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シャザム!:魔法の守護者 - (2024/02/21 (水) 22:10:59) のソース
&font(#6495ED){登録日}：2017/06/12 (月) 18:39:08
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&font(#6495ED){所要時間}：約 6 分で読めます
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&bold(){『Shazam!』}は2012年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。
#region(作品情報)
『Justice League Vol.2』＃7～＃21
発売 2012年3月から
脚本 ジェフ・ジョーンズ
作画 ゲイリー・フランク
#endregion
[[日本>日本国]]では2015年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。
ジェフ・ジョーンズによる『ジャスティス・リーグ』・サーガ外伝。
『New 52』におけるビリー・バットソン/シャザム(キャプテン・マーベル)のオリジンを描いた作品。
『Justice League Vol.2』のサブストーリーとして連載された。
これまでのオリジンからの大きな変更点としてビリーが優等生な性格から陰のある不良のような性格に変更され、
『[[フラッシュポイント>フラッシュポイント(アメコミ)]]』に初登場した義兄弟が登場する。
これらの新要素を巧みに生かしながら新たなビリー・バットソン/シャザム(キャプテン・マーベル)が描かれている。
邦訳本はビリー・バットソン/シャザム(キャプテン・マーベル)の愛好家が持ち込んで実現し、
キャプテン・マーベルの歴史を振り返った熱い解説文が収録された。
**&font(#000000){【物語】}
里親制度の中でひねくれた性格となった少年ビリー・バットソンは新たにバスケス夫妻の下で世話になることとなった。
暖かく迎えられるも家族の優しさに慣れていなかったビリーは反発し学校でも問題を起こし家を飛び出してしまう。
偶然乗り込んだ地下鉄で不思議な場所に連れていかれたビリーはウィザードを名乗る老人と出会い、隠された善の心を認められ[[魔法]]の守護者に選ばれる。
その力を自らのために使いながら人々を救っていくビリーだったが、彼の前に同じ力を持つブラックアダムが現れ命を狙われる。
**&font(#000000){【登場人物】}
・&font(b,15px){ビリー・バットソン}
物心つく前から孤児として生きてきた15歳の高校生。誰の助けも必要としないひねくれた性格だが心の底では優しさを持つ。
新たな環境でも馴染めずにいたが、地下鉄からウィザードのもとに導かれ魔法の守護者シャザムとなる力を得た。
その力を私欲のために使うもシャザムの能力で事件に遭遇し人助けをしていく。その後、大人の体を得て気をよくして1人で生きて行こうとするが、
ブラックアダムに襲われ逃げ出してしまう。ビリーを心配して現れた義兄弟と共に地下鉄に向かいシャザムの力を返そうとするが、
鏡の精フランチェスカからブラックアダムの正体を聞かされ彼を説得しようとする。
・&font(b,15px){シャザム}
ビリーが「SHAZAM」と唱えることで変身した地上最強の人間。ソロモンの知恵、[[ヘラクレス>ヘラクレス(ギリシャ神話)]]の剛力、アトラスのスタミナ、[[ゼウス]]の万能、
アキレスの勇気、マーキュリーの神速の六柱の神々の力を持つ。その他に様々な奇跡を起こす魔法や偶然事件に遭遇する力も持つ。
***&font(#000000){≪バスケス家≫}
・&font(b,15px){ビクター・バスケス、ローザ・バスケス}
ビリー達の養父母。自分たちも里親制度で苦しんだ経験を持つため積極的に孤児を引き取っている。
他の家族同様ビリーに対しても優しく接するも拒絶されてしまい、彼の扱いを思い悩む。
・&font(b,15px){フレディ・フリーマン}
ビリーの義兄弟の1人。足が不自由だが手先と口が達者で知恵が周り、他の兄弟をいじめっ子のブライヤー兄弟から守っている。
家出したビリーを追いかけ説得しようとして断られるも、いじめっ子の家に仕返しに行くことになった。
仕返しに失敗しビリーに言われ隠れていると、シャザムとなったビリーが現れ彼の能力を満喫する。満足し帰ろうとするがビリーに断られ1人で帰宅する。
その後、テレビでビリーが狙われることを知り他の兄弟と共に彼のもとに向かう。
・&font(b,15px){マリー}
ビリーの義兄弟の1人。兄弟の仲では一番のしっかり者で[[ウサギ]]のホッピーをペットにしている。
ビリーのひねくれた態度を快く思っていなかったがいじめっ子から救われ考えを変え始める。
他の兄弟と共にビリーのもとに向かった際には唯一魔法の存在を感じている。
・&font(b,15px){ペドロ}
