ONE PIECE STAMPEDE

「ONE PIECE STAMPEDE」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ONE PIECE STAMPEDE - (2019/08/20 (火) 21:42:47) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2019/08/18 (日曜日) 12:34:25 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&big(){&font(White,#000000,20px){立ち上がれ、全勢力。}}}} &font(b){ONE PIECE STAMPEDE}とは、2019年8月9日に公開された劇場アニメ。テレビアニメ『[[ONE PIECE]]』の劇場版第14作目。 『[[STRONG WORLD>ONE PIECE FILM STRONG WORLD]]』以降より続く、原作者の[[尾田栄一郎]]氏が監修したストーリーの第4弾目に当たる。 &ruby(スタンピード){STAMPEDE}とは日本語で&font(b){&font(red){熱狂、暴走}}を意味する。 ●目次 #contents *【概要】 本映画の特徴は、冒頭にもあるように&font(b){「全勢力」}が集うオールスター作品。 [[海賊]]、[[七武海>王下七武海]]、[[海軍>海軍(ONE PIECE)]]、[[世界政府>世界政府(ONE PIECE)]]、[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]といった多種多様な人種が1つの目的の下に海賊万博に参加。 それら一騎当千の強豪たちを歯牙にもかけない強さを持つ、本物の&font(b){「化物」}を相手に一致団結するというのがこの物語の最大のキモである。 [[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]、[[ロー>トラファルガー・ロー]]、[[スモーカー>白猟のスモーカー]]、[[ハンコック>ボア・ハンコック]]、[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]、[[バギー>道化のバギー]]、[[ルッチ>ロブ・ルッチ]]が共闘するのは後にも先にもこの作品位の物だろう。 惜しむらくは、[[四皇勢力>四皇(ONE PIECE)]]が参加していない事くらいか。 前作の『[[GOLD>ONE PIECE FILM GOLD]]』より3年ぶりの劇場版となるが、テレビアニメ版が20周年を向えただけあってスタッフも豪華な面子が揃う。 監督は『[[スマイルプリキュア!]]』や『[[エピソードオブ東の海>エピソードオブシリーズ(ONE PIECE)]]』を手掛けた&font(b){大塚隆史}、脚本は「[[ポケットモンスターシリーズ>ポケットモンスター]]」「[[バトルスピリッツ]]シリーズ」ほかキッズアニメやアニメの近年の脚本担当でおなじみの&font(b){冨岡淳広}が担当。 ほかキャラクターデザイン・総作画監督に&font(b){佐藤雅将}も参加と、錚々たる顔ぶれとなっている。 また麦わらの一味の服装は今回、ユニクロデザインチームとのコラボレーションによりある程度反映されたものとなっている。 主題歌はWANIMAの&font(b){「GONG」}。子供の頃から読んでいて大ファンと称するだけあって、こちらも本編の内容に沿った良曲である。 TV本編でも本作に連動するストーリーとして、2019年7月28日と8月4日にオリジナルストーリー&font(b){「シードル・ギルド編」}が放送されている。 とは言っても、ルフィ達が海賊万博を知るきっかけと永久指針を手に入れるだけで映画との繋がりはあまりない。 恒例の入場者プレゼントは設定資料集の壱萬八拾九巻が入場者300万人配布された。 10089(万博)になぞらえた数字となっている。 壱萬八拾九巻の内容は ・恒例となったバレット、フェスタの生い立ち ・映画ラストシーンの尾田氏直筆ネーム ・STAMPEDEメインビジュアルのラフスケッチ ・各キャラのラフスケッチ ・"最悪の世代"の乗る海賊船のラフスケッチ ・万博参加者リスト 等相変わらずボリューミーな内容となっている。 ただし、映画本編のネタバレ部分も入っているので、読む前に一度本編を視聴することをお勧めする。 *【ストーリー】 #center(){&font(b){「乗るぜ、アンタの話」}} #center(){&font(b){「やろうぜェ~! 海賊の海賊による、海賊のための世界一の、祭り!!」}} #center(){&font(b){&big(){「海 賊 万 博 だァ!!!」}}} 海賊の、海賊による、海賊のための祭典、その名も海賊万博。 麦わらの一味をはじめ、世界中から集まった海賊の目的はただ1つ&font(b){「海賊王の遺した宝探し」}。 その熱狂の裏には、"最悪の戦争仕掛け人"の異名を持つ主催者&font(b){ブエナ・フェスタ}のある陰謀が潜んでいた。 さらに海賊を一網打尽にしようとスモーカーたち海軍の潜入捜査も動き出す。 そして突如、元ロジャー海賊団の男&font(b){&color(red){ダグラス・バレット}}が乱入。ルフィたちの前に恐るべき脅威として現れ、 事態の収束を図る海軍は大将、王下七武海を召集。さらに革命軍、CP-0も登場し、海賊万博は予測不能の大混乱へ陥っていく。 #center(){&font(b){&big(){&font(#ff0000){「このおれの強さは、おれ一人だけが勝つためにある!!」}}}} #center(){&font(b){&big(){&font(#0000ff){「この海を一人で生きてる奴なんているわけねェだろう!!」}}}} 最強の怪物[[ダグラス・バレット]]を相手にルフィ達は勝利をつかむことができるのか…? *【登場人物(ネタバレあり)】 **◎[[海賊]] ***◆[[麦わらの一味]] ○[[モンキー・D・ルフィ]] ご存知我らがゴム船長。最初は万博の熱気とイベントに終始目を輝かせていたが、バレットが乱入してから事態が急変する。 半殺しにされたウソップを見て激怒し、同期の海賊たちと共にバレットに向かっていくが……。 ○[[ロロノア・ゾロ]] ご存知三刀流剣士の戦闘員。 一応彼も"最悪の世代"の一人だが、今回は要因が重なってバレットとは直接対峙せず。 その代わり沿岸部で藤虎と激闘を繰り広げる。 巨大な隕石を奥義で真っ二つにするシーンは必見。 ○[[ナミ>ナミ(ONE PIECE)]] ご存知巨乳航海士。 イベント戦では突き上げる奔流を既に体験していた為か、的確なサポートで一味をリードする。 中盤からはサニー号と共に一時退避するが、そこでもゼウスを使って大暴れ。 ○[[ウソップ]] ご存知"ゴッド"の異名を持つ狙撃手。