クライシス・オン・インフィニット・アース

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クライシス・オン・インフィニット・アース - (2024/06/22 (土) 16:23:58) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2017/05/16 Tue 16:48:40
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&font(#6495ED){所要時間}:約 30 分で読めます

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&bold(){『Crisis on Infinite Earths』}は1985年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。

#region(作品情報)
『Crisis on Infinite Earths』#1~#12
発売 1985年1月から
脚本 マーブ・ウルフマン
作画 ジョージ・ペレス

レギュラーシリーズ・タイイン
数多くの作品でカバーに『Crisis』と書かれた公式なクロスオーバーが展開され、他にも多くの作品とクロスオーバーが展開された。
#endregion

日本では2015年にヴィレッジブックスから邦訳本が発売されている。

無限に広がるマルチバースだった『DCユニバース』が1つの宇宙に生まれ変わる戦いを描いた、DCコミックスにとって重要な転換期となった大型イベント。
『Crisis』の名は『Earth-One』と『Earth-Two』のヒーローの競演を描いた作品から採られている。
1981年、『DCユニバース』は様々な世界の様々な時代を舞台に展開されていた。その方針は長年の読者やマニアな読者には受けが良かったが、
新規読者にとっては混乱のもとになり高いハードルになっていた。そこでDCコミックスは世界観を整理することを決定した。
その後、『DCユニバース』のリサーチに4年の歳月をかけDCコミックス創立50周年となる1985年に本作が発売された。
本作の完結を受け『DCユニバース』は一新され新たな物語が連載されていった。
その中には『[[ウォッチメン]]』や『[[バットマン:ダークナイト・リターンズ]]』といった斬新でコミックの歴史に大きな影響を与える作品も存在した。

また本作の限られた話数で物語を描くリミテッドシリーズという連載方式やレギュラーシリーズとのクロスオーバーは
他誌でも大型イベントのお馴染みの方法となった。



&link_anchor(『Crisis on Infinite Earths』#1~#4){『Crisis on Infinite Earths』#1~#4}
&link_anchor(『Crisis on Infinite Earths』#5~#6){『Crisis on Infinite Earths』#5~#6}
&link_anchor(『Crisis on Infinite Earths』#7){『Crisis on Infinite Earths』#7}
&link_anchor(『Crisis on Infinite Earths』#8){『Crisis on Infinite Earths』#8}
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*&aname(『Crisis on Infinite Earths』#1~#4,option=nolink){『Crisis on Infinite Earths』#1~#4}


**&font(#000000){【物語】}
無限に広がる『DCユニバース』。永遠に広がり続けると思われたマルチバースだったが、次々と[[反物質]]によって消滅し始めた。
この現象を確認した世界の監視者モニターは右腕ハービンジャーに命じ、
様々な世界のヒーロー・ヴィランを集め[[反物質]]に対抗するための『振動音叉』の防衛を任せる。
しかしその裏では『DCユニバース』崩壊を目論む悪が動き始めていた。


**&font(#000000){【主な登場人物】}
・&font(b,15px){モニター、出身世界:『Earth-One』}
世界を見守る謎の存在。時空と空間の狭間『リンボ界』に存在する衛星基地を拠点としている。世界が消滅するたびに力を失っている。
世界が[[反物質]]によって消滅していることを知りその対策を練っていた。まずヴィランたちに武器を供給しヒーロー・ヴィラン双方の実力を確かめ、
『振動音叉』を防衛するメンバーを選出した。右腕であり娘のような存在であるハービンジャーにヒーロー・ヴィランを集めさせ、
彼らを様々な世界・時代に送り『振動音叉』の防衛を任せた。
その一方で『Earth-Three』のルーサーの息子を回収し新たなドクター・ライトを生み出すなどした。
そして『Earth-One』と『Earth-Two』が危機を迎える中、衛星基地でパライアを出迎えるが……。

・&font(b,15px){ハービンジャー(ライラ・マイケルズ)、出身世界:『Earth-One』}
モニターの右腕として活躍する女性。分身をいくつも生み出す力を持つ。海難事故で死にかけていたところをモニターに救われ、彼の下で育ち力を得た。
多元宇宙の危機を悟ったモニターの命令で彼の選んだヒーロー・ヴィランを衛星基地に集めた。その途中、分身の一体が敵に取りつかれてしまう。
分身と一体化すると本体にも影響を及ぼし最悪の行動に出てしまう。


***&font(#000000){≪『振動音叉』を防衛するヒーロー・ヴィラン≫}
モニターによって選ばれたヒーローとヴィラン。様々な事態に対応するため必ずしも強い能力の持ち主ではない。

・&font(b,15px){エイリオン(アァリアン)、出身世界:『Earth-One』(4万5千年前)}
まだ地上にあったころのアトランティスの王にして魔術師。4万5千年前の『Earth-One』の防衛を担当。

・&font(b,15px){ブルービートル(テッド・コード)、出身世界:『Earth-Four』}
初代ブルービートルの教え子で様々なガジェットを使って戦う。1944年の『Earth-One』の防衛を担当。

・&font(b,15px){サイボーグ(ビクター・ストーン)、出身世界:『Earth-One』}
半分機械の体を持ったヒーロー。口は悪いが頭は切れる。1879年の『Earth-One』の防衛を担当。

・&font(b,15px){ドーンスター、出身世界:『Earth-One』(30世紀)}
地球の植民地、惑星スターヘイブン出身。翼と真空でも活動できる肉体を持つ。『Earth-AD』の防衛を担当。

