「魔王族(戦隊レッド 異世界で冒険者になる)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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&font(#6495ED){登録日}:2024/10/09 Wed 22:27:09
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&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます
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本項目では漫画『[[戦隊レッド 異世界で冒険者になる]]』に登場する魔王族に関して記載する。
なお、本項目では主人公パーティに関して、便宜上「レッド一行」と称する。
#openclose(show=●目次(ネタバレ注意)){
#contents}
*概要
端的に言えば、&bold(){異世界を脅かす悪の組織}。
1000年前、破壊の限りを尽くし人間界を脅かした「[[魔王]]」の血族であり、5つの巨人像により[[封印]]された魔王の復活を目論み、「魔力の種」と呼ばれる道具を大陸にばら撒いて負の感情を集めようとしている。
母である魔王に対する敬愛は非常に強く、兄妹同士でも助け合って行動しているが、それ以外の種族に対しては極めて冷酷であり、&bold(){&color(red){母を助けるための搾取の対象としか思っておらず、遊び半分で命を奪うほどの外道の集まり。}}
強大な魔力と戦闘力を併せ持ち、また奥の手として&bold(){「&ruby(ステージ・シフト){進化解禁}」}と呼ぶ第二形態への変身能力を有する。
初めて劇中に登場した2巻第6話の回想シーンで、魔王とその5人の子供が描かれており、表立って登場するのは4人、陰で最後の1人が密かに陰謀を張り巡らせていた。
ツギハギ博士によれば、魔王は元々はキズナファイブの宿敵である「絶縁王」や、初代アメンが元の世界で戦っていた「不死王」の同族らしい。
博士は便宜上彼らを&bold(){「ラスボス族」}と%%いうおざなりな%%名で呼称しており、ラスボス族は輪廻転生に干渉する力を有する。
そのため魔王は自分自身の魂を輪廻転生から切り離すことで、肉体が滅びたとしても現世に留まり続け、
力を分け与えた者に憑依し肉体を乗っ取ることでいくらでも復活を繰り返すことが可能となった。
魔王が1000年前の戦いでも死ぬことが無く、封印されているだけにとどまったのはその為。
#region(しかし…)
実は主人公である[[浅垣灯悟/キズナレッド]]は、ラスボス族の魂を輪廻転生と「絆を結ばせる」ことが可能という特殊な魂を有していた。
その為、レッドは『キズナファイブ』世界で絶縁王と相打ちになった事で『異世界レッド』世界に飛ばされてきたわけだが、
その際に死亡した絶縁王は完全に記憶を浄化され、ある無害な存在として生まれ変わっている。
従って、&bold(){今回の戦いでレッドが魔王族を倒すに至らなかった場合、魔王族に勝つという戦略的目標は挫折してしまう}事となる。
#endregion
*構成員
**■真祖:魔王
魔王族の開祖。女性であり、蚕蛾と人間の女性が混ざり合ったような姿をしている。
その力は絶大で、全盛期(1000年前)には緑あふれる大地だった「太陽の森」をその怒りで&bold(){砂漠に変えてしまった}とされる。
これにより、聖樹の力を失った[[エルフ>エルフ(種族)]]は長命の力を喪失し、人間族よりやや長い程度の寿命となってしまった。%%それはただの耳の長い人では、というのは7巻でツッコまれている%%
また、彼女が封印されているせいで、子女たちの魔力も全盛期から落ちているらしく、事実第4の封印が破壊されたことに伴い、第二形態への変身が解禁されるに至った。
その本来の目的は、&bold(){&color(Red,black){「惑星からの全生物絶滅」}}。
何が彼女をそこまで駆り立てるのかは不明であるが、いずれにせよ&bold(){降伏したとて殲滅された}部族がいる(ヨルテの発言)ため、&bold(){共存は不可能。}
ひいては母である魔王を妄執する幹部たちも同様という事である。
**■長男:&bold(){&color(red,silver){ドマド}}
#center(){&bold(){&color(red,silver){いざとなれば 我がまとめて殺しに行く}}}
生まれ順は1番で、五人の纏め役。母親への呼称は&bold(){&color(red,silver){「ははうえ」}}。母への慕情は&bold(){&color(red,silver){「手料理が食べたい」}}。
4本の腕とワニのような尻尾を生やした銀髪の美丈夫で、ブイダラの2倍近い巨躯を誇る。
普段から空腹にさいなまれ続けているため、やや天然気味な所がある。
が、&bold(){実力は紛れもなく兄妹最強。}
&bold(){負の魔力を吸収することにより際限なく強くなる}という特性を有している為、レッドをして&bold(){絶縁王以上}と称され、現在では5人の中で唯一封印の巨人像を破壊する力を有する。
ヴィダンやブイダラのように率先して人間を殺戮するような加虐性は見せないものの、いざとなれば魔王の為にいくらでも贄を捧げる非情性を有する。
総括してみれば、&bold(){「底見えぬ大器」}と言った所か。
初登場は3巻末の幕間。ブイダラと共に敗走してきた弟たちを出迎えた。
&bold(){〇主な技}
・&ruby(しゃくじんせんじゅ){磊神千手}((正しくは「手」が三つ重なった「シュ」という漢字)) &ruby(つくもあしゅら){九十九阿修羅}
[[腕を無数にはやして巨大な拳を作り>ニコ・ロビン]]、思いっきり殴りつける技。
1000年前に巨人の封印を砕くために使用した時はまだ出来立てだったため弾き返されてしまったものの、
現在は大量の負の魔力を喰らった為、封印を破壊できる力を得ている。
**■二男:&bold(){&color(gold,#010066){「究愛」((アニメ11話の紹介テロップでは「求愛」))のヴィダン}}
#center(){&bold(){&color(gold,navy){どれだけ強くなろうとも ここにいる全員を守りながら戦えますか!?}}}
CV:[[鈴村健一]]
生まれ順は2番。母親への呼称は&bold(){&color(gold,#010066){「おかあさま」}}。
暗い青色のスーツを着た[[吸血鬼]]のような姿をした美形で、金色の角や暗い青色の翼を隠すことで人間に扮し暗躍していた。
慇懃無礼な敬語で話す紳士風だが、その実態は&bold(){超絶気色悪い[[マザコン>マザーコンプレックス]]}。5兄妹の中でも最もその愛情は強く、慕情はなんと&color(gold,#010066){「母である魔王との&bold(){結婚}」}。
[[電気のような魔法>雷属性/電気属性]]を操る能力があり、これにより人間の思考をかき乱し、[[洗脳]]を行うことができる。
また戦闘では高速で空中を飛び回りつつ、あらゆる距離から雷撃や電撃を駆使した魔法で立ち回るオールラウンダー。
