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南海ラピート - (2025/06/30 (月) 11:59:53) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2025/06/19 Thu 01:35:48
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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『&b(){&color(white,#3B4EF0){ラピート(rapi:t)}}』とは、南海電気鉄道が運行する特急列車およびその使用車両の愛称である。
本項では、使用車両である50000系電車についても解説する。
*概要
1994年9月4日の関西国際空港開港にあわせ、空港アクセス列車として[[南海本線>南海本線・和歌山港線]]・[[空港線>関西空港線・南海空港線]]なんば〜関西空港間で運行を開始。
列車名は一般公募され、ドイツ語で「早い」を意味する「rapid」から取られた。
南海の特急列車では初となる特別席の導入、そして何より斬新すぎる車両デザインが話題を呼び、それまでの特急「こうや」に代わり南海電車のフラッグシップの座を射止めた。
**関空特急「はるか」との競合
[[JR西日本]]が運行する関空特急『はるか』は永遠のライバルである。
以下にそれぞれの主な特徴を挙げる。
-ラピート
--料金は安め。
--所要時間は短め。
--終発に余裕がある。
--荷物置き場が鍵付き。
--車両デザインのインパクト抜群。
--なんばは大阪市内の東西移動における利便性が高い。
--梅田方面と行き来する場合は地下鉄や大阪環状線への乗り継ぎが必要。そのため所要時間は増えるが運賃は安くなることがある((関西空港〜ユニバーサルシティの場合南海経由の方が110円安い。))。
-はるか
--基本的に京都駅発着で京都への観光には有利。便によっては滋賀県の草津・野洲まで足を延ばす。
--運行範囲の広さから乗り換えも少なくて済む。通天閣方面なら天王寺下車すぐ。
--[[キティちゃん>ハローキティ]]がかわいい。
--料金が割高。
--荷物置き場に鍵が無いため、気になる人は避けたほうが良い。
と、双方にメリットデメリットがあるので、財布と目的地に応じて使い分けよう。
ちなみに南海では過去に「&bold(){関空へはラピートがはるかにお得}」という洒落のきいた広告を出稿していたことがある。
*運行形態
全席指定で乗車券のほかに特急券が必要。
レギュラーシートは空港線のみの利用(泉佐野〜関西空港)であれば100円、それ以外は520円となっている(小児半額)。
スーパーシートは区間問わず一律大人730円、小児470円。((但し、ネット予約の特急チケットレスサービスおよび特急定期券の利用者であれば、『特急ラピートアップグレードサービス』の対象となりレギュラーシートの価格で利用可能。))
停車駅を少なくした速達タイプの『&b(){&color(white,#3B4EF0){ラピートα}}』と、泉佐野以北の停車駅が和歌山市方面特急の『サザン』と同じである『&b(){&color(white,#3B4EF0){ラピートβ}}』が運行されている。
現在、運行頻度は両方合わせて30分に1本ペースとなっている。αとβの内訳は日中は交互に運行されるが、朝夕の通勤時間帯は空港利用者だけでなく途中駅利用者のライナー需要があることもあり上り(なんば方面)の朝は全便β、夜は全便αとなっている。下り(関西空港方面)はその逆で朝がα、夜がβとなっている。
所要時間はαが35分、βが40分程。
運行開始当初αは途中無停車の完全ノンストップ便で、所要時間29分と関空アクセスとしては最速を誇っていたが、2003年2月22日のダイヤ改正でノンストップは廃止された。また2005年11月27日から2024年12月20日までは日中時間帯にはβのみ運行されていた。
***停車駅
(括弧内はβのみ停車)
なんば-新今宮-天下茶屋-(堺)-(岸和田)-泉佐野-りんくうタウン-関西空港
*南海50000系
**解説
そのものずばりラピート用の車両で、6両編成6本が導入された。製造は全て東急車輛(現:[[総合車両製作所]])が担当。
当初は従来の特急車と似たデザインを予定していたが、南海ひいては関西地区の新しいイメージリーダーとするべく斬新なものとなった。デザイン担当は建築家の若林広幸。
一番の特徴はなんといっても&font(b,red){一度見たら忘れられない鉄仮面やロボットを思わせる特異な前面形状}。鉄人28号、[[ダース・ベイダー>ダース・ヴェイダー]]とも。レトロフューチャーを意識し、ハイテク感を抑えつつも鉄道車両本来の重厚感、空港特急らしいスピード感あるデザインを両立している。
