとして戦争に関しては徹底して否定的かつ[[不殺主義]]。 ・戦争に使われそうな軍需品は取り扱わない((この方針については「軍需品でなくても転用は出来る」と、ヴァンダムから考えの甘さを指摘されている。)) ・コアクリスタルを盗んだ子供たちの目的が盗賊への敵討ちと知った時は、盗賊たちの命は奪わずに帝国軍に引き渡しつつ子供たちにはサルベージャーの道を歩ませる ・自身の傭兵団では基本的にブレイドたちを戦いに向かわせるようなことはなく人材派遣がメイン((あってもモンスターの討伐程度。)) などというように極力争いごとには手を貸さない姿勢を貫いている。 その姿勢は最も深い敵対関係にあるイーラにすら徹底しており、目的がない限り積極的に挑むようなことはしないし、それを果たせば「もう邪魔をしないでくれ」と言うだけにとどめている。 未成年ながらもサルベージャーとして活動している為、「人々の住める巨神獣が次々に死滅している現実」「戦争の本質が残りわずかなパイの奪い合いである」といったアルストの終末感は肌で感じている。 それ故に皆が安心して暮らせると言い伝えられている楽園に憧れており、ホムラの楽園に行くという願いを叶えるべく仲間と共に楽園を目指す旅に出ることとなった。 「サルベージャーの合言葉」なるものを度々口にする。 判明している部分を要約すると、「勇敢、磊落、酒を愛し女を尊べる男」を賞賛する内容であり、レックスの人格形成に大いに影響を与えているものと推測できる。 また、ジーク曰くリベラリタスの片田舎という政治的イデオロギーとは無縁の環境で伸びやかに育てられたことで、徹底した中立の視点が培われたとも言われる。 前述の通り、サルベージャー自体が自衛能力を求められる仕事なだけあって、体力と度胸があるのみならず長剣の扱いにも長けており、 実力を試すため手加減していたとはいえメツの急な攻撃をかわして即座に反撃の体勢を整えられたり、ヴァンダムのワイヤーショットの応用技を一度見てコツを聞いただけで体得したりと戦闘センスもピカイチ。 だがドライバーとしては覚醒直後ということもあり、ストーリー序盤ではソロ時代の感覚で突き進み過ぎて「ブレイドとの連携」まで意識が回らない等の未熟さも見受けられた。 それでも物語が進むにつれ敵味方問わず彼を諭す人物達の言葉を受けて成長する内、徐々にホムラ達との絆を深めていく。 *【来歴・作中の主な活躍】 ※全部書くと長くなるため、要所ごとにピックアップしていく。 -本編開始前 まだ物心ついていない2歳の頃に戦争難民として両親共々リベラリタスのイヤサキ村に流れつく。 レックスと共に村に辿り着いた母はコルレルにレックスを託して間もなく死亡、父は村に辿り着く前に力尽きて近隣で亡骸が発見され、残されたレックスはイヤサキ村で暮らすこととなった。 そして10歳になった時に育ての親の1人(?)であるセイリュウと共に村を出てサルベージャーとしての活動を本格的に開始、現在に至る。 -1~2章 サルベージャーとしての腕を見込まれてアヴァリティア商会会長バーンによって紹介されたイーラからの依頼を受け、[[シン>シン(ゼノブレイド2)]]の求めていたリベラリタス出身の人間であるという理由から彼らの探索に同行することとなる。 古代船内部を進んだ先で封印されたホムラを発見するも、共に安置されていた剣に触れたことで同調の阻止と口封じのためにシンに&bold(){背後から貫かれて死亡}。 だが、死の直前に剣に触れていたことでホムラの夢に入り込み、「自身を楽園に連れていく」という条件つきで彼女から命を分け与えられたことで復活すると共に力を得る。 そして[[メツ>メツ(ゼノブレイド2)]]に挑むものの劣勢に追い込まれるが、イーラの方針に異を唱えていた[[ニア>ニア(ゼノブレイド2)]]が裏切って加勢したことで何とか踏み止まる。こうしてメツとの交戦後、助けに現れたセイリュウにニアと一緒に連れられたことで窮地を脱することとなった。 これを機に楽園を目指すレックス達の冒険が始まる。 -3~4章 楽園に行くため、造船所を営むウモンから借りた巨神獣船に乗って世界樹を目指すもサーペント・デバイスの襲撃に遭い、さらにインヴィディアの巨神獣に飲み込まれてしまう。 迷い込んだ先でホムラを狙うフレースヴェルグ傭兵団の団長「ヴァンダム」と出会い戦闘。実はホムラを狙っていたのは演技であり、まだまだ心身ともに未熟だったレックスに同行・指導をし、彼の良き師となる。 だが、カラム劇場にてヴァンダムはホムラを狙って現れたメツとヨシツネからレックスたちを逃がすべく戦闘の末に死亡。 ヒカリの覚醒によりメツ達は撃退することができたがレックスにとって近しい人物の死は彼の進行や人生観に大きな影響を与えることとなった。 翌日、コール(ミノチ)から楽園に行くために[[マルベーニ]]の短剣を持ってアーケディアに向かうように言われ、レックスは彼に今度はヴァンダムの物語を書いて欲しいと言い残してインヴィディアを去り最短ルートであるスペルビアに来訪。 人工ブレイド「キク」が街で暴れていたことから出所を探るべくメレフと共闘し、トラの父タテゾーを救出してバーンの計画を阻止することに成功。 直後にバーンの取引相手であるイーラのベンケイとサタヒコの襲撃に遭うもヒカリの作戦、後を追ってきたメレフとレックス一行を迎えに来たファン・レ・ノルンの助けにより撃退。 紆余曲折を経て、スペルビア皇帝ネフェルの厚意によりそのまま巨神獣船でメレフも一緒に旅へと同行することとなり、リベラリタスを経由して改めてアーケディアへ向かう。 -5~6章 レックス一行はホムラの強い要望によりイヤサキ村を経由するルートでリベラリタスを進むことに。イヤサキ村でひと時の団欒を過ごしたあと、アーケディアへ向かう港で%%わざわざ3日も待っていた%%ジークと遭遇。 これまでのふざけぶりが嘘のような実力を発揮して襲い掛かるが、レックスたちに敗れた後は自分が法王庁から天の聖杯のドライバーを見定める役を買って出たこと、法王庁に入っても問題は起こさなそうと判断したこと、本当は1回で済ませる予定だったが運の悪さ故に何度もやり直す羽目になったことを明かし、アーケディアでしれっとパーティに加入。 %%そして直後に雲海に落っこちた。%% アーケディア到着後は楽園に行く方法を知るために[[マルベーニ]]と謁見。世界樹を上った時のことを教えてもらったと同時に協力してもらえるようになったが、話を聞いている最中にレックスは[[マルベーニ]]からメツと同じ何かを感じ取っていた。 直後にテンペランティアにてスペルビアとインヴィディアの戦争を引き起こさんとするシンの手により発掘された巨神獣兵器が起動。駆け付けたレックス達によって兵器は停止されるも同行していたファン・レ・ノルンはシンによってコアクリスタルを貫かれ死亡する。 レックスにとっては2度目の近しい人物の死であった。 その後世界樹へ向かう障害となるサーペント・デバイスを制御するのに必要な&ruby(サンクトス・チェイン){神聖なる鎖}を獲得すべくルクスリアへと赴き、国王のゼーリッヒへ謁見に向かうも 国王として天の聖杯の力を危惧していたゼーリッヒによって、その存在を消し去るためという理由でホムラは捕まってしまい、邪魔立て出来ぬようレックス達も牢屋に閉じ込められてしまう。 脱獄に成功したレックス達はホムラを救出し、彼女が聞かせた[[アデル>アデル(ゼノブレイド2)]]のメッセージによりゼーリッヒの信頼を得ることはできたが、エーテル加速器の影響で巨神獣が沈没を始めたことで正常な状態に戻すべく鎖を入手しに神殿へ向かった。 無事に騒動が解決する目処が立ったものの、向かった先で帰路に待ち構えていたイーラの襲撃に遭い、本気を出したシンに為す術も無く敗北。このままあわや全滅……という所を助け出したのは、レックスが全力で守ろうとしたホムラ本人であった。 ホムラはイーラ一行の真意を見抜いた上で、自らの命を取引材料にした毅然とした態度で立ち向かい、己の身柄と聖なる鎖と共にレックス達の命を救うことを了承させる。 傷ついたレックスは何もできずに彼女が奪われる様を見るしかなかったが―― #center(){&bold(){&font(white,black){傷だらけだな──}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){……!?}}} 意識を失ったホムラの肢体に刻まれた傷を見て、シンは言い放つ。 #center(){&bold(){&font(white,black){今頃気づいたのか?}}} #center(){&bold(){&font(white,black){自分のブレイドがこれ程傷ついているのに──お前は、自分しか見えていない}}} #center(){&bold(){&font(white,black){天の聖杯と同調した少年──どれ程かと期待すらしていたが──}}} #center(){&bold(){&font(white,black){お前は──愚かだ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){愚かで、悲しい程──憐れだ──}}} 失意の中にいたレックスにシンから浴びせられた言葉は、レックスがホムラとの間に紡いできた「絆」だと思っていたものが非常に歪な物だと気付かせるものだった。 以前、ジークがレックスの身体に傷が多いことを指摘された際、彼はそれが命の共有の影響であることに触れた上で、悪びれる様子もなく&color(blue){「二人の絆みたいな感じがしてちょっと嬉しくもある」}と述べていた。((それを聞いたジークも、レックスが抱く危うさに気付いたのか、一瞬顔をしかめた。)) しかし、それは&bold(){「レックスとホムラがそれぞれダメージを共有する」}という関係が、裏を返せば&bold(){「自分がドライバーとして戦い、傷つけば傷つくほどホムラとヒカリにも傷を負わせることになる」}という当たり前の事実に気付いていなかったことを意味する。 言い換えれば&bold(){「レックスはホムラとヒカリがこれまでどれだけ傷ついてきたかをまるで理解していなかった」}ということに他ならない。 