本人曰く&bold(){&color(gold,navy){「“愛し子”の中で一番しぶとい」}}と豪語するだけあって首だけの状態でも生き永らえることが出来、再生時にはSDキャラのような頭身になる。本人もダサいのでこの姿は恥ずかしがっている。
主な行動目的はその洗脳能力により、同人種・異人種同士で諍いを起こし、負の魔力を効率的に集めるもの。
初登場は3巻の太陽の森編。
太陽の森のエルフたちと軋轢が生じていた隣接領ククジャに「領主の執事」として潜入し、労働者の煽動や先代領主の暗殺、
更に現領主アジールに「種」を与え、太陽の森に攻め込ませて、千年前の勇者一行の力である「アメン」を討滅しようとしていた。
アジールが「種」を抜かれ改心したことで正体を現し、助太刀に来たアブダビと共にレッド一行の殲滅を目論む。
だが、窮地に立たされた事で絆を失う事を恐れ、レッドはキズナブラックに変身。
アブダビと2人がかりでも相手にならず、バーニング・パイル・カットバンカーで首から下を木っ端微塵に粉砕されてしまう。
首だけになってもなお「[[第二形態になりさえすれば>セル(ドラゴンボール)]]」と継戦を望もうとするもアブダビに回収され、撤退を余儀なくされた。
&bold(){○主な技}
・[[電撃>電気]](仮称)
指先や翼から電撃を発射し、遠距離の相手を攻撃する。複数発同時に発射できる。
ただし、避雷針があるとそちらに流れてしまうのが難点で、キズナブラックには直ぐにパイル・カットバンカーで対策を打たれてしまった。
・ブライダル・ブレイド
巨大な稲妻の刃を作り出し、ケーキ入刀のように相手をぶった切る。%%キモイ。%%
・ヴァーミリオン・ヴァージンロード
直線状に雷撃の斬撃を飛ばし切り裂く技。
・ドーントレス・ブーケトス
空中から無数の稲妻を落として爆撃する面攻撃。
・マリッジブロウ
電撃を纏わせた拳でボディブローを叩き込む格闘技。
**■三男:&bold(){&color(skyblue,purple){「常笑」のアブダビ}}
#center(){&bold(){&color(skyblue,purple){害獣駆除だよ 人が撒いた"種"を食い荒らす悪~~い害獣を駆除しにきたのさ}}}
CV:[[吉野裕行]]
生まれ順は3番。母親の呼称は&bold(){&color(skyblue,purple){「ママン」}}。母への慕情は&bold(){&color(skyblue,purple){「また笑い話を聞いて笑ってほしい」}}。
魔王族の中で最も人間離れした姿をしており、腕と足を持たずテルテル坊主のような体形をしている。
前腕部(手袋)を無数に浮かせており、常時浮遊したまま空中戦を行う。
常に三日月のように口角が吊り上がった異常な笑いを浮かべており、ヘラヘラとした嘲りの姿勢を崩そうともしない軽佻浮薄な男。
また、口の中にはエイリアンのような二重の口が存在するため、通常の顔は仮面の可能性がある。
背中に常につけている三日月型のオブジェは、歯部分を開かせることで[[魔王城への直通ゲート>どこでもドア]]となる。
そのため、他の魔族の救援・アッシー役も担っている。
初登場は1巻末の静寂の街アカリナ編。
領主ルルグアットに町の静謐を担保する「種」を渡して独裁を敷かせ、その独裁に叛意を抱く市民たちに対抗戦力として
直ぐに暴走する最低の粗悪品の「種」を大量に渡し、レッド一行を襲わせた。
その卑劣ぶりに憤怒したレッドにより仮面にヒビを入れられるも、隙を見て無事に離脱、負の感情の回収という当初の目的を完遂するに至る。
3巻の太陽の森編ではヴィダンの救援として参陣しレッド一行を追い詰めるも、キズナブラックと化した灯悟に全く歯が立たず、ヴィダンの首を回収して撤退する。
4巻のニヅベル編ではレッドたちから逃げていたブイダラの救援に向かい、レッドに対しては珍しく「マジ本気で笑えないよ」と本気の怒りを見せた。
&bold(){○主な技}
・&ruby(ジャンク・スマイル){挽き笑い}
尖塔をも両断する蛇腹剣を2本同時に操り、相手を鋸のように切り裂く。
・爆笑
手袋を[[自爆]]させ、相手を爆撃する。
・ビッグスマイル
手袋と蛇腹剣を組み合わせた巨大な向日葵型のハンマーを作り出し、相手を叩き潰す。
**■長女:&bold(){&color(green,pink){「悠戯」のブイダラ}}
#center(){&bold(){&color(green,pink){あんた達だって虫からはそう思われてるわよ}}}
生まれ順は4番。母親への呼称は&bold(){&color(green,pink){「マミー」}}。母親への慕情は&bold(){&color(green,pink){「一緒に遊びたい」}}。
ゴスロリドレスに身を包んだギザ歯の少女で、人間の眼がある位置は前髪で隠れており、頭部に巨大な赤黒い目玉を有する。
普段からぶりっ子っぽい性格で、自身の予知能力を鼻にかけて威張っている。
ここだけ見ると可愛らしい紅一点((まあ実際は紅一点ではなかったわけだが。))枠に見えるが、その本性は&bold(){兄妹の中でもブッチギリのサイコパスド外道}。
&bold(){&color(green,pink){「人間が大好き」}}と標榜してやまないが、その「好き」とは&bold(){&color(green,pink){「遊び道具や標本にして面白い」}}という意味に他ならず、実態は&bold(){人間を原料としたオモチャで遊ぶことが趣味}という猟奇趣味のサディストである。
固有する特殊能力は「ごっこ遊び」。
頭部の目玉や分身となる魔虫で[[「見た」相手の能力をそのままコピーできる>コピー(能力)]]という恐るべき能力で、世界中の達人や魔導士の力を再現できる。((ただし、契約者の望みがダイレクトに反映される特権魔法はコピーできない))
1000年前の勇者一行の能力である聖剣・王の杖の精霊魔法・アメンの必殺技、更にキズナシルバーの予知能力も保有しており、この予言の力により兄たちのナビゲーション・作戦立案を行っていた。
…のだが、シルバーにより「1000年後に現れるレッド」に関する知識のみ予言が出来ないように仕組まれており、本来ならイドラやラーニヤが死ぬはずだった計画も、レッドという不確定要素が入ったせいで計画を台無しにされ、その事もあってレッドを&bold(){&color(green,pink){「ノイズ野郎」}}と唾棄し憎悪している。
初登場は3巻。続く4巻のニヅベル編で正式な登場となる。
予め縄張りにしていたニヅベルにレッド一行が足を踏み入れた為、手柄欲しさに彼らを捕獲しようとするも失敗。
ニヅベルが「子供の街」でなくなった事にヒステリーを起こし、改造亀竜を解き放った。
逃走先で無事にアブダビと合流して帰還を果たす。
&bold(){○主な技}
・勇者ごっこ
勇者の持つ7つの聖剣を操る。
[[そこらへんの棒きれ>仮面ライダークウガ]]であろうが、ブイダラの手にかかればたちどころに魔剣に変わってしまう。
・アメンごっこ
初代アメンの持つ特殊能力を使いこなす。
・王家の杖ごっこ
王家の杖の精霊魔法や転移門を顕現させる。
&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){後にシャウハが実の妹だと判明したため、あらかじめシャウハがブイダラを強化するために見せていた可能性が高い}}
