ダイカーン(宇宙戦隊キュウレンジャー)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/05/12 Wed 16:23:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ダイカーンは『[[宇宙戦隊キュウレンジャー]]』に登場する怪人。 *概要 今作の怪人枠。 [[宇宙幕府ジャークマター]]が制圧した星の支配とプラネジュームの収集を任されているという、規模だけ見れば過去作品のボスクラスでも通じる超大物。 プラネジュームを奪うモライマーズの管理も彼らにとっての仕事の1つ。 任務達成のため、ダイカーン達はプラネジュームを奪いながら圧政を敷くことで支配下の星の住民を苦しめている。 圧政の種類は暴力による単純なものから金品の徴収などダイカーンの趣向により異なる。 また、ダイカーン以上の役職の者は権威の証として&bold(){「[[キョダインロウ>巨大化(スーパー戦隊)]]」}を携帯しており、持ち主が致命傷を受けた事を感知するとこれが粉砕、内部のエネルギー放射を受け再生・巨大化する「ヒカエオロー」ができる。 ただし、その性質上キョダインロウごと本人が粉砕された場合は再生不可能。 **組織形態 下位の階級であるツヨインダベーでも実力さえあればダイカーンに成り上がる事も可能と、実力主義的な面がある役職。 とはいえ[[カロー>カロー(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]のように侵略の陣頭指揮を執ったりするわけではなく、あるいは[[イカーゲン>イカーゲン(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]ら刺客のように邪魔者を積極的に排除するわけでもなく、 あくまでその役割は&bold(){「征服した星の管理」}にある他、統治下の星では贅沢や欲望の限りを尽くす堕落した生活を送っている者が殆どであるため、例年の怪人に比べて単体の戦闘能力は低め。 それゆえキュウレンジャーとの直接対決では終始押され気味で、酷い時は1対1で負けてしまう事もある。 *登場ダイカーン一覧(ツヨインダべーを除く) ・&bold(){&color(gold){ガメッツイ}}(声:[[石川英郎]]) #center(){&bold(){&color(gold){お前ら捕まえて、懸賞金をガッポガッポや!}}} 出身:惑星ツタン(トカゲ座系) 装備:ツタンガン 分類:クリーチャーエイリアン 惑星ジガマを担当するダイカーンにして、キュウレンジャーが最初に戦ったダイカーン。 金と青のアーマーを装着したナメクジのような外見の[[宇宙人]]。 ツタン星人特有の強靭な&bold(){「ガッポ尻尾」}を[[鞭]]のように振り回し、また邪悪なカースエネルギーを発射する[[拳銃]]&bold(){「ツタンガン」}を装備している。 お金や[[宝石>宝石(鉱物)]]に目の無い守銭奴で、ジガマの住人から「年貢」と称して金品を巻き上げる圧制を敷いていた(巻き上げた金品はモライマーズ内に溜め込んでいる)。 しかしそれでも満足せず、ジャークマター本国からキュウレンジャーに懸けられた「一人1千万ポンギ」という破格の懸賞金を狙って行動を起こす。 一方、追い詰められた際はキュウレンジャーに破壊されるのを防ぐべくモライマーズをジガマから発進させ、 &bold(){&color(gold){「あれだけは絶対守ったるで!」}}と啖呵を切るなど、見た目によらずダイカーンとしての誇りと責任感は持っているようだ。(単にモライマーズ内の金品の可能性もあるが) ミステリーモチーフは「ツタンカーメンの黄金のマスク」。 正面から見ると分かりやすい。 ・&bold(){&color(deepskyblue){ユメパックン}}(声:近藤浩徳) #center(){&bold(){&color(deepskyblue){お前らの支配者、ダイカーン・ユメパックン様に夢を差し出すパックン!}}} 出身:惑星ニューネ(クジラ座系) 装備:ドリウマキャッチャー 分類:海獣宇宙人 惑星[[チキュウ>地球]]を担当するダイカーンの一人。 バクやクジラに似たでっぷりとした体型の宇宙人で、魚のような装飾品を背負っているのが特徴。 喋るための口とは別に伸縮自在の鼻のような口&bold(){「ジョーズノーズ」}を顔面から垂らし、武器として三又の[[槍]]&bold(){「ドリウマキャッチャー」}を持つ。 しかし自身の実力は、ラッキー一人にも容易く追い込まれるレベル。「海獣」宇宙人というだけに、もしかしたら泳ぎは得意なのかも知れない。 前述のジョーズノーズでチキュウの子供達の&bold(){「夢(生きる希望や気力のようなもの)」}を食べる圧制を敷いていた。 [[夢]]を食べられた子供達は活ける屍のごとく無気力になってしまう上に、 この時食べられた夢は&bold(){「お腹いっぱいご飯を食べたい」}というような本来夢とは呼べないささやかなものばかりであり、ジャークマター制圧下のチキュウの現状が窺い知れる。 …が、そんな彼もラッキーの&font(#ff0000,b){「ジャークマターをぶっ潰す!!」}という夢はあまりにも巨大すぎたのか、最終的に食いきれず&bold(){&color(deepskyblue){「お腹いっぱいパック~ン!!」}}と自爆してしまうのだった。 エリードロンのチキュウ来訪後はその部下として忠誠を誓い、共に打倒キュウレンジャーの作戦に挑んだが、結局キュウレンオー相手には時間稼ぎにすらならなかった。 ミステリーモチーフはUMA「ニューネッシー」。 クレーンで吊られている様子をモチーフにしている模様。 ・&bold(){&color(green){デンビル}}(声:粟津貴嗣) #center(){&bold(){&color(green){何をしている貴様ら、自由に踊る事は許さん! 「デンビル体操」を踊れ!}}} 出身:惑星ジャジー(イッカクジュウ座系) 装備:ビリビルウィップ 分類:長首宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 [[翼竜>翼竜(古代生物)]]のような翼を背中に持つ、ひょろ長い首が特徴的な宇宙人。 ひょろ長い&bold(){「ロングロ首」}で広い範囲を監視する事が出来、自らに従わない者を見つけるや否や電撃鞭&bold(){「ビリビルウィップ」}で制裁を加える。 支配地区住民を番号つきのゼッケンで振り分け、身勝手なルールに従う事を強要する圧制を敷いていた。 自身の実力はさほどではないが、戦いに勝利するためには集団行動が重要だと考えており、支配下の住民とインダべーによるフォーメーションを指揮して戦う。 その為キュウレンジャーは迂闊に手出し出来ないという状況に追い込まれ、&font(#00ffff){ペガサスキュータマ}を用いたダンス勝負に持ち込む事となる。 ミステリーモチーフは[[アメリカ>アメリカ合衆国]]の伝説の怪物「ジャージーデビル」。 ・&bold(){トゥーミー}(声:伊藤健太郎) #center(){&bold(){毎日がミーのバースデイ。ミーは宇宙一幸せ者のダイカーン様……ハッピーバースデートゥーミー♪}} 出身:惑星ストーンヘン(サイダン座系) 装備:バースライサー 分類:機械生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 バランスと同類の機械生命体で、黒鉄色の厳つい外見と4基の巨大なジェットユニットが目を引く。 頭部両脇の&bold(){「スティールベリーライト」}から照射する&bold(){「オタンジョウビーム」}で対象の誕生日を奪う事が出来る。。 この他にも両腕から非実体のエネルギー剣&bold(){「バースライサー」}を発生させたり、ジェットユニットで空を飛ぶなどの多彩な機能を持つ。 チキュウの子供達の誕生日を奪い、一生祝えないようにするという圧制を敷いていた。 この「誕生日を奪う」というのは、その者に寄せられる祝福(プレゼント、ケーキ、お祝いの言葉など)を横取りするという呪いのようなもので、&bold(){トゥーミーから奪い返さない限り解除されない}。 そういった悪辣な能力に反して、本人は誕生日を祝うことにしか興味を持たないなど子供じみており、モライマーズの管理も部下任せ。 しかし他者の誕生日を奪う機能を持つとは、ストーンヘン星人はどのような進化を遂げたのだろうか(トゥーミー固有の能力かも知れないが)。 &s(){SNS等では誕生日を迎えた人に&bold(){こいつが子供たちにオタンジョウビームを撃つ画像}が良く送られているがこの通り誕生日を奪ってしまう奴なのでTPOを心がけたい。} ミステリーモチーフは[[イギリス]]の「ストーンヘンジ」。 ・&bold(){&color(brown){モズマ}}(声:[[飛田展男]]) #center(){&bold(){&color(brown) {私を倒さない限り、あの船は私の思いのままだ。太陽に飛び込んで燃え尽きろ!}}} 出身:惑星ガ(ワシ座系) 装備:アヤツリンプン 分類:昆虫型宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 細身の胴体に反し、[[鉤爪]]の生えた巨大な毛むくじゃらの腕を持つアンバランスな体型が特徴の宇宙人。 背中から伸ばした翅で飛行する際、翅から撒き散らすミクロサイズの[[分身>分身(属性)]]&bold(){「アヤツリンプン」}を機械に付着させ、その制御システムを乗っ取る事が出来る。 キュウレンジャーを纏めて葬る作戦を[[真面目>まじめ(真面目)]]に立案・実行するなどダイカーンの中では知性派だが、自身の戦闘能力は悲惨の一言。 支配地区の乗り物に前述のアヤツリンプンを撒き、好き勝手に暴走させる圧制を敷いていた(劇中では描写無し)。 まずモライマーズロボでの戦闘で死亡したと見せかけて[[キュウボイジャー]]にアヤツリンプンを付着させ、キュウレンジャーがオリオン号に戻ったのを見計らって船の制御を奪い、 そのままオリオン号ごと[[太陽>太陽(天体)]]に突っ込ませて一網打尽にしようと企む。 最終的には失敗したものの、もし事前にラッキーと小太郎が地上に降りていなければ、&bold(){Space.10にしてキュウレンジャーは全滅、番組は終了していた}。 ミステリーモチーフはアメリカに現れた怪物「モスマン」。 実は当初は腕を鞭のように振り回して戦うイメージだったとか。 ・&bold(){&color(gold){ユーテルジャン}}(声:江川央生) #center(){&bold(){&color(gold) {チキュウ人に贅沢など要らないジャーン! 贅沢な野郎どもは牢獄行きだって言ってるジャン!}}} 出身:惑星キャトルミ(オウシ座系) 装備:ユーテイル 分類:UFO宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 [[単眼>単眼/一つ目]]に蛇腹状の胴体を持つ宇宙人で、穴の空いた牛柄のアーマーを身に着けている。 頭部から発する光線&bold(){「トラクタービーム」}で生物を別の場所に転送し、右腕からは&bold(){「ユーテイル」}という鞭を伸ばすことも可能。 支配地区に贅沢禁止令を公布し、どんな些細な贅沢(それこそ恋人と一緒に[[クレープ]]を食べた程度でも)でも犯した者をモライマーズ内の牢獄に転送する圧制を敷いていた。 その一方で、自分はジャークマター御用達の%%キャバクラ%%娯楽施設&bold(){「ぜいたくヘブン宇宙竜宮城」}で部下と共に豪遊するというダブルスタンダードな神経の持ち主。 宴会の席では下心丸出しで女性に絡むスケベだが、 &bold(){オトメキュータマの力で女装したガル}に一目惚れするなど女の趣味にはいささか疑問符がつく(しかもガルが男だと分かった後も&bold(){&color(gold){『俺様と付き合って!』}}と求愛する始末)。 ミステリーモチーフは「キャトルミューティレーション」。 「怪光線で牛を攫う[[UFO>未確認飛行物体(UFO)]]」の様子を全身で表現している。 ・&bold(){&color(magenta){ゴネーシ}}(声:[[津久井教生]]) #center(){&bold(){&color(magenta) {今日もお馬鹿な村人がダイカーン・ゴネーシ様に捧げてくれたお魚でバーベキューネッシ!}}} 出身:惑星ネス(ミナミノウオ座系) 装備:オオボライデント 分類:水棲宇宙人 惑星ベラを担当するダイカーン。 潜水服のようなアーマーに身を包んだ宇宙人で、弛んだ目元は如何にも詐欺師のような胡散臭さを感じさせる。 頭頂部から伸びた[[首長竜>首長竜(古代生物)]]のような器官は&bold(){「ナニカシラ」}という生物擬態頭部器官で、本人の意思で自由に動かすことが可能。 また三又の槍&bold(){「オオボライデント」}を用いた水中戦も得意だが、[[トビウオキュータマ>キュータマ]]の力で自在に泳ぐカジキイエロー%%の鼻先にケツをぶっ刺されたこと%%によって地上へ引きずり出されたことで劇中では披露する事無く終わった。 部下にベラの住民を襲わせ、それをホログラムで[[巨大化]]して見せた自身で撃退する事で&bold(){「救世主」}として住民に崇めさせる圧制を敷いていた。 こうして「海を汚す侵略者を撃退する救世主」に扮していたわけだが、そもそも&bold(){ベラの海が汚れた原因は海底に沈めたモライマーズ}である為、完全に単なる自作自演である。 ちなみにベラは高度な文明を持たない田舎の惑星であり、住民達も「自分達がジャークマターに征服されている」という認識は全く無い。 ミステリーモチーフは「ネッシー」。 ユメパックンとの差別化のため、あの有名な白黒写真をモチーフにしている。 ・&bold(){&color(indigo){シャイドス}}(声:上田燿司) #center(){&bold(){&color(indigo) {聞こえたぞ……我に対する反抗は罪なり!