・&font(b,15px){ドクター・ポラリス(ニール・エマーソン)、出身世界:『Earth-One』}
磁力を操るヴィラン。『Earth-One』のグリーンランタンの宿敵。1944年の『Earth-One』の防衛を担当。

・&font(b,15px){ファイヤーブランド(ダネット・ライリー)、出身世界:『Earth-Two』(1942年)}
初代ファイヤーブランドの妹で炎を自在に操る。1879年の『Earth-One』の防衛を担当。

・&font(b,15px){ファイヤーストーム(ロニー・レイモンド/マーティン・ステイン)、出身世界:『Earth-One』}
高校生レイモンドと科学者ステインが合体したヒーロー。原子を操る力を持つ。6世紀の『Earth-Two』の防衛を担当。

・&font(b,15px){ジオ・フォース(ブライアン・マルコフ)、出身世界:『Earth-One』}
ヨーロッパの小国マルコビアの王子で重力を操る力を持つ。1944年の『Earth-One』の防衛を担当。

・&font(b,15px){グリーンランタン(ジョン・スチュワート)、出身世界:『Earth-One』}
宇宙最強の兵器とも呼ばれる指輪『パワーリング』を操る。1879年の『Earth-One』の防衛を担当。

・&font(b,15px){キラーフロスト(ルイーズ・リンカーン)、出身世界:『Earth-One』}
氷を操るヴィラン。サイコ・パイレートに感情を操られ、宿敵ファイヤーストームを心の底から愛してしまう。6世紀の『Earth-Two』の防衛を担当。

・&font(b,15px){オブシディアン(トッド・ライス)、出身世界:『Earth-Two』}
『Earth-Two』のグリーンランタンの息子。自身の影と同化しスーパーパワーを発揮する。4万5千年前の『Earth-One』の防衛を担当。

・&font(b,15px){サイモン(サイモン・ジョーンズ)、出身世界:『Earth-One』}
強力なサイコキネシスを使う『タイタンズ』の宿敵。1879年の『Earth-One』の防衛を担当。

・&font(b,15px){サイコ・パイレート(ロジャー・ヘイデン)、出身世界:『Earth-Two』}
魔力を込められた『メデューサ・マスク』の力で他人の感情を操る力を得たヴィラン。4万5千年前の『Earth-One』の防衛を担当するが、
何者かに連れ去られてしまう。

・&font(b,15px){ソロヴァー、出身世界:『Earth-One』}
アフリカの奥地、ゴリラシティの王。『Earth-AD』の防衛を担当。

・&font(b,15px){[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]](クラーク・ケント/カル=ェル)、出身世界:『Earth-Two』}
メトロポリスを守る鋼鉄の男。『Earth-One』のスーパーマンと異なりデイリー・スターの編集長で髪には白髪が混ざっている。『Earth-AD』の防衛を担当。


***&font(#000000){≪ヒーロー≫}
・&font(b,15px){アレクサンダー・ルーサー、出身世界:『Earth-Three』}
悪が支配する世界『Earth-Three』のレックス・ルーサー。『Earth-Three』初のヒーローだが世界の破滅からは逃れられず、息子を別の世界に送り消滅した。

・&font(b,15px){カマンディ、出身世界:『Earth-AD』}
大災害後の世界を懸命に生きる地球最後の少年。『Earth-AD』の『振動音叉』を守るヒーローたちに協力する。

・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/バリー・アレン]](バリー・アレン)、出身世界:『Earth-One』}
事故によって超スピードを操る力を得た科学捜査官。ある事件をきっかけに30世紀で暮らしていた。
次々と起こる異常現象を前にして過去のヒーローに助けを求めるが姿を消してしまう。何故かそれ以前にもバットマンの前にボロボロの姿で現れた。

・&font(b,15px){ティーン・タイタンズ、アウトサイダーズ、[[バットマン>バットマン(人物)]]、スーパーマン、出身世界:『Earth-One』}
『Earth-One』のヒーローたち。迫る[[反物質]]から人々を救おうと奔走する。

・&font(b,15px){イージー・カンパニー、ホーンテッド・タンク、ルーザーズ、出身世界:『Earth-One』(1944年)}
第二次大戦で活躍する兵士たち。マルコビアでドイツ軍と戦闘になるが『振動音叉』を発見し、
ヒーローたちとシャドウデーモンズの戦いに巻き込まれ次々と命を落としてしまう。

・&font(b,15px){バット・ラッシュ(バーソロミュー・ラッシュ)、ジョナ・ヘックス、ナイトホーク(ハンニバル・ホークス)、スカルプハンター(ブライアン・サベッジ)、ジョニー・サンダー(ジョン・テイン)、出身世界:『Earth-One』(1879年)}
西部開拓時代のガンマンたち。『振動音叉』を発見し一堂に会したところでヒーローたちとシャドウデーモンズの戦いに巻き込まれる。

・&font(b,15px){レッドトルネード(ジョン・スミス)、出身世界:『Earth-One』}
アンドロイドに竜巻の精霊が宿ったヒーロー。人命救助に励んでいたが何者かに連れ去られてしまう。

・&font(b,15px){シャイニング・ナイト(サー・ジャスティン)、出身世界:『Earth-Two』(6世紀)}
アーサー王に仕えた騎士。空飛ぶ馬ウィングド・ビクトリーと共に戦う。『振動音叉』を守るヒーローと共闘する。


