ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3

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&font(#6495ED){登録日}:2023/05/10 (水) 05:18:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ◆ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 #center(){ &font(24px,b){&color(orange){&ruby(<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>){銀河の落ちこぼれたち}よ、&br()ラストバトルを、響かせろ。}} } &bold(){『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(Guardians Of The Galaxy Vol.3)』}とは、2023年に公開された米映画。 北米では2023年5月5日に公開され、日本では同年5月3日に先行公開された。 [[MARVEL>MARVEL COMICS]]社のコミックヒーロー映画化シリーズ、[[マーベル・シネマティック・ユニバース]](MCU)の映画通算32作目にしてフェーズ5の映画第2弾。 MARVELのコミックヒーローチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(以下GotG)」の[[実写映画>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(映画)]][[シリーズ>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス]]第3弾にして完結編である。 監督はもちろん、映画『GotG』シリーズの生みの親であるジェームズ・ガン。 *概要 ---- 本作は、当初『[[アベンジャーズ/エンドゲーム]]』『[[スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム]]』を経たフェーズ4の最初の作品として2020年5月を目途に公開準備を進めていた。 しかし、2018年7月にガン監督の過去のTwitterの投稿が問題となり((当時アメリカ合衆国大統領だったドナルド・トランプ氏に批判的な立場だったガン監督に対するトランプ派インフルエンサーの制裁とする説が有力))、MARVELの親会社ディズニーはガン監督を独断で解雇し、後任の監督を決めるまで『VOLUME 3』は公開が延期された。&font(l){もっとも、本来の予定通りにスケジュールされていたら、本作に代わってフェーズ4の第1作となった『[[ブラック・ウィドウ>ブラック・ウィドウ(映画)]]』のようにコロナ禍で大幅延期を余儀なくされ、公開体制にも影響が出ていた可能性(ディズニープラスでの同時配信に伴う劇場公開の規模の縮小)があったかもしれないが……。} その後、キャスト陣やファンの署名運動による続投を願う声を受け、ガン監督は2019年3月に再度監督として起用されることとなる。 とはいえ、ガン監督は解雇されている間にワーナー・ブラザース配給の[[DCコミック]]映画『[[ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結]]』並びにスピンオフドラマ『[[ピースメイカー>ピースメイカー(ドラマ)]]』の監督に起用されたため、当面はそちらに集中し、2022年にようやく撮影をスタートさせた。 ちなみに、『エンドゲーム』において[[ソー>ソー(MCU)]]がGotG入りするのはガン監督には全くの想定外だったようで、『[[ソー:ラブ&サンダー]]』で脱退することになって助かったと語っている。 ガン監督は、解雇当初、過去のツイートについて「短慮だった」と深い反省を示していたが、同時に、今作を監督できないことを深く悔やんでいた。 というのも、本作は『GotG』シリーズの完結編、そして監督自身が&b(){「もう一人の自分」と称していたキャラクター、ロケット・ラクーンの物語の完結編}となるからである。 結果的にガン監督が続投することとなり、彼は『GotG』の完結編を心おきなく描けることになった。 そのガン監督の言葉通り、本作は紛れもなく『GotG』シリーズの「終わり」を描いている。 憎まれ口を叩く性悪アライグマ・ロケットの凄惨な過去。 死別したものの別人となり戻ってきたガモーラとクイルの恋の行方。 様々な問題を抱えるガーディアンズメンバーの行き着く先。 そして「欠点だらけ」な彼らの「それでもありのままの自分を生きていく」決意と覚悟。 「負け犬チーム」として集まった彼らの、最後の雄姿を鮮やかに映し出しており、その様は、涙なくしては見られない。 前2作のお馴染みのキャスト陣が勢揃いしただけでなく、今作からの新キャストも登場。 メインヴィランのハイ・エボリューショナリーには『ピースメイカー』でガン監督と組んだチュクーディ・イウジ。 2作目のラストで存在を仄めかされた強敵アダム・ウォーロックには『デトロイト』『[[ミッドサマー>ミッドサマー(映画)]]』のウィル・ポールター。 他、『ザ・スーサイド・スクワッド』でラットキャッチャー2を演じたダニエラ・メルシオールも出演している。 「愛すべき負け犬」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの旅が如何なる結末を迎えるのか……その最後を、是非見届けて欲しい。 *ストーリー ---- 宇宙海賊ラヴェジャーズに誘拐された地球人ピーター・クイルと、タイタン人サノスの養女ガモーラの出会いから始まった「銀河の守護者」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。 荒くれ者のアライグマ、ロケットとその相棒の木人間、グルート。 家族を殺された破壊王、ドラックス。 ガモーラの義妹、ネビュラ。 エゴの部下にしてクイルの異母妹、マンティス。 そして、クイルの旧友クラグリンと宇宙犬コスモ。 様々な事情で家族や仲間を失い、寄る辺もない「負け犬」である彼らは、いつしか集まり、一つの「家族」となった。 だがサノスによってガモーラは殺され、紆余曲折を経て過去からガモーラが戻ってきたものの、別人である彼女はクイルの下を去る。 そして現在、ガモーラを失ったクイルは自暴自棄に陥っていた。 そんなある日、ソヴリンの女帝アイーシャが創り出した人工生命の完全体・アダムがノーウェアを強襲する。 アダムの圧倒的な力に成す術もなく、追い払うのが精一杯のガーディアンズだったが、敵の攻撃でロケットが瀕死の重傷を負ってしまう。 しかもロケットの体内には医療キットを使用しようとすると作動するキル・スイッチが内蔵されており、治療は不可能だった。 かつてロケットを「創り出した」科学者ハイ・エボリューショナリーの悪意の発明を止めるため、ガーディアンズはロケットを創り出したオルゴ・コープへと潜入する。 そこでラヴェジャーズの救援を受けた彼らはラヴェジャーズのメンバーになったガモーラと再会。 互いに噛み合わない複雑な関係になったクイルとガモーラをよそに、トラブルがあったものの停止コードを知る人物を突き止め、今度はその人物のいるカウンター・アースへと向かった。 やがて明らかになるロケットの過去の凄惨な仕打ちと、ハイ・エボリューショナリーの鬼畜極まりない所業の数々。 果たしてロケットの運命は。「欠点だらけ」のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、「完璧」のみを追求するハイ・エボリューショナリーに勝てるのか? ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの、最後の旅が始まろうとしていた。 *登場人物 ---- **[[ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(MCUのチーム)]] 今作では全員が共通のユニフォームを着用している。 ・&b(){&color(maroon){ピーター・クイル}/&color(maroon,gray){スター・ロード}} 演:クリス・プラット/吹き替え:[[山寺宏一]] ご存じガーディアンズ・オブ・ギャラクシー船長。 『[[インフィニティ・ウォー>アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー]]』において恋人ガモーラをサノスに連れ去られた挙句別れも言えないまま殺され、そのまま「指パッチン」で消滅後、5年の間を置いて復活。 最終決戦にも参加したものの、ガモーラを失った傷が根深く残ってしまった。 以来、ソーとの離別や[[クリスマスのケヴィン・ベーコンとの対面>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル]]を経てなお心が癒えることはなく、飲んだくれの自暴自棄になっている。 自分が腑抜けている間にロケットが襲われ瀕死の傷を負わされたことでかつての切れ者だった自分を取り戻し、ロケットを救うために全力を懸ける。 だが、一方でラヴェジャーズに入ったガモーラと再会した際は、つい「自分の恋人」のガモーラのことを引き合いに出してかつての関係に戻ろうと女々しさを発揮してしまい、逆に鬱陶しがられる。 不要な殺生は好まず、ドラックスやガモーラも止めようとしていたが、ロケットに対し非情な扱いを強いたオルゴ・コープの面々には激昂し、容赦はしなくなる。 そしてもう一つ─────彼は亡き母メレディスの思い出が詰まっている故郷・地球を無意識に拒絶しており、唯一の家族の祖父もほったらかしにしていたが……。((ドラックス(を通したマンティスからの)助言で「泳ぎ方を覚えろ」とアドバイスを受ける)) 本作では故郷の地球に向き合うことを強調してかトレードマークだった宇宙服用マスクを一度も装着しない。 ・&b(){&color(darkblue,brown){ロケット・ラクーン}} 声:ブラッドリー・クーパー、ショーン・ガン(モーションキャプチャー、若年期の声)、ノア・ラスキン(幼年期の声)/吹き替え:加藤浩次 ご存じ口の悪い他称・アライグマ。今作の実質的な主人公である。 アダムの奇襲を受けて瀕死の重傷を負った彼を助けるために仲間全員が奔走することとなる。((それ故に今作での彼の活躍は終盤まで過去の回想という形である)) 大企業オルゴ・コープによって改造手術を受けたことが発覚し、その裏にはあまりに無残な過去があった……。 #openclose(show=その過去){ かつて普通の「アライグマ」だった彼は、ハイ・エボリューショナリーによって苦痛を伴う実験と改造手術を施され、高い知能を持つ実験動物となった。