魔界村

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魔界村 - (2025/07/09 (水) 22:24:55) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/03/04 Wed 23:05:50
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){ようこそ いらっしゃい・・・}}}}


『&bold(){魔界村}』(&italic(){Ghosts 'n Goblins})は、カプコンが1985年に販売した横画面アクションゲーム。
全7ステージのループ[[ゲーム]]で、クリアーすると難易度の上昇した次周が開始される。
難易度の上限は3周目で、それ以降に変化は発生しない。
#openclose(show=ファミコン版CM){
#center(){&bold(){&sizex(5){&color(red,orchid){グワァァァァァッ!!}}}

&bold(){魔界村……}

(大魔王アスタロトの顔がタイトルロゴに変化)

&bold(){お姫様が魔界の使者にさらわれたってよ~!}

&bold(){助けるのはキミだ。できるかな~?}


&bold(){ファミコンソフト}

&bold(){&sizex(7){&color(skyblue,yellow){魔界村}}}

&bold(){カプコンから!}

&bold(){予約しなくっちゃ!}}


山田康雄がナレーションを担当し、[[某三代目の大泥棒>ルパン三世(人物)]]のように軽妙な口調で行う。
}

#contents(level=2)


*あらすじ
ここは現在は[[イギリス]]と呼ばれるブリテン王国。偉大なブリテン王とその娘であるギネヴィナ姫(公式設定では16歳、『大魔界村』以降は19歳)と呼ばれる心優しい姫がおりました。
元は平和な国であったが、ある時冥府から侵攻した大魔王ゴンディアス(アスタロト)が魔族の城を築いてからは、魔界と呼ばれる魔族の支配地が広がり、度重なる天変地異や魔物の襲撃に王国の人々は苦しめられていた。

後に円卓の騎士団と呼ばれる騎士団の決死の反攻により魔族軍の作戦地図は手に入ったものの、この時にも多くの騎士が命を落とし、生き残った者も重傷で殆どが戦えない。ブリテン王に仕える騎士・アーサー(当時28歳)も、深手を負いながらも生き残った王国騎士の一人である。
恋仲でもあった美少女ギネヴィナ姫の応急手当と言う名目でパンツ一丁で花畑でデートしていたその最中。背後から一体魔物が現れ、無防備なアーサーの前でギネヴィナ姫を攫われてしまった。
偉大なるブリテン王の娘であるギネヴィナ姫まで奪われたアーサーはケガの痛みなど忘れてすぐさま鎧を身に着け、ヤリと地図を頼りに魔界の中心地ゴンディアスの居城へと急ぐ。

と、ここまでは良かったのだが『ブリテン王国の王女ギネヴィナ』『ブリテン王に仕える騎士アーサー』『パンツ一丁で未成年の姫とデート』と言う設定でパロディ化したのが海外、特にイギリスでの評判が非常に悪く大ブーイングの嵐。
旧作ではアーサー王伝説に登場する「ギネヴィア王妃」を元ネタとした「ギネヴィナ」という名前であったが、海外から『神聖なアーサー王伝説をパロディ化するな』という猛烈な批判があったため、それを受けて製作者が嫌々ながら『プリンプリン』と改名した。

当然ながらこの名前もパロディ(ギネヴィア王妃の不倫騒動とプリンセスを掛け合わせてプリンプリン。当時の製作者曰く『ギネヴィア王妃が不倫したのは事実なんだから』と開き直った事もあり)であったため、またしても海外どころか日本国内からも批判があったという。

*操作とゲームの目的、ルール
4方向レバーで主人公「ナイト・アーサー」の操作を行う。レバーを下に入力するとしゃがみ、梯子のある場所では上下入力で昇降する。

ジャンプボタンでジャンプする。レバー左右の組み合わせで入力方向へ飛ぶが、空中での軌道修正は一切不可能。
よって必ず一定の距離を飛ぶことになるが、ジャンプ中は左右の振り向きに限って制限は無い。