***&font(#000000){≪ヴィラン≫}
・&font(b,15px){クライム・シンジゲート・オブ・アメリカ、出身世界:『Earth-Three』}
悪が支配する世界『Earth-Three』の『JLA』。本来は悪人だが破滅から人々を救おうと奮闘し、世界と共に最期を迎えた。

・&font(b,15px){シャドウデーモンズ}
影のような姿をした謎の存在。正物質を崩壊させる力を持つ。何体も存在し一つになることで巨大化することもできる。
衛星基地や『振動音叉』でヒーローたちに襲い掛かった。


***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){パライア(ケル)}
破滅を迎える世界に現れる謎の男。不死身の体を持つ。世界の破滅と共に次の世界に移り何度も破滅の瞬間を見せられている。
破滅の危機が迫る『Earth-One』にも現れヒーローと会話した後、『Earth-Six』に現れレディ・クォークを救った。
その後、衛星基地でモニターと出会う。

・&font(b,15px){アレクサンダー・ルーサー・ジュニア、出身世界:『Earth-Three』}
『Earth-Three』のアレクサンダー・ルーサーとロイス・レーン・ルーサーの息子。破滅を迎える『Earth-Three』から『Earth-One』に送られモニターに保護された。
保護された直後は赤子の状態だったが急成長していった。体が正物質と[[反物質]]双方から構成されている。

・&font(b,15px){レディ・クォーク(タシャナ)、出身世界:『Earth-Six』}
地球国家を実現した世界『Earth-Six』の王ロード・ボルトの后。臣民を守るため夫と娘と共に奮闘するが、二人を失い悲嘆にくれる中パライアに救われた。

・&font(b,15px){ドクター・ライト(星君代)、出身世界:『Earth-One』}
強気な性格をした日本の天文学者。モニターに選ばれ初代ドクター・ライトに似た力とコスチュームを得た。
『振動音叉』と共にバットマン達の前に姿を現し『振動音叉』の重要性を語った。ちなみに英語は知らないため通訳がいる。



*&aname(『Crisis on Infinite Earths』#5~#6,option=nolink){『Crisis on Infinite Earths』#5~#6}


**&font(#000000){【物語】}
消滅の危機に瀕した『Earth-One』と『Earth-Two』だったが、モニターの命懸けの行動によって作り出された『ネザーバース』に移され一時的に危機を脱した。
しかし世界は時空の混乱の影響で様々な時代が一堂に会した状態になっていた。
さらに『Earth-One』と『Earth-Two』は重なりつつあり、完全に重なってしまうと全てが消滅してしまう危機にあった。
その状況から脱するためにまずハービンジャーは選出したヒーローたちを消滅の危機にある『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』に送り、
世界の消滅による敵の強化を防ごうとする。


**&font(#000000){【主な登場人物】}
・&font(b,15px){ハービンジャー(ライラ・マイケルズ)、出身世界:『Earth-One』}
モニターの右腕として活躍する女性。敵の策略でモニターを殺してしまいショックを受けるが、
モニターのメッセージを見て立ち直りパライアとアレクサンダーと共にヒーローを導く決心を固めた。
モニターの選出したヒーローたちを衛星に集め『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』に送ろうとして敵の攻撃を受けるが、
命を懸けて彼らを3つの世界に送り出した。

・&font(b,15px){アレクサンダー・ルーサー・ジュニア、出身世界:『Earth-Three』}
『Earth-Three』の唯一の生存者。青年に成長した。モニターから世界を救うためのマニュアルを託されハービンジャーに協力する。
ヒーローとヴィランをモニターの衛星に集め現在の状況を説明した。
その後、モニターの選出したヒーローたちを『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』に送ろうとして敵の攻撃を受け、
自分の命を使って送ろうとするがハービンジャーに止められ気を失う。


***&font(#000000){≪『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』に向かうヒーロー≫}
『振動音叉』防衛の時と同様、事前にモニターに選ばれたヒーローたち。

・&font(b,15px){アズラエル、出身世界:『Earth-One』}
[[記憶喪失]]の異星人。大きな翼をもつ。『Earth-Four』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){ブラックキャナリー(ダイナ・ランス)、出身世界:『Earth-One』}
初代ブラックキャナリーの娘。格闘技の名手で口から超音波を出す。『Earth-S』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){ブロック、出身世界:『Earth-One』(30世紀)}
惑星ドライアド出身の岩石人間。『Earth-Four』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){チェンジリング(ガー・ローガン)、出身世界:『Earth-One』}
緑色の肌を持つあらゆる動物に変身するヒーロー。Earth-Sで操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){ドクター・ライト(星君代)、出身世界:『Earth-One』}
日本の天文学者で光を吸収、放出する力を持つ。『Earth-X』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/ジェイ・ギャリック]](ジェイ・ギャリック)、出身世界:『Earth-Two』}
事故で超スピードを操る力を得た科学者。『Earth-Four』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){ホークマン(カーター・ホール)、出身世界:『Earth-Two』}
古代エジプトの王子が現代に転生した姿。反重力の翼と古代の武器を持つ。『Earth-X』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){カタナ(山城タツ)、出身世界:『Earth-One』}
妖刀『ソウルテーカー』を操る女戦士。『Earth-Four』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){コール(コール・ウェザース)、出身世界:『Earth-One』}
華麗なコスチュームに身を包んだ女性ヒーロー。シリコン製のクリスタルを生み出す。『Earth-S』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){マーシャン・マンハンター(ジョン・ジョンズ)、出身世界:『Earth-One』}
実験で地球に偶然連れてこられた火星人。様々な超能力を持つ。『Earth-Four』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){ノースウィンド(ノルダ・カントレル)、出身世界:『Earth-Two』}
北極圏に住む鳥人族バードメンと人間のハーフ。『Earth-X』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){スターファイヤー(コリアンダー)、出身世界:『Earth-One』}
惑星タマランの王女で手から強力なビームを出す。『Earth-X』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){スティール(ハンク・ヘイウッド三世)、出身世界:『Earth-One』}
第二次大戦で活躍したコマンダー・スティールの孫。祖父の手でサイボーグに改造されている。『Earth-X』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){スーパーガール(リンダ・ダンバース/カーラ・ゾー=エル)、出身世界:『Earth-One』}
スーパーマンの従姉妹。スーパーマンと同等の力を持つ。『Earth-S』で操られたヒーローと戦う。