**■末子:???
2巻の回想シーンでのみ登場している兄妹。現在は兄姉たちとは別行動中。
#region(「なんであんたが…ここにいるのよ…?」(単行本7巻ネタバレ注意))
#center(){&bold(){&color(gold,blue){ンなこと決まってんじゃん}}
&font(18,b){&color(gold,blue){&ruby(かかさま){魔王様}に 褒めてもらうためだよ}}}
***■末子:&bold(){&color(gold,blue){「惨美」のシャウハ}}
CV:[[白石涼子]]
その正体はアヴァルロスト最高の魔導士&bold(){「王家の杖」のシャウハ・シェムハザール}。
生まれ順は5番で母親への呼称は&bold(){&color(gold,blue){「かかさま」}}。母親への慕情は&bold(){&color(gold,blue){「褒めてもらいたい」}}というもの。
初登場は2巻とかなり早い段階から出ているキャラであり、ヒロインであるイドラにとってのライバル的存在として登場していた。
しかし、その実態は&bold(){魔王族が魔王復活の為に送り込んだ工作員}。
魔導技術が発展し続けて「[[強力な魔導武器を用いた全面戦争による滅亡>世界大戦争]]」あるいは「恒久平和の確立」といった、
負の感情の集めようがない世界になるのを阻止すべく、&bold(){魔導技術を独占し着実に負の魔力を生かさぬよう殺さぬよう搾取する}のが目的。
本編で正体が露見したのは上記のとおり7巻。
亜人連合領にてツギハギ博士が魔王族打倒の鍵となる「キズナレッドバース」を確立したため、すぐさま奇襲をかけレッド一行の前で正体を明かした。
アヴァルロストから巨大要塞ルルイエと数万の魔導ゴーレムを召喚して亜人連合領首都フォリングを蹂躙し、
その際に生じた亜人たちの恐怖や怨嗟で生じた負の魔力をドラドに摂取させ、第4の封印を破壊せしめた。
そして用済みとなったアヴァルロスト城を突き破って魔王城が出現したのを知ると、レッド一行とのこれ以上の継戦は無意味と判断しレッドに折られた右腕を元に戻しながら魔王城に撤退した。
#openclose(show=だが…){
実は何百年にもわたって人間の間で生き、世界の発展を妨害する任務を遂行するうちに「&bold(){永劫の命を持つが魔王復活後のビジョンがない自分達}」と「&bold(){短い命しか持たないが、志半ばに倒れようとも次の代へと託して明日を目指す人間たち}」の間で揺れ、その内心は人間の側へと寄りつつあった。
特に「人間たちの歩み“は”面白い、だが自分たちは?」という疑問を抱き続け、人間の可能性に惹かれるたびにそれを潰す自らの使命に内心ではずっと苦しんでいた。
イドラを敵視していたのも、そうした「人間の可能性」を千年の間で最も輝かせてた「一番面白い人間」だからであり、惨めさを思い知らされてしまい劣等感を抱いていたためである。
そしてアヴァルロスト城に突入した一行のうちイドラと激突。新たな力「キズナメイガス」を生み出したイドラに対して自身も第二形態「シャウハ・ディスガスト」を解禁して対抗。
「王家の杖」という地位や自身の真実を明かして煽ろうとも折れないばかりかむしろ好意すら向けるイドラに対して長く抱いていたコンプレックスを自覚。
死闘の末に無力化された際には憑き物が落ちたかのような満面の笑みで敗北を受け入れている。
その後はなおも自分たちとの共存の道を模索しようというイドラを期待と諦念が入り混じった表情で見送った。
#center(){&bold(){&color(gold,blue){くそっ…}}
&bold(){&color(gold,blue){それだけは絶対に無理なんだよ」}}
&bold(){&color(gold,blue){お前も魔王様に会えば…嫌でも思い知ることになる…}}}
}
ちなみに、シャウハが魔王族であることは、名前すら出ていない1巻の時点ですでに伏線が張られている。
・テルティナの「魔力の種の散布には『杖』が関与しているという噂があります」という台詞。(1巻)
・アカリナで遭遇したアブダビと交戦したが、みすみす逃がしてしまう。(2巻)
・イドラに(人間とエルフが交戦している)太陽の森へ行く任務を与える。(2巻)
・上記に加え「キズナレッドさえいなければアメンは太陽の森でアジールに滅ぼされていた」というブイダラの発言。(3巻)
・イドラをブイダラの縄張りであるニヅベルへ向かわせる。(4巻)
・ブイダラが使用する「○○ごっこ」の中で、シャウハと同じ王家の杖の魔法がある。(4巻)
なお母への慕情とは別に[[女装]]した少年にムラっとしたり、王家の杖時代の従者が&bold(){女装した少年ばかり}だったりと&bold(){[[ショタコン]]}の気があり、過去にはそれが原因でムラムラした際に邪悪な魔力が漏れて怪しまれてしまい、追放されたこともある(しかもその相手は当時は美少年だったイドラの祖父)。
&bold(){〇主な技}
・転移門
魔方陣を作り出し、遠く離れた空間までワープを行う。
本気を出せば数十の転移門を同時に発現させることが可能。
・神格魔法
<根源を撫で這う輪唱 クトゥルー>
<虚を喰み灰を愛でよ クトゥグア>
<砂塵に埋没する冬の幻想 ハスター>
攻撃魔法の数々。[[クトゥルー>クトゥルフ]]は巨大な触腕の群れ、[[クトゥグア]]は凄まじい勢いの火炎、[[ハスター]]は荒れ狂う大竜巻。
当初は杖を用いて発動していると思われたが、実は両腕に無数に生えた唇から詠唱している。
その威力はエレメンタル・キズナマスターとも真っ向から渡り合えるほど。
名前の由来はいずれも[[クトゥルフ神話]]の神々。
なお神格魔法は本来&bold(){常人ならば習得しようとした段階で精神崩壊する}という危険な代物。
シャウハですら口型の使い魔『囁く者』を複数扱い代理詠唱させることで負荷を分散している。
作中では猛威を振るった魔法だが、これでも&bold(){元の神々の出力の1%も出せていない}という。
・&ruby(ハスタリク){疫群咲}
両腕に無数に生えた口から放つ[[毒]]霧。魔竜すら1秒で毒殺するほどの威力。
・&ruby(サンビカ){惨美禍}
進化解禁後の能力。
体中に形成された大量の唇で詠唱を同時に行うことで魔法詠唱を組み合わせ、魔法そのものを融合させて行使する。
また&bold(){大量の口で詠唱を行う}ため合唱のような絶え間ない連続詠唱も可能になり、無尽蔵とすら思える魔力量と合わせて手数そのものが増え続ける。
・"&ruby(クラフト){創錯}" &ruby(ラヴソング){歛穢禍}
進化解禁後の奥の手。
全ての魔法を融合させて「触れた物質を無に書き換える力場」を形成し自身の周囲全方位に放射。
球場の力場を拡大させ辺り一帯を消し飛ばし更地に変える。
#endregion
*用語集
・&bold(){魔力の種}
魔王族が人間界に撒き散らし問題を起こしている魔道具。
人間に寄生することで宿主の願いを(歪んだ形で)叶える&bold(){「特権魔法」}が使用できるようになり、「種」が暴走することにより、醜悪な怪物の姿となる。
倒したとしても「種」が体内にある限りいずれまた暴走しかねないため、テルティナの特権魔法「&ruby(ヴリコラカス){簒奪の銀狼}」で「種」を除却しなければ解決とはならない。