ビリーの義兄弟の1人。兄弟の仲では一番大きいがおっとりした性格で口下手。
・&font(b,15px){ユージン}
ビリーの義兄弟の1人。兄弟の仲では一番頭がよく小難しい言い回しを好み情報端末を操っている。
・&font(b,15px){ダーラ}
ビリーの義兄弟の1人。兄弟の仲で一番幼くビリーにも積極的に接している。
***&font(#000000){≪ヴィラン≫}
・&font(b,15px){サデウス・シヴァナ}
家族を救うため魔法を追い求める科学者。世界中の接点の無い37人に起こった超常的誘拐事件からブラックアダムの伝説にたどり着き彼の墓を捜索する。
バグダッドの近くでブラックアダムの墓を発見しこじ開けようとするが目が変化し魔法が見えるようになる。
その力でブラックアダムが封印されている場所を発見し彼を解き放つ。
ブラックアダムの目的であるウィザード討伐に協力し家族を救おうとするが魔法の影響で徐々に衰弱していく。
・&font(b,15px){ブラックアダム}
シャザムによく似た外見と力を持つ大男。過去の経験から支配というものを嫌う。
太古の時代に中東の小国カーンダックの奴隷だったが、ウィザードに力を与えられカーンダックを解放した。
その後ウィザードに[[封印]]されていたがシヴァナに解放されウィザードへの復讐に乗り出す。
ウィザードのもとにたどり着くには新たな戦士シャザムから力を奪う必要があったため、『[[七つの大罪]]』を解き放ち彼の命を狙う。
・&font(b,15px){七つの大罪}
人間の罪が具現化した存在でかつて世界に大災厄をもたらした。暴食、憤怒、傲慢、嫉妬、色欲、強欲、怠惰の7体がいる。
ウィザードによって記憶を消され人間の中に溶け込んでいたがかつて宿敵だったブラックアダムに封印を解かれ、
街一番の腐った魂の持ち主ブライヤーに宿り暴れまわる。
***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){ウィザード}
『ロック・オブ・エタニティ』の守護者で『カウンシル・オブ・エタニティ』の最後の1人。自身の後継者を探していて現れたビリーを最初は認めなかったが、
彼の言葉と善の残り火を評価しシャザムになる力を与えた。その後、警告と訓辞をビリーに語り倒れこんでしまう。
・&font(b,15px){ブライヤー家}
フィラデルフィアで一番の金持ちで家族そろって性格が悪い。4人の息子たちはバスケス家の子供たちをいじめていたがビリーに返り討ちに会う。
父親はそのことを学校に訴え食って掛かって来たビリーとビクターを押しのけるが、その[[復讐]]にシャザムに[[車>自動車]]を壊されてしまう。
その後、警察を連れてバスケス家に向かうも醜い感情に目を付けられ『[[七つの大罪]]』に怪物サバックに変えられてしまう。
・&font(b,15px){フランチェスカ}
ビリーにアドバイスする鏡の精。ブラックアダムが現れると警告を送るほか、地下鉄でブラックアダムについてビリーに語る。
・&font(b,15px){カウンシル・オブ・エタニティ}
かつて7人の最高の魔術師たちが所属した組織。現在はウィザードのみとなっている。日本の侍のような魔術師も所属している。
かつてカーンダックの[[奴隷]]に力を与えブラックアダムを生み出した。
・&font(b,15px){アマン}
太古の時代のカーンダックの奴隷の少年。『カウンシル・オブ・エタニティ』に選ばれ力を与えられた。
・&font(b,15px){テス・アダム}
アマンの伯父。労働や拷問に苦しむアマンを助け出すも槍で刺され重傷を負ってしまうが……。
・&font(b,15px){グローバー}
ビリー担当のソーシャルワーカー。一見人当たりがよさそうだがビリーとはお互いに悪口を言い合っている。
ビリーの経歴を言わずに彼をバスケス家に押し付ける。
・&font(b,15px){バットソン夫妻}
ビリーの両親。ビリーは彼らの写真を大切にしており家族捜索サイトで探している。
・&font(b,15px){トーニー}
ビリーの両親の写真と共に写る動物園の虎でビリーの親友。ビリーが家出した際に彼に会いに行き[[ハンバーガー]]を与えている。
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- バスケス兄弟がそろってシャザムになったのは驚いたなぁ New52になる前を調べてみればみんな合体が通例だったのか -- 名無しさん (2017-06-12 19:24:14)
- 作品と関係ないかもしれないが、シャザムやブラックアダムは超人的パワーに加えて魔法エネルギー由来の超能力を持ってるから、魔法が弱点であるスーパーマンにとっては天敵になり得る存在なんだよな。シャザムはスーパーマンと公式で互角っぽいし、ブラックアダムに至ってはovaでスーパーマンをタイマンで追い詰めてた。 -- 名無しさん (2017-06-14 00:28:38)
- タイトルを見てバズー!魔法世界を思い出した -- 名無しさん (2021-01-27 19:52:49)
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