それをむしろ&bold(){&color(blue){二人の絆}}とまで言って、むしろ誇っていたのである。 自分のことしか見えていなかった歪な関係を、あろうことか敵であるシンに指摘され、初めてそれに気づいた―― 途方もない敗北感に打ちのめされたレックスは、目の前でホムラが奪われるのに何もできず、ただ彼女の名前を叫ぶばかりだった。 #openclose(show=7章以降のネタバレが含まれます。){ &br() シンとの戦いで抱かされた敗北感、そして自分が今までどれだけホムラを傷つけてきたかをようやく思い知ったレックスは完全に挫折。 これ以上敵わない敵と戦いを続けて、自分が傷つくことでさらにホムラを傷つけることに恐怖を抱くようになったレックスは、これ以上旅を続けることを拒否しようとする。 しかし、ニアは殴りながら彼を叱責。 #center(){&bold(){&font(gray,#f0e68c){痛いか?}}} #center(){&bold(){&font(gray,#f0e68c){でもね ホムラの心の痛みはこんなもんじゃないよ}}} #center(){&bold(){&font(gray,#f0e68c){もっと何倍も痛いのガマンしてアイツらの所に行ったんだ}}} #center(){&bold(){&font(gray,#f0e68c){アタシ達を助けるために}}} それでも全く歯が立たなかった・オレなんか側にいない方がいいんだと言うレックスに今度はホムラの本音を傍らで聞いていたカグツチと[[ハナ>ハナ(ゼノブレイド2)]]から𠮟責を受ける。 #center(){&bold(){&font(blue,aqua){あの子がどんな気持ちであなたの下を去っていったのかわかる?}}} #center(){&bold(){&font(blue,aqua){自分がいない方がいいとまで言わせてそれで何とも思わないの?}}} #center(){&bold(){&font(blue,aqua){あの子はね&s(){   }あいつらと刺し違えるつもりよ}}} #center(){&bold(){&font(blue,aqua){そうまでさせて それでもあなたは&s(){   }}}} #center(){&bold(){&font(blue,aqua){あの子と楽園に行きたいってあなたの思いはその程度のものだったの}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){そうですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){今のレックスは全然レックスらしくないですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){たった一度負けたくらいで諦めて情けないったらないですも}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){だけど&s(){   }}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){ぐだぐだ言うんじゃないですもーっ!}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){&s(){   }そんなレックス 見たくないですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){レックスが頑張れるからハナもご主人も頑張れるんですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){レックスは目標なんですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){ずっと ずっと走り続けていて欲しいんですも}}} #center(){&bold(){&font(#cc99ff){だから&s(){   }こんなところで立ち止まっちゃいやですも&s(){   }}}} 女性陣の𠮟責の末立ち直ったレックスは、先代の国王より言い伝えを受け継いでいたというゼーリッヒから天の聖杯・第三の剣についての話を聞かされる。 その剣はアデルがあまりに強い力故に封印したものであること、国王曰く敗因は天の聖杯の力を全て引き出していなかったと考えたこと…ホムラ/ヒカリの本当のドライバーになる覚悟を決めたレックスはセイリュウの案内のもと剣が封印されたエルピス霊洞へと向かう。 ブレイドとしての力を発揮したニアの協力によりアデルの幻影を退けることには成功するも長い年月により剣は朽ち果て手に取った瞬間に消滅してしまった。だが、本当に必要なものは剣ではないと気づいたレックスはホムラを助けるためにモルスの断崖へ向かう。 モルスの断崖では力を取り戻して待ち構えていたメツをニアと力を合わせて一時的に退けることに成功するが、ホムラは既に手遅れでありコアクリスタルの情報を奪われ抜け殻と化してしまっていた。 そして目の前に立ちふさがるのは以前まるで歯が立たなかった全力のシン、さらに天の聖杯として完全復活したメツ。 だが、その絶望的とも言える状況の中にありながら、レックスの目に以前のような失意の色はなかった。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){バカだ―― オレはバカだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){二人の気持ちなんてちっとも知らずに}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){天の聖杯っていう強い光が作り出した影の道}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そんな道をずっとホムラとヒカリは独りで歩いてきたんだ}}} ホムラとヒカリが何を考えていたのか、そんな彼女のために何をすべきなのかを理解したレックスは、以前大敗を喫したシン相手にも臆することなく立ち向かっていく。 そして戦いの中、思念体になったホムラとヒカリはレックスに真実を告げる。 楽園に行く目的は神に自らの存在を消してもらうためであること、そのためにレックス達を危険に巻き込んでしまったこと…自分たちに関わらず、仲間とともに逃げてほしい。自分たちがいなくても、いつかは楽園にいけるから、と懇願するホムラとヒカリ。 しかし、覚悟を決めたレックスはこう叫ぶ。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){それじゃあ意味がないんだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレは 君と行きたいんだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){楽園に 君と二人で}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){約束だろ?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレは君のために楽園に行く}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){君一人だけのために楽園に行ってみせる}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレは君のために}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){二度と世界なんて灼かせない}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){だから&s(){   }君の全てをオレに}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&font(blue,silver){このオレにくれーっ!!!}}}} この言葉に胸打たれ、彼女たちが自分の全てをレックスに預けると決意した時… #center(){&bold(){&font(lime,#ff0000){「これが私達の全て&s(){   }」}}} #center(){&bold(){&font(lime,#ff0000){「私達はこの力を与えられて生まれた」}}} #center(){&bold(){&color(Yellowgreen,yellow){「それでも君は私達が欲しい?」}}} #center(){&bold(){&font(#00FF80){「ごめんね レックス」}}} #center(){&bold(){&font(#00FF80){「でも もう大丈夫」}}} #center(){&bold(){&font(#00FF80){「もう 迷わない」}}} 本来ならばありえない&b(){ブレイドとの再同調}という奇跡を起こしホムラとヒカリは真の姿「&ruby(プネウマ){Πνευμα}」となり復活。また再同調によって、レックスも全てのブレイドの力を行使できる『マスタードライバー』としての力を得ることとなる。これによってレックスの衣装も変化し、サルベージスーツの面影を残しつつプネウマと似通った意匠の服装になる。 さらに朽ちた第三の剣も復活し、[[望む事象を実現する力>ゾハル(ゼノギアス)]]でシン達を圧倒するもののメツのデバイスをも投入した激しい戦いによって地面が崩落し、一行はモルスの地に落下。 そして、楽園を目指すレックスの物語はここから佳境を迎える。 なおこれ以降、レックスは上述した全てのブレイドの力を行使する力によって他のドライバーのブレイドをオーバードライブなしでエンゲージできるようになる((カグツチ、ビャッコ、サイカといった他のドライバーのパートナーも例外ではない。ただし、人工ブレイドであるハナだけは不可能。))