レッドバイソン

登録日:2024/05/04 Sat 23:33:00
更新日:2025/04/14 Mon 19:57:55
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レッドバイソンは、イナズマイレブン オリオンの刻印に登場する韓国代表サッカーチームである。

IFルートの今作では無印三作目「世界への挑戦!!」編で登場したファイアードラゴンと入れ替える形で登場した。

●目次

【概要】

フットボールフロンティア・インターナショナル(以下FFI)の韓国代表チーム。
「赤い突撃獣」という異名を持つ。強力な突破力を売りにしており、相手選手の冷静さを欠かせるためにラフプレーも仕掛けることも辞さない。
必殺技には火属性、牛をモチーフにしたものが多い。
ユニフォームのカラーは赤/青/黒(FP)、黒/青/白(GK)が特徴。


【作中(アニメ)における活躍】

初登場はアニメ2話。FFIアジア予選1回戦で日本代表イナズマジャパンと対戦。
試合前半は韓国が先攻し、互角に渡り合う中で大胆なラフプレーでシウが先制点を決める。
ここで稲森明日人、氷浦貴利名、灰崎凌兵、不動明王基山タツヤの5人は試合前日の夜に「無敵ヶ原富士丸」と名乗る少年に勝負を挑まれた際にラフプレーに対応する力を身に着けていたことで攻略され、豪炎寺修也の「ラストリゾート」で同点に並ばれたが、再開後に豪炎寺がプレーミスで左膝を強打したことで負傷退場する。
試合後半では豪炎寺に代わって出場した吉良ヒロトが灰崎と試合そっちのけで個人技の応酬でぶつかり合いつつ両チームがそれぞれ1点ゴールを決めて再び同点となる中、キャプテンのミンウが味方同士の衝突により負傷退場してしまう。

終盤で灰崎と吉良が張り合いで偶然編み出した合体シュート技(後のペンギン・ザ・ゴッド&デビル)により逆転され、2-3で敗北。


【メンバー】

ペク・シウ CV:小野賢章

(イナズマジャパン…粉々に砕いてやるよ。俺の手でな。)

FW/背番号10

『超速の赤き猛牛』

レッドバイソンの異名を持つ韓国チームのFW。
目的のためなら敵味方関係なく相手を潰す
恐ろしい選手だが、サッカーの実力は本物。
(イレブンライセンスより)

誕生日は8月3日。
ツリ目で下まぶたの赤のアイライン、前髪を分け、両サイドの先が黒く染まった赤色の髪が特徴。青の横線模様が入ったオレンジのヘアバンドを付けている。
実はオリオン財団所属のサッカープレイヤー「オリオンの使徒」の一人。右肩にオリオン座の刻印が刻まれている。
監督と結託しているチームメイト以外には素性を隠している。
シューズの中に鏡を仕込んでおり、太陽光の反射で相手選手の目を眩ますという反則行為を仕掛ける。

当初はわざわざ調整を行う必要は無いと考えていたが、試合前半で吹雪士郎の「アイスグランド」でブロックされたり、シュート技をブロックされたりと日本が自分たちと互角であることを再認識し、イレブンバンドからの監督の指示により調整と称してラフプレーを仕掛け、先制点を決める。
ラストリゾートを決めた後の豪炎寺に対し、高い位置にあったボールをトラップするためジャンプした所をすかさずに目眩ましを仕掛け、着地ミスで左膝を強打させて負傷退場に追い込むことに成功したまではよかったのだが、後半で吉良に同じ手口を仕掛けるも失敗に終わり、使徒であると見抜かれたミンウを排除したぐらいで肝心の試合には敗北。
滞在先のホテルにいた所を財団の黒服に任務失敗を理由に連行されたが、その後どうなったのかはアニメ終了まで一切描写されなかった。猿空間ならぬ日野空間送り