まあいわば「今週の怪人」の元になるアイテムと思えばよい。この契約者だけで1項目が作れるほどの量はあるので。
本来は魔王族が人間の「負の感情」を効率よく集める為に作られた道具。
言うなればキズナファイブ世界における絶縁王一味が絆エネルギーを収集するのに躍起になっていたのと構図は同じと言える。
#region(以下、7巻ネタバレ注意)
・&bold(){魔導要塞ルルイエ}
アヴァルロスト軍が亜人連合領との戦争の為に開発していた空中要塞。
エレメンタル・キズナマスター(57m((7巻p133参照)))の十数倍~数十倍のサイズを有する禍々しく黒い花の姿をしている。
シャウハによりフォリングに出現し、数万もの魔導ゴーレムと共に大陸の蹂躙に向かった。
全部位に空間歪曲魔法が張られており、並大抵の魔法ではどれだけ打ち込んでも反射されてしまう。
上記の通り第4の封印を解くという目標を瞬く間に達成したため、シャウハ自らの手でレッド一行を葬り去る為に地面に根を張って自爆を断行させられたが、
イドラにより爆発エネルギーを真上に一点集中させられ、町の被害はゼロに食い止められた。
・&bold(){魔導ゴーレム}
羽虫と人間を組み合わせたような形状の量産型[[ゴーレム]]。
大した戦闘力ではないが、数万もの物量と飛行能力に加え、&bold(){全員が下記のヴルトゥームを配備している}というチート的な布陣により、瞬く間にフォリングを蹂躙するに至る。
話がルルイエ攻略になるにつれて背景にすら登場しなくなったので、ツギハギ博士一派に掃討されたか、ルルイエ陥落により機能停止した模様。
・&bold(){魔導収束砲ヴルトゥーム}
魔力の種を元として王家の杖(つまりシャウハ)が開発したビーム兵器。
十数mに巨大化した魔力の種暴走体の身体ですら容易に貫通するほどの射程・威力を有し、しかもいくらでも連射可能という、文明水準のレベルを超越した兵器。
#endregion
*配下の魔物
・&bold(){改造亀龍}
ニヅベル編でブイダラが町ごとレッド一行を葬り去るべく放った巨大なカメ形のドラゴン。
本来は亀らしく穏やかな性格で動きも緩慢だが、ブイダラが魔力の種を埋め込んで改造・狂暴化させた。
[[両手両足を甲羅に収納することで超高速戦闘を可能にする>ガメラシリーズ]]が、ギガンテック・ジュウショウグンにより氷漬けにされ、体当たりで粉砕される。
その後、7巻でのルルイエ浮上に伴い別個体が出現した。
・&bold(){&ruby(リメインズドラゴン){太古の魔竜}}
ルルイエ浮上に伴い召喚された魔獣軍団の一体。
第1話でマキシマムキズナカイザーにより倒されたものの同族で、二足歩行型の[[西洋竜>ドラゴン(西洋の神話)]]の姿をしている。怪力と口から吐くブレスが武器。
アニメではフルCGであり原作より人間っぽいフォルムになっている。またEDでもオモチャとして登場した。
・&bold(){オッドアイズ・ケルベロス}
同じく大量に出現した魔獣軍団の一体。
4巻の回想シーンで、異世界に漂着したばかりのレッドが倒した個体の同族。
目の色によって異なる属性の魔法を使う巨大な[[ケルベロス]]で、眼のカラーリングはキズナファイブと同じ色をしている。
斧であっさり傷が付いたり、レッドのバーニングキズナパンチであっさりアゴを砕かれたりと、防御力に難あり。
・&bold(){クラーケン}
同じく大量に出現した魔獣軍団の一体。
[[巨大なイカ>巨大イカ]]のような姿をした怪物。こいつだけ名前を呼ばれはしたが、過去シーンで未登場。
*余談
開祖の魔王が女性で、幹部がその実子のみで構成されているということ、身内以外の生命(=一般人の生命)をなんとも思っておらず、彼らを簡単に殺してしまうことをむしろ是としていることから、元ネタは『[[救急戦隊ゴーゴーファイブ]]』の[[災魔一族]]の可能性がある。(こちらも5人兄妹で、1人のみ別行動している((メタ的に説明すると『OV作品でだけ登場する』メンバーが一人いる。そのためTVシリーズだと残り4人が1段階ずつ繰り上がって本来次男の者が長男・本来三男の者が次男…と呼ばれている)))
ただし、兄弟思いかつ母親を慕っているこちらの魔王族とは対照的に、災魔一族は一部を除いて兄弟間でも見下しあっており、母親のことは恐怖の対象でしかない。
またその『ゴーゴーファイブ』の物語のもうひとつの縦軸は「&bold(){兄弟・親子の絆}、バラバラだった5人兄弟+[[父親>巽モンド]]がワンチームに成長していくお話」であった((そのため上でああは書いたものの、龍皇子サラマンデスの登場よりも前のエピソードを中心に、実は最初のころは(ストーリー内で対比させるためなのか)災魔ブラザーズのほうが結構仲良しだったりするし、[[長兄・マトイ>ゴーレッド/巽マトイ]]のいばりんぼやモンドの父親としてのコミュニケーション失敗といった「55Ⅴメンバーが自ら絆が切れかねない言動を取ってしまった」も同じ理由で初期の回に集中している))。
このあたりは灯梧が初対面の(スーパー戦隊側のニュアンスでの)戦士たちと絆を紡いでいく本作との共通性が意識されていたのかもしれない。
追記・修正は母親想いの方にお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,12)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- キズナファイブ世界のラスボスと異世界のラスボスが同族というのは特撮だと本編後Vシネや劇場版とかVSシリーズのノリから引っ張って来た感じよね -- 名無しさん (2024-10-10 00:13:24)
- シャウハの王家の杖疑惑に関しては、伏線と言うには強弁がすぎるのでは。「ブイダラの『ごっこ』に含まれるから魔王族!」とか言い出したらキズナシルバーとかも魔王族になるぞ -- 名無しさん (2024-10-10 00:40:15)
- ということはこいつらはゼツエンダー達の遠い親戚=別世界の同族という事にもなるのか -- 名無しさん (2024-10-10 07:38:46)
- タグの「共存不可能」も不適切じゃない?ブイダラとかはともかくシャウハは本心ではすでに人類寄りになってたんだから(その上で「魔王と会ったら対話とか無理」と断言してるけど) -- 名無しさん (2024-10-11 07:36:24)
- それまだわからないけど和解フラグじゃね? -- 名無しさん (2025-02-13 11:02:53)
- 今のところヤバさは次男、危険度は長女が高め -- 名無しさん (2025-02-19 19:49:00)
- 恐らくアニメに出るであろうヴィダンのの技が結婚式関係で、今の本家の敵のモチーフも結婚式なのすごい偶然。 -- 名無しさん (2025-02-26 17:55:45)
- 原作じゃアブダビがほんとの笑顔見せてよかった魔王と和解できるといいな残りは長男だけか -- 名無しさん (2025-04-05 21:15:58)
- ↑一応余計なことだけど妹達も戦闘不能ってだけど生きてはいる -- 名無しさん (2025-05-08 21:43:24)