ため、今後同調を行う際はレックス以外で行うと良い。 -8~9章 モルスの地にて先の戦いの傷が残っていたシンがグルドゥに苦戦しているのを発見し、敵だとしても放っておけないと見たレックスはシンと一時共闘。 進んでいく先でシンはカグツチやハナからの問いかけには無言を貫いていたが、500年前に沈んだイーラの巨神獣の亡骸を発見した時、シンの口からブレイドと巨神獣の命のサイクルの存在とイーラを完全に滅ぼした元凶がアーケディアであったということを知らされる。 シンが戦艦に戻った後は彼らよりも先に楽園に到達すべくこれまで世界樹とされていた機械の塔を上り始める。 中層にてイーラと交戦する[[マルベーニ]]にイーラを消し去るように命令されるがレックスは僧兵を退けこれを拒否。 それに対してマルベーニは自身のマスタードライバーとしての力とファン(カスミ)のコアクリスタルを移植したことで得た力の合わせ技でヒカリの意思に反してセイレーンのレーザーをイーラの戦艦に放つが、その後ハナの協力もあってレックス達は増幅塔を倒し、マルベーニの力を弱めたことでこれ以上操られるのを阻止した。 イーラの母艦マルサネスに一人残ったサタヒコの特攻によりアーケディアが沈められた後、上層に辿り着いたレックスは待ち構えていたシンと戦闘し、その中で2人は互いの意志をぶつけ合う。 #center(){&bold(){&font(white,black){神が与えたもうたその力 なぜ人間のために奮う?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){楽園に行くためだ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){行ってどうする?人に開放するのか?分け与えるのか?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){当たり前のことを聞くな}}} #center(){&bold(){&font(white,black){結果は見えているんだぞ?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){何の結果だよ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){人は楽園をモルスの様に 500年前のイーラの様にするだけだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレがそんなことはさせない}}} #center(){&bold(){&font(white,black){お前が死んだ後はどうする? 誰がそれを止める}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そのために&s(){   }そのためにあんた達がいるんじゃないか}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そして それを一緒にやり遂げるのはオレじゃない}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&font(blue,silver){誰かだぁ!}}}} レックスが思いを伝えると同時に放った一撃により、シンは剣を落とす。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){そうだよ 人間は死んだらそれまでだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){でも その思いや記憶は別の誰かが必ず受け継いでくれる}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){あんたらブレイドだってそれは同じだろ?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){前の自分を 別の誰かと一緒に受け継いで 新しい自分になって}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そうやってこれまで生きてきたんだろ?だったら 同じじゃないか}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){ブレイドはやがて巨神獣になって}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){そして多くの新しいブレイドを生んだり}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){世界そのものになったりして続いていくんだろ?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){すごいよ 羨ましいくらいさ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){羨ましい&s(){  }俺達が?}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){オレ聞いてみたいんだ 神様に}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){ホムラやヒカリやあんた&s(){   }}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){どうしてこんなすごい連中を生んだのかってさ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){いや 何となくはわかってるんだ}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){だから その答え合わせをしたい}}} #center(){&bold(){&font(white,black){答え合わせ&s(){  }}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){ああ}}} #center(){&bold(){&font(white,black){お前はその答えを持っているというのか?}}} レックスはシンに自分の持つ思いの丈を全て伝えることができた。同時に活動限界もあってシンは膝をつき駆け付けたヨシツネとベンケイを静止するが、直後に後を追って現れた[[マルベーニ]]が襲撃。 変わろうとした者を消し去らんとするマルベーニに対して再び立ち上がろうとするシンを止め、これを撃破。それでも尚抵抗を続けるマルベーニに対して最後の力を振り絞ったシンによってマルベーニは完全に倒されシンも力尽きて消滅した。 一行は目前まで迫った楽園にむけて第一低軌道ステーションへのエレベーターに乗り込む。 -10章 数々の苦難の末、遂にレックス一行は自分やホムラが目指していた楽園の正体であるスペースコロニーへ辿り着くことができた…のだが、&bold(){既に長い年月が経っていたことで草木や湖は1つ残らず枯れ、建物も皆倒壊しており楽園は見る影もなく荒れ果てていたのであった}。 一行は誘われるようにして残っていた協会の地下へ向かうもレックスは仲間たちと離れ離れになってしまう。仲間たちとは進んだ先で遭遇するが、どういう訳か皆レックスを非難し、襲い掛かる。 楽園を目指しながらも結局は廃墟でありそれら全てホムラのためで動いていたことに怒りと嫉妬心をむき出しにするニアとビャッコ、 レックスによって死したスペルビアの幾万の民や従弟ネフェルへの弔いとしてレックスを殺しにかかるメレフとカグツチ、 ガキのくせに英雄気取りで周囲を振り回してこれまで通った道に何が転がっているのか振り返らなかったのかとこれまでレックスに対して持っていた思いを全否定するジークとサイカ、 自分はレックスのように本当のドライバーになれなかったことに対しニセモノじゃなくてホンモノに生まれたかったと言うトラとハナ、 永劫とも言える時を過ごす自分ら巨神獣の存在意義について問いかけるセイリュウ… 最後はレックスを料理でもてなすホムラとヒカリ(ただし性格は入れ替わっている)に暖かく迎え入れられ、レックスが涙を流したのを見たホムラに止められた所で一行は一か所に集められた。 人がどう変わったか・どこへ行こうとしているのかを確かめるために神の力によって各々の抱く恐怖心を再現してみせたことが明かされる。 そしてこれまで神とされてきた男「クラウス」にこれまでアルストの世界がどのような経緯で作られたのかを一行は聞かされる。 世界を再生すべく接触した物質を分解しかつて世界を作り上げていた物質へと再構成させる分子体「雲海」を遠い過去に作り、その他かつて存在した全ての生命の記憶を持った素子「コアクリスタル」によって巨神獣やそれらから派生する生命体、そして人間をも新たに生み出したという。 更には人間達がまた同じ過ちを繰り返すのではという疑念から新たな生命の循環「ブレイド」を生み出すが、結局は人々がそれらを武器として使い始めたことでかつての自身と何一つ変わっていないと確信し全て放置すると決めたことを明かす。 全てを諦めていたクラウスだが、レックスがこれまで本来ならば有り得ないブレイドとの再同調や命の共有を果たしたことを皮切りに沈黙を守り通していたゲートが再び動き始めたことで世界を変えられるかもしれないという希望を持ったことも同時に明かし、全ての権限をプネウマへと譲渡。 本来ならば自分が背負うべき宿命を全て背負わせてしまったことに深く謝罪するクラウスだったが、彼女らはレックスと出会わせてくれた彼を笑顔で肯定し、感謝した。 そうしてメツを止めようと走るレックスは去り際にクラウスに対し「同じ人間」として問いかける。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){クラウスさん!この世界のこと まだ諦めている?