必殺技
  • レッドブレイク
シュート技。ボールを蹴った後に右足から炎を放ち、オーバーヘッドキックを決める。アトミックフレアの下位互換
試合前半で風丸の新技「スピニングフェンス」でブロックされてしまう。
後半で使用した際には風丸に技を使わせずボールごと吹き飛ばし、ゴールポストへの直撃を狙おうとしていたが、円堂が「風神雷神」でボールと風丸を守られて防がれた。

  • バイソンホーン
シュート技。
ボールを高く蹴り上げ、バイソンのオーラが現れると共にバイソンのポーズをとって猛ダッシュし、ヘディングシュートを決める。
前半では円堂が「風神雷神」で止めようとした際にジウォンがゴールエリア前でスライディングによる砂埃を発生させて円堂に必殺技を封じさせるという反則スレスレなアシストを行ったことで先制点を決めた。
二回目は妨害行為は行われなかったため風神雷神に止められた。


  • ソク・ミンウ CV:植木慎英

「俺たちレッドバイソンは真正面から敵を蹴散らしていく。それがチームの個性じゃないのか。」

MF/背番号8

レッドバイソンキャプテン。
黒の眉毛と無造作で刈り上げた青色の髪、鼻周りのそばかすが特徴。
オリオンの使徒のことについては把握しているが、彼自身は狡猾な反則行為には反対の姿勢をとっている。
シウの不審な行動から彼が使徒であることを見抜き、これ以上の危険行為を続けるなら監督に交代を進言すると釘を刺す。
ようやくシウがまともなプレーをしてくれることに安堵したのを束の間、シウからのボールをパスした所を(シウの指示を受けていた)ジウォンとドンヒョクにより、背後からのタックル→膝蹴りという連携ミスに見せかけたリンチを受けて倒れ、負傷退場してしまった。

必殺技
  • 特攻バッファロートレイン
ドリブル技。パートナーはシウ、ドンヒョク。
3人でダッシュして両腕で角のポーズをとってバッファローのオーラを形作り、相手選手を吹っ飛ばして突破する。早い話「トリプルダッシュ」と似ている
日本の選手を弾き飛ばす威力を持つが、明日人と氷浦は試合前日の夜に無敵ヶ原富士丸のラフプレーを受けたことで反射神経で回避することができた。

なお作中で海外チームが使う新規のドリブル技はこれが最初で最後


  • シン・レウォン CV:西谷修一
GK/背番号1

太った体型(アンコ型)、外ハネで後ろ髪が青く染まった白髪、顔の上半分が赤くすきっ歯なのが特徴。
豪炎寺のラストリゾートに破れて以降は明日人のヘディングシュート、灰崎とヒロトの合体シュートの不意には対処出来ず点を奪われるいったザルっぷり。

必殺技
  • ファイアウォール
キャッチ技。全身に炎を纏い、ボールを止める。
使用したのは一回のみ(ラストリゾートの時)で成功シーンは全く無いという不遇。


  • ファン・ドユン CV:布施川一寛
DF/背番号2

長身体型、紫色のショートへア、整った顔立ちをしているのが特徴。


  • キム・ヨンウ CV:無し
DF/背番号3

褐色肌、後ろを三編みにした青紫色のマッシュルームカット、中性的な顔つきが特徴。


  • ソン・ソア CV:弘松芹香
DF/背番号4

女子メンバー。色白で、カチューシャを付けた黄茶緑色のロングヘアー、ピンクのアイシャドウが特徴の美少女。


  • パク・ユファン CV:無し
DF/背番号5

大柄で逆三角形マッチョ、褐色肌でツーブロックで斜めに逆立てた灰色の髪が特徴。
試合後半ではソアと共にドリブルで攻める灰崎を止めようとするもフェイントで突破される。