&font(b){そして今作最大の漢。} PVで既に瞬殺されているシーンが色々と目を引くが、その分男気を見せる場面もあるので是非見て欲しい。 彼の勇気と行動が、終盤での戦況を大きく変えることになる。 ○[[サンジ]] ご存知変態紳士なコック。今回はチョッパー、ロビン、ブルックと共に裏方に回る。 中盤ではスモーカーとも激闘する。残念ながらレイドスーツの出番は無し。 ○[[トニートニー・チョッパー]] ご存知100ベリー船医。 今作はブルックのおならを嗅がされたりスモーカーに捕まったりとあまり良い所がない。 怪物強化の出番もなし。でも医者としての活躍はある。 ○[[ニコ・ロビン]] ご存知お色気考古学者。 フェスタの会話を盗聴したり、島の見取り図を盗んだりと影での活躍が多い。 その途中で因縁ある「あの男」と再び対峙する。 ○[[フランキー>フランキー(ONE PIECE)]] ご存知サイボーグ船大工。 今回は両肩に社みたいな置物を設置している。 イベント戦ではド派手にビームをかっ飛ばす。フランキー将軍も勿論登場。 ○[[ブルック>ブルック(ONE PIECE)]] ご存知アフロの骸骨音楽家。 潜入中におならをしたりと相変わらずなシーンもある反面、仲間の危機に颯爽と駆けつけるなど決める時は決める。 ***◆[[最悪の世代>11人の超新星]] [[尾田栄一郎]]監修の元、それぞれの船も改めて正式にデザイン、披露されている。 ●[[トラファルガー・ロー]] ルフィと同盟を組んでいるハートの海賊団船長。 ズタボロにされているところを見つけた麦わらの一味が普通にローを心配するくらいには一味に馴染んでいる。&s(){「友達じゃねえ!」} のっけからズタボロにされているが、これは海賊万博の裏側を調べていたところ、真相を知りバレットの襲撃を受けた為。 終盤では共闘勢の一人として参加。彼のオペオペの実の能力が戦いの活路を開いた。 ●[[ユースタス・キッド/キラー>ユースタス・キッド]] 新世界で暴れまわっているキッド海賊団船長。相棒のキラーも勿論参戦。 バレット戦でも何かとルフィと張り合うシーンが多い。 その一方でキラーはキッドの危機に身を挺して助けるなど、仲間としての絆を見せる場面も。 ●[[バジル・ホーキンス]] ホーキンス海賊団船長。 相変わらずの占術思考で、イベント戦でも率先して動かず事態を見守っていた。 バレット戦では流石に本腰を入れて参加するが、降魔の相・至近距離からの釘攻撃・アニメに先駆けて披露した「藁人形カード」の巨大藁鬼婆すら容易に見切られてしまった。 ●[[X(ディエス)・ドレーク>X・ドレーク]] ドレーク海賊団船長。 アニメのワノ国編に先駆けてリュウリュウの実モデル“アロサウルス”の姿を披露。 バレットを噛み砕きにかかるが一蹴されてしまう。 しかし元海兵らしく協調性を見せ、バレットを尻尾で拘束することで他の船長らをサポートした。 ●スクラッチメン・アプー オンエア海賊団船長。 バレット相手に"爆"の音攻撃を何度も仕掛けるが、大して効いた様子は見せなかった。 ●ジュエリー・ボニー ボニー海賊団船長 2年前捕まって現在はマリージョアにいる彼女が何故参加できたのかは不明(面子も2年前黒ひげに捕まっていた船員たちである)。 バレットを子供か老人にしようと接近、蹴りまで入れてみせたが、流石に能力までは使わせてもらえずたたき伏せられた。 ●[[カポネ・ベッジ]] ファイアタンク海賊団船長。嫁シフォンと子供ベッツもつれての参戦((万博でのシャーロット家参加者は彼女のみ))。 圧倒的な強さを見せるバレット相手に"大頭目"を発現させるが、一撃で破壊されてしまう。 リンリンの攻撃でさえ何発か耐えていたというのに……。 ●[[ウルージさん>ウルージ(ONE PIECE)]] 破戒僧海賊団船長。画面一杯に写る笑顔が素敵。 イベント戦ではキッドを差し置いて15億の男ルフィと直々に拳を交える快挙を見せる((PVでルフィを吹っ飛ばした腕の正体はバレットではなくウルージさんだった))。 バレット戦でも、ドレークがバレットを尻尾で拘束した時に、巨大化しての因果晒しを披露。それまでいなすか避けるかしていたバレット初のクリーンヒットとなった。 &font(b){まさに公式がウルジスト。} ***◆その他の海賊 ●[[バルトロメオ>人食いのバルトロメオ]]/[[キャベンディッシュ>キャベンディッシュ(ONE PIECE)]] 麦わらの一味の傘下である麦わら大船団の1番と2番の船長。 バルトロメオはルフィ達が活躍するたびに目を輝かせていたが、 キャベンディッシュは&bold(){「僕より目立つな!」}と半切れ状態だった。 中盤ではゾロ、ナミ達と共に海軍勢力の迎撃に当たる。 ●[[ワポル>ブリキのワポル]] &font(b){まだ海賊をやっていたことが判明した}現悪ブラックドラム王国国王。 嫁のミス・ユニバースと共に高笑いしたり走り回ったりと忙しい。 &font(l){さっさと世界会議にいけや。} ●フォクシー ガラスハートなオヤビンでお馴染みフォクシー海賊団船長。 上記のワポルと共に登場して中の人ネタをしたことも。 「助けて下さい!」「知らんわァ!!」 ●[[サー・クロコダイル]] かつて強敵としてルフィの前に立ちはだかった元王下七武海。 フェスタの真相には一早く気付いていたのか、機を窺いつつ裏で暗躍していた。 バレットとはルーキー時代に激闘を繰り広げた(決着はつかず)事があり、その時の経験がバレット攻略の一手となる。 ある意味ポスターに出ていないのが不思議なくらいの役回り。 ●[[ゴール・D・ロジャー>ゴールド・ロジャー]] 初代海賊王、故人。 当然ながら回想のみでの登場となるが、彼の遺したとある宝がきっかけで海賊万博が開催された。 ある意味では本作の元凶であり、彼を越えられなかった2人の男が起こした物語が今回の「STAMPEDE」の大本である。 **◎[[王下七武海]] ◆[[ボア・ハンコック]] ルフィ一途な現アマゾン・リリー皇帝にして九蛇海賊団船長。 海軍から要請がかかったのか、中盤から登場。終盤で共闘勢の一人として参加する。 愛しのルフィの為に全力疾走する彼女の姿は必見。 ◆[[バギー>道化のバギー]] 頂上戦争から成り上がった元ロジャー海賊団見習いにして現バギーズデリバリー総帥。当初は万博の監視役も務めていた。 相変わらずのギャグ担当でコメディリリーフな立ち回りも多いが、バレットの事は&bold(){「バスターコールより怖い」}とよく御存知の様子。 共闘勢の一人だが、基本逃げ惑っているシーンが多い。それでも途中思わぬ活躍をする。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){なお今回の描写・10087巻での尾田栄一郎の解説を見る限り、「実はラフテルに行っていない」という説が浮上した。}} ◆[[ジュラキュール・ミホーク]] 御存知世界最強の剣士。本編でもその実力は遺憾なく発揮されている。 