- 別世界のラスボスがさらに別世界のラスボスと縁とゆかりどころか、同族でしたという設定は自分的にビーファイターのガオーム、続編カブトのメルザードを思い出す。あちらもガオーム率いるジャマールが異世界を渡る悪の組織でこちらも元ネタかも。 -- 名無しさん (2025-06-15 18:31:24)
- ゴーゴーファイブの災魔一族をモチーフにしてると思う。 -- 名無しさん (2025-06-15 20:42:42)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}:2024/10/09 Wed 22:27:09
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます
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本項目では漫画『[[戦隊レッド 異世界で冒険者になる]]』に登場する魔王族に関して記載する。
なお、本項目では主人公パーティに関して、便宜上「レッド一行」と称する。
#openclose(show=●目次(ネタバレ注意)){
#contents}
*概要
端的に言えば、&bold(){異世界を脅かす悪の組織}。
1000年前、破壊の限りを尽くし人間界を脅かした「[[魔王]]」の血族であり、5つの巨人像により[[封印]]された魔王の復活を目論み、「魔力の種」と呼ばれる道具を大陸にばら撒いて負の感情を集めようとしている。
母である魔王に対する敬愛は非常に強く、兄妹同士でも助け合って行動しているが、それ以外の種族に対しては極めて冷酷であり、&bold(){&color(red){母を助けるための搾取の対象としか思っておらず、遊び半分で命を奪うほどの外道の集まり。}}
強大な魔力と戦闘力を併せ持ち、また奥の手として&bold(){「&ruby(ステージ・シフト){進化解禁}」}と呼ぶ第二形態への変身能力を有する。
初めて劇中に登場した2巻第6話の回想シーンで、魔王とその5人の子供が描かれており、表立って登場するのは4人、陰で最後の1人が密かに陰謀を張り巡らせていた。
ツギハギ博士によれば、魔王は元々はキズナファイブの宿敵である「絶縁王」や、初代アメンが元の世界で戦っていた「不死王」の同族らしい。
博士は便宜上彼らを&bold(){「ラスボス族」}と%%いうおざなりな%%名で呼称しており、ラスボス族は輪廻転生に干渉する力を有する。
そのため魔王は自分自身の魂を輪廻転生から切り離すことで、肉体が滅びたとしても現世に留まり続け、
力を分け与えた者に憑依し肉体を乗っ取ることでいくらでも復活を繰り返すことが可能となった。
魔王が1000年前の戦いでも死ぬことが無く、封印されているだけにとどまったのはその為。
#region(しかし…)
実は主人公である[[浅垣灯悟/キズナレッド]]は、ラスボス族の魂を輪廻転生と「絆を結ばせる」ことが可能という特殊な魂を有していた。
その為、レッドは『キズナファイブ』世界で絶縁王と相打ちになった事で『異世界レッド』世界に飛ばされてきたわけだが、
その際に死亡した絶縁王は完全に記憶を浄化され、ある無害な存在として生まれ変わっている。
従って、&bold(){今回の戦いでレッドが魔王族を倒すに至らなかった場合、魔王族に勝つという戦略的目標は挫折してしまう}事となる。
#endregion
*構成員
**■真祖:魔王
魔王族の開祖。女性であり、蚕蛾と人間の女性が混ざり合ったような姿をしている。
その力は絶大で、全盛期(1000年前)には緑あふれる大地だった「太陽の森」をその怒りで&bold(){砂漠に変えてしまった}とされる。
これにより、聖樹の力を失った[[エルフ>エルフ(種族)]]は長命の力を喪失し、人間族よりやや長い程度の寿命となってしまった。%%それはただの耳の長い人では、というのは7巻でツッコまれている%%
また、彼女が封印されているせいで、子女たちの魔力も全盛期から落ちているらしく、事実第4の封印が破壊されたことに伴い、第二形態への変身が解禁されるに至った。
その本来の目的は、&bold(){&color(Red,black){「惑星からの全生物絶滅」}}。
何が彼女をそこまで駆り立てるのかは不明であるが、いずれにせよ&bold(){降伏したとて殲滅された}部族がいる(ヨルテの発言)ため、&bold(){共存は不可能。}
ひいては母である魔王を妄執する幹部たちも同様という事である。
**■長男:&bold(){&color(red,silver){ドマド}}
#center(){&bold(){&color(red,silver){いざとなれば 我がまとめて殺しに行く}}}
生まれ順は1番で、五人の纏め役。母親への呼称は&bold(){&color(red,silver){「ははうえ」}}。母への慕情は&bold(){&color(red,silver){「手料理が食べたい」}}。
4本の腕とワニのような尻尾を生やした銀髪の美丈夫で、ブイダラの2倍近い巨躯を誇る。
普段から空腹にさいなまれ続けているため、やや天然気味な所がある。
が、&bold(){実力は紛れもなく兄妹最強。}
&bold(){負の魔力を吸収することにより際限なく強くなる}という特性を有している為、レッドをして&bold(){絶縁王以上}と称され、現在では5人の中で唯一封印の巨人像を破壊する力を有する。
ヴィダンやブイダラのように率先して人間を殺戮するような加虐性は見せないものの、いざとなれば魔王の為にいくらでも贄を捧げる非情性を有する。
総括してみれば、&bold(){「底見えぬ大器」}と言った所か。
初登場は3巻末の幕間。ブイダラと共に敗走してきた弟たちを出迎えた。
&bold(){〇主な技}
・&ruby(しゃくじんせんじゅ){磊神千手}((正しくは「手」が三つ重なった「シュ」という漢字)) &ruby(つくもあしゅら){九十九阿修羅}
[[腕を無数にはやして巨大な拳を作り>ニコ・ロビン]]、思いっきり殴りつける技。
1000年前に巨人の封印を砕くために使用した時はまだ出来立てだったため弾き返されてしまったものの、
現在は大量の負の魔力を喰らった為、封印を破壊できる力を得ている。
**■二男:&bold(){&color(gold,#010066){「究愛」((アニメ11話の紹介テロップでは「求愛」))のヴィダン}}
#center(){&bold(){&color(gold,navy){どれだけ強くなろうとも ここにいる全員を守りながら戦えますか!?}}}
CV:[[鈴村健一]]
生まれ順は2番。母親への呼称は&bold(){&color(gold,#010066){「おかあさま」}}。
暗い青色のスーツを着た[[吸血鬼]]のような姿をした美形で、金色の角や暗い青色の翼を隠すことで人間に扮し暗躍していた。
慇懃無礼な敬語で話す紳士風だが、その実態は&bold(){超絶気色悪い[[マザコン>マザーコンプレックス]]}。5兄妹の中でも最もその愛情は強く、慕情はなんと&color(gold,#010066){「母である魔王との&bold(){結婚}」}。
[[電気のような魔法>雷属性/電気属性]]を操る能力があり、これにより人間の思考をかき乱し、[[洗脳]]を行うことができる。
また戦闘では高速で空中を飛び回りつつ、あらゆる距離から雷撃や電撃を駆使した魔法で立ち回るオールラウンダー。
