&font(#6495ED){登録日}:2010/07/01 Thu 20:56:23 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 2010年7月23日にBasesonより発売された、「恋姫無双」シリーズのFDにして、これまでの三部作の最終作。 【物語】 #center(){{{ 三国の中心にある都に 城を構えることになった一刀 北郷隊の面々や メイドの詠や月たちが補佐につき 一刀は何とかかんとか都の運営を始めていた そんな一刀が心配だと 三国の君主や将軍たちも都に屋敷を持ち 一刀の納める都には 三国の将が一堂に会していた 五十人の女の子たちに求められる毎日は ただひたすらにパラダイスっ!? しかし水面下では 一刀の寵愛を賭けた乙女たちの戦いが 静に幕を開けていた &font(#ff0000){五十二人}&font(#ffc0cb){の乙女と漢女(おとめ)が繰り広げる} &font(#ffc0cb){抱腹絶倒の外史が今、始まる!} }}} #right(){(OHPより)} 【登場人物】 [[前作>真・恋姫†無双〜乙女繚乱☆三国志演義〜]]参照。 【システム】 これまでの2作品とは違い、戦闘パートは無く、拠点パートのみとなっている。 また、一人のキャラクターを選択するものから、イベント自体を選択するようになっている。 【世界】 今作はFDということで、すべての将が生存している。 つまり、 ・蜀ルートで三国を統一し ・魏ルートで種馬として従事し ・呉ルートでばっちり子孫を残す というカオスなことになっている。 【主題歌】 THE (END) of KH†MS 歌:片霧烈火 作詞:ASUKA 作編曲:たくまる 曲タイトルから分かる通り、&font(#ff0000){一応}の終わりということであり、テックジャイアンにて開催された俺ゲーグランプリ2010で2位にも選ばれている。 &font(#ff0000){だが…} 後にある問題が発覚する… 【&font(#ff0000){炎上}】 このゲームは、公式ブログが炎上・&font(#ff0000){閉鎖}している。 なぜか それは、『&font(#0000ff){一部キャラにHシーンが無い}』からである。 キャラによっては一回(しかも前戯のみの場合も)、三回等とHシーンの振り分けも&font(#ff0000){不公平的}になっている。 Hシーンが無いキャラは ・関羽(愛紗) ・呂布(恋) ・鳳統(雛里) ・華雄(そもそも扱いが悪く、最後に豆粒のように映るだけで出番自体が無し) いずれも人気が高いキャラであった。 この情報はフラゲ組から発信され、最初は真偽が問われたが、発売されると、この情報が本当だったと分かり、一気に公式ブログが炎上した。 そしてそのままブログは閉鎖。 発売されてからブログの更新はされなかった。 結局Basesonとして、何のコメントも発表していない為、 言&font(#ff0000){わ}なかったのか 言&font(#ff0000){え}なかったのか それすらも分からないままである。 さらに問題点がある。 関羽は無印からの[[メインヒロイン]]であり、アニメ版では主役である。 本作の公式サイトに記載されている恋姫列伝でもシリーズを引っ張って来た功労者のように解説され、本作でも出番があるような記載もある。 当然、今作の宣伝広告として数多くの媒体で使われ、関羽役でもある声優本山美奈のインタビューまで用意されていた。 だが、以下の通りHイベントが無い…… それはおろか呂布と龐統と違い&font(#ff0000){専用イベントすら}用意されていないと言う仕打ちである。 ちなみにゲームのジャケットだと&font(#ff0000){背表紙として大きく写っている}。 これを見据えていたような開発者演技内でのスタッフ発言も重なって発売後に色々とスタッフメンバーはおろかメーカーの信用に傷がついた作品には違いない…。 せめて何が理由か位… ちくしょ―――――!!!!!!!!! 何にしても、この一件で「&color(#F54738){&bold(){Basesonの作品は二度と買わん!}}」とネットでは一部のユーザーによる絶交・不買宣言が上がり、(それと関連したのか不明であるが)その後、恋姫シリーズに代わる新たな作品もいくつか発表されたが、いずれも恋姫程の売上は叩き出せず(&s(){ぶっちゃけ大爆死レベル})に終わるなど、Basesonの栄光は下火に向かう事となった。 結果、&bold(){恋姫シリーズの完結宣言が撤回される}までそこまで時間はかからなかった… キャラによってはしっかりとした良イベントや良CGがある為、人によっては落胆する内容でもないのだが、上記のキャラ以外にも単一ネタばかり強調してFDにもかかわらずキャラの掘り下げが浅く、伏線も投げっぱなしと観ててうんざりしてくるようなイベント格差がある事が問題視されている。 本当に上記のキャラが出ない事やキャラによる格差が悔やまれる。 華雄に関してもシリーズを通してネタキャラだから仕方ないと言う声もあるが第一回人気投票では1位に輝き、本作発売直前に行われた「“学園モノの友達”にしたいキャラは?」という人気投票企画でも1位とファンの期待を一層押し上げたことは想像に難く、問題の公式ブログでも出番がある事を仄めかされていたので火に油のような対応であったのは目に見えて明らかである。 もしも問題点クリアしていれば最終作としてFDの枠を超えて評価が高かったのではないだろうか。 ちなみに本作のアンソロジーシリーズは本作の評判に対して数多く出版されており、内容によっては本編より面白いと言う意見もあった。また、関羽など不遇だったキャラが中心の内容が多かったりもする。 また、後に出された真・恋姫†英雄譚では関羽をメインとしたシナリオが収録され、他のキャラについても、&bold(){華雄以外は}本編や追加エピソード等でHシーンがちゃんとあったり、各作品毎にHシーンがあるキャラと、ないキャラとを&bold(){予め宣伝しておく}など、騒動当時は完全無視を決め込んでいたBaseSonも、一応はこの騒動を顧みて反省していた事をうかがわせている。 そして、華雄も董卓軍ルートこと真・恋姫†英雄譚外伝白月の灯火で念願のHシーンが用意される事になり、多くの華雄ファンが歓喜したであろう。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ここからBaseSonの迷走は始まった -- 名無しさん (2013-12-31 11:18:51) - アニメの最終回は当時声優が一時休業中だった後藤邑子(最終回以外の話や次クールのアニメには出てる)がやった雛里以外(原作じゃリストラされた双子含めて)総出の決戦で幕引き、って感じだっただけに「終わり良ければ~」的な言葉がよく頭に浮かぶ -- 名無しさん (2013-12-31 11:31:31) - ↑その雛里もOVAで事実上の主役の役割を与えられたからね。 -- 黒澤葉香 (2014-05-18 10:53:53) - 発売同時期のコミケグッズの絵柄に採用されるようなキャラ+名目上最後のタイトルで、レギュラーキャラが冷遇されてたら古参ほど変だと思うよ。焔耶だかなんだかのレズ女贔屓してたり、最後なのに仕切ってる奴の好みで選んだんじゃないのってチョイス -- 名無しさん (2022-01-02 00:53:51) - 華雄については、無印の時代からネタキャラで、真名もないしHシーンがないのは当然な気がするが -- 名無しさん (2024-07-23 21:49:45) #comment #areaedit(end) }