塗装は空と海のきらめきをイメージした「ラピートブルー」と呼ばれる紺色となった。既に鉄道車両では複数の色で塗分けることが一般化していたなか、紺色一色で登場した点もデザインのインパクトにつながったといえよう。
前照灯は運転席窓両横に縦3つ((上から赤色の尾灯、種別表示灯、前照灯。南海の車両は種別表示等と尾灯は一つに収められているが、50000系は唯一分けられている。))並び、中央には銀色の飾り角がアクセントを加えている。&s(){この角は[[別に飛び道具になって飛んで行かない。>アイスラッガー]]}
側面窓は縦長の楕円形となり、こちらもレトロフューチャー感を高めている。眺望が若干犠牲になっているが。
内装は落ち着いた色となっており、車内照明も暖色系。
鍵付きの大型の荷物置き場も完備し、座席上の荷物置き場は航空機に似た蓋付きのハットラック式。
ドアは片開きプラグドアで、関西空港方面から見て奇数号車は後ろ側、偶数号車は前側にのみドアが設置されている。
座席は関西空港側4両の1〜4号車が1列4席のレギュラーシート、なんば側2両の5・6号車が1列3席のスーパーシートとなる。
座席はスーパーシートの方がシートピッチ・座席の質共に良好。差額はわずか210円なので空きがあれば是非スーパーシートを利用してみよう。1999年まではスーパーシートではドリンク提供もあり、その数年前までは専任アテンダントも乗務していた。
現在は3号車に自動販売機コーナーが設置されている。トイレは3・5号車に設置。
登場20年を経過した2015年から更新工事が始まり、機器更新、行先表示器のフルカラーLED化、車内表示器のLCD化、放送とLCDに中国語・韓国語の追加といった工事を行った。
2019年8月23日には50504F2号車の電動台車で亀裂が発見され、運輸安全委員会の重大インシデントに認定された。この影響で全編成の電動台車を新製交換している。
1995年鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。
**特別装飾
南海のフラッグシップ車であることやその特異なデザインからラッピング・特別塗装車両に抜擢されることが多い。やはり空港特急であることから国際系、前面形状的にSF系作品も目立つ。☆付きは塗装変更を伴うもので、車体全体のカラーリングが変更されている。((カラー全体が変わったネオ・ジオン、Peach、スターウォーズは先頭だけ塗装を変え、後はラッピングで対応していた。))&b(){太字}は現在運行中のもの。
|ラッピング|対象編成|期間|備考|
|オムロン|第1・6編成|2005年3月1日〜 2007年3月||
|関西国際空港第2滑走路オープンPRラッピング|第4編成|2007年1月31日〜9月||
|NTTドコモ|第3編成|2007年4月1日〜(終了時期不明)||
|☆赤い彗星の再来 特急ラピート [[ネオ・ジオン]] バージョン|第2編成|2014年4月26日〜6月30日|『[[機動戦士ガンダムUC]]』のネオ・ジオンをイメージした赤の塗装。&br()前面形状も心なしか[[シャア・アズナブル]]にも似ている。&br()内装にも手を加えられ、5号車にはフリースペース扱い(スーパーシート利用客なら誰でも利用可)で[[ミネバ・ラオ・ザビ]]、[[アンジェロ・ザウパー]]、[[フル・フロンタル]]専用席が設置された。|
|☆出逢えたらラッキー Peach×ラピート ハッピーライナー|第5編成|2014年9月7日〜2015年8月31日|ラピート20周年企画の一環で関西空港を拠点とする格安航空会社Peach Aviationの機体を模したピンクと白の塗装となった。|
|関空戦士ラピートルジャー|第4編成|2015年3月26日〜2016年3月31日|後述のラピートルジャーのラッピング。|
|☆特急ラピート「[[スター・ウォーズ/フォースの覚醒>STAR WARS フォースの覚醒]]」号|第5編成|2015年11月21日〜2016年5月8日|車体を宇宙空間をイメージした黒に変更し、車体側面には登場人物が描かれた。&br()何かとダース・ベイダーに似ているとも言われていたが黒になることで尚更似てきた。&br()しかし黒の塗装あくまで宇宙空間をイメージしたものでありこの一致は偶然&footnote(そもそも同作には焼け爛れ白くなったベイダーのマスクが出る程度で、ベイダー本人は登場しない。)。|
|桃園メトロ相互連携PRラッピング|第3編成|2018年2月20日〜8月末|台湾の地下鉄路線。|
|空港特急 ラピート万博誘致号|第4編成|2018年2月26日〜2019年8月23日||
|ようこそ大阪・関西へ!ウェルカムラピート|第6編成|2018年10月19日〜半年程||
