オベリスクの巨神兵

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オベリスクの巨神兵 - (2020/08/25 (火) 09:24:45) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2011/01/10 Mon 15:00:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color( #b3b4ff ,black){&b(){その者、降臨せしむれば、灼熱の疾風大地に吹き荒れ、生きとし生ける者すべて屍とならん。}}} 漫画、アニメ「[[遊戯王]]」における三幻神の一体。 三幻神のなかで唯一グールズに盗まれず、 バトルシティ編開始直前に社長こと[[海馬瀬人]]が残りの二枚を取り戻そうとするイシズから、囮として借り受けた一枚。 こちらでの効果はだいたい以下の通り。 >星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000 >生け贄召喚するには生け贄を3体捧げなければならない。 >罠・モンスター効果を受けず、魔法カードの効果は1ターンのみ受け付ける。 >自分フィールド上のモンスター2体を生け贄に捧げる事で、&font(#4169e1){相手モンスターを全て破壊したり}、 >&font(#4169e1){相手プレイヤーに4000ダメージを与えたり、自身の攻撃力が∞になったり}する。 攻撃名は「ゴッドハンド・クラッシャー」 効果名は「ゴッドハンド・インパクト」 攻撃力∞化の際は「ソウルエナジーMAX」 基本的に直接殴るか、拳から衝撃波を放つかだが、アニメではデュエルシーンではないものの口から光線を放ったことがある。 神というだけあり極めて高い耐性を持っており、モンスター効果は三幻神同士のものでもない限りは弾く。 そこへ極一部のモンスターの特権である4000ライン、いわゆるオベリスクラインも持つため相乗効果でものすごく破壊されにくい。 魔法カードも1ターン受け付けるが、これのお陰で1ターン限定の特殊召喚も可能になっているので、単なるデメリットにはなってない。 というより、これが無いと[[存在意義はほぼなくなる奴>ラーの翼神竜]]が居る。 ちなみに『[[遊戯王R]]』の説明によると、正確には上級呪文なる代物に限り効果を1ターンだけ受け付けるらしい。 上級呪文とはなにかというと、たとえば原作でいえば城之内が使った「ハリケーン」、遊戯がオシリスに対して使った「六芒星の呪縛」といったカードを指すが、基準は一切不明。&font(l){結局あやふやじゃねーか} 少なくとも破壊や除外、バウンス等の「戦闘破壊以外の除去」類は一切効かないのは間違いない。((ルール無視の破壊であるラーの不死鳥を除いて)) ステータスや耐性以外の能力はというと。やっぱりかなり強力である。 コストとして2体を生贄に捧げるという決して軽い効果ではないが、発動さえできればまさしく一撃必殺。 上述したようにこの効果は登場したデュエルごとに差異があり、区分けすると (1)相手フィールドのモンスター全体除去 (2)相手プレイヤーに4000の戦闘ダメージ (3)攻撃力∞ のどれかを使える。&bold(){(3)に至っては生贄素材さえあればフリーチェーンの攻撃}という破格の効果である。 (1)の全体除去は強力で、相手フィールドのモンスターを全て破壊しつつ戦闘ダメージを与えられれば一瞬にして膨大なアドバンテージを得られる。 (2)のダメージ効果もおぞましく、破壊できなければ直接ライフを4000削ってしまおうという、固定バーン効果ではおそらく最強クラス。アニメではライフ4000のため実質的な特殊勝利効果であるとさえいえる。 (3)のステータス∞はさらに強烈。攻撃力∞の為、戦闘ダメージさえ相手ライフに通ればジ・エンド確定。((ただし階級差によるラーとアバター相手には無効化される。無茶苦茶だ……))この効果でなら相手ターンでも攻撃を仕掛けられるのだから尚恐ろしい。ほとんどは相手ターンの使用であり、自分のターンで使ったのは海馬社長のみ((オベリスクの試運転とディスクのテストを兼ねたデュエルマシーンとの対戦。なお、このとき攻撃力上昇だけでなく全体除去や効果ダメージという他の要素もあったようであることがモクバやKCの研究員のセリフから伺える。恐ろしい。))。 原作では激おこオベベ丸にならないと使えないような描写が合ったが、Rでは特に問題なく使っている。 このようにいずれも破壊神にふさわしい効果で、殺傷能力は非常に高い。 なお、アニメ版では(1)と(2)がミックスされたような効果が使用されており、 &bold(){相手フィールドの全モンスターと相手プレイヤー}に4000の戦闘ダメージを叩きつける((オシリスの召雷弾に近い効果))という、OCGでも1キルできちゃいそうな恐ろしい効果を持っている。 この時、戦闘ダメージの計算を全て一括で行うからか、遊戯はクリボーでダメージをしのいでいる。 一見重そうに見える効果を発動する為の生贄を揃えるのはわりと簡単で、 実は[[スケープ・ゴート]]のような2体以上トークンを生成するカードなどで生贄が事足りてしまう。 スケープ・ゴートで生贄が確保できれば後は&bold(){2回使用するだけ}で相手のモンスターを全滅させつつ相手のライフを削りきれる。&font(l){おや、黄色い竜が泣いている…} 相手の場ががら空きだったり攻撃表示モンスターがいるのならばゴッドハンドインパクトでもいい。 