・&font(b,15px){[[ワンダーウーマン>ワンダーウーマン(人物)]](プリンセス・ダイアナ)、出身世界:『Earth-One』}
アマゾン族の平和大使。スーパーパワーと魔法の武器の持ち主。『Earth-S』で操られたヒーローと戦う。


***&font(#000000){≪アンチモニター≫}
・&font(b,15px){アンチモニター、出身世界:『反物質宇宙』}
『DCユニバース』消滅を目論む巨悪。モニターを機械にしたような外見をしている。世界が消滅するたびに力が強まっている。
次々と攻撃を仕掛けヒーローたちを追い詰めていく。

・&font(b,15px){サイコ・パイレート(ロジャー・ヘイデン)、出身世界:『Earth-Two』}
他人の感情を操る力を持つヴィラン。『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』を与えるという言葉を信じアンチモニターの側に着いた。
アンチモニターに能力を強化され3つの世界の住人全員を狂気に走らせた。

・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/バリー・アレン]](バリー・アレン)、出身世界:『Earth-One』}
事故によって超スピードを操る力を得た科学捜査官。アンチモニターに捕まってしまいサイコ・パイレートに
恐怖の感情を操られ身動きが取れなくなってしまう。

・&font(b,15px){レッドトルネード(ジョン・スミス)、出身世界:『Earth-One』}
アンドロイドに竜巻の精霊が宿ったヒーロー。アンチモニターに捕まり竜巻の精霊を暴走させられ『Earth-One』に大きな被害を出してしまう。


***&font(#000000){≪ヒーロー≫}
・&font(b,15px){ワイルドキャット(テッド・グラント)、出身世界:『Earth-Two』}
猫のようなコスチュームに身を包んだボクシングヘビー級王者。
暴走するレッドトルネードから子供を救おうとして足の骨が砕け引退に追い込まれてしまう。

・&font(b,15px){『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』のヒーロー}
[[反物質]]によって危機が迫る世界のヒーローたち。サイコ・パイレートに操られ、助けに来た『Earth-One』と『Earth-Two』のヒーローに襲い掛かってしまう。


***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){モニター、出身世界:『Earth-One』}
世界を見守る謎の存在。敵に操られたハービンジャーの攻撃で命を落とすが、
全ては計画通りでその際放出されたエネルギーを使い『振動音叉』を作動させ『Earth-One』と『Earth-Two』を『ネザーバース』に移した。
生前ハービンジャーへのメッセージを残しておりショックを受けていた彼女を立ち直らせた。

・&font(b,15px){パライア(ケル)}
破滅を迎える世界に現れる謎の男。モニターの頼みでハービンジャーに協力するが、他の世界が危機に陥り姿を消してしまう。



*&aname(『Crisis on Infinite Earths』#7,option=nolink){『Crisis on Infinite Earths』#7}


**&font(#000000){【物語】}
ハービンジャーとヒーローたちの活躍によって『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』はサイコ・パイレートの狂気から脱し『ネザーバース』に移ることに成功した。
ライラたちからこの戦いの原因を聞いたヒーローたちは、アンチモニターとの戦いの意志を固め『[[反物質]]宇宙』に乗り込む。


**&font(#000000){【主な登場人物】}
***&font(#000000){≪『反物質宇宙』に向かうヒーロー≫}
アンチモニターとの決戦に向かうヒーローたち。各世界の最強レベルのメンバーが選ばれている。
アンチモニターの要塞に向かうも[[反物質]]の影響で能力が減退し苦戦する。

・&font(b,15px){パライア(ケル)}
破滅を迎える世界に現れる謎の男。その正体はとある世界の天才科学者。宇宙の起源を探ろうとした結果、[[反物質]]によって自身の世界を滅ぼしてしまった。
それをきっかけに眠っていたアンチモニターを目覚めさせ、多元宇宙の消滅がアンチモニターの強化につながると気づかせてしまう。
その後、『[[反物質]]宇宙』に取り残されていたがアンチモニターの目的地を探る力を身に着けていたため、
モニターに永遠の命と滅びを迎える世界に移動する力を与えられた。
『[[反物質]]宇宙』へ向かったヒーローたちに同行しアンチモニターの居場所へ導いた。

・&font(b,15px){キャプテン・アトム(アレン・アダム)、出身世界:『Earth-Four』}
核ミサイルに巻き込まれ[[超能力]]を得たアメリカの秘密兵器。