しかし早々に「協定外」ということでペローナと共に撤退した。 バスターコールに巻き込まれることを嫌ってのことだと思われる。 **◎[[海軍>海軍(ONE PIECE)]] &font(b){&color(red){「望み通り、バスターコールじゃァ!!」}} ■[[赤犬(サカズキ)>赤犬(ONE PIECE)]] 現海軍本部元帥。 「徹底的な正義」を掲げる彼が海賊万博なんてものを見逃すはずもなく、躊躇なくバスターコールをかける。 しかし元帥という立場上、前線には赴かず黄猿との会話のみ登場。 ■[[黄猿(ボルサリーノ)>黄猿(ONE PIECE)]] 海軍本部大将。 遠くの軍艦で海賊たちの暴走を静観していた。 暫くは動かず事態を見守っていたが……。 ■[[藤虎(イッショウ)>藤虎(ONE PIECE)]] 世界徴収で招聘された、盲目の新大将。 沿岸部で逃げようとする海賊の撃滅に参加。ゾロと交戦する。 巨大隕石を落としたりと相変わらずやりたい放題。 ■[[スモーカー>白猟のスモーカー]] "白猟"の異名を持つ海軍本部中将。本作では海軍側の主人公的存在。原作パンクハザード編ではあまり恵まれなかったが、今作では本部中将としての実力を遺憾なく披露する。 たしぎと共に先んじて海賊万博に潜入していたが、バスターコールの事までは知らなかった様子。 避難中の海兵がいるにも拘らず砲撃を加える上層部に激怒し、たった一人で事態を鎮圧しようとバレットへと立ち向かう。 その途中でルフィ、ロー達の策に(嫌々ながらも)乗ることになる。 ■ヒナ "黒檻"の異名を持つ海軍本部中将。スモーカーとは同期。 今回は部下のジャンゴ/フルボディと共に前線に参加。片っ端から海賊たちを捕縛していく。 その一方で付き合いの長いスモーカーの心情を汲み取る場面も。 ■たしぎ スモーカーの部下であるメガネ女剣士。海軍本部大佐。 スモーカーと共に万博に潜入し、急変する事態を彼に伝えていた。 最後までスモーカーに付き合うと進言するが…。 ■[[コビー>コビー(ONE PIECE)]]/ヘルメッポ 今や英雄とまで称されるようになったルフィの最初の友達。海軍本部大佐。 相方のヘルメッポと共に暴走する海賊たちの鎮圧にあたる。 ■戦桃丸 旧型のパシフィスタを連れて参戦。沿岸部の海賊たちの拿捕に当たる。 的確に指示を出す一方、ネガティブホロウを食らって膝をつく場面も。 ■[[ガープ>モンキー・D・ガープ]]/センゴク ロジャー時代の英雄。隠居したためか前線での出番はなし。 バレットの事も良く知っていたらしく、仲間を持つこともできず道を誤ってしまった彼については思う所もあった模様。 **◎CP-0 □[[ロブ・ルッチ]] 元CP9にして 現CP0所属の諜報員。 上層部の命令なのかは不明だが、クロコダイル以上に表に出ず、徹底して影で動いていた。 流石にバレットが暴走してからは、ルフィ達の策に乗じるように密かに参戦。 しかしその真意は終盤まで悟らせなかった。 カク、ステューシーなど他のCP0は最後の方にのみ登場。 **◎革命軍 ▲[[サボ>サボ(ONE PIECE)]] ご存じもう一人のルフィの義兄弟。 フェスタを追って万博へやってきたようだが、本格的な参加は中盤以降から。 前作では"火拳"しか出番がなかった分、今作では所狭しと暴れまわる。勿論ルフィ達の作戦にも進んで参加した。 終盤では&font(b){&color(red){「アイツ」}}との夢の共演を果たす。 **◎本作オリジナルキャラクター &font(b){&color(red){「さァ…始めようか!!」}} &font(b){・ダグラス・バレット} CV:磯部勉 本作のラスボス。 元ロジャー海賊団船員であり、&bold(){&color(red){"鬼"の跡目}}という異名を持ち、その強さは海賊王に迫るほどの実力者。 非常に筋骨隆々な体躯をした大男であり、2年前のインペルダウン大脱走に紛れて自身も脱獄した。 非常に高い戦闘力を持ち、その実力は文句なしの&font(b){「怪物級」}。 ルフィ含めた"最悪の世代"全員がかかっても覇気だけで圧倒するほどであるが、 更に超人系&font(b){"ガシャガシャの実"}の能力により、その強さは誰にも手が付けられないものになる……。 現状では、間違いなく&font(b){劇場版最強候補}((全盛期のシキやゼファーなら張り合えるかもしれないが、両者共にこの時点では老いやブランク、病気等でかなり衰えている))。 詳細は[[該当項目>ダグラス・バレット]]も参照。 &font(b){「これがおれの、新時代だァ…!!」} &font(b){・ブエナ・フェスタ} CV:ユースケ・サンタマリア フェスティバル海賊団船長で、"祭り屋"と呼ばれる海賊万博の主催者。 だがその裏では"最悪の戦争仕掛け人"と呼ばれる質の悪い犯罪者である。 祭りなどで人が熱狂するのを見るのが大好きな性格で、「海賊ミスコン祭り」など色々興行していた「祭り屋」と呼ばれる海賊だったが、その中で海賊達が最も盛り上がった血生臭い祭りを積極的に開催するように。 やがて陰で勢力を操り、人々が熱狂するような幾つもの戦い・戦争を起こすようになり、&bold(){最悪の戦争仕掛け人}と裏社会で呼ばれるようになった。 しかし、死の間際のロジャーがたった一言で引き起こした「大海賊時代」という&bold(){祭り}に対して強い敗北感を感じ、やる気を失って一度引退。 10数年前に海難事故で海王類に喰われ死んだと思われたが、その時に偶然"とある宝"を拾ってからくも生還。 その後、偶然にも自分と同じようにロジャーを越えたい思いを抱えていたバレットの誘いに乗り、バレットと手を組んだことが今回の海賊万博開催のきっかけとなった。 &font(b){・歌姫アン} CV:指原莉乃 東京ワンピースタワーのLIVE ATTRACTIONにて登場していた、トンガリ島のライブハウス出身の歌姫。 ドナルドと共に万博メインイベントの司会者を務めるが、海軍の乱入を聞きあわてて撤退する。 触れた絵や写真を幻として具現化させる"ビジョビジョの実"の能力者。幻は短時間で消えてしまうが、例えば出現させたドラゴンは空を飛び火を吐くなどの行動も可能。 &font(b){・ドナルド・モデラート} CV:山里亮太 片腕が義手になっている海賊万博の名司会者。 万博会場に集まった海賊たちに、お宝争探しのルールを説明していた。 仕切り屋なのに大事なところでアンにマイクを奪われがち。 *【用語解説】 &font(b){・海賊万博} 今回フェスタが開催した、世界中の海賊たちが一つの島に集う祭典。 海賊が起こした祭りという事もあってか、分類でいうと闇市場に近い。 しかし祭り自体は非常に賑やかであり、巨大な屋台や販売店が立ち並び、 ミスコンテストやデービーバックファイトといったイベントも開催されている模様。 海列車も開通しており、アクセスもしやすい。 だがこの祭りの一番の目玉は何と言っても"海賊王ロジャーが遺した宝"。 それは&font(b){「この海の最も深く最も高い所」}に眠っているとのことだが…。 &font(b){・デルタ島} 作中の舞台である「海賊万博」の開催地。 均等に3等分したドーナツのような形状で、中央に大きな湖、その侵入経路に3つの海が流れている。面積は横3km、縦4km程で、人口は約1万人。 中央の湖は定期的に"&ruby(ノックアップストリーム){突き上げる海流}"が発生し、湖底にあるシャボンに覆われた小島が浮かび上がるようになっている。 &font(b){・ロジャーの遺した宝} あの海賊王ゴール・D・ロジャーが遺したとされる伝説の宝。 古ぼけた宝箱に入っていたようだが、これの中身を見たバギーやウソップは驚愕の表情をしている。バレットは「この箱の中身は"ひとつなぎの大秘宝"そのもの」とまで言い切っている。 実際、もし本物ならば&font(b){世界中の海賊はおろか、海軍や世界政府、知っていれば四皇すらものどから手が出る程欲するようなとんでもない代物が眠っていた。} #openclose(show=その中身とは……。){ #center(){&font(b){「おれたちは…早過ぎたんだ」}} #center(){(本編に関わるネタにつき、あえて記述しません。知りたかったら映画を見よう!)} } *【余談】 &font(b){・時系列} 本作はルフィが15億になっていること、ベッジが妻子を連れていることから分かる通り、 ビッグ・マム編後のストーリーであることは間違いないが、この時一味の半分とローはワノ国に潜入しており、全員が集結しているシーンは無い。 更に他の"最悪の世代"もそれぞれの四皇陣営に所属している・ジュエリー・ボニーは原作では長らく単独活動中などの為、前作同様パラレルワールドという形で製作されたものと思われる。 &font(b){・ゲスト声優} 本作では元HKT48の指原莉乃や最近結婚してホクホクの山ちゃんがメインとして参加しているが、他にもモブキャラにシキの声優である竹中直人、 女海兵に中国歌手のロン・モンロウ、フィッシャーズ海賊団にYouTuberであるFischer'sがゲスト参加している。 中でも竹中氏はこれで3回目の出演となる。お疲れ様です。 &font(b){・パンダマンを探せ!} 漫画でも度々隠れて登場するパンダマンだが、本作では複数回にわたり登場している。 パッと見で分かるものから注視しないと分からないものまで様々であり、なかなか難しい。 公式ツイッターではパンダマンの登場回数をツイートするとサイン入りポスターなどの豪華賞品が抽選で当たるようになっている。 &font(b){・万博参加者} 総勢200名以上のキャラクターが隠れて登場している。勿論この数は劇場版シリーズ最多。 原作キャラのみならず、アニメオリジナルや劇場版オリジナルキャラクターも出演しており、非常に豪華。 大体が最初のOPに隠れているので、上記のパンダマンと併せて探してみるのもいいかもしれない。 追記・修正は、ロジャーの宝を見つけたものがお願いします。 &font(b){※でも宝のネタバレは追記しないようお願いします。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 公開から1週間過ぎたようなので建て直しました。 -- 名無しさん (2019-08-18 12:35:43) - 最後の炎上網のシーン感動したゾ・・・ -- 名無しさん (2019-08-18 13:00:57) - ↑同じく。そして隣の女子の軽い悲鳴が聞こえたわ -- 名無しさん (2019-08-18 13:34:03) - 「熱狂」というサブタイに相応しい作品 -- 名無しさん (2019-08-18 14:59:18) - フェスタが見た目のわりに歳食ってて驚く -- 名無しさん (2019-08-18 17:05:19) - ↑4ワタシは感激・泣きそうになった....。今回の映画は、デッドエンドの冒険+オマツリ男爵と秘密の島+strong world + プレミアステージ TVアニメ 原作要素ような感じで...2時間ぶっとうしの熱い大バトルと20周年感謝プレゼンツ、メッチャ感動・感激した! -- 名無しさん (2019-08-18 17:59:55) - エンディングではっちゃんたちに手振ってたのってコアラたち革命軍だよな?本編での関係知ってるからなんかグッときた。 -- 名無しさん (2019-08-18 19:25:54) - 正直期待してなかったけど、面白すぎだわ。 -- 名無しさん (2019-08-18 19:58:51) - 万博参加者のメンツもだけど今までワンピースを見ていた人には懐かしく感じるシーンが多々ある -- 名無しさん (2019-08-18 20:44:06) - 小難しいストーリーではなく純粋な作画と演出による迫力のある戦闘中心というのは時間が限られる劇場版ならではだよね。ゲスト声優の使いどころも上手かった -- 名無しさん (2019-08-18 20:53:43) - 共闘メンバーにクロコダイルが入っていないことに違和感しかない。むしろルッチと交代した方がいいだろ -- 名無しさん (2019-08-18 21:03:02) - ロジャーのライバル、元海軍大将、ロジャー海賊団のクルー・・・ここまでのキャラを出したら次は、ロジャー世代の強敵を出すのは難しいんじゃないか? -- 名無しさん (2019-08-18 21:28:18) - >2019-08-18 21:03:02 共闘メンバーを革命軍・現七武海(ガチ)・現七武海(コメディー)・元七武海・海軍・政府機関と分ける事で「立ち上がれ、全勢力」を強調したかったのだろう。クロコだとローと被ってしまう -- 名無しさん (2019-08-18 21:34:03) - ↑ローは「最悪の世代」代表、クロコは「元七武海」代表ってことにすればなんとか。ルフィは別枠で -- 名無しさん (2019-08-18 21:59:34) - 今回の映画、ゲスト芸能人の吹き替え全体的にレベル高くなかった? -- 名無しさん (2019-08-19 11:14:19) - ↑見る前の心配が杞憂に終わったよ。特に山ちゃんは普段からやってるだけあって、司会が板についてた。 -- 名無しさん (2019-08-19 15:20:26) - 今回一番得をしたのってモルガンス? -- 名無しさん (2019-08-19 15:46:07) - ↑3特にユースケサンタマリアがすごすぎる。キャスト欄二度見した。 -- 名無しさん (2019-08-19 20:16:04) - W7編との対比が多くて泣きかけた。瓦礫を抑えられるくらい肉体的にも強くなってるんだよねウソップ…… -- 名無しさん (2019-08-20 08:02:43) - フェスタの設定は面白いなと思う -- 名無しさん (2019-08-20 11:39:27) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/08/18 (日曜日) 12:34:25 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&big(){&font(White,#000000,20px){立ち上がれ、全勢力。