アタックボタンで装備している武器で攻撃。

ナイト・アーサーを操り、魔物に捕らわれた 姫を助け出すことが本作品の目的である。

アーサーは鎧をまとっており、敵の攻撃を1度だけ耐えることができる。
攻撃を受けると鎧が弾け飛んで裸の状態になり、この状態で攻撃を受けるとミスとなる。
敵からの[[即死>即死系(ゲーム)]]攻撃は存在しないが、落下した場合やステージタイムオーバー時は即ミス扱いとなる。
死亡時に白骨化するのはシリーズでお約束。


*アイテム解説
ステージ中の特定のポイントを通過する、もしくは敵を倒すとツボからアイテムが出現することがある。


**◯武器
***・[[ヤリ>槍]]
アーサーの初期装備。水平に飛ぶランスで、後のシリーズよりも性能が高く、そこそこの弾速で3連射が可能。

***・[[短剣>ナイフ(武器)]]
水平に飛ぶナイフ。最速の弾速を誇り、3連射が可能。

***・たいまつ
松明を投げる。緩やかな放物線を描き、着弾地点で炎を上げて短時間延焼する。2連射が可能。
穴などの画面外に落ちた場合、次弾射出可能になるまで数秒撃てなくなる。

***・[[斧]]
たいまつと同じ放物線に沿って飛ぶ斧。敵を貫通する能力がある。2連射が可能。
たいまつと同じく、穴などの画面外に落ちた場合、次弾射出可能になるまで数秒撃てなくなる。

***・[[十字架>十字架型の武器]]/[[盾]]
1周目のみ5面以降に出現する武器。水平に飛び、一定距離で消失する。弾速はヤリと同じ。
リーチが非常に短いが敵弾を消す効果があり、一定距離で確実に消失するため連射制限はない(但しさほどの効果もない)。
ステージ6終了時点でこの武器を装備していないと、[[ラスボス]]の大魔王と戦うことができないため5面に強制的に戻される(ZAP)。
なお国内版が十字架で、海外版が宗教上の関係で盾に変更されている。性能差等はない。


**◯その他のアイテム

***・像(2種類)、ネックレス、リング、ハイヒール、ワンピース、パンツ、クラウン
得点ボーナス。
さらわれた姫が全裸に剥かれている事を想起させる内容なのだが、実際に姫を救出してみると全然そんな事は無かったりする。

***・ドル袋、コイン
ステージ中に設置されている。得点ボーナス。

***・鎧
ステージ中の特定の箇所を通過したときに出現するツボからしか出現しない。裸の時に鎧を装着する。
なお鎧を装着しているときに鎧のツボが出現するポイントを通過すると、以降のプレイで裸になってもそのポイントでは鎧のツボは出現しない。

***・弥七(風車)
ステージ中の特定の箇所を通過したときに出現するツボからしか出現しない。得点ボーナス。

***・鍵
ステージボスを倒すと出現する。取得すると次のステージへ進むアイテムシンボル。


*ステージ解説

**・1面 墓場~森
プリンセスがさらわれる場面からスタート。
いたるところに墓石が点在し、地面から無限に湧き出る[[ゾンビ]]がお出迎え。
動かずに弾を吐いてくるグリーンモンスター、飛行して突っ込んでくる[[カラス>カラス(野鳥)]]が襲いかかる。
中間地点では強敵の[[レッドアリーマー]]が待ち構える。
川とスライダーを超えると、盾を持ち編隊を組んだフライングナイトが襲ってくる。
森の中に入っていくと&font(l){長ネギ}槍を投げる&s(){空飛ぶ春巻き}ウッディ・ピッグが無限に出現するポイント。

ボスは一角獣((いわゆるユニコーンではなく、一つ目で角がある巨人。サイクロプスと名乗った方が分かりやすそう。))。高い耐久力を盾に、火の玉を吐いたり突進攻撃を武器とする。
ファミコン版では十字架が効かなくなっている。

**・2面 塔~大男の館~街中
高低差のある足場を進む。道中は小悪魔ブルーキラーの出現ポイント。
背景の館から飛んでくる悪魔の子供・プチデビルをいなした先には、高い耐久力を誇る大男が多数の徘徊する館にたどり着く。
ここは若干の迷路状になっており、大男以外にも画面外から一定周期でカラスが飛来する。
大男の突進や鉄球、カラスの攻撃と上下スライダーが連続する街中を抜けるとボス。

