ダイカーン(宇宙戦隊キュウレンジャー)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/05/12 Wed 16:23:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){ダイカーン}は『[[宇宙戦隊キュウレンジャー]]』に登場する怪人。 &bold(){目次} #contents() *概要 今作の怪人枠。 [[宇宙幕府ジャークマター]]が制圧した星の支配とプラネジュームの収集を任されているという、規模&bold(){だけ}見れば過去作品のボスクラスでも通じる超大物。 プラネジュームを奪うモライマーズの管理も彼らにとっての仕事の1つ。 任務達成のため、ダイカーン達はプラネジュームを奪いながら圧政を敷くことで支配下の星の住民を苦しめている。 圧政の種類は暴力による単純なものから、金品の徴収、個人崇拝などダイカーンの趣向により異なる。 また、ダイカーン以上の役職の者は権威の証として&bold(){「[[キョダインロウ>巨大化(スーパー戦隊)]]」}を携帯しており、 持ち主が致命傷を受けた事を感知するとこれが粉砕、内部のエネルギー放射を受け再生・巨大化する&bold(){「ヒカエオロー」}ができる。 ただし、その性質上キョダインロウごと本人が粉砕された場合は再生不可能。 基本的に天体1つに1人くらいが配置されるが、チキュウだけは例外で、大量のプラネジュームが眠っているため、 無数のモライマーズが派遣され、当然ながらそのモライマーズを管理するダイカーンもやたらと多い。 &font(l){なんで全部日本らしき国にしか派遣されてないんだとか突っ込んではいけない&footnote(製作陣も気付いたのか、Space.20で登場した横断幕は架空の言語で書かれていた。)。もしかしたら本編に出ている数十倍のダイカーンをキュウレンジャーが倒してるかもしれんのだし} 物語中盤以降はフクショーグンやカローが直接キュウレンジャー打倒に重い腰を上げた(なお、フクショーグンの腹心たちはいずれもダイカーンだが、個人の戦闘力は既にカロー級)ため、 もはや戦力にすらならないと思われたのか&bold(){全く登場しなくなった}。 %%カローが88体もいる時点でこうなる予感はしていた視聴者も多かろう%% #region(チキュウのダイカーンが登場しなくなった理由の推察) さて、あれだけたくさん居たダイカーンや、スコルピオが地球に置き去りにした大量のモライマーズ((下記の通りスコルピオのビッグモライマーズが破壊されたことで機能停止したが、もちろん爆発四散したわけではないので原型はまだ保たれたままのはずである。))が全く登場しなくなったことについて考えると、一つの仮説が浮かび上がる。 それは『[[宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲]]』に登場した、&color(gray,b){人工彗星ゲース・スター}の襲来である。 映画作中で&font(#dc143c,b){ゲース・インダベー}は、今まで数多の星を粉砕してきたゲース・スターを直接地球に激突させ、&color(paleturquoise,b){惑星破壊神ケルベロス}を復活させようとした。 本来ならばチキュウはプラネジューム採掘にかなり時間がかかる(上記のモライマーズを&bold(){[[宇宙が黒く見えない>トップをねらえ!]]}程の物量で投入し、やっとチキュウの採掘が終わるといわれていた)おり、 スコルピオは一気呵成に大量のモライマーズを一斉採掘させる策に出るも、母艦が[[ホウオウソルジャー>ホウオウソルジャー/鳳ツルギ]]に破壊され失敗。 ゲース・インダベーは「これではチキュウの破壊はまた滞り、いつまで経ってもケルベロスが手に入らなくなる」と業を煮やして、このような即物的な強行策に出たのである。 当然、この行動はチキュウに住むダイカーンたちにとっては寝耳に水。 ダイカーンたちはチキュウの爆破という「[[戦略>戦略/戦術]]的目標」は二の次で、目の前の享楽という「戦術的目標」ばかりを重視していた。 モライマーズによる採掘で爆破するなら「ちゃんと目標を果たしたからしょうがない」と諦めがつくものの、 一方的に&font(#dc143c,b){「お前らもうクビだから、俺が代わりにすぐさまチキュウを破壊してやる」}と別部署が割り込んできたら、&bold(){ただの犬死に}になってしまう。 よほど戦力に自信があるなら断固としてゲース・インダベーに立ち向かうのであろうが、何分チキュウで安寧に胡坐をかいていたダイカーンどもにそんな矜持があろうはずもない。 ゆえに彼らはモライマーズに乗り込み、領民を置き去りにして我先にチキュウから逃走したのであろう。 つまりはゲース・インダベーのやったことは、結果論で見れば&bold(){ダイカーンやモライマーズを根こそぎチキュウから追い出し、ジャークマターの大戦力である&color(gray){ゲース・スター}を跡形もなく破壊せしめ、ゲース・スター以上の抑止力たり得る&color(paleturquoise){ケルベロス}をキュウレンジャーにみすみす渡し、チキュウを解放させる手伝いをしただけ}ということになる。 まさかこんな&bold(){超絶かっこ悪い過程}の末に&bold(){昔のゲース・インダベー(ホイ・コウロー)の望んでいた&font(#dc143c){「リベリオンの英雄になる」}という夢が叶ってしまう}とは、皮肉なものである。 #endregion **雇用形態・活動内容 下位の階級であるツヨインダベーでも実力さえあればダイカーンに成り上がる事も可能と、実力主義的な面がある役職。 とはいえ[[カロー>カロー(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]のように侵略の陣頭指揮を執ったりするわけではなく、あるいは[[イカーゲン>イカーゲン(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]ら刺客のように邪魔者を積極的に排除するわけでもなく、 あくまでその役割は&bold(){「征服した星の管理」}にある他、統治下の星では&bold(){贅沢や欲望の限りを尽くす堕落した生活を送っている者が殆ど}であるため、 例年の怪人に比べて単体の戦闘能力は低め。 それゆえキュウレンジャーとの直接対決では終始押され気味で、酷い時は1対1で負けてしまう事もある。 おそらく単体の戦闘力であれば、[[ヒトツ鬼>ヒトツ鬼(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)]]と並んで&bold(){歴代最低レベル}であろう。 毎週の如くダイカーンがキュウレンジャーに瞬殺されていくのを見て「一体なぜここまで無能な連中が星一つ任せられるほどの大役を得たのか」と疑わしい視聴者もいたが、 終盤でその理由が判明。 元々モライマーズはプラネジュームを採掘しそれにより宇宙を再構築するための採掘装置に過ぎないため、 彼ら(というか、カローもインダベーも&bold(){組織全体が)ただの捨て駒に過ぎなかった}のである。 従って、ダイカーンは「モライマーズを適正に管理し、プラネジュームをノルマ通り採掘する」という&bold(){必要最低限の作業を監督できればどんな阿呆でも務まる}ため、 むしろ&bold(){目先の利益しか頭に無く、住民を費用対効果など考えず使い潰すような俗物の方が組織的には動かしやすかった}のである。 すなわち、ダイカーンに向かない者は「無能な者」ではなく、「住民の意見をちゃんと聞き、自身の与えられた仕事に疑問符を抱くような者」だったのである。 支配される側からすればたまったものではないのぅ! *登場ダイカーン一覧(ツヨインダべーを除く) ・&bold(){&color(gold){ガメッツイ}}(声:[[石川英郎]]) #center(){&bold(){&color(gold){お前ら捕まえて、懸賞金をガッポガッポや!}}} 出身:惑星ツタン(トカゲ座系) 装備:ツタンガン 分類:クリーチャーエイリアン 工業で栄える惑星ジガマを担当するダイカーンにして、キュウレンジャーが最初に戦ったダイカーン。 金と青のアーマーを装着したナメクジのような外見の[[宇宙人]]。 ツタン星人特有の強靭な&bold(){「ガッポ尻尾」}を[[鞭]]のように振り回し、また邪悪なカースエネルギーを発射する[[拳銃]]&bold(){「ツタンガン」}を装備している。 お金や[[宝石>宝石(鉱物)]]に目の無い守銭奴で、ジガマの住人から「年貢」と称して金品を巻き上げる圧制を敷いていた(巻き上げた金品はモライマーズ内に溜め込んでいる)。 しかしそれでも満足せず、ジャークマター本国からキュウレンジャーに懸けられた「一人1千万ポンギ」という破格の懸賞金を狙って行動を起こす。 一方、追い詰められた際はキュウレンジャーに破壊されるのを防ぐべくモライマーズをジガマから発進させ、 &bold(){&color(gold){「あれだけは絶対守ったるで!」}}と啖呵を切るなど、見た目によらずダイカーンとしての誇りと責任感は持っているようだ。&bold(){(単にモライマーズ内の金品の可能性もあるが)} ちなみに同時期に直属の上司に当たるカロ―・エリードロンもジガマを訪れていたのだが、連絡するでもなく独断で行動していた模様。 まあガチガチの軍人気質なエリードロンとウマが合ったとは思えないが…。 ミステリーモチーフは「ツタンカーメンの黄金のマスク」。 正面から見ると分かりやすい。 ・&bold(){&color(deepskyblue){ユメパックン}}(声:近藤浩徳) #center(){&bold(){&color(deepskyblue){お前らの支配者、ダイカーン・ユメパックン様に夢を差し出すパックン!}}} 出身:惑星ニューネ(クジラ座系) 装備:ドリウマキャッチャー 分類:海獣宇宙人 惑星[[チキュウ>地球]]を担当するダイカーンの一人。 バクやクジラに似たでっぷりとした体型の宇宙人で、魚のような装飾品を背負っているのが特徴。 