|泉佐野市70周年×[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]40周年 友情タッグラピート|第6編成|2019年3月23日〜2020年4月7日|作者の[[ゆでたまご>ゆでたまご(漫画家)]]が大阪府出身、そして氏が泉佐野市のイメージキャラクターの&bold(){イヌナキン}を手掛けたことにちなむもの。|
|劇場版[[Fate/Grand Order>Fate/Grand Order]]神聖円卓領域キャメロット|第1編成|2020年11月21日〜2021年春||
|すみっコぐらしラッピング|第5編成|2021年8月7日〜12月末|コラボグッズは現在も一部発売中。|
|SEVENTEEN THE CITY Nankai rapi:t|第5編成|2022年10月27日〜2023年4月17日|韓国の男性アイドルグループ。|
|&b(){MOBラピート}|第4編成|2024年3月14日〜|2017年に南海と姉妹鉄道協定を結んだスイスのモントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道の車両を模したラッピング。|
|セレッソ大阪×特急ラピート30周年記念ラッピング|第3編成|2024年4月8日〜12月20日||
|&b(){大阪・関西万博ラッピングラピート}|第1編成|2024年4月13日〜||
|&b(){Visit Malaysia 2026 ラッピング}|第2編成|2025年4月7日〜|マレーシア政府が2026年をマレーシア観光年と制定したことをPRするラッピング。|
その他台湾と日本の友好、台湾での関西地区の知名度向上を狙いとして2019年1月15日から7月13日には台湾鉄路管理局(台鉄)E200形電気機関車にラピート風塗装が施された。
2両用意され、シンプルなデザインのものと楕円窓やラピートルジャーが描かれたものが存在した。
**運用
定期列車では空港線にのみ充当されるが、&s(){特急車では唯一}((そのため「こうや・りんかん」や「サザン」は、車両のやりくりが出来なくなると、通勤電車に分類される車両が指定席なしの臨時特急の形で代走する))編成数に余裕があるため臨時列車で泉佐野以南に乗り入れることもある。
[[高野線>南海高野線・鋼索線]]には車両検査を千代田工場で実施するため定期的に乗り入れるほか、団体臨時列車で橋本駅まで、またイベント列車で泉北線(旧:泉北高速鉄道)を走行した実績もある。
2022年11月1日から2023年9月30日には高野線特急車両の事故に伴う車両不足の補填として、専用ステッカーを貼り出した50503Fが『泉北ライナー』に投入され、高野線・泉北高速鉄道線で運行されていた。スーパーシートもレギュラーシートと同額の520円で利用可能で乗り得だった。
**今後の予定
現在南海ではなにわ筋線への直通工事を進めており、完成後はラピートをなにわ筋線経由で新大阪駅まで乗り入れさせる構想を立てている。
なにわ筋線は当然ながら地下のため、前面貫通扉を持たない本形式は運行が出来ないことから後継車両の導入が予定されている。
&s(){それより特急こうやの車両をはよ}
*イメージキャラクター
・藤谷文子
[[不死身の男>スティーヴン・セガール]]を父に持つ日本の女優。運行開始当初のイメージキャラクターとして起用されていた。
・ラピートくん/ラピートちゃん
50000系を模した頭部を持つゆるキャラ。ラピートくんはリアルなカラー、ラピートちゃんはピンク色となっている。
前者は南海公式X(旧Twitter)アイコンとしても使われている。
・関空戦士ラピートルジャー
2015年に訪日外国人旅行客向けに登場したPRキャラクター。
世界征服を企む怪人ゴキブラーに対抗すべく大阪秘密警察が開発したサイボーグヒーロー。
ムービーや公式サイトページ、LINEスタンプも作成されたが現在LINEスタンプを除き全て非公開となっている。
関西空港駅には立像が設置されている。
*関連作品
そのインパクトあるデザインから創作への登場やグッズや玩具の製品化の機会は豊富。
・[[プラレール]]
1997年より製品リニューアルも重ねつつ現在に至るまで継続して発売中。
ラッピングはスター・ウォーズ、Peach、すみっコぐらしが発売され、イベント・ショップ限定品では私鉄車両としては珍しいクリア形成品も発売されている。
・[[超特急ヒカリアン>超特急ヒカリアン(アニメ)]]/[[電光超特急ヒカリアン]]
紺色のカラーリングと頭巾にも見えるデザイン故か忍者キャラとなっている。
忍者らしく日本刀や手裏剣で戦うが、他のヒカリアンから何度か本気で注意・叱責を受けるほど目立ちたがりな上、こんなんでも本質的には超シティーボーイとツッコミどころだらけ。