ボスは一角獣だが、2体連続出現する。1体目がアーサーを飛び越してくるため、強制的に挟み撃ち状態になる。

**・3面 洞窟
洞窟の中を進む。前半面は天井に[[コウモリ]]がおり、一定座標内にアーサーがいると急降下飛行してくる。
1面と同じくゾンビが無限に湧き出る。一定ポイントに弾を吐くタワーモンスターが設置されている。
後半面はレッドアリーマー、ウッディピッグ、プチデビルが主な障害となる。
進行ルートが2つに分かれており、どちらを進んでも合流する。

ボスは[[ドラゴン>ドラゴン(西洋の神話)]]。
火の玉を吐きながら縦横無尽に飛び回り、ときに急降下体当たりをする。
弱点は頭部で、胴体部分を攻撃すると胴体が短くなり攻撃判定が縮小する。
ファミコン版では槍が効かなくなっている。

**・4面 スライダー地帯~溶岩吊橋地帯
前半面は敵が出現せず、左右に動く複数のスライダーを飛び移っていく。
後半面にさしかかるとレッドアリーマーが待機している。吊橋地帯は一定ポイントで周期的に溶岩が吹き出す。
ブルーキラーが散発的に出現し、行く手を阻む。

ボスはまたドラゴン。3面と変化はない。

**・5面 塔 その1
梯子を使って塔を登っていく。ジャンプするスケルトンが初登場する。
他にもコウモリ、ブルーキラー、ウッディ・ピッグの複合攻撃が厄介となる。
レッドアリーマーも特定のポイントで待ち受けるほか、大男も出現する。

ボスは[[サタン>サタン(悪魔)]]。翼を持った赤い体色の大型の悪魔。
口から弾を吐き出すほか、高速移動による体当たり攻撃を仕掛けてくる。耐久力が高い。
羽根を閉じてガードを固めることも。ファミコン版では槍と斧が効かなくなっている。

**・6面 塔 その2
5面と同じく、梯子を使って塔を登っていく。ステージ全体にスケルトンが散りばめられている。
ボスとして登場した一角獣とドラゴンが配置されていて、進行上連戦となる。
さらに進行していくと多数の大男、レッドアリーマー、スケルトンが待ち構えている。

ボスはサタンだが、2体登場する。

**・7面 玉座
玉座。大魔王の後方にはプリンセスが捕らわれている。
このステージは一騎打ちでのみ構成されている。

ボスは[[大魔王アスタロト>アスタロト(悪魔)]]。頭部と腹部から炎を吐き出して攻撃してくるが動きは鈍い。
弱点は頭ではなく腹部にある顔で、ジャンプして高度を合わせつつ攻撃しないとヒットしない。
このステージではアーサーの向きが大魔王のいる方向に固定される。
後退方向にレバーを入れてもアーサーの向きが変わらない。

#region(アスタロトを倒すと…)
・奇数周では&color(red){「この玉座はサタンによる幻術だった」}と表示され、難易度の上昇した次周1面が開始される。
・偶数周ではプリンセスの救出に成功。小さなエンディングを挟んで、難易度の上昇した次周1面が開始される。
#endregion



*アクションゲームとして
ショット&ジャンプタイプのアクションゲームの金字塔と言っても差し支えない本作。のちに続く[[魔界村シリーズ]]の基礎はこの時点で構成されていた。
丁寧に作り込まれており、ゲームバランスも良好。&color(blue){繰り返しのトライ&エラーで確実な上達が見込め}、よりスムーズなプレイができるようになる。
とりわけ初代である本作は&color(red){パターン性が非常に強く}、突破口を見出した後はプレイがとても安定しやすい。

*基板のバージョンの差異
「旧」、「新」と呼ばれる2つのバージョンが存在する。
後述のタイマー破壊[[バグ]]による無限稼ぎが簡単に行えたことから、修正版として新しいバージョンが制作された。
それに合わせて変更が加わっている。