喋るための口とは別に伸縮自在の鼻のような口&bold(){「ジョーズノーズ」}を顔面から垂らし、武器として三又の[[槍]]&bold(){「ドリウマキャッチャー」}を持つ。 しかし自身の実力は、ラッキー一人にも容易く追い込まれるレベル。「海獣」宇宙人というだけに、もしかしたら泳ぎは得意なのかも知れない。 前述のジョーズノーズでチキュウの子供達の&bold(){「夢(生きる希望や気力のようなもの)」}を食べる圧制を敷いていた。 [[夢]]を食べられた子供達は活ける屍のごとく無気力になってしまう上に、 この時食べられた夢は&bold(){「お腹いっぱいご飯を食べたい」}というような本来夢とは呼べないささやかなものばかりであり、ジャークマター制圧下のチキュウの現状が窺い知れる。 …が、そんな彼もラッキーの&font(#ff0000,b){「ジャークマターをぶっ潰す!!」}という夢はあまりにも巨大すぎたのか、最終的に食いきれず&bold(){&color(deepskyblue){「お腹いっぱいパック~ン!!」}}と自爆してしまうのだった。 エリードロンのチキュウ来訪後はその部下として忠誠を誓い、共に打倒キュウレンジャーの作戦に挑んだが、結局キュウレンオー相手には時間稼ぎにすらならなかった。 ミステリーモチーフはUMA「ニューネッシー」。 クレーンで吊られている様子をモチーフにしている模様。 因みに名前が『[[時空戦士スピルバン]]』に登場したニュー戦闘機械人とカブっており、作中でも同キャラのオマージュと取れる小道具が登場している。 ・&bold(){&color(green){デンビル}}(声:粟津貴嗣) #center(){&bold(){&color(green){何をしている貴様ら、自由に踊る事は許さん! 「デンビル体操」を踊れ!}}} 出身:惑星ジャジー(イッカクジュウ座系) 装備:ビリビルウィップ 分類:長首宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 [[翼竜>翼竜(古代生物)]]のような翼を背中に持つ、ひょろ長い首が特徴的な宇宙人。 ひょろ長い&bold(){「ロングロ首」}で広い範囲を監視する事が出来、自らに従わない者を見つけるや否や電撃鞭&bold(){「ビリビルウィップ」}で制裁を加える。 支配地区住民を番号つきのゼッケンで振り分け、身勝手なルールに従う事を強要する圧制を敷いていた。 自身の実力はさほどではないが、戦いに勝利するためには集団行動が重要だと考えており、 支配下の住民(要するに&bold(){人間の盾})とインダべーによるフォーメーションを指揮して戦う卑劣漢。 その為キュウレンジャーは迂闊に手出し出来ないという状況に追い込まれ、&font(#00ffff){ペガサスキュータマ}を用いたダンス勝負に持ち込む事となる。 敗退後はモライマーズロボに乗り込んで逆襲するも、&bold(){&color(green){「集団行動などやってられるか」}}とウッカリ本音を漏らしてしまった為、 キュウレンジャー側から失笑を買う事となった。 ミステリーモチーフは[[アメリカ>アメリカ合衆国]]の伝説の怪物「ジャージーデビル」。 ・&bold(){トゥーミー}(声:伊藤健太郎) #center(){&bold(){毎日がミーのバースデイ。ミーは宇宙一幸せ者のダイカーン様……ハッピーバースデートゥーミー♪}} 出身:惑星ストーンヘン(サイダン座系) 装備:バースライサー 分類:機械生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 バランスと同類の機械生命体で、黒鉄色の厳つい外見と4基の巨大なジェットユニットが目を引く。 頭部両脇の&bold(){「スティールベリーライト」}から照射する&bold(){「オタンジョウビーム」}で対象の誕生日を奪う事が出来る。。 この他にも両腕から非実体のエネルギー剣&bold(){「バースライサー」}を発生させたり、ジェットユニットで空を飛ぶなどの多彩な機能を持つ。 チキュウの子供達の&bold(){誕生日}を奪い、一生祝えないようにするという圧政を敷いていた、前代未聞の怪人%%(というか、こいつ以外に居てたまるかそんな奴)%%。 この「誕生日を奪う」というのは、その者に寄せられる祝福(プレゼント、ケーキ、お祝いの言葉など)を横取りするという呪いのようなもので、 「プレゼントを購入・製作する」という「準備」は可能でも、&bold(){いざ対象者に渡す段になるとそれがトゥーミーの元に強制ワープされる}というあんまりな代物。 無論、&bold(){誕生日そのものをトゥーミーから奪い返さない限り解除されない}。 そういった悪辣な能力に反して、本人は誕生日を祝うことにしか興味を持たないなど子供じみており、モライマーズの管理も部下任せ。 しかし他者の誕生日を奪う機能を持つとは、ストーンヘン星人はどのような進化を遂げたのだろうか(トゥーミー固有の能力かも知れないが)。 &s(){SNS等では誕生日を迎えた人に&bold(){こいつが子供たちにオタンジョウビームを撃つ画像}が良く送られているがこの通り誕生日を奪ってしまう奴なのでTPOを心がけたい。} ミステリーモチーフは[[イギリス]]の「ストーンヘンジ」。バースデーケーキのようなアレンジが為されている。 ・&bold(){&color(brown){モズマ}}(声:[[飛田展男]]) #center(){&bold(){&color(brown) {私を倒さない限り、あの船は私の思いのままだ。太陽に飛び込んで燃え尽きろ!}}} 出身:惑星ガ(ワシ座系) 装備:アヤツリンプン 分類:昆虫型宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。ラプターと同じワシ座星系人。 細身の胴体に反し、[[鉤爪]]の生えた巨大な毛むくじゃらの腕を持つアンバランスな体型が特徴の宇宙人。 背中から伸ばした翅で飛行する際、翅から撒き散らすミクロサイズの[[分身>分身(属性)]]&bold(){「アヤツリンプン」}を機械に付着させ、その制御システムを乗っ取る事が出来る。 キュウレンジャーを纏めて葬る作戦を[[真面目>まじめ(真面目)]]に立案・実行するなどダイカーンの中では知性派だが、自身の戦闘能力は悲惨の一言。 支配地区の乗り物に前述のアヤツリンプンを撒き、好き勝手に暴走させる圧制を敷いていた(劇中では描写無し)。 まずモライマーズロボでの戦闘で死亡したと見せかけて[[キュウボイジャー]]にアヤツリンプンを付着させ、 キュウレンジャーがオリオン号に戻ったのを見計らって船の制御を奪い、 そのまま&bold(){オリオン号ごと[[太陽>太陽(天体)]]に突っ込ませて}[[消し炭]]にしようと企む。 最終的には失敗したものの、もし事前にラッキーと小太郎が地上に降りていなければ、&bold(){Space.10にしてキュウレンジャーは全滅、番組は終了していた}。 敗因はその不運と、しっかりとした計略を練ったのはいいが自分の実力を過信してシシレッドたちに戦いを挑み、ガン逃げ戦術を渋った事であろう。 まあ仮にガン逃げしてオリオン号を焼き尽くしていたとしたら、間違いなく仲間を失った怒りに燃えるラッキーと小太郎に探し当てられて 血祭りにあげられていただろうから、&bold(){どのみちモズマに生き残る道はなかっただろうが。} ミステリーモチーフはアメリカに現れた怪物「モスマン」。 実は当初は腕を鞭のように振り回して戦うイメージだったとか。 ・&bold(){&color(gold){ユーテルジャン}}(声:江川央生) #center(){&bold(){&color(gold) {チキュウ人に贅沢など要らないジャーン! 贅沢な野郎どもは牢獄行きだって言ってるジャン!}}} 出身:惑星キャトルミ(オウシ座系) 装備:ユーテイル 分類:UFO宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。チャンプと同じオウシ座星系出身。 [[単眼>単眼/一つ目]]に蛇腹状の胴体を持つ宇宙人で、穴の空いた牛柄のアーマーを身に着けている。 頭部から発する光線&bold(){「トラクタービーム」}で生物を別の場所に転送し、右腕からは&bold(){「ユーテイル」}という鞭を伸ばすことも可能。 支配地区に&bold(){贅沢禁止令}を公布し、どんな些細な贅沢(それこそ&bold(){恋人と一緒に[[クレープ]]を食べた}とか、&bold(){回転寿司の金の皿}を取っただけでも) であっても犯した者をモライマーズ内の牢獄に転送する圧政を敷いていた。 その一方で、自分はジャークマター御用達の%%キャバクラ%%娯楽施設&bold(){「ぜいたくヘブン宇宙竜宮城」}で部下と共に豪遊するというダブルスタンダードな神経の持ち主。 宴会の席では下心丸出しで女性に絡むスケベ((よく見ると、牢獄内には女性が一人もいない。))だが、&bold(){オトメキュータマの力で女装したガル}に一目惚れするなど女の趣味にはいささか疑問符がつく。 しかもガルが男だと分かった後も&bold(){&color(gold){『俺様と付き合って!』}}と求愛する始末。 もちろん&bold(){&color(blue){「ごめんなさいガル。」}と即座に一蹴され射殺された}。残念ながら当然。 ちなみに、宇宙竜宮城をこいつの遠隔操作するモライマーズロボが盾にして降参を迫ろうとしたが、中の一般人は全員避難したというのがわかった途端に リュウテイオーに「じゃあもういいや」とばかりに宇宙竜宮城は&bold(){モライマーズロボもろとも粉砕された}。哀れ…。 ミステリーモチーフは「キャトルミューティレーション」。 「怪光線で牛を攫う[[UFO>未確認飛行物体(UFO)]]」の様子を全身で表現している。 ・&bold(){&color(magenta){ゴネーシ}}(声:[[津久井教生]]) #center(){&bold(){&color(magenta) {今日もお馬鹿な村人がダイカーン・ゴネーシ様に捧げてくれたお魚でバーベキューネッシ!