・&font(b,15px){キャプテン・マーベル(ビリー・バットソン)、出身世界:『Earth-S』}
六柱の神々の力を持つ『Earth-S』最強のヒーロー。『Earth-S』の代表に選ばれライラたちの話を聞いた。

・&font(b,15px){ドクター・ライト(星君代)、出身世界:『Earth-One』}
日本の天文学者で光を吸収、放出する力を持つ。アンチモニターに押されるスーパーマン(『Earth-One』)を援護するが歯が立たなかった。

・&font(b,15px){ファイヤーストーム(ロニー・レイモンド/マーティン・ステイン)、出身世界:『Earth-One』}
高校生レイモンドと科学者ステインが合体したヒーロー。原子を操る力を持つ。

・&font(b,15px){グリーンランタン(アラン・スコット)、出身世界:『Earth-Two』}
魔法の指輪『パワーリング』を操るヒーロー。

・&font(b,15px){ジェイド(ジェニファー・リン・ヘイデン)、出身世界:『Earth-Two』}
グリーンランタンの娘。父のリングの力を身に宿す。

・&font(b,15px){レディ・クォーク(タシャナ)、出身世界:『Earth-Six』}
『Earth-Six』の唯一の生存者。事件の発端がパライアにあると知り、彼に強い憎しみを抱く。

・&font(b,15px){マーシャン・マンハンター(ジョン・ジョンズ)、出身世界:『Earth-One』}
実験で地球に偶然連れてこられた火星人。様々な超能力を持つ。

・&font(b,15px){モン・エル(ラー・ガンド)、出身世界:『Earth-One』(30世紀)}
スーパーマンに匹敵する力を持つダグサム人。

・&font(b,15px){レイ(ハッピー・テリル)、出身世界:『Earth-X』}
雷に打たれ光を操る力を得たヒーロー。

・&font(b,15px){スーパーガール(リンダ・ダンバース/カーラ・ゾー=エル)、出身世界:『Earth-One』}
スーパーマンの従姉妹。スーパーマンと同等の力を持つ。ピンチに陥ったスーパーマン(『Earth-One』)を助けに現れる。
アンチモニターの鎧を破壊するほどのダメージを与え地球の融合を進める装置を破壊するが……。

・&font(b,15px){[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]](クラーク・ケント/カル=エル)、出身世界:『Earth-One』}
メトロポリスを守る鋼鉄の男。『Earth-One』の代表に選ばれライラたちの話を聞いた。
アンチモニターの要塞にあった地球の融合を進める装置を破壊しようとするも、アンチモニターの不意打ちを受け追い詰められる。

・&font(b,15px){スーパーマン(クラーク・ケント/カル=ェル)、出身世界:『Earth-Two』}
メトロポリスを守る鋼鉄の男。『Earth-Two』の代表に選ばれライラたちの話を聞いた。

・&font(b,15px){ワイルドファイヤー(ドレイク・バローズ)、出身世界:『Earth-One』(30世紀)}
実験中の爆発に巻き込まれ体が[[反物質]]に変異したヒーロー。

・&font(b,15px){[[ワンダーウーマン>ワンダーウーマン(人物)]](プリンセス・ダイアナ)、出身世界:『Earth-One』}
アマゾン族の平和大使。スーパーパワーと魔法の武器の持ち主。


***&font(#000000){≪アンチモニター≫}
・&font(b,15px){アンチモニター、出身世界:『反物質宇宙』}
『DCユニバース』消滅を目論む巨悪。大昔に『[[反物質]]宇宙』のクワードの衛星で生まれ、
クワードを征服しサンダラーズやシャドウデーモンズを生み出し『[[反物質]]宇宙』を征服した。
更なる植民地を求め多元宇宙にも進行するも自分の分身モニターと相打ちになり眠りについてしまう。
その後パライアの世界が消滅したことをきっかけに目覚め、自身の強化のために多元宇宙を消滅させていった。
自身の要塞に現れたヒーローたちを迎え撃つ。


***&font(#000000){≪ヒーロー≫}
・&font(b,15px){ブルービートル(テッド・コード)、出身世界:『Earth-Four』}
初代ブルービートルの教え子で様々なガジェットを使って戦う。『Earth-Four』の代表に選ばれライラたちの話を聞く。

・&font(b,15px){アンクル・サム(サミュエル)、出身世界:『Earth-X』}
愛国者が生まれ変わったアメリカの化身。『Earth-X』の代表に選ばれライラたちの話を聞く。


***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){ライラ・マイケルズ、出身世界:『Earth-One』}
モニターの右腕として活躍した女性。3つの世界を救うためハービンジャーとしての力を使い果たしてしまう。パライアと共にこの戦いの原因を語る。

・&font(b,15px){クローナ、出身世界:『Earth-One』}
百億年の昔に存在した不死者の惑星オアの科学者。宇宙の起源を探る実験を行った結果、『[[反物質]]宇宙』と多元宇宙が生まれた。
『[[反物質]]宇宙』を生み出した罪でエネルギー体にされ流刑にされた。
この事件の後、オア人は宇宙の平和を守るため様々な措置を講じその1つとして『グリーンランタン・コァ』を生み出した。

・&font(b,15px){モニター、出身世界:『Earth-One』}
世界を見守る謎の存在。大昔に惑星オアの衛星に生まれ、宇宙の神秘を学びながら瞑想する日々を送っていた。
しかし多元宇宙に侵攻する自分の分身アンチモニターと相打ちになり眠りについてしまう。
アンチモニターの覚醒をきっかけに目覚め、アンチモニターに対抗する準備を開始した。