・タイマー破壊バグができなくなった
・4面のドラゴン消しができなくなった
・6面の一角獣が1体減った
・梯子昇降中にマジシャンの[[魔法]]を食らうと、以降ダメージを受けるまで動けなくなるバグが解消
・5面、6面ボスのサタンの耐久力が減ったほか、移動スピードが落ちた

*テクニックやバグなど
・ショットキャンセル
アーサーのショット動作は各種行動でキャンセルすることができる。ショット後にジャンプすると、硬直を消しつつ動くことができる。
ショット動作をレバー入力でキャンセルすることで、ボタンのみを連打するよりも素早く次弾を発射することができる。
具体的には「ショットボタン→レバー前方方向入力→ショットボタン……」の繰り返し。本作ではほぼ必須テクニック。

・レバーと動きの仕様
本作は「レバー8方向」ではなく「レバー4方向」の作品として制作されているため、斜め入力を受け付けることを想定としていない。
そのため、しゃがんだ状態でレバーを斜め方向を介して左右方向に入れようとするとしゃがんだ状態が維持される。
慣れないうちはこの操作感と仕様に気が付かず、突然動けなくなってミスになるケースが多い。
但し斜め入力が死にきっているわけではなく、しゃがみ中の左右転換は可能。
しゃがみから素早く立ちたい場合はレバーをリリースするより上方向を入力したほうが即座に立ち姿勢に戻れる。

・武器チェンジ
ツボを持った敵は基本的にステージで無限に出現する敵のみに限られる。
「6匹目はツボを持って現れる」という法則を利用し、定位置から敵を出現させ、武器チェンジを狙うことができる((敵の出現ポイントを往復スクロール等することでコンスタントに定位置から敵を出現させ、武器チェンジを狙うことができる。))。
ただし出現する武器は法則性はあるものの半ランダム。
すでに通過してきたステージの前半部などに特定の武器を出現させたまま取得せずに進行すると、その武器はアイテムテーブルメモリから消えづらく、出現しづらくなる。

・雑魚稼ぎ
無限に出現する敵の出現ポイントを把握し、出現条件を理解することで雑魚を倒し続けて得点を稼ぐことができる。
特に効率の良い1面、3面のゾンビ稼ぎが有名だが、ウッディ・ピッグやブルーキラー、プチデビルで稼ぐこともできる。
タイマー破壊と併用するとスコアアタックの概念が崩壊する。
本作は2万/7万エブリーエクステンドが初期設定のため、後述の100万点までを早回しして稼ぎエクステンドすることも可能。

・タイマー破壊(旧バージョン)
1面序盤の墓石や3面序盤の岩に15発攻撃を打ち込むと、マジシャンが出現して魔法を放ってくる。
魔法を受けるとカエルになり、攻撃が一切できなくなる((これをステージタイマーの時間切れでミスになるタイミングに合わせて魔法を受けるとタイマーがバグり、以降は時間切れによるミスは事実上発生しなくなる))。

・4面ドラゴン消失(旧バージョン)
4面のドラゴンの直前、極めて少しずつ進み、BGMがボスのものになったら引き返す。
成功するとBGMが鳴り止んでクリアーメッセージが表示され、ドラゴンのいたポイントまで行くと鍵だけが降ってくる。

・6面一角獣ずらし
梯子を登って一角獣を攻撃するなどして反応させたあと、梯子を降りきって画面左端まで誘導する。
左から4マス目で散発的にショットを撃ち続けると一角獣が宙に浮く。これを利用して安全に攻略が可能。

・6面一角獣引きずり下ろし
先述と同じ手順で一角獣を左端まで誘導した後、画面外に向かってショットを連射すると天井を突き抜けて一角獣が降ってくる。
落ちてくるポイントはアーサーの真上だったり隣だったり様々。
ダメージ無敵を利用しつつショットキャンセルをかけて瞬殺ができるため、一角獣が2体いる旧バージョンでは特に有効。

・6面ドラゴン消失
6面のドラゴンを反応させて一角獣のいた大梯子まで戻り、大梯子上部からキャラ一体分だけ降りた状態で待機。
するとドラゴンが画面外へ向かっていく。ドラゴンの鳴き声が聞こえなくなるか、ウッディ・ピッグが出現すると消失が完了する。

