ベイビー・ドライバー(映画)

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ベイビー・ドライバー(映画) - (2025/03/27 (木) 14:13:23) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2018/10/12 Fri 00:25:00
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*概要
『&bold(){ベイビー・ドライバー}(原題:Baby Driver)』は2017年に公開されたアメリカのカーアクション映画。
監督・脚本は『[[ショーン・オブ・ザ・デッド>ショーン・オブ・ザ・デッド(映画)]]』『[[アントマン>アントマン(映画)]]』のエドガー・ライト。

主人公・ベイビーの重要キーワードに「音楽」を据えており、全編に渡り音楽に合わせてシーンが構成されている点が最大の特徴。
本作を一言で表すなら&bold(){「カーチェイス版『[[ラ・ラ・ランド>ラ・ラ・ランド(映画)]]』」}。
数々の名曲にベストマッチした台詞回しとアクションは観る者に素晴らしい爽快感と高揚感を与えてくれる。
ちなみタイトルはサイモン&ガーファンクルの楽曲「Baby Driver」からの引用。

劇中で使用された主な車種は「2006年型スバル・インプレッサWRX」「2007年型シボレー・アバランチ」「9代目三菱・ギャラン」「2011年型ダッジ・チャージャーパー(パトカーver.)」「W222型メルセデス・ベンツ・S550」「1987年型シボレー・K5ブレイザー」等。

批評家からの評価は高く、興行収入も8月第2週には全米で1億ドル突破とエドガー・ライト監督作品の中では最高の数字を叩き出した。


*あらすじ
青年・ベイビーはとある犯罪組織の逃し屋(ゲッタウェイ・ドライバー)。
幼少時の事故が原因で聴覚障害を患っているが、お気に入りの音楽を聴くことで症状を抑えて感覚を研ぎ澄まし、凄まじいドライビングテクニックを発揮することができる。
恋人・デボラができたことをきっかけに仕事から足を洗おうと考えていたが、組織のボス・ドクはベイビーの腕を惜しんで手を放さず、更に強盗仲間達に彼女の存在を知られてしまう。
トラブルが重なり後に引けなくなったベイビーは全てを道連れに「最後の仕事」で暴走を開始する。


*登場人物
・ベイビー
演:アンセル・エルゴート/吹き替え:下川涼
本作の主人公。凄腕の逃し屋。
幼少時の交通時故で両親を失い、自身も&bold(){「耳鳴りが止まない」}という後遺症を患った。
歌手もしていた母親(演:スカイ・フェレイラ)の影響で音楽好きで、音楽を聴くことで耳鳴りが止み、超絶的なドライビングテクニックを発揮できるようになる。
かつては&bold(){85号線を200km/hで爆走しパトカーを撒き続ける}という伝説を打ち立てた「ゴースト」と呼ばれる車泥棒だった。&bold(){当時はおそらく10台前半}((ゴースト伝説を作ったのが10年前。座高がダッシュボードを超えた頃から運転をしていたらしい。))。
趣味は音楽鑑賞の他、録音した会話をミックスして作曲すること。
本作の音楽の殆どはそのシーンの時点でベイビーが聞いているものである。
お気に入りの&bold(){“キメの曲”}は[[QUEEN>QUEEN(バンド)]]の&bold(){「Brighton Rock」}。
“キメの曲”の通り本作のクライマックスを演出する。

#region(ベイビー厳選の名曲プレイリスト)
曲名/アーティストで記載。ラスト3曲は本作オリジナル楽曲。
・Bellbottoms/ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン
・Harlem Shuffle/ボブ&アール
・Egyptian Reggae/ジョナサン・リッチマン&ザ・モダン・ラヴァーズ
・Smokey Joe's La La/グーギー・レーン
・Let's Go Away for Awhile/ザ・ビーチ・ボーイズ
・B-A-B-Y/カーラ・トーマス
・Kashmere/カシミア・ステージ・バンド
・Unsquare Dance/デイヴ・ブルーベック
・Neat Neat Neat/ダムド
・Easy/コモドアーズ
・Debora/T・レックス
・Debra/ベック
・Bongolia/インクレディブル・ボンゴ・バンド
・Baby Let Me Take You/デトロイト・エメラルズ
・Early in the Morning/アレクシス・コーナー
・The Edge/デヴィッド・マッカラム
・Nowhere to Run/マーサ&ザ・ヴァンデラス
・Tequila/ボタン・ダウン・ブラス
・When Something Is Wrong with My Baby/サム&デイヴ
・Every Little Bit Hurts/ブレンダ・ホロウェイ
・Intermission/ブラー
・Hocus Pocus/フォーカス
・Radar Love/ゴールデン・イヤリング
・Never, Never Gonna Give Ya Up/バリー・ホワイト
・Know How/ヤングMC
・Brighton Rock/QUEEN
・Baby Driver/サイモン&ガーファンクル
・Easy/スカイ・フェレイラ((回想でのベイビーの母役で出演。))
・Was He Slow ?((劇中ではベイビーがドクの録音音声を編集して作った曲。))/キッド・コアラ
・Chase Me/デンジャー・マウス featuring ラン・ザ・ジュエルズ and ビッグ・ボーイ
#endregion