}}} 出身:惑星ピーポー(ヤマネコ座系) 装備:オサキマックロー 分類:影宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 暗い体色のがっしりした体型の宇宙人で、シルクハットと詰襟を着込んだような外見が特徴。 頭部のシルクハットのような器官&bold(){「ピークヘッド」}で影に潜り込む能力を持ち、両手の鉤爪&bold(){「オサキマックロー」}で飛び出しざまに獲物を切り裂く。 戦闘能力には乏しい者の多いダイカーンでは珍しく、純粋な実力でキュウレンジャーを苦戦させた一人。 ヒカリキュータマの力がなかったら詰んでいた。 支配地区を特殊なドームで隔離し、人工太陽で街を照らすことで一日のうち&bold(){22時間}を昼にし、住民達に不眠不休の労働を課す圧制を敷いていた。 さらに前述の能力で影に隠れながら街を監視しつつ、自分に反抗的な言動をする者が居れば即座に影から飛び出して折檻を加え、何処から現れるか分からないという不安と恐怖に苛む。 言動こそ落ち着いてはいるが、煽り耐性はかなり低い上に相当の地獄耳。 ミステリーモチーフは「シャドーピープル」。 ・&bold(){&color(gray){オメーガ}}(声:飯島肇) #center(){&bold(){&color(gray){いずれカローとなる偉大なダイカーン・オメーガ様の立派な石像を造るガー!}}} 出身:惑星チンドゾー(チョウコクグ座系) 装備:メーガトンパンチ 分類:岩石宇宙人 惑星キールを担当するダイカーン。 岩石質の身体を持つ宇宙人で、胴体とほぼ同じくらいの巨大な顔と逞しい腕が目を引く。 目つきの悪い&bold(){「一重まぶた」}はヂンドゾー星人の戦士としての誇りであり、自身も&bold(){「メーガトンパンチ」}による殴り合いを得意とするパワーファイター。 自己顕示欲と出世欲が強く、自分の権威を表す石像造りに住民を駆り出す圧制を敷いていた。 キュウレンジャーとの対決では頑丈な岩石の身体とメーガトンパンチで善戦するも、ハミィが発動したチョウコクグキュータマの力によって&bold(){顔の一重まぶたを削られ二重まぶたにされてしまう}。 その事にショックを受けながらも、リュウコツキュータマ捜索の為キールに訪れたスコルピオの部下として再戦に挑むが、 今度はそのスコルピオの毒針によって&bold(){理性を奪われたゾンビ状態と化してしまう}という、劇中屈指の散々な目に遭わされている。 ミステリーモチーフは南米の「オルメカの巨石人頭像」。 ・&bold(){&color(blue){マナビル}}(声:沼田祐介) #center(){&bold(){&color(blue){良い事? あなた達はダイカーン候補生なの。ジャークマターの歴史で宇宙を塗り替えるのよ!}}} 出身:惑星ジャジー(イッカクジュウ座) 装備:ユビサスティック、マナビル歴史書 分類:長首宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人にして、&bold(){ジャークマター大学地球校}の学長。 かつてキュウレンジャーと戦ったデンビルの同族で、こちらは青い体色と大学帽が特徴。 剣としても使える指差し棒&bold(){「ユビサスティック」}の先端から&bold(){「歴史マナビーム」}という光線を放つ事が出来、 浴びた者はハンドブック&bold(){「マナビル歴史書」}に書かれた通りの行動を無意識のうちに取ってしまう。 ジャークマター大学でダイカーン候補生を教導する傍ら、支配地区の住民にはジャークマターに都合の良い歴史を無理やり学ばせる圧制を敷いていた。 教師としての教育には熱心な反面、ダイカーンの本分である&bold(){モライマーズの管理はおざなり}で、 吸い上げたプラネジュームがパイプを逆流して大爆発を起こす寸前だった事に、&bold(){部下共々まるで気づいていなかった}。 こんな奴にジャークマターの教育を任せて大丈夫か。 ミステリーモチーフはデンビル同様「ジャージーデビル」。 *&bold(){〇〇ツヨインダべー} 上級戦闘員&bold(){「ツヨインダベー」}の中でもダイカーンの地位にまでのし上がれる程の力や特徴を持っていた個体の総称。 ツヨインダベーの時同様、武器として「バズーコン」を使うがツヨインダベーによって固有の専用装備を身に着けている。 &font(l){もっとも所詮戦闘員上がりなので碌に活躍出来ないまま倒されるのが常だが。} 名前としては頭文字に「ま行」の文字が付く単語が使用される。 まれに「インダベー」のみ使われる場合もある。 ・&bold(){モーレツヨインダベー}(声:奥畑幸典) #center(){&bold(){ご苦労であったスティンガー。後はこの星のダイカーンであるモーレツヨインダベー様が引き受ける!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:モーレツマスク 分類:戦闘疑似生命体 惑星ニードル担当ダイカーン。 ツヨインダべーの中でも猛烈に秀でた強さでダイカーンにのし上がり、さらなるDNAパワーアップ手術を施されたツヨインダベーのエリート。 紫色の専用バトルマスク&bold(){「モーレツマスク」}を装備し顔面を覆っているのが特徴。 その名や肩書、経歴の通り性格は苛烈。 惑星ニードルでは猛烈な強さによる圧政を敷いていた。 &bold(){・マモリツヨインダベー}(声:坂井易直) #center(){&bold(){モライマーズはこのダイカーン、マモリツヨインダベー様が守り抜く!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:マモリマスク 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 鉄壁の防御力を持ってダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 防御力を更に高める機能を持った顔面を覆う白色の戦闘用マスク&bold(){「マモリマスク」}が固有装備。 豊富なプラネジュームを有する地球はジャークマターにとって重要な位置にあり、複数人のダイカーンにより分割統治されていた。 基本的に贅沢三昧でだらけ気味なダイカーンの中では職務に忠実な部類。 防御力自慢のツヨインダベーだったがキュウボイジャーの火力の前には張子の虎も同然であった。 なおホシガタ地区は5機ものモライマーズが刺さった重要拠点ともいうべきエリアである。 ・&bold(){メガツヨインダベー}(声:坂井易直) #center(){&bold(){モライマーズを守る事は、ダイカーンの本懐なりィ!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:メガクレスト 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウ・ホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 メガレベルのパワーを生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 額に付けたパワー増強装置「メガクレスト」で凄まじい怪力を得ている。 ・&bold(){メシウバインダベー}(声:村岡弘之) #center(){&bold(){頭が高~い!! この地区の食料全て、俺様メシウバインダベー様の物!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:ハラヘルメット 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 食に対する暴慢さでダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 美味しい食べ物を探知する兜&bold(){「ハラヘルメット」}を身に着け、支配域に住む人々の食料を根こそぎ奪い取る圧政を敷く。 名前や経歴の通り非常に食い意地が張っており、死ぬ間際ですら食への執着を捨てない浅ましさを見せた。 これまで基本コンパチな見た目ばっかだったツヨインダベー達の中では初のビジュアル面で差別化が図られており、遠目では一見ツヨインダベーに見えない姿をしている。 この個体のミステリーモチーフは、『ミミズク土偶』。 ・&bold(){メッチャツヨインダべー/ムッチャツヨインダべー} #center(){&bold(){『我らダイカーン!』} &bold(){「メッチャツヨインダベー!」 「ムッチャツヨインダベー!」}} 出身:ジャークマターラボ 装備:メッチャマスク、ムッチャメット 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーン最後の面々。 ホシガタ地区解放のためのキュウレンジャーの一大反抗作戦『スターダスト作戦』から生き残ったダイカーンコンビ。 メッチャツヨインダべーは滅茶苦茶秀でた強さで、ムッチャツヨインダべーは無茶苦茶秀でた強さでそれぞれダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 メッチャツヨインダべーは滅茶苦茶な威力を発揮する鋼鉄製マスク&bold(){「メッチャマスク」}を装備、 ムッチャツヨインダべーは無茶苦茶な剛力を発揮する兜&bold(){「ムッチャメット」}を装備している。 ホシガタ地区担当最後の生き残りであったが、変身を果たしたリュウコマンダーとリュウボイジャーの前にあっけなく倒された。 [[30分後の>仮面ライダーエグゼイド]][[変身システム>ライダーガシャット(仮面ライダーエグゼイド)]]が &bold(){レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?}だが、多分関係ない。 ・&bold(){モンドムヨインダベー}(声:大泊貴揮) #center(){&bold(){そうかそうか…だが問答無用! 話は聞いてやるが、自分で何とかしろ!ハッハッハーッ!!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:バジトウフード 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 強引に相手を論破するリーダーシップを生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 定期的に支配地区の住民を自身の元へ集めて不平不満の要求を聞いたうえで問答無用に却下する圧政を敷く。 雑音のみを完璧にカットする機能を搭載したフード&bold(){「バジトウフード」}を装備している。 いつも通り圧政を敷いて支配を謳歌していたが、新たにチキュウに赴任してきたスコルピオに自身の政策をコテンパンにダメ出しされた挙句、 彼の[[毒]]を撃ち込まれ悍ましい不死身の[[ゾンビ]]になり果て見境なく暴れ回り、バイオハザードを引き起こす道具扱いされた。 ある意味全くいいとこ無しなツヨインダベー。 ・&bold(){メディアツヨインダベー}(声:大山鎬則) #center(){&bold(){良いか!?この刺激的な映像が、我らをザギンでチャンネーとシースーに導くんだよォ!!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:カーディガード、トラナキャメラ 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 刺激的な映像を生み出すディレクション能力を生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 ジャークマターを讃えるプロパガンダ放送を強制する圧政を敷く。 固有装備は業界知ってますよ感を体現するショッキングピンク色の肩当て&bold(){「カーディガード」}。 また配下のインダベーにハンディカメラ&bold(){「トラナキャメラ」}を持たせ、自身が行う破壊活動を番組と称しリアルタイム中継させていた。 ダイカーンとしての業務だけでなく、ジャークマター保有の&bold(){『ジャークマター放送局』チキュウ支部担当チーフディレクター}の役職に就くなど、 単純な役職だけ見ればツヨインダベー達の中でも中々の出世頭。 またフットワークも非常に軽く、刺激的な映像を取るためなら自身が先頭に立ち破壊活動を行うことも厭わない。 ただし言動は胡散臭い80~90年代のディレクター風であり、自己顕示欲が異常に強いためか&bold(){行動や発言の何から何まで無駄にうっとおしい。} 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キュウレンは幹部格のほうが多いし、ツヨインダべー含めてもそんな人数居ないし、分ける必要あまり無かったんじゃないかなという気がする -- 名無しさん (2021-05-12 19:59:53) - とりあえず数が寂しいのでツヨインダベーもついで追加。 -- 名無しさん (2021-05-12 20:33:09) - カローだけでも88人いたし、ジャークマターという組織の規模の大きさは分かったけど捌ききれていなかった感じが… -- 名無しさん (2021-05-13 19:40:44) - 戦隊側だけでも12人+αもスーツ用意しなきゃだから仕方ないんだけど、約半数が戦闘員のコンパチだからゲスト怪人としては正直印象に残らないんだよね。肝心のバトルシーンも弱いし -- 名無しさん (2021-05-13 21:58:35) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/05/12 Wed 16:23:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){ダイカーン}は『[[宇宙戦隊キュウレンジャー]]』に登場する怪人。 *概要 今作の怪人枠。 [[宇宙幕府ジャークマター]]が制圧した星の支配とプラネジュームの収集を任されているという、規模&bold(){だけ}見れば過去作品のボスクラスでも通じる超大物。 