これらのことから、書いてある事だけならば原作屈指の最強カードで、階級補正さえなければ[[ピラミッドの頂点>ラーの翼神竜]]すら倒せる。 もちろん重いコストが必要だが、発動してもあまりあるお釣りをもらえるんだから特化してしまえば問題ない。まさに神。 これらの特長は特殊召喚モンスターは原則、特殊召喚からの速攻攻撃を仕掛けられないバトルシティルールもあってうまく活かせなかったが、 もしそのルールがなければ結構カオスだったかもわからない。 ***アニメでの活躍 神の一角として初めて登場し、その直後に社長に渡り活躍しただけでも好待遇だが、 決闘都市での対決を終えて遊戯の手に渡った後も「神」でありながら危機を乗り越えるキーカードとして活躍する程の超好待遇である。 これは片方は「出せばほぼ完封してしまうオシリス」、もう片方は「むやみやたらな形成逆転&ワンサイドゲームを実現してしまうラー」と、 カードゲームアニメ&漫画における主人公カードとして使いづらかったのが大きな要因であろう。 &font(l){記憶編で真っ先に呼ばれ、史実でも使役描写が唯一あるため、実は王様がオベリスクをオシリスとは別ベクトルで気に入っている説もあるが。} それに対して神の威厳を示す超耐性&超ステータスを持ちながら強力な効果はコストが重いため((この手のぶっ壊れカードがあると起こりがちな効果使ったほうがよくね?という状況が発生しづらい))、 &bold(){主人公が使っても、敵側でも突破できる状況を演出しやすく一方的な展開になりづらい}という地味に大事な要素を持つ。 &font(l){闇遊戯の切り札の代表格である筈のオシリスは…ご愁傷様である} イシズから受け取ってから社長はこのオベリスクを現在型の決闘盤と共にテストプレイを行った際に、 このカードを用い嫁である[[青眼の白龍]]3体(アニメでは究極嫁)を粉砕して神の力に酔いしれた以降、 青眼よりこのカードばかり見る様になりファンからは「愛人」という愛称で親しまれている。 また社長がよく「破壊神オベリスク」と呼ぶことから「社会人オベリスク」とも。 特にアニメオリジナルのレアハンターとのタッグデュエルにて、青眼3体を生贄に召喚している。 後の仮面とのタッグデュエルでは相手の場の[[磁石の戦士>磁石の戦士(遊戯王OCG)]]3体を生け贄に召喚した。 ちなみに青眼は雌設定があるが、オベリスクは雄か雌か不明。 (ホルアクティが明らかに女性なので雌の可能性も否定できないが、なまじ元ネタがオベリスクなので…) そして後のイシズ戦における、キサラのビジョンに反して、神であるオベリスクを生贄とした青眼の召喚名シーンは、 アニメでのBGM「[[神の怒り>神の怒り(遊戯王)]]」に準えて「嫁の怒り」とも呼ばれる(余談だが、アニメでは合間の乃亜編でも青眼のシーンでこのBGMが流れる場面がある)。 そして後の準決勝での遊戯戦にてオシリスとぶつかった後に、王様ことATMの元へ戻った。 又、『[[遊戯王R]]』では専用カードによるラーと同じ階級を得た「真祖オベリスク」と言う、記憶編での容姿をした進化系も登場した。 余談だが、アニメ版の闘いの儀における「大地の侵食」の描写から、「対象をとらない効果」なら影響を受け、更に効果も持続すると誤解されることがあるが、 実際にはアニメ版でもミラーフォースにもばっちり耐性があり、そんなことは無い。 あくまで「モンスターゾーン」に効果を及ぼすトラップだからこそ効いたという話。 原作における闘いの儀で登場した「罅割れゆく斧」(「このカードを伏せたターン数×500ポイント攻撃力をダウンさせる」効果)は、『遊戯王R』的にいう上級呪文だからか受け付け、 神が効果を受けている1ターン以内に、相打ちで戦闘破壊されてしまった。 イシズ戦にて罠カードである「生け贄の抱く爆弾」が効いた件については、原作の 「場にセットした時にフィールド上のモンスター1体に爆弾を仕掛け、そのモンスターを生け贄にして召喚した攻撃モンスターを破壊し、コントローラーにその攻撃力分のダメージを与える」 という効果が 「対象が神ではなく、墓地にある神を召喚した際の素材をモンスターを対象にしたトラップだから問題無い」という俺ルールが適用された。 ――とよく言われているが、実際のところ現実のOCGと比べると煩雑というか再現不可能な為、疑問も持たれている。 ぶっちゃけた話、&bold(){神のカードの耐性自体俺ルールの一種と見た方が良い}。 #openclose(show=劇場版での活躍(ネタバレ注意)){ 2016年公開の劇場版『[[遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS]]』の「[[藍神>藍神(遊戯王)]]vs海馬」戦で&b(){まさかのこのカードが登場}。 アンディメンション化された青眼の白龍2体と青眼の亜白龍をリリースして召喚された。 なにげにアニメでは行ったが原作ではやらなかった青眼の白龍の生け贄による神の召喚である。 BGMまで[[神の怒り>神の怒り(遊戯王)]]と共に降臨。 次元領域デュエルでは高レベルモンスターへの生贄は不要であるが、このカードは従来通り3体の生贄を捧げて召喚された。 コストを『支払わなくてもよい』であり『支払ってもよい』なのか、それともモンスターではなく神なのでコストが必要だったのかは謎のままである。 『カウンター・ゲート』の“効果により”召喚するため次元領域デュエルのルールを無視して生け贄ありで召喚できたともとれる。 