またメディアミックス初期の絵本でのみ関西弁キャラだったが、この設定で口調も「ぽくない」だと忍者に見えないと判断されたのか、アニメ版ではござる口調に変更されている(関西人・関西弁キャラは京阪特急((モデルは8000系。時代背景から、黄色が上の旧カラー))にスライドされた)。
自身へのガチ恋勢のはるかが&s(){実車通りなら毎日のように顔を合わせている可能性が高いにもかかわらず}苦手。
・[[ポケトレイン]]
50501Fが製品化されている。
小型ながらも飾り角の窓との隙間もきちんと再現されておりクオリティは非常に高い。
・[[スーパートレインがんばりダッシュ]]
上記のポケトレインの販促アニメ。
大阪府の車両なので関西弁で話し、定期運用では関わることは無いが高野線のイメージからかトンネルを気に入っている。まともな出番が序盤にしかない。
・[[駅メモ! -ステーションメモリーズ!-]]
50000系がモチーフの天下さやが登場。所謂[[オレっ娘]]。
全キャラ中最低のHPとスキル無しという代償と引き換えに実質1位の攻撃力を持つ((数値上では2位だが、その上は攻撃力減少のデメリットスキルを持つこと・いわゆる限定キャラのためこちらが実質1位。))というムキで単純ながら強力な性能を持つ。ちなみに性格も男勝りでシンプル。
名前は天下茶屋を女性名らしく読み替えたもの。
・[[Nゲージ]]
マイクロエースからのみリリース。
2004年に発売された初回製品は運転台の表現が無く、2015年以降の製品からパーツが追加された。
他にもヘッドライトの光量増加やパンタグラフの強化などの改良を重ねつつ、実車の機器更新に合わせて数度のリニューアルを経ている。泉北ライナーver.も出た。
ラッピング仕様は「ハッピーライナー」と「すみっコぐらし」の2種が発売されているほか、サードパーティーメーカーからは「泉佐野市70th×キン肉マン40th」などに改造するためのカラーデカールも出ていたためある程度の技量があれば再現できた。
また組み立て式のBトレインショーティーでも鉄道事業者限定で発売されていた。
複雑怪奇な先頭形状をどう再現するか注目されていたが、流石はガンプラで実績のある&s(){変態企業}バンダイ。何と&bold(){左右と飾り角の3分割}で再現していた。
またこちらは一般販売でピーチラッピングとスターウォーズラッピングが販売されていた。
&s(){スポンサーが一緒だったのにガンダムUCのラッピングが発売されなかったのが悔やまれる。}
*余談
・南海と同じく空港アクセス路線で[[スカイライナー>スカイライナー(京成電鉄)]]を擁する京成電鉄と共同で「京成×南海 特得チケット」と呼ばれる企画乗車券を発売している。&br()これはLCCを使って東京~大阪を格安で移動してもらおうという趣旨で発売されたもので、南海はスーパーシートの割引券が付属している。また、スカイライナーの停車駅には南海電車の広報誌「Natts」も置かれている。
・南海沿線にある住之江競艇場では、ゴールデンウィーク期間のボートレースを「ラピートカップ」の名称で開催している。
・実は統括プランナーが都市計画デザイナー(=「まち」全体をデザインする方)、メインデザイナーが建築家とデザインの主要スタッフは列車デザイン未経験者で固めていた。そのため先述の「レトロフューチャー」、大陸横断鉄道や弾丸列車の力強いイメージ、また「航空機の丸い窓」など、当時の特急電車では珍しいコンセプトを多く盛り込んだデザインになっている。&br()&s(){もちろん南海側や製造した東急車両の助言は受けており、「安全上問題あり」で断念したネタもあるとのこと}
・住ノ江検車区には50000系専用の洗車機がある。&br()前面だけでなく、車体断面も他車両と違うため、車体断面に対応した洗車ブラシや、前面手洗い用にラピート専用の渡り足場などが設けられている。
追記・修正はスーパーシートでお願いします。
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- 関空アクセスにおいては車両のインパクトだけでもラピートに乗る価値はある。 -- 名無しさん (2025-06-19 01:58:39)
- ただし岸和田や泉佐野の普通の住宅地を突っ走るので車窓からの景色はかなり微妙。唯一マシな景色は関空の連絡橋で海の上を走る事くらいか -- 名無しさん (2025-06-19 12:20:17)
- >>*2 そもそも同作にダース・ベイダーは登場しない。厳密には彼のボロボロのマスクは登場するね。あとは、彼をリスペクトしてるカイロ・レンのイメージにもちょっと近いかも -- 名無しさん (2025-06-19 13:54:36)
- 子供の頃、初めて見たときはかっこいいデザインに驚いたな。まだ走ってるのか -- 名無しさん (2025-06-19 16:00:32)