・デボラ
演:リリー・ジェームズ/吹き替え:竹内恵美子
本作のヒロイン。ベイビー行きつけのダイナー「ボーの店」の新人ウェイトレス。
ベイビーと同じく音楽好きで、よくカーラ・トーマスの「B-A-B-Y」を口ずさんでいる。
ミステリアスなベイビーに興味を抱き、趣味が合うこともあって惹かれ合い恋人同士となる。

・ドク
演: ケヴィン・スペイシー/吹き替え:[[石塚運昇]]
犯罪組織のボス。裏社会の大物。
車泥棒時代に自分の車を盗まれたことをネタに借金返済の名目でベイビーを逃し屋として働かせている。
ベイビーを使うようになってから犯罪計画が順調そのものなので、彼を「幸運のお守り」と称していた。
強盗チームを組織する際は毎回違う人員構成を行う。

・バディ
演:ジョン・ハム/吹き替え:[[東地宏樹]]
強盗チームの一人。ダーリンの夫。
背が高い気さくなハンサム。
ベイビーとは[[QUEEN>QUEEN(バンド)]]が好きという共通点もあり意気投合していた。
一見温厚だが、ブチキレると全く容赦が無くなる危険人物。

・ダーリン
演:エイザ・ゴンザレス/吹き替え:きそひろこ
強盗チームの一人。バディの妻。
グラマラスなメキシコ系の美人。
バディ同様、ベイビーには好感を抱いていた。

・バッツ
演:ジェイミー・フォックス/吹き替え:江藤博樹
強盗チームの一人。本作屈指のトラブルメーカー。
「サイコ」を自称し、時も場所も問わず相手が誰であろうが躊躇なく殺害する残忍な性格。
一方で勘や洞察力は優れているようで、クズでも頭の冴えるタイプなのでなおタチが悪い。
その殺し癖が災いして最悪の事態を招く。
ベイビーとは初対面時からお互いに印象が悪かった。

・グリフ
演:ジョン・バーンサル/吹き替え:坂詰貴之
強盗チームの一人。バディとダーリンと共に銀行強盗に参加。
ベイビーのドライビングテクニックは認めているが、態度や聴覚障害持ちであることをバカにしている。

・エディ
演:フリー/吹き替え:堀総士郎
強盗チームの一人。バッツとJ.D.と共に現金輸送車強盗に参加。
昔の渾名は「デカ鼻」だったが現在は「鼻なし」。
渾名の変化に関する話題は禁句。
中の人はバンド「[[レッド・ホット・チリ・ペッパーズ>Red Hot Chili Peppers(バンド)]]」のオリジナルメンバー。

・J.D.
演:ラニー・ジューン
強盗チームの一人。バッツとエディと共に現金輸送車強盗に参加。
押し込み強盗のプロらしいが、変装用のマスクを間違える((映画『ハロウィン』の殺人鬼[[マイケル・マイヤーズ>マイケル・マイヤーズ(ハロウィン)]]のマスクと指示されていたのに、ハロウィン・パーティ用のマイク・マイヤーズ(『オースティン・パワーズ』シリーズや、[[シュレック>シュレック(映画)]]の声優を務めたコメディアン)のマスクを用意した。))、車を乗り換えた際に銃を忘れてくる等あまりに間が抜けている。
仕事終了後、上記の間抜けさにキレたバッツに殺害された。

・ジョー
演:CJ・ジョーンズ
ベイビーの里親。
足と耳が不自由なので車椅子と手話を使う。
ベイビーには真っ当に生きて欲しいと願っている。

・サム
演:ブローガン・ホール
ドクの甥っ子。次の襲撃場所の下見を命ぜられたベイビーが不審に思われないように同行する。
まだ8歳ながらめちゃめちゃしたたか。



#center(){&font(b,#ff3d87){♪追・記・修・正 baby♪}}

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- 事前情報無しに割とほのぼの系かと思って観たら、俺たちに明日はない系クライムアクションでおったまげた  -- 名無しさん  (2018-10-12 08:05:58)
- ケヴィン・スペイシーに続いてアンセル・エルゴートまで性犯罪者に…  -- 名無しさん  (2020-06-21 22:05:15)
- ↑スペイシーは無罪判決が出たとのこと。しかしジョニデの件といい、失ったものが大きすぎる…  -- 名無しさん  (2023-07-27 11:13:23)
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