この作品の時系列は原作における『闘いの儀』の後であり、 オベリスクの巨神兵を含めた三幻神のカードは闘いの儀の直後に葬祭殿の地下深くに失われてしまった為、 本来は海馬のデッキに入っていないカードである。 ではどうやってこのカードを使用したかというと、罠カード『カウンター・ゲート』によってモンスターを出そうとした海馬だったが、 藍神のカードによって場をアンディメンション化された青眼の白龍たちとクリスタル・ドラゴンで埋められてしまい、 新たなモンスターを召喚することができなくなってしまっていた。 その際、「この場で俺が敗北するなど許されるはずがない」と考え、「俺の脳裏には今も奴の亡霊が彷徨い続けている……!」と心の中で言い、 神殿内に残っていたアテムの残留思念を読み取って、自身の新型デュエルディスク「パワー・ビジョン」の力でそれを実体化。 そのまま地面に手を置き、なんとオベリスクの巨神兵を&font(#ff0000,b){地面からドロー}した。 #center(){&font(#ff0000,26,b){地面からドローした}} &font(#ffdc00){「最強デュエリストのデュエルは全て必然。ドローカードさえもデュエリストが創造する!」} と[[ZEXAL]]の[[シャイニングドロー]]の際言っていたが、まさか仮にも一般人に分類される社長がやったときは誰もが驚いた(多分)。 「闘いの儀」で使用されたのはM&Wのカードとしてのオベリスク(要は通常イラストVer.)だったが、 こちらは上記のとおりアテムの記憶を読み取ったためか上記の「記憶編」での姿、所謂「真祖・オベリスク」となっている。 効果は原作でなくアニメ版のものに準拠。 『千年の記憶』によれば「オベリスクに2体の生け贄を捧げることで、相手に(オベリスクの)攻撃力分のダメージを与え、フィールド上のモンスターを破壊する」とのこと。 劇中ではクリスタル・ドラゴン2体を破壊することで、 対戦相手の藍神および方界超獣バスター・ガンダイルに4000ポイントの戦闘ダメージを与え、ライフを一撃で8000から1000にした。 ちなみに本来生け贄となる部分を破壊として扱っているのは、本作においてリリース・生け贄という単語の使用を避けているためである。 耐性も神そのものであり、藍神にモンスター効果は無効と言われた際、高ぶった社長は &b(){「モンスターではない、神だ!」}と 高らかに宣言した。原作のオシリス戦のオマージュである((なお、この台詞を口にしたキャラとしては3人目。2人目は「遊戯王ファイブディーズ」9巻での究極神である。厳密に表記すればこちらは「モンスターナドデハナイ 神ダ!」となる。))。 なお、OCG目線でこの効果処理について考えると、単に神のランクによる耐性というだけでなく、オベリスクの召喚コスト+効果発動コストにより方界曼荼羅の対象モンスターが全てなくなったことで、効果無効から逃れることができている。 もっとも、ゴッドハンド・インパクトのためのクリスタル・ドラゴンの破壊が、発動コストとしてのリリースではなく効果処理の一環としての破壊だった場合、オベリスクそのものに耐性がなければ無効にされてしまうが。 その後なんだかんだでデュエルは無効試合となったためオベリスクの出番はこれっきりであるが、続行されていたら藍神に勝ち目はなかっただろう。 少なくとも藍神が使用した方界カードにはオベリスクを突破できるものはない。 一応闇堕ち後であれば[[クリムゾン・ノヴァ・トリニティ>暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ/暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ]]で突破できる。…かもしれない。効果を発動しないでくれれば。 } ちなみに、続編の[[遊戯王デュエルモンスターズGX]]でも社長が設立した[[デュエルアカデミア]]ではオベリスクブルーが最高クラスとなっている。 &font(l){遊戯王関係者による社長リスペクト}社長も、完全にオベリスクの事を忘れた訳では無い様である。 ※ちなみに遊戯VS闇マリクの時点でもオベリスクに対して一定の愛着があるのが確認できる。 **OCG版 2008年12月発売のVジャンプ2月号において、付録カードとして登場。イラストは上記の「真祖オベリスク」のものとなっている。 そのOCG効果がこれ。 #blockquote(){効果モンスター 星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000 このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。 (1):このカードの召喚は無効化されない。 (2):このカードの召喚成功時には、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。 (3):このカードは効果の対象にならない。 (4):自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。 相手フィールドのモンスターを全て破壊する。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃宣言できない。 (5):このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。 