&font(#6495ED){登録日}:2022/02/01 Tue 19:54:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#ffb74c){わ、分からないッス…レンジで卵温めてたら急に大きな音が…}}} &ruby(しのつき){篠月}&ruby(だいだい){橙}は漫画『[[裏バイト:逃亡禁止]]』の登場人物。 *【概要】 和美とバディを希望していた[[裏バイター>裏バイター(裏バイト:逃亡禁止)]]の女性で、水族館スタッフのエピソードにて初登場ッス。 口癖は&font(#ffb74c){「〜ッス」}。身長は150cm弱((おまけページの身長比較表では52cm程の超厚底ブーツを履いて登場し、結局脱がされていた。))。 名前である「橙」の文字や類似した言葉が入った衣服・帽子を着用しているのが特徴。 *【人物像】 底抜けにポジティブで、友人から借金の連帯保証人になるのをお願いされて引き受けるも突然その友人が蒸発してしまったため、全額返済して驚かせようと多額の金を欲している。 自分が騙されていたとは露程も思っていない様子。 和美とは以前ショップで働いていた時に知り合った。その時のショップは裏バイトではなく普通の店だった模様。 黙っていれば主人公2人にも劣らない美人なのだが、一度聞いた話をすぐ忘れたりユメを&bold(){&font(#ffb74c){「黒&ruby(・){龍}先輩」}}と間違えて呼び続けその都度ユメに訂正されたり((探偵助手のエピソード時点では「ユメ先輩」と呼び方を変えている。))と[[どこか抜けており、鈍い子。>天然]]和美曰く&bold(){&color(gold,#f5f5f5){「脳みそモンキー」}}。 そのためか難しい話を長々と聞かされるとショート寸前に陥る描写がある。 #openclose(show=和美が嘘をついていた件を説明された際には…){ ユメから何度説明されても全然理解できず&font(#ffb74c){&bold(){「なぜに…なぜにこの橙めに左様な嘘をッッ!? 白浜殿ォーッ」}}と戦国武将のような言動になったり、脳内で『理解』の文字が合わさりかけて&bold(){結局すれ違ったりで}ようやく納得するまで&bold(){15時間}もかかった。&bold(){また3分後に全部忘れて再び同じ質問を畳み掛けた。} そして説明のために&bold(){「大好きなお父さん」「お父さんが大好きで大好きで」}だの&font(#ffb74c){&bold(){「白浜殿はパパ超好き」}}だの言われ続けた和美を、羞恥から&color(gold,#f5f5f5){「もうやめて…」}状態に陥らせる地獄にまで追い込んだ((二度と橙には嘘をつかないと和美が誓ったほど。))。 なおユメが「クサイ」と感じていないため、橙の&s(){クルクルパーな}頭は怪異とは無関係だと思われる。&s(){むしろそっちの方が怖い。} } 怪異と直面しても、そもそも&bold(){それが異常な存在であると認識できない}ケースが多く、異常事態への対応が遅れるリスクを常に抱えている一方で、怪異を怪異として認識する事(動揺する、怯えるなど)がトリガーになる類の怪異には滅法強い。 ただし、酔っ払いに向かって臭いと言ってはいけないなど一般的な常識は持ち合わせている((これはユメの異能が酔っ払いに反応しただけなのだが、橙は異能のことを知らなかったため酒臭さと勘違いして少し注意した。))。 同じ作者の作品『不死身のパイセン』に登場する後輩キャラ「鬼龍院」を彷彿とさせるため、そのことが一部の読者の間で話題になった。ただ、あくまでキャラ付けという意味で外見自体はそっくりというほどではない。またあちらは(脅威度は低いのが多いとはいえ)怪異を拳で解決したりと自力でどうにかできる能力はあったが、こちらは割と普通に死に瀕したりする。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){そもそも「鬼龍院」という人物は実際には存在しないので別人である事は確定。}} それでも&bold(){1人だけギャグ時空に足を突っ込んでいてあまりに強すぎる存在であるためか}裏バイトの面接で落とされるなどで、毎回は同行できない準レギュラーポジションという措置を取られている。 『ちょい足し』では作者の相方をレギュラーで務めているので、そちらの印象のほうが強いかもしれない。 