}}} #center(){&bold(){&font(yellow,gray){今は&s(){   }お前たちに出会えてよかったと思っているよ}}} その答えを聞いたレックスもまた、笑顔とともに自分の本心を彼に告げた。 #center(){&bold(){&font(blue,silver){じゃあ オレの意見とおんなじだね}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){ありがとう オレ達を生んでくれて}}} レックスはクラウスに自分達を生み出したことへの感謝を告げてメツとの最終決戦に臨む。 } *【人間関係】 -[[ホムラ/ヒカリ>ホムラ(ゼノブレイド2)]] レックスのパートナーとなるブレイドにして天の聖杯と呼ばれる伝説のブレイド。 序盤で死亡したレックスに自身の命を分け与えたと同時にパートナーとして活動しているが、命を共有した代償としてお互いのダメージまでも共有してしまうというリスクを孕んでいる。 ホムラの側もレックスのことは異性としても見ており自分の存在がレックスの重荷になっていることを悔いた発言をした直後、レックスの育ての親のコルレルに「あんたはレックスのことが嫌いなのかい?」と聞かれた際には、 普段は大人しい彼女らしからぬかなり食い気味な調子で「大好き」と答える程にはストレートに彼のことを想っている模様。 ヒカリの方もどんな面倒事に巻き込まれてもレックスが励ませば「レックスがそういうならがんばっちゃおっかなぁ」とあっさり了承したり、 クエストの展開次第で「レックスはいつ結婚するつもりなのよ」と結婚の催促のような発言をしている辺り、どちらもレックスに対する好意はかなりある。 そもそも心の底から出たくないと思っていたのにまた現世に姿を現したのは、他ならぬ&bold(){レックスを助けたかったから}。ホムラと同一人物という事実も拍車をかけていよう。 -セイリュウ レックスの育ての親兼居住区の喋る巨神獣であり、レックスからはじっちゃんと呼び親しまれている((ただしハナの開発資金の調達をホムラが申し出た際に「身体を売るつもりか!?」と言った際には怒ったレックスからチョップを喰らいクソジジイ呼ばわりされていた。))。剣術を仕込んだのも彼であり、「元々才能はあった」とのこと。 序盤でのイーラとの抗争で辛うじて逃げ切りつつも致命傷を負うが、復活して幼体に戻ったことで以降はレックスのヘルメットの中が定位置となっており住む者と宿主が逆転するという現象が起きている。 庇護の関係から相棒へと変わったと言えるだろう。小さくなってからも冒険中に様々な助言をしてくれる。 だが、レックスが優し過ぎることも十分理解していた為、500年前の「聖杯大戦」にまつわる真実についてはほとんどを知っていながら、判断を鈍らせることを危惧して黙秘し続けていた。 -[[ニア>ニア(ゼノブレイド2)]] お互いに良い仲間であり、良い喧嘩友達でもある。 古代船のサルベージ依頼にて知り合い、当初は自身の無垢さを小馬鹿にされつつも次第に打ち解けていく。 レックスをガキだガキだと呼んでいたものの本当に年齢的に子どもと思っていたので、 仕事をしていただけの子どもに対し理不尽に二度も命を取りにかかるシンたちに激昂。 レックス(と他サルベージャー)を助けたことがきっかけでイーラから離反し、最終的にパーティに加入することとなった。 彼女へは鈍感なようでいて、さるタイミングの言葉に対して改めて答えようとしているなど誠実に向き合う姿勢を見せている。 &font(l){そして改まった空気に耐えられずニアのほうが誤魔化す} [[ネタバレ]]要素を多く含むので詳しくは当該項目参照。 -[[トラ>トラ(ゼノブレイド2)]] グーラで出会った[[ノポン]]族の少年。 ドライバーに憧れを持ち、スペルビア兵から助けられた後に兄貴と慕われオトモになることを申し出るも、オトモ扱いは却下され友達になろうと言い、トラは大喜びでそれを受け入れた。 ただレックスはドライバーよりもサルベージャーとしての活動の方が長い故か、キズナトークではトラにドライバーについて教えて欲しいと頼まれた際にいつの間にかサルベージャーの話に変わってしまったりした。 -[[メレフ>メレフ(ゼノブレイド2)]] ストーリー序盤では天の聖杯の力を危惧していた故に当初は敵対していたが、レックスにはメレフと戦う理由がなかったために戦闘では例え実力的にギリギリな戦況であろうとも敢えてトドメを刺さずに逃亡するなど手加減していた。 彼女にとって、敵から命を落とさぬよう手心を加えられるというのは初めての経験であるため、これが後にレックスに興味を持ち始めるきっかけとなり、やがては楽園を目指す彼らの旅に同行することとなる。 -[[ジーク>ジーク・B・極・玄武]] 天の聖杯を狙って何度か立ちはだかってきたが、これはレックスが天の聖杯のドライバーとして相応しいか試すためのもの%%であったと同時に何度も現れたのは不幸体質によりすぐ退場してしまうから%%であった。 パーティ加入後はレックスについて「純粋過ぎて危ういところがある」と評していると同時に「それを助けるのが大人の務め」との考えを持たれている。 -ヴァンダム インヴィディアで出会ったフレースヴェルグ傭兵団の団長。 レックスの良き師となるが、イーラの2人との戦いの末、死亡。レックスにとっては成長してから始めての近しい人物の死である故に彼の心境には大きな影響を与えており、彼の回想でも多く出てきている。 遺言により傭兵団の団長の座と同調していたスザクのコアクリスタルはレックスに受け継がれ、ホムラ不在時は彼の主戦力となっている。 -コルレル レックスの育ての親の1人である女性。 レックス以外にもイヤサキ村で親のいない子供の面倒を見ており、レックスはそんな彼女と故郷のイヤサキ村に現在でも仕送りを続けている。 #openclose(show=ストーリー終盤のネタバレが含まれます。){ -[[シン>シン(ゼノブレイド2)]] イーラの首領であり、序盤でレックスを一度殺した男。 以降複数回にわたって戦うことになり、特に本気を出したルクスリアでの戦いではレックスに強い敗北感を味合わせるに至った。 レックスにとってシンを含むイーラの面々は、自身だけでなくヴァンダムやファンたちの命までも奪った仇敵ではあるがレックスの不殺主義は彼らに対しても例外ではなく、 [[マルベーニ]]にシン達を消し去るよう指示された際には「オレのすべきことはシン達を消し去ることじゃない、止めることだ」と返している。 また、世界樹上層の最後の対決にてレックスは、永き時を生きるブレイドが世界の成長のために果たせる役割を彼に説いた。 -[[メツ>メツ(ゼノブレイド2)]] こちらもイーラのメンバーであり、もう一人の天の聖杯。初のホムラとの共闘で相手にした人物でもある。 当初メツはレックスのことをただの子供と侮っていたが、何度も対峙する内にその心境は変化していく。レックスの側もメツの背景を知るにつれ、単なる悪党という認識を徐々に改めていった。 なおレックスのことは初対面時から最期まで一貫して「小僧」と呼んでいた。 -[[クラウス>ザンザ(ゼノブレイド)]] アルストと呼ばれるこの世界の創造者であり、最終盤でレックス一行との邂逅を果たす。 クラウスは己の作った世界に絶望していたものの、レックス達の生き様と想いを目の当たりにして希望を抱くようになった。 レックスは、創造神たる彼相手でも分け隔てなく「クラウス"さん"」と呼び、「ありがとう! 俺達を生んでくれて!」と感謝を告げた。 -[[アデル>アデル(ゼノブレイド2)]] 500年前の聖杯大戦においてヒカリと共にメツと戦い、英雄と称された人物。 レックスが漂流者でありながらリベラリタス出身の者にしか解くことのできない封印を解けたこと、容姿や性格が似通っておりメツが同じ金色の瞳に言及していたことからアデルの末裔の可能性が考えられるが、真偽は不明。 } *【ゼノブレイド3】 発売前から『[[ゼノブレイド]]』と『[[ゼノブレイド2]]』の二つの世界が融合した世界を描くことを公言していた本作[[ゼノブレイド3]]。 直接的な続編ということもあり、当然ながら過去作のキャラクター達がその後どうなったのかを気にするユーザーは多かった。 その中でも前作主人公であり、上記の通り多数のヒロインと関りのあるレックスのその後はその中でも特に注目を集めていたのだが…… 結論から言うと、本編の道中にレックスの動向がわかる描写はほぼない。 レックスの出番はエンディングまで待つこととなる。 最終決戦にて、本作の主人公ノア一行、そして未来に進もうとする人々の尽力により、3の世界「アイオニオン」を支配するメビウス達は倒された。 そしてノア達は、変わることを恐れ「永遠の今」にとどまり続ける不自然な世界ではなく、どんなに怖くても「未来」に進む本来あるべき自然な世界を選択した。 しかしそれは「永遠の今」が「未来」へと変わることを、 即ち、「永遠の今」であるアイオニオンが消滅し、『1』の「神なき世界」と『2』の「楽園に辿り着いたアルスト」の二つの世界に戻ることを意味していた。 多くの人たちがそれぞれの感傷に浸る中、長い時をアイオニオンで過ごしてきたニアは、二つの世界がいつか必ず共に歩める日が来ることを願いながら、 共にこの世界で過ごしたハナと一緒に勝利の喜びを分かち合い、 #center(){&bold(){&color(gray,#f0e68c){「これから帰るよ」}}} ほっと一息ついたかのような声音でそう呟きながら、ある写真を見る。 その写真に載っていたのは『2』でニアと共にアルストを駆け巡った仲間達。 巨神獣セイリュウ、トラとハナ、メレフとカグツチ、ジークとサイカ、ニアのブレイドであるビャッコ。 そして中央にいるのはジークにも迫らんほどの背丈の、大きく立派に成長したレックス―― ――と、彼の側で椅子に座りながら寄り添っている &bold(){&color(#ff0000){赤髪の赤ん坊を抱きかかえるホムラ}} &bold(){&color(Yellowgreen,yellow){金髪の赤ん坊を抱きかかえるヒカリ}} &bold(){&color(gray,#f0e68c){銀髪で猫耳の赤ん坊を抱きかかえるニア}} の三人……いや六人の姿であった。 ……写真の内容について解説があるわけではないのだが、 &bold(){どうやら『2』の数年後にガチでホムラ・ヒカリ・ニアの3ヒロインと重婚・子作りしたようである。} 写真が画面に映ったのはほんの一瞬でしかないのだが、当然ながらシリーズファンに与えた衝撃は凄まじく、 何せ2の直後から&bold(){「ホムラ・ヒカリは当然として2周目タイトル画面やアートワークとかでニアも受け入れられたような雰囲気出してたし、ドライバーとしてブレイドの3人を纏めて貰っちゃえばいいじゃない」}と望む声や、 それを意識したファンアート&s(){や薄い本}も無数に出ていたのだが、まさか公式ではっきりと&bold(){「三人と重婚して子供も生まれてます」}と確定させてくるとは誰も思っていなかったのである((そもそも『2』本編の範囲では「ブレイドと人間で子供が作れる」という情報が一切なかったため、嫁候補が全員ブレイドであったレックスがまさか子供を成せると思っていたユーザーは殆どいなかった))。 そして最終盤にいきなりこんな情報量の塊のような写真をぶち込まれたせいで「しんみりとしたEDの雰囲気が全部2キャラに持って行かれた」「まさかガチで[[ハーレムエンド]]の先を描くなんて……」「こいつらレックスしたんだ!!」「フュージョンコンボ」「2のキャラなのにインタリンクしやがった」[[「三人!?嫁…さ…三!?テメッ…テメェ!!なんで嫁三人もいんだよ ざっけんなよ!!!」>我妻善逸]]などと散々ネタにされた。 なお、良くも悪くもシリーズの注目度が高まったせいか、 本作は発売数日前の時点で海外を中心とした一部のフラゲユーザーが各種SNSで[[ネタバレ]]情報公開をやらかしていたのだが、 当然ながら各種ネタバレの中で&bold(){最も注目を集めていたのがこの写真だった。} ……しかし、注目度は非常に高かったものの流石に&bold(){「トリプルヒロイン全員孕ませ&出産エンド」}といういくら何でも攻めすぎた内容が任天堂公式作品で本当にお出しされるとは信じられず、 「巧妙な[[コラ画像]]でしょ」「コイカツで作ったのかな?」と驚く以前に真贋を疑うユーザーも多かった。 また、クリア後のニアのセリフからすると、&s(){案の定}本作の主人公の一人にしてメインヒロインのミオはニアの娘であることをかなり直球で匂わせている為、必然的にレックスの娘という事になる。 ニアはこの後アルストに帰るとのことで、レックスなら何も心配する必要はないとは思われるが、彼らの一家が末永く幸せであることを願いたい。 #center(){&size(24){&bold(){&font(blue,silver){いい意気込みだぜ小僧――}}}} #center(){&size(24){&bold(){&font(blue,silver){その意気込み――このレックスが引き継いだ!}}}} そして本編の前日談を描いたDLC『新たなる未来』にてレックス本人がなんとプレイアブルキャラの一人として再登場。 ノア達のような「ゆりかご」で作られた再生体ではなく、正真正銘2の世界からやってきた我々が知るレックスその人である。 **【来歴】 本作ではメビウスに支配されているアイオニオンの住民達を解放するべく築きあげられた組織「リベレイター」の一員であり、 『1』の巨神界からやってきたシュルクと共にダブルリーダーとして組織を引っ張っていた。 クラスは「マスタードライバー」で武器は「焔光の双剣」という&bold(){&color(#ff0000){炎を発する赤い巨剣}}と&bold(){&color(Yellowgreen,yellow){光を発する白い巨剣}}の二刀流。 一見するとホムラとヒカリが使っていた「聖杯の剣」によく似ているがデザインは異なっており、刀身にあったコアクリスタルも存在しないため、あくまでもレックスが自力で生成したアイオニオンのブレイド((『2』のブレイドと言うとホムラ達を始めとした亜種生命体のことを指すが『3』におけるブレイドはアイオニオンの兵士達が必要に応じて空間から出現させる武器のことを指す。))だと思われる。 3の舞台であるアイオニオンは世界を構成する「オリジン」の管理者権限を掌握しているゼット率いるメビウスが世界の理を支配しており、かつて「アルスト」と「巨神界」で暮らしていた住民はメビウス達に支配されて兵士として終わりのない戦いを強いられていた。 しかし、本シナリオでは実際には全てが兵士となったわけではなく、元の世界の住民の大部分がオリジンと同化していた((明言こそされていないが、兵士の10年寿命とゆりかごによる再生の設定を見る限り、恐らく元の世界で10歳~20歳だった若者達だけをピンポイントでメビウスの支配下に置いた可能性が高い))ことが判明。 そのどちらにもならず、元の世界の記憶と肉体を維持したままアイオニオンに出現させられた住民もおり、レックスとシュルクはそういった元の世界の住民を纏め上げて世界の解放のためにメビウス達と戦い続けていた。 残念ながらレックスのかつての頼れる仲間達の殆どはオリジンと同化してしまったようなのだが、新たにリンカという女性を弟子として同行させている。 ちなみにこのリンカ、緑髪と胸元の青い結晶体といい、「大雑把な父」のエピソードといい、直接明言されてないだけでどう見ても[[ジーク・B・極・玄武]]とサイカの娘である。 EDのホムラ、ヒカリ、ニアの子供の写真といい、あの後のアルストでは人間とブレイドの子供が生まれるのは珍しい事ではないらしい((本編シナリオのアグヌス出身キャラクターもブレイドのような容姿を持ちつつ素で高い身体能力を誇る一方で、普通の人間のように加齢し、コアクリスタルに関係なく外傷で死ぬといった特徴があるため、ブレイドと人間のハーフのような存在だった可能性が高い))。 3本編より以前の話ではあるのだが、彼らがどのような時代で戦っていたのかについては謎が多い。 #region(時系列について) 『新たなる未来』の主人公マシューはかつてシティーで暮らしていた頃の再生体であったノアとミオの息子ゴンドウの孫である。 ゴンドウ自体の年齢は明かされていないのでわからないものの、相当の高齢であるのは確かであり、尚且つノアとミオはゴンドウという家族を得るまでに何度も10年の寿命を繰り返して来たことが作中で示唆されている。 その為、どれだけ短く若く見積もってもアイオニオン誕生から『新たなる未来』に至るまでに100年以上は経過していると思われるのだが、 そうすると元の世界からアイオニオンに直接来たはずのレックス達が、この時代になぜ健在でリベレイターとして活動しているのかが疑問が残る。 シュルクとレックスはそれぞれ巨神界とアルストというそれぞれの世界に選ばれた特別な存在とも言えるので、アイオニオンにおいては特別寿命が延びているという考えも出来なくはないが、リベレイターにはそれ以外にも元の世界の一般人も数多く在籍しており、先述したリンカの女友達(種族としては普通の人間)なんかもいて、リンカもその女友達も若々しい少女である。 3本編では『新たなる未来』の頃に生きていたリベレイターの住民は&bold(){ある一人}を除いて存在しておらず、シティーにある「六氏族の像」に記されている六祖の解説を見る限り、六祖含めた元の世界の人間たちも一般的な人間の範囲で順当に歳をとっていた様子。 よってレックス達がアイオニオンにおけるどの時代に活動していたのかは確定できない部分が多いのだが、公式からの明確な答えはない。 #endregion リベレイターの活動は順調で、当初はシュルクとレックスを合わせてもわずか数名から始まった活動が、いつしかコロニー並みの規模にまで成長していたのだが、 本シナリオが始まる前、暴走したトリニティ・プロセッサーの裁定者「アルファ」がアイオニオンを滅ぼすために世界に君臨。 シュルクとレックスは人々を守るために、そしてアイオニオンの管理者であるゼットも「アイオニオンを滅ぼされては困る」という利害の一致から「事が収まるまで相互不干渉」という取り決めの上で共闘することとなる。 そして戦いの末、アルファ自身もコアクリスタルを損傷するなど深手を負って身を引いたが、この時の戦いでシュルクは片腕を、レックスは片目を、そしてゼットはアイオニオンにおける管理者権限を奪われるという敗北に近い痛み分けに終わってしまう。 この一件でゼットはアルファを倒すためにはアルファと同格の力、即ち別のトリニティ・プロセッサーの力が必要と判断。 そして「終の剣」を持つエヌをメビウスとして引き入れるが、それが転じてシティーは壊滅。 そしてシティーの生き残りにして本シナリオの主人公であるマシューが妹のナエルを含む生存者を探す旅に出る。 そしてマシューは相棒のエイと共に道中で壊滅したコロニーの生き残りである元ケヴェス兵の少年ニコル、元アグヌス兵のカギロイを命の火時計から解放し保護する。 大人しい気質から兵士の生き方に馴染めず、それに故に現実をすぐに受け入れられたニコルと違い、 &bold(){「成人の議を迎えるまで戦い抜いてから死ぬことだけが今まで死んで来た仲間達への弔い」}と信じて戦ってきたカギロイは兵士としての生き方を捨てることを受け入れられず逃亡。 そして逃亡先でもカギロイはシュルク率いるリベレイターに再び保護されるが「すぐには現実を受け入れられないだろうから順を追って状況を呑み込んでもらおう」と判断したシュルクによって状況説明を受けられなかったことが原因で保護されたその日のうちに逃亡し、あろうことがアグヌスのコロニーと通信を取ってしまう。 そしてそれが原因でメビウス・ダブリューの攻撃にキャンプしていたリベレイター達を巻き込む一大事を起こしてしまい、彼女自身も「命の火時計を無くした兵士は用済み」として抹殺されかける。 しかしダブリューの攻撃がカギロイ、そして彼女を庇おうとしたニコルに直撃する寸前に颯爽と駆け付けて二人を守ったのがレックスであった。 **【容姿・性格】 顔つき自体は少年時代を順当に成長させたような立派な男前になっているが、もみあげと繋がる様な顎髭を生やし、左目が傷つき隻眼となっている。 