このカードを墓地へ送る。} 発表当時は&b(){「ついに三幻神がOCG化された」}として歓喜の声が絶えず、しかも蓋を開けると再現率もなかなかの物であった。 コストは重いものの召喚は無効化されない上、召喚に成功した時、魔法・罠・効果モンスターの効果も封じる。 この為召喚を非常に妨害されにくい。その後も対象に取られない。 ステータスもそう簡単に戦闘破壊出来ない高さであり、一度出してしまえば除去するのは結構困難、 に見えるのだが…… 逆に言えば、&b(){&font(#0000ff){対象さえ取らなければ}いとも簡単に攻略出来てしまう}と言う事にもなる。 例えば[[ライトロード>ライトロード(遊戯王)]]などの光属性デッキの場合。 異次元の女戦士や[[オネスト]]と言った、シャインエンジェルやクリッターで簡単に持って来れる強力な不対象カードで、特化デッキ相手でも3枚全て余裕で倒せてしまう。 各デッキ共有で言えばミラフォ、ライボル、[[ブラック・ローズ>ブラック・ローズ・ドラゴン]]、カタストル…… そして極めつけには汎用ランク4の[[ヴェルズビュート>励輝士 ヴェルズビュート]]。 対象を取らない除去って案外多かったりするのである。 仮面「&font(#ff0000){かかった! 罠発動! 聖なるバリアミラーフォース!!}」 社長「&font(#0000ff){神に小細工は通用……する……だと……?}」 そして原作では様々だった2体リリース効果も、ただの劣化「滅びの爆裂疾風弾(&font(#008000){魔法})」に。 しかもこれも対象を取らない為、上記の女戦士やオネストを共有出来る事もあり青眼デッキ相手でも簡単に倒れてしまう。 勿論青眼と殴り合ったら余裕で勝てるが、これらの点に気をつけつつ嫁の愛に負けない様にしよう。 ちなみにこの効果は自身をリリースして発動も可能。 [[死者蘇生>死者蘇生(遊戯王)]]やリビデ等で特殊召喚して、ブラックローズガイルもどきな使い方が一番効率がいいのかもしれない。 そう、つまり&font(#0000ff){こちらでも生け贄となる運命}である。 リリース要員を揃える際はクロスソウルを使うと、天敵を除去しつつ何気に社長のモノマネも出来るので良いだろう。 ……だが時代は移り、ほぼアドバンス召喚専用の神にも強力なサポートが生まれた。 &font(#ff0000){ハードアームドラゴン}である :[[ハードアームドラゴン>ハードアームドラゴン(遊戯王OCG)]]| 手札のレベル8以上のモンスターを墓地に送ることで自身を特殊召喚する。 このカードをリリースして召喚したレベル7以上のモンスターはカード効果では破壊されない。 カード効果では破壊されない。そう、されないのだ。 これをオベリスクに当てはめると対象を取らない破壊からも守ることができるのだ。 地砕き「なん……だと……」 ミラフォ「なん……だt(ry」 カタストル「なん…(ry」 破壊以外の除外やバウンス効果は殆どが対象を取る効果なので、ハードアームドラゴンを使えば無双も充分可能になった。 またハムドを使わなくとも、ほぼ同等の耐性を付与する[[神縛りの塚>神縛りの塚(遊戯王OCG)]]というフィールド魔法も出て来た。 こっちはサイクロンで剥がされたり2連発出来る蠅男に消し飛ばされたりするものの、フィールド魔法故のサーチの容易さが便利。 ハムドを召喚する必要も無い為、他のリリース確保ギミックから直接出したオベリスクを守ることも出来る。 更に、最大の弱点だったオネストが制限、[[氷結界の龍>氷結界の龍 トリシューラ]]が禁止になったのも追い風である。 ……が、対象をとらないでデッキバウンスする[[クイーンマドルチェ・ティアラミス]]が登場! さらに2013.9改訂でトリシュは復帰、そして2015.10改訂でオネストも制限解除! あれ、向かい風がまた吹き始めたぞ? 採用率が低いとはいえ異次元の戦士♀及び♂にも弱い。半永久的な除去カードである某モグラも脅威。 とはいえこれくらいしか弱点はない。ネ申に小細工は通用しない!!! ……ゲーテで乙とか言ってはいけない。 エクスカリバーで乙とも言ってはいけない。 そして希望皇ホープには攻撃無効化されるとか絶対に言ってはいけない。 原作と比べると劣化したといえるOCG効果だが、後にこれの何十倍酷い効果で出た[[ラーの翼神竜]]の存在もあり、 現在は「まあ実際はこんなもんだよな」程度に落ち着いている。 そして、最後の[[オシリスの天空竜]]のOCG化で遂に神が揃う事になった。 また、[[ホルアクティ>光の創造神 ホルアクティ]]の材料ともなる。 ちなみにリリース確保には[[ガエル>ガエル(遊戯王OCG)]]や低レベル獣族を一気に3体呼んでこれる「魔獣の懐柔」、低レベルバニラを3体蘇生出来る「トライワイトゾーン」などが便利。 カエルや森の動物、おジャマなどを生贄にして降臨する神……イメージするとシュールだが仕方ない。 またドラゴサックとトークンでも召喚権無しで3体モンスターを揃えられるため、 一時期は対ミラーとして同じ三幻神のオシリスと一緒に【征竜】に出張することもあった。 追記・修正はソウルエナジーMAXの効果を発動してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,29) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/01/10 Mon 15:00:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color( #b3b4ff ,black){&b(){その者、降臨せしむれば、灼熱の疾風大地に吹き荒れ、生きとし生ける者すべて屍とならん。