  • ヨン・ジフン CV:不明
MF/背番号6

小柄な体型、横に広がったアッシュ系ブロンドのパーマ、小さな丸目にスクエア眼鏡が特徴。黒のキャップ帽子を被っている。


  • イ・ジンスン CV:村上聡
MF/背番号7

褐色肌、ツーブロックで右前髪の一部が垂れ下がっている逆立てた黒髪が特徴。目の透き通らないフォックス型のサングラスをかけている。
試合前半では万作の「スパークウィンド」を受けてもすぐに体制を直してボールを奪い取ってみせた。
後半でミンウが負傷退場してしまった時は心配そうな表情を浮かべていた。


  • パク・ジウォン CV:新祐樹
MF/背番号9

マゼンタ色の無造作なスパイキーヘア、ツリ目が特徴。
シウと結託している一人。
試合前半ではタックル攻撃で万作を弾き飛ばし、シウがバイソンホーンを放った直後に、相手ゴールエリア前でスライディングによる砂埃を発生させ円堂に必殺技を封じさせるという反則スレスレなアシストを行った。
後半ではシウの指示を受けてドンヒョクと共に吉良を潰そうとするも、咄嗟に放った「ザ・エクスプロージョン」に吹き飛ばされて不発に終わる。
シウからキャプテンのミンウを排除するよう指示された際には、何の躊躇もなく膝蹴りを食らわせるという同士討ちを平気でやってのけた。


  • イ・ドンヒョク CV:れいみ
FW/背番号11

右目を隠したピンク色と紫色のグラデーションヘア、二重の垂れ気味の目と紫色の唇が特徴。
シウと結託している一人。
試合前半ではタックル攻撃で風丸や吹雪を弾き飛ばした。
後半ではシウの指示を受けてジウォンと共に吉良を潰そうとするも、咄嗟に放った「ザ・エクスプロージョン」に吹き飛ばされて不発に終わるも、シウのバイソンホーンを止められ、高く跳ねたボールにすぐさまカウンターシュートを決めて2点目のゴールを決めた。
シウからキャプテンのミンウを排除するよう指示された際には、背後からタックルするという同士討ちを平気でやってのけた。


  • ホ・ウンチャン CV:無し
FW/背番号12

控え選手。褐色肌で左に流したスパイキーヘア、正統派なイケメン顔が特徴。
試合では終始出番なし。
名前とポジション、背番号はBOX1巻のリーフレットより判明。


  • ソン・ミンス CV:無し
MF/背番号13

控え選手。プラチナブロンドのマッシュルームカット、透き通っていないレンズの丸眼鏡が特徴。
試合後半でシウの策略により負傷退場したミンウと交代出場。特に活躍は無い。


  • ハ・ジョンピョ CV:無し
DF/背番号14

控え選手。大柄で肉厚な逆三角形マッチョ、前髪を右に流した紺色の短髪、面長で右目周りの炎のフェイスペイントが特徴。
作画のせいかやけに頭がでかく見える。
試合では終始出番なし。
名前とポジション、背番号はBOX1巻のリーフレットより判明。


監督

  • チャ・ウンス CV:中村和正
「わかっているな。日本と韓国の実力は互角。この試合には“調整”が必要だ。」

レッドバイソン監督。前髪の一部が灰色の黒髪、太眉で鋭い目つきをしている。フォックス型の眼鏡をかけ、茶色のスーツを着用している。
試合前に上記のセリフでシウに指示していることからオリオンの支持者と思われる。


【余談】

2024年現在もペク・シウ以外の韓国の選手全員のプロフィールが不明のままである。

オリオンの刻印放送終了後にゲーム「イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード」としてストーリーそのものを完全オリジナルに変えることを発表したため、(開発の進捗によるが)現状ゲームに出るかどうかも分からず、チームの全貌が明かされることがない状況となってしまった。
2022年7月の開発ブログでは過去作のキャラクターは別枠の「クロニクルモード」で登場させると説明。
2023年9月の東京ゲームショウにてコラボキャラを除いて今までのシリーズに登場したチームがほぼ全員登場するとの事でレッドバイソンも登場が確定した。


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最終更新:2025年04月14日 19:57