((作中で呼ばれる「89P13」のナンバーは、シリーズ1作目でノバ警察軍に捕まったシーン等でも確認できる)) 凄絶な実験を経たとはいえ、ライラをはじめとする同じ実験動物仲間に囲まれた彼は孤独ではなかったし、自身も「新しい世界」に行けることを信じていた。 しかし、天才的頭脳によってハイ・エボリューショナリーの実験機器の欠陥を指摘・修正して実験を成功させるや否や対応は一変した。 「実験動物」より知能が格下なのだと気付かされたハイ・エボリューショナリーはロケットの頭脳を激しく羨望し、彼への愛着は憎悪に反転。 「頭脳だけ取り出して、後は他の実験動物もろとも皆殺し」と宣言されたロケットは、ライラ達と一緒に脱出を試みる。 ……だが、それすらも読まれていた。 ハイ・エボリューショナリーにより仲間は皆殺しにされ、絶望の中ハイ・エボリューショナリーの顔を引き剥がした後、宇宙船を奪って逃走。 その一連の出来事により心に深い傷を負った結果、純粋だった心はねじ曲がり、他人に皮肉や悪態ばかり吐き、面倒なことからは逃げたがる嫌われ者となったのである。 自分の名前「ロケット」は、「仲間達と一緒に大空を飛びたい」という願いから自分で付けた。 } やがて、生命維持装置に繋がれた彼の命のタイムリミットが近付き、「あの世」でかつての仲間と再会するが……? ・&b(){&color(deepskyblue,steelblue){ネビュラ}} 演:カレン・ギラン/吹き替え:森夏姫 ご存じ元・悪の幹部の女サイボーグ。 かつては自分を改造した義父・サノスや義姉・ガモーラへの憎しみに囚われていたが、GotGという仲間を得て、今はしがらみから解放され、自分らしく生きられるようになった。 仲間思いのしっかり者としての性格が強調され、特に『エンドゲーム』の空白の5年時における相棒でありボディを改良してくれたロケットには感謝を隠さない。 一方で、いつまでもガモーラのことを引きずるクイルや何かと行動が突拍子もないドラックスとマンティスには厳しく、彼らへの対処に頭を抱えている。 『エンドゲーム』で和解できたこともあって、ガモーラとは今でも連絡を取り合い、喧嘩もありつつも互いを認め合う仲となった。 侵略に手を貸していた贖罪のためか、ノーウェアの復興には人一倍力を入れている。 今作では、義手にナノマシンが取り入れられ、[[アイアンマン>アイアンマン(映画)のスーツ一覧]]ばりに多種多様な機能・攻撃手段を使い、かつダメージを受けても復元できるという長所から、戦闘力が格段にアップしている。 ・&b(){&color(crimson,slategray){ドラックス・ザ・デストロイヤー}} 演:[[デイブ・バウティスタ>バティスタ(プロレスラー)]]/吹き替え:楠見尚己 ご存じ元・復讐の破壊王。 サノスへの復讐を終えた彼は、自由気ままに生きるうち、マンティスと一緒にいることが当たり前となり、漫才コンビのような掛け合いを続けている。 相変わらず比喩表現を理解できず、空気にそぐわない突拍子もない言動を頻発しているため、周囲から「バカ」だの「お荷物」だの散々なことを言われてしまう。 もっとも、ポジティブな彼なのであまり気に病まないのが長所だし、マンティスにも時折忘れるよう精神操作されているのだが……。((彼の行動は発達障害の典型例とも言われており、周囲から理解されにくい故に、人間関係のトラブルも起きがちで、周囲の配慮が必要不可欠である。)) しかし、その一方で他人の感情や本質には敏く、特に子供には、父親だった経験もあって真摯に接し、懐かれやすい。 なお、乳首は強化されたようで、今作では終始衣服を着用していた。 演じたバウティスタは、本作をもってMCU作品からの卒業を認めている。 怪力担当として様々な戦場でも活躍し、&b(){どう考えても普通は死んだと思われる銃撃でもピンピンしており}、体はかなり頑丈。 ・&b(){&color(floralwhite,limegreen){マンティス}} 演:ポム・クレメンティエフ/吹き替え:秋元才加 ご存じ元・エゴの配下の昆虫娘。『ホリデー・スペシャル』でクイルの異母妹と判明した。 主に仲間同士の仲の調整役に回り、精神的に立ち直れないクイルの説得やドラックスのフォローに回るが、あまり報われていない。 ドラックスとは息がぴったり合うコンビとなり、時として彼をいじって遊ぶものの、彼の抱える苦しみも理解している。 役回り上、ガーディアンズで「何がしたいか?」の意思が薄弱だったが、戦いの中で改めて知った自分の能力の使い方が、彼女の方針を決めることになる。 エンパシー能力だけでなく、格闘術も上達し、戦闘でも他のメンバーに引けを取らない存在となった。 ・&b(){&color(black,saddlebrown){グルート}} 声:ヴィン・ディーゼル/吹き替え:遠藤憲一 ご存じロケットの相棒の木人間(二代目)。 今やすっかり成長して筋骨隆々の大木と化した。更に、「怪獣モード」として更なる巨体に変身する事も可能。 現在は彼の言葉「俺はグルート」はガーディアンズであれば誰もが理解可能である。そしてラヴェジャーズである現在のガモーラは終盤まで理解できなかった。 今作では「別の言葉」が初めて使われる。((観客がグルートの理解者になった演出であるという考察もされている)) 戦闘では体を伸ばしての攻撃だけでなく、6丁のブラスターを自在に操れるようになった。 体を失っても、頭さえ無事ならすぐ成長出来るらしい。 ・クラグリン 演:ショーン・ガン/吹き替え:土田大 ご存じヨンドゥの腹心にして彼の後継者。 ヨンドゥからヤカの矢を譲り受けたものの、上手く扱えず燻り続けている。 事あるごとに大きな口を叩くコスモとは喧嘩ばかり。 今作ではノーウェアでコスモと一緒に留守番を任されるが、終盤でクイルの依頼を受けて大役を任される。 ・コスモ 声:マリア・バカロヴァ/吹き替え:[[悠木碧]] 地球のソビエト連邦が打ち上げたロケットに乗せられた犬で、宇宙に流れ着き、紆余曲折を経てGotGに加入した。ちなみに♀。 念動力(テレキネシス)の使い手であり、物体を触れずに動かせ、どんな巨大な物ですら操作可能である。 他人には横柄な口を使うゆえにクラグリンからは「悪い犬」扱いされ、それを不満に思っている。 **ラヴェジャーズ ・&b(){&color(mediumvioletred,forestgreen){ガモーラ}} 演:ゾーイ・サルダナ/吹き替え:[[朴璐美>朴ロ美]] ご存じ元・サノスの最愛の養女にして、クイルの恋人……とは別の人生を生きた存在。 2014年からタイムスリップ後、ネビュラに協力してアベンジャーズ側に就いたものの、サノスと決別したわけではなかったのでガーディアンズには加わらなかった。 『エンドゲーム』の決戦後はラヴェジャーズに入り、中核を担う存在として略奪行為に勤しんでいる。 言わば、&b(){「1作目でガーディアンズのメンバーに出会わず、正義に目覚めないまま成長した」}ため、暴力への抵抗は皆無で、事あるごとに脅迫・傷害・殺人などで物事を解決しようとし、口も悪く、&b(){完全に『インフィニティ・ウォー』まで登場したガモーラとは別人}として扱われている。 なお、サノスの配下にいた時も同じだったようで、ネビュラは「私が悪いように言われた」と心外そうに語っていた。 クイルのことは全く眼中にない。そればかりか、今もなお「別」の自分の面影を押し付け、説教してくる彼を鬱陶しがっており、両者の仲は最悪。 当初は、仲間のために必死に頑張るガーディアンズを冷笑し、自殺行為同然の奮戦にも呆れていたが、状況に流され一緒にいるうちに彼らを放っておけなくなり、クイルの「別の自分」への深い愛情も理解するようになる。((大切に思われてるロケットに嫉妬のような感情を向ける姿も見せた)) 演じたサルダナは、本作をもってMCU作品からの卒業を認めている。 ・スタカー・オゴルド 演:シルヴェスター・スタローン/吹き替え:ささきいさお ヨンドゥの上司でラヴェジャーズの伝説的リーダー。 ネビュラからの応援要請に応え、ガーディアンズのオルゴ・コープ潜入の手助けをした。 新戦力であるガモーラには大きな信頼を寄せている。 ・マルティネックス 演:マイケル・ローゼンバウム/吹き替え:椙本滋 ・クルーガー 演:ジャレッド・ゴア ・メインフレーム 声:タラ・ストロング スタカーの仲間のラヴェジャーズ主要メンバー。クルーガーは魔術の使い手で、他のメンバーを任意の地点に送り出すワープゲートの精製や、感情を表現する際にそれを駆使している。 ・ブラープ 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー ラヴェジャーズのメンバー・フィッツギボングが飼っていたペット。 アダムがフィッツギボングを拷問するつもりがうっかり殺したため、なし崩し的にアダムのペットになる。どうやら満更でもない様子だ。 **オルゴ・コープ ・ハイ・エボリューショナリー 演:チュクーディ・イウジ/吹き替え:[[中井和哉]] オルゴ・コープの総責任者にして、宇宙有数の頭脳を持つ生体化学と遺伝子工学専門の科学者。 &b(){「ありのままではなく、あるべき姿を目指せ」}をモットーに、&b(){「完璧な生命」}を生み出すことを目指している。 しかし、「完璧な生命」を生み出すためなら「それ以外の生物」は実験体……もっと言えば&b(){「踏み台」}としか考えておらず、なおかつそれら生物を平然と使い捨てるどころか「ゴミ」として忌み嫌う最低の差別主義者そしてマッドサイエンティスト。 不要と判断したならば、&b(){一大文明を築き上げた惑星すら爆破して全住民を皆殺しにしてしまう}など、「自分以外の生命」の重さなど欠片も尊重する気がない。 普段は飄々とした態度だが、自分が不利な状況に立つとすぐ癇癪を起して周囲に喚き、当たり散らし、威厳を全く感じさせない。 ロケットを「創り出した」張本人であり、彼の天才的頭脳を得るため、捕獲を狙っている。 #openclose(show=真意){ かつてはロケットの頭脳を褒めそやしていたが、苦心していた「動物をヒューマノイド化する装置」の欠陥をロケットに指摘されたばかりか改善案まで提示され、それが上手く行ってから、「下等な実験動物」のはずだったロケットの頭脳に激しく嫉妬し、憎悪を向けるようになった。 そして、装置が完成するや否や態度を豹変させ、「踏み台どもは皆殺しにする」と宣言し、脱走しようとしたロケットの親友達を皆殺しにする。 その後、怒り狂ったロケットに顔を切り裂かれ、以来改造した体に&font(l){レッドスカルのような髑髏面に}マスクを付けた&font(l){[[サイボーグ警官>ロボコップ(映画)]]のような}歪な外見となった。 最終的に同胞を救い出したロケットと対峙。激情の赴くまま痛めつけるが、怒りのガーディアンズによる返り討ちに合いリタイアとなった。 } 自身の体の一部を機械化しており、[[重力操作]]により攻撃する。 なお、原作では地球人。地球の文化に感銘を受け、カウンター・アースも地球風なのはこのため。 ・レコーダー・ティール 演:ニコ・サントス/吹き替え:西村太佑 ハイ・エボリューショナリーの監察官の一人。 