}}} 漫画、アニメ「[[遊戯王]]」における三幻神の一体。 三幻神のなかで唯一グールズに盗まれず、 バトルシティ編開始直前に社長こと[[海馬瀬人]]が残りの二枚を取り戻そうとするイシズから、囮として借り受けた一枚。 こちらでの効果はだいたい以下の通り。 >星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000 >生け贄召喚するには生け贄を3体捧げなければならない。 >罠・モンスター効果を受けず、魔法カードの効果は1ターンのみ受け付ける。 >自分フィールド上のモンスター2体を生け贄に捧げる事で、&font(#4169e1){相手モンスターを全て破壊したり}、 >&font(#4169e1){相手プレイヤーに4000ダメージを与えたり、自身の攻撃力が∞になったり}する。 攻撃名は「ゴッドハンド・クラッシャー」 効果名は「ゴッドハンド・インパクト」 攻撃力∞化の際は「ソウルエナジーMAX」 基本的に直接殴るか、拳から衝撃波を放つかだが、アニメではデュエルシーンではないものの口から光線を放ったことがある。 神というだけあり極めて高い耐性を持っており、モンスター効果は三幻神同士のものでもない限りは弾く。 そこへ極一部のモンスターの特権である4000ライン、いわゆるオベリスクラインも持つため相乗効果でものすごく破壊されにくい。 魔法カードも1ターン受け付けるが、これのお陰で1ターン限定の特殊召喚も可能になっているので、単なるデメリットにはなってない。 というより、これが無いと[[存在意義はほぼなくなる奴>ラーの翼神竜]]が居る。 ちなみに『[[遊戯王R]]』の説明によると、正確には上級呪文なる代物に限り効果を1ターンだけ受け付けるらしい。 上級呪文とはなにかというと、たとえば原作でいえば城之内が使った「ハリケーン」、遊戯がオシリスに対して使った「六芒星の呪縛」といったカードを指すが、基準は一切不明。&font(l){結局あやふやじゃねーか} 少なくとも破壊や除外、バウンス等の「戦闘破壊以外の除去」類は一切効かないのは間違いない。((ルール無視の破壊であるラーの不死鳥を除いて)) ステータスや耐性以外の能力はというと。やっぱりかなり強力である。 コストとして2体を生贄に捧げるという決して軽い効果ではないが、発動さえできればまさしく一撃必殺。 上述したようにこの効果は登場したデュエルごとに差異があり、区分けすると (1)相手フィールドのモンスター全体除去 (2)相手プレイヤーに4000の戦闘ダメージ (3)攻撃力∞ のどれかを使える。&bold(){(3)に至っては生贄素材さえあればフリーチェーンの攻撃}という破格の効果である。 (1)の全体除去は強力で、相手フィールドのモンスターを全て破壊しつつ戦闘ダメージを与えられれば一瞬にして膨大なアドバンテージを得られる。 (2)のダメージ効果もおぞましく、破壊できなければ直接ライフを4000削ってしまおうという、固定バーン効果ではおそらく最強クラス。アニメではライフ4000のため実質的な特殊勝利効果であるとさえいえる。 (3)のステータス∞はさらに強烈。攻撃力∞の為、戦闘ダメージさえ相手ライフに通ればジ・エンド確定。((ただし階級差によるラーとアバター相手には無効化される。無茶苦茶だ……))この効果でなら相手ターンでも攻撃を仕掛けられるのだから尚恐ろしい。ほとんどは相手ターンの使用であり、自分のターンで使ったのは海馬社長のみ((オベリスクの試運転とディスクのテストを兼ねたデュエルマシーンとの対戦。なお、このとき攻撃力上昇だけでなく全体除去や効果ダメージという他の要素もあったようであることがモクバやKCの研究員のセリフから伺える。恐ろしい。))。 原作では激おこオベベ丸にならないと使えないような描写が合ったが、Rでは特に問題なく使っている。 このようにいずれも破壊神にふさわしい効果で、殺傷能力は非常に高い。 なお、アニメ版では(1)と(2)がミックスされたような効果が使用されており、 &bold(){相手フィールドの全モンスターと相手プレイヤー}に4000の戦闘ダメージを叩きつける((オシリスの召雷弾に近い効果))という、OCGでも1キルできちゃいそうな恐ろしい効果を持っている。 この時、戦闘ダメージの計算を全て一括で行うからか、遊戯はクリボーでダメージをしのいでいる。 一見重そうに見える効果を発動する為の生贄を揃えるのはわりと簡単で、 実は[[スケープ・ゴート]]のような2体以上トークンを生成するカードなどで生贄が事足りてしまう。 スケープ・ゴートで生贄が確保できれば後は&bold(){2回使用するだけ}で相手のモンスターを全滅させつつ相手のライフを削りきれる。&font(l){おや、黄色い竜が泣いている…} 相手の場ががら空きだったり攻撃表示モンスターがいるのならばゴッドハンドインパクトでもいい。 これらのことから、書いてある事だけならば原作屈指の最強カードで、階級補正さえなければ[[ピラミッドの頂点>ラーの翼神竜]]すら倒せる。 もちろん重いコストが必要だが、発動してもあまりあるお釣りをもらえるんだから特化してしまえば問題ない。まさに神。 これらの特長は特殊召喚モンスターは原則、特殊召喚からの速攻攻撃を仕掛けられないバトルシティルールもあってうまく活かせなかったが、 もしそのルールがなければ結構カオスだったかもわからない。 ***アニメでの活躍 神の一角として初めて登場し、その直後に社長に渡り活躍しただけでも好待遇だが、 決闘都市での対決を終えて遊戯の手に渡った後も「神」でありながら危機を乗り越えるキーカードとして活躍する程の超好待遇である。 これは片方は「出せばほぼ完封してしまうオシリス」、もう片方は「むやみやたらな形成逆転&ワンサイドゲームを実現してしまうラー」と、 カードゲームアニメ&漫画における主人公カードとして使いづらかったのが大きな要因であろう。 &font(l){記憶編で真っ先に呼ばれ、史実でも使役描写が唯一あるため、実は王様がオベリスクをオシリスとは別ベクトルで気に入っている説もあるが。} それに対して神の威厳を示す超耐性&超ステータスを持ちながら強力な効果はコストが重いため((この手のぶっ壊れカードがあると起こりがちな効果使ったほうがよくね?という状況が発生しづらい))、 &bold(){主人公が使っても、敵側でも突破できる状況を演出しやすく一方的な展開になりづらい}という地味に大事な要素を持つ。 &font(l){闇遊戯の切り札の代表格である筈のオシリスは…ご愁傷様である} イシズから受け取ってから社長はこのオベリスクを現在型の決闘盤と共にテストプレイを行った際に、 このカードを用い嫁である[[青眼の白龍]]3体(アニメでは究極嫁)を粉砕して神の力に酔いしれた以降、 青眼よりこのカードばかり見る様になりファンからは「愛人」という愛称で親しまれている。 また社長がよく「破壊神オベリスク」と呼ぶことから「社会人オベリスク」とも。 特にアニメオリジナルのレアハンターとのタッグデュエルにて、青眼3体を生贄に召喚している。 後の仮面とのタッグデュエルでは相手の場の[[磁石の戦士>磁石の戦士(遊戯王OCG)]]3体を生け贄に召喚した。 ちなみに青眼は雌設定があるが、オベリスクは雄か雌か不明。 (ホルアクティが明らかに女性なので雌の可能性も否定できないが、なまじ元ネタがオベリスクなので…) そして後のイシズ戦における、キサラのビジョンに反して、神であるオベリスクを生贄とした青眼の召喚名シーンは、 アニメでのBGM「[[神の怒り>神の怒り(遊戯王)]]」に準えて「嫁の怒り」とも呼ばれる(余談だが、アニメでは合間の乃亜編でも青眼のシーンでこのBGMが流れる場面がある)。 そして後の準決勝での遊戯戦にてオシリスとぶつかった後に、王様ことATMの元へ戻った。 又、『[[遊戯王R]]』では専用カードによるラーと同じ階級を得た「真祖オベリスク」と言う、記憶編での容姿をした進化系も登場した。 余談だが、アニメ版の闘いの儀における「大地の侵食」の描写から、「対象をとらない効果」なら影響を受け、更に効果も持続すると誤解されることがあるが、 実際にはアニメ版でもミラーフォースにもばっちり耐性があり、そんなことは無い。 あくまで「モンスターゾーン」に効果を及ぼすトラップだからこそ効いたという話。 原作における闘いの儀で登場した「罅割れゆく斧」(「このカードを伏せたターン数×500ポイント攻撃力をダウンさせる」効果)は、『遊戯王R』的にいう上級呪文だからか受け付け、 神が効果を受けている1ターン以内に、相打ちで戦闘破壊されてしまった。 イシズ戦にて罠カードである「生け贄の抱く爆弾」が効いた件については、原作の 「場にセットした時にフィールド上のモンスター1体に爆弾を仕掛け、そのモンスターを生け贄にして召喚した攻撃モンスターを破壊し、コントローラーにその攻撃力分のダメージを与える」 という効果が 「対象が神ではなく、墓地にある神を召喚した際の素材をモンスターを対象にしたトラップだから問題無い」という俺ルールが適用された。 ――とよく言われているが、実際のところ現実のOCGと比べると煩雑というか再現不可能な為、疑問も持たれている。 ぶっちゃけた話、&bold(){神のカードの耐性自体俺ルールの一種と見た方が良い}。 #openclose(show=劇場版での活躍(ネタバレ注意)){ 2016年公開の劇場版『[[遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS]]』の「[[藍神>藍神(遊戯王)]]vs海馬」戦で&b(){まさかのこのカードが登場}。 アンディメンション化された青眼の白龍2体と青眼の亜白龍をリリースして召喚された。 なにげにアニメでは行ったが原作ではやらなかった青眼の白龍の生け贄による神の召喚である。 BGMまで[[神の怒り>神の怒り(遊戯王)]]と共に降臨。 次元領域デュエルでは高レベルモンスターへの生贄は不要であるが、このカードは従来通り3体の生贄を捧げて召喚された。 コストを『支払わなくてもよい』であり『支払ってもよい』なのか、それともモンスターではなく神なのでコストが必要だったのかは謎のままである。 『カウンター・ゲート』の“効果により”召喚するため次元領域デュエルのルールを無視して生け贄ありで召喚できたともとれる。 この作品の時系列は原作における『闘いの儀』の後であり、 オベリスクの巨神兵を含めた三幻神のカードは闘いの儀の直後に葬祭殿の地下深くに失われてしまった為、 本来は海馬のデッキに入っていないカードである。 ではどうやってこのカードを使用したかというと、罠カード『カウンター・ゲート』によってモンスターを出そうとした海馬だったが、 藍神のカードによって場をアンディメンション化された青眼の白龍たちとクリスタル・ドラゴンで埋められてしまい、 新たなモンスターを召喚することができなくなってしまっていた。 