しかし、何と言っても目を引くのは&bold(){あまりにも屈強過ぎる体躯。} 『2』本編では15歳にしてはやや背が低く、DLCで共演したシュルクよりも頭一つ小さい程度しかなかったのだが、逆に本作ではシュルクの身長を上回り、&bold(){2mに届かんばかりの身の丈}で、 そして『2』でも職業柄中々引き締まっていた肉体は&bold(){[[ライン>ライン(ゼノブレイド)]]やジークらをも凌駕する程に分厚い筋肉で覆われている。} 総じて、あどけない少年だった前作の面影を残しつつ、筋骨隆々の壮年男性となっており、『1』からイメージをあまり崩さずそのまま成長したようなシュルクに比べて劇的な変化を遂げている。 そのせいかよく&bold(){&color(#F54738){嫁が三人いるのにふさわしい外見になった}}とネタにされる。 なお任天堂公式の冊子であるニンテンドーマガジン2023 summerにおける&bold(){筋肉自慢せいぞろいというコラムにガノンドロフやドンキーコングやカイリキーやケンシロウなどと並ぶメンバーにレックスも選出されている。シリーズで筋トレ自慢をしていたラインやランツやセナ涙目である} 容姿こそ劇的な変化を遂げているが内面は明るく前向き、活発、お人好しで子供にも優しい『2』の頃のレックスそのままであり、 尚且つ前作では全く見られなかったリベレイターの一員たちの『男女の仲』に対する気遣いを見せたり、長年の知見を活かしたアドバイスをしたりと、年齢相応の貫禄も見せてくれる。 また、ホムラから習ったのか料理の腕もかなり上達しており((『2』時点でも自炊する描写はあったが獲れ立てのシュリブをそのまま焼いてかぶりつくシンプルな物だった。))、見るからに凝ったメニューを冒険の合間にぽんぽん思いつく。 なお、この際彼が開発した新メニューは、実はミヤビのヒーロークエストにおいてシティーで開催される3本編の料理大会でお出しされており、相当の年数が経過してなおレシピが引き継がれているあたり、かなり高い完成度を誇っている模様。 そんなことから&bold(){&color(#3B4EF0){「年上のお姉さんに可愛がられていたあどけなさの残る青少年主人公が次のナンバリングタイトルでムキムキのおっさんになっていた」}}というある意味では[[ショッキングな変貌>ガオガエン]]を遂げているにも拘らず、否定的な声は殆どなく「前作主人公の理想的な再登場」として高く評価されている。 その一方、ようやく出会うことが出来た娘のカギロイのことは、父親として大切に想っているのだが、 彼女が原因でリベレイター全員を命の危機に晒すという最悪な場面で出会ってしまったことから、傍で聞いていたマシューですら思わず口を噤んでしまうような、ただただ正論を突きつけるような叱責をしてしまう((ただし、カギロイ自身もかなりのショックを受けていたが、彼の強い叱責があってようやく兵士ではなくなった自身の立場を受け入れられるようになったため、決して完全に悪手だった[[というわけ]]ではない。シュルクも自分の初動対応が誤りだったのは認めている)) 。 そしてカギロイ自身、アイオニオンにおいては彼のもう一人の娘であるミオ同様、アグヌスの「ゆりかご」から生み出された存在である為、レックスが父親であることを知らないどころか、「親子」「父親」という概念すらないこともあって、正体を明かしようもなく、あらゆる方面でどう接していいのかわからない複雑な関係にあった。 実際問題「今の彼女に自分と共に暮らしていた頃の記憶はない」という事を知識として知っていたとしても、 自分の娘が仲間の命を危険に晒す行為をした挙句、 &bold(){&color(#F54738){「こんなの誰も頼んでない!」「あと少しで成人の儀を迎えられたのに……仲間と一緒に戦ってきたのに……!」}} と、涙ながらに訴えてくるなど&bold(){「寿命を迎えるその日が来るまで戦い抜いてから死ぬことが最高の名誉」}という&bold(){模範的なアイオニオンの兵士に成り果てていた}のを目の当たりにしたレックスの胸中は察するに余りある。 しかしながら、リベレイターの一員としての生き方を受け入れたことで少しずつ軟化していったカギロイには、レックスが自身に向ける愛情が伝わり出し、出会いの一件についても&color(#F54738){「あの時は助けてくれてありがとう」}と面と向かってお礼を言うようになるなど、自然と彼に懐いていった。 ただし距離感が近くなったが故に、自分が好む古代遺跡のロマンについて熱心に語った所で&bold(){&color(#F54738){「ふーん、そう」}}とスルーされて凹んだりする一幕も。 そして多くのユーザーが気になっている&bold(){&color(#3B4EF0){複数の妻達との間柄}}については残念ながら直接言及されることはなかった。 ただし、マシューが、祖父ゴンドウが大切にしていたウロボロスストーンをリベレイターで丁重に保管していたことを感謝した際に、 &bold(){&color(blue,silver){「あれはアグヌスの女王ニアからお前らに託された物なんだろう?なら絶対に守り通さなくちゃならねえ……何があろうともな」}} と語っており、 レックスにとっては「マシューの祖父が託した思い出の品」「打倒メビウスのための貴重な研究材料」である以上に&bold(){「ニアが託してくれた物」}という認識らしい。 そして、望郷の山懐((『2』でシン・メツと戦ったモルスの断崖の地が元となった場所))を訪れた際、カギロイにかつてこの地で起きたこと指して、 &bold(){&color(blue,silver){「大切な物を犠牲にしてまで俺を想ってくれる人のために――その想いに応えるためにどんな困難な道だって歩んで見せる――」}} という決意を抱いたことを語ったりと、当たり前ではあるが妻達のことは非常に大切に想っている様子。 ……まさかカギロイも自分が崇めていたアグヌスの女王が目の前にいるごついおっさんと結ばれているとは思ってもみなかっただろうが。 なお、カギロイの母親が誰なのかは作中で言及されていないが、胸元に付いている&font(#00FF00){翠玉色}の結晶体、豊満なスタイル、赤髪((カギロイの髪色はホムラのような原色に近い鮮やかな赤ではなく、やや茶髪に近いのだが、この髪色は3本編のエンディングでホムラが抱いていた写真の子供とほぼ同じである。))((余談だが、プネウマの髪色を反転するとカギロイに近い色になる。))、ブレイドを介して炎を操る能力等、ほぼ確実にホムラの娘だと思われる。 その一方、ぱっと見[[ツンデレ]]のようでそうでもない繊細な性格等はどちらかというとヒカリ似である。キャンプ地の描写を見るにヒカリ同様料理も不得意な模様。 「ホムラが面倒を見てきた少女」という意味ではヒカリ寄りになるのもある意味納得の帰結である。 **【強さとゲーム上の性能】 ホムラとヒカリは行方不明、ニアはアグヌスの女王として封印中ということで、 本作では共に戦ってくれるブレイドが不在な為、ブレイドのエーテル供給によって身体能力をブーストさせて戦うドライバーとしての真価は発揮できていない。 本人も&bold(){「せめて“二人”がいてくれりゃあ――」}と天の聖杯のドライバーとしての本来の力を発揮できないことを悔やむシーンがある。 ……はずなのだが、 初登場の時点で命の火時計二台分の出力から繰り出される融合鉄巨神の一点集中照射を片手で防ぎ((拡散射撃の時点でマシュー・エイ・シュルクといった実力者達が吹き飛ばされる程の威力があった))、 本編においてインタリンクしたウロボロス達の攻撃ですら全く傷付かず、ノアとミオが共同でラッキーセブンを使うことでやっと破壊していた命の火時計を一人で叩き斬り、 最終決戦においては最終形態となった[[巨大化]]アルファが出力を上げながら振り下ろした巨大モナドの一太刀を真正面から受け止めたりと、 「本来の力を発揮できていない」とは到底思えないとんでもない身体能力の持ち主である。 アルストでドライバーとして戦っていた頃はどれだけの実力だったのか考えるだけでも恐ろしい。 なおムービー中では赤い剣から炎の斬撃を飛ばしたり、タレントアーツでは両方の剣を合体させて翠玉色に輝く大剣を生成し、前作のプネウマのレベル4必殺技であった「インフィニットソード」を繰り出すなど、「超人的な身体能力」だけでは片付けられないような芸当も見せている。 ブレイド抜きでもある程度エーテル操作能力を身に着けているのだろうか。 ゲーム中の性能としては概ね『2』でホムラ/ヒカリを同調させていたレックスの性能をベースにしており、簡単にまとめるなら&bold(){「クリティカルの鬼」}。 クリティカル関連のスキルがこれでもかと詰め込まれており、本編キャラクターで言うとアグヌスのヒーローの一員であるニイナに近く、ニイナ自身も非常に強力なヒーローだったのだが、その性能は彼女を更に凌駕する。 スキルによってクリティカルの発動率及びダメージボーナスが大幅に底上げされている上に、クリティカルが発動するごとに攻撃力が増す。 それだけでもすさまじい威力なのにクリティカル発動時の攻撃にはガード不能効果が付与される上に相手の防御力を無視するなどやりたい放題。 よって[[CPU]]操作で適当にアタッカーを任せてもすさまじく強いが、真価を発揮するのは『2』でもお馴染みの「ダブルスピンエッジ」を自操作で繰り出すことにある。 2ヒットする高火力アーツという点はそのままだが、前作と異なり「クリティカルが発動する度に使用アーツのリキャストが回復する」というヒカリの「光速連撃」に近い効果の技に変更されているため、上記のレックス自身のクリティカル関連スキルと組み合わせることで、オートアタックをほぼ使わず超威力のダブルスピンエッジをその場で連発可能という『2』の頃を上回る超火力と化す。 与ダメージ量が&bold(){「自操作レックス>レックス以外のパーティメンバー合計」}という状況になるのがごく当たり前の光景で、 チェインアタックでは冗談抜きでレックスが総火力の大半を占めることが殆どなので、以下にしてレックスを高いダメージボーナスに絡めるかが非常に重要となる。 また、融合アーツを含めるとブレイク・ダウン・ライジングを全て独力のアーツで発動可能であり((本シナリオではスマッシュ・バーストはユニオンコンボ限定なので、実質的にはコンボに必要なアーツを全て一人で習得可能))、攻撃面においてはとにかく徹底的に隙がない強力なキャラクターである。 欠点は&bold(){あまりにも火力が高すぎて周りのキャラが付いて行けない事。} 上記の文章を読んで&bold(){「そんなに火力が高いとなるとどうやってディフェンダーにターゲットを確保してもらえばいいんだろう?」}と思った方もいるかもしれないが、&bold(){まず無理である。} あまりにも総与ダメージ量が高すぎる為、ディフェンダーによるヘイト調整は追い付かず、ヘイト減アクセサリーやジェムによる補正も焼け石に水であり、その真価を発揮させようとアーツを連発したらどうあがいても敵の注目はレックスに向く((これ自体は前作のレックスにも共通する話なのだが、前作ではさすがにここまでの火力ではなかったし、ローリングスマッシュのダウン減やアンカーショットの回復、クリティカルが発動する度に回復するアクセサリー「アヴァンギャルドメダル」などで補うことが出来た))。 一時的にでもターゲットを奪えるとしたらターゲットロック効果がある「モナドレイジ」を使用可能なシュルクくらい。流石は元祖主人公か。 よって屈強な体躯とは裏腹に敵の集中砲火を受けて死にやすいというかなりピーキーなキャラクターである。 一応、レックスを[[CPU]]操作に任せ、プレイヤーがディフェンダーやヒーラーを操作して徹底的にフォローを入れればバランスを保てないこともないが、 『レックスは床ペロすること前提でダブルスピンエッジを連打してもらってとにかくひたすらダメージを稼いで貰いヒーラーの「助け起こし」を強化して蘇生し続けた方が良い』という声も根強い。 なお、そのヒーラーの一人が他ならぬカギロイなので&bold(){「娘に介護されている」}などとしばしばネタにされる。 **【その顛末】 激闘の末、マシュー一行はアルファを倒し、彼の魔の手からアイオニオンの人々を救うことに成功する。 しかし、それは人々の脅威を取り除いたわけではなく、むしろアイオニオンという世界そのものはアルファを、即ちオリジンの核となるトリニティ・プロセッサーを失ったことで急速に崩壊が進んでしまう。 このままでは消滅現象の進行と共に消えるのは時間の問題だったが、シュルクとレックス、そしてエイは狼狽えることなく、アルファがいた光源の中へと歩いていく。 3人は元々、いなくなったアルファの代わりに世界の依り代になることで、世界の消滅を食い止める覚悟を決めていたのである。 当然残された仲間達は動揺し、特にニコルとカギロイは父親が世界の犠牲になろうとするのを涙ながらに止めようとする。 しかし、レックス達は穏やかな表情で「これは犠牲じゃなくて支え」「お前たちが世界を変えてくれさえすれば、全ては元に戻る」と諭す。 #center(){&bold(){&font(red){「できなかったらどうするの!?私の命そんなに長くない!!」}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){「だったら 誰かだ」}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){「誰かに想いを託せばいい」}}} #center(){&bold(){&font(blue,silver){「そうやって進んできたんだ 俺達は」}}} かつて多くの人から想いを託され、それに応えるように戦ってきたレックスが今度は想いを託す側になったのである。 そして彼らに出来る最後の仕事として、兵士としての寿命が近い二コルとカギロイに残された命を捧げ、想いを託した「誰か」が世界を救うその日まで、アイオニオンを支え続ける道へと進んだのだった。 その後、この決戦で初めてインタリンクした6人の関係者が後のシティーにて六氏族として語り継がれることになるのだが、 その一員であるマシュー・ナエル兄妹はレックスとニアから見ると玄孫にあたり初代ゴンドウは孫、そしてマシューの子孫にあたるゲルニカ、モニカ、二代目ゴンドウらヴァンダム家は遠い子孫ということになる。 更にナエルの子孫はドイル家、カギロイの子孫はローディス家にあたるので&bold(){六氏族のうち三つの家の祖先がレックスということになる}((なおレックスの像を祖先の師匠と祀っているカシィ家は上述のリンカが祖でありその子孫がDLC第三弾の追加ヒーローであるマティアである)) その後のレックス達の動向は不明だが、3本編では上記の通り、無事、「想い」を受け継いだノア達がゼットを倒したことで世界が正常化したことが明らかになっている。 きっとレックス達もホムラやヒカリ、ニア、そしてミオやカギロイと共に全てが元に戻った世界に無事帰還しているはずである。 **【ゲスト出演】 「新たなる未来」クリア後、本編のチャレンジバトルに「神剣と英傑」というシュルクとレックスを同時に相手にするミッションが追加され、これをクリアすると「新たなる未来」の二人がヒーロー枠として加入する。 ヒーローでありながらメインメンバーへのクラス継承によるアーツやスキルの獲得は出来ないという特殊なキャラクターである。 残念ながらプレイアブルではないため、「新たなる未来」のダブルスピンエッジの連打は期待できないが、その超火力は健在であり、唯一ダウンとライジングのコンボ用アーツを両立できる唯一のヒーローで((融合アーツがないため「新たなる未来」の時と違ってブレイクは使えない))、 脆さこそ目立つものの、最強のアタッカーヒーロー一角である。&s(){というかこれでクラス継承できてダブルスピンエッジが出来たらマズい} エンドコンテンツである「ダイセンニンの大魔境」の魔境でも大いに活躍してくれるが、彼単体以上に際立つのが&bold(){&color(#3B4EF0){ニアとの相性の良さ。}} レックスの「凄まじい火力に加えてダウンとライジングの二つのコンボアーツが使える」「ヘイト管理が難しすぎて脆い」というメリット・デメリットと、 ニアの「凄まじい回復力に加えて味方の耐久力が底上げされる」「コンボ用のアーツが使えない」というメリット・デメリットが、 お互いを補うように見事に噛み合っておりアグヌス特化パーティを構築する上で大きな戦力向上が望める。 流石はドライバーとブレイドにして夫婦と言った所か。 残念ながら既存メンバーとの掛け合いなどは殆どないものの、戦闘終了時にノアから「流石だな、レックス」と称賛されることがある。 ……馴れ馴れしく接している相手がミオの父親だと知った時の反応が気になる所である。 *【スマブラでの扱い】 『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』の発売が発表された時からレックスの参戦要望は高かったが、開発時期の都合で参戦できず[[Miiファイター]]コスチュームでの登場にとどまった。ファイターパスvol.1の購入特典で入手でき、ヘルメットにはちゃんとセイリュウも入っている。 そしてファイターパスvol.2にて… #center(){&bold(){&font(lime,#ff0000){ごめんなさいレックス――何も言えなくて―――}}} #center(){&bold(){&font(lime,#ff0000){だって―――}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&color(lime,#F54738){大乱闘に招待されたんですもの!}}}} &bold(){主人公であるレックスを差し置いてヒロインのホムラ/ヒカリが参戦することとなった。} #center(){&bold(){&color(#3B4EF0,silver){ええっ!?オレが参戦するんじゃないの!?}}} ディレクターの[[桜井政博]]による使い方動画ではもともと共闘させるという案で開発を進めていたのだが、マシンパワーの不足により断念せざるを得なかったということが語られている((既存のファイターで共闘している者では[[アイスクライマー]]が挙げられるが、それらについてもかなり無理していること、造形が単純だからこそ動かせたと言及している。)) …とはいえ、配信前はかつての[[クロム>クロム(FE)]]枠だのなんだの言われていたレックスの出番も「[[最後の切りふだ>最後の切りふだ(大乱闘スマッシュブラザーズ)]]にゲスト出演」程度の物ではなく 戦闘前演出で登場、[[アピール>アピール(スマブラ)]]で登場、リザルト画面でもその多くに登場((ホムラとヒカリの勝利演出はそれぞれ3つ、合計6つの出番があるものの、レックスはそのうち4つに登場して仲良くポーズを決めてくれる。))、もちろん最後の切りふだにも登場と、&b(){非ファイター枠としては異例の多さ}。 特に上アピールは&bold(){レックスがどこからともなく(1Fで)駆けつけてホムラ/ヒカリの名前を呼びながら応援し、ホムラ/ヒカリも嬉しそうに手を振って応える}というスマブラ史上初の想い人召喚イチャ付きアピールである。 &s(){なお何故か当たり判定まであるので、キャスター箱の上に召喚→すぐにキャスターを殴って飛ばす事で拉致可能。} さらに既存のスピリットにも超化先が追加されるなど至れり尽くせりである。 追記・修正は楽園に行ってお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 主人公ながらようやく項目が立ったのね。スマブラの件は最初はクロム枠と思ったけど元々プレイアブル予定からか出番はかなり多いという。 -- 名無しさん (2021-12-24 01:58:20) - 傍線は空白と取り消し線を併用すると良い感じに収まりますよ -- 名無しさん (2021-12-24 02:09:27) - ラウラやニアもだが、金の瞳はゼノサーガのレアリエンを連想させて次回作で何かあるんじゃないかと勘繰ってしまう。