・&font(b,15px){アレクサンダー・ルーサー・ジュニア、出身世界:『Earth-Three』}
『Earth-Three』の唯一の生存者。自身の体に存在する[[反物質]]を使い、『[[反物質]]宇宙』への扉を開きヒーローたちを送り出した。



*&aname(『Crisis on Infinite Earths』#8,option=nolink){『Crisis on Infinite Earths』#8}


**&font(#000000){【物語】}
スーパーガールの命を懸けた活躍もあってアンチモニターを撤退に追い込んだヒーローたち。5つの世界は一部が融合したままだが安定しつつあった。
一方、アンチモニターは『[[反物質]]砲』を作り5つの世界を滅ぼそうとしていた。
アンチモニターに捕まっていた[[フラッシュ]]はその事実を知り孤独な戦いを開始する。


**&font(#000000){【主な登場人物】}
・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/バリー・アレン]](バリー・アレン)、出身世界:『Earth-One』}
事故によって超スピードを操る力を得た科学捜査官。牢獄から脱走しサイコ・パイレートを利用してアンチモニターの目をそらし『[[反物質]]砲』の動力に侵入、
超スピードで周りを走り続けることで破壊しようとする。超スピードで走り続けた結果、ヒーローたちの幻覚を目撃し……。

・&font(b,15px){アンチモニター、出身世界:『反物質宇宙』}
『DCユニバース』消滅を目論む巨悪。スーパーガールに負わされた傷を癒し新たな姿となった。
『[[反物質]]砲』を作り『正物質宇宙』を攻撃しようとするが[[フラッシュ]]の妨害を受けてしまう。

・&font(b,15px){サイコ・パイレート(ロジャー・ヘイデン)、出身世界:『Earth-Two』}
他人の感情を操る力を持つヴィラン。脱走した[[フラッシュ]]を止めようとするが失敗し、
彼に利用されアンチモニターの兵士サンダラーズを混乱させてしまう。

・&font(b,15px){ダークサイド、出身世界:『Earth-One』}
惑星アポコリプスの王。ヒーローとアンチモニターの戦いを静観することに決める。

・&font(b,15px){T・O・モロー(トーマス・オスカー・モロー)、出身世界:『Earth-One』}
優れた発明家でレッドトルネードの生みの親。ヒーローたちにレッドトルネードの修理を頼まれ衛星本部に連れていかれる。
レッドトルネードの中に隠されていた爆弾の炎に巻き込まれるが突如姿を消す。



*&aname(『Crisis on Infinite Earths』#9~#10,option=nolink){『Crisis on Infinite Earths』#9~#10}


**&font(#000000){【物語】}
一部が他の世界と融合し時空間が乱れたままながらも大きな混乱の無い『Earth-One』。
ライラ、パライア、アレクサンダーの3人は多元宇宙の危機を国連本部で語るが、
ブレイニアックとルーサーのビジョンが現れ『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』を征服したことを宣言する。
ヒーローたちは3つの世界に乗り込みヴィランたちとの戦いを開始する。
ヒーローとヴィランが大決戦を繰り広げる中、突如復讐の天使スペクターが現れる。
スペクターからアンチモニターが生きていることを知ったヒーローとヴィランは協力して打倒アンチモニターの作戦を開始する。


**&font(#000000){【主な登場人物】}
***&font(#000000){≪アンチモニター≫}
・&font(b,15px){アンチモニター、出身世界:『反物質宇宙』}
『DCユニバース』消滅を目論む巨悪。宇宙が生まれる瞬間である『時の暁』で今までの宇宙に代わる宇宙を生み出そうと企む。


***&font(#000000){≪ヒーロー≫}
征服された『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』を救うためヴィランたちと戦いを繰り広げた。
打倒アンチモニター作戦では宇宙の生まれた瞬間『時の暁』に向かいアンチモニターとの決戦に臨む。

・&font(b,15px){[[キッド・フラッシュ>フラッシュ/ウォリー・ウェスト]](ウォリー・ウェスト)、出身世界:『Earth-One』}
[[フラッシュ]]のサイドキックで彼同様超スピードを操る。年を取るにつれて能力が減退しておりヒーローを引退していた。
ヒーローたちを『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』に送る時と『時の暁』に送る時に[[フラッシュ]](『Earth-Two』)とともに『コズミック・トレッドミル』を使用する。

・&font(b,15px){スーパーボーイ(クラーク・ケント/カル=エル)、出身世界:『Earth-Prime』}
ヒーローの居ない世界『Earth-Prime』唯一のヒーロー。『Earth-Prime』が消滅し行き場を失っていたがアンチモニターとの戦いに参加する。

・&font(b,15px){アンクル・サム(サミュエル)、出身世界:『Earth-X』}
愛国者が生まれ変わったアメリカの化身。アンチモニターとの決戦に向かうヒーローとヴィランに演説をして士気を高めた。

・&font(b,15px){[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]](クラーク・ケント/カル=エル)、出身世界:『Earth-One』}
メトロポリスを守る鋼鉄の男。アレクサンダーと共に『時の暁』への道を切り開いた。


***&font(#000000){≪ヴィラン≫}
ヒーローがアンチモニターとの戦いを繰り広げる中、密かに団結し『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』を征服した。
打倒アンチモニター作戦では『[[反物質]]宇宙』誕生のきっかけとなったモナーク抹殺に乗り出す。