- 南海50000系の頭取って中間車を先頭車化改造すればこうやになるだろ(暴論) -- 名無しさん (2025-06-22 14:49:47)
- ↑ マジレスすると車体が長いだけでなく車体幅も広いので無理。新車作った方が早い -- 名無しさん (2025-06-22 22:38:17)
- ↑3 まだどころか車内が小綺麗になってピンピンしてますよ。 -- 8013f (2025-06-30 09:59:15)
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『&b(){&color(white,#3B4EF0){ラピート(rapi:t)}}』とは、南海電気鉄道が運行する特急列車およびその使用車両の愛称である。
本項では、使用車両である50000系電車についても解説する。
*概要
1994年9月4日の関西国際空港開港にあわせ、空港アクセス列車として[[南海本線>南海本線・和歌山港線]]・[[空港線>関西空港線・南海空港線]]なんば〜関西空港間で運行を開始。
列車名は一般公募され、ドイツ語で「早い」を意味する「rapid」から取られた。
南海の特急列車では初となる特別席の導入、そして何より斬新すぎる車両デザインが話題を呼び、それまでの特急「こうや」に代わり南海電車のフラッグシップの座を射止めた。
**関空特急「はるか」との競合
[[JR西日本]]が運行する関空特急『はるか』は永遠のライバルである。
以下にそれぞれの主な特徴を挙げる。
-ラピート
--料金は安め。
--所要時間は短め。
--終発に余裕がある。
--荷物置き場が鍵付き。
--車両デザインのインパクト抜群。
--なんばは大阪市内の東西移動における利便性が高い。
--梅田方面と行き来する場合は地下鉄や大阪環状線への乗り継ぎが必要。そのため所要時間は増えるが運賃は安くなることがある((関西空港〜ユニバーサルシティの場合南海経由の方が110円安い。))。
-はるか
--基本的に京都駅発着で京都への観光には有利。便によっては滋賀県の草津・野洲まで足を延ばす。
--運行範囲の広さから乗り換えも少なくて済む。通天閣方面なら天王寺下車すぐ。
--[[キティちゃん>ハローキティ]]がかわいい。
--料金が割高。
--荷物置き場に鍵が無いため、気になる人は避けたほうが良い。
と、双方にメリットデメリットがあるので、財布と目的地に応じて使い分けよう。
ちなみに南海では過去に「&bold(){関空へはラピートがはるかにお得}」という洒落のきいた広告を出稿していたことがある。
*運行形態
全席指定で乗車券のほかに特急券が必要。
レギュラーシートは空港線のみの利用(泉佐野〜関西空港)であれば100円、それ以外は520円となっている(小児半額)。
スーパーシートは区間問わず一律大人730円、小児470円((但し、ネット予約の特急チケットレスサービスおよび特急定期券の利用者であれば、『特急ラピートアップグレードサービス』の対象となりレギュラーシートの価格で利用可能。))。
停車駅を少なくした速達タイプの『&b(){&color(white,#3B4EF0){ラピートα}}』と、泉佐野以北の停車駅が和歌山市方面特急の『サザン』と同じである『&b(){&color(white,#3B4EF0){ラピートβ}}』が運行されている。
現在、運行頻度は両方合わせて30分に1本ペースとなっている。αとβの内訳は日中は交互に運行されるが、朝夕の通勤時間帯は空港利用者だけでなく途中駅利用者のライナー需要があることもあり上り(なんば方面)の朝は全便β、夜は全便αとなっている。下り(関西空港方面)はその逆で朝がα、夜がβとなっている。
所要時間はαが35分、βが40分程。
運行開始当初αは途中無停車の完全ノンストップ便で、所要時間29分と関空アクセスとしては最速を誇っていたが、2003年2月22日のダイヤ改正でノンストップは廃止された。また2005年11月27日から2024年12月20日までは日中時間帯にはβのみ運行されていた。
***停車駅
(括弧内はβのみ停車)
なんば-新今宮-天下茶屋-(堺)-(岸和田)-泉佐野-りんくうタウン-関西空港
*南海50000系
**解説
そのものずばりラピート用の車両で、6両編成6本が導入された。製造は全て東急車輛(現:[[総合車両製作所]])が担当。
当初は従来の特急車と似たデザインを予定していたが、南海ひいては関西地区の新しいイメージリーダーとするべく斬新なものとなった。デザイン担当は建築家の若林広幸。
一番の特徴はなんといっても&font(b,red){一度見たら忘れられない鉄仮面やロボットを思わせる特異な前面形状}。鉄人28号、[[ダース・ベイダー>ダース・ヴェイダー]]とも。レトロフューチャーを意識し、ハイテク感を抑えつつも鉄道車両本来の重厚感、空港特急らしいスピード感あるデザインを両立している。