プラネジュームを奪うモライマーズの管理も彼らにとっての仕事の1つ。 任務達成のため、ダイカーン達はプラネジュームを奪いながら圧政を敷くことで支配下の星の住民を苦しめている。 圧政の種類は暴力による単純なものから金品の徴収などダイカーンの趣向により異なる。 また、ダイカーン以上の役職の者は権威の証として&bold(){「[[キョダインロウ>巨大化(スーパー戦隊)]]」}を携帯しており、 持ち主が致命傷を受けた事を感知するとこれが粉砕、内部のエネルギー放射を受け再生・巨大化する&bold(){「ヒカエオロー」}ができる。 ただし、その性質上キョダインロウごと本人が粉砕された場合は再生不可能。 **組織形態 下位の階級であるツヨインダベーでも実力さえあればダイカーンに成り上がる事も可能と、実力主義的な面がある役職。 とはいえ[[カロー>カロー(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]のように侵略の陣頭指揮を執ったりするわけではなく、あるいは[[イカーゲン>イカーゲン(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]ら刺客のように邪魔者を積極的に排除するわけでもなく、 あくまでその役割は&bold(){「征服した星の管理」}にある他、統治下の星では&bold(){贅沢や欲望の限りを尽くす堕落した生活を送っている者が殆ど}であるため、 例年の怪人に比べて単体の戦闘能力は低め。 それゆえキュウレンジャーとの直接対決では終始押され気味で、酷い時は1対1で負けてしまう事もある。 おそらく単体の戦闘力であれば、[[ヒトツ鬼>ヒトツ鬼(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)]]と並んで歴代最低レベルであろう。 *登場ダイカーン一覧(ツヨインダべーを除く) ・&bold(){&color(gold){ガメッツイ}}(声:[[石川英郎]]) #center(){&bold(){&color(gold){お前ら捕まえて、懸賞金をガッポガッポや!}}} 出身:惑星ツタン(トカゲ座系) 装備:ツタンガン 分類:クリーチャーエイリアン 惑星ジガマを担当するダイカーンにして、キュウレンジャーが最初に戦ったダイカーン。 金と青のアーマーを装着したナメクジのような外見の[[宇宙人]]。 ツタン星人特有の強靭な&bold(){「ガッポ尻尾」}を[[鞭]]のように振り回し、また邪悪なカースエネルギーを発射する[[拳銃]]&bold(){「ツタンガン」}を装備している。 お金や[[宝石>宝石(鉱物)]]に目の無い守銭奴で、ジガマの住人から「年貢」と称して金品を巻き上げる圧制を敷いていた(巻き上げた金品はモライマーズ内に溜め込んでいる)。 しかしそれでも満足せず、ジャークマター本国からキュウレンジャーに懸けられた「一人1千万ポンギ」という破格の懸賞金を狙って行動を起こす。 一方、追い詰められた際はキュウレンジャーに破壊されるのを防ぐべくモライマーズをジガマから発進させ、 &bold(){&color(gold){「あれだけは絶対守ったるで!」}}と啖呵を切るなど、見た目によらずダイカーンとしての誇りと責任感は持っているようだ。&bold(){(単にモライマーズ内の金品の可能性もあるが)} ミステリーモチーフは「ツタンカーメンの黄金のマスク」。 正面から見ると分かりやすい。 ・&bold(){&color(deepskyblue){ユメパックン}}(声:近藤浩徳) #center(){&bold(){&color(deepskyblue){お前らの支配者、ダイカーン・ユメパックン様に夢を差し出すパックン!}}} 出身:惑星ニューネ(クジラ座系) 装備:ドリウマキャッチャー 分類:海獣宇宙人 惑星[[チキュウ>地球]]を担当するダイカーンの一人。 バクやクジラに似たでっぷりとした体型の宇宙人で、魚のような装飾品を背負っているのが特徴。 喋るための口とは別に伸縮自在の鼻のような口&bold(){「ジョーズノーズ」}を顔面から垂らし、武器として三又の[[槍]]&bold(){「ドリウマキャッチャー」}を持つ。 しかし自身の実力は、ラッキー一人にも容易く追い込まれるレベル。「海獣」宇宙人というだけに、もしかしたら泳ぎは得意なのかも知れない。 前述のジョーズノーズでチキュウの子供達の&bold(){「夢(生きる希望や気力のようなもの)」}を食べる圧制を敷いていた。 [[夢]]を食べられた子供達は活ける屍のごとく無気力になってしまう上に、 この時食べられた夢は&bold(){「お腹いっぱいご飯を食べたい」}というような本来夢とは呼べないささやかなものばかりであり、ジャークマター制圧下のチキュウの現状が窺い知れる。 …が、そんな彼もラッキーの&font(#ff0000,b){「ジャークマターをぶっ潰す!!」}という夢はあまりにも巨大すぎたのか、最終的に食いきれず&bold(){&color(deepskyblue){「お腹いっぱいパック~ン!!」}}と自爆してしまうのだった。 エリードロンのチキュウ来訪後はその部下として忠誠を誓い、共に打倒キュウレンジャーの作戦に挑んだが、結局キュウレンオー相手には時間稼ぎにすらならなかった。 ミステリーモチーフはUMA「ニューネッシー」。 クレーンで吊られている様子をモチーフにしている模様。 因みに名前が『[[時空戦士スピルバン]]』に登場したニュー戦闘機械人とカブっており、作中でも同キャラのオマージュと取れる小物が登場している。 ・&bold(){&color(green){デンビル}}(声:粟津貴嗣) #center(){&bold(){&color(green){何をしている貴様ら、自由に踊る事は許さん! 「デンビル体操」を踊れ!}}} 出身:惑星ジャジー(イッカクジュウ座系) 装備:ビリビルウィップ 分類:長首宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 [[翼竜>翼竜(古代生物)]]のような翼を背中に持つ、ひょろ長い首が特徴的な宇宙人。 ひょろ長い&bold(){「ロングロ首」}で広い範囲を監視する事が出来、自らに従わない者を見つけるや否や電撃鞭&bold(){「ビリビルウィップ」}で制裁を加える。 支配地区住民を番号つきのゼッケンで振り分け、身勝手なルールに従う事を強要する圧制を敷いていた。 自身の実力はさほどではないが、戦いに勝利するためには集団行動が重要だと考えており、支配下の住民(要するに&bold(){人間の盾})とインダべーによるフォーメーションを指揮して戦う。 その為キュウレンジャーは迂闊に手出し出来ないという状況に追い込まれ、&font(#00ffff){ペガサスキュータマ}を用いたダンス勝負に持ち込む事となる。 敗退後はモライマーズロボに乗り込んで逆襲するも、&bold(){&color(green){「集団行動などやってられるか」}}とウッカリ本音を漏らしてしまった為、キュウレンジャー側から失笑を買う事となった。 