}}}} &font(b){ONE PIECE STAMPEDE}とは、2019年8月9日に公開された劇場アニメ。テレビアニメ『[[ONE PIECE]]』の劇場版第14作目。 『[[STRONG WORLD>ONE PIECE FILM STRONG WORLD]]』以降より続く、原作者の[[尾田栄一郎]]氏が監修したストーリーの第4弾目に当たる。 &ruby(スタンピード){STAMPEDE}とは日本語で&font(b){&font(red){熱狂、暴走}}を意味する。 ●目次 #contents *【概要】 本映画の特徴は、冒頭にもあるように&font(b){「全勢力」}が集うオールスター作品。 [[海賊]]、[[七武海>王下七武海]]、[[海軍>海軍(ONE PIECE)]]、[[世界政府>世界政府(ONE PIECE)]]、[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]といった多種多様な人種が1つの目的の下に海賊万博に参加。 それら一騎当千の強豪たちを歯牙にもかけない強さを持つ、本物の&font(b){「化物」}を相手に一致団結するというのがこの物語の最大のキモである。 [[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]、[[ロー>トラファルガー・ロー]]、[[スモーカー>白猟のスモーカー]]、[[ハンコック>ボア・ハンコック]]、[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]、[[バギー>道化のバギー]]、[[ルッチ>ロブ・ルッチ]]が共闘するのは後にも先にもこの作品位の物だろう。 惜しむらくは、[[四皇勢力>四皇(ONE PIECE)]]が参加していない事くらいか。 前作の『[[GOLD>ONE PIECE FILM GOLD]]』より3年ぶりの劇場版となるが、テレビアニメ版が20周年を向えただけあってスタッフも豪華な面子が揃う。 監督は『[[スマイルプリキュア!]]』や『[[エピソードオブ東の海>エピソードオブシリーズ(ONE PIECE)]]』を手掛けた&font(b){大塚隆史}、脚本は「[[ポケットモンスターシリーズ>ポケットモンスター]]」「[[バトルスピリッツ]]シリーズ」ほかキッズアニメやアニメの近年の脚本担当でおなじみの&font(b){冨岡淳広}が担当。 ほかキャラクターデザイン・総作画監督に&font(b){佐藤雅将}も参加と、錚々たる顔ぶれとなっている。 また麦わらの一味の服装は今回、ユニクロデザインチームとのコラボレーションによりある程度反映されたものとなっている。 主題歌はWANIMAの&font(b){「GONG」}。子供の頃から読んでいて大ファンと称するだけあって、こちらも本編の内容に沿った良曲である。 TV本編でも本作に連動するストーリーとして、2019年7月28日と8月4日にオリジナルストーリー&font(b){「シードル・ギルド編」}が放送されている。 とは言っても、ルフィ達が海賊万博を知るきっかけと永久指針を手に入れるだけで映画との繋がりはあまりない。 恒例の入場者プレゼントは設定資料集の壱萬八拾九巻が入場者300万人配布された。 10089(万博)になぞらえた数字となっている。 壱萬八拾九巻の内容は ・恒例となったバレット、フェスタの生い立ち ・映画ラストシーンの尾田氏直筆ネーム ・STAMPEDEメインビジュアルのラフスケッチ ・各キャラのラフスケッチ ・"最悪の世代"の乗る海賊船のラフスケッチ ・万博参加者リスト 等相変わらずボリューミーな内容となっている。 ただし、映画本編のネタバレ部分も入っているので、読む前に一度本編を視聴することをお勧めする。 *【ストーリー】 #center(){&font(b){「乗るぜ、アンタの話」}} #center(){&font(b){「やろうぜェ~! 海賊の海賊による、海賊のための世界一の、祭り!!」}} #center(){&font(b){&big(){「海 賊 万 博 だァ!!!」}}} 海賊の、海賊による、海賊のための祭典、その名も海賊万博。 麦わらの一味をはじめ、世界中から集まった海賊の目的はただ1つ&font(b){「海賊王の遺した宝探し」}。 その熱狂の裏には、"最悪の戦争仕掛け人"の異名を持つ主催者&font(b){ブエナ・フェスタ}のある陰謀が潜んでいた。 さらに海賊を一網打尽にしようとスモーカーたち海軍の潜入捜査も動き出す。 そして突如、元ロジャー海賊団の男&font(b){&color(red){ダグラス・バレット}}が乱入。ルフィたちの前に恐るべき脅威として現れ、 事態の収束を図る海軍は大将、王下七武海を召集。さらに革命軍、CP-0も登場し、海賊万博は予測不能の大混乱へ陥っていく。 #center(){&font(b){&big(){&font(#ff0000){「このおれの強さは、おれ一人だけが勝つためにある!!」}}}} #center(){&font(b){&big(){&font(#0000ff){「この海を一人で生きてる奴なんているわけねェだろう!!」}}}} 最強の怪物[[ダグラス・バレット]]を相手にルフィ達は勝利をつかむことができるのか…? *【登場人物(ネタバレあり)】 **◎[[海賊]] ***◆[[麦わらの一味]] ○[[モンキー・D・ルフィ]] ご存知我らがゴム船長。最初は万博の熱気とイベントに終始目を輝かせていたが、バレットが乱入してから事態が急変する。 半殺しにされたウソップを見て激怒し、同期の海賊たちと共にバレットに向かっていくが……。 ○[[ロロノア・ゾロ]] ご存知三刀流剣士の戦闘員。 一応彼も"最悪の世代"の一人だが、今回は要因が重なってバレットとは直接対峙せず。 その代わり沿岸部で藤虎と激闘を繰り広げる。 巨大な隕石を奥義で真っ二つにするシーンは必見。 ○[[ナミ>ナミ(ONE PIECE)]] ご存知巨乳航海士。 イベント戦では突き上げる奔流を既に体験していた為か、的確なサポートで一味をリードする。 中盤からはサニー号と共に一時退避するが、そこでもゼウスを使って大暴れ。 ○[[ウソップ]] ご存知"ゴッド"の異名を持つ狙撃手。&font(b){そして今作最大の漢。} PVで既に瞬殺されているシーンが色々と目を引くが、その分男気を見せる場面もあるので是非見て欲しい。 彼の勇気と行動が、終盤での戦況を大きく変えることになる。 ○[[サンジ]] ご存知変態紳士なコック。今回はチョッパー、ロビン、ブルックと共に裏方に回る。 中盤ではスモーカーとも激闘する。残念ながらレイドスーツの出番は無し。 ○[[トニートニー・チョッパー]] ご存知100ベリー船医。 今作はブルックのおならを嗅がされたりスモーカーに捕まったりとあまり良い所がない。 怪物強化の出番もなし。でも医者としての活躍はある。 ○[[ニコ・ロビン]] ご存知お色気考古学者。 フェスタの会話を盗聴したり、島の見取り図を盗んだりと影での活躍が多い。 その途中で因縁ある「あの男」と再び対峙する。 ○[[フランキー>フランキー(ONE PIECE)]] ご存知サイボーグ船大工。 今回は両肩に社みたいな置物を設置している。 イベント戦ではド派手にビームをかっ飛ばす。フランキー将軍も勿論登場。 ○[[ブルック>ブルック(ONE PIECE)]] ご存知アフロの骸骨音楽家。 潜入中におならをしたりと相変わらずなシーンもある反面、仲間の危機に颯爽と駆けつけるなど決める時は決める。 ***◆[[最悪の世代>11人の超新星]] [[尾田栄一郎]]監修の元、それぞれの船も改めて正式にデザイン、披露されている。 ●[[トラファルガー・ロー]] ルフィと同盟を組んでいるハートの海賊団船長。 ズタボロにされているところを見つけた麦わらの一味が普通にローを心配するくらいには一味に馴染んでいる。&s(){「友達じゃねえ!」} のっけからズタボロにされているが、これは海賊万博の裏側を調べていたところ、真相を知りバレットの襲撃を受けた為。 終盤では共闘勢の一人として参加。彼のオペオペの実の能力が戦いの活路を開いた。 ●[[ユースタス・キッド/キラー>ユースタス・キッド]] 新世界で暴れまわっているキッド海賊団船長。相棒のキラーも勿論参戦。 バレット戦でも何かとルフィと張り合うシーンが多い。 その一方でキラーはキッドの危機に身を挺して助けるなど、仲間としての絆を見せる場面も。 ●[[バジル・ホーキンス]] ホーキンス海賊団船長。 相変わらずの占術思考で、イベント戦でも率先して動かず事態を見守っていた。 バレット戦では流石に本腰を入れて参加するが、降魔の相・至近距離からの釘攻撃・アニメに先駆けて披露した「藁人形カード」の巨大藁鬼婆すら容易に見切られてしまった。 ●[[X(ディエス)・ドレーク>X・ドレーク]] ドレーク海賊団船長。 アニメのワノ国編に先駆けてリュウリュウの実モデル“アロサウルス”の姿を披露。 バレットを噛み砕きにかかるが一蹴されてしまう。 しかし元海兵らしく協調性を見せ、バレットを尻尾で拘束することで他の船長らをサポートした。 ●スクラッチメン・アプー オンエア海賊団船長。 バレット相手に"爆"の音攻撃を何度も仕掛けるが、大して効いた様子は見せなかった。 ●ジュエリー・ボニー ボニー海賊団船長 2年前捕まって現在はマリージョアにいる彼女が何故参加できたのかは不明(面子も2年前黒ひげに捕まっていた船員たちである)。 バレットを子供か老人にしようと接近、蹴りまで入れてみせたが、流石に能力までは使わせてもらえずたたき伏せられた。 ●[[カポネ・ベッジ]] ファイアタンク海賊団船長。嫁シフォンと子供ベッツもつれての参戦((万博でのシャーロット家参加者は彼女のみ))。 圧倒的な強さを見せるバレット相手に"大頭目"を発現させるが、一撃で破壊されてしまう。 リンリンの攻撃でさえ何発か耐えていたというのに……。 ●[[ウルージさん>ウルージ(ONE PIECE)]] 破戒僧海賊団船長。画面一杯に写る笑顔が素敵。 イベント戦ではキッドを差し置いて15億の男ルフィと直々に拳を交える快挙を見せる((PVでルフィを吹っ飛ばした腕の正体はバレットではなくウルージさんだった))。 バレット戦でも、ドレークがバレットを尻尾で拘束した時に、巨大化しての因果晒しを披露。それまでいなすか避けるかしていたバレット初のクリーンヒットとなった。 &font(b){まさに公式がウルジスト。} ***◆その他の海賊 ●[[バルトロメオ>人食いのバルトロメオ]]/[[キャベンディッシュ>キャベンディッシュ(ONE PIECE)]] 麦わらの一味の傘下である麦わら大船団の1番と2番の船長。 バルトロメオはルフィ達が活躍するたびに目を輝かせていたが、 キャベンディッシュは&bold(){「僕より目立つな!」}と半切れ状態だった。 中盤ではゾロ、ナミ達と共に海軍勢力の迎撃に当たる。 ●[[ワポル>ブリキのワポル]] &font(b){まだ海賊をやっていたことが判明した}現悪ブラックドラム王国国王。 嫁のミス・ユニバースと共に高笑いしたり走り回ったりと忙しい。 &font(l){さっさと世界会議にいけや。} ●フォクシー ガラスハートなオヤビンでお馴染みフォクシー海賊団船長。 上記のワポルと共に登場して中の人ネタをしたことも。 「助けて下さい!」「知らんわァ!!」 ●[[サー・クロコダイル]] かつて強敵としてルフィの前に立ちはだかった元王下七武海。 フェスタの真相には一早く気付いていたのか、機を窺いつつ裏で暗躍していた。 バレットとはルーキー時代に激闘を繰り広げた(決着はつかず)事があり、その時の経験がバレット攻略の一手となる。 ある意味ポスターに出ていないのが不思議なくらいの役回り。 ●[[ゴール・D・ロジャー>ゴールド・ロジャー]] 初代海賊王、故人。 当然ながら回想のみでの登場となるが、彼の遺したとある宝がきっかけで海賊万博が開催された。 ある意味では本作の元凶であり、彼を越えられなかった2人の男が起こした物語が今回の「STAMPEDE」の大本である。 **◎[[王下七武海]] ◆[[ボア・ハンコック]] ルフィ一途な現アマゾン・リリー皇帝にして九蛇海賊団船長。 海軍から要請がかかったのか、中盤から登場。終盤で共闘勢の一人として参加する。 愛しのルフィの為に全力疾走する彼女の姿は必見。 ◆[[バギー>道化のバギー]] 頂上戦争から成り上がった元ロジャー海賊団見習いにして現バギーズデリバリー総帥。当初は万博の監視役も務めていた。 相変わらずのギャグ担当でコメディリリーフな立ち回りも多いが、バレットの事は&bold(){「バスターコールより怖い」}とよく御存知の様子。 共闘勢の一人だが、基本逃げ惑っているシーンが多い。それでも途中思わぬ活躍をする。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){なお今回の描写・10087巻での尾田栄一郎の解説を見る限り、「実はラフテルに行っていない」という説が浮上した。}} ◆[[ジュラキュール・ミホーク]] 御存知世界最強の剣士。本編でもその実力は遺憾なく発揮されている。 しかし早々に「協定外」ということでペローナと共に撤退した。 バスターコールに巻き込まれることを嫌ってのことだと思われる。 **◎[[海軍>海軍(ONE PIECE)]] &font(b){&color(red){「望み通り、バスターコールじゃァ!!」}} ■[[赤犬(サカズキ)>赤犬(ONE PIECE)]] 現海軍本部元帥。 「徹底的な正義」を掲げる彼が海賊万博なんてものを見逃すはずもなく、躊躇なくバスターコールをかける。 