初登場エピソードのラストでは危機に陥るものの、すんでの所で正気を取り戻し何とか生還を果たした。 その理由は&bold(){&color(red,black){「全部『忘れて』こっちに来い」}}というマザー・フィッシュからの誘惑を受けた際、以前のバイトでシフトを『忘れて』和美に怒鳴りつけられたことを連想したため。 橙にとっては、理解の及ばない怪異よりもすぐ傍にいる和美から怒られる方が怖いのだろう。 *【備考】 **部屋 住んでいる部屋の家賃は月1万と激安であるものの、意外と立派な部屋。 #openclose(show=…なのだが){ 実はその部屋には得体のしれない&bold(){何か}が橙と同居している(ビデオ通話先のユメのみならず和美にも視認できるレベル)。&font(#ff0000){&bold(){しかしその何かは橙には視えておらず、橙も全く気にしていない。}} 本人曰く&bold(){&font(#ffb74c){「大家が毎日心配して様子を見にきてくれる掘り出し物」}}だと認識している。学校用務員のエピソード時点では特に心身への異常はなく絶好調らしい。 ・「むしろ電子レンジで卵を温めて爆発させた挙句、ユメからそれを教えられても&font(#ffb74c){『なるほど! &bold(){どういう事ッスか?}』}な橙を守護しているのでは」 ・「&bold(){橙がビデオ通話なんて複雑な事をできるわけがない。}得体のしれない何かが代わりに設定してくれたのでは」 と読者から様々な考察(?)がなされた。 なお、和美から火災保険への加入を勧められた橙は間違って&bold(){ゴルフ保険}へ加入していた。&bold(){何でだよ。} } **過去と特性 家政婦のエピソードにて&bold(){元ボクサー}である事が判明(作者曰くイメージは[[モンスターファームのハム>ハム(モンスターファーム)]])。殺意に反応するとワンツーで相手を殴り倒す。ますます「鬼龍院」要素が増えた形になる。 「現役時代」と口にしていたため、他に本業があっての趣味レベルではなくプロボクサーに近い領域だった可能性が高い。橙の&s(){クルクルパーな}頭はボクサー特有のパンチドランカーの可能性があると考えると物哀しいものがある。&s(){でも元からじゃないかなぁ、橙だし…。} また同エピソードにて&bold(){多量のカロリーを摂取すると太って豚のようになる}こと、普段から調子に乗ると&font(#ffb74c){&bold(){「ブフャフャフャ」}}と豚のような笑い方をするが太ると&font(#ffb74c){&bold(){「ブヒッ」}}だの&font(#ffb74c){&bold(){「ブヒャーッ! ブヒッブヒッブヒャーッ!!」}}だの&bold(){豚のような言語しか話せなくなる}(体重が落ちるにつれて人語も口にするようになる)事実も判明した。&s(){コイツ、色々な意味で本当に人間か? 何かの怪異じゃねぇのか…} **ダイダイエット 家政婦のエピソードにて太って豚のようになった橙だが、おまけ回にて[[ダイエット]]を敢行した。 &s(){「身体だけでなく脳まで豚と化した」と言われても、元が元だからむしろランクアップしている気もするが。} [[橙の部屋に住み着いている得体の知れない何か>怪異(裏バイト:逃亡禁止)]]が穏やかに(?)見守る中、[[Wii Fit>Wii Fit トレーナー]]のような器具で汗を流していた橙だが ・運動後、[[クォーラ>コーラ]]の危険性に気づく。 ・鳥頭なのですぐ忘れてクォーラを飲む。 ・クォーラに合う[[ポテチーズ>ポテトチップス(お菓子)]]を食べる。 の流れを&s(){単行本作業の穴埋め企画のためほぼ使いまわしで}3話もの間、繰り返した果てに&bold()&color(red,black){完全に豚と化し、精肉として処理を施された末に出荷されてしまった。} &bold(){どうしても和美の持ってきたお菓子を食べたい橙による長い言い訳だったが。} 結局太ったままなので、橙の再登場は遠そうである((農業手伝いのエピソード開始前にて「ハマちゃんアルティメット」と称される、和美監修の下による壮絶なダイエットの末に元の身体へ戻るという完全復活を果たした。))。 なお、借金の連帯保証人となっていた蒸発した友人の名字が&color(#884898){&ruby(さきむら){&bold(){崎村}}}であることが判明した。