本人曰く&bold(){&color(gold,navy){「“愛し子”の中で一番しぶとい」}}と豪語するだけあって首だけの状態でも生き永らえることが出来、再生時にはSDキャラのような頭身になる。本人もダサいのでこの姿は恥ずかしがっている。
主な行動目的はその洗脳能力により、同人種・異人種同士で諍いを起こし、負の魔力を効率的に集めるもの。
初登場は3巻の太陽の森編。
太陽の森のエルフたちと軋轢が生じていた隣接領ククジャに「領主の執事」として潜入し、労働者の煽動や先代領主の暗殺、
更に現領主アジールに「種」を与え、太陽の森に攻め込ませて、千年前の勇者一行の力である「アメン」を討滅しようとしていた。
アジールが「種」を抜かれ改心したことで正体を現し、助太刀に来たアブダビと共にレッド一行の殲滅を目論む。
だが、窮地に立たされた事で絆を失う事を恐れ、レッドはキズナブラックに変身。
アブダビと2人がかりでも相手にならず、バーニング・パイル・カットバンカーで首から下を木っ端微塵に粉砕されてしまう。
首だけになってもなお「[[第二形態になりさえすれば>セル(ドラゴンボール)]]」と継戦を望もうとするもアブダビに回収され、撤退を余儀なくされた。
&bold(){○主な技}
・[[電撃>電気]](仮称)
指先や翼から電撃を発射し、遠距離の相手を攻撃する。複数発同時に発射できる。
ただし、避雷針があるとそちらに流れてしまうのが難点で、キズナブラックには直ぐにパイル・カットバンカーで対策を打たれてしまった。
・ブライダル・ブレイド
巨大な稲妻の刃を作り出し、ケーキ入刀のように相手をぶった切る。%%キモイ。%%
・ヴァーミリオン・ヴァージンロード
直線状に雷撃の斬撃を飛ばし切り裂く技。
・ドーントレス・ブーケトス
空中から無数の稲妻を落として爆撃する面攻撃。
・マリッジブロウ
電撃を纏わせた拳でボディブローを叩き込む格闘技。
**■三男:&bold(){&color(skyblue,purple){「常笑」のアブダビ}}
#center(){&bold(){&color(skyblue,purple){害獣駆除だよ 人が撒いた"種"を食い荒らす悪~~い害獣を駆除しにきたのさ}}}
CV:[[吉野裕行]]
生まれ順は3番。母親の呼称は&bold(){&color(skyblue,purple){「ママン」}}。母への慕情は&bold(){&color(skyblue,purple){「また笑い話を聞いて笑ってほしい」}}。
魔王族の中で最も人間離れした姿をしており、腕と足を持たずテルテル坊主のような体形をしている。
前腕部(手袋)を無数に浮かせており、常時浮遊したまま空中戦を行う。
常に三日月のように口角が吊り上がった異常な笑いを浮かべており、ヘラヘラとした嘲りの姿勢を崩そうともしない軽佻浮薄な男。
また、口の中にはエイリアンのような二重の口が存在するため、通常の顔は仮面の可能性がある。
背中に常につけている三日月型のオブジェは、歯部分を開かせることで[[魔王城への直通ゲート>どこでもドア]]となる。
そのため、他の魔族の救援・アッシー役も担っている。
初登場は1巻末の静寂の街アカリナ編。
領主ルルグアットに町の静謐を担保する「種」を渡して独裁を敷かせ、その独裁に叛意を抱く市民たちに対抗戦力として
直ぐに暴走する最低の粗悪品の「種」を大量に渡し、レッド一行を襲わせた。
その卑劣ぶりに憤怒したレッドにより仮面にヒビを入れられるも、隙を見て無事に離脱、負の感情の回収という当初の目的を完遂するに至る。
3巻の太陽の森編ではヴィダンの救援として参陣しレッド一行を追い詰めるも、キズナブラックと化した灯悟に全く歯が立たず、ヴィダンの首を回収して撤退する。
4巻のニヅベル編ではレッドたちから逃げていたブイダラの救援に向かい、レッドに対しては珍しく「マジ本気で笑えないよ」と本気の怒りを見せた。
&bold(){○主な技}
・&ruby(ジャンク・スマイル){挽き笑い}
尖塔をも両断する蛇腹剣を2本同時に操り、相手を鋸のように切り裂く。
・爆笑
手袋を[[自爆]]させ、相手を爆撃する。
・ビッグスマイル
手袋と蛇腹剣を組み合わせた巨大な向日葵型のハンマーを作り出し、相手を叩き潰す。
**■長女:&bold(){&color(green,pink){「悠戯」のブイダラ}}
#center(){&bold(){&color(green,pink){あんた達だって虫からはそう思われてるわよ}}}
生まれ順は4番。母親への呼称は&bold(){&color(green,pink){「マミー」}}。母親への慕情は&bold(){&color(green,pink){「一緒に遊びたい」}}。
ゴスロリドレスに身を包んだギザ歯の少女で、人間の眼がある位置は前髪で隠れており、頭部に巨大な赤黒い目玉を有する。
普段からぶりっ子っぽい性格で、自身の予知能力を鼻にかけて威張っている。
ここだけ見ると可愛らしい紅一点((まあ実際は紅一点ではなかったわけだが。))枠に見えるが、その本性は&bold(){兄妹の中でもブッチギリのサイコパスド外道}。
&bold(){&color(green,pink){「人間が大好き」}}と標榜してやまないが、その「好き」とは&bold(){&color(green,pink){「遊び道具や標本にして面白い」}}という意味に他ならず、実態は&bold(){人間を原料としたオモチャで遊ぶことが趣味}という猟奇趣味のサディストである。
固有する特殊能力は「ごっこ遊び」。
頭部の目玉や分身となる魔虫で[[「見た」相手の能力をそのままコピーできる>コピー(能力)]]という恐るべき能力で、世界中の達人や魔導士の力を再現できる。((ただし、契約者の望みがダイレクトに反映される特権魔法はコピーできない))
1000年前の勇者一行の能力である聖剣・王の杖の精霊魔法・アメンの必殺技、更にキズナシルバーの予知能力も保有しており、この予言の力により兄たちのナビゲーション・作戦立案を行っていた。
…のだが、シルバーにより「1000年後に現れるレッド」に関する知識のみ予言が出来ないように仕組まれており、本来ならイドラやラーニヤが死ぬはずだった計画も、レッドという不確定要素が入ったせいで計画を台無しにされ、その事もあってレッドを&bold(){&color(green,pink){「ノイズ野郎」}}と唾棄し憎悪している。
初登場は3巻。続く4巻のニヅベル編で正式な登場となる。
予め縄張りにしていたニヅベルにレッド一行が足を踏み入れた為、手柄欲しさに彼らを捕獲しようとするも失敗。
ニヅベルが「子供の街」でなくなった事にヒステリーを起こし、改造亀竜を解き放った。
逃走先で無事にアブダビと合流して帰還を果たす。
&bold(){○主な技}
・勇者ごっこ
勇者の持つ7つの聖剣を操る。
[[そこらへんの棒きれ>仮面ライダークウガ]]であろうが、ブイダラの手にかかればたちどころに魔剣に変わってしまう。
・アメンごっこ
初代アメンの持つ特殊能力を使いこなす。
・王家の杖ごっこ
王家の杖の精霊魔法や転移門を顕現させる。
&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){後にシャウハが実の妹だと判明したため、あらかじめシャウハがブイダラを強化するために見せていた可能性が高い}}