}}} 出身:惑星ネス(ミナミノウオ座系) 装備:オオボライデント 分類:水棲宇宙人 豊かな蒼く美しい海とグルメで知られる惑星ベラを担当するダイカーン。 潜水服のようなアーマーに身を包んだ宇宙人で、弛んだ目元は如何にも詐欺師のような胡散臭さを感じさせる。 頭頂部から伸びた[[首長竜>首長竜(古代生物)]]のような器官は&bold(){「ナニカシラ」}という生物擬態頭部器官で、本人の意思で自由に動かすことが可能。 また三又の槍&bold(){「オオボライデント」}を用いた水中戦も得意だが、 [[トビウオキュータマ>キュータマ]]の力で自在に泳ぐカジキイエロー%%の鼻先にケツをぶっ刺されたこと%%によって地上へ引きずり出されたことで劇中では披露する事無く終わった。 部下のインダベー達にベラの住民を襲わせ、それをホログラムで[[巨大化]]して見せた自身で撃退する事で&bold(){「救世主」}として住民に崇めさせ、 「貢物」と称して海産物を徴収する圧制を敷いていた。 要するに「海を汚す侵略者を撃退する救世主」に扮していたわけだが、そもそも&bold(){ベラの海が汚れた原因は海底に沈めたモライマーズ}である為、 完全に単なる自作自演である。 ちなみにベラは高度な文明を持たない田舎の惑星であり、住民達も「自分達がジャークマターに征服されている」という認識は全く無い。 自分がインダベーと豪遊している(=八百長がバレる)所を盗み見た少女を口封じのために殺すべく、&bold(){&color(magenta) {「海の怒りを鎮めるためには子供を捧げろ」}}と村人に命じたが、 キュウレンジャーの計略と少女の勇気により正体があっけなく露見してしまい、ラッキーの運と&bold(){偶然通りかかった巨大鯨}の怒りにより叩きのめされる。 奥の手としてヒカエオローを発動し、&bold(){&color(magenta) {「最初から巨大化してれば救世主っぽかった」}}と今更気付くも時すでに遅く、 最後はキュウレンオーによりモライマーズに叩きつけられて大爆発、&bold(){全員仲良く漁礁となった}。 ミステリーモチーフは「ネッシー」。 ユメパックンとの差別化のため、あの有名な白黒写真をモチーフにしている。 ・&bold(){&color(indigo){シャイドス}}(声:上田燿司) #center(){&bold(){&color(indigo) {聞こえたぞ……我に対する反抗は罪なり!}}} 出身:惑星ピーポー(ヤマネコ座系) 装備:オサキマックロー 分類:影宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 暗い体色のがっしりした体型の宇宙人で、シルクハットと詰襟を着込んだような外見が特徴。見た目は[[シャドーライン]]っぽい。 頭部のシルクハットのような器官&bold(){「ピークヘッド」}で影に潜り込む能力を持ち、両手の鉤爪&bold(){「オサキマックロー」}で飛び出しざまに獲物を切り裂く。 また、目からはビーム、指先からは光弾を発射するが、&bold(){一発も命中していない}ので威力のほどは不明。 あまりに動きが早いため姿が全く見えず、当初は透明な敵だと思われていたが、実は&bold(){[[目視出来ないほど俊敏>仮面ライダーカブト]]}なだけであり、 バランスが影から出現するカラクリを見抜いてなお、&bold(){起点から別の影まで移動する時間があまりに短すぎて}攻撃を当てられないほど。 そのスピードの乗った一撃は強烈無比で、キュウレンジャーを遥か彼方まで吹っ飛ばした。 以上のことから、戦闘能力には乏しい者の多いダイカーンでは珍しく、&bold(){純粋な実力でキュウレンジャーを苦戦させた}一人。 ヒカリキュータマの力がなかったら詰んでいたであろう。 タイヨウシシレッドのハイテンションパワーでモライマーズをあっという間に破壊されドームを破られた挙句に 太陽と月の力でパワーアップしたテンビンゴールドとオオカミブルーにボコられ、タイヨウ・ムーンクラッシュでとどめを刺されてしまう。 ヒカエオローで巨大化するものの、外は真っ暗で月の光も無く巨体過ぎて隠れられる影も無かったため、&bold(){巨大化したせいで己の持ち味を殺した}も同然に。 結果的に等身大時の強さがウソのようにリュウテイオーにボコられ、なすすべなく瞬殺。変に光線技なんか使わずその怪力でぶん殴った方が良かったんじゃ…。 断末魔は&bold(){&color(indigo){「影に隠れるの忘れてた~~!! シャインなら~~~っ!!」}}というしょうもないダジャレであった。 支配地区を特殊なドームで隔離し、[[人工太陽で街を照らす>マヒルワルド]]ことで一日のうち&bold(){22時間}を昼にし、 住民達に[[不眠不休の労働を課す>ブラック企業]]圧政を敷いていた。 さらに前述の能力で影に隠れながら街を監視しつつ、自分に反抗的な言動をする者が居れば即座に影から飛び出して折檻を加え、 何処から現れるか分からないという不安と恐怖に苛む。 言動こそ落ち着いてはいるが、煽り耐性はかなり低い上に相当の地獄耳。 ミステリーモチーフは「シャドーピープル」。 ・&bold(){&color(gray){オメーガ}}(声:飯島肇) #center(){&bold(){&color(gray){いずれカローとなる偉大なダイカーン・オメーガ様の立派な石像を造るガー!}}} 出身:惑星チンドゾー(チョウコクグ座系) 装備:メーガトンパンチ 分類:岩石宇宙人 深緑の森で覆われた惑星キールを担当するダイカーン。 岩石質の身体を持つ宇宙人で、胴体とほぼ同じくらいの巨大な顔と逞しい腕が目を引く。 目つきの悪い&bold(){「一重まぶた」}はヂンドゾー星人の戦士としての誇りであり、自身も&bold(){「メーガトンパンチ」}による殴り合いを得意とするパワーファイター。 自己顕示欲と出世欲が強く、[[自分の権威を表す石像造りに>ジャギ(北斗の拳)]][[住民を駆り出す>斧手のモーガン]]圧制を敷いていた。 キュウレンジャーとの対決では頑丈な岩石の身体とメーガトンパンチで善戦するも、 ハミィが発動したチョウコクグキュータマの力によって&bold(){顔の一重まぶたを削られ二重まぶたにされてしまう}。 その事にショックを受けながらも、リュウコツキュータマ捜索の為キールに訪れたスコルピオの部下として再戦に挑むが、 今度はそのスコルピオの毒針によって&bold(){理性を奪われたゾンビ状態と化してしまい}、 最期は巨大化するもモライマーズにぶつけられて揃って爆散という、劇中屈指の散々な目に遭わされている。 ミステリーモチーフは南米の「オルメカの巨石人頭像」。 ・&bold(){&color(blue){マナビル}}(声:沼田祐介) #center(){&bold(){&color(blue){良い事? あなた達はダイカーン候補生なの。ジャークマターの歴史で宇宙を塗り替えるのよ!}}} 出身:惑星ジャジー(イッカクジュウ座) 装備:ユビサスティック、マナビル歴史書 分類:長首宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人にして、&bold(){ジャークマター大学地球校}の学長。 かつてキュウレンジャーと戦ったデンビルの同族で、こちらは青い体色と大学帽が特徴。 剣としても使える指差し棒&bold(){「ユビサスティック」}の先端から&bold(){「歴史マナビーム」}という光線を放つ事が出来、 浴びた者はハンドブック&bold(){「マナビル歴史書」}に書かれた通りの行動を無意識のうちに取ってしまう。 ジャークマター大学でダイカーン候補生を教導する傍ら、支配地区の住民には[[ジャークマターに都合の良い歴史を無理やり学ばせる>ガクエンワルド]]圧政を敷いていた。 教師としての教育には熱心な反面、ダイカーンの本分である&bold(){モライマーズの管理はおざなり}で、 吸い上げたプラネジュームがパイプを逆流して大爆発を起こす寸前だった事に、&bold(){部下共々まるで気づいていなかった}。 こんな奴にジャークマターの教育を任せて大丈夫か。 その立場から「歴史が改ざんされている証拠」を掴もうとした[[ツルギ>ホウオウソルジャー/鳳ツルギ]]により授業中に踏み込まれ、 マナビル歴史書に「マナビルへ向けられた攻撃は全てホウオウソルジャーに当たった」と書き込んで攻撃を躱し自滅させようと目論んだが、 ダミー標的にされたホウオウソルジャーが&bold(){自分のすぐ前に立つ}作戦に出たためボコボコにやられあっけなく戦死した。 ミステリーモチーフはデンビル同様「ジャージーデビル」。 *&bold(){〇〇ツヨインダべー} 上級戦闘員&bold(){「ツヨインダベー」}の中でもダイカーンの地位にまでのし上がれる程の力や特徴を持っていた個体の総称。 ツヨインダベーの時同様、武器として「バズーコン」を使うがツヨインダベーによって固有の専用装備を身に着けている。 &font(l){もっとも所詮戦闘員上がりなので碌に活躍出来ないまま倒されるのが常だが。} 名前としては頭文字に「ま行」の文字が付く単語が使用される。 まれに「インダベー」のみ使われる場合もある。 ・&bold(){モーレツヨインダベー}(声:奥畑幸典) #center(){&bold(){ご苦労であったスティンガー。後はこの星のダイカーンであるモーレツヨインダベー様が引き受ける!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:モーレツマスク 分類:戦闘疑似生命体 スティンガーの故郷である砂漠惑星ニードルを担当するダイカーン。 ツヨインダべーの中でも猛烈に秀でた強さでダイカーンにのし上がり、さらなるDNAパワーアップ手術を施されたツヨインダベーのエリート。 紫色の専用バトルマスク&bold(){「モーレツマスク」}を装備し顔面を覆っているのが特徴。 その名や肩書、経歴の通り性格は苛烈。 ニードルでは猛烈な強さによる圧政を敷いていた。 ・&bold(){マモリツヨインダベー}(声:坂井易直) #center(){&bold(){モライマーズはこのダイカーン、マモリツヨインダベー様が守り抜く!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:マモリマスク 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 鉄壁の防御力を持ってダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 防御力を更に高める機能を持った顔面を覆う白色の戦闘用マスク&bold(){「マモリマスク」}が固有装備。 豊富なプラネジュームを有する地球はジャークマターにとって重要な位置にあり、複数人のダイカーンにより分割統治されていた。 基本的に贅沢三昧でだらけ気味なダイカーンの中では職務に忠実な部類。 防御力自慢のツヨインダベーだったが、キュウボイジャーの火力の前には&bold(){張子の虎も同然}であった。 なおホシガタ地区は&bold(){5機}ものモライマーズが刺さった重要拠点ともいうべきエリアである。 ・&bold(){メガツヨインダベー}(声:坂井易直) #center(){&bold(){モライマーズを守る事は、ダイカーンの本懐なりィ!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:メガクレスト 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウ・ホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 メガレベルのパワーを生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 額に付けたパワー増強装置「メガクレスト」で凄まじい怪力を得ている。 しかしマモリツヨインダベーが瞬殺されたのち、モライマーズロボで戦いを挑むも&bold(){物のついでの如く一瞬で倒された}。 ・&bold(){メシウバインダベー}(声:村岡弘之) #center(){&bold(){頭が高~い!! この地区の食料全て、俺様メシウバインダベー様の物!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:ハラヘルメット 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 食に対する暴慢さでダイカーンにのし上がったツヨインダベー。%%そんなもんでなれるのか…%% 美味しい食べ物を探知する兜&bold(){「ハラヘルメット」}を身に着け、支配域に住む人々の食料を根こそぎ奪い取る圧政を敷く。 名前や経歴の通り非常に食い意地が張っており、死ぬ間際ですら食への執着を捨てない浅ましさを見せた。 これまで基本コンパチな見た目ばっかだったツヨインダベー達の中では初のビジュアル面で差別化が図られており、 遠目では一見ツヨインダベーに見えない姿をしている。 この個体のミステリーモチーフは、『ミミズク土偶』。 ・&bold(){メッチャツヨインダべー/ムッチャツヨインダべー} #center(){&bold(){『我らダイカーン!』} &bold(){「メッチャツヨインダベー!」 「ムッチャツヨインダベー!」}} 出身:ジャークマターラボ 装備:メッチャマスク、ムッチャメット 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーン最後の面々。 ホシガタ地区解放のためのキュウレンジャーの一大反抗作戦『スターダスト作戦』から生き残ったダイカーンコンビ。 メッチャツヨインダべーは滅茶苦茶秀でた強さで、 ムッチャツヨインダべーは無茶苦茶秀でた強さでそれぞれダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 メッチャツヨインダべーは滅茶苦茶な威力を発揮する鋼鉄製マスク&bold(){「メッチャマスク」}を装備、 ムッチャツヨインダべーは無茶苦茶な剛力を発揮する兜&bold(){「ムッチャメット」}を装備している。 ホシガタ地区担当最後の生き残りであったが、変身を果たしたリュウコマンダーとリュウボイジャーの前にあっけなく倒された。 [[30分後の>仮面ライダーエグゼイド]][[変身システム>ライダーガシャット(仮面ライダーエグゼイド)]]が &bold(){レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?}だが、&bold(){多分関係ない}。 ・&bold(){モンドムヨインダベー}(声:大泊貴揮) #center(){&bold(){そうかそうか…だが問答無用! 話は聞いてやるが、自分で何とかしろ!ハッハッハーッ!!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:バジトウフード 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 強引に相手を論破するリーダーシップを生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 定期的に支配地区の住民を自身の元へ集めて不平不満の要求を聞いたうえで&bold(){問答無用に却下する}という%%いじめっ子みたいな%%圧政を敷く。 雑音のみを完璧にカットする機能を搭載したフード&bold(){「バジトウフード」}を装備している。 いつも通り圧政を敷いて支配を謳歌していたが、新たにチキュウに赴任してきたスコルピオに自身の政策を「ヌルい」とコテンパンにダメ出しされた挙句、 彼の[[毒]]を撃ち込まれ悍ましい不死身の[[ゾンビ]]になり果て見境なく暴れ回り、倍々ゲームで増え続けるバイオハザードを引き起こす道具扱いされた。 ある意味&bold(){全くいいとこ無し}なツヨインダベー。 ・&bold(){メディアツヨインダベー}(声:大山鎬則) #center(){&bold(){良いか!?この刺激的な映像が、我らをザギンでチャンネーとシースーに導くんだよォ!!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:カーディガード、トラナキャメラ 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 刺激的な映像を生み出すディレクション能力を生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 ジャークマターを讃えるプロパガンダ放送を強制する圧政を敷く。 固有装備は業界知ってますよ感を体現するショッキングピンク色の肩当て&bold(){「カーディガード」}。 また配下のインダベーにハンディカメラ&bold(){「トラナキャメラ」}を持たせ、自身が行う破壊活動を番組と称しリアルタイム中継させていた。 ダイカーンとしての業務だけでなく、ジャークマター保有の&bold(){『ジャークマター放送局』チキュウ支部担当チーフディレクター}の役職に就くなど、 単純な役職だけ見ればツヨインダベー達の中でも中々の出世頭。 またフットワークも非常に軽く、刺激的な映像を取るためなら自身が先頭に立ち破壊活動を行うことも厭わない。 その怪力は&bold(){車を軽々と吹き飛ばして一列に並べ、ビリヤードのように打ち出して町を全滅させる}ほどで、 恐らく作中での描写を見る限り&bold(){Mツヨインダベーの中では最強}と思われる。 ただし言動は胡散臭い80~90年代のディレクター風であり、自己顕示欲が異常に強いためか&bold(){行動や発言の何から何まで無駄にうっとおしい。} ジャークマターの重鎮をおびき寄せるべくTV局をツルギが強襲したことで「キュウレンジャーを倒せば手柄になる」と踏んで応戦、 放送を見て駆け付けた[[フクショーグン・テッチュウ>フクショーグン(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]と協力してキュウレンジャーを襲うも、[[奴隷]]にしていたチキュー人のスタッフ諸共逃げられてしまう。 テッチュウの進言を受けて街で破壊活動を行いキュウレンジャーをおびき寄せたが、自慢の怪力も[[当たらなければ全く意味はなく>シャア・アズナブル]]、 最早何度もツヨインダベーを退けてきたキュウレンジャーの敵ではなく(テッチュウが助太刀によこしたメタルワーム共々)あっけなくやられてしまった。 それでもヘコたれず&bold(){「今度は怪獣映画だ~!!」}とヒカエオローしてメタルワームやモライマーズロボを引き連れキュウレンジャーに挑もうとするも、 結局ロボ戦でも敗北し&bold(){「テレビマン、現場で死ねればこれ本望~!!」}と&bold(){辞世の句}を残し爆死した。 巨大化した直後に彼の部下のインダベー達は動画を撮っていたが、ちゃんとその戦いぶりは放送されたのだろうか…。 追記・修正は悪政に屈しない人にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キュウレンは幹部格のほうが多いし、ツヨインダべー含めてもそんな人数居ないし、分ける必要あまり無かったんじゃないかなという気がする -- 名無しさん (2021-05-12 19:59:53) - とりあえず数が寂しいのでツヨインダベーもついで追加。 -- 名無しさん (2021-05-12 20:33:09) - カローだけでも88人いたし、ジャークマターという組織の規模の大きさは分かったけど捌ききれていなかった感じが… -- 名無しさん (2021-05-13 19:40:44) - 戦隊側だけでも12人+αもスーツ用意しなきゃだから仕方ないんだけど、約半数が戦闘員のコンパチだからゲスト怪人としては正直印象に残らないんだよね。