その際、「この場で俺が敗北するなど許されるはずがない」と考え、「俺の脳裏には今も奴の亡霊が彷徨い続けている……!」と心の中で言い、 神殿内に残っていたアテムの残留思念を読み取って、自身の新型デュエルディスク「パワー・ビジョン」の力でそれを実体化。 そのまま地面に手を置き、なんとオベリスクの巨神兵を&font(#ff0000,b){地面からドロー}した。 #center(){&font(#ff0000,26,b){地面からドローした}} これにより、藍神の目論見を&font(l){流石に原作時空で[[シャイニングドロー]]が出てくるとは思わなかった数多の視聴者の腹筋もろとも}木っ端微塵に粉砕した。 まあZEXALに曰く [[&font(#ffdc00,black){「最強デュエリストのデュエルは全て必然。ドローカードさえもデュエリストが創造する!」}>シャイニングドロー]] で、海馬社長に曰く &font(#ff0000,b){「『神』は常に最強の決闘者の手に舞い込むのだ!」}[[&font(purple, l){「その意見には賛成だが──それはお前ではない」}>マリク・イシュタール/闇マリク]] とのことなので、現世最強と化した社長がシャイニングドローできてもおかしくない…のか? 「闘いの儀」で使用されたのはM&Wのカードとしてのオベリスク(要は通常イラストVer.)だったが、 こちらは上記のとおりアテムの記憶を読み取ったためか上記の「記憶編」での姿、所謂「真祖・オベリスク」となっている。 効果は原作でなくアニメ版のものに準拠。 『千年の記憶』によれば「オベリスクに2体の生け贄を捧げることで、相手に(オベリスクの)攻撃力分のダメージを与え、フィールド上のモンスターを破壊する」とのこと。 劇中ではクリスタル・ドラゴン2体を破壊することで、 対戦相手の藍神および方界超獣バスター・ガンダイルに4000ポイントの戦闘ダメージを与え、ライフを一撃で8000から1000にした。 ちなみに本来生け贄となる部分を破壊として扱っているのは、本作においてリリース・生け贄という単語の使用を避けているためである。 耐性も神そのものであり、藍神にモンスター効果は無効と言われた際、高ぶった社長は &b(){「モンスターではない、神だ!」}と 高らかに宣言した。原作のオシリス戦のオマージュである((なお、この台詞を口にしたキャラとしては3人目。2人目は「遊戯王ファイブディーズ」9巻での究極神である。厳密に表記すればこちらは「モンスターナドデハナイ 神ダ!」となる。))。 なお、OCG目線でこの効果処理について考えると、単に神のランクによる耐性というだけでなく、オベリスクの召喚コスト+効果発動コストにより方界曼荼羅の対象モンスターが全てなくなったことで、効果無効から逃れることができている。 もっとも、ゴッドハンド・インパクトのためのクリスタル・ドラゴンの破壊が、発動コストとしてのリリースではなく効果処理の一環としての破壊だった場合、オベリスクそのものに耐性がなければ無効にされてしまうが。 その後なんだかんだでデュエルは無効試合となったためオベリスクの出番はこれっきりであるが、続行されていたら藍神に勝ち目はなかっただろう。 少なくとも藍神が使用した方界カードにはオベリスクを突破できるものはない。 一応闇堕ち後であれば[[クリムゾン・ノヴァ・トリニティ>暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ/暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ]]で突破できる。…かもしれない。効果を発動しないでくれれば。 } ちなみに、続編の[[遊戯王デュエルモンスターズGX]]でも社長が設立した[[デュエルアカデミア]]ではオベリスクブルーが最高クラスとなっている。 &font(l){遊戯王関係者による社長リスペクト}社長も、完全にオベリスクの事を忘れた訳では無い様である。 ※ちなみに遊戯VS闇マリクの時点でもオベリスクに対して一定の愛着があるのが確認できる。 **OCG版 2008年12月発売のVジャンプ2月号において、付録カードとして登場。イラストは上記の「真祖オベリスク」のものとなっている。 そのOCG効果がこれ。 #blockquote(){効果モンスター 星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000 このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。 (1):このカードの召喚は無効化されない。 (2):このカードの召喚成功時には、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。 (3):このカードは効果の対象にならない。 (4):自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。 相手フィールドのモンスターを全て破壊する。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃宣言できない。 (5):このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。 このカードを墓地へ送る。} 発表当時は&b(){「ついに三幻神がOCG化された」}として歓喜の声が絶えず、しかも蓋を開けると再現率もなかなかの物であった。 コストは重いものの召喚は無効化されない上、召喚に成功した時、魔法・罠・効果モンスターの効果も封じる。 この為召喚を非常に妨害されにくい。その後も対象に取られない。 ステータスもそう簡単に戦闘破壊出来ない高さであり、一度出してしまえば除去するのは結構困難、 に見えるのだが…… 逆に言えば、&b(){&font(#0000ff){対象さえ取らなければ}いとも簡単に攻略出来てしまう}と言う事にもなる。 例えば[[ライトロード>ライトロード(遊戯王)]]などの光属性デッキの場合。 異次元の女戦士や[[オネスト]]と言った、シャインエンジェルやクリッターで簡単に持って来れる強力な不対象カードで、特化デッキ相手でも3枚全て余裕で倒せてしまう。 各デッキ共有で言えばミラフォ、ライボル、[[ブラック・ローズ>ブラック・ローズ・ドラゴン]]、カタストル…… そして極めつけには汎用ランク4の[[ヴェルズビュート>励輝士 ヴェルズビュート]]。 対象を取らない除去って案外多かったりするのである。 仮面「&font(#ff0000){かかった! 罠発動! 聖なるバリアミラーフォース!!}」 社長「&font(#0000ff){神に小細工は通用……する……だと……?}」 そして原作では様々だった2体リリース効果も、ただの劣化「滅びの爆裂疾風弾(&font(#008000){魔法})」に。 しかもこれも対象を取らない為、上記の女戦士やオネストを共有出来る事もあり青眼デッキ相手でも簡単に倒れてしまう。 勿論青眼と殴り合ったら余裕で勝てるが、これらの点に気をつけつつ嫁の愛に負けない様にしよう。 ちなみにこの効果は自身をリリースして発動も可能。 [[死者蘇生>死者蘇生(遊戯王)]]やリビデ等で特殊召喚して、ブラックローズガイルもどきな使い方が一番効率がいいのかもしれない。 そう、つまり&font(#0000ff){こちらでも生け贄となる運命}である。 リリース要員を揃える際はクロスソウルを使うと、天敵を除去しつつ何気に社長のモノマネも出来るので良いだろう。 ……だが時代は移り、ほぼアドバンス召喚専用の神にも強力なサポートが生まれた。 &font(#ff0000){ハードアームドラゴン}である :[[ハードアームドラゴン>ハードアームドラゴン(遊戯王OCG)]]| 手札のレベル8以上のモンスターを墓地に送ることで自身を特殊召喚する。 このカードをリリースして召喚したレベル7以上のモンスターはカード効果では破壊されない。 カード効果では破壊されない。そう、されないのだ。 これをオベリスクに当てはめると対象を取らない破壊からも守ることができるのだ。 地砕き「なん……だと……」 ミラフォ「なん……だt(ry」 カタストル「なん…(ry」 破壊以外の除外やバウンス効果は殆どが対象を取る効果なので、ハードアームドラゴンを使えば無双も充分可能になった。 またハムドを使わなくとも、ほぼ同等の耐性を付与する[[神縛りの塚>神縛りの塚(遊戯王OCG)]]というフィールド魔法も出て来た。 こっちはサイクロンで剥がされたり2連発出来る蠅男に消し飛ばされたりするものの、フィールド魔法故のサーチの容易さが便利。 ハムドを召喚する必要も無い為、他のリリース確保ギミックから直接出したオベリスクを守ることも出来る。 更に、最大の弱点だったオネストが制限、[[氷結界の龍>氷結界の龍 トリシューラ]]が禁止になったのも追い風である。 ……が、対象をとらないでデッキバウンスする[[クイーンマドルチェ・ティアラミス]]が登場! さらに2013.9改訂でトリシュは復帰、そして2015.10改訂でオネストも制限解除! あれ、向かい風がまた吹き始めたぞ? 採用率が低いとはいえ異次元の戦士♀及び♂にも弱い。半永久的な除去カードである某モグラも脅威。 とはいえこれくらいしか弱点はない。ネ申に小細工は通用しない!!! ……ゲーテで乙とか言ってはいけない。 エクスカリバーで乙とも言ってはいけない。 そして希望皇ホープには攻撃無効化されるとか絶対に言ってはいけない。 原作と比べると劣化したといえるOCG効果だが、後にこれの何十倍酷い効果で出た[[ラーの翼神竜]]の存在もあり、 現在は「まあ実際はこんなもんだよな」程度に落ち着いている。 そして、最後の[[オシリスの天空竜]]のOCG化で遂に神が揃う事になった。 また、[[ホルアクティ>光の創造神 ホルアクティ]]の材料ともなる。 ちなみにリリース確保には[[ガエル>ガエル(遊戯王OCG)]]や低レベル獣族を一気に3体呼んでこれる「魔獣の懐柔」、低レベルバニラを3体蘇生出来る「トライワイトゾーン」などが便利。 カエルや森の動物、おジャマなどを生贄にして降臨する神……イメージするとシュールだが仕方ない。 またドラゴサックとトークンでも召喚権無しで3体モンスターを揃えられるため、 一時期は対ミラーとして同じ三幻神のオシリスと一緒に【征竜】に出張することもあった。 追記・修正はソウルエナジーMAXの効果を発動してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,29) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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