しかし元帥という立場上、前線には赴かず黄猿との会話のみ登場。 ■[[黄猿(ボルサリーノ)>黄猿(ONE PIECE)]] 海軍本部大将。 遠くの軍艦で海賊たちの暴走を静観していた。 暫くは動かず事態を見守っていたが……。 ■[[藤虎(イッショウ)>藤虎(ONE PIECE)]] 世界徴収で招聘された、盲目の新大将。 沿岸部で逃げようとする海賊の撃滅に参加。ゾロと交戦する。 巨大隕石を落としたりと相変わらずやりたい放題。 ■[[スモーカー>白猟のスモーカー]] "白猟"の異名を持つ海軍本部中将。本作では海軍側の主人公的存在。原作パンクハザード編ではあまり恵まれなかったが、今作では本部中将としての実力を遺憾なく披露する。 たしぎと共に先んじて海賊万博に潜入していたが、バスターコールの事までは知らなかった様子。 避難中の海兵がいるにも拘らず砲撃を加える上層部に激怒し、たった一人で事態を鎮圧しようとバレットへと立ち向かう。 その途中でルフィ、ロー達の策に(嫌々ながらも)乗ることになる。 ■ヒナ "黒檻"の異名を持つ海軍本部中将。スモーカーとは同期。 今回は部下のジャンゴ/フルボディと共に前線に参加。片っ端から海賊たちを捕縛していく。 その一方で付き合いの長いスモーカーの心情を汲み取る場面も。 ■たしぎ スモーカーの部下であるメガネ女剣士。海軍本部大佐。 スモーカーと共に万博に潜入し、急変する事態を彼に伝えていた。 最後までスモーカーに付き合うと進言するが…。 ■[[コビー>コビー(ONE PIECE)]]/ヘルメッポ 今や英雄とまで称されるようになったルフィの最初の友達。海軍本部大佐。 相方のヘルメッポと共に暴走する海賊たちの鎮圧にあたる。 ■戦桃丸 旧型のパシフィスタを連れて参戦。沿岸部の海賊たちの拿捕に当たる。 的確に指示を出す一方、ネガティブホロウを食らって膝をつく場面も。 ■[[ガープ>モンキー・D・ガープ]]/センゴク ロジャー時代の英雄。隠居したためか前線での出番はなし。 バレットの事も良く知っていたらしく、仲間を持つこともできず道を誤ってしまった彼については思う所もあった模様。 **◎CP-0 □[[ロブ・ルッチ]] 元CP9にして 現CP0所属の諜報員。 上層部の命令なのかは不明だが、クロコダイル以上に表に出ず、徹底して影で動いていた。 流石にバレットが暴走してからは、ルフィ達の策に乗じるように密かに参戦。 しかしその真意は終盤まで悟らせなかった。 カク、ステューシーなど他のCP0は最後の方にのみ登場。 **◎革命軍 ▲[[サボ>サボ(ONE PIECE)]] ご存じもう一人のルフィの義兄弟。 フェスタを追って万博へやってきたようだが、本格的な参加は中盤以降から。 前作では"火拳"しか出番がなかった分、今作では所狭しと暴れまわる。勿論ルフィ達の作戦にも進んで参加した。 終盤では&font(b){&color(red){「アイツ」}}との夢の共演を果たす。 **◎本作オリジナルキャラクター &font(b){&color(red){「さァ…始めようか!!」}} &font(b){・ダグラス・バレット} CV:磯部勉 本作のラスボス。 元ロジャー海賊団船員であり、&bold(){&color(red){"鬼"の跡目}}という異名を持ち、その強さは海賊王に迫るほどの実力者。 非常に筋骨隆々な体躯をした大男であり、2年前のインペルダウン大脱走に紛れて自身も脱獄した。 非常に高い戦闘力を持ち、その実力は文句なしの&font(b){「怪物級」}。 ルフィ含めた"最悪の世代"全員がかかっても覇気だけで圧倒するほどであるが、 更に超人系&font(b){"ガシャガシャの実"}の能力により、その強さは誰にも手が付けられないものになる……。 現状では、間違いなく&font(b){劇場版最強候補}((全盛期のシキやゼファーなら張り合えるかもしれないが、両者共にこの時点では老いやブランク、病気等でかなり衰えている))。 詳細は[[該当項目>ダグラス・バレット]]も参照。 &font(b){「これがおれの、新時代だァ…!!」} &font(b){・ブエナ・フェスタ} CV:ユースケ・サンタマリア フェスティバル海賊団船長で、"祭り屋"と呼ばれる海賊万博の主催者。 だがその裏では"最悪の戦争仕掛け人"と呼ばれる質の悪い犯罪者である。 祭りなどで人が熱狂するのを見るのが大好きな性格で、「海賊ミスコン祭り」など色々興行していた「祭り屋」と呼ばれる海賊だったが、その中で海賊達が最も盛り上がった血生臭い祭りを積極的に開催するように。 やがて陰で勢力を操り、人々が熱狂するような幾つもの戦い・戦争を起こすようになり、&bold(){最悪の戦争仕掛け人}と裏社会で呼ばれるようになった。 しかし、死の間際のロジャーがたった一言で引き起こした「大海賊時代」という&bold(){祭り}に対して強い敗北感を感じ、やる気を失って一度引退。 10数年前に海難事故で海王類に喰われ死んだと思われたが、その時に偶然"とある宝"を拾ってからくも生還。 その後、偶然にも自分と同じようにロジャーを越えたい思いを抱えていたバレットの誘いに乗り、バレットと手を組んだことが今回の海賊万博開催のきっかけとなった。 &font(b){・歌姫アン} CV:指原莉乃 東京ワンピースタワーのLIVE ATTRACTIONにて登場していた、トンガリ島のライブハウス出身の歌姫。 ドナルドと共に万博メインイベントの司会者を務めるが、海軍の乱入を聞きあわてて撤退する。 触れた絵や写真を幻として具現化させる"ビジョビジョの実"の能力者。幻は短時間で消えてしまうが、例えば出現させたドラゴンは空を飛び火を吐くなどの行動も可能。 &font(b){・ドナルド・モデラート} CV:山里亮太 片腕が義手になっている海賊万博の名司会者。 万博会場に集まった海賊たちに、お宝争探しのルールを説明していた。 仕切り屋なのに大事なところでアンにマイクを奪われがち。 *【用語解説】 &font(b){・海賊万博} 今回フェスタが開催した、世界中の海賊たちが一つの島に集う祭典。 海賊が起こした祭りという事もあってか、分類でいうと闇市場に近い。 しかし祭り自体は非常に賑やかであり、巨大な屋台や販売店が立ち並び、 ミスコンテストやデービーバックファイトといったイベントも開催されている模様。 海列車も開通しており、アクセスもしやすい。 だがこの祭りの一番の目玉は何と言っても"海賊王ロジャーが遺した宝"。 それは&font(b){「この海の最も深く最も高い所」}に眠っているとのことだが…。 &font(b){・デルタ島} 作中の舞台である「海賊万博」の開催地。 均等に3等分したドーナツのような形状で、中央に大きな湖、その侵入経路に3つの海が流れている。面積は横3km、縦4km程で、人口は約1万人。 中央の湖は定期的に"&ruby(ノックアップストリーム){突き上げる海流}"が発生し、湖底にあるシャボンに覆われた小島が浮かび上がるようになっている。 &font(b){・ロジャーの遺した宝} あの海賊王ゴール・D・ロジャーが遺したとされる伝説の宝。 古ぼけた宝箱に入っていたようだが、これの中身を見たバギーやウソップは驚愕の表情をしている。バレットは「この箱の中身は"ひとつなぎの大秘宝"そのもの」とまで言い切っている。 実際、もし本物ならば&font(b){世界中の海賊はおろか、海軍や世界政府、知っていれば四皇すらものどから手が出る程欲するようなとんでもない代物が眠っていた。} #openclose(show=その中身とは……。){ #center(){&font(b){「おれたちは…早過ぎたんだ」}} #center(){(本編に関わるネタにつき、あえて記述しません。知りたかったら映画を見よう!)} } *【余談】 &font(b){・時系列} 本作はルフィが15億になっていること、ベッジが妻子を連れていることから分かる通り、 ビッグ・マム編後のストーリーであることは間違いないが、この時一味の半分とローはワノ国に潜入しており、全員が集結しているシーンは無い。 更に他の"最悪の世代"もそれぞれの四皇陣営に所属している・ジュエリー・ボニーは原作では長らく単独活動中などの為、前作同様パラレルワールドという形で製作されたものと思われる。 &font(b){・ゲスト声優} 本作では元HKT48の指原莉乃や最近結婚してホクホクの山ちゃんがメインとして参加しているが、他にもモブキャラにシキの声優である竹中直人、 女海兵に中国歌手のロン・モンロウ、フィッシャーズ海賊団にYouTuberであるFischer'sがゲスト参加している。 中でも竹中氏はこれで3回目の出演となる。お疲れ様です。 何かと物議を醸しがちなゲスト声優枠だが、今回は配役や演出が噛み合っており概ね高評価。 特にフェスタ役のユースケ・サンタマリアはゲスト枠とは思えないほど迫力のある演技を披露し、初見でユースケだと気づけなかった視聴者も多かった。 (演技経験が乏しく懸念されていたFischer'sは、逆に目を凝らさなければ分からないレベルの出番に抑えられている。キャラの外見は当人たちに似せてあり無駄に凝っているので、気になる人は探してみよう) &font(b){・パンダマンを探せ!} 漫画でも度々隠れて登場するパンダマンだが、本作では複数回にわたり登場している。 パッと見で分かるものから注視しないと分からないものまで様々であり、なかなか難しい。 公式ツイッターではパンダマンの登場回数をツイートするとサイン入りポスターなどの豪華賞品が抽選で当たるようになっている。 &font(b){・万博参加者} 総勢200名以上のキャラクターが隠れて登場している。勿論この数は劇場版シリーズ最多。 原作キャラのみならず、アニメオリジナルや劇場版オリジナルキャラクターも出演しており、非常に豪華。 大体が最初のOPに隠れているので、上記のパンダマンと併せて探してみるのもいいかもしれない。 追記・修正は、ロジャーの宝を見つけたものがお願いします。 &font(b){※でも宝のネタバレは追記しないようお願いします。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 公開から1週間過ぎたようなので建て直しました。 -- 名無しさん (2019-08-18 12:35:43) - 最後の炎上網のシーン感動したゾ・・・ -- 名無しさん (2019-08-18 13:00:57) - ↑同じく。そして隣の女子の軽い悲鳴が聞こえたわ -- 名無しさん (2019-08-18 13:34:03) - 「熱狂」というサブタイに相応しい作品 -- 名無しさん (2019-08-18 14:59:18) - フェスタが見た目のわりに歳食ってて驚く -- 名無しさん (2019-08-18 17:05:19) - ↑4ワタシは感激・泣きそうになった....。今回の映画は、デッドエンドの冒険+オマツリ男爵と秘密の島+strong world + プレミアステージ TVアニメ 原作要素ような感じで...2時間ぶっとうしの熱い大バトルと20周年感謝プレゼンツ、メッチャ感動・感激した! -- 名無しさん (2019-08-18 17:59:55) - エンディングではっちゃんたちに手振ってたのってコアラたち革命軍だよな?本編での関係知ってるからなんかグッときた。 -- 名無しさん (2019-08-18 19:25:54) - 正直期待してなかったけど、面白すぎだわ。 -- 名無しさん (2019-08-18 19:58:51) - 万博参加者のメンツもだけど今までワンピースを見ていた人には懐かしく感じるシーンが多々ある -- 名無しさん (2019-08-18 20:44:06) - 小難しいストーリーではなく純粋な作画と演出による迫力のある戦闘中心というのは時間が限られる劇場版ならではだよね。ゲスト声優の使いどころも上手かった -- 名無しさん (2019-08-18 20:53:43) - 共闘メンバーにクロコダイルが入っていないことに違和感しかない。むしろルッチと交代した方がいいだろ -- 名無しさん (2019-08-18 21:03:02) - ロジャーのライバル、元海軍大将、ロジャー海賊団のクルー・・・ここまでのキャラを出したら次は、ロジャー世代の強敵を出すのは難しいんじゃないか? -- 名無しさん (2019-08-18 21:28:18) - >2019-08-18 21:03:02 共闘メンバーを革命軍・現七武海(ガチ)・現七武海(コメディー)・元七武海・海軍・政府機関と分ける事で「立ち上がれ、全勢力」を強調したかったのだろう。クロコだとローと被ってしまう -- 名無しさん (2019-08-18 21:34:03) - ↑ローは「最悪の世代」代表、クロコは「元七武海」代表ってことにすればなんとか。ルフィは別枠で -- 名無しさん (2019-08-18 21:59:34) - 今回の映画、ゲスト芸能人の吹き替え全体的にレベル高くなかった? -- 名無しさん (2019-08-19 11:14:19) - ↑見る前の心配が杞憂に終わったよ。特に山ちゃんは普段からやってるだけあって、司会が板についてた。 -- 名無しさん (2019-08-19 15:20:26) - 今回一番得をしたのってモルガンス? -- 名無しさん (2019-08-19 15:46:07) - ↑3特にユースケサンタマリアがすごすぎる。キャスト欄二度見した。 -- 名無しさん (2019-08-19 20:16:04) - W7編との対比が多くて泣きかけた。瓦礫を抑えられるくらい肉体的にも強くなってるんだよねウソップ…… -- 名無しさん (2019-08-20 08:02:43) - フェスタの設定は面白いなと思う -- 名無しさん (2019-08-20 11:39:27) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: