最古の四人(レ・キャトル・ピオネール)

「最古の四人(レ・キャトル・ピオネール)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

最古の四人(レ・キャトル・ピオネール) - (2016/05/15 (日) 19:47:07) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2010/08/22(日) 16:45:56 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 漫画「[[からくりサーカス]]」に登場する自動人形で、[[フランシーヌ人形]]を笑わせる為に[[白金>白金(からくりサーカス)]]により作られた人形。 そのため彼らは奇術師や道化のような姿をしている。 白金が去った後にフランシーヌ人形により擬似体液を与えられ、自らの意思で行動出来るようになった。 真夜中のサーカスの団長はフランシーヌ人形だが、彼女は自主的に発言しないため、彼等が実質的なリーダーとして他の自動人形に指示を出している。 以下ネタバレ しろがね達とのサハラでの最終決戦で四体とも破壊されるが頭部を回収され、黒幕である[[フェイスレス>フェイスレス司令]](白金)によってドットーレ以外の三体が復活する。 この時のコロンビーヌの変わり様は一目瞭然だが、アルレッキーノとパンタローネも地味に衣装が変わっている。 しかし、他の自動人形からは手の平を返したように旧型と罵られ冷遇されている。 また、彼等の主人であり忠節を尽くしてきたフランシーヌ人形が実際は途中から影武者だったことを告げられ、自分達の存在理由に疑問を持つようになり以前より沈んだ様子を見せていた。 しかし、フランシーヌ人形に瓜二つの[[エレオノール>才賀エレオノール]]と出会い、彼女をフランシーヌ人形に重ね忠誠を誓うようになる。 なお、復活後はボディが旧式であるため性能は低下しているがそれでも[[「最後の四人」>最後の四人(レ・デルニエ・キャトル)]]以外の並の自動人形よりはよっぽど強い。 メンバーは以下の四人 ■[[&font(#ff0000){アルレッキーノ}>アルレッキーノ(からくりサーカス)]] #center(){ &color(red){もしもそれをリョーコが気に入れば……その時の顔はおまえが見ておいてくれ、法安} &color(red){私が前に感じたように、その顔が……そよ風に波立つ湖面に映る、星屑のように煌めいているかを} } 帽子とリュートが特徴の楽士のような姿の自動人形。 右目に瞳が二つあり左頬に三日月型の模様がある男性型。 基本的に帽子を脱ぐことは無いがかなりの長髪。 自らの体を改良しているため自動人形の弱点である「気」が通用しない(これは他の者も同じと思われる)。 &color(red){「緋色の手(レ・マン・スカラティーヌ)」}と呼ばれる指先や体の各部から出るチューブから火炎を放つ技を得意としており、その火力はしろがね-Oをも一瞬で消し炭にするほど(鳴海には効かなかったが)。 手にしているリュートには仕込み杖のごとく剣が内蔵されており、これを用いた接近戦もこなす。 また、真夜中のサーカスの楽士である証としての技、&color(red){諧謔曲(スケルツォ)「神をたたえよ(ベネディカムス・ドミノ)」}というリュートによる強力な音波攻撃も使用できるが、音波攻撃の特性上巻き添えを考慮しなければならない状況では使えず、また強力すぎてか好んでは使いたくなかったようで終盤のブリゲッラ戦でのみ披露された。その威力はブリゲッラを完封してしまいそうだったほど。 「最古の四人」の中で最初に[[鳴海>加藤鳴海]]達の前に現れ、鳴海に興味を抱いたがここでは顔見せ。 後にサハラでの最終決戦ではしろがね・しろがね-Oを寄せ付けない強さを見せたが、復活した鳴海との一騎打ちに敗れた。 その後フェイスレスにより復活しエレオノールに仕えるが、彼女に「人間を傷つけるな」と命じられ、涼子や平馬を助け人間と行動を共にするようになる。 「最後の四人」との戦いでエレオノールから初めて「戦え」と命令を受けパンタローネと共に歓喜しながら出陣。その際、法安に涼子へのプレゼントを渡し再び彼女の笑顔を見ることを望んでいた。 「最後の四人」ブリゲッラとの戦いでは先述の「神をたたえよ」で圧倒的有利に戦闘を進めるも、追い詰められたブリゲッラが放ったミサイルにより半身を破壊され敗北。 しかしこの時の勝利がきっかけでブリゲッラは直後の鳴海との戦いに敗北することになる。 その後同じく敗北し頭部だけになったパンタローネを回収し、近くの教会にたどり着く。そこでエレオノールの笑顔を目撃し、自分の使命を果たしたことに満足して機械仕掛けの神の存在を感じながら機能停止した。 ■&font(#008000){パンタローネ} #center(){ &color(#008000){人間の味方?たわけたことを……} &color(#008000){ただ、フランシーヌ様に命じられただけだ…} &color(#008000){「人間を傷つけるな」……とな。} } 長い顎鬚と先が長い帽子を被った老人型の自動人形。 &color(#008000){「深緑の手(レ・マン・ヴェール・フォンセ)」}と呼ばれる空気をポンプのように吸い込み、打ち出す掌を使う。 これの応用により周りのものをかき集め、巨大な玉を作り出すことができる。 クローグ村の惨劇では村人をかき集めて玉にした。 中国へ生命の水を回収するために向かい鳴海たちと戦うが、鳴海の師匠・梁剣峰に崖から投げ飛ばされて戦線離脱。 その後は何とか戻ってくるも剣峰の策によりダイナマイトの爆発を至近距離で受けて損傷。 その後アルレッキーノと同じくサハラでの最終決戦で鳴海に敗北するもフェイスレスによって復活する。 アメリカで[[阿紫花>阿紫花英良]]との戦いの後、法安からサーカスに誘われ「最後の四人」との戦いの前にサーカスへの参加を承諾し戦いに挑む。 最終決戦ではアルレッキーノと共に「最後の四人」ハーレクインと戦い、ハーレクインの滑稽さに生まれて初めて大爆笑するも、激昂したハーレクインの前に敗北して首をはねとばされる。 しかしハーレクインの雷を操る角に集中攻撃を加え続けたことが、鳴海との戦いの時における鳴海の勝利のきっかけとなった。 その後、頭部をアルレッキーノに回収され、共にエレオノールが笑っているところに辿り着いた。 すでに機能は停止していたようだが、その顔には満足げな微笑みを浮かべていた。 ■&font(#afdfe4){コロンビーヌ} #center(){ &color(#afdfe4){うれしいな……うふふ、} &color(#afdfe4){やっと男の人に、抱きしめてもらっちゃったぁ} } 仮面とターバンを付けた女性型の自動人形。 鋼鉄をも溶かす高熱を発する&font(#afdfe4){「純白の手(レ・マン・ブランシュ・ジマキュレ)」}を武器とし、またゾナハ病を発症させる微細な機械人形「アポリオン」を操る能力も持つ虫使い。 復活後はアポリオンを自在に操り、刃やバリアやドリルやクッションを作り出す万能派になったが「純白の手」が搭載されているのかは不明。 綱渡りが得意で、クローグ村の惨劇では村人をつなぎ合わせてその上で綱渡りをした。 ある日図書館で読んだ恋愛小説によって人間の恋愛に興味を持ち、「人間の男に抱きしめてもらう」という願望を持っている。 サハラでの最終決戦でティンババティとロッケンフィールドの連携に敗れ、鳴海に恋をしたファティマと最後の言葉を交わす。 その後フェイスレスにより修復されたが、何故か彼女だけ元の姿ではなくゴスロリを着た幼女の姿で復活し何故か言動も多少幼くなる(藤田はこの形態がお気に入りらしい)。 フェイスレスわかりやすすぎである。 復活後は主に勝と刺客との戦いの立会人として働き、エレオノールと出会い彼女へ忠誠を誓った。 戦闘中に勝に抱きとめられたことから彼の味方に付き、0部隊を壊滅させた後に「最後の四人」ディアマンティーナと戦うが、シャトルから落ちてきた勝とエレオノールを救うためにアポリオンを使ったために爆弾クマちゃんを防げず敗北。 首だけになり孤独な最期を迎えようとしていたが、彼女を探しに来た勝に抱きしめられて願いが叶ったことを喜び、笑顔を浮かべた後機能停止。 マザーグースを歌いながらあの世へ旅立った。 ■&font(#0b5394){ドットーレ} #center(){ &font(#0b5394){おまえの子供の血は赤かったぜえ、ルシィィル!} } 刃をしこんだつばが大きい黒い帽子を被った中年男性型の自動人形。 人間の味覚に興味を持っている。 ジャグリングが得意で、クローグ村の惨劇ではルシールの子を含む子供たちの首を帽子ではねてジャグリングした。 サハラでの最終決戦ではアンジェリーナ人形の命令でほかの「最古の四人」が動けない中、[[ルシール>ルシール・ベルヌイユ]]の挑発に乗せられ彼女に攻撃する為に「フランシーヌなど関係ない」と自身の存在理由を否定しまい、全身から擬似体液を噴き出し自壊した。 泣き叫びながらフランシーヌ人形に許しを請う姿はアルレッキーノに「ルシールから絶望という感情をプレゼントされた」と評された。 自壊により[[ブラックボックス]]自体が破壊されて再生がならなかったのか、彼だけはサハラでの最終決戦の後も復活していない。 そのため純粋な悪役としてしか描かれておらず若干影が薄い。 &font(#0b5394){「紺碧の手(レ・マン・アジュール)」}という技があったのですが、使わずにおくたばりにあいなりました。 (一応、他の三人の技の能力からして、どういう技なのかは想像はつくだろう) ■余談 サハラ戦でドットーレが引退したのち、最古の四人はアルレッキーノ、パンタローネ、コロンビーヌ、そして&font(#ff0000){フラッシュ・ジミー}という噂があったが公式で否定された。 ■名言 「どけ」 「おまえの子供の血は赤かったぜぇ」 「…証か…では私の『緋色の手』で、君を殺して証明しよう」 「彼は言った。滅びるから美しいのではない。滅びを知ってもなお、己の存在を肯定できる…その姿こそが美しいのだと…」 「歌も…歌えるんだ」 「あの女性はな、フランシーヌ様ではない」 「私は君を好きだったのだよ」 「人間が傷つくのを見過ごしても…フランシーヌ様が笑ってくださらなくなるそうだ」 「己はなにを口にしたぁあぁ!」 「うれしいなぁ。うれしいなぁ。うれしいなぁ。」 #center(){ 「お…い…」 「私達は…今…信じられないものを見ている…」 「アニヲタWikiが…心配でなんとかここまできたのだが…」 「ここであんな光景を目にしようとはな…」 「あれこそ、我々自動人形の使命…」 「そして悲願だった…」 「見よ、パンタローネ、項目がたっていらっしゃるぞ!」 「からくりサーカスの…最古の四人の項目をたててくれる暇人など…私達にはいないと思っていたが…」 「項目をたててくれる住人も…どうやらおわすらしい…」 「なァ、パンタローネ…」 「お美しいな… アニヲタWikiは…」 「なァパンタローネ…追記・修正しているか…?」 「…なんだ… …している…じゃない…か…」 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 名前と他の三人の技から推測するに氷属性の技っぽい?>紺碧の手 -- 名無しさん (2013-07-18 09:50:13) - ↑まず間違いない。しかし、形は違えど四人とも人間の心をなんらかの形で理解して逝ったわけだねぇ… -- 名無しさん (2013-08-15 17:36:51) - 返す返すもドットーレが不憫すぎるww -- 名無しさん (2013-08-20 02:07:55) - ドットーレは生き返ったとしても、待ったなしで再殺よなあ…… -- 名無しさん (2013-08-20 10:43:53) - ルシールが最期にドットーレに与えた『絶望』とは(他の三体と違って)『この先の出番がなくなること』ではないかと思うのだよ -- 名無しさん (2013-08-21 02:25:08) - アルレッキーノとパンタローネの最期は一話で纏められてるが、藤田クオリティの密度で気にならない -- 名無しさん (2013-09-04 17:41:45) - ドットーレも悪役として最高の役者だったから、印象に強く残ってるなあ。しかし個人的には、歌も歌える、って少し嬉しそうに法安に告げるパンタローネが好きだわ。その後ハーレクインと対峙して、「笑ってくれる客もいない世界でコメディーだと?!」って嘲笑うのが、かつての自分たちに重ねてるみたいでまた…… -- 名無しさん (2013-09-14 04:04:15) - ルシール戦で使わなったからよほど至近距離じゃないと使えないんだろう。食べ物に興味あったしそれを液状化させ高速で排出!これが紺碧の手! ……うん汚いからないな! -- 名無しさん (2013-10-11 16:59:27) - ドットーレが再生してたら、どんな報われ方をした後に、どんな死に方をしたんだろうな -- 名無しさん (2014-02-15 04:12:42) - ルシールポジションな老人を後ろに、子ども守って憤死とかじゃないかな。機能停止前にルシールが笑いかけてくれるのが見えたり。 -- 名無しさん (2014-04-22 16:05:34) - まさかかつて敵だった -- 名無しさん (2014-08-14 19:31:30) - ↑続き モノの死に涙するとはなぁ -- 名無しさん (2014-08-14 19:32:10) - パンタローネ様は久米田のお気に入りw -- 名無しさん (2014-08-22 12:43:13) - 再生したドットーレの最後の敵はカピタン・グラツィアーノか。お互い口に関する特性を持つタイプだからどうなるか -- 名無しさん (2014-09-24 01:50:04) - 敵味方関係なく、忠誠心が篤いキャラって大好きだ。 -- 名無しさん (2014-10-24 10:03:11) - ドットーレの「紺碧の手」って、無難な想像だとディオの気化冷凍法みたく絶対零度の液体窒素を噴射して相手を氷漬けにし、粉々に砕くって感じかな -- 名無しさん (2014-10-26 15:37:04) - ↑今となっては何とも言えんね。もしそんなんだったらルシールに勝ち目はなかったかもしれん。 -- 名無しさん (2014-10-26 15:42:11) - メルエムの護衛軍を思い出すわ -- 名無しさん (2014-10-31 13:57:35) - 「最後の四人」の項目は無いのかな  勝てなかったけど後の勝利に繋がってくれたのがまた… -- 名無しさん (2014-10-31 14:08:14) - ↑「最後の四人」の項目も欲しいな 有志よ頼んだぞ -- 名無しさん (2014-11-06 00:34:36) - 最古の四人(レ・キャトル・ピオネール)は各キャラが濃いからそれぞれ独立した項目を立ててもいいくらいだな。誰か頼む(他力本願) -- 名無しさん (2014-12-18 15:54:22) - 紺碧の手はドットーレが「味覚」に興味持ってる点と最悪の死って発言から、個人的に強酸・強塩基を利用して相手を溶解させる系の技ってイメージ。液体窒素で急激に物凍らすのって難しいし -- 名無しさん (2014-12-18 19:26:31) - ↑なるへそ。 -- 名無しさん (2014-12-21 20:31:40) - アルレッキーノが「火」、パンタローネが「風」、コロンビーヌが「土」だからドットーレの技の属性は間違いなく「水」だよね。相手を氷らせるも、溶かすのもどちらでも面白い。 -- 名無しさん (2015-01-07 00:06:28) - 四大元素から来てたのね成程成程…! -- 名無しさん (2015-01-07 14:18:12) - ↑↑↑↑でも溶解系の技だとコロンビーヌと被るぜ。やっぱり冷凍系じゃないか? -- 名無しさん (2015-01-07 22:11:27) - 今となっては何も言えんね。真相は藤田のみぞ知る。 -- 名無しさん (2015-01-08 07:44:16) - ↑2 高熱使ってる時点で緋色の手とも被ってるけどな。それに純白の手って溶解と言うよりも、蒸発(昇華)や引き裂くって感じだし。 -- 名無しさん (2015-01-08 11:53:11) - 他の人も言ってるけどドットーレも復活してたら何か変わってただろうか? -- 名無しさん (2015-01-11 09:59:19) - 頭潰されたパンタローネが復活したのは気を込めず人形の手足の力だけで潰したからと解釈すればいいのか? -- 名無しさん (2015-02-03 21:24:43) - ↑2 生理機能の味覚ではなく、人が他者の為に作る料理の意味に気づくとかかなあ。 -- 名無しさん (2015-03-03 18:12:43) - ↑「あのシチュー(※例)… また喰いたかったなぁ…」とか言って逝きそうだなぁ -- 名無しさん (2015-03-03 19:04:05) - ↑ そうそう、そんなの。“男に抱き締められる”の目標を叶えたコロンビーヌや研究がいつのまにか願望になっていたシルベストリに対して、旧式のボディでは物理的に得られなくなった味覚の代わりに人間でしか味わえない答えを得るって流れもアリなんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2015-03-05 18:17:56) - そもそも純白の手ってどういう原理なの?熱?