王道すぎる主人公でいい意味でゼノ主人公の中で異質なキャラ。 -- 名無しさん (2021-12-24 08:28:47) - レックスは銀髪じゃなくて茶髪や アデルと混同してる -- 名無しさん (2021-12-24 08:57:24) - 昔の仕様のゼルダ/シークを連れたアイスクライマー(しかも最大8セット)って考えると原作に近い状態でのスマブラ参戦はそりゃ無茶か。公式放送でマシンパワーにまで言及して教えてくれるとは思わなかったけど -- 名無しさん (2021-12-24 15:53:29) - 素性の語られなさ(けど別にありふれた一般人というわけでもない)はゼノシリーズの主人公としては異色の設定。……それがプラスに働いたかどうかはまぁ…うん…... -- 名無しさん (2021-12-24 23:00:00) - 何なら普通のイヤサキ村出身の村人っていう方が特殊な血筋になるんだがな。あの村の規模であの年月立ってたら村人全員血縁でおかしくないし -- 名無しさん (2021-12-24 23:47:41) - 役割を持って生み出された特別なホムヒカが、巻き込まれただけの善良な少年と出会って救われる物語だから、レックスの素性が不明なのはそれでいいと思うんだ。重責を背負う義務なんてないのに懸命にひた走ってそれを見る人の心を動かすのがレックスのレックスたるゆえんだと思う。 -- 名無しさん (2021-12-24 23:53:22) - あー、むしろ昔のドライバーのことを引きずりすぎに見えないようにわざと血縁じゃないってことにした可能性もあるか。素性がプラスどころかマイナスに働くのを防ごうとしたとか -- 名無しさん (2021-12-25 00:02:50) - しがらみを持たないからこそ、アデルに出来なかったことまで出来た訳だし、いい意味で「どうでもいい」がひとまずの結論じゃないか -- 名無しさん (2021-12-25 10:17:17) - ゼノブレイド2のスピンオフものが出るとしたら語られそうだな 案外フェイやエリィレベルの出生の秘密とかもありそう -- 名無しさん (2021-12-25 10:38:03) - スマブラSPでの1Fで飛んでくる彼氏呼ばわりは笑う -- 名無しさん (2021-12-25 21:21:51) - ヒカリ(というかプネウマ)を接触者と考えるとレックスが対存在になるからそう考えると血脈とかでなく存在そのものが特別と言えなくもない -- 名無しさん (2021-12-26 16:05:01) - ゼノの主人公としては異色だけど、ゼノの主人公全員が何かしら縁深い「死」とは同じように縁が強かったりする -- 名無しさん (2021-12-28 01:43:07) - モノリスの駄狐が対面したら「仲良しなのはいいがそれが原因で若ハゲコース一直線じゃ」とか子供なのでボカしつつ夜の方面について言ってきそう …実際夜の方面抜きにしても対策なしではストレスや疲労で若ハゲするんじゃないかな彼 -- 名無しさん (2021-12-31 00:26:42) - フフフ……レックス!!!アイツ、やりやがった…… -- 名無しさん (2022-08-01 23:48:33) - まさかマジでやるとは… -- 名無しさん (2022-08-02 15:24:22) - まさか公式自らホムラ・ヒカリ・ニアとの重婚エンドにしたとか、冬コミと冬のこみトレに出るであろうゼノブレ本が厚くなりそうだな.....。 -- 名無しさん (2022-08-03 09:45:00) - ユーザーからは「まぁ実質重婚みたいなもんでしょ?ブレイドだから赤ちゃんは作れないんだろうけど……」とか言われてたけどまさか公式で三人のヒロインを孕ませるとは思わなんだ -- 名無しさん (2022-08-06 09:12:29) - こいつらレックスしたんだ! -- 名無しさん (2022-08-20 01:42:49) - まああの三人は責任取れるのはレックスしかいないよねw個人的にはとりあえずレックスGJ -- 名無しさん (2022-08-23 11:09:19) - ムシブギョーを思い出すなぁ... -- 名無しさん (2022-08-25 03:27:34) - 世界一の傭兵団のボスでサルベージャーだから、甲斐性は抜群にあるはず。何の問題もないね♂ -- 名無しさん (2022-08-25 13:09:36) - 人外ヒロインだからこそできたことか -- 名無しさん (2022-09-03 20:23:55) - そもそもホムラとヒカリどっちか片方だけ選ぶのがあり得ない時点で重婚になるからまた1人ぐらい多少はね? -- 名無しさん (2022-09-03 23:39:34) - ↑2やってればレックスがあの3人を女として意識してた描写がいくらでもあった事なんぞわかるだろうに… -- 名無しさん (2022-09-07 23:39:48) - 戦闘後会話でもわかるけどニアはかなり意識してたな 水着も想像しちゃうくらいな -- 名無しさん (2022-09-12 19:14:25) - いかにも嫁さん三人いそうなビジュアルに成長したなぁ・・・ -- 名無しさん (2023-02-09 14:47:47) - ゼノブレイド3本編を抜き去ってトレンド一位になる男。やっぱみんな気になるんだなw -- 名無しさん (2023-04-19 13:12:30) - 嫁さん3人いても問題ない風格で戦慄してる -- 名無しさん (2023-04-19 20:17:13) - 誕生日は三人とも同じ日なのかな?(受精的な意味で) -- 名無しさん (2023-04-19 22:22:10) - サンプルボイスCV下野のままとはいえ雰囲気がめちゃ変わってる -- 名無しさん (2023-04-19 22:33:39) - ニコルに小僧!っていうところはほんとメツみたいだったなぁ -- 名無しさん (2023-04-21 09:08:10) - ↑4 「私もたくさん、家族が欲しいです」。本当に叶える奴がおるか!!!(誉め言葉)「おねショタカップルの後日談、少年が立派に成長した姿」は個人的に大好きだが加減ってもんがあんでしょうが!!!いやあそこまで突き抜けてめっっっちゃ強そうになって帰ってきてくれた説得力ある姿なら好きだけどね?! -- 名無しさん (2023-04-21 09:56:50) - アートワークス発売の頃、CHOCO氏の下になかなか本が届かず、それをネタにした漫画をいくつかツイッターでアップしてたけど、地味に「レックスがジークよりでかくなる」ってのがあったんだよね。まさか公式になるとか…… -- 名無しさん (2023-04-25 00:12:54) - レックスが散々薄い本でホムヒカNTR被害に遭ったせいか『寝取れるものなら寝取ってみろ』と言わんばかりの漢を公式が提供してくるスタイル -- 名無しさん (2023-04-26 19:52:07) - シンの指摘もその通りではあるんだが、レックスはマジの子どもだしドライバーになったのもつい最近だしまさにアンタによって巻き込まれた側が懸命に戦っているのであって、うるせーバカ的な気持ちが常にあったな(世界を救うと豪語するならそれぐらい把握しておけ、も正論ではあるが) 挫折シーンも無茶言うなよ……とは思ってた。そっから立ち上がれるから皆がついていくしレックスなんだけども -- 名無しさん (2023-04-26 20:52:33) - 3では2と違って単独で戦ってるから「昔と違ってブレイドなしでもエーテルエネルギー使えるようになったのかな?」とか思ってたら、最終決戦で「せめて二人がいてくれれば…」とか言い出したのでおそらくエーテルブーストや聖杯パワー抜きの素の腕力で岩盤破壊したり鉄巨神レーザーや薙ぎ払ったりアルファの巨大モナドを受け止めたりしてるという・・・ -- 名無しさん (2023-05-02 15:59:04) - 3DLCでは料理上手な一面を見せてくれる。2ではシュリブ丸焼きしてるだけだったのに -- 名無しさん (2023-05-03 14:59:25) - 3DLCだと文字通り桁違いなダメージ叩き出す火力お化け。そのせいでヘイト稼いじゃって即死して娘に叩き起こされることもしばしば。 -- 名無しさん (2023-05-06 15:57:08) - ↑2 赤い方の嫁に影響されたんやろなぁ… -- 名無しさん (2023-05-06 16:32:06) - あの年齢と境遇で世界救うような少年が時間と経験を積めばマッスルになり各種技能を伸ばし文武両道の豪傑になります、説得力。 -- 名無しさん (2023-05-06 21:41:47) - ↑5 あの世界のエーテル関連の設定を考えると、プネウマと同調した時の出力を経験したってだけで、だいぶほかの人よか有利じゃないかね。知識と意思、つまり、「何をどうすればいいか」と「何をどうしたいか」がそろえばほぼ万能なイメージ -- 名無しさん (2023-05-07 16:54:11) - 成長しても独楽のままなのは草、おかげでヘイト稼ぎまくるからトラも欲しいわあと一人でコンボ繋げるようになったんだな -- 名無しさん (2023-05-27 02:56:46) - 2でも3DLCでもダブルスピンエッジしまくってる -- 名無しさん (2023-06-18 00:45:08) - メツとヴァンダムさんの影響が見られる。レックスにとって、あの2人が「兄貴分」「親父分」の理想像なのだろう。 -- 名無しさん (2023-09-16 15:19:08) - 2人がいなくてレプリカの剣でこの火力なのに、2人の支援を受けてダブルスピンエッジしたらどうなっちまうんだ -- 名無しさん (2024-08-03 22:39:08) - 世界救ったんだからあんなムキムキにもなるわな -- 名無しさん (2024-11-04 18:02:20) #comment(striction) #areaedit(end) }

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