塗装は空と海のきらめきをイメージした「ラピートブルー」と呼ばれる紺色となった。既に鉄道車両では複数の色で塗分けることが一般化していたなか、紺色一色で登場した点もデザインのインパクトにつながったといえよう。
灯具は運転席窓両脇に上から尾灯・種別表示灯・前照灯の順で並び、中央には銀色の飾り角がアクセントを加えている。&s(){この角は[[別に飛び道具になって飛んで行かない。>アイスラッガー]]}
側面窓は縦長の楕円形となり、こちらもレトロフューチャー感を高めている。眺望が若干犠牲になっているが。
内装は落ち着いた色となっており、車内照明も暖色系。
鍵付きの大型の荷物置き場も完備し、座席上の荷物置き場は航空機に似た蓋付きのハットラック式。
ドアは片開きプラグドアで、関西空港方面から見て奇数号車は後ろ側、偶数号車は前側にのみドアが設置されている。
座席は関西空港側4両の1〜4号車が1列4席のレギュラーシート、なんば側2両の5・6号車が1列3席のスーパーシートとなる。
座席はスーパーシートの方がシートピッチ・座席の質共に良好。差額はわずか210円なので空きがあれば是非スーパーシートを利用してみよう。1999年まではスーパーシートではドリンク提供もあり、その数年前までは専任アテンダントも乗務していた。
現在は3号車に自動販売機コーナーが設置されている。トイレは3・5号車に設置。
登場20年を経過した2015年から更新工事が始まり、機器更新、行先表示器のフルカラーLED化、車内表示器のLCD化、放送とLCDに中国語・韓国語の追加といった工事を行った。
2019年8月23日には50504F2号車の電動台車で亀裂が発見され、運輸安全委員会の重大インシデントに認定された。この影響で全編成の電動台車を新製交換している。
1995年鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。
**特別装飾
南海のフラッグシップ車であることやその特異なデザインからラッピング・特別塗装車両に抜擢されることが多い。やはり空港特急であることから国際系、前面形状的にSF系作品も目立つ。
・☆は車体全体のカラーリングが変更されているもの。
・&b(){太字}は現在運行中のもの。
|ラッピング|対象編成|期間|備考|
|オムロン|第1・6編成|2005年3月1日〜 2007年3月||
|関西国際空港第2滑走路オープンPRラッピング|第4編成|2007年1月31日〜9月||
|NTTドコモ|第3編成|2007年4月1日〜(終了時期不明)||
|☆赤い彗星の再来 特急ラピート [[ネオ・ジオン]] バージョン|第2編成|2014年4月26日〜6月30日|『[[機動戦士ガンダムUC]]』のネオ・ジオンをイメージした赤の塗装。&br()前面形状も心なしか[[シャア・アズナブル]]にも似ている。&br()内装にも手を加えられ、5号車にはフリースペース扱い(スーパーシート利用客なら誰でも利用可)で[[ミネバ・ラオ・ザビ]]、[[アンジェロ・ザウパー]]、[[フル・フロンタル]]専用席が設置された。|
|☆出逢えたらラッキー Peach×ラピート ハッピーライナー|第5編成|2014年9月7日〜2015年8月31日|ラピート20周年企画の一環で関西空港を拠点とする格安航空会社Peach Aviationの機体を模したピンクと白の塗装となった。|
|関空戦士ラピートルジャー|第4編成|2015年3月26日〜2016年3月31日|後述のラピートルジャーのラッピング。|
|☆特急ラピート「[[スター・ウォーズ/フォースの覚醒>STAR WARS フォースの覚醒]]」号|第5編成|2015年11月21日〜2016年5月8日|車体を宇宙空間をイメージした黒に変更し、車体側面には登場人物が描かれた。&br()何かとダース・ベイダーに似ているとも言われていたが黒になることで尚更似てきた。&br()しかし黒の塗装あくまで宇宙空間をイメージしたものでありこの一致は偶然&footnote(そもそも同作には焼け爛れ白くなったベイダーのマスクが出る程度で、ベイダー本人は登場しない。)。|
|桃園メトロ相互連携PRラッピング|第3編成|2018年2月20日〜8月末|台湾の地下鉄路線。|
|空港特急 ラピート万博誘致号|第4編成|2018年2月26日〜2019年8月23日||
|ようこそ大阪・関西へ!ウェルカムラピート|第6編成|2018年10月19日〜半年程||
|泉佐野市70周年×[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]40周年 友情タッグラピート|第6編成|2019年3月23日〜2020年4月7日|作者の[[ゆでたまご>ゆでたまご(漫画家)]]が大阪府出身、そして氏が泉佐野市のイメージキャラクターの&bold(){イヌナキン}を手掛けたことにちなむもの。|