**■末子:???
2巻の回想シーンでのみ登場している兄妹。現在は兄姉たちとは別行動中。
#region(「なんであんたが…ここにいるのよ…?」(単行本7巻ネタバレ注意))
#center(){&bold(){&color(gold,blue){ンなこと決まってんじゃん}}
&font(18,b){&color(gold,blue){&ruby(かかさま){魔王様}に 褒めてもらうためだよ}}}
***■末子:&bold(){&color(gold,blue){「惨美」のシャウハ}}
CV:[[白石涼子]]
その正体はアヴァルロスト最高の魔導士&bold(){「王家の杖」のシャウハ・シェムハザール}。
生まれ順は5番で母親への呼称は&bold(){&color(gold,blue){「かかさま」}}。母親への慕情は&bold(){&color(gold,blue){「褒めてもらいたい」}}というもの。
初登場は2巻とかなり早い段階から出ているキャラであり、ヒロインであるイドラにとってのライバル的存在として登場していた。
しかし、その実態は&bold(){魔王族が魔王復活の為に送り込んだ工作員}。
魔導技術が発展し続けて「[[強力な魔導武器を用いた全面戦争による滅亡>世界大戦争]]」あるいは「恒久平和の確立」といった、
負の感情の集めようがない世界になるのを阻止すべく、&bold(){魔導技術を独占し着実に負の魔力を生かさぬよう殺さぬよう搾取する}のが目的。
本編で正体が露見したのは上記のとおり7巻。
亜人連合領にてツギハギ博士が魔王族打倒の鍵となる「キズナレッドバース」を確立したため、すぐさま奇襲をかけレッド一行の前で正体を明かした。
アヴァルロストから巨大要塞ルルイエと数万の魔導ゴーレムを召喚して亜人連合領首都フォリングを蹂躙し、
その際に生じた亜人たちの恐怖や怨嗟で生じた負の魔力をドラドに摂取させ、第4の封印を破壊せしめた。
そして用済みとなったアヴァルロスト城を突き破って魔王城が出現したのを知ると、レッド一行とのこれ以上の継戦は無意味と判断しレッドに折られた右腕を元に戻しながら魔王城に撤退した。
#openclose(show=だが…){
実は何百年にもわたって人間の間で生き、世界の発展を妨害する任務を遂行するうちに「&bold(){永劫の命を持つが魔王復活後のビジョンがない自分達}」と「&bold(){短い命しか持たないが、志半ばに倒れようとも次の代へと託して明日を目指す人間たち}」の間で揺れ、その内心は人間の側へと寄りつつあった。
特に「人間たちの歩み“は”面白い、だが自分たちは?」という疑問を抱き続け、人間の可能性に惹かれるたびにそれを潰す自らの使命に内心ではずっと苦しんでいた。
イドラを敵視していたのも、そうした「人間の可能性」を千年の間で最も輝かせてた「一番面白い人間」だからであり、惨めさを思い知らされてしまい劣等感を抱いていたためである。
そしてアヴァルロスト城に突入した一行のうちイドラと激突。新たな力「キズナメイガス」を生み出したイドラに対して自身も第二形態「シャウハ・ディスガスト」を解禁して対抗。
「王家の杖」という地位や自身の真実を明かして煽ろうとも折れないばかりかむしろ好意すら向けるイドラに対して長く抱いていたコンプレックスを自覚。
死闘の末に無力化された際には憑き物が落ちたかのような満面の笑みで敗北を受け入れている。
その後はなおも自分たちとの共存の道を模索しようというイドラを期待と諦念が入り混じった表情で見送った。
#center(){&bold(){&color(gold,blue){くそっ…}}
&bold(){&color(gold,blue){それだけは絶対に無理なんだよ」}}
&bold(){&color(gold,blue){お前も魔王様に会えば…嫌でも思い知ることになる…}}}
}
ちなみに、シャウハが魔王族であることは、名前すら出ていない1巻の時点ですでに伏線が張られている。
・テルティナの「魔力の種の散布には『杖』が関与しているという噂があります」という台詞。(1巻)
・アカリナで遭遇したアブダビと交戦したが、みすみす逃がしてしまう。(2巻)
・イドラに(人間とエルフが交戦している)太陽の森へ行く任務を与える。(2巻)
・上記に加え「キズナレッドさえいなければアメンは太陽の森でアジールに滅ぼされていた」というブイダラの発言。(3巻)
・イドラをブイダラの縄張りであるニヅベルへ向かわせる。(4巻)
・ブイダラが使用する「○○ごっこ」の中で、シャウハと同じ王家の杖の魔法がある。(4巻)
なお母への慕情とは別に[[女装]]した少年にムラっとしたり、王家の杖時代の従者が&bold(){女装した少年ばかり}だったりと&bold(){[[ショタコン]]}の気があり、過去にはそれが原因でムラムラした際に邪悪な魔力が漏れて怪しまれてしまい、追放されたこともある(しかもその相手は当時は美少年だったイドラの祖父)。
&bold(){〇主な技}
・転移門
魔方陣を作り出し、遠く離れた空間までワープを行う。
本気を出せば数十の転移門を同時に発現させることが可能。
・神格魔法
<根源を撫で這う輪唱 クトゥルー>
<虚を喰み灰を愛でよ クトゥグア>
<砂塵に埋没する冬の幻想 ハスター>
攻撃魔法の数々。[[クトゥルー>クトゥルフ]]は巨大な触腕の群れ、[[クトゥグア]]は凄まじい勢いの火炎、[[ハスター]]は荒れ狂う大竜巻。
当初は杖を用いて発動していると思われたが、実は両腕に無数に生えた唇から詠唱している。
その威力はエレメンタル・キズナマスターとも真っ向から渡り合えるほど。
名前の由来はいずれも[[クトゥルフ神話]]の神々。
なお神格魔法は本来&bold(){常人ならば習得しようとした段階で精神崩壊する}という危険な代物。
シャウハですら口型の使い魔『囁く者』を複数扱い代理詠唱させることで負荷を分散している。
作中では猛威を振るった魔法だが、これでも&bold(){元の神々の出力の1%も出せていない}という。
・&ruby(ハスタリク){疫群咲}
両腕に無数に生えた口から放つ[[毒]]霧。魔竜すら1秒で毒殺するほどの威力。
・&ruby(サンビカ){惨美禍}
進化解禁後の能力。
体中に形成された大量の唇で詠唱を同時に行うことで魔法詠唱を組み合わせ、魔法そのものを融合させて行使する。
また&bold(){大量の口で詠唱を行う}ため合唱のような絶え間ない連続詠唱も可能になり、無尽蔵とすら思える魔力量と合わせて手数そのものが増え続ける。
・"&ruby(クラフト){創錯}" &ruby(ラヴソング){歛穢禍}
進化解禁後の奥の手。
全ての魔法を融合させて「触れた物質を無に書き換える力場」を形成し自身の周囲全方位に放射。
球場の力場を拡大させ辺り一帯を消し飛ばし更地に変える。
#endregion
*用語集
・&bold(){魔力の種}
魔王族が人間界に撒き散らし問題を起こしている魔道具。
人間に寄生することで宿主の願いを(歪んだ形で)叶える&bold(){「特権魔法」}が使用できるようになり、「種」が暴走することにより、醜悪な怪物の姿となる。
倒したとしても「種」が体内にある限りいずれまた暴走しかねないため、テルティナの特権魔法「&ruby(ヴリコラカス){簒奪の銀狼}」で「種」を除却しなければ解決とはならない。
まあいわば「今週の怪人」の元になるアイテムと思えばよい。この契約者だけで1項目が作れるほどの量はあるので。
本来は魔王族が人間の「負の感情」を効率よく集める為に作られた道具。