肝心のバトルシーンも弱いし -- 名無しさん (2021-05-13 21:58:35) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/05/12 Wed 16:23:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){ダイカーン}は『[[宇宙戦隊キュウレンジャー]]』に登場する怪人。 &bold(){目次} #contents() *概要 今作の怪人枠。 [[宇宙幕府ジャークマター]]が制圧した星の支配とプラネジュームの収集を任されているという、規模&bold(){だけ}見れば過去作品のボスクラスでも通じる超大物。 プラネジュームを奪うモライマーズの管理も彼らにとっての仕事の1つ。 任務達成のため、ダイカーン達はプラネジュームを奪いながら圧政を敷くことで支配下の星の住民を苦しめている。 圧政の種類は暴力による単純なものから、金品の徴収、個人崇拝などダイカーンの趣向により異なる。 また、ダイカーン以上の役職の者は権威の証として&bold(){「[[キョダインロウ>巨大化(スーパー戦隊)]]」}を携帯しており、 持ち主が致命傷を受けた事を感知するとこれが粉砕、内部のエネルギー放射を受け再生・巨大化する&bold(){「ヒカエオロー」}ができる。 ただし、その性質上キョダインロウごと本人が粉砕された場合は再生不可能。 基本的に天体1つに1人くらいが配置されるが、チキュウだけは例外で、大量のプラネジュームが眠っているため、 無数のモライマーズが派遣され、当然ながらそのモライマーズを管理するダイカーンもやたらと多い。 &font(l){なんで全部日本らしき国にしか派遣されてないんだとか突っ込んではいけない&footnote(製作陣も気付いたのか、Space.20で登場した横断幕は架空の言語で書かれていた。)。もしかしたら本編に出ている数十倍のダイカーンをキュウレンジャーが倒してるかもしれんのだし} 物語中盤以降はフクショーグンやカローが直接キュウレンジャー打倒に重い腰を上げた(なお、フクショーグンの腹心たちはいずれもダイカーンだが、個人の戦闘力は既にカロー級)ため、 もはや戦力にすらならないと思われたのか&bold(){全く登場しなくなった}。 %%カローが88体もいる時点でこうなる予感はしていた視聴者も多かろう%% #region(チキュウのダイカーンが登場しなくなった理由の推察) さて、あれだけたくさん居たダイカーンや、スコルピオが地球に置き去りにした大量のモライマーズ((下記の通りスコルピオのビッグモライマーズが破壊されたことで機能停止したが、もちろん爆発四散したわけではないので原型はまだ保たれたままのはずである。現に、作中最後のダイカーンであるドーギュンはモライマーズを操っていたが、両手で数えられるほどしか残っていなかった。))が全く登場しなくなったことについて考えると、一つの仮説が浮かび上がる。 それは『[[宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲]]』に登場した、&color(gray,b){人工彗星ゲース・スター}の襲来である。 映画作中で&font(#dc143c,b){ゲース・インダベー}は、今まで数多の星を粉砕してきたゲース・スターを直接地球に激突させ、&color(paleturquoise,b){惑星破壊神ケルベロス}を復活させようとした。 本来ならばチキュウはプラネジューム採掘にかなり時間がかかる(上記のモライマーズを&bold(){[[宇宙が黒く見えない>トップをねらえ!]]}程の物量で投入し、やっとチキュウの採掘が終わるといわれていた)おり、 スコルピオは一気呵成に大量のモライマーズを一斉採掘させる策に出るも、母艦が[[ホウオウソルジャー>ホウオウソルジャー/鳳ツルギ]]に破壊され失敗。 ゲース・インダベーは「これではチキュウの破壊はまた滞り、いつまで経ってもケルベロスが手に入らなくなる」と業を煮やして、このような即物的な強行策に出たのである。 当然、この行動はチキュウに住むダイカーンたちにとっては寝耳に水。 ダイカーンたちはチキュウの爆破という「[[戦略>戦略/戦術]]的目標」は二の次で、目の前の享楽という「戦術的目標」ばかりを重視していた。 モライマーズによる採掘で爆破するなら「ちゃんと目標を果たしたからしょうがない」と諦めがつくものの、 一方的に&font(#dc143c,b){「お前らもうクビだから、俺が代わりにすぐさまチキュウを破壊してやる」}と別部署が割り込んできたら、&bold(){ただの犬死に}になってしまう。 よほど戦力に自信があるなら断固としてゲース・インダベーに立ち向かうのであろうが、何分チキュウで安寧に胡坐をかいていたダイカーンどもにそんな矜持があろうはずもない。 ゆえに彼らはモライマーズに乗り込み、領民を置き去りにして我先にチキュウから逃走したのであろう。 つまりはゲース・インダベーのやったことは、結果論で見れば&bold(){ダイカーンやモライマーズを根こそぎチキュウから追い出し、ジャークマターの大戦力である&color(gray){ゲース・スター}を跡形もなく破壊せしめ、ゲース・スター以上の抑止力たり得る&color(paleturquoise){ケルベロス}をキュウレンジャーにみすみす渡し、チキュウを解放させる手伝いをしただけ}ということになる。 まさかこんな&bold(){超絶かっこ悪い過程}の末に&bold(){昔のゲース・インダベー(ホイ・コウロー)の望んでいた&font(#dc143c){「リベリオンの英雄になる」}という夢が叶ってしまう}とは、皮肉なものである。 #endregion **雇用形態・活動内容 下位の階級であるツヨインダベーでも実力さえあればダイカーンに成り上がる事も可能と、実力主義的な面がある役職。 とはいえ[[カロー>カロー(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]のように侵略の陣頭指揮を執ったりするわけではなく、あるいは[[イカーゲン>イカーゲン(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]ら刺客のように邪魔者を積極的に排除するわけでもなく、 あくまでその役割は&bold(){「征服した星の管理」}にある他、統治下の星では&bold(){贅沢や欲望の限りを尽くす堕落した生活を送っている者が殆ど}であるため、 例年の怪人に比べて単体の戦闘能力は低め。 それゆえキュウレンジャーとの直接対決では終始押され気味で、酷い時は1対1で負けてしまう事もある。 おそらく単体の戦闘力であれば、[[ヒトツ鬼>ヒトツ鬼(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)]]と並んで&bold(){歴代最低レベル}であろう。 毎週の如くダイカーンがキュウレンジャーに瞬殺されていくのを見て「一体なぜここまで無能な連中が星一つ任せられるほどの大役を得たのか」と疑わしい視聴者もいたが、 終盤でその理由が判明。 元々モライマーズはプラネジュームを採掘しそれにより宇宙を再構築するための採掘装置に過ぎないため、 彼ら(というか、カローもインダベーも&bold(){組織全体が)ただの捨て駒に過ぎなかった}のである。 従って、ダイカーンは「モライマーズを適正に管理し、プラネジュームをノルマ通り採掘する」という&bold(){必要最低限の作業を監督できればどんな阿呆でも務まる}ため、 むしろ&bold(){目先の利益しか頭に無く、住民を費用対効果など考えず使い潰すような俗物の方が組織的には動かしやすかった}のである。 すなわち、ダイカーンに向かない者は「無能な者」ではなく、「住民の意見をちゃんと聞き、自身の与えられた仕事に疑問符を抱くような者」だったのである。 支配される側からすればたまったものではないのぅ! *登場ダイカーン一覧(ツヨインダべーを除く) ・&bold(){&color(gold){ガメッツイ}}(声:[[石川英郎]]) #center(){&bold(){&color(gold){お前ら捕まえて、懸賞金をガッポガッポや!}}} 出身:惑星ツタン(トカゲ座系) 装備:ツタンガン 分類:クリーチャーエイリアン 工業で栄える惑星ジガマを担当するダイカーンにして、キュウレンジャーが最初に戦ったダイカーン。 金と青のアーマーを装着したナメクジのような外見の[[宇宙人]]。 ツタン星人特有の強靭な&bold(){「ガッポ尻尾」}を[[鞭]]のように振り回し、また邪悪なカースエネルギーを発射する[[拳銃]]&bold(){「ツタンガン」}を装備している。 お金や[[宝石>宝石(鉱物)]]に目の無い守銭奴で、ジガマの住人から「年貢」と称して金品を巻き上げる圧制を敷いていた(巻き上げた金品はモライマーズ内に溜め込んでいる)。 しかしそれでも満足せず、ジャークマター本国からキュウレンジャーに懸けられた「一人1千万ポンギ」という破格の懸賞金を狙って行動を起こす。 一方、追い詰められた際はキュウレンジャーに破壊されるのを防ぐべくモライマーズをジガマから発進させ、 &bold(){&color(gold){「あれだけは絶対守ったるで!」}}と啖呵を切るなど、見た目によらずダイカーンとしての誇りと責任感は持っているようだ。&bold(){(単にモライマーズ内の金品の可能性もあるが)} ちなみに同時期に直属の上司に当たるカロ―・エリードロンもジガマを訪れていたのだが、連絡するでもなく独断で行動していた模様。 まあガチガチの軍人気質なエリードロンとウマが合ったとは思えないが…。 ミステリーモチーフは「ツタンカーメンの黄金のマスク」。 正面から見ると分かりやすい。 ・&bold(){&color(deepskyblue){ユメパックン}}(声:近藤浩徳) #center(){&bold(){&color(deepskyblue){お前らの支配者、ダイカーン・ユメパックン様に夢を差し出すパックン!}}} 出身:惑星ニューネ(クジラ座系) 装備:ドリウマキャッチャー 分類:海獣宇宙人 惑星[[チキュウ>地球]]を担当するダイカーンの一人。 