主人に負けず劣らずのサディストで、実験動物を甚振ることに快楽を感じる。 ロケットのキル・スイッチのデータを右側頭部のデバイスにダウンロードしたため、クイルから命を狙われる。 #openclose(show=その末路){クイルと対峙した挙句、カウンター・アースから離脱しつつあったアレート・ラボからクイルごと飛び降りられる。そしてそのまま窒息死となり、右側頭部を力任せにナイフで抉られキル・スイッチのデータを盗られることになった。} ・レコーダー・ヴィム 演:ミリアム・ショア/吹き替え:浅野まゆみ ハイ・エボリューショナリーの監察官の一人。 どちらかと言うと冷静な慎重派なため、ロケットに執着して冷静さを失う主人を諫めようとする。 #openclose(show=しかし……){ノーウェアによる総攻撃により警戒レベルに陥ったにもかかわらず、なおも徹底抗戦を貫く主人に銃を向ける。それが余計暴走に拍車をかけてしまい、怒りの&font(l){イヤボーン}絶叫と共に放たれた全周囲の重力波を受け呆気なく散った。} ・マスター・カージャ 演:ネイサン・フィリオン/吹き替え:加藤亮夫 オルゴ・コープの警備兵「オルゴ・セントリー」のリーダー格。 部下に対して威張り散らす典型的なパワハラ上司であり、不出来な部下を徹底的に周囲に対して謗る。 演じるネイサン・フィリオンは『ザ・スーサイド・スクワッド』のTDK役など、数々のジェームズ・ガン監督作品に出演している名脇役。 ・ウラ 演:ダニエラ・メルシオール オルゴ・コープのデータ管理担当。 ロケットのデータを得るためガーディアンズに接触され、クイルが口説こうとしたらガモーラに脅されて恐る恐るデータを提供した。 その後、ガモーラに逃げるための人質にされるが、警備兵に囲まれた際にクイルから説得されて脱出のための突破口を作る手助けをする。 &font(l){なお当のクイルは「心から話をする」などとのたまったおいて「システムにさえ入り込めれば充分だ」と警備兵のスーツを誤作動させる力技でその場を凌いだ} ・コール 演:ジェニファー・ホランド オルゴ・コープのセキュリティ担当。 監視カメラの管理をしており、管理室に乗り込んだガモーラに足を撃たれた。 演じるジェニファー・ホランドは『ザ・スーサイド・スクワッド』、『ピースメイカー』、『ブラックアダム』のエミリア・ハーコートを演じ、ジェームズ・ガン監督の実の妻である。 **ソヴリン 今作で、ソヴリン人はハイ・エボリューショナリーが生み出したと判明。 ・アダム・ウォーロック 演:ウィル・ポールター/吹き替え:武内駿輔 第2作で存在を仄めかされた、ソヴリンの最高傑作としてアイーシャが生み出した人工生命体。 ソヴリンにとって至高の存在である「ウォーロック」の名を冠しており、完全な戦闘兵器……のはずだったが、ハイ・エボリューショナリーが成熟させずに誕生させたためか、幼い赤ん坊のような性格となった。 母親にあたるアイーシャを敬愛しているものの、彼女の言うことを聞かずに暴走してしまうのもしょっちゅうであり、手を焼かせている。 ガーディアンズをはじめとする敵には容赦ないが、ブラープのような可愛い動物には夢中になるなど、どこか憎めない。 戦闘能力に関しては劇中最強であり、怪力だけでなく空中飛行や破壊光線など、おそらくソーやキャプテン・マーベルに匹敵する力を秘めている。&s(){ぶっちゃけ撮影予定のスーパーマンの映画の予行演習である。} #openclose(show=しかし……){ カウンター・アースにて母アイーシャをハイ・エボリューショナリーに殺され、失意の中ボウイ号に這い寄った後、ガモーラにより拘束される。 その後、抜け出した後に報復としてガーディアンズに最後の戦いを挑むが敢え無く失敗した挙句倒れてしまう。 だが、グルートに助けられ、「やり直すチャンス」を得る。 そしてアレート・ラボから脱出し損ね、宇宙を漂う屍になりかけたクイルを救い出し、彼もガーディアンズの一員となった。 } ・アイーシャ 演:エリザベス・デビッキ/吹き替え:魏涼子 ガーディアンズに恨みを持つソヴリンの女帝。 創造主であるハイ・エボリューショナリーには頭が上がらず、完全に彼の手下扱いされている。 なお、ハイ・エボリューショナリーは&bold(){「美しいバカ」}として彼女を創ったらしい。 ソヴリンを創造主に滅ぼされないためにも、ロケットを捕獲するべくアダムを働かせるが、何かと言うことを聞かないアダムに悩まされている。 #openclose(show=しかし……){ カウンター・アースにて宇宙船で待機中、ハイ・エボリューショナリーが起こした惑星規模の大虐殺に巻き込まれ、宇宙船ごと爆死。 これにより、アダムは天涯孤独の身となってしまった。 } **ロケットの友達 ・ライラ 声:リンダ・カーデリーニ/吹き替え:[[佐倉綾音]] 腕が鉄の鉤手で出来たメスのカワウソ。 バッチ内のお姉さん的存在であり、まだ幼かったロケットに親身になって接し、彼の心の支えとなった。 仲間達と一緒にハイ・エボリューショナリーの「新しい世界」で幸せに暮らすことを夢見ており、ロケットの「空を飛ぶ夢」も応援した。 #openclose(show=そして……){ ロケットの脱走計画に乗り、最初に檻から出してもらえたが、直後にハイ・エボリューショナリーにより射殺され、ロケットの腕の中で絶命してしまった。 その後、あの世に逝きかけたロケットの前にも現れ、彼を恨んでなんかいないことを伝える。 そして、ロケットの「一緒にいてもいいか?」という問いかけに「いいわよ」「でも今じゃない、まだやるべきことがある」と彼を送り返した。 } 演じたリンダ・カーデリーニはMCUでは[[クリント・バートン/ホークアイ>クリント・バートン/ホークアイ(MCU)]]の妻ローラ・バートンも演じている。 ・ティーフス 声:アシム・チャウドリー/吹き替え:かぬか光明 ・フロア 声:ミカエラ・フーバー/吹き替え:宇山玲加 下半身が鉄の車椅子で出来たセイウチと、手足が鉄の蜘蛛足で出来たウサギ。 ティーフは「歯」、フロアは「しょっちゅう床を舐めるから」ということから自身で名付けた。 いずれも、無邪気に「新しい世界」での幸せを信じている。 #openclose(show=その後){ ハイ・エボリューショナリーの通報を受けて駆け付けた警備兵に撃たれて2人とも死亡した。 その後、ライラとともにロケットの前に現れる。 } **その他 ・ハワード・ザ・ダック 声:セス・グリーン/吹き替え:伊丸岡篤 ご存じ名脇役のアヒル型宇宙人。 ノーウェアに居座っている。 ・ブローカー 演:クリストファー・フェアバンク/吹き替え:伊藤和晃 第1作にも登場した元・ザンダーの買取屋。 サノスにザンダーを滅ぼされて以降、ノーウェアに移り住んだ模様。 ・ファイラ・ベル 演:カイ・ゼン ハイ・エボリューショナリーの実験体として捕らえられていた少女。 実験の結果、通常の人間よりも高い身体機能を有している。 ・ウォー・ピッグ 声:ジュディ・グリア アレート・ラボの警備担当の一匹であるブタ。 体の大部分が改造されている。 声を担当したジュディ・グリアは『[[アントマン>アントマン(映画)]]』シリーズでマギー・ラングを演じている。 ・ラムシャンク 声:ジェームズ・ガン アレート・ラボで捕らわれていた見た目が不気味な生物。 マンティスに嫌悪感を抱かれていた。 #openclose(show=祝・シリーズ皆勤賞){ ・ヨンドゥ・ウドンタ 演:マイケル・ルーカー/吹き替え:[[立木文彦]] ご存じ今は亡きクイルとクラグリンの恩師。 ヤカの矢の扱い方に悩むクラグリンの前に幻影として現れ、彼を教え導く。 } *舞台 ---- ・ノーウェア 「エターナルズ」などにも登場する神に近い力を持つ種族「セレスティアルズ」の死骸の頭部に作られた街。 かつてはコレクターが有する宇宙のならず者のたまり場だったが、サノスとの戦いの後 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが買い取って復興の援助をするうちに、行き場をなくした人々が寄り集まる場にしてGotGの本部となった。 物語の初っ端からアダムに強襲されボロボロになるなど住民の苦労も絶えないが、 #openclose(show=ガーディアンズの本拠地にふさわしい新たな機能も){ 実は度重なる魔改造により機動要塞化。 宙間航行はもちろんのこと武器やワープ機能まで備え付けられており、有事の際には立派な戦力として ガーディアンズの元まで駆けつける。 物語終盤、クイルからの出撃要請を受け、逃げようとするハイエボリューショナリーの旗艦の目前にクラグリンの操縦でワープアウト。 眼窩に備え付けられた超口径の大砲で相手を移動不能に追い込んだ。 } ・オルゴスコープ オルゴ・コープの本拠地である宇宙ステーション。 実はステーション自体が一つの有機生命体であり、内部をステーションそのものが監視している。 ・カウンター・アース ハイ・エボリューショナリーが創り出した人工惑星にして、人工生命体のためのコロニー。 創造主がリスペクトしている地球を模倣している。 住民はハイ・エボリューショナリーが生み出した改造生命体であり、外見こそ動物型ヒューマノイドだが、生活は長閑な住宅地だけでなく、ホームレスに薬物売買に暴力沙汰と、良い意味でも悪い意味でも地球人と寸分違わない。 ちなみに、民家のシーンでラジオから流れている曲はTVアニメ『クラシカロイド』の挿入歌『小犬のカーニバル ~小犬のワルツより~』である。((スタッフロールにはKOINU NO CARNIVAL(FROM MINUTE WALTZ)と表記されている。)) &font(l){カウンター・アースにも日本語やボーカロイドがあるのだろうか} #openclose(show=だが……){ ハイ・エボリューショナリー自らが「失敗」と断じ、GotGを罠に招いた直後に文明全てを爆破し住民は皆殺しにされた。 } ・アレート・ラボ ハイ・エボリューショナリーの研究施設。 カウンター・アースに建造されている赤いピラミッド型の建物。 実は巨大な宇宙船であり、移動しながら降り立った惑星をコロニー化している。 #openclose(show=内部には様々な星から捕らえられた高等生物や動物が捕らえられている){ 終盤、監禁されていた高等生物を救出していたロケットは、檻に閉じ込められていたある生き物と出会う。 地球の北米から連れてこられた、小さくて毛むくじゃらの生き物の名前は… #center(){&color(darkblue,brown){&ruby(アライグマ){ラクーン}}} } *キーワード ---- ・ボウイ号 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの3代目旗艦。 先代の2機に比べると大型であり、中はかなり広い。 3機の船首が分離可能な機能を有している。 ・カードキー ロケットが大切に持っているカードキー。 #openclose(show=その正体は){ ライラ達実験動物仲間を逃がすために発明した檻のマスターキー。 キー自体は成功だったが、直後に現れたハイ・エボリューショナリーによってライラは殺され、発明は無駄に終わってしまった。 