言うなればキズナファイブ世界における絶縁王一味が絆エネルギーを収集するのに躍起になっていたのと構図は同じと言える。
#region(以下、7巻ネタバレ注意)
・&bold(){魔導要塞ルルイエ}
アヴァルロスト軍が亜人連合領との戦争の為に開発していた空中要塞。
エレメンタル・キズナマスター(57m((7巻p133参照)))の十数倍~数十倍のサイズを有する禍々しく黒い花の姿をしている。
シャウハによりフォリングに出現し、数万もの魔導ゴーレムと共に大陸の蹂躙に向かった。
全部位に空間歪曲魔法が張られており、並大抵の魔法ではどれだけ打ち込んでも反射されてしまう。
上記の通り第4の封印を解くという目標を瞬く間に達成したため、シャウハ自らの手でレッド一行を葬り去る為に地面に根を張って自爆を断行させられたが、
イドラにより爆発エネルギーを真上に一点集中させられ、町の被害はゼロに食い止められた。
・&bold(){魔導ゴーレム}
羽虫と人間を組み合わせたような形状の量産型[[ゴーレム]]。
大した戦闘力ではないが、数万もの物量と飛行能力に加え、&bold(){全員が下記のヴルトゥームを配備している}というチート的な布陣により、瞬く間にフォリングを蹂躙するに至る。
話がルルイエ攻略になるにつれて背景にすら登場しなくなったので、ツギハギ博士一派に掃討されたか、ルルイエ陥落により機能停止した模様。
・&bold(){魔導収束砲ヴルトゥーム}
魔力の種を元として王家の杖(つまりシャウハ)が開発したビーム兵器。
十数mに巨大化した魔力の種暴走体の身体ですら容易に貫通するほどの射程・威力を有し、しかもいくらでも連射可能という、文明水準のレベルを超越した兵器。
#endregion
*配下の魔物
・&bold(){改造亀龍}
ニヅベル編でブイダラが町ごとレッド一行を葬り去るべく放った巨大なカメ形のドラゴン。
本来は亀らしく穏やかな性格で動きも緩慢だが、ブイダラが魔力の種を埋め込んで改造・狂暴化させた。
[[両手両足を甲羅に収納することで超高速戦闘を可能にする>ガメラシリーズ]]が、ギガンテック・ジュウショウグンにより氷漬けにされ、体当たりで粉砕される。
その後、7巻でのルルイエ浮上に伴い別個体が出現した。
・&bold(){&ruby(リメインズドラゴン){太古の魔竜}}
ルルイエ浮上に伴い召喚された魔獣軍団の一体。
第1話でマキシマムキズナカイザーにより倒されたものの同族で、二足歩行型の[[西洋竜>ドラゴン(西洋の神話)]]の姿をしている。怪力と口から吐くブレスが武器。
アニメではフルCGであり原作より人間っぽいフォルムになっている。またEDでもオモチャとして登場した。
・&bold(){オッドアイズ・ケルベロス}
同じく大量に出現した魔獣軍団の一体。
4巻の回想シーンで、異世界に漂着したばかりのレッドが倒した個体の同族。
目の色によって異なる属性の魔法を使う巨大な[[ケルベロス]]で、眼のカラーリングはキズナファイブと同じ色をしている。
斧であっさり傷が付いたり、レッドのバーニングキズナパンチであっさりアゴを砕かれたりと、防御力に難あり。
・&bold(){クラーケン}
同じく大量に出現した魔獣軍団の一体。
[[巨大なイカ>巨大イカ]]のような姿をした怪物。こいつだけ名前を呼ばれはしたが、過去シーンで未登場。
*余談
開祖の魔王が女性で、幹部がその実子のみで構成されているということ、身内以外の生命(=一般人の生命)をなんとも思っておらず、彼らを簡単に殺してしまうことをむしろ是としていることから、元ネタは『[[救急戦隊ゴーゴーファイブ]]』の[[災魔一族]]の可能性がある。(こちらも5人兄妹で、1人のみ別行動している((メタ的に説明すると『OV作品でだけ登場する』メンバーが一人いる。そのためTVシリーズだと残り4人が1段階ずつ繰り上がって本来次男の者が長男・本来三男の者が次男…と呼ばれている)))
ただし、兄弟思いかつ母親を慕っているこちらの魔王族とは対照的に、災魔一族は一部を除いて兄弟間でも見下しあっており、母親のことは恐怖の対象でしかない。
またその『ゴーゴーファイブ』の物語のもうひとつの縦軸は「&bold(){兄弟・親子の絆}、バラバラだった5人兄弟+[[父親>巽モンド]]がワンチームに成長していくお話」であった((そのため上でああは書いたものの、龍皇子サラマンデスの登場よりも前のエピソードを中心に、実は最初のころは(ストーリー内で対比させるためなのか)災魔ブラザーズのほうが結構仲良しだったりするし、[[長兄・マトイ>ゴーレッド/巽マトイ]]のいばりんぼやモンドの父親としてのコミュニケーション失敗といった「55Ⅴメンバーが自ら絆が切れかねない言動を取ってしまった」も同じ理由で初期の回に集中している))。
このあたりは灯梧が初対面の(スーパー戦隊側のニュアンスでの)戦士たちと絆を紡いでいく本作との共通性が意識されていたのかもしれない。
追記・修正は母親想いの方にお願いします。
#include(テンプレ2)
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}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- キズナファイブ世界のラスボスと異世界のラスボスが同族というのは特撮だと本編後Vシネや劇場版とかVSシリーズのノリから引っ張って来た感じよね -- 名無しさん (2024-10-10 00:13:24)
- シャウハの王家の杖疑惑に関しては、伏線と言うには強弁がすぎるのでは。「ブイダラの『ごっこ』に含まれるから魔王族!」とか言い出したらキズナシルバーとかも魔王族になるぞ -- 名無しさん (2024-10-10 00:40:15)
- ということはこいつらはゼツエンダー達の遠い親戚=別世界の同族という事にもなるのか -- 名無しさん (2024-10-10 07:38:46)
- タグの「共存不可能」も不適切じゃない?ブイダラとかはともかくシャウハは本心ではすでに人類寄りになってたんだから(その上で「魔王と会ったら対話とか無理」と断言してるけど) -- 名無しさん (2024-10-11 07:36:24)
- それまだわからないけど和解フラグじゃね? -- 名無しさん (2025-02-13 11:02:53)
- 今のところヤバさは次男、危険度は長女が高め -- 名無しさん (2025-02-19 19:49:00)
- 恐らくアニメに出るであろうヴィダンのの技が結婚式関係で、今の本家の敵のモチーフも結婚式なのすごい偶然。 -- 名無しさん (2025-02-26 17:55:45)
- 原作じゃアブダビがほんとの笑顔見せてよかった魔王と和解できるといいな残りは長男だけか -- 名無しさん (2025-04-05 21:15:58)
- ↑一応余計なことだけど妹達も戦闘不能ってだけど生きてはいる -- 名無しさん (2025-05-08 21:43:24)
- 別世界のラスボスがさらに別世界のラスボスと縁とゆかりどころか、同族でしたという設定は自分的にビーファイターのガオーム、続編カブトのメルザードを思い出す。あちらもガオーム率いるジャマールが異世界を渡る悪の組織でこちらも元ネタかも。 -- 名無しさん (2025-06-15 18:31:24)
- ゴーゴーファイブの災魔一族をモチーフにしてると思う。 -- 名無しさん (2025-06-15 20:42:42)
#comment
#areaedit(end)
}