バクやクジラに似たでっぷりとした体型の宇宙人で、魚のような装飾品を背負っているのが特徴。 喋るための口とは別に伸縮自在の鼻のような口&bold(){「ジョーズノーズ」}を顔面から垂らし、武器として三又の[[槍]]&bold(){「ドリウマキャッチャー」}を持つ。 しかし自身の実力は、ラッキー一人にも容易く追い込まれるレベル。「海獣」宇宙人というだけに、もしかしたら泳ぎは得意なのかも知れない。 前述のジョーズノーズでチキュウの子供達の&bold(){「夢(生きる希望や気力のようなもの)」}を食べる圧制を敷いていた。 [[夢]]を食べられた子供達は活ける屍のごとく無気力になってしまう上に、 この時食べられた夢は&bold(){「お腹いっぱいご飯を食べたい」}というような本来夢とは呼べないささやかなものばかりであり、ジャークマター制圧下のチキュウの現状が窺い知れる。 …が、そんな彼もラッキーの&font(#ff0000,b){「ジャークマターをぶっ潰す!!」}という夢はあまりにも巨大すぎたのか、最終的に食いきれず&bold(){&color(deepskyblue){「お腹いっぱいパック~ン!!」}}と自爆してしまうのだった。 エリードロンのチキュウ来訪後はその部下として忠誠を誓い、共に打倒キュウレンジャーの作戦に挑んだが、結局キュウレンオー相手には時間稼ぎにすらならなかった。 ミステリーモチーフはUMA「ニューネッシー」。 クレーンで吊られている様子をモチーフにしている模様。 因みに名前が『[[時空戦士スピルバン]]』に登場したニュー戦闘機械人とカブっており、作中でも同キャラのオマージュと取れる小道具が登場している。 ・&bold(){&color(green){デンビル}}(声:粟津貴嗣) #center(){&bold(){&color(green){何をしている貴様ら、自由に踊る事は許さん! 「デンビル体操」を踊れ!}}} 出身:惑星ジャジー(イッカクジュウ座系) 装備:ビリビルウィップ 分類:長首宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 [[翼竜>翼竜(古代生物)]]のような翼を背中に持つ、ひょろ長い首が特徴的な宇宙人。 ひょろ長い&bold(){「ロングロ首」}で広い範囲を監視する事が出来、自らに従わない者を見つけるや否や電撃鞭&bold(){「ビリビルウィップ」}で制裁を加える。 支配地区住民を番号つきのゼッケンで振り分け、身勝手なルールに従う事を強要する圧制を敷いていた。 自身の実力はさほどではないが、戦いに勝利するためには集団行動が重要だと考えており、 支配下の住民(要するに&bold(){人間の盾})とインダべーによるフォーメーションを指揮して戦う卑劣漢。 その為キュウレンジャーは迂闊に手出し出来ないという状況に追い込まれ、&font(#00ffff){ペガサスキュータマ}を用いたダンス勝負に持ち込む事となる。 敗退後はモライマーズロボに乗り込んで逆襲するも、&bold(){&color(green){「集団行動などやってられるか」}}とウッカリ本音を漏らしてしまった為、 キュウレンジャー側から失笑を買う事となった。 ミステリーモチーフは[[アメリカ>アメリカ合衆国]]の伝説の怪物「ジャージーデビル」。 ・&bold(){トゥーミー}(声:伊藤健太郎) #center(){&bold(){毎日がミーのバースデイ。ミーは宇宙一幸せ者のダイカーン様……ハッピーバースデートゥーミー♪}} 出身:惑星ストーンヘン(サイダン座系) 装備:バースライサー 分類:機械生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 バランスと同類の機械生命体で、黒鉄色の厳つい外見と4基の巨大なジェットユニットが目を引く。 頭部両脇の&bold(){「スティールベリーライト」}から照射する&bold(){「オタンジョウビーム」}で対象の誕生日を奪う事が出来る。。 この他にも両腕から非実体のエネルギー剣&bold(){「バースライサー」}を発生させたり、ジェットユニットで空を飛ぶなどの多彩な機能を持つ。 チキュウの子供達の&bold(){誕生日}を奪い、一生祝えないようにするという圧政を敷いていた、前代未聞の怪人%%(というか、こいつ以外に居てたまるかそんな奴)%%。 この「誕生日を奪う」というのは、その者に寄せられる祝福(プレゼント、ケーキ、お祝いの言葉など)を横取りするという呪いのようなもので、 「プレゼントを購入・製作する」という「準備」は可能でも、&bold(){いざ対象者に渡す段になるとそれがトゥーミーの元に強制ワープされる}というあんまりな代物。 無論、&bold(){誕生日そのものをトゥーミーから奪い返さない限り解除されない}。 そういった悪辣な能力に反して、本人は誕生日を祝うことにしか興味を持たないなど子供じみており、モライマーズの管理も部下任せ。 しかし他者の誕生日を奪う機能を持つとは、ストーンヘン星人はどのような進化を遂げたのだろうか(トゥーミー固有の能力かも知れないが)。 &s(){SNS等では誕生日を迎えた人に&bold(){こいつが子供たちにオタンジョウビームを撃つ画像}が良く送られているがこの通り誕生日を奪ってしまう奴なのでTPOを心がけたい。} ミステリーモチーフは[[イギリス]]の「ストーンヘンジ」。バースデーケーキのようなアレンジが為されている。 ・&bold(){&color(brown){モズマ}}(声:[[飛田展男]]) #center(){&bold(){&color(brown) {私を倒さない限り、あの船は私の思いのままだ。太陽に飛び込んで燃え尽きろ!}}} 出身:惑星ガ(ワシ座系) 装備:アヤツリンプン 分類:昆虫型宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。ラプターと同じワシ座星系人。 細身の胴体に反し、[[鉤爪]]の生えた巨大な毛むくじゃらの腕を持つアンバランスな体型が特徴の宇宙人。 背中から伸ばした翅で飛行する際、翅から撒き散らすミクロサイズの[[分身>分身(属性)]]&bold(){「アヤツリンプン」}を機械に付着させ、その制御システムを乗っ取る事が出来る。 キュウレンジャーを纏めて葬る作戦を[[真面目>まじめ(真面目)]]に立案・実行するなどダイカーンの中では知性派だが、自身の戦闘能力は悲惨の一言。 支配地区の乗り物に前述のアヤツリンプンを撒き、好き勝手に暴走させる圧制を敷いていた(劇中では描写無し)。 まずモライマーズロボでの戦闘で死亡したと見せかけて[[キュウボイジャー]]にアヤツリンプンを付着させ、 キュウレンジャーがオリオン号に戻ったのを見計らって船の制御を奪い、 そのまま&bold(){オリオン号ごと[[太陽>太陽(天体)]]に突っ込ませて}[[消し炭]]にしようと企む。 最終的には失敗したものの、もし事前にラッキーと小太郎が地上に降りていなければ、&bold(){Space.10にしてキュウレンジャーは全滅、番組は終了していた}。 敗因はその不運と、しっかりとした計略を練ったのはいいが自分の実力を過信してシシレッドたちに戦いを挑み、ガン逃げ戦術を渋った事であろう。 まあ仮にガン逃げしてオリオン号を焼き尽くしていたとしたら、間違いなく仲間を失った怒りに燃えるラッキーと小太郎に探し当てられて 血祭りにあげられていただろうから、&bold(){どのみちモズマに生き残る道はなかっただろうが。} ミステリーモチーフはアメリカに現れた怪物「モスマン」。 実は当初は腕を鞭のように振り回して戦うイメージだったとか。 ・&bold(){&color(gold){ユーテルジャン}}(声:江川央生) #center(){&bold(){&color(gold) {チキュウ人に贅沢など要らないジャーン! 贅沢な野郎どもは牢獄行きだって言ってるジャン!}}} 出身:惑星キャトルミ(オウシ座系) 装備:ユーテイル 分類:UFO宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。チャンプと同じオウシ座星系出身。 [[単眼>単眼/一つ目]]に蛇腹状の胴体を持つ宇宙人で、穴の空いた牛柄のアーマーを身に着けている。 頭部から発する光線&bold(){「トラクタービーム」}で生物を別の場所に転送し、右腕からは&bold(){「ユーテイル」}という鞭を伸ばすことも可能。 支配地区に&bold(){贅沢禁止令}を公布し、どんな些細な贅沢(それこそ&bold(){恋人と一緒に[[クレープ]]を食べた}とか、&bold(){回転寿司の金の皿}を取っただけでも) であっても犯した者をモライマーズ内の牢獄に転送する圧政を敷いていた。 その一方で、自分はジャークマター御用達の%%キャバクラ%%娯楽施設&bold(){「ぜいたくヘブン宇宙竜宮城」}で部下と共に豪遊するというダブルスタンダードな神経の持ち主。 宴会の席では下心丸出しで女性に絡むスケベ((よく見ると、牢獄内には女性が一人もいない。))だが、&bold(){オトメキュータマの力で女装したガル}に一目惚れするなど女の趣味にはいささか疑問符がつく。 しかもガルが男だと分かった後も&bold(){&color(gold){『俺様と付き合って!』}}と求愛する始末。 もちろん&bold(){&color(blue){「ごめんなさいガル。」}と即座に一蹴され射殺された}。残念ながら当然。 ちなみに、宇宙竜宮城をこいつの遠隔操作するモライマーズロボが盾にして降参を迫ろうとしたが、中の一般人は全員避難したというのがわかった途端に リュウテイオーに「じゃあもういいや」とばかりに宇宙竜宮城は&bold(){モライマーズロボもろとも粉砕された}。哀れ…。 ミステリーモチーフは「キャトルミューティレーション」。 「怪光線で牛を攫う[[UFO>未確認飛行物体(UFO)]]」の様子を全身で表現している。 ・&bold(){&color(magenta){ゴネーシ}}(声:[[津久井教生]]) #center(){&bold(){&color(magenta) {今日もお馬鹿な村人がダイカーン・ゴネーシ様に捧げてくれたお魚でバーベキューネッシ!