・レッドアリーマー消失
レッドアリーマーは上下方向のスクロールに追従する性能が低く、一気に2画面分ほどスクロールすると消失する。
このテクニックは応用が効き、3面からの多数のアリーマーをスクロールアウトで消すことができる。

・5面、6面の落下死
5面、6面は意図的な縦方向スクロール以外は落下死は存在しない。
だが画面端の壁面に向かってジャンプするとアーサーが壁の中に進入してしまい、そのまま落下してミスとなる。

・ショットが飛んでくる
ステージクリアー後、ショットを撃たないようにして鍵を取得せずに画面右端のスクロール限界点へ行き、そこでショットを撃つ。
すると次のステージが開始した瞬間、左後方から撃ったショットが飛んでくる。

・100万点の壁
スコアが100万点に到達するとエクステンドしなくなる。しかしスコアの桁は1000万の位まで用意されており、カウンターも進行する。



*難易度について
魔界村といえば「高難易度、理不尽」などのパブリックイメージがつきまとう近年であるが、それは広くプレイされた[[ファミリーコンピュータ]]版の移植作が原因である。
マイクロニクスが移植を行ったFC版は…

『&color(red){キャラクターの動きが全てガクガク}』
 →敵の動きも不安定で、この点も相まってレッドアリーマーの急降下が強い
『&color(red){fpsが低く(概ね30fps以下)、レスポンスが劣悪}』
 →何をするにも操作への支障が常態化している
『&color(red){ほぼ必須テクニックだったショットキャンセルが存在しない上、攻撃速度が遅い}』
 →硬い敵への対抗策が距離を取る以外に事実上存在しない

といった事象を筆頭に、&color(blue){原作と大幅にかけ離れている}。

そもそもの操作感が劣悪なため、ゲームバランスが非常に悪くなっていることはもはや子細なレベルである。
この移植版が皮肉にも「最も広くプレイされた」こと、それから「[[ゲームセンターCX]]等を通して広められた」ことが、そのパブリックイメージの根源である。
それだけではなく、妙なアレンジが施されているのも特徴で、強制的にカエルに変身させられるニセキングの像、タイマーが大幅に減るニセ弥七などのマイナスアイテムの追加のほか、
『&color(red){一角獣には十字架、ドラゴンにはヤリ、サタンには斧が効かない}』という要素があり、しかもこれはタチの悪いことに&color(red){明文化されておらず}、内部仕様でそのようになっている。


原作であるアーケード版の難易度は決して低くはないが、ゲームバランスを考慮して丁寧に作られており、難しさのベクトルは&color(red){全く違うものである}ことに留意されたい。


*コラム

初代である本作の愛好家は「新バージョン」よりも「旧バージョン」を好む傾向が強い。
レトロゲームを取り扱う各地のゲームセンターでも、本作を入荷・稼働させる際は永久パターンの兼ね合いがあっても「旧バージョン」であることのほうが多い。
また「旧バージョン」は残存数が希少なタイトルでもあり、高額取引されている。

永久パターンが存在する本作ではあるが、能動的に武器チェンジを行わなければ、武器の入手にゆらぎが存在する。
そのため6面クリアーまでに十字架/盾を取得することができず、ZAPによって意図せずループするといった状況も散見される。

本作は100万点でエクステンドが停止してしまうが、極めて熟練したプレイヤーは高次周においても攻略パターンを体系化し、エクステンドしない中プレイを続行し、ループを続けて1000万点達成を目指す。
得点効率にもよるが、周回数は概ね30周目以降、所要時間は10~12時間ほどで達成が可能。

[[AVGN>The Angry Video Game Nerd]]ことジェームズ・ロルフ氏は初めてプレイしたNES(海外版FC)のゲームが魔界村だったという。よりによってあの移植版を…
また、AVGN史上初めてレビューを望む%%やけに汚い%%署名が集まったゲームである。