ミステリーモチーフは[[アメリカ>アメリカ合衆国]]の伝説の怪物「ジャージーデビル」。 ・&bold(){トゥーミー}(声:伊藤健太郎) #center(){&bold(){毎日がミーのバースデイ。ミーは宇宙一幸せ者のダイカーン様……ハッピーバースデートゥーミー♪}} 出身:惑星ストーンヘン(サイダン座系) 装備:バースライサー 分類:機械生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 バランスと同類の機械生命体で、黒鉄色の厳つい外見と4基の巨大なジェットユニットが目を引く。 頭部両脇の&bold(){「スティールベリーライト」}から照射する&bold(){「オタンジョウビーム」}で対象の誕生日を奪う事が出来る。。 この他にも両腕から非実体のエネルギー剣&bold(){「バースライサー」}を発生させたり、ジェットユニットで空を飛ぶなどの多彩な機能を持つ。 チキュウの子供達の誕生日を奪い、一生祝えないようにするという圧制を敷いていた。 この「誕生日を奪う」というのは、その者に寄せられる祝福(プレゼント、ケーキ、お祝いの言葉など)を横取りするという呪いのようなもので、 「プレゼントを購入・製作する」という「準備」は可能でも、&bold(){いざ対象者に渡す段になるとそれがトゥーミーの元に強制ワープされる}というあんまりな代物。 無論、&bold(){誕生日そのものをトゥーミーから奪い返さない限り解除されない}。 そういった悪辣な能力に反して、本人は誕生日を祝うことにしか興味を持たないなど子供じみており、モライマーズの管理も部下任せ。 しかし他者の誕生日を奪う機能を持つとは、ストーンヘン星人はどのような進化を遂げたのだろうか(トゥーミー固有の能力かも知れないが)。 &s(){SNS等では誕生日を迎えた人に&bold(){こいつが子供たちにオタンジョウビームを撃つ画像}が良く送られているがこの通り誕生日を奪ってしまう奴なのでTPOを心がけたい。} ミステリーモチーフは[[イギリス]]の「ストーンヘンジ」。 ・&bold(){&color(brown){モズマ}}(声:[[飛田展男]]) #center(){&bold(){&color(brown) {私を倒さない限り、あの船は私の思いのままだ。太陽に飛び込んで燃え尽きろ!}}} 出身:惑星ガ(ワシ座系) 装備:アヤツリンプン 分類:昆虫型宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 細身の胴体に反し、[[鉤爪]]の生えた巨大な毛むくじゃらの腕を持つアンバランスな体型が特徴の宇宙人。 背中から伸ばした翅で飛行する際、翅から撒き散らすミクロサイズの[[分身>分身(属性)]]&bold(){「アヤツリンプン」}を機械に付着させ、その制御システムを乗っ取る事が出来る。 キュウレンジャーを纏めて葬る作戦を[[真面目>まじめ(真面目)]]に立案・実行するなどダイカーンの中では知性派だが、自身の戦闘能力は悲惨の一言。 支配地区の乗り物に前述のアヤツリンプンを撒き、好き勝手に暴走させる圧制を敷いていた(劇中では描写無し)。 まずモライマーズロボでの戦闘で死亡したと見せかけて[[キュウボイジャー]]にアヤツリンプンを付着させ、キュウレンジャーがオリオン号に戻ったのを見計らって船の制御を奪い、 そのままオリオン号ごと[[太陽>太陽(天体)]]に突っ込ませて一網打尽にしようと企む。 最終的には失敗したものの、もし事前にラッキーと小太郎が地上に降りていなければ、&bold(){Space.10にしてキュウレンジャーは全滅、番組は終了していた}。 ミステリーモチーフはアメリカに現れた怪物「モスマン」。 実は当初は腕を鞭のように振り回して戦うイメージだったとか。 ・&bold(){&color(gold){ユーテルジャン}}(声:江川央生) #center(){&bold(){&color(gold) {チキュウ人に贅沢など要らないジャーン! 贅沢な野郎どもは牢獄行きだって言ってるジャン!}}} 出身:惑星キャトルミ(オウシ座系) 装備:ユーテイル 分類:UFO宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 [[単眼>単眼/一つ目]]に蛇腹状の胴体を持つ宇宙人で、穴の空いた牛柄のアーマーを身に着けている。 頭部から発する光線&bold(){「トラクタービーム」}で生物を別の場所に転送し、右腕からは&bold(){「ユーテイル」}という鞭を伸ばすことも可能。 支配地区に贅沢禁止令を公布し、どんな些細な贅沢(それこそ恋人と一緒に[[クレープ]]を食べた程度でも)でも犯した者をモライマーズ内の牢獄に転送する圧制を敷いていた。 その一方で、自分はジャークマター御用達の%%キャバクラ%%娯楽施設&bold(){「ぜいたくヘブン宇宙竜宮城」}で部下と共に豪遊するというダブルスタンダードな神経の持ち主。 宴会の席では下心丸出しで女性に絡むスケベだが、 &bold(){オトメキュータマの力で女装したガル}に一目惚れするなど女の趣味にはいささか疑問符がつく(しかもガルが男だと分かった後も&bold(){&color(gold){『俺様と付き合って!』}}と求愛する始末)。 ミステリーモチーフは「キャトルミューティレーション」。 「怪光線で牛を攫う[[UFO>未確認飛行物体(UFO)]]」の様子を全身で表現している。 ・&bold(){&color(magenta){ゴネーシ}}(声:[[津久井教生]]) #center(){&bold(){&color(magenta) {今日もお馬鹿な村人がダイカーン・ゴネーシ様に捧げてくれたお魚でバーベキューネッシ!}}} 出身:惑星ネス(ミナミノウオ座系) 装備:オオボライデント 分類:水棲宇宙人 惑星ベラを担当するダイカーン。 潜水服のようなアーマーに身を包んだ宇宙人で、弛んだ目元は如何にも詐欺師のような胡散臭さを感じさせる。 頭頂部から伸びた[[首長竜>首長竜(古代生物)]]のような器官は&bold(){「ナニカシラ」}という生物擬態頭部器官で、本人の意思で自由に動かすことが可能。 また三又の槍&bold(){「オオボライデント」}を用いた水中戦も得意だが、[[トビウオキュータマ>キュータマ]]の力で自在に泳ぐカジキイエロー%%の鼻先にケツをぶっ刺されたこと%%によって地上へ引きずり出されたことで劇中では披露する事無く終わった。 部下にベラの住民を襲わせ、それをホログラムで[[巨大化]]して見せた自身で撃退する事で&bold(){「救世主」}として住民に崇めさせる圧制を敷いていた。 こうして「海を汚す侵略者を撃退する救世主」に扮していたわけだが、そもそも&bold(){ベラの海が汚れた原因は海底に沈めたモライマーズ}である為、完全に単なる自作自演である。 ちなみにベラは高度な文明を持たない田舎の惑星であり、住民達も「自分達がジャークマターに征服されている」という認識は全く無い。 ミステリーモチーフは「ネッシー」。 ユメパックンとの差別化のため、あの有名な白黒写真をモチーフにしている。 ・&bold(){&color(indigo){シャイドス}}(声:上田燿司) #center(){&bold(){&color(indigo) {聞こえたぞ……我に対する反抗は罪なり!}}} 出身:惑星ピーポー(ヤマネコ座系) 装備:オサキマックロー 分類:影宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 暗い体色のがっしりした体型の宇宙人で、シルクハットと詰襟を着込んだような外見が特徴。 頭部のシルクハットのような器官&bold(){「ピークヘッド」}で影に潜り込む能力を持ち、両手の鉤爪&bold(){「オサキマックロー」}で飛び出しざまに獲物を切り裂く。 戦闘能力には乏しい者の多いダイカーンでは珍しく、純粋な実力でキュウレンジャーを苦戦させた一人。 ヒカリキュータマの力がなかったら詰んでいた。 支配地区を特殊なドームで隔離し、人工太陽で街を照らすことで一日のうち&bold(){22時間}を昼にし、住民達に不眠不休の労働を課す圧制を敷いていた。 さらに前述の能力で影に隠れながら街を監視しつつ、自分に反抗的な言動をする者が居れば即座に影から飛び出して折檻を加え、何処から現れるか分からないという不安と恐怖に苛む。 言動こそ落ち着いてはいるが、煽り耐性はかなり低い上に相当の地獄耳。 ミステリーモチーフは「シャドーピープル」。 ・&bold(){&color(gray){オメーガ}}(声:飯島肇) #center(){&bold(){&color(gray){いずれカローとなる偉大なダイカーン・オメーガ様の立派な石像を造るガー!}}} 出身:惑星チンドゾー(チョウコクグ座系) 装備:メーガトンパンチ 分類:岩石宇宙人 惑星キールを担当するダイカーン。 岩石質の身体を持つ宇宙人で、胴体とほぼ同じくらいの巨大な顔と逞しい腕が目を引く。 目つきの悪い&bold(){「一重まぶた」}はヂンドゾー星人の戦士としての誇りであり、自身も&bold(){「メーガトンパンチ」}による殴り合いを得意とするパワーファイター。 自己顕示欲と出世欲が強く、自分の権威を表す石像造りに住民を駆り出す圧制を敷いていた。 キュウレンジャーとの対決では頑丈な岩石の身体とメーガトンパンチで善戦するも、ハミィが発動したチョウコクグキュータマの力によって&bold(){顔の一重まぶたを削られ二重まぶたにされてしまう}。 その事にショックを受けながらも、リュウコツキュータマ捜索の為キールに訪れたスコルピオの部下として再戦に挑むが、 今度はそのスコルピオの毒針によって&bold(){理性を奪われたゾンビ状態と化してしまう}という、劇中屈指の散々な目に遭わされている。 ミステリーモチーフは南米の「オルメカの巨石人頭像」。 ・&bold(){&color(blue){マナビル}}(声:沼田祐介) #center(){&bold(){&color(blue){良い事? あなた達はダイカーン候補生なの。ジャークマターの歴史で宇宙を塗り替えるのよ!}}} 出身:惑星ジャジー(イッカクジュウ座) 装備:ユビサスティック、マナビル歴史書 分類:長首宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人にして、&bold(){ジャークマター大学地球校}の学長。 かつてキュウレンジャーと戦ったデンビルの同族で、こちらは青い体色と大学帽が特徴。 剣としても使える指差し棒&bold(){「ユビサスティック」}の先端から&bold(){「歴史マナビーム」}という光線を放つ事が出来、 浴びた者はハンドブック&bold(){「マナビル歴史書」}に書かれた通りの行動を無意識のうちに取ってしまう。 ジャークマター大学でダイカーン候補生を教導する傍ら、支配地区の住民にはジャークマターに都合の良い歴史を無理やり学ばせる圧制を敷いていた。 教師としての教育には熱心な反面、ダイカーンの本分である&bold(){モライマーズの管理はおざなり}で、 吸い上げたプラネジュームがパイプを逆流して大爆発を起こす寸前だった事に、&bold(){部下共々まるで気づいていなかった}。 こんな奴にジャークマターの教育を任せて大丈夫か。 ミステリーモチーフはデンビル同様「ジャージーデビル」。 *&bold(){〇〇ツヨインダべー} 上級戦闘員&bold(){「ツヨインダベー」}の中でもダイカーンの地位にまでのし上がれる程の力や特徴を持っていた個体の総称。 ツヨインダベーの時同様、武器として「バズーコン」を使うがツヨインダベーによって固有の専用装備を身に着けている。 &font(l){もっとも所詮戦闘員上がりなので碌に活躍出来ないまま倒されるのが常だが。} 名前としては頭文字に「ま行」の文字が付く単語が使用される。 まれに「インダベー」のみ使われる場合もある。 ・&bold(){モーレツヨインダベー}(声:奥畑幸典) #center(){&bold(){ご苦労であったスティンガー。後はこの星のダイカーンであるモーレツヨインダベー様が引き受ける!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:モーレツマスク 分類:戦闘疑似生命体 惑星ニードル担当ダイカーン。 ツヨインダべーの中でも猛烈に秀でた強さでダイカーンにのし上がり、さらなるDNAパワーアップ手術を施されたツヨインダベーのエリート。 紫色の専用バトルマスク&bold(){「モーレツマスク」}を装備し顔面を覆っているのが特徴。 その名や肩書、経歴の通り性格は苛烈。 惑星ニードルでは猛烈な強さによる圧政を敷いていた。 &bold(){・マモリツヨインダベー}(声:坂井易直) #center(){&bold(){モライマーズはこのダイカーン、マモリツヨインダベー様が守り抜く!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:マモリマスク 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 鉄壁の防御力を持ってダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 防御力を更に高める機能を持った顔面を覆う白色の戦闘用マスク&bold(){「マモリマスク」}が固有装備。 豊富なプラネジュームを有する地球はジャークマターにとって重要な位置にあり、複数人のダイカーンにより分割統治されていた。 基本的に贅沢三昧でだらけ気味なダイカーンの中では職務に忠実な部類。 防御力自慢のツヨインダベーだったがキュウボイジャーの火力の前には張子の虎も同然であった。 なおホシガタ地区は5機ものモライマーズが刺さった重要拠点ともいうべきエリアである。 ・&bold(){メガツヨインダベー}(声:坂井易直) #center(){&bold(){モライマーズを守る事は、ダイカーンの本懐なりィ!