強酸? -- 名無しさん (2016-05-14 21:42:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/08/22(日) 16:45:56 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 漫画「[[からくりサーカス]]」に登場する自動人形で、[[フランシーヌ人形]]を笑わせる為に[[白金>白金(からくりサーカス)]]により作られた人形。 そのため彼らは奇術師や道化のような姿をしている。 白金が去った後にフランシーヌ人形により擬似体液を与えられ、自らの意思で行動出来るようになった。 真夜中のサーカスの団長はフランシーヌ人形だが、彼女は自主的に発言しないため、彼等が実質的なリーダーとして他の自動人形に指示を出している。 以下ネタバレ しろがね達とのサハラでの最終決戦で四体とも破壊されるが頭部を回収され、黒幕である[[フェイスレス>フェイスレス司令]](白金)によってドットーレ以外の三体が復活する。 この時のコロンビーヌの変わり様は一目瞭然だが、アルレッキーノとパンタローネも地味に衣装が変わっている。 しかし、他の自動人形からは手の平を返したように旧型と罵られ冷遇されている。 また、彼等の主人であり忠節を尽くしてきたフランシーヌ人形が実際は途中から影武者だったことを告げられ、自分達の存在理由に疑問を持つようになり以前より沈んだ様子を見せていた。 しかし、フランシーヌ人形に瓜二つの[[エレオノール>才賀エレオノール]]と出会い、彼女をフランシーヌ人形に重ね忠誠を誓うようになる。 なお、復活後はボディが旧式であるため性能は低下しているがそれでも[[「最後の四人」>最後の四人(レ・デルニエ・キャトル)]]以外の並の自動人形よりはよっぽど強い。 メンバーは以下の四人 ■[[&font(#ff0000){アルレッキーノ}>アルレッキーノ(からくりサーカス)]] #center(){ &color(red){もしもそれをリョーコが気に入れば……その時の顔はおまえが見ておいてくれ、法安} &color(red){私が前に感じたように、その顔が……そよ風に波立つ湖面に映る、星屑のように煌めいているかを} } 帽子とリュートが特徴の楽士のような姿の自動人形。 右目に瞳が二つあり左頬に三日月型の模様がある男性型。 基本的に帽子を脱ぐことは無いがかなりの長髪。 自らの体を改良しているため自動人形の弱点である「気」が通用しない(これは他の者も同じと思われる)。 &color(red){「緋色の手(レ・マン・スカラティーヌ)」}と呼ばれる指先や体の各部から出るチューブから火炎を放つ技を得意としており、その火力はしろがね-Oをも一瞬で消し炭にするほど(鳴海には効かなかったが)。 手にしているリュートには仕込み杖のごとく剣が内蔵されており、これを用いた接近戦もこなす。 また、真夜中のサーカスの楽士である証としての技、&color(red){諧謔曲(スケルツォ)「神をたたえよ(ベネディカムス・ドミノ)」}というリュートによる強力な音波攻撃も使用できるが、音波攻撃の特性上巻き添えを考慮しなければならない状況では使えず、また強力すぎてか好んでは使いたくなかったようで終盤のブリゲッラ戦でのみ披露された。その威力はブリゲッラを完封してしまいそうだったほど。 「最古の四人」の中で最初に[[鳴海>加藤鳴海]]達の前に現れ、鳴海に興味を抱いたがここでは顔見せ。 後にサハラでの最終決戦ではしろがね・しろがね-Oを寄せ付けない強さを見せたが、復活した鳴海との一騎打ちに敗れた。 その後フェイスレスにより復活しエレオノールに仕えるが、彼女に「人間を傷つけるな」と命じられ、涼子や平馬を助け人間と行動を共にするようになる。 「最後の四人」との戦いでエレオノールから初めて「戦え」と命令を受けパンタローネと共に歓喜しながら出陣。その際、法安に涼子へのプレゼントを渡し再び彼女の笑顔を見ることを望んでいた。 「最後の四人」ブリゲッラとの戦いでは先述の「神をたたえよ」で圧倒的有利に戦闘を進めるも、追い詰められたブリゲッラが放ったミサイルにより半身を破壊され敗北。 しかしこの時の勝利がきっかけでブリゲッラは直後の鳴海との戦いに敗北することになる。 その後同じく敗北し頭部だけになったパンタローネを回収し、近くの教会にたどり着く。そこでエレオノールの笑顔を目撃し、自分の使命を果たしたことに満足して機械仕掛けの神の存在を感じながら機能停止した。 ■&font(#008000){パンタローネ} #center(){ &color(#008000){人間の味方?たわけたことを……} &color(#008000){ただ、フランシーヌ様に命じられただけだ…} &color(#008000){「人間を傷つけるな」……とな。} } 長い顎鬚と先が長い帽子を被った老人型の自動人形。 &color(#008000){「深緑の手(レ・マン・ヴェール・フォンセ)」}と呼ばれる空気をポンプのように吸い込み、打ち出す掌を使う。 これの応用により周りのものをかき集め、巨大な玉を作り出すことができる。 クローグ村の惨劇では村人をかき集めて玉にした。 中国へ生命の水を回収するために向かい鳴海たちと戦うが、鳴海の師匠・梁剣峰に崖から投げ飛ばされて戦線離脱。 その後は何とか戻ってくるも剣峰の策によりダイナマイトの爆発を至近距離で受けて損傷。 その後アルレッキーノと同じくサハラでの最終決戦で鳴海に敗北するもフェイスレスによって復活する。 アメリカで[[阿紫花>阿紫花英良]]との戦いの後、法安からサーカスに誘われ「最後の四人」との戦いの前にサーカスへの参加を承諾し戦いに挑む。 最終決戦ではアルレッキーノと共に「最後の四人」ハーレクインと戦い、ハーレクインの滑稽さに生まれて初めて大爆笑するも、激昂したハーレクインの前に敗北して首をはねとばされる。 しかしハーレクインの雷を操る角に集中攻撃を加え続けたことが、鳴海との戦いの時における鳴海の勝利のきっかけとなった。 その後、頭部をアルレッキーノに回収され、共にエレオノールが笑っているところに辿り着いた。 すでに機能は停止していたようだが、その顔には満足げな微笑みを浮かべていた。 ■&font(#afdfe4){コロンビーヌ} #center(){ &color(#afdfe4){うれしいな……うふふ、} &color(#afdfe4){やっと男の人に、抱きしめてもらっちゃったぁ} } 仮面とターバンを付けた女性型の自動人形。 鋼鉄をも溶かす高熱を発する&font(#afdfe4){「純白の手(レ・マン・ブランシュ・ジマキュレ)」}を武器とし、またゾナハ病を発症させる微細な機械人形「アポリオン」を操る能力も持つ虫使い。 復活後はアポリオンを自在に操り、刃やバリアやドリルやクッションを作り出す万能派になったが「純白の手」が搭載されているのかは不明。 綱渡りが得意で、クローグ村の惨劇では村人をつなぎ合わせてその上で綱渡りをした。 ある日図書館で読んだ恋愛小説によって人間の恋愛に興味を持ち、「人間の男に抱きしめてもらう」という願望を持っている。 サハラでの最終決戦でティンババティとロッケンフィールドの連携に敗れ、鳴海に恋をしたファティマと最後の言葉を交わす。 その後フェイスレスにより修復されたが、何故か彼女だけ元の姿ではなくゴスロリを着た幼女の姿で復活し何故か言動も多少幼くなる(藤田はこの形態がお気に入りらしい)。 フェイスレスわかりやすすぎである。 復活後は主に勝と刺客との戦いの立会人として働き、エレオノールと出会い彼女へ忠誠を誓った。 戦闘中に勝に抱きとめられたことから彼の味方に付き、0部隊を壊滅させた後に「最後の四人」ディアマンティーナと戦うが、シャトルから落ちてきた勝とエレオノールを救うためにアポリオンを使ったために爆弾クマちゃんを防げず敗北。 首だけになり孤独な最期を迎えようとしていたが、彼女を探しに来た勝に抱きしめられて願いが叶ったことを喜び、笑顔を浮かべた後機能停止。 マザーグースを歌いながらあの世へ旅立った。 ■&font(#0b5394){ドットーレ} #center(){ &font(#0b5394){おまえの子供の血は赤かったぜえ、ルシィィル!} } 刃をしこんだつばが大きい黒い帽子を被った中年男性型の自動人形。 人間の味覚に興味を持っている。 ジャグリングが得意で、クローグ村の惨劇ではルシールの子を含む子供たちの首を帽子ではねてジャグリングした。 サハラでの最終決戦ではアンジェリーナ人形の命令でほかの「最古の四人」が動けない中、[[ルシール>ルシール・ベルヌイユ]]の挑発に乗せられ彼女に攻撃する為に「フランシーヌなど関係ない」と自身の存在理由を否定しまい、全身から擬似体液を噴き出し自壊した。 泣き叫びながらフランシーヌ人形に許しを請う姿はアルレッキーノに「ルシールから絶望という感情をプレゼントされた」と評された。 自壊により[[ブラックボックス]]自体が破壊されて再生がならなかったのか、彼だけはサハラでの最終決戦の後も復活していない。 そのため純粋な悪役としてしか描かれておらず若干影が薄い。 &font(#0b5394){「紺碧の手(レ・マン・アジュール)」}という技があったのですが、使わずにおくたばりにあいなりました。 (一応、他の三人の技の能力からして、どういう技なのかは想像はつくだろう) ■余談 サハラ戦でドットーレが引退したのち、最古の四人はアルレッキーノ、パンタローネ、コロンビーヌ、そして&font(#ff0000){フラッシュ・ジミー}という噂があったが公式で否定された。 ■名言 「どけ」 「おまえの子供の血は赤かったぜぇ」 「…証か…では私の『緋色の手』で、君を殺して証明しよう」 「彼は言った。滅びるから美しいのではない。滅びを知ってもなお、己の存在を肯定できる…その姿こそが美しいのだと…」 「歌も…歌えるんだ」 「あの女性はな、フランシーヌ様ではない」 「私は君を好きだったのだよ」 「人間が傷つくのを見過ごしても…フランシーヌ様が笑ってくださらなくなるそうだ」 「己はなにを口にしたぁあぁ!」 「うれしいなぁ。うれしいなぁ。うれしいなぁ。」 #center(){ 「お…い…」 「私達は…今…信じられないものを見ている…」 「アニヲタWikiが…心配でなんとかここまできたのだが…」 「ここであんな光景を目にしようとはな…」 「あれこそ、我々自動人形の使命…」 「そして悲願だった…」 「見よ、パンタローネ、項目がたっていらっしゃるぞ!」 「からくりサーカスの…最古の四人の項目をたててくれる暇人など…私達にはいないと思っていたが…」 「項目をたててくれる住人も…どうやらおわすらしい…」 「なァ、パンタローネ…」 「お美しいな… アニヲタWikiは…」 「なァパンタローネ…追記・修正しているか…?」 「…なんだ… …している…じゃない…か…」 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 名前と他の三人の技から推測するに氷属性の技っぽい?>紺碧の手 -- 名無しさん (2013-07-18 09:50:13) - ↑まず間違いない。しかし、形は違えど四人とも人間の心をなんらかの形で理解して逝ったわけだねぇ… -- 名無しさん (2013-08-15 17:36:51) - 返す返すもドットーレが不憫すぎるww -- 名無しさん (2013-08-20 02:07:55) - ドットーレは生き返ったとしても、待ったなしで再殺よなあ…… -- 名無しさん (2013-08-20 10:43:53) - ルシールが最期にドットーレに与えた『絶望』とは(他の三体と違って)『この先の出番がなくなること』ではないかと思うのだよ -- 名無しさん (2013-08-21 02:25:08) - アルレッキーノとパンタローネの最期は一話で纏められてるが、藤田クオリティの密度で気にならない -- 名無しさん (2013-09-04 17:41:45) - ドットーレも悪役として最高の役者だったから、印象に強く残ってるなあ。しかし個人的には、歌も歌える、って少し嬉しそうに法安に告げるパンタローネが好きだわ。その後ハーレクインと対峙して、「笑ってくれる客もいない世界でコメディーだと?!」って嘲笑うのが、かつての自分たちに重ねてるみたいでまた…… -- 名無しさん (2013-09-14 04:04:15) - ルシール戦で使わなったからよほど至近距離じゃないと使えないんだろう。食べ物に興味あったしそれを液状化させ高速で排出!これが紺碧の手! ……うん汚いからないな! -- 名無しさん (2013-10-11 16:59:27) - ドットーレが再生してたら、どんな報われ方をした後に、どんな死に方をしたんだろうな -- 名無しさん (2014-02-15 04:12:42) - ルシールポジションな老人を後ろに、子ども守って憤死とかじゃないかな。機能停止前にルシールが笑いかけてくれるのが見えたり。 -- 名無しさん (2014-04-22 16:05:34) - まさかかつて敵だった -- 名無しさん (2014-08-14 19:31:30) - ↑続き モノの死に涙するとはなぁ -- 名無しさん (2014-08-14 19:32:10) - パンタローネ様は久米田のお気に入りw -- 名無しさん (2014-08-22 12:43:13) - 再生したドットーレの最後の敵はカピタン・グラツィアーノか。お互い口に関する特性を持つタイプだからどうなるか -- 名無しさん (2014-09-24 01:50:04) - 敵味方関係なく、忠誠心が篤いキャラって大好きだ。 -- 名無しさん (2014-10-24 10:03:11) - ドットーレの「紺碧の手」って、無難な想像だとディオの気化冷凍法みたく絶対零度の液体窒素を噴射して相手を氷漬けにし、粉々に砕くって感じかな -- 名無しさん (2014-10-26 15:37:04) - ↑今となっては何とも言えんね。もしそんなんだったらルシールに勝ち目はなかったかもしれん。 -- 名無しさん (2014-10-26 15:42:11) - メルエムの護衛軍を思い出すわ -- 名無しさん (2014-10-31 13:57:35) - 「最後の四人」の項目は無いのかな  勝てなかったけど後の勝利に繋がってくれたのがまた… -- 名無しさん (2014-10-31 14:08:14) - ↑「最後の四人」の項目も欲しいな 有志よ頼んだぞ -- 名無しさん (2014-11-06 00:34:36) - 最古の四人(レ・キャトル・ピオネール)は各キャラが濃いからそれぞれ独立した項目を立ててもいいくらいだな。誰か頼む(他力本願) -- 名無しさん (2014-12-18 15:54:22) - 紺碧の手はドットーレが「味覚」に興味持ってる点と最悪の死って発言から、個人的に強酸・強塩基を利用して相手を溶解させる系の技ってイメージ。液体窒素で急激に物凍らすのって難しいし -- 名無しさん (2014-12-18 19:26:31) - ↑なるへそ。 -- 名無しさん (2014-12-21 20:31:40) - アルレッキーノが「火」、パンタローネが「風」、コロンビーヌが「土」だからドットーレの技の属性は間違いなく「水」だよね。相手を氷らせるも、溶かすのもどちらでも面白い。 -- 名無しさん (2015-01-07 00:06:28) - 四大元素から来てたのね成程成程…! -- 名無しさん (2015-01-07 14:18:12) - ↑↑↑↑でも溶解系の技だとコロンビーヌと被るぜ。やっぱり冷凍系じゃないか? -- 名無しさん (2015-01-07 22:11:27) - 今となっては何も言えんね。真相は藤田のみぞ知る。 -- 名無しさん (2015-01-08 07:44:16) - ↑2 高熱使ってる時点で緋色の手とも被ってるけどな。それに純白の手って溶解と言うよりも、蒸発(昇華)や引き裂くって感じだし。 -- 名無しさん (2015-01-08 11:53:11) - 他の人も言ってるけどドットーレも復活してたら何か変わってただろうか? -- 名無しさん (2015-01-11 09:59:19) - 頭潰されたパンタローネが復活したのは気を込めず人形の手足の力だけで潰したからと解釈すればいいのか? -- 名無しさん (2015-02-03 21:24:43) - ↑2 生理機能の味覚ではなく、人が他者の為に作る料理の意味に気づくとかかなあ。 -- 名無しさん (2015-03-03 18:12:43) - ↑「あのシチュー(※例)… また喰いたかったなぁ…」とか言って逝きそうだなぁ -- 名無しさん (2015-03-03 19:04:05) - ↑ そうそう、そんなの。“男に抱き締められる”の目標を叶えたコロンビーヌや研究がいつのまにか願望になっていたシルベストリに対して、旧式のボディでは物理的に得られなくなった味覚の代わりに人間でしか味わえない答えを得るって流れもアリなんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2015-03-05 18:17:56) - そもそも純白の手ってどういう原理なの?熱?強酸? -- 名無しさん (2016-05-14 21:42:46) - アルレッキーノとパンタローネは法安が言ってた、道具に良し悪しはなく使う人間の問題、というのを体現してたな。最初は真夜中のサーカスとして残酷なことをしてたが主人が人間の味方であるエレオノールになってからは大活躍だったし -- 名無しさん (2016-05-15 19:47:07) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: