「予言の少女」と称される記憶喪失の娘。スキルのイラスト内では情緒豊かな姿を見せてくれるが、基本物静かで目が死んでいる。でもかわいい。
自分の名前と「時計塔を起動させる」という曖昧な目的以外の記憶がないため、調査団のメンバーを伴って歪みの地へ向かうことになる。
本作における指揮官(プレイヤー)枠であり、習得する専用スキルはドローやコスト軽減を行うため、デッキ内の配分が非常に重要。とにかく大量ドローできればいい? まあそれも正しいけど荒野で地獄を見ると思うよ
【パッシブ:予言の娘】(自分以外のキャラスキルをドローする毎にステップ効果付与・ステップ効果使用で待機回数増加、待機使用で全員のオーバーチャージ強制解除)
ストーリー進行中の特定タイミング、またはチャレンジモードの特定条件下ではルシーが調査団員としても編成可能になる。
本作でマナ消費を嵩ませる最大の要因である、オーバーチャージというシステムそのものを任意のタイミングで無効化できるという、雑にぶっ壊れた性能を持つ。
またルシーはオーバーチャージを普段のドロースキルと共有しており、待機使用でドロースキルのオーバーチャージも解除できる。
そればかりか戦闘スキルの方にもドローやマナを補助する効果が付いてたいたりでぅゎょぅι゛ょっょぃ
アークプロジェクト総責任者、クラインの一人娘。彼女もループによって記憶を失うことに変わりはないが、他のメンバーと異なり無意識下にうっすらとだけ残る形になっている。
当初は普通に感情を示す一般人だったが、負けようが勝とうが終わりのないループによって、現在の目が死んでる無感情なルシーに変貌することになった。
繰り返す世界の中で、最終的にはクラインからアークの行く末を左右する「鍵」を託されるのだが……。
【パッシブ:狂気】(敵にとどめを刺すと、威力半減でそのスキルが再発動)
パロス教と、そこに属する全てのモノをこの上なく憎悪する狂戦士。アーク内でも指折りの問題児に数えられる危険人物。
表面的な人当たりは粗暴かつ冷淡で、突き話すような物言いが目立つ……が、捉え方によっては己の狂気に触れさせないよう距離を取っているようにも見え、実的な言動はパロス教絡みでもなければ思いの他まともだったりする。そのへんは実績名見ればバレバレなのだが
体力が減っているとスキルのコストを踏み倒したり、受けているダメージをスキル威力に上乗せするなどの恩恵を得る、いわゆる背水型の傾向を持ったアタッカー。
パッシブ効果の「狂気」は、ヘインで敵を倒した時に同じスキルで即時追撃を行う能力。威力は半分に減ってしまうが、どんなスキルであっても強制的に再発動させられるので、うまく敵の体力を調整して全体攻撃などの大技で仕留めれば絶大なリターンが見込める。
通常ならこちらのリソースを削られるだけでしかない「雑魚を召喚する」類の技も、ヘインからすればパッシブ起動のカモが増えるだけであり、集団の殲滅力が高い。
攻撃スキルもマナ消費の割に威力が非常に高い物が多いが火力は非迅速スキルや自傷に依存しがちでクセがあり、何より全体的な命中の低さがネック。
命中系アクセサリーや周回中永続で命中率が強化される消費アイテム「黄金の林檎」などは優先して集めたい。
アークプロジェクト開発部所属。リアルの彼は気弱でおどおどしたメガネ系の内向的青年であり、他者の強く男らしい姿に憧れていたという。
なのでパロス教云々は、ぶっちゃければ「強くて孤高な理想の自分」を成立させるための、外付けに用意した方便でしかない。
アーク内の彼が狂気とかどうとか言っているのは、裏を返せば大本の自分が「それくらいまとも」な人間だということである。
【パッシブ:ポーション作成】(レベルアップ毎にランダムでポーション1個を支給)
「エリート」を自称する常時ガスマスクの少年。プライドが高く物言いは上から目線だが、技術力は確かでありアイアンハートの鎧に冷房機能を付与するなど、調査団には後方から技術面で大きく貢献している。
タイムシェイド捜索が長らく難航していることに耐えられなくなり、遂に自ら前線に出ることを志願した。何でもポーション調合の材料にしてしまうせいか「液体」なら何をプレゼントしても好感度が上がり、初期キャラの一人なのも相まって好感度稼ぎが容易。
回復とデバフ付与を得意とするヒーラー。全体回復手段が極めて充実しており、クソ火力を雑に連打してくるような敵でもなければ耐久負けの恐れを概ね払拭してくれる。
デバフの方も強力で中毒漬けにして毒殺したりスタンで行動を阻止したりと、瞬間火力を出す手段が少ない点と低耐久な点以外に目立った穴はなく、コンセプトも明快で扱い易いキャラ。
天才ビジネスマンと謳われる男、ジョエルの一人息子。
父からは後継者として英才教育を受けていたが、他と自分を比べて見る性格のせいで常時劣等感に苛まれ、結果を出せず父からも半ば袖にされていた。
作中で「エリート」を口癖のように連呼するのはそのように見られたい、そうなりたいという願望によるものである。なお、実際はムラっけのあるメンタル面での問題が大きく、能力はちゃんとあったのに真面目に取り組まない姿勢の方がむしろネックだったらしい。
同年代の友達に本物の天才で親の期待にも難なく応えているメルラン(カロン)がいるのもコンプレックスを加速させていた模様。
【パッシブ:人形「イブ」】(味方がスキルで効果対象になる度、そのキャラにイブが移動してサポートする)
調査団に入ってまだ日が浅い、新入りのサポーター少女。やたらホラーな外見の人形「イブ」を友達としており、戦闘でもイブを用いた人形使いスタイルで戦う。
主に内気な性格を加味して後方支援を担当させられているが、秘めたる潜在能力は高く現在は前線に出向させられることも多いらしい。
味方単体を「スキルの対象に取る」ごとにイブがそのキャラへと移動し、「攻撃力+10%」「攻撃時にシズの攻撃力依存で追撃」の恩恵を得る。味方側であれば誰が発動し、誰を対象にしたかは問わない。
ここだけ見ると旨味が少ないように見えるが、真価はシズが持つ「イブ効果を持っている時」を参照するスキル群であり、細かく回復や防御をこなしつつ仲間の打点を補強する動きが強力。
イブの複雑な挙動に阻まれて強みを直感的に理解しにくいのだが、全マナ回復&全オーバーチャージ解除&最大2ドローの「運命のかせ糸」などちらほらヤバいスキルが散見され、総合評価としては強キャラの1体。
アークプロジェクトの統括マネージャー。つまりプロジェクト内における事実上No.2の座にある。
しかし動けば動くほど悪化していくアークの状況に耐えかねて「自分のような無能が責任者でなければこうはならなかった」と思い込み、結果当人にとっての理想像が「責任のない役立たずの新入り」という形で出力されるに至った。
しかし事実として当人の素の有能さが変わったわけではないため、当時増長していたイリヤの天狗鼻をへし折ることになるなど、依然統括マネージャーとしての敏腕さは残ったままである。
【パッシブ:影分身】(トリーシャが5回スキルを使う度、次に誰かが発動するスキルがコスト0化)
過去にパロス教へ潜入した経験を有する暗殺者。その背景に伴いパロス教の信徒からは背信者として敵視されており、特定ボスとの戦闘では専用のメッセージを聞くことができる。
調査団員としては寡黙かつ実直に振る舞うが、諸事情によりアーク内の他者からはヘインに並ぶレベルで腫れ物に触るような対応を取られている。
システム上はアタッカーに分類されており、攻撃性能も確かに高いが、むしろ充実したサポート技の各種が特徴的。単発(単発とは言ってない)を地で行くスキル複製技「影人形」などはその最たる例。
パッシブの方も「5回スキル使用毎にコスト0化」と強力無比であり、目立った弱点は紙装甲なことぐらいしかない強キャラの一体。
本名はベアトリックス……ではなく、その立場を使ってアークプロジェクトに潜り込んだ貧民街出身の少女。そのため通称の「トリーシャ」がそのまま本名と見られる。
本来アークプロジェクトに参加するには「研究員として参加する」「プロジェクトのスポンサーになる」など、基本的に多額の資金を必要とするが、トリーシャは南方の王族「ベアトリックス」という女性からプロジェクト参加の抽選券を奪うことで参加した、いずれのケースとも異なるイレギュラーな存在である。
この部分の罪悪感が反映されたのか、アーク内部においてのトリーシャは歪みの地にも、アークにも身の置き場がない複雑怪奇な背景を有している状態にある。
【パッシブ:メラメラ!】(自分のスキルを使う度に回復ゲージ保護を得る)
火が噴き出る チェーンソー、とかいう誰が見ても超一級危険物を武器として振り回して戦う女メカニック。ミス・チェーンは通称であり本名ではないが、元の名前がしっくり来ないらしく、アーク内ではこちらの名を主に名乗って活動している。
性格はポジティブの極みを体現しており、何が起きても決して後ろ向きになったり、落ち込んだりしない生粋のムードメーカー。歪みの地探索に参加しているのはストレス発散のためらしい。
武器が武器なので攻撃型のイメージを受けるが、実性能としては敵からのヘイトを集めて味方の盾となるディフェンダータイプ。
反撃効果で殴ってきた敵を返り討ちにしたり、自分に耐久バフをかけつつ敵に自分を狙わせたり、ダメージが溜まって来たら自己回復したり、致死ダメージでも食いしばったりとマイペースに立ち回ることができる。挙動が素直で扱いやすいキャラ。
本作のディフェンダーは個性派揃いだが、一般的な「ターン制RPGのタンク役キャラ」の性能のイメージに最も近いのがこの人。
他は「かばいつつ受け流す」「死なない」「雑にバリア配る」「敵の行動を開示させて効率的に対処する」「わからせとわからされの狭間に生きるメスガキ」とかだし…
本名はアニー。アークプロジェクトに参加していたエンジニア。
実の所、元の「アニー」と「ミス・チェーン」の間に人格的な差がほぼなく、アークプロジェクトの真実を突きつけられても大して動じないどころか、ナールハンと同様の「『自分』がいる場所こそが常に『現実』である」との結論を迷いなく導出し、最終決戦に真っすぐ臨んでいる。最後の最後まで言動が一切ブレなかったすごい人。
【パッシブ:幻影の刃】(ターン毎に一番上の手札が「幻影の刃」効果を得る。この効果を得たスキル消費時に幻影の刃を1枚追加)
調査団のホープ。年若いが、何時いかなる場合でも冷静で的確な判断を下し、パーティを迷いなく先導する。
ルシーも全幅の信頼を置いており、相互の関係性は良好。だが時に不可解な言動を見せることもあり、その内面に秘めたものは未知数。公式トレーラーの時点で大体バレバレとか言うんじゃない
「幻影の刃」という0コストの、各ターン毎使い捨ての攻撃スキルを駆使して戦う、アタッカー型のキャラ。
一枚一枚の威力は高くないが、固有スキルが「手札の幻影の刃枚数を倍にする」「幻影の刃の数だけ追加攻撃」「『消費すると幻影の刃+1』の効果をスキルに付与」などといったものばかりであり、わかりやすく手数で強いソリティア特化タイプ。
弱点はあまりに回転率が良すぎるせいで、各ボスが持つ固有のギミックに何かと抵触しやすいこと。大量に幻影の刃を作り過ぎて手札上限に引っ掛かる→幻影の刃が全部消えて手札ゼロ、というやりすぎにも注意が必要。
さらに性能方針がシンプル故に、他のキャラを使っていくことでのプレイヤースキル成長の幅を奪ってしまいがち、という贅沢極まりない悩みをも抱えている。ポテンシャルは高いのだが、クロノアーク慣れしていくにつれ自然と敬遠されてしまう定めにある存在。
アークプロジェクト開発部門所属の研究員。上司のイリヤ曰く「ひよっ子」。
高難易度を乗り越えることで成長を実感できる「ゲーム」が好きなただの若者だった。
一度ラスボスを撃破するだけでプレイヤー目線には明確になるが、アークプロジェクトを決定的に破綻させた元凶の一人である。
それは彼としては皆の為を想っての事だったが、成長の止まった世界で過ごすうちにアザールの中で何かが歪み、すり減っていく。
そしてアークの中で自分以外で唯一「成長」する存在であるルシーを導き見守ることがいつしか生きがいになっていた。
例えば、死にかけながら大暴れしてボスを圧倒していたヘインを「ルシーの教育に悪い(要約)」としてルシーの眼の前で叩き切って殺してたりするくらいにはルシーの成長を大事にしている。重すぎる。
「決定的な破綻」を実行したのは彼とフェニックスであるが、それ以前からアークプロジェクトは事実上崩壊しかけており、彼らのおかげで「皆が生きてる世界」が保たれた側面も一応ある。
もっと言えばアザールが主張する「プロジェクト完了に救いがあるとは言い難いため、プロジェクト内に永久に引きこもる」というのも単純な是非を問い難い命題であり、
アザールと対立するクラインも、最終的な選択そのものはルシーに一任している。
メインストーリーの最終段階に入ると、ルシーとはアークの維持と解放を巡って決裂し、パーティメンバーからラスボスへと昇格を果たす。
そのため、本編のストーリーではそれ以降の編成・加入が不可能になる。
単独で完成・完結したソリティアの化身を打倒するには、プレイヤーであるあなた自身の自力がこの上なく問われることだろう。