|劇場版[[Fate/Grand Order>Fate/Grand Order]]神聖円卓領域キャメロット|第1編成|2020年11月21日〜2021年春||
|すみっコぐらしラッピング|第5編成|2021年8月7日〜12月末|コラボグッズは現在も一部発売中。|
|SEVENTEEN THE CITY Nankai rapi:t|第5編成|2022年10月27日〜2023年4月17日|韓国の男性アイドルグループ。|
|&b(){MOBラピート}|第4編成|2024年3月14日〜|2017年に南海と姉妹鉄道協定を結んだスイスのモントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道の車両を模したラッピング。|
|セレッソ大阪×特急ラピート30周年記念ラッピング|第3編成|2024年4月8日〜12月20日||
|&b(){大阪・関西万博ラッピングラピート}|第1編成|2024年4月13日〜||
|&b(){Visit Malaysia 2026 ラッピング}|第2編成|2025年4月7日〜|マレーシア政府が2026年をマレーシア観光年と制定したことをPRするラッピング。|
その他台湾と日本の友好、台湾での関西地区の知名度向上を狙いとして2019年1月15日から7月13日には台湾鉄路管理局(台鉄)E200形電気機関車にラピート風塗装が施された。
2両用意され、シンプルなデザインのものと楕円窓やラピートルジャーが描かれたものが存在した。
**運用
定期列車では空港線にのみ充当されるが、臨時列車で泉佐野以南に乗り入れることもある。
[[高野線>南海高野線・鋼索線]]には車両検査を千代田工場で実施するため定期的に乗り入れるほか、団体臨時列車で橋本駅まで、またイベント列車で泉北線(旧:泉北高速鉄道)を走行した実績もある。
2022年11月1日から2023年9月30日には高野線特急車両の事故に伴う車両不足の補填として、専用ステッカーを貼り出した50503Fが『泉北ライナー』に投入され、高野線・泉北高速鉄道線で運行されていた。スーパーシートもレギュラーシートと同額の520円で利用可能で乗り得だった。
**今後の予定
現在南海ではなにわ筋線への直通工事を進めており、完成後はラピートをなにわ筋線経由で新大阪駅まで乗り入れさせる構想を立てている。
なにわ筋線は当然ながら地下のため、前面貫通扉を持たない本形式は運行が出来ないことから後継車両の導入が予定されている。
&s(){それより特急こうやの車両をはよ}
*イメージキャラクター
・藤谷文子
[[不死身の男>スティーヴン・セガール]]を父に持つ日本の女優。運行開始当初のイメージキャラクターとして起用されていた。
・ラピートくん/ラピートちゃん
50000系を模した頭部を持つゆるキャラ。ラピートくんはリアルなカラー、ラピートちゃんはピンク色となっている。
前者は南海公式X(旧Twitter)アイコンとしても使われている。
・関空戦士ラピートルジャー
2015年に訪日外国人旅行客向けに登場したPRキャラクター。
世界征服を企む怪人ゴキブラーに対抗すべく大阪秘密警察が開発したサイボーグヒーロー。
ムービーや公式サイトページ、LINEスタンプも作成されたが現在LINEスタンプを除き全て非公開となっている。
関西空港駅には立像が設置されている。
*関連作品
そのインパクトあるデザインから創作への登場やグッズや玩具の製品化の機会は豊富。
・[[プラレール]]
1997年より製品リニューアルも重ねつつ現在に至るまで継続して発売中。
ラッピングはスター・ウォーズ、Peach、すみっコぐらしが発売され、イベント・ショップ限定品では私鉄車両としては珍しいクリア形成品も発売されている。
・[[超特急ヒカリアン>超特急ヒカリアン(アニメ)]]/[[電光超特急ヒカリアン]]
紺色のカラーリングと頭巾にも見えるデザイン故か忍者キャラとなっている。
忍者らしく日本刀や手裏剣で戦うが、他のヒカリアンから何度か本気で注意・叱責を受けるほど目立ちたがりな上、こんなんでも本質的には超シティーボーイとツッコミどころだらけ。
またメディアミックス初期の絵本でのみ関西弁キャラだったが、この設定で口調も「ぽくない」だと忍者に見えないと判断されたのか、アニメ版ではござる口調に変更されている(関西人・関西弁キャラは京阪特急((モデルは8000系。時代背景から、黄色が上の旧カラー))にスライドされた)。
自身へのガチ恋勢のはるかが&s(){実車通りなら毎日のように顔を合わせている可能性が高いにもかかわらず}苦手。
・[[ポケトレイン]]
50501Fが製品化されている。
小型ながらも飾り角の窓との隙間もきちんと再現されておりクオリティは非常に高い。
・[[スーパートレインがんばりダッシュ]]