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:メガクレスト 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウ・ホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 メガレベルのパワーを生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 額に付けたパワー増強装置「メガクレスト」で凄まじい怪力を得ている。 ・&bold(){メシウバインダベー}(声:村岡弘之) #center(){&bold(){頭が高~い!! この地区の食料全て、俺様メシウバインダベー様の物!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:ハラヘルメット 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 食に対する暴慢さでダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 美味しい食べ物を探知する兜&bold(){「ハラヘルメット」}を身に着け、支配域に住む人々の食料を根こそぎ奪い取る圧政を敷く。 名前や経歴の通り非常に食い意地が張っており、死ぬ間際ですら食への執着を捨てない浅ましさを見せた。 これまで基本コンパチな見た目ばっかだったツヨインダベー達の中では初のビジュアル面で差別化が図られており、遠目では一見ツヨインダベーに見えない姿をしている。 この個体のミステリーモチーフは、『ミミズク土偶』。 ・&bold(){メッチャツヨインダべー/ムッチャツヨインダべー} #center(){&bold(){『我らダイカーン!』} &bold(){「メッチャツヨインダベー!」 「ムッチャツヨインダベー!」}} 出身:ジャークマターラボ 装備:メッチャマスク、ムッチャメット 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーン最後の面々。 ホシガタ地区解放のためのキュウレンジャーの一大反抗作戦『スターダスト作戦』から生き残ったダイカーンコンビ。 メッチャツヨインダべーは滅茶苦茶秀でた強さで、ムッチャツヨインダべーは無茶苦茶秀でた強さでそれぞれダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 メッチャツヨインダべーは滅茶苦茶な威力を発揮する鋼鉄製マスク&bold(){「メッチャマスク」}を装備、 ムッチャツヨインダべーは無茶苦茶な剛力を発揮する兜&bold(){「ムッチャメット」}を装備している。 ホシガタ地区担当最後の生き残りであったが、変身を果たしたリュウコマンダーとリュウボイジャーの前にあっけなく倒された。 [[30分後の>仮面ライダーエグゼイド]][[変身システム>ライダーガシャット(仮面ライダーエグゼイド)]]が &bold(){レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?}だが、多分関係ない。 ・&bold(){モンドムヨインダベー}(声:大泊貴揮) #center(){&bold(){そうかそうか…だが問答無用! 話は聞いてやるが、自分で何とかしろ!ハッハッハーッ!!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:バジトウフード 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 強引に相手を論破するリーダーシップを生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 定期的に支配地区の住民を自身の元へ集めて不平不満の要求を聞いたうえで問答無用に却下する圧政を敷く。 雑音のみを完璧にカットする機能を搭載したフード&bold(){「バジトウフード」}を装備している。 いつも通り圧政を敷いて支配を謳歌していたが、新たにチキュウに赴任してきたスコルピオに自身の政策をコテンパンにダメ出しされた挙句、 彼の[[毒]]を撃ち込まれ悍ましい不死身の[[ゾンビ]]になり果て見境なく暴れ回り、バイオハザードを引き起こす道具扱いされた。 ある意味全くいいとこ無しなツヨインダベー。 ・&bold(){メディアツヨインダベー}(声:大山鎬則) #center(){&bold(){良いか!?この刺激的な映像が、我らをザギンでチャンネーとシースーに導くんだよォ!!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:カーディガード、トラナキャメラ 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 刺激的な映像を生み出すディレクション能力を生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 ジャークマターを讃えるプロパガンダ放送を強制する圧政を敷く。 固有装備は業界知ってますよ感を体現するショッキングピンク色の肩当て&bold(){「カーディガード」}。 また配下のインダベーにハンディカメラ&bold(){「トラナキャメラ」}を持たせ、自身が行う破壊活動を番組と称しリアルタイム中継させていた。 ダイカーンとしての業務だけでなく、ジャークマター保有の&bold(){『ジャークマター放送局』チキュウ支部担当チーフディレクター}の役職に就くなど、 単純な役職だけ見ればツヨインダベー達の中でも中々の出世頭。 またフットワークも非常に軽く、刺激的な映像を取るためなら自身が先頭に立ち破壊活動を行うことも厭わない。 ただし言動は胡散臭い80~90年代のディレクター風であり、自己顕示欲が異常に強いためか&bold(){行動や発言の何から何まで無駄にうっとおしい。} 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キュウレンは幹部格のほうが多いし、ツヨインダべー含めてもそんな人数居ないし、分ける必要あまり無かったんじゃないかなという気がする -- 名無しさん (2021-05-12 19:59:53) - とりあえず数が寂しいのでツヨインダベーもついで追加。 -- 名無しさん (2021-05-12 20:33:09) - カローだけでも88人いたし、ジャークマターという組織の規模の大きさは分かったけど捌ききれていなかった感じが… -- 名無しさん (2021-05-13 19:40:44) - 戦隊側だけでも12人+αもスーツ用意しなきゃだから仕方ないんだけど、約半数が戦闘員のコンパチだからゲスト怪人としては正直印象に残らないんだよね。肝心のバトルシーンも弱いし -- 名無しさん (2021-05-13 21:58:35) #comment(striction) #areaedit(end) }

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