それ以来、ロケットの中でしこりとなって残っていたが、彼が逃げることをやめた時、再び役に立つことになる。 } ・オルゴ・コープ ハイ・エボリューショナリーが創設した宇宙最大の科学企業。 専門は生体化学と遺伝子工学。 しかしその実態は非道な実験により違法な生物改造を次から次へと行う悪の企業である。 ・キル・スイッチ ロケットの体内に埋め込まれた「自殺」機能。 医療キットを含め、体内を調査しようとするとそれを察知して機密保持のために心臓を爆発させる。 解除のためにはオルゴ・コープが保有している解除キーを入力しなければならない。 ・重力ブーツ ロケットが開発した新しい武器。 重力を無視して壁や天井も自在に歩行することが可能。 追記・修正は大好きな友達と大空に飛び立ってからお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #openclose(show=新生ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー){ ・&b(){&color(darkblue,brown){ロケット・ラクーン}} ・&b(){&color(black,saddlebrown){グルート}} ・クラグリン ・コスモ ・アダム・ウォーロック ・ファイラ・ベル ・ブラープ ミットクレジットシーンにてお披露目。 クイルから新たに船長に任命されたロケットは再びガーディアンズを結成。((クイルは「泳ぎ方」を覚えるため地球に帰還、ドラックスとネビュラはノーウェアの復興がメインに、マンティスはやりたいことを見つけた事で旅に、ガモーラはラヴェジャーズに変わらず所属)) 先代指揮官のお墨付き楽曲「Come And Get Your Love」を響かせながら、 何処かの惑星の住民を守るべく、宇宙生物の群れに立ち向かっていた。 ちなみに、グルートは初代よりも巨大化している。 } ・ジェイソン・クイル 演:グレッグ・ヘンリー/吹き替え:佐々木勝彦 地球にただ一人残されていたピーター・クイルの祖父、メレディス・クイルの父親。 「頑固なじいちゃん」としてピーターからは恐れられており、地球から離れたい原因の一つだったが、娘が死んだ日に孫まで失踪し、ずっと孫の帰りを待ち続けていた。 そして、30年以上経過して、ようやく家族の再会を果たせた。 ・スタン・リー ・ソー ・ケヴィン・ベーコン スタッフロールで過去のワンシーンとして彼らの姿が映っている。 なお、「ケヴィン・ベーコン宇宙失踪」のニュースは、エンドクレジット後のおまけ映像にて、ジェイソンが読んでいた新聞のニュース記事として載っていた。 #center(){かつて、母を亡くした一人の少年がいた。 少年は宇宙に連れ去らわれ、盗賊集団の一員として育ち、様々な「はみ出し者」と出会った。 そして、「はみ出し者」たちは「家族」となった。 いくつもの「出会い」と「別れ」を繰り返し、少年だった男は地球に帰ってきた。 「スター・ロード」だった男は、ようやく「我が家」で安息の時を得たのだ。 今は「銃」ではなく「芝刈り機」を武器に、シリアルを口にして……。 &font(25px,b){THE LEGENDARY STAR-LORD&br()&br()WILL RETURN.} &b(){伝説のスター・ロードは帰ってくる} } #right(){ &b(){PREV:[[ANT-MAN AND THE WASP: QUANTUMANIA>アントマン&ワスプ:クアントマニア]]} &b(){NEXT:THE MARVELS} &b(){PREQUEL:[[THE GUARDIANS OF THE GALAXY HOLIDAY SPECIAL>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル]]} &b(){SERIES PREV:[[GUARDIANS OF THE GALAXY VOL. 2>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス]]} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スキャンダルを経験した監督自身の悔恨の念も込められた作品になってる。 -- 名無しさん (2023-05-10 06:30:02) - ベタベタな初めての友人との死別と、三途の川でのエールは、俺に効く -- 名無しさん (2023-05-10 09:28:51) - ウォーロックは原作インフィニティサーガの重要人物だから、今後活躍してほしい -- 名無しさん (2023-05-10 09:32:22) - いやマジでめっちゃ良かったっすね... ロケットの声聞いたネビュラが泣くところグッときた -- 名無しさん (2023-05-10 09:41:58) - 「間違いを認めず、半獣半人の生物を次々生み出した」ハイエボはある意味ディズニーの隠喩として描かれたんじゃね? -- 名無しさん (2023-05-10 10:59:07) - ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを知ったのがUMVCのクソル優勝だったからロケットラクーンを名乗る所がすごい嬉しかった -- 名無しさん (2023-05-10 11:30:13) - ↑2 まあかつてガン監督自身がツイートだけとはいえ子供凌辱してぇ〜って言ってしまったことが解雇のきっかけだったんですけどね…反省したけど… -- 名無しさん (2023-05-10 11:43:40) - ↑あれはねー、 -- 名無しさん (2023-05-10 11:52:23) - ちょっと擁護できないよな。まぁ人間誰しも失敗はあるし、そこからどう再起するかって話で・・・何かGtoGっぽいオチになったな -- 名無しさん (2023-05-10 11:54:16) - ディズニーへの揶揄って感じはあんまりしなかったかな。ありのままを認めない彼の存在は差別や優生主義への警鐘に思える。最後までロケットのことを頑なに番号で呼び続けるあたり本当に救いようのないヴィランだった…(俳優さんの演技すごかったよね) -- 名無しさん (2023-05-10 16:26:27) - コスモの口調ってなんか横柄だったかな?字幕だと全く気にならなかったわ。しかしロケットの友人が痛々しくて、すごく良かったけど二度目は見れない。いろんな意味で100点なんだけど。ロケットの最後のセリフが「金のためだ」とかじゃなく、「村の人たちのためだ」なのは彼がようやく他人という一段広い世界に目を向けて愛せるようになったんだなって。 -- 名無しさん (2023-05-10 18:20:25) - ロケットが自分を番号で呼ぶハイ・エボリューショナリーに対して「俺の名は、ロケット・ラクーンだ」と名乗るシーンはカッコ良かったけれど………野暮なツッコミかもしれないけど、『インフィニティ・ウォー』から『エンドゲーム』までの5年間で頻繁に地球と交流しているんだから、地球に『アライグマ』という自分によく似た生き物が存在している事を知っていてもおかしくないのに、今作の終盤で初めてアライグマが自分の同族である事を知ったみたいな演出なのは、ちょっと違和感を感じた -- 名無しさん (2023-05-10 19:26:50) - クアントマニアだけ歯抜けの記事になってるのはなんでだろ -- 名無しさん (2023-05-10 19:51:43) - 発達障害がどうのとかいうくだり、注釈つけてまで書くことか?なんかドラックスの話だとどうしてもそうしたい奴いるよね -- 名無しさん (2023-05-10 20:25:34) - ↑3 自分が原生生物改造されたのかあのロボコップに造られた人造生物なのかすら分からないから「オレはアライグマじゃねえ(そもそもまともな動物だったのかすら分からねえ)」だったんだと思う -- 名無しさん (2023-05-10 21:20:24) - 部下全員に裏切られたヴィランてMCU初では。 -- 名無しさん (2023-05-10 22:53:37) - ティールの殺し方が中々リアルでエグい。クイル相当怒っていたし当然だけと -- 名無しさん (2023-05-10 22:55:12) - ハイエボのセリフを聞く限りMCU世界の宇宙って芸術とかはあんまり進歩してないっぽい? -- 名無しさん (2023-05-11 01:59:30) - ハイエボのモデルは聖書の神だと思ってる。 -- 名無しさん (2023-05-11 02:47:22) - ↑3 スースクだったら脳みそ半分溢れてた -- 名無しさん (2023-05-11 05:09:05) - 車乗るとこのやり取り地味に好き、ネビュラにドアの開けたか教えるのも、クィルが8歳で宇宙行ったから最初下手な運転が段々何とかなっていくのも -- 名無しさん (2023-05-11 07:10:13) - 吹き替え版のネビュラの「友達を助けに行きたいんですけどォォ!」が完全に銀魂 -- 名無しさん (2023-05-11 11:29:54) - カウンターアースのご家庭で流れてた曲、歌ってるの初音ミクさんじゃなかった? -- 名無しさん (2023-05-12 21:45:52) - カウンターアース見てたらドクターモローの島を思い出した -- 名無しさん (2023-05-12 23:30:58) - カウンターアースはある意味でドラえもんのアニマル惑星のリアルバージョンだね -- 名無しさん (2023-05-12 23:56:38) - ふうんクアントマニアは宇宙小戦争でこれはアニマル惑星というわけだ -- 名無しさん (2023-05-13 06:03:48) - ↑4 『クラシカロイド』ってアニメの挿入歌として実際に初音ミクとかのボカロで作られた『子犬のカーニバル』って楽曲が実際に使われている。この楽曲自体がショパンの『子犬のワルツ』を編曲したものだから、地球のようで地球じゃない文明を築き上げたカウンターアースの曲としてピッタリだったんだろうな -- 名無しさん (2023-05-15 11:14:24) - 日本版タイトルも「VOLUME3」にしてくれたのはありがたいんだけどおかげさまでシリーズ内で「リミックス」だけ浮いちゃう形になったのがちょっとモヤモヤするっていうかなんなら日和ったみたいでダサいっていうか……いっそ「グランドフィナーレ」とか独自邦題で突っ走ってたら一周回って評価してたかもしれん -- 名無しさん (2024-07-11 17:22:13) - &gt;&gt;23 ディズニーというよりは活動家全般かな。 -- 名無しさん (2024-11-20 12:52:07) - ↑(訂正)過激な活動家全般 -- 名無しさん (2024-11-21 17:49:54) - エゴやハイエボとかいう超絶クソ野郎が出てきたせいで相対的にロナンがまともに見えてきて困る -- 名無しさん (2025-01-04 00:23:27) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2023/05/10 (水) 05:18:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ◆ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 #center(){ &font(24px,b){&color(orange){&ruby(<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>){銀河の落ちこぼれたち}よ、&br()ラストバトルを、響かせろ。}} } &bold(){『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(Guardians Of The Galaxy Vol.3)』}とは、2023年に公開された米映画。 北米では2023年5月5日に公開され、日本では同年5月3日に先行公開された。 [[MARVEL>MARVEL COMICS]]社のコミックヒーロー映画化シリーズ、[[マーベル・シネマティック・ユニバース]](MCU)の映画通算32作目にしてフェーズ5の映画第2弾。 MARVELのコミックヒーローチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(以下GotG)」の[[実写映画>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(映画)]][[シリーズ>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス]]第3弾にして完結編である。 監督はもちろん、映画『GotG』シリーズの生みの親であるジェームズ・ガン。 *概要 ---- 本作は、当初『[[アベンジャーズ/エンドゲーム]]』『[[スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム]]』を経たフェーズ4の最初の作品として2020年5月を目途に公開準備を進めていた。 しかし、2018年7月にガン監督の過去のTwitterの投稿が問題となり((当時アメリカ合衆国大統領だったドナルド・トランプ氏に批判的な立場だったガン監督に対するトランプ派インフルエンサーの制裁とする説が有力))、MARVELの親会社ディズニーはガン監督を独断で解雇し、後任の監督を決めるまで『VOLUME 3』は公開が延期された。&font(l){もっとも、本来の予定通りにスケジュールされていたら、本作に代わってフェーズ4の第1作となった『[[ブラック・ウィドウ>ブラック・ウィドウ(映画)]]』のようにコロナ禍で大幅延期を余儀なくされ、公開体制にも影響が出ていた可能性(ディズニープラスでの同時配信に伴う劇場公開の規模の縮小)があったかもしれないが……。} その後、キャスト陣やファンの署名運動による続投を願う声を受け、ガン監督は2019年3月に再度監督として起用されることとなる。 とはいえ、ガン監督は解雇されている間にワーナー・ブラザース配給の[[DCコミック]]映画『[[ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結]]』並びにスピンオフドラマ『[[ピースメイカー>ピースメイカー(ドラマ)]]』の監督に起用されたため、当面はそちらに集中し、2022年にようやく撮影をスタートさせた。 ちなみに、『エンドゲーム』において[[ソー>ソー(MCU)]]がGotG入りするのはガン監督には全くの想定外だったようで、『[[ソー:ラブ&サンダー]]』で脱退することになって助かったと語っている。 ガン監督は、解雇当初、過去のツイートについて「短慮だった」と深い反省を示していたが、同時に、今作を監督できないことを深く悔やんでいた。 というのも、本作は『GotG』シリーズの完結編、そして監督自身が&b(){「もう一人の自分」と称していたキャラクター、ロケット・ラクーンの物語の完結編}となるからである。 結果的にガン監督が続投することとなり、彼は『GotG』の完結編を心おきなく描けることになった。 そのガン監督の言葉通り、本作は紛れもなく『GotG』シリーズの「終わり」を描いている。 憎まれ口を叩く性悪アライグマ・ロケットの凄惨な過去。 死別したものの別人となり戻ってきたガモーラとクイルの恋の行方。 様々な問題を抱えるガーディアンズメンバーの行き着く先。 そして「欠点だらけ」な彼らの「それでもありのままの自分を生きていく」決意と覚悟。 「負け犬チーム」として集まった彼らの、最後の雄姿を鮮やかに映し出しており、その様は、涙なくしては見られない。 前2作のお馴染みのキャスト陣が勢揃いしただけでなく、今作からの新キャストも登場。 メインヴィランのハイ・エボリューショナリーには『ピースメイカー』でガン監督と組んだチュクーディ・イウジ。 2作目のラストで存在を仄めかされた強敵アダム・ウォーロックには『デトロイト』『[[ミッドサマー>ミッドサマー(映画)]]』のウィル・ポールター。 他、『ザ・スーサイド・スクワッド』でラットキャッチャー2を演じたダニエラ・メルシオールも出演している。 「愛すべき負け犬」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの旅が如何なる結末を迎えるのか……その最後を、是非見届けて欲しい。 *ストーリー ---- 宇宙海賊ラヴェジャーズに誘拐された地球人ピーター・クイルと、タイタン人サノスの養女ガモーラの出会いから始まった「銀河の守護者」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。 荒くれ者のアライグマ、ロケットとその相棒の木人間、グルート。 家族を殺された破壊王、ドラックス。 ガモーラの義妹、ネビュラ。 エゴの部下にしてクイルの異母妹、マンティス。 そして、クイルの旧友クラグリンと宇宙犬コスモ。 様々な事情で家族や仲間を失い、寄る辺もない「負け犬」である彼らは、いつしか集まり、一つの「家族」となった。 だがサノスによってガモーラは殺され、紆余曲折を経て過去からガモーラが戻ってきたものの、別人である彼女はクイルの下を去る。 そして現在、ガモーラを失ったクイルは自暴自棄に陥っていた。 そんなある日、ソヴリンの女帝アイーシャが創り出した人工生命の完全体・アダムがノーウェアを強襲する。 アダムの圧倒的な力に成す術もなく、追い払うのが精一杯のガーディアンズだったが、敵の攻撃でロケットが瀕死の重傷を負ってしまう。 しかもロケットの体内には医療キットを使用しようとすると作動するキル・スイッチが内蔵されており、治療は不可能だった。 かつてロケットを「創り出した」科学者ハイ・エボリューショナリーの悪意の発明を止めるため、ガーディアンズはロケットを創り出したオルゴ・コープへと潜入する。 そこでラヴェジャーズの救援を受けた彼らはラヴェジャーズのメンバーになったガモーラと再会。 互いに噛み合わない複雑な関係になったクイルとガモーラをよそに、トラブルがあったものの停止コードを知る人物を突き止め、今度はその人物のいるカウンター・アースへと向かった。 やがて明らかになるロケットの過去の凄惨な仕打ちと、ハイ・エボリューショナリーの鬼畜極まりない所業の数々。 果たしてロケットの運命は。「欠点だらけ」のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、「完璧」のみを追求するハイ・エボリューショナリーに勝てるのか? ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの、最後の旅が始まろうとしていた。 *登場人物 ---- **[[ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(MCUのチーム)]] 今作では全員が共通のユニフォームを着用している。 ・&b(){&color(maroon){ピーター・クイル}/&color(maroon,gray){スター・ロード}} 演:クリス・プラット/吹き替え:[[山寺宏一]] ご存じガーディアンズ・オブ・ギャラクシー船長。 『[[インフィニティ・ウォー>アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー]]』において恋人ガモーラをサノスに連れ去られた挙句別れも言えないまま殺され、そのまま「指パッチン」で消滅後、5年の間を置いて復活。 最終決戦にも参加したものの、ガモーラを失った傷が根深く残ってしまった。 以来、ソーとの離別や[[クリスマスのケヴィン・ベーコンとの対面>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル]]を経てなお心が癒えることはなく、飲んだくれの自暴自棄になっている。 自分が腑抜けている間にロケットが襲われ瀕死の傷を負わされたことでかつての切れ者だった自分を取り戻し、ロケットを救うために全力を懸ける。 だが、一方でラヴェジャーズに入ったガモーラと再会した際は、つい「自分の恋人」のガモーラのことを引き合いに出してかつての関係に戻ろうと女々しさを発揮してしまい、逆に鬱陶しがられる。 不要な殺生は好まず、ドラックスやガモーラも止めようとしていたが、ロケットに対し非情な扱いを強いたオルゴ・コープの面々には激昂し、容赦はしなくなる。 そしてもう一つ─────彼は亡き母メレディスの思い出が詰まっている故郷・地球を無意識に拒絶しており、唯一の家族の祖父もほったらかしにしていたが……。((ドラックス(を通したマンティスからの)助言で「泳ぎ方を覚えろ」とアドバイスを受ける)) 本作では故郷の地球に向き合うことを強調してかトレードマークだった宇宙服用マスクを一度も装着しない。 ・&b(){&color(darkblue,brown){ロケット・ラクーン}} 声:ブラッドリー・クーパー、ショーン・ガン(モーションキャプチャー、若年期の声)、ノア・ラスキン(幼年期の声)/吹き替え:加藤浩次 ご存じ口の悪い他称・アライグマ。今作の実質的な主人公である。 アダムの奇襲を受けて瀕死の重傷を負った彼を助けるために仲間全員が奔走することとなる。((それ故に今作での彼の活躍は終盤まで過去の回想という形である)) 大企業オルゴ・コープによって改造手術を受けたことが発覚し、その裏にはあまりに無残な過去があった……。 #openclose(show=その過去){ かつて普通の「アライグマ」だった彼は、ハイ・エボリューショナリーによって苦痛を伴う実験と改造手術を施され、高い知能を持つ実験動物となった。((作中で呼ばれる「89P13」のナンバーは、シリーズ1作目でノバ警察軍に捕まったシーン等でも確認できる)) 凄絶な実験を経たとはいえ、ライラをはじめとする同じ実験動物仲間に囲まれた彼は孤独ではなかったし、自身も「新しい世界」に行けることを信じていた。 しかし、天才的頭脳によってハイ・エボリューショナリーの実験機器の欠陥を指摘・修正して実験を成功させるや否や対応は一変した。 「実験動物」より知能が格下なのだと気付かされたハイ・エボリューショナリーはロケットの頭脳を激しく羨望し、彼への愛着は憎悪に反転。 「頭脳だけ取り出して、後は他の実験動物もろとも皆殺し」と宣言されたロケットは、ライラ達と一緒に脱出を試みる。 ……だが、それすらも読まれていた。 ハイ・エボリューショナリーにより仲間は皆殺しにされ、絶望の中ハイ・エボリューショナリーの顔を引き剥がした後、宇宙船を奪って逃走。 その一連の出来事により心に深い傷を負った結果、純粋だった心はねじ曲がり、他人に皮肉や悪態ばかり吐き、面倒なことからは逃げたがる嫌われ者となったのである。 自分の名前「ロケット」は、「仲間達と一緒に大空を飛びたい」という願いから自分で付けた。 } やがて、生命維持装置に繋がれた彼の命のタイムリミットが近付き、「あの世」でかつての仲間と再会するが……? ・&b(){&color(deepskyblue,steelblue){ネビュラ}} 演:カレン・ギラン/吹き替え:森夏姫 ご存じ元・悪の幹部の女サイボーグ。 かつては自分を改造した義父・サノスや義姉・ガモーラへの憎しみに囚われていたが、GotGという仲間を得て、今はしがらみから解放され、自分らしく生きられるようになった。 仲間思いのしっかり者としての性格が強調され、特に『エンドゲーム』の空白の5年時における相棒でありボディを改良してくれたロケットには感謝を隠さない。 一方で、いつまでもガモーラのことを引きずるクイルや何かと行動が突拍子もないドラックスとマンティスには厳しく、彼らへの対処に頭を抱えている。 『エンドゲーム』で和解できたこともあって、ガモーラとは今でも連絡を取り合い、喧嘩もありつつも互いを認め合う仲となった。 侵略に手を貸していた贖罪のためか、ノーウェアの復興には人一倍力を入れている。 今作では、義手にナノマシンが取り入れられ、[[アイアンマン>アイアンマン(映画)のスーツ一覧]]ばりに多種多様な機能・攻撃手段を使い、かつダメージを受けても復元できるという長所から、戦闘力が格段にアップしている。 ・&b(){&color(crimson,slategray){ドラックス・ザ・デストロイヤー}} 演:[[デイブ・バウティスタ>バティスタ(プロレスラー)]]/吹き替え:楠見尚己 ご存じ元・復讐の破壊王。 サノスへの復讐を終えた彼は、自由気ままに生きるうち、マンティスと一緒にいることが当たり前となり、漫才コンビのような掛け合いを続けている。 相変わらず比喩表現を理解できず、空気にそぐわない突拍子もない言動を頻発しているため、周囲から「バカ」だの「お荷物」だの散々なことを言われてしまう。 もっとも、ポジティブな彼なのであまり気に病まないのが長所だし、マンティスにも時折忘れるよう精神操作されているのだが……。((彼の行動は発達障害の典型例とも言われており、周囲から理解されにくい故に、人間関係のトラブルも起きがちで、周囲の配慮が必要不可欠である。)) しかし、その一方で他人の感情や本質には敏く、特に子供には、父親だった経験もあって真摯に接し、懐かれやすい。 なお、乳首は強化されたようで、今作では終始衣服を着用していた。 演じたバウティスタは、本作をもってMCU作品からの卒業を認めている。 怪力担当として様々な戦場でも活躍し、&b(){どう考えても普通は死んだと思われる銃撃でもピンピンしており}、体はかなり頑丈。 ・&b(){&color(floralwhite,limegreen){マンティス}} 演:ポム・クレメンティエフ/吹き替え:秋元才加 ご存じ元・エゴの配下の昆虫娘。『ホリデー・スペシャル』でクイルの異母妹と判明した。 主に仲間同士の仲の調整役に回り、精神的に立ち直れないクイルの説得やドラックスのフォローに回るが、あまり報われていない。 ドラックスとは息がぴったり合うコンビとなり、時として彼をいじって遊ぶものの、彼の抱える苦しみも理解している。 役回り上、ガーディアンズで「何がしたいか?」の意思が薄弱だったが、戦いの中で改めて知った自分の能力の使い方が、彼女の方針を決めることになる。 エンパシー能力だけでなく、格闘術も上達し、戦闘でも他のメンバーに引けを取らない存在となった。 ・&b(){&color(black,saddlebrown){グルート}} 声:ヴィン・ディーゼル/吹き替え:遠藤憲一 ご存じロケットの相棒の木人間(二代目)。 今やすっかり成長して筋骨隆々の大木と化した。更に、「怪獣モード」として更なる巨体に変身する事も可能。 現在は彼の言葉「俺はグルート」はガーディアンズであれば誰もが理解可能である。そしてラヴェジャーズである現在のガモーラは終盤まで理解できなかった。 今作では「別の言葉」が初めて使われる。((観客がグルートの理解者になった演出であるという考察もされている)) 戦闘では体を伸ばしての攻撃だけでなく、6丁のブラスターを自在に操れるようになった。 体を失っても、頭さえ無事ならすぐ成長出来るらしい。 ・クラグリン 演:ショーン・ガン/吹き替え:土田大 ご存じヨンドゥの腹心にして彼の後継者。 ヨンドゥからヤカの矢を譲り受けたものの、上手く扱えず燻り続けている。 事あるごとに大きな口を叩くコスモとは喧嘩ばかり。 今作ではノーウェアでコスモと一緒に留守番を任されるが、終盤でクイルの依頼を受けて大役を任される。 ・コスモ 声:マリア・バカロヴァ/吹き替え:[[悠木碧]] 地球のソビエト連邦が打ち上げたロケットに乗せられた犬で、宇宙に流れ着き、紆余曲折を経てGotGに加入した。ちなみに♀。 念動力(テレキネシス)の使い手であり、物体を触れずに動かせ、どんな巨大な物ですら操作可能である。 他人には横柄な口を使うゆえにクラグリンからは「悪い犬」扱いされ、それを不満に思っている。 **ラヴェジャーズ ・&b(){&color(mediumvioletred,forestgreen){ガモーラ}} 演:ゾーイ・サルダナ/吹き替え:[[朴璐美]] ご存じ元・サノスの最愛の養女にして、クイルの恋人……とは別の人生を生きた存在。 2014年からタイムスリップ後、ネビュラに協力してアベンジャーズ側に就いたものの、サノスと決別したわけではなかったのでガーディアンズには加わらなかった。 『エンドゲーム』の決戦後はラヴェジャーズに入り、中核を担う存在として略奪行為に勤しんでいる。 言わば、&b(){「1作目でガーディアンズのメンバーに出会わず、正義に目覚めないまま成長した」}ため、暴力への抵抗は皆無で、事あるごとに脅迫・傷害・殺人などで物事を解決しようとし、口も悪く、&b(){完全に『インフィニティ・ウォー』まで登場したガモーラとは別人}として扱われている。 なお、サノスの配下にいた時も同じだったようで、ネビュラは「私が悪いように言われた」と心外そうに語っていた。 クイルのことは全く眼中にない。そればかりか、今もなお「別」の自分の面影を押し付け、説教してくる彼を鬱陶しがっており、両者の仲は最悪。 当初は、仲間のために必死に頑張るガーディアンズを冷笑し、自殺行為同然の奮戦にも呆れていたが、状況に流され一緒にいるうちに彼らを放っておけなくなり、クイルの「別の自分」への深い愛情も理解するようになる。((大切に思われてるロケットに嫉妬のような感情を向ける姿も見せた)) 演じたサルダナは、本作をもってMCU作品からの卒業を認めている。 ・スタカー・オゴルド 演:シルヴェスター・スタローン/吹き替え:ささきいさお ヨンドゥの上司でラヴェジャーズの伝説的リーダー。 ネビュラからの応援要請に応え、ガーディアンズのオルゴ・コープ潜入の手助けをした。 新戦力であるガモーラには大きな信頼を寄せている。 ・マルティネックス 演:マイケル・ローゼンバウム/吹き替え:椙本滋 ・クルーガー 演:ジャレッド・ゴア ・メインフレーム 声:タラ・ストロング スタカーの仲間のラヴェジャーズ主要メンバー。クルーガーは魔術の使い手で、他のメンバーを任意の地点に送り出すワープゲートの精製や、感情を表現する際にそれを駆使している。 ・ブラープ 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー ラヴェジャーズのメンバー・フィッツギボングが飼っていたペット。 アダムがフィッツギボングを拷問するつもりがうっかり殺したため、なし崩し的にアダムのペットになる。どうやら満更でもない様子だ。 **オルゴ・コープ ・ハイ・エボリューショナリー 演:チュクーディ・イウジ/吹き替え:[[中井和哉]] オルゴ・コープの総責任者にして、宇宙有数の頭脳を持つ生体化学と遺伝子工学専門の科学者。 &b(){「ありのままではなく、あるべき姿を目指せ」}をモットーに、&b(){「完璧な生命」}を生み出すことを目指している。 しかし、「完璧な生命」を生み出すためなら「それ以外の生物」は実験体……もっと言えば&b(){「踏み台」}としか考えておらず、なおかつそれら生物を平然と使い捨てるどころか「ゴミ」として忌み嫌う最低の差別主義者そしてマッドサイエンティスト。 不要と判断したならば、&b(){一大文明を築き上げた惑星すら爆破して全住民を皆殺しにしてしまう}など、「自分以外の生命」の重さなど欠片も尊重する気がない。 普段は飄々とした態度だが、自分が不利な状況に立つとすぐ癇癪を起して周囲に喚き、当たり散らし、威厳を全く感じさせない。 ロケットを「創り出した」張本人であり、彼の天才的頭脳を得るため、捕獲を狙っている。 #openclose(show=真意){ かつてはロケットの頭脳を褒めそやしていたが、苦心していた「動物をヒューマノイド化する装置」の欠陥をロケットに指摘されたばかりか改善案まで提示され、それが上手く行ってから、「下等な実験動物」のはずだったロケットの頭脳に激しく嫉妬し、憎悪を向けるようになった。 そして、装置が完成するや否や態度を豹変させ、「踏み台どもは皆殺しにする」と宣言し、脱走しようとしたロケットの親友達を皆殺しにする。 その後、怒り狂ったロケットに顔を切り裂かれ、以来改造した体に&font(l){レッドスカルのような髑髏面に}マスクを付けた&font(l){[[サイボーグ警官>ロボコップ(映画)]]のような}歪な外見となった。 最終的に同胞を救い出したロケットと対峙。激情の赴くまま痛めつけるが、怒りのガーディアンズによる返り討ちに合いリタイアとなった。 } 自身の体の一部を機械化しており、[[重力操作]]により攻撃する。 なお、原作では地球人。地球の文化に感銘を受け、カウンター・アースも地球風なのはこのため。 ・レコーダー・ティール 演:ニコ・サントス/吹き替え:西村太佑 ハイ・エボリューショナリーの監察官の一人。 主人に負けず劣らずのサディストで、実験動物を甚振ることに快楽を感じる。 ロケットのキル・スイッチのデータを右側頭部のデバイスにダウンロードしたため、クイルから命を狙われる。 #openclose(show=その末路){クイルと対峙した挙句、カウンター・アースから離脱しつつあったアレート・ラボからクイルごと飛び降りられる。そしてそのまま窒息死となり、右側頭部を力任せにナイフで抉られキル・スイッチのデータを盗られることになった。} ・レコーダー・ヴィム 演:ミリアム・ショア/吹き替え:浅野まゆみ ハイ・エボリューショナリーの監察官の一人。 どちらかと言うと冷静な慎重派なため、ロケットに執着して冷静さを失う主人を諫めようとする。 #openclose(show=しかし……){ノーウェアによる総攻撃により警戒レベルに陥ったにもかかわらず、なおも徹底抗戦を貫く主人に銃を向ける。それが余計暴走に拍車をかけてしまい、怒りの&font(l){イヤボーン}絶叫と共に放たれた全周囲の重力波を受け呆気なく散った。} ・マスター・カージャ 演:ネイサン・フィリオン/吹き替え:加藤亮夫 オルゴ・コープの警備兵「オルゴ・セントリー」のリーダー格。 部下に対して威張り散らす典型的なパワハラ上司であり、不出来な部下を徹底的に周囲に対して謗る。 演じるネイサン・フィリオンは『ザ・スーサイド・スクワッド』のTDK役など、数々のジェームズ・ガン監督作品に出演している名脇役。 ・ウラ 演:ダニエラ・メルシオール オルゴ・コープのデータ管理担当。 ロケットのデータを得るためガーディアンズに接触され、クイルが口説こうとしたらガモーラに脅されて恐る恐るデータを提供した。 その後、ガモーラに逃げるための人質にされるが、警備兵に囲まれた際にクイルから説得されて脱出のための突破口を作る手助けをする。 &font(l){なお当のクイルは「心から話をする」などとのたまったおいて「システムにさえ入り込めれば充分だ」と警備兵のスーツを誤作動させる力技でその場を凌いだ} ・コール 演:ジェニファー・ホランド オルゴ・コープのセキュリティ担当。 監視カメラの管理をしており、管理室に乗り込んだガモーラに足を撃たれた。 演じるジェニファー・ホランドは『ザ・スーサイド・スクワッド』、『ピースメイカー』、『ブラックアダム』のエミリア・ハーコートを演じ、ジェームズ・ガン監督の実の妻である。 **ソヴリン 今作で、ソヴリン人はハイ・エボリューショナリーが生み出したと判明。 ・アダム・ウォーロック 演:ウィル・ポールター/吹き替え:武内駿輔 第2作で存在を仄めかされた、ソヴリンの最高傑作としてアイーシャが生み出した人工生命体。 ソヴリンにとって至高の存在である「ウォーロック」の名を冠しており、完全な戦闘兵器……のはずだったが、ハイ・エボリューショナリーが成熟させずに誕生させたためか、幼い赤ん坊のような性格となった。 母親にあたるアイーシャを敬愛しているものの、彼女の言うことを聞かずに暴走してしまうのもしょっちゅうであり、手を焼かせている。 ガーディアンズをはじめとする敵には容赦ないが、ブラープのような可愛い動物には夢中になるなど、どこか憎めない。 戦闘能力に関しては劇中最強であり、怪力だけでなく空中飛行や破壊光線など、おそらくソーやキャプテン・マーベルに匹敵する力を秘めている。&s(){ぶっちゃけ撮影予定のスーパーマンの映画の予行演習である。} #openclose(show=しかし……){ カウンター・アースにて母アイーシャをハイ・エボリューショナリーに殺され、失意の中ボウイ号に這い寄った後、ガモーラにより拘束される。 その後、抜け出した後に報復としてガーディアンズに最後の戦いを挑むが敢え無く失敗した挙句倒れてしまう。 だが、グルートに助けられ、「やり直すチャンス」を得る。 そしてアレート・ラボから脱出し損ね、宇宙を漂う屍になりかけたクイルを救い出し、彼もガーディアンズの一員となった。 } ・アイーシャ 演:エリザベス・デビッキ/吹き替え:魏涼子 ガーディアンズに恨みを持つソヴリンの女帝。 創造主であるハイ・エボリューショナリーには頭が上がらず、完全に彼の手下扱いされている。 なお、ハイ・エボリューショナリーは&bold(){「美しいバカ」}として彼女を創ったらしい。 ソヴリンを創造主に滅ぼされないためにも、ロケットを捕獲するべくアダムを働かせるが、何かと言うことを聞かないアダムに悩まされている。 #openclose(show=しかし……){ カウンター・アースにて宇宙船で待機中、ハイ・エボリューショナリーが起こした惑星規模の大虐殺に巻き込まれ、宇宙船ごと爆死。 これにより、アダムは天涯孤独の身となってしまった。 } **ロケットの友達 ・ライラ 声:リンダ・カーデリーニ/吹き替え:[[佐倉綾音]] 腕が鉄の鉤手で出来たメスのカワウソ。 バッチ内のお姉さん的存在であり、まだ幼かったロケットに親身になって接し、彼の心の支えとなった。 仲間達と一緒にハイ・エボリューショナリーの「新しい世界」で幸せに暮らすことを夢見ており、ロケットの「空を飛ぶ夢」も応援した。 #openclose(show=そして……){ ロケットの脱走計画に乗り、最初に檻から出してもらえたが、直後にハイ・エボリューショナリーにより射殺され、ロケットの腕の中で絶命してしまった。 その後、あの世に逝きかけたロケットの前にも現れ、彼を恨んでなんかいないことを伝える。 そして、ロケットの「一緒にいてもいいか?」という問いかけに「いいわよ」「でも今じゃない、まだやるべきことがある」と彼を送り返した。 } 演じたリンダ・カーデリーニはMCUでは[[クリント・バートン/ホークアイ>クリント・バートン/ホークアイ(MCU)]]の妻ローラ・バートンも演じている。 ・ティーフス 声:アシム・チャウドリー/吹き替え:かぬか光明 ・フロア 声:ミカエラ・フーバー/吹き替え:宇山玲加 下半身が鉄の車椅子で出来たセイウチと、手足が鉄の蜘蛛足で出来たウサギ。 ティーフは「歯」、フロアは「しょっちゅう床を舐めるから」ということから自身で名付けた。 いずれも、無邪気に「新しい世界」での幸せを信じている。 #openclose(show=その後){ ハイ・エボリューショナリーの通報を受けて駆け付けた警備兵に撃たれて2人とも死亡した。 その後、ライラとともにロケットの前に現れる。 } **その他 ・ハワード・ザ・ダック 声:セス・グリーン/吹き替え:伊丸岡篤 ご存じ名脇役のアヒル型宇宙人。 ノーウェアに居座っている。 ・ブローカー 演:クリストファー・フェアバンク/吹き替え:伊藤和晃 第1作にも登場した元・ザンダーの買取屋。 サノスにザンダーを滅ぼされて以降、ノーウェアに移り住んだ模様。 ・ファイラ・ベル 演:カイ・ゼン ハイ・エボリューショナリーの実験体として捕らえられていた少女。 実験の結果、通常の人間よりも高い身体機能を有している。 ・ウォー・ピッグ 声:ジュディ・グリア アレート・ラボの警備担当の一匹であるブタ。 体の大部分が改造されている。 声を担当したジュディ・グリアは『[[アントマン>アントマン(映画)]]』シリーズでマギー・ラングを演じている。 ・ラムシャンク 声:ジェームズ・ガン アレート・ラボで捕らわれていた見た目が不気味な生物。 マンティスに嫌悪感を抱かれていた。 #openclose(show=祝・シリーズ皆勤賞){ ・ヨンドゥ・ウドンタ 演:マイケル・ルーカー/吹き替え:[[立木文彦]] ご存じ今は亡きクイルとクラグリンの恩師。 ヤカの矢の扱い方に悩むクラグリンの前に幻影として現れ、彼を教え導く。 } *舞台 ---- ・ノーウェア 「エターナルズ」などにも登場する神に近い力を持つ種族「セレスティアルズ」の死骸の頭部に作られた街。 かつてはコレクターが有する宇宙のならず者のたまり場だったが、サノスとの戦いの後 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが買い取って復興の援助をするうちに、行き場をなくした人々が寄り集まる場にしてGotGの本部となった。 物語の初っ端からアダムに強襲されボロボロになるなど住民の苦労も絶えないが、 #openclose(show=ガーディアンズの本拠地にふさわしい新たな機能も){ 実は度重なる魔改造により機動要塞化。 宙間航行はもちろんのこと武器やワープ機能まで備え付けられており、有事の際には立派な戦力として ガーディアンズの元まで駆けつける。 物語終盤、クイルからの出撃要請を受け、逃げようとするハイエボリューショナリーの旗艦の目前にクラグリンの操縦でワープアウト。 眼窩に備え付けられた超口径の大砲で相手を移動不能に追い込んだ。 } ・オルゴスコープ オルゴ・コープの本拠地である宇宙ステーション。 実はステーション自体が一つの有機生命体であり、内部をステーションそのものが監視している。 ・カウンター・アース ハイ・エボリューショナリーが創り出した人工惑星にして、人工生命体のためのコロニー。 創造主がリスペクトしている地球を模倣している。 住民はハイ・エボリューショナリーが生み出した改造生命体であり、外見こそ動物型ヒューマノイドだが、生活は長閑な住宅地だけでなく、ホームレスに薬物売買に暴力沙汰と、良い意味でも悪い意味でも地球人と寸分違わない。 ちなみに、民家のシーンでラジオから流れている曲はTVアニメ『クラシカロイド』の挿入歌『小犬のカーニバル ~小犬のワルツより~』である。((スタッフロールにはKOINU NO CARNIVAL(FROM MINUTE WALTZ)と表記されている。)) &font(l){カウンター・アースにも日本語やボーカロイドがあるのだろうか} #openclose(show=だが……){ ハイ・エボリューショナリー自らが「失敗」と断じ、GotGを罠に招いた直後に文明全てを爆破し住民は皆殺しにされた。 } ・アレート・ラボ ハイ・エボリューショナリーの研究施設。 カウンター・アースに建造されている赤いピラミッド型の建物。 実は巨大な宇宙船であり、移動しながら降り立った惑星をコロニー化している。 #openclose(show=内部には様々な星から捕らえられた高等生物や動物が捕らえられている){ 終盤、監禁されていた高等生物を救出していたロケットは、檻に閉じ込められていたある生き物と出会う。 地球の北米から連れてこられた、小さくて毛むくじゃらの生き物の名前は… #center(){&color(darkblue,brown){&ruby(アライグマ){ラクーン}}} } *キーワード ---- ・ボウイ号 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの3代目旗艦。 先代の2機に比べると大型であり、中はかなり広い。 3機の船首が分離可能な機能を有している。 ・カードキー ロケットが大切に持っているカードキー。 #openclose(show=その正体は){ ライラ達実験動物仲間を逃がすために発明した檻のマスターキー。 キー自体は成功だったが、直後に現れたハイ・エボリューショナリーによってライラは殺され、発明は無駄に終わってしまった。 それ以来、ロケットの中でしこりとなって残っていたが、彼が逃げることをやめた時、再び役に立つことになる。 } ・オルゴ・コープ ハイ・エボリューショナリーが創設した宇宙最大の科学企業。 専門は生体化学と遺伝子工学。 しかしその実態は非道な実験により違法な生物改造を次から次へと行う悪の企業である。 ・キル・スイッチ ロケットの体内に埋め込まれた「自殺」機能。 医療キットを含め、体内を調査しようとするとそれを察知して機密保持のために心臓を爆発させる。 解除のためにはオルゴ・コープが保有している解除キーを入力しなければならない。 ・重力ブーツ ロケットが開発した新しい武器。 重力を無視して壁や天井も自在に歩行することが可能。 追記・修正は大好きな友達と大空に飛び立ってからお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #openclose(show=新生ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー){ ・&b(){&color(darkblue,brown){ロケット・ラクーン}} ・&b(){&color(black,saddlebrown){グルート}} ・クラグリン ・コスモ ・アダム・ウォーロック ・ファイラ・ベル ・ブラープ ミットクレジットシーンにてお披露目。 クイルから新たに船長に任命されたロケットは再びガーディアンズを結成。((クイルは「泳ぎ方」を覚えるため地球に帰還、ドラックスとネビュラはノーウェアの復興がメインに、マンティスはやりたいことを見つけた事で旅に、ガモーラはラヴェジャーズに変わらず所属)) 先代指揮官のお墨付き楽曲「Come And Get Your Love」を響かせながら、 何処かの惑星の住民を守るべく、宇宙生物の群れに立ち向かっていた。 ちなみに、グルートは初代よりも巨大化している。 } ・ジェイソン・クイル 演:グレッグ・ヘンリー/吹き替え:佐々木勝彦 地球にただ一人残されていたピーター・クイルの祖父、メレディス・クイルの父親。 「頑固なじいちゃん」としてピーターからは恐れられており、地球から離れたい原因の一つだったが、娘が死んだ日に孫まで失踪し、ずっと孫の帰りを待ち続けていた。 そして、30年以上経過して、ようやく家族の再会を果たせた。 ・スタン・リー ・ソー ・ケヴィン・ベーコン スタッフロールで過去のワンシーンとして彼らの姿が映っている。 なお、「ケヴィン・ベーコン宇宙失踪」のニュースは、エンドクレジット後のおまけ映像にて、ジェイソンが読んでいた新聞のニュース記事として載っていた。 #center(){かつて、母を亡くした一人の少年がいた。 少年は宇宙に連れ去らわれ、盗賊集団の一員として育ち、様々な「はみ出し者」と出会った。 そして、「はみ出し者」たちは「家族」となった。 いくつもの「出会い」と「別れ」を繰り返し、少年だった男は地球に帰ってきた。 「スター・ロード」だった男は、ようやく「我が家」で安息の時を得たのだ。 今は「銃」ではなく「芝刈り機」を武器に、シリアルを口にして……。 &font(25px,b){THE LEGENDARY STAR-LORD&br()&br()WILL RETURN.} &b(){伝説のスター・ロードは帰ってくる} } #right(){ &b(){PREV:[[ANT-MAN AND THE WASP: QUANTUMANIA>アントマン&ワスプ:クアントマニア]]} &b(){NEXT:THE MARVELS} &b(){PREQUEL:[[THE GUARDIANS OF THE GALAXY HOLIDAY SPECIAL>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル]]} &b(){SERIES PREV:[[GUARDIANS OF THE GALAXY VOL. 2>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス]]} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スキャンダルを経験した監督自身の悔恨の念も込められた作品になってる。 -- 名無しさん (2023-05-10 06:30:02) - ベタベタな初めての友人との死別と、三途の川でのエールは、俺に効く -- 名無しさん (2023-05-10 09:28:51) - ウォーロックは原作インフィニティサーガの重要人物だから、今後活躍してほしい -- 名無しさん (2023-05-10 09:32:22) - いやマジでめっちゃ良かったっすね... ロケットの声聞いたネビュラが泣くところグッときた -- 名無しさん (2023-05-10 09:41:58) - 「間違いを認めず、半獣半人の生物を次々生み出した」ハイエボはある意味ディズニーの隠喩として描かれたんじゃね? -- 名無しさん (2023-05-10 10:59:07) - ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを知ったのがUMVCのクソル優勝だったからロケットラクーンを名乗る所がすごい嬉しかった -- 名無しさん (2023-05-10 11:30:13) - ↑2 まあかつてガン監督自身がツイートだけとはいえ子供凌辱してぇ〜って言ってしまったことが解雇のきっかけだったんですけどね…反省したけど… -- 名無しさん (2023-05-10 11:43:40) - ↑あれはねー、 -- 名無しさん (2023-05-10 11:52:23) - ちょっと擁護できないよな。まぁ人間誰しも失敗はあるし、そこからどう再起するかって話で・・・何かGtoGっぽいオチになったな -- 名無しさん (2023-05-10 11:54:16) - ディズニーへの揶揄って感じはあんまりしなかったかな。ありのままを認めない彼の存在は差別や優生主義への警鐘に思える。最後までロケットのことを頑なに番号で呼び続けるあたり本当に救いようのないヴィランだった…(俳優さんの演技すごかったよね) -- 名無しさん (2023-05-10 16:26:27) - コスモの口調ってなんか横柄だったかな?字幕だと全く気にならなかったわ。しかしロケットの友人が痛々しくて、すごく良かったけど二度目は見れない。いろんな意味で100点なんだけど。ロケットの最後のセリフが「金のためだ」とかじゃなく、「村の人たちのためだ」なのは彼がようやく他人という一段広い世界に目を向けて愛せるようになったんだなって。 -- 名無しさん (2023-05-10 18:20:25) - ロケットが自分を番号で呼ぶハイ・エボリューショナリーに対して「俺の名は、ロケット・ラクーンだ」と名乗るシーンはカッコ良かったけれど………野暮なツッコミかもしれないけど、『インフィニティ・ウォー』から『エンドゲーム』までの5年間で頻繁に地球と交流しているんだから、地球に『アライグマ』という自分によく似た生き物が存在している事を知っていてもおかしくないのに、今作の終盤で初めてアライグマが自分の同族である事を知ったみたいな演出なのは、ちょっと違和感を感じた -- 名無しさん (2023-05-10 19:26:50) - クアントマニアだけ歯抜けの記事になってるのはなんでだろ -- 名無しさん (2023-05-10 19:51:43) - 発達障害がどうのとかいうくだり、注釈つけてまで書くことか?なんかドラックスの話だとどうしてもそうしたい奴いるよね -- 名無しさん (2023-05-10 20:25:34) - ↑3 自分が原生生物改造されたのかあのロボコップに造られた人造生物なのかすら分からないから「オレはアライグマじゃねえ(そもそもまともな動物だったのかすら分からねえ)」だったんだと思う -- 名無しさん (2023-05-10 21:20:24) - 部下全員に裏切られたヴィランてMCU初では。 -- 名無しさん (2023-05-10 22:53:37) - ティールの殺し方が中々リアルでエグい。クイル相当怒っていたし当然だけと -- 名無しさん (2023-05-10 22:55:12) - ハイエボのセリフを聞く限りMCU世界の宇宙って芸術とかはあんまり進歩してないっぽい? -- 名無しさん (2023-05-11 01:59:30) - ハイエボのモデルは聖書の神だと思ってる。 -- 名無しさん (2023-05-11 02:47:22) - ↑3 スースクだったら脳みそ半分溢れてた -- 名無しさん (2023-05-11 05:09:05) - 車乗るとこのやり取り地味に好き、ネビュラにドアの開けたか教えるのも、クィルが8歳で宇宙行ったから最初下手な運転が段々何とかなっていくのも -- 名無しさん (2023-05-11 07:10:13) - 吹き替え版のネビュラの「友達を助けに行きたいんですけどォォ!」が完全に銀魂 -- 名無しさん (2023-05-11 11:29:54) - カウンターアースのご家庭で流れてた曲、歌ってるの初音ミクさんじゃなかった? -- 名無しさん (2023-05-12 21:45:52) - カウンターアース見てたらドクターモローの島を思い出した -- 名無しさん (2023-05-12 23:30:58) - カウンターアースはある意味でドラえもんのアニマル惑星のリアルバージョンだね -- 名無しさん (2023-05-12 23:56:38) - ふうんクアントマニアは宇宙小戦争でこれはアニマル惑星というわけだ -- 名無しさん (2023-05-13 06:03:48) - ↑4 『クラシカロイド』ってアニメの挿入歌として実際に初音ミクとかのボカロで作られた『子犬のカーニバル』って楽曲が実際に使われている。この楽曲自体がショパンの『子犬のワルツ』を編曲したものだから、地球のようで地球じゃない文明を築き上げたカウンターアースの曲としてピッタリだったんだろうな -- 名無しさん (2023-05-15 11:14:24) - 日本版タイトルも「VOLUME3」にしてくれたのはありがたいんだけどおかげさまでシリーズ内で「リミックス」だけ浮いちゃう形になったのがちょっとモヤモヤするっていうかなんなら日和ったみたいでダサいっていうか……いっそ「グランドフィナーレ」とか独自邦題で突っ走ってたら一周回って評価してたかもしれん -- 名無しさん (2024-07-11 17:22:13) - &gt;&gt;23 ディズニーというよりは活動家全般かな。 -- 名無しさん (2024-11-20 12:52:07) - ↑(訂正)過激な活動家全般 -- 名無しさん (2024-11-21 17:49:54) - エゴやハイエボとかいう超絶クソ野郎が出てきたせいで相対的にロナンがまともに見えてきて困る -- 名無しさん (2025-01-04 00:23:27) #comment #areaedit(end) }

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