}}} 出身:惑星ネス(ミナミノウオ座系) 装備:オオボライデント 分類:水棲宇宙人 豊かな蒼く美しい海とグルメで知られる惑星ベラを担当するダイカーン。 潜水服のようなアーマーに身を包んだ宇宙人で、弛んだ目元は如何にも詐欺師のような胡散臭さを感じさせる。 頭頂部から伸びた[[首長竜>首長竜(古代生物)]]のような器官は&bold(){「ナニカシラ」}という生物擬態頭部器官で、本人の意思で自由に動かすことが可能。 また三又の槍&bold(){「オオボライデント」}を用いた水中戦も得意だが、 [[トビウオキュータマ>キュータマ]]の力で自在に泳ぐカジキイエロー%%の鼻先にケツをぶっ刺されたこと%%によって地上へ引きずり出されたことで劇中では披露する事無く終わった。 部下のインダベー達にベラの住民を襲わせ、それをホログラムで[[巨大化]]して見せた自身で撃退する事で&bold(){「救世主」}として住民に崇めさせ、 「貢物」と称して海産物を徴収する圧制を敷いていた。 要するに「海を汚す侵略者を撃退する救世主」に扮していたわけだが、そもそも&bold(){ベラの海が汚れた原因は海底に沈めたモライマーズ}である為、 完全に単なる自作自演である。 ちなみにベラは高度な文明を持たない田舎の惑星であり、住民達も「自分達がジャークマターに征服されている」という認識は全く無い。 自分がインダベーと豪遊している(=八百長がバレる)所を盗み見た少女を口封じのために殺すべく、&bold(){&color(magenta) {「海の怒りを鎮めるためには子供を捧げろ」}}と村人に命じたが、 キュウレンジャーの計略と少女の勇気により正体があっけなく露見してしまい、ラッキーの運と&bold(){偶然通りかかった巨大鯨}の怒りにより叩きのめされる。 奥の手としてヒカエオローを発動し、&bold(){&color(magenta) {「最初から巨大化してれば救世主っぽかった」}}と今更気付くも時すでに遅く、 最後はキュウレンオーによりモライマーズに叩きつけられて大爆発、&bold(){全員仲良く漁礁となった}。 ミステリーモチーフは「ネッシー」。 ユメパックンとの差別化のため、あの有名な白黒写真をモチーフにしている。 ・&bold(){&color(indigo){シャイドス}}(声:上田燿司) #center(){&bold(){&color(indigo) {聞こえたぞ……我に対する反抗は罪なり!}}} 出身:惑星ピーポー(ヤマネコ座系) 装備:オサキマックロー 分類:影宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 暗い体色のがっしりした体型の宇宙人で、シルクハットと詰襟を着込んだような外見が特徴。見た目は[[シャドーライン]]っぽい。 頭部のシルクハットのような器官&bold(){「ピークヘッド」}で影に潜り込む能力を持ち、両手の鉤爪&bold(){「オサキマックロー」}で飛び出しざまに獲物を切り裂く。 また、目からはビーム、指先からは光弾を発射するが、&bold(){一発も命中していない}ので威力のほどは不明。 あまりに動きが早いため姿が全く見えず、当初は透明な敵だと思われていたが、実は&bold(){[[目視出来ないほど俊敏>仮面ライダーカブト]]}なだけであり、 バランスが影から出現するカラクリを見抜いてなお、&bold(){起点から別の影まで移動する時間があまりに短すぎて}攻撃を当てられないほど。 そのスピードの乗った一撃は強烈無比で、キュウレンジャーを遥か彼方まで吹っ飛ばした。 以上のことから、戦闘能力には乏しい者の多いダイカーンでは珍しく、&bold(){純粋な実力でキュウレンジャーを苦戦させた}一人。 ヒカリキュータマの力がなかったら詰んでいたであろう。 タイヨウシシレッドのハイテンションパワーでモライマーズをあっという間に破壊されドームを破られた挙句に 太陽と月の力でパワーアップしたテンビンゴールドとオオカミブルーにボコられ、タイヨウ・ムーンクラッシュでとどめを刺されてしまう。 ヒカエオローで巨大化するものの、外は真っ暗で月の光も無く巨体過ぎて隠れられる影も無かったため、&bold(){巨大化したせいで己の持ち味を殺した}も同然に。 結果的に等身大時の強さがウソのようにリュウテイオーにボコられ、なすすべなく瞬殺。変に光線技なんか使わずその怪力でぶん殴った方が良かったんじゃ…。 断末魔は&bold(){&color(indigo){「影に隠れるの忘れてた~~!! シャインなら~~~っ!!」}}というしょうもないダジャレであった。 支配地区を特殊なドームで隔離し、[[人工太陽で街を照らす>マヒルワルド]]ことで一日のうち&bold(){22時間}を昼にし、 住民達に[[不眠不休の労働を課す>ブラック企業]]圧政を敷いていた。 さらに前述の能力で影に隠れながら街を監視しつつ、自分に反抗的な言動をする者が居れば即座に影から飛び出して折檻を加え、 何処から現れるか分からないという不安と恐怖に苛む。 言動こそ落ち着いてはいるが、煽り耐性はかなり低い上に相当の地獄耳。 ミステリーモチーフは「シャドーピープル」。 ・&bold(){&color(gray){オメーガ}}(声:飯島肇) #center(){&bold(){&color(gray){いずれカローとなる偉大なダイカーン・オメーガ様の立派な石像を造るガー!}}} 出身:惑星チンドゾー(チョウコクグ座系) 装備:メーガトンパンチ 分類:岩石宇宙人 深緑の森で覆われた惑星キールを担当するダイカーン。 岩石質の身体を持つ宇宙人で、胴体とほぼ同じくらいの巨大な顔と逞しい腕が目を引く。 目つきの悪い&bold(){「一重まぶた」}はヂンドゾー星人の戦士としての誇りであり、自身も&bold(){「メーガトンパンチ」}による殴り合いを得意とするパワーファイター。 自己顕示欲と出世欲が強く、[[自分の権威を表す石像造りに>ジャギ(北斗の拳)]][[住民を駆り出す>斧手のモーガン]]圧制を敷いていた。 キュウレンジャーとの対決では頑丈な岩石の身体とメーガトンパンチで善戦するも、 ハミィが発動したチョウコクグキュータマの力によって&bold(){顔の一重まぶたを削られ二重まぶたにされてしまう}。 その事にショックを受けながらも、リュウコツキュータマ捜索の為キールに訪れたスコルピオの部下として再戦に挑むが、 今度はそのスコルピオの毒針によって&bold(){理性を奪われたゾンビ状態と化してしまい}、 最期は巨大化するもモライマーズにぶつけられて揃って爆散という、劇中屈指の散々な目に遭わされている。 ミステリーモチーフは南米の「オルメカの巨石人頭像」。 ・&bold(){&color(blue){マナビル}}(声:沼田祐介) #center(){&bold(){&color(blue){良い事? あなた達はダイカーン候補生なの。ジャークマターの歴史で宇宙を塗り替えるのよ!}}} 出身:惑星ジャジー(イッカクジュウ座) 装備:ユビサスティック、マナビル歴史書 分類:長首宇宙人 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人にして、&bold(){ジャークマター大学地球校}の学長。 かつてキュウレンジャーと戦ったデンビルの同族で、こちらは青い体色と大学帽が特徴。 剣としても使える指差し棒&bold(){「ユビサスティック」}の先端から&bold(){「歴史マナビーム」}という光線を放つ事が出来、 浴びた者はハンドブック&bold(){「マナビル歴史書」}に書かれた通りの行動を無意識のうちに取ってしまう。 ジャークマター大学でダイカーン候補生を教導する傍ら、支配地区の住民には[[ジャークマターに都合の良い歴史を無理やり学ばせる>ガクエンワルド]]圧政を敷いていた。 教師としての教育には熱心な反面、ダイカーンの本分である&bold(){モライマーズの管理はおざなり}で、 吸い上げたプラネジュームがパイプを逆流して大爆発を起こす寸前だった事に、&bold(){部下共々まるで気づいていなかった}。 こんな奴にジャークマターの教育を任せて大丈夫か。 その立場から「歴史が改ざんされている証拠」を掴もうとした[[ツルギ>ホウオウソルジャー/鳳ツルギ]]により授業中に踏み込まれ、 マナビル歴史書に「マナビルへ向けられた攻撃は全てホウオウソルジャーに当たった」と書き込んで攻撃を躱し自滅させようと目論んだが、 ダミー標的にされたホウオウソルジャーが&bold(){自分のすぐ前に立つ}作戦に出たためボコボコにやられあっけなく戦死した。 ミステリーモチーフはデンビル同様「ジャージーデビル」。 *&bold(){〇〇ツヨインダべー} 上級戦闘員&bold(){「ツヨインダベー」}の中でもダイカーンの地位にまでのし上がれる程の力や特徴を持っていた個体の総称。 ツヨインダベーの時同様、武器として「バズーコン」を使うがツヨインダベーによって固有の専用装備を身に着けている。 &font(l){もっとも所詮戦闘員上がりなので碌に活躍出来ないまま倒されるのが常だが。} 名前としては頭文字に「ま行」の文字が付く単語が使用される。 まれに「インダベー」のみ使われる場合もある。 ・&bold(){モーレツヨインダベー}(声:奥畑幸典) #center(){&bold(){ご苦労であったスティンガー。後はこの星のダイカーンであるモーレツヨインダベー様が引き受ける!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:モーレツマスク 分類:戦闘疑似生命体 スティンガーの故郷である砂漠惑星ニードルを担当するダイカーン。 ツヨインダべーの中でも猛烈に秀でた強さでダイカーンにのし上がり、さらなるDNAパワーアップ手術を施されたツヨインダベーのエリート。 紫色の専用バトルマスク&bold(){「モーレツマスク」}を装備し顔面を覆っているのが特徴。 その名や肩書、経歴の通り性格は苛烈。 ニードルでは猛烈な強さによる圧政を敷いていた。 ・&bold(){マモリツヨインダベー}(声:坂井易直) #center(){&bold(){モライマーズはこのダイカーン、マモリツヨインダベー様が守り抜く!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:マモリマスク 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 鉄壁の防御力を持ってダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 防御力を更に高める機能を持った顔面を覆う白色の戦闘用マスク&bold(){「マモリマスク」}が固有装備。 豊富なプラネジュームを有する地球はジャークマターにとって重要な位置にあり、複数人のダイカーンにより分割統治されていた。 基本的に贅沢三昧でだらけ気味なダイカーンの中では職務に忠実な部類。 防御力自慢のツヨインダベーだったが、キュウボイジャーの火力の前には&bold(){張子の虎も同然}であった。 なおホシガタ地区は&bold(){5機}ものモライマーズが刺さった重要拠点ともいうべきエリアである。 ・&bold(){メガツヨインダベー}(声:坂井易直) #center(){&bold(){モライマーズを守る事は、ダイカーンの本懐なりィ!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:メガクレスト 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウ・ホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 メガレベルのパワーを生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 額に付けたパワー増強装置「メガクレスト」で凄まじい怪力を得ている。 しかしマモリツヨインダベーが瞬殺されたのち、モライマーズロボで戦いを挑むも&bold(){物のついでの如く一瞬で倒された}。 ・&bold(){メシウバインダベー}(声:村岡弘之) #center(){&bold(){頭が高~い!! この地区の食料全て、俺様メシウバインダベー様の物!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:ハラヘルメット 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーンの内の一人。 食に対する暴慢さでダイカーンにのし上がったツヨインダベー。%%そんなもんでなれるのか…%% 美味しい食べ物を探知する兜&bold(){「ハラヘルメット」}を身に着け、支配域に住む人々の食料を根こそぎ奪い取る圧政を敷く。 名前や経歴の通り非常に食い意地が張っており、死ぬ間際ですら食への執着を捨てない浅ましさを見せた。 これまで基本コンパチな見た目ばっかだったツヨインダベー達の中では初のビジュアル面で差別化が図られており、 遠目では一見ツヨインダベーに見えない姿をしている。 この個体のミステリーモチーフは、『ミミズク土偶』。 ・&bold(){メッチャツヨインダべー/ムッチャツヨインダべー} #center(){&bold(){『我らダイカーン!』} &bold(){「メッチャツヨインダベー!」 「ムッチャツヨインダベー!」}} 出身:ジャークマターラボ 装備:メッチャマスク、ムッチャメット 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウのホシガタ地区のモライマーズを守護する5人のダイカーン最後の面々。 ホシガタ地区解放のためのキュウレンジャーの一大反抗作戦『スターダスト作戦』から生き残ったダイカーンコンビ。 メッチャツヨインダべーは滅茶苦茶秀でた強さで、 ムッチャツヨインダべーは無茶苦茶秀でた強さでそれぞれダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 メッチャツヨインダべーは滅茶苦茶な威力を発揮する鋼鉄製マスク&bold(){「メッチャマスク」}を装備、 ムッチャツヨインダべーは無茶苦茶な剛力を発揮する兜&bold(){「ムッチャメット」}を装備している。 ホシガタ地区担当最後の生き残りであったが、変身を果たしたリュウコマンダーとリュウボイジャーの前にあっけなく倒された。 [[30分後の>仮面ライダーエグゼイド]][[変身システム>ライダーガシャット(仮面ライダーエグゼイド)]]が &bold(){レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?}だが、&bold(){多分関係ない}。 ・&bold(){モンドムヨインダベー}(声:大泊貴揮) #center(){&bold(){そうかそうか…だが問答無用! 話は聞いてやるが、自分で何とかしろ!ハッハッハーッ!!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:バジトウフード 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 強引に相手を論破するリーダーシップを生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 定期的に支配地区の住民を自身の元へ集めて不平不満の要求を聞いたうえで&bold(){問答無用に却下する}という%%いじめっ子みたいな%%圧政を敷く。 雑音のみを完璧にカットする機能を搭載したフード&bold(){「バジトウフード」}を装備している。 いつも通り圧政を敷いて支配を謳歌していたが、新たにチキュウに赴任してきたスコルピオに自身の政策を「ヌルい」とコテンパンにダメ出しされた挙句、 彼の[[毒]]を撃ち込まれ悍ましい不死身の[[ゾンビ]]になり果て見境なく暴れ回り、倍々ゲームで増え続けるバイオハザードを引き起こす道具扱いされた。 ある意味&bold(){全くいいとこ無し}なツヨインダベー。 ・&bold(){メディアツヨインダベー}(声:大山鎬則) #center(){&bold(){良いか!?この刺激的な映像が、我らをザギンでチャンネーとシースーに導くんだよォ!!}} 出身:ジャークマターラボ 装備:カーディガード、トラナキャメラ 分類:戦闘疑似生命体 惑星チキュウを担当するダイカーンの一人。 刺激的な映像を生み出すディレクション能力を生かしてダイカーンにのし上がったツヨインダベー。 ジャークマターを讃えるプロパガンダ放送を強制する圧政を敷く。 固有装備は業界知ってますよ感を体現するショッキングピンク色の肩当て&bold(){「カーディガード」}。 また配下のインダベーにハンディカメラ&bold(){「トラナキャメラ」}を持たせ、自身が行う破壊活動を番組と称しリアルタイム中継させていた。 ダイカーンとしての業務だけでなく、ジャークマター保有の&bold(){『ジャークマター放送局』チキュウ支部担当チーフディレクター}の役職に就くなど、 単純な役職だけ見ればツヨインダベー達の中でも中々の出世頭。 またフットワークも非常に軽く、刺激的な映像を取るためなら自身が先頭に立ち破壊活動を行うことも厭わない。 その怪力は&bold(){車を軽々と吹き飛ばして一列に並べ、ビリヤードのように打ち出して町を全滅させる}ほどで、 恐らく作中での描写を見る限り&bold(){Mツヨインダベーの中では最強}と思われる。 ただし言動は胡散臭い80~90年代のディレクター風であり、自己顕示欲が異常に強いためか&bold(){行動や発言の何から何まで無駄にうっとおしい。} ジャークマターの重鎮をおびき寄せるべくTV局をツルギが強襲したことで「キュウレンジャーを倒せば手柄になる」と踏んで応戦、 放送を見て駆け付けた[[フクショーグン・テッチュウ>フクショーグン(宇宙戦隊キュウレンジャー)]]と協力してキュウレンジャーを襲うも、[[奴隷]]にしていたチキュー人のスタッフ諸共逃げられてしまう。 テッチュウの進言を受けて街で破壊活動を行いキュウレンジャーをおびき寄せたが、自慢の怪力も[[当たらなければ全く意味はなく>シャア・アズナブル]]、 最早何度もツヨインダベーを退けてきたキュウレンジャーの敵ではなく(テッチュウが助太刀によこしたメタルワーム共々)あっけなくやられてしまった。 それでもヘコたれず&bold(){「今度は怪獣映画だ~!!」}とヒカエオローしてメタルワームやモライマーズロボを引き連れキュウレンジャーに挑もうとするも、 結局ロボ戦でも敗北し&bold(){「テレビマン、現場で死ねればこれ本望~!!」}と&bold(){辞世の句}を残し爆死した。 巨大化した直後に彼の部下のインダベー達は動画を撮っていたが、ちゃんとその戦いぶりは放送されたのだろうか…。 追記・修正は悪政に屈しない人にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キュウレンは幹部格のほうが多いし、ツヨインダべー含めてもそんな人数居ないし、分ける必要あまり無かったんじゃないかなという気がする -- 名無しさん (2021-05-12 19:59:53) - とりあえず数が寂しいのでツヨインダベーもついで追加。 -- 名無しさん (2021-05-12 20:33:09) - カローだけでも88人いたし、ジャークマターという組織の規模の大きさは分かったけど捌ききれていなかった感じが… -- 名無しさん (2021-05-13 19:40:44) - 戦隊側だけでも12人+αもスーツ用意しなきゃだから仕方ないんだけど、約半数が戦闘員のコンパチだからゲスト怪人としては正直印象に残らないんだよね。肝心のバトルシーンも弱いし -- 名無しさん (2021-05-13 21:58:35) #comment(striction) #areaedit(end) }

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