Detective Comics: Greetings from Gotham

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Detective Comics: Greetings from Gotham - (2024/04/15 (月) 21:47:54) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/05/06 Wed 21:33:38
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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&bold(){『Detective Comics: Greetings from Gotham』}は2019年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。

#region(作品情報)
『Detective Comics Vol.1』#1006~#1011
発売 2019年6月から
脚本 ピーター・トマシ
作画 カイル・ホッツ(#1006~#1007)、ダグ・マーンキ(#1008)、クリスチャン・デュース(#1009~#1011)
#endregion

日本では未邦訳。

ピーター・トマシによる[[バットマン>バットマン(人物)]]・サーガ第2巻。
バットマンと様々なヒーロー・ヴィランの競演を描いたバラエティに富んだ作品。

#1006~#1007ではスペクターが登場し、彼のオリジンやバットマンとの類似点が語られた。

#1008では最凶の宿敵[[ジョーカー>ジョーカー(バットマン)]]が登場し、久しぶりに[[ライバル]]同士によるシンプルな戦いが描かれた。

#1009~#1011ではデッドショットが登場し、日本近海の[[無人島]]を舞台に彼との戦いと第二次大戦時の兵士との交流が描かれた。
[[無人島]]の様子は日本人の目から見るとツッコミどころがあるが、兵士との交流はトマシの戦争観が垣間見られる。
またデッドショットとの戦いはコスチュームや装備無しで行われ、バットマンの生身の強さを実感できる。

#1008からは2019年後半を牽引した大型イベント『イヤー・オブ・ヴィラン』とのクロスオーバー『The Offer』の1つで、
ミスター・フリーズがその対象に選ばれ、次のストーリーの布石が張られている。



&link_anchor(『Detective Comics Vol.1』#1006~#1007){『Detective Comics Vol.1』#1006~#1007}
&link_anchor(『Detective Comics Vol.1』#1008){『Detective Comics Vol.1』#1008}
&link_anchor(『Detective Comics Vol.1』#1009~#1011){『Detective Comics Vol.1』#1009~#1011}



*&aname(『Detective Comics Vol.1』#1006~#1007,option=nolink){『Detective Comics Vol.1』#1006~#1007}


**&font(#000000){【物語】}
ある夜、復讐の天使スペクターをその身に宿す刑事ジム・コリガンが謎の集団によってさらわれた。
宿主を失ったスペクターはバットマンの協力を得て事件の解決を図る。


**&font(#000000){【登場人物】}
・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)}
ゴッサムを守る闇の騎士。スペクターからコリガン捜索を依頼された。
最初は考え方の違いから協力する気はなかったが、誘拐の際に出た犠牲者とコリガンのために捜査をすることになった。

・&font(b,15px){スペクター}
神に仕える復讐の天使。地上では依代を必要とし、現在はゴッサムの刑事ジム・コリガンに宿っている。
自分とよく似た集団にコリガンをさらわれたため、バットマンに協力を依頼した。
コリガンとは単なる依代ではなく特別な絆があるらしい。

・&font(b,15px){ジム・コリガン}
スペクターをその身に宿すゴッサムの刑事。連絡を受け相棒と共に謎の死体の捜査を始めたところ、
スペクターに似た謎の集団に襲われさらわれてしまった。

・&font(b,15px){The Cult of the Divine Hand}
スペクターに似た衣装をまとった謎の集団。死体でコリガンをおびき寄せ、彼をさらった。

・&font(b,15px){ジェームズ・ゴードン}
ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。コリガンがさらわれた現場の捜査を指揮する。
スペクターの力でバットマンが突然現れても慣れているのか驚かなかった。



*&aname(『Detective Comics Vol.1』#1008,option=nolink){『Detective Comics Vol.1』#1008}


**&font(#000000){【物語】}
ある夜、遊園地を乗っ取ったジョーカーは中にいた全ての人間を人質にバットマンをおびき寄せる。
その目的は2人で遊園地デートをするためだった。


**&font(#000000){【登場人物】}
・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)}
ゴッサムを守る闇の騎士。ジョーカーの招待状で遊園地に向かい、人質を助けるまでジョーカーと遊ぶことになった。

・&font(b,15px){[[ジョーカー>ジョーカー(バットマン)]]}
犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンの[[ライバル]]。
レックス・ルーサーの計画を滅茶苦茶にするため『リージョン・オブ・ドゥーム』に入ったが、諸々の事情でチームを離れた。
その後ルーサーが何らかの計画を進めていることを知り、その前にバットマンと戦おうと事件を起こした。
遊園地にいた全員に毒ガスを噴射するペンダントを付けさせ人質に取り、バットマンと遊園地デートを楽しむ。



*&aname(『Detective Comics Vol.1』#1009~#1011,option=nolink){『Detective Comics Vol.1』#1009~#1011}


**&font(#000000){【物語】}
仕事でシンガポールの環境会議に向かうブルースは、その一環として他の参加者と1つの飛行機に同乗することになった。
ブルースがビジネスマンの会話にうんざりしていると、パイロットに扮していたデッドショットが姿を現した。
絶体絶命の危機かと思われたその瞬間、落雷によって飛行機は日本近海の[[無人島]]に墜落し、ブルースは外に投げ出されてしまう。


**&font(#000000){【登場人物】}
・&font(b,15px){[[ブルース・ウェイン>バットマン(人物)]]}
ゴッサムの名士でありバットマンの正体。午前中の会議に渋々出席し退屈な態度を見せていたが、
議題である環境問題には真剣に取り組んでおり、自ら他の出席者との飛行機のシェアを提案した。
[[無人島]]に投げ出されると島に隠れていた第二次大戦時の兵士に助けられ、治療と身の上話で回復の時を待っていた。
しかしデッドショットも生存していることを知り、彼を倒すためにバットマン風の服装で戦いを挑む。

・&font(b,15px){デッドショット(フロイド・ロートン)}
凄腕の狙撃手。大物実業家の誘拐を依頼され、彼らが集まった飛行機を襲撃したが事故で墜落してしまう。
あくまで誘拐が目的なため彼なりに生存者を保護していると、コスチュームに身を包んだブルースと戦闘になる。

・&font(b,15px){クラレンス、ヒロシ}
ブルースを助けた第二次大戦時の兵士。2人揃って戦闘機パイロットだったが[[無人島]]に墜落、生きるために協力し続け今に至った。
互いの言葉をマスターしており日によって使い分けている。ヒロシは薬草に詳しく、タナカという黒豹をペットにしている。
ブルースから戦争の結果を聞いても動じることは無く、この島で最期を迎える覚悟を固めている。
タナカが生存者を襲撃し負傷した姿を見て、ブルースはデッドショットの生存を知った。

・&font(b,15px){ルシアス・フォックス}
ウェイン・エンタープライズのCEO。環境問題への取り組みをアピールするため、ブルースと共に飛行機に乗り事件に巻き込まれた。

・&font(b,15px){アルフレッド・ペニーワース}
ウェイン家に仕える執事。午前中の会議に出席させるためブルースを叩き起こした。シンガポール行には同行しない。
念の為にバットマンの装備を飛行機に積んだが、墜落で無駄に終わった。



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