・&font(b,15px){ブレイニアック、出身世界:『Earth-One』}
惑星コルのコンピュータが生み出したアンドロイド。ルーサーをはじめとするヴィランを集め
ヒーローが少なくなっていた『Earth-Four』、『Earth-X』、『Earth-S』を征服した。
アンチモニターとの戦いには直接参加せず自身のデータのバックアップを用意した。

・&font(b,15px){レックス・ルーサー、出身世界:『Earth-One』}
スーパーマンを憎悪する天才科学者。宇宙船から動けないブレイニアックに代わりヴィランたちのリーダーとして活躍する。
アンチモニターとの戦いでは過去でモナーク抹殺に向かうヴィランのリーダーとなった。

・&font(b,15px){サイモン(サイモン・ジョーンズ)、出身世界:『Earth-One』}
強力なサイコキネシスを使う『タイタンズ』の宿敵。ヴィランたちの主導権を握るためブレイニアックを破壊しルーサーも殺そうとするが、
ブレイニアックの分身を破壊したに過ぎず復活したブレイニアックに殺された。


***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){ライラ・マイケルズ、出身世界:『Earth-One』}
モニターの右腕として活躍した女性。国連で多元宇宙の危機を語る。#10では『Earth-One』の宇宙について記録する彼女の短編が掲載されている。

・&font(b,15px){アレクサンダー・ルーサー・ジュニア、出身世界:『Earth-Three』}
『Earth-Three』の唯一の生存者。国連で多元宇宙の危機を語る。アンチモニターとの決戦ではスーパーマン(『Earth-One』)と共に『時の暁』への道を切り開く。
ルーサー(『Earth-One』)とロイス(『Earth-Two』)を見た際には両親の面影を感じていた。

・&font(b,15px){パライア(ケル)}
破滅を迎える世界に現れるある世界の天才科学者。国連で多元宇宙の危機を語る途中姿を消し、『時の暁』でアンチモニターに捕まっていた。
そこでアンチモニターからパライアの世界が滅びたのはパライアが原因ではなく、アンチモニターが原因だったと教えられる。

・&font(b,15px){スペクター(ジム・コリガン)、出身世界:『Earth-Two』}
罪人に裁きを下す復讐の精霊。宇宙最強の存在と呼ばれる。
アンチモニターが生き延び宇宙創成の瞬間『時の暁』に向かったことをヒーローとヴィランに伝え、モニターの遺志に従い協力するよう呼び掛ける。



*&aname(『Crisis on Infinite Earths』#11~#12,option=nolink){『Crisis on Infinite Earths』#11~#12}


**&font(#000000){【物語】}
『時の暁』での戦いの末、世界は唯一無二の新たな世界に生まれ変わった。しかしその世界には『Earth-One』以外の住人がほとんど存在せず、
以前の世界の記憶も『時の暁』での戦いに参加したヒーローにのみ残されていた。
余りの衝撃に動揺するヒーローたちだったが突如地球が『[[反物質]]宇宙』に移動しアンチモニターが姿を現した。
アンチモニターの解き放ったシャドウデーモンズに世界各地のヒーローが立ち向かう中、
再び最強のヒーローたちが集結しアンチモニターに最後の戦いを挑む。


**&font(#000000){【主な登場人物】}
***&font(#000000){≪惑星クワードに向かうヒーロー≫}
アンチモニターとの最後の決戦に向かうヒーローたち。
#7のメンバーに似ているがアンチモニターに対抗するために特殊な能力を持つメンバーも選ばれている

・&font(b,15px){ハービンジャー(ライラ・マイケルズ)、出身世界:『Earth-One』}
モニターの右腕として活躍した女性。宇宙が生まれ変わったことでパワーを取り戻した。宇宙に起きた変化をヒーローたちに説明した。
アンチモニターとの決戦では指揮官として活躍する。

・&font(b,15px){パライア(ケル)}
破滅を迎える世界に現れるある世界の天才科学者。再びヒーローたちをアンチモニターのもとに導いた。

・&font(b,15px){アレクサンダー・ルーサー・ジュニア、出身世界:『Earth-Three』}
『Earth-Three』の唯一の生存者。[[反物質]]によって再び惑星クワードへの道を開いた。アンチモニターとの決戦では[[反物質]]で直接攻撃し弱らせた。
アンチモニターが倒れると地球とヒーローを正宇宙に戻すための扉となった。

・&font(b,15px){キャプテン・アトム(アレン・アダム)、出身世界:『Earth-Four』}
核ミサイルに巻き込まれ[[超能力]]を得たアメリカの秘密兵器。

・&font(b,15px){キャプテン・マーベル(ビリー・バットソン)、出身世界:『Earth-S』}
六柱の神々の力を持つ『Earth-S』最強のヒーロー。

・&font(b,15px){ドクター・ライト(星君代)、出身世界:『Earth-One』}
日本の天文学者で光を吸収、放出する力を持つ。『[[反物質]]宇宙』の黒い太陽を吸収しアンチモニターを弱らせ、
吸収したエネルギーをぶつけ大きなダメージを与えた。

・&font(b,15px){ファイヤーホーク(ロレイン・ライリー)、出身世界:『Earth-One』}
ファイヤーストームを誕生させた実験で[[超能力]]を得た少女。

・&font(b,15px){ファイヤーストーム(ロニー・レイモンド/マーティン・ステイン)、出身世界:『Earth-One』}
高校生レイモンドと科学者ステインが合体したヒーロー。原子を操る力を持つ。