&bold(){やっぱりあの一族じゃねぇか!} 単行本6巻のおまけエピソードでは&font(#994c00){茶々}と邂逅。 自身に借金を押し付けて失踪した&color(#884898){崎村まい}の捜索((とは言っても復讐等が目的ではなく、単に心配だかららしい。))を八木に依頼するも断られ((おそらく裏関連ではなかったため。))、紹介で茶々の元にやってきた。 自分が八木の代わりと聞いて俄然やる気を出した茶々がとんとん拍子に打ち合わせを進めていき話が纏まりかけるが、目ン玉が飛び出る((比喩ではなく本当に目玉が飛び出した。))ほどの料金を見てこれでは借金が返せないと全ての依頼を破棄。 &bold(){&font(#994c00){「崎村が見つかればそもそも借金を返す必要も無いんですよー!?」}}と呼びかける茶々を後目に、&font(#ffb74c){&bold(){「ウッキャア~さらばッスウ~!!」}}と奇声を残して去っていった。 残された茶々は八木に電話で&font(#994c00){「アンタ、私にモンキーの怪異とか寄越した?」}と問いかけるのだった。 カバー裏漫画の「やっちゃえ!裏バイト」ではバディ・ユメちゃんと遭遇。 織田を撃破したバディ・ユメちゃんを&font(#ffb74c){「おめ、強えなあ!?」}と[[どっかの超サイヤ人>孫悟空(ドラゴンボール)]]のような口調で弄り回し、ウザがられて怪奇撲滅外道光線を受けるもそもそも怪異じゃないので効果がなかった。 …かと思いきや、なぜか首から下がタコのように変化して&font(#ffb74c){&bold(){オクトデビル・橙}}へと変貌((橙本人は「これじゃもうあやとりも指パッチンもいっせーのせもできない」と一瞬だけ悲しんだが、すぐバディ・ユメちゃんを大量の触手で弄り回していつもの橙に戻っていた。))。 バディ・ユメちゃんの格好の天敵となったのだった。 &font(#ffb74c){&bold(){追記・修正、よろしくッス!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アホの子というレベルを超えてる -- 名無しさん (2022-02-01 21:21:48) - ↑癒されるよね。 -- 名無しさん (2022-02-01 22:23:47) - まだ初期はギャグキャラ設定固まってなかったからか、こいつを引き込みかけた水族館の怪異が強キャラに見える -- 名無しさん (2022-02-02 19:48:31) - 赤刃トンネルの怪異「解せねぇ」 -- 名無しさん (2022-02-21 14:02:40) - 探偵助手1で再登場するまでは髪型とか表情とかまだ大人っぽかったのだが、最近は完全に子供寄りである 中身も実質子供だからしょうがないか! -- 名無しさん (2022-07-19 22:23:52) - 今回のエピソードは完全な不意打ちだった… -- 名無しさん (2022-09-19 12:37:38) - 話が暗くなりすぎないために必要な人材だけど、もはや出すだけで必要以上にギャグ回になりかねないから最近は他キャラや単発キャラに出番を譲りがちになってる -- 名無しさん (2022-11-26 23:22:58) - 相対的にマザー・フィッシュの株を上げ続ける女 -- 名無しさん (2023-02-08 16:14:08) - マッドサイエンティストの人格を逆にのっとった女 -- 名無しさん (2023-02-09 10:30:53) - 修羅の門のレオンのセリフの「こいつが心の底から恐ろしい....。」が浮かんだ -- 名無しさん (2023-09-29 19:24:24) - 「バカは一人で賢者万人分の働きをする」という言葉をどこかで見知ったけど、橙の偉業(婉曲表現)を目にして初めて意味を理解出来たと思ってるわ...ホントすげぇよこの愛すべきバカ -- 名無しさん (2024-07-31 17:56:14) - ↑橙と一緒にポテチ食ってクォーラ飲みたい。 -- 名無しさん (2024-07-31 18:37:33) - とうとうギャグ補正もぶち抜かれた… -- 名無しさん (2024-10-11 13:54:00) #comment(striction) #areaedit(end) }