続編に[[大魔界村>大魔界村]]がある。


追記・修正はレッドアリーマーに接近と同時にショットキャンセルで連射を叩き込んで瞬殺してからお願いします。

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}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 今まで項目なかったのね。  -- 名無しさん  (2020-03-04 23:17:36)
- なぜかなかなか立たなかった項目になりそう  -- 名無しさん  (2020-03-04 23:50:06)
- デモンズ・ブレイゾンから遡るようにして存在を知ったな  -- 名無しさん  (2020-03-05 00:32:55)
- あるにはあったけどシリーズ全体のしかなかったのよね。アーサー単独の記事も欲しいな  -- 名無しさん  (2020-03-05 01:23:58)
- 魔界村と言われたら大抵の人はFC版を思い浮かべる  -- 名無しさん  (2020-03-05 01:44:34)
- よく「墓場で半裸でデートしてて敵に姫をさらわれる」とネタにされるOPだが、ベーマガ(マイコンBASICマガジン)で当時紹介されていた時には、「敵と戦闘中負傷して、姫に治療を受けている最中に悪魔にさらわれる」という説明がされている。……にしても「何故姫が治療を?」「何故墓場で治療を?」というツッコミが入るのだがw  -- 名無しさん  (2020-03-05 14:43:00)
- プリンセスはアーサーの恋人だからな。自ら手当てに出てきたんだろ  -- 名無しさん  (2020-03-05 22:02:48)
- 3週目って人力でクリア出来んのか?あれ。敵の数とスピードが完全にバグってるとしか思えない程苛烈なんだが…  -- 名無しさん  (2020-03-05 22:47:41)
- そろそろ プリンプリンの項目ができてもいいかも  -- 名無しさん  (2020-03-06 20:38:58)
- Switchにアーケード版出してほしいな  -- 名無しさん  (2020-03-08 14:45:26)
- 十字架で一角獣を倒せないから槍が落ちてる→槍でドラゴンを倒せないから十字架に変えないといけないのが鬼畜  -- 名無しさん  (2020-11-22 02:55:54)
- 中断セーブ無いとクリア出来る自身が無い・・・大と超は中断セーブ無しでクリア出来たけど初代は途中で投げたな  -- 名無しさん  (2020-11-29 20:35:42)
- 5面まで安定して行けるようになったが6面が越せねえ・・・  -- 名無しさん  (2020-11-29 20:46:01)
- カプコンアーケードスタジアムには新バージョン(日本語)旧バージョン(英語)両方が収録されている。SwitchならFC版と比較しながら遊ぶのも良いかも  -- 名無しさん  (2022-03-16 20:48:11)
- アーケード版の事はよく知らないけど、FC版に登場する、時間が増える弥七と1upエクステンドは、アーケード版には登場しないアイテムなのか?  -- 名無しさん  (2024-10-13 20:44:55)
- なぜ似て(もいないが)非なるクソゲーなFC版が色々な意味でも有名で出回って今もプレイする機会に恵まれているのはAC版がそれだけ超名作だったからであるとは思うファミコン黎明期ACのビッグタイトルが家庭でも曲がりなりにもできるっていうのは眉唾物でも触れてみたくなるもの。ゲームというそのものに飢えていた当時のキッズはこんなデキでも一生懸命やり込んでいたのだとしみじみ……ちょっとやってクソゲーだ!と放り投げる、あるいは積みゲーになる昨今とどっちが幸せだったろうか………。    -- 名無しさん  (2025-03-06 16:37:24)
- 初期設定時には名前が違っていたのは事実だってのはわかったけど、アーサー王伝説のパロディで海外から批判来たってのはソースどこなんだ?調べてもいまいちわからんかったんだが  -- 名無しさん  (2025-05-17 20:37:40)
- FC版が今の基準だとクソゲー、当時でもAC版と比べると劣化移植なのはたしかだけど、少なくとも当時のプレイヤーにとっては今言われるほどひどい評価でもないしクリア不可能なほどの超絶難易度でもなかったよ。ネットやらメディアやらで昔のゲームを笑う文化が出てきてやり玉に挙げられたってのが大きい。  -- 名無しさん  (2025-05-17 21:13:36)
- カプコンがすでに自前で配信しちゃってるから無理だろうけど、アケアカで新旧2バージョン込みで出してくれないかな。  -- 名無しさん  (2025-07-09 16:33:32)
#comment
#areaedit(end)
}