上記のポケトレインの販促アニメ。
大阪府の車両なので関西弁で話し、定期運用では関わることは無いが高野線のイメージからかトンネルを気に入っている。まともな出番が序盤にしかない。
・[[駅メモ! -ステーションメモリーズ!-]]
50000系がモチーフの天下さやが登場。所謂[[オレっ娘]]。
全キャラ中最低のHPとスキル無しという代償と引き換えに実質1位の攻撃力を持つ((数値上では2位だが、その上は攻撃力減少のデメリットスキルを持つこと・いわゆる限定キャラのためこちらが実質1位。))というムキで単純ながら強力な性能を持つ。ちなみに性格も男勝りでシンプル。
名前は天下茶屋を女性名らしく読み替えたもの。
・[[Nゲージ]]
マイクロエースからのみリリース。
2004年に発売された初回製品は運転台の表現が無く、2015年以降の製品からパーツが追加された。
他にもヘッドライトの光量増加やパンタグラフの強化などの改良を重ねつつ、実車の機器更新に合わせて数度のリニューアルを経ている。泉北ライナーver.も出た。
ラッピング仕様は「ハッピーライナー」と「すみっコぐらし」の2種が発売されているほか、サードパーティーメーカーからは「泉佐野市70th×キン肉マン40th」などに改造するためのカラーデカールも出ていたためある程度の技量があれば再現できた。
また組み立て式のBトレインショーティーでも鉄道事業者限定で発売されていた。
複雑怪奇な先頭形状をどう再現するか注目されていたが、流石はガンプラで実績のある&s(){変態企業}バンダイ。何と&bold(){左右と飾り角の3分割}で再現していた。
またこちらは一般販売でピーチラッピングとスターウォーズラッピングが販売されていた。
&s(){スポンサーが一緒だったのにガンダムUCのラッピングが発売されなかったのが悔やまれる。}
*余談
・南海と同じく空港アクセス路線で[[スカイライナー>スカイライナー(京成電鉄)]]を擁する京成電鉄と共同で「京成×南海 特得チケット」と呼ばれる企画乗車券を発売している。&br()これはLCCを使って東京~大阪を格安で移動してもらおうという趣旨で発売されたもので、南海はスーパーシートの割引券が付属している。また、スカイライナーの停車駅には南海電車の広報誌「Natts」も置かれている。
・南海沿線にある住之江競艇場では、ゴールデンウィーク期間のボートレースを「ラピートカップ」の名称で開催している。
・実は統括プランナーが都市計画デザイナー(=「まち」全体をデザインする方)、メインデザイナーが前述した若林氏とデザインの主要スタッフは列車デザイン未経験者で固めていた。そのため先述の「レトロフューチャー」、大陸横断鉄道や弾丸列車の力強いイメージ、また「航空機の丸い窓」など、当時の特急電車では珍しいコンセプトを多く盛り込んだデザインになっている。&br()&s(){もちろん南海側や製造した東急車両の助言は受けており、「安全上問題あり」で断念したネタもあるとのこと}
・住ノ江検車区には50000系専用の洗車機がある。&br()前面だけでなく、車体断面も他車両と違うため、車体断面に対応した洗車ブラシや、前面手洗い用にラピート専用の渡り足場などが設けられている。
追記・修正はスーパーシートでお願いします。
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- 関空アクセスにおいては車両のインパクトだけでもラピートに乗る価値はある。 -- 名無しさん (2025-06-19 01:58:39)
- ただし岸和田や泉佐野の普通の住宅地を突っ走るので車窓からの景色はかなり微妙。唯一マシな景色は関空の連絡橋で海の上を走る事くらいか -- 名無しさん (2025-06-19 12:20:17)
- >>*2 そもそも同作にダース・ベイダーは登場しない。厳密には彼のボロボロのマスクは登場するね。あとは、彼をリスペクトしてるカイロ・レンのイメージにもちょっと近いかも -- 名無しさん (2025-06-19 13:54:36)
- 子供の頃、初めて見たときはかっこいいデザインに驚いたな。まだ走ってるのか -- 名無しさん (2025-06-19 16:00:32)
- 南海50000系の頭取って中間車を先頭車化改造すればこうやになるだろ(暴論) -- 名無しさん (2025-06-22 14:49:47)
- ↑ マジレスすると車体が長いだけでなく車体幅も広いので無理。新車作った方が早い -- 名無しさん (2025-06-22 22:38:17)
- ↑3 まだどころか車内が小綺麗になってピンピンしてますよ。 -- 8013f (2025-06-30 09:59:15)
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