・&font(b,15px){フューリー(リタ・トレバー)、出身世界:『Earth-Two』}
ワンダーウーマンの娘。母譲りの怪力の持ち主。

・&font(b,15px){ジェイド(ジェニファー・リン・ヘイデン)、出身世界:『Earth-Two』}
グリーンランタンの娘。父のリングの力を身に宿す。

・&font(b,15px){[[キッド・フラッシュ>フラッシュ/ウォリー・ウェスト]](ウォリー・ウェスト)、出身世界:『Earth-One』}
[[フラッシュ]]のサイドキックで彼同様超スピードを操る。アンチモニターの口から[[フラッシュ]]の死が語られたため、その確認のために同行し、
惑星クワードで[[フラッシュ]]のコスチュームを発見した。

・&font(b,15px){レディ・クォーク(タシャナ)、出身世界:『Earth-Six』}
『Earth-Six』の唯一の生存者。

・&font(b,15px){マーシャン・マンハンター(ジョン・ジョンズ)、出身世界:『Earth-One』}
実験で地球に偶然連れてこられた火星人。様々な超能力を持つ。

・&font(b,15px){ネガティブウーマン(バレンティーナ・ボストーク)、出身世界:『Earth-One』}
未知のエネルギー体を体から分離できる元ソビエト空軍中佐。アンチモニターとの決戦ではエネルギー体で弱ったアンチモニターを拘束した。

・&font(b,15px){パワーガール(カレン・スター/カーラ・ゾー=ェル)、出身世界:『Earth-Two』}
スーパーマンの従姉妹。スーパーマンと同等の力を持つ。

・&font(b,15px){レイ(ハッピー・テリル)、出身世界:『Earth-X』}
雷に打たれ光を操る力を得たヒーロー。

・&font(b,15px){スーパーボーイ(クラーク・ケント/カル=エル)、出身世界:『Earth-Prime』}
ヒーローの居ない世界『Earth-Prime』唯一のヒーロー。

・&font(b,15px){[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]](クラーク・ケント/カル=エル)、出身世界:『Earth-One』}
メトロポリスを守る鋼鉄の男。

・&font(b,15px){スーパーマン(クラーク・ケント/カル=ェル)、出身世界:『Earth-Two』}
メトロポリスを守る鋼鉄の男。妻ロイスの存在が消滅したことに動揺するもスーパーマン(『Earth-One』)の説得を受け立ち直った。

・&font(b,15px){[[ワンダーウーマン>ワンダーウーマン(人物)]](プリンセス・ダイアナ)、出身世界:『Earth-One』}
アマゾン族の平和大使。スーパーパワーと魔法の武器の持ち主。

・&font(b,15px){ワンダーウーマン(ダイアナ・プリンス・トレバー)、出身世界:『Earth-Two』}
アマゾン族の平和大使。怪力の持ち主。


***&font(#000000){≪アンチモニター≫}
・&font(b,15px){アンチモニター、出身世界:『反物質宇宙』}
『DCユニバース』消滅を目論む巨悪。生まれ変わった地球を『[[反物質]]宇宙』に引き込み全力で滅ぼそうとする。

・&font(b,15px){シャドウデーモンズ}
影のような姿をしたアンチモニターの尖兵。『[[反物質]]宇宙』に引き込まれた地球を包み込み大混乱を引き起こし、直後一斉に襲い掛かった。
魔法使いヒーロー・ヴィランによって一つの塊にされ地球から追い出された。

・&font(b,15px){サイコ・パイレート(ロジャー・ヘイデン)、出身世界:『Earth-Two』}
他人の感情を操る力を持つヴィラン。惑星クワードで正気を失った状態で発見されヒーローたちに保護された。


***&font(#000000){≪ヒーロー・ヴィラン≫}
全世界に襲い掛かるシャドウデーモンズに対し全力で対処するが何名かが命を落としてしまう。

・&font(b,15px){リップ・ハンター、アニマルマン(バディ・ベイカー)、ドルフィン、アダム・ストレンジ、アトミック・ナイト(ガードナー・グレイル)、キャプテン・コメット(アダム・ブレイク)、出身世界:『Earth-One』}
『フォーゴットン・ヒーローズ』として活躍したヒーローたちと宇宙の英雄キャプテン・コメット。
新しく生まれ変わった宇宙を調査中、ブレイニアックの宇宙船を発見する。再起動したブレイニアックによってダークサイドのもとに連れていかれる。

・&font(b,15px){魔法使いヒーロー・ヴィラン}
グリーンランタン(『Earth-Two』)やドクター・オカルトをはじめとする魔法使い達。
ドクター・フェイトの塔に閉じこもり特別な呪文を使ってシャドウデーモンズを地球から一掃した。

・&font(b,15px){ブレイニアック、出身世界:『Earth-One』}
惑星コルのコンピュータが生み出したアンドロイド。リップ・ハンターたちによって目を覚ました。
以前の世界についての記憶はなったがバックアップデータによって状況を理解しハンターたちをダークサイドのもとに導いた。

・&font(b,15px){ダークサイド、出身世界:『Earth-One』}
惑星アポコリプスの王。ブレイニアックに導かれたヒーローたちを出迎えた。アンチモニターとの決戦で意外な活躍を見せる。


***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){スペクター(ジム・コリガン)、出身世界:『Earth-Two』}
罪人に裁きを下す復讐の精霊。『時の暁』におけるアンチモニターとの戦いでダメージを負い眠り続ける。



追記・修正お願いします。

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