【パッシブ:跳ね返し】(敵をターゲットしたカウントスキルの待機中に、対象から攻撃されるとパリングで即時被害を軽減する)
調査団の教官を務める女性。力量は高いが脳筋で融通が効かず、規則にも厳格という根っからの鬼教官気質。前線で戦うわけではないルシーにさえ筋トレを勧めてくる。
一方で教導の腕前は確かであり、調査団の精鋭クラスはその大半がリーアンの師事を受けたものだという。
固有能力「パリング」を筆頭に仲間を庇って敵に立ちはだかり、攻撃を受け流して反撃するディフェンダー。
「パリング」は1ターン1回のみ、カウント系スキル使用中のみと制限は強いが「被ダメージ減少」「回復ゲージ保護」「次ターン最大マナ+1」と恩恵が大きい。
その性質上どうしても発動まで間が有るカウント系スキルが多くなり、独特の動きに対する慣れを求めるキャラ。
ただしミス・チェーン同様にディフェンダーとしてほぼ単独で完結しているので、慣れさえすればどんなパーティにも合わせられる。
元々はアークプロジェクトの開発主任を任されていたほどの有能な女性。
ただし自己肯定意識の低さから常に押しに弱く、何かあると全部自分が悪いと抱え込んでしまうタイプであった。
アーク内でも「他人と目を合わせることができない」という形で、この気弱な性分はそのまま引き継がれている状態にある。
【パッシブ:不死鳥】(HP0以下でも戦闘不能にならない。ただし回復ゲージを持てず、さらにHP0以下で様々なデメリットが発生する)
傲慢かつ尊大に振る舞う、文字通りの不死鳥。人ではなく本当にマジの「鳥」である。パンが好物。
戦闘のチュートリアルも担当しているが、口を開けばメタい発言が山盛りでどこからどこまでが本気なのか判断に困る存在。
パッシブで「どれほどのダメージを受けても、絶対に『戦闘不能』にならない」という究極の生存能力を持つ。まさに不死鳥。
ただし伴う代償も相応であり、「他のメンバーが全て倒されると勝手に逃走して強制全滅」「HP0以下だと行動が失敗し、確率で味方へ被ダメージを押し付けてくる」とかいう問題児。
またディフェンダーのくせに挑発スキルには1戦闘1回きりを意味する「単発」が付いていてヘイトを取るのが苦手である。なんだこいつ。
通常プレイでは余りがちな消費アイテム「パン」をリソースにする自己回復や攻撃が強力で、専用スキルがあればパンの自給もできるようになる。
というか自給させないとパンが尽きるので慣れたルシーは必ず毎ターンの始めにパン探しを不死鳥に命じる。なんだこいつら。
良くも悪くも極まった個性の塊なので、運用には殊更理解を深める必要がある。なんなら解禁のために高難度の隠しステージを自力踏破しなければならないのも厄介。
本名はチヨ。本作における、もう一人の全ての元凶。「フェニックス」という名はハッカー時代のハンドルネームに由来。
リアルの肉体は先天的に寿命が短く、チヨにとってアークプロジェクトの終了は余命宣告を意味する。
それでも最初の頃は真面目に仕事を続けていたが、やがてプロジェクト終了を恐れるようになり、思い詰めた結果アークプロジェクトにとって致命的な破損を生じさせ、さらに「裏切り者」と共謀して本編の状況を形成してしまう。
本作の設定がプレイヤー側へ開示されればされる程、心証が底なしに落ちていく真正の害鳥である。こうした事情から、メインストーリーを最終段階まで進めるとフリーモード以外では使用が不可能になる。
そのあまりに救いがたい言動はルシー、クライン、レーリン、アザールの四者全てから当然酷評を食らっているが……最終的なループの終結へ至るきっかけを作ったのも、またこいつである。
【パッシブ:予知】(ターン開始時に、デッキのカードをランダム2枚から1枚選択してドローする)
穏やかで心優しく見えるシスター。「この世を真の善で満たす」ことを提唱する見目麗しい聖職者だが、持っている自称「聖なる杖」がよく見ると物理殴打用のバット。
さらに隙あらば入信を進めてくる上、戦闘中の言動も「死ね!」「昇天なさい!」などとあまりに苛烈であり、人格面が色々と疑われる。
彼女が一部の敵を『神の怒り』で撃破すると、「バットに汚い血がついてしまいました」なんて口走ったりする。聖なる杖じゃなかったんですか…?
癖がなく使いやすい万能ヒーラー。ターン毎、ランダムにサーチを行うパッシブ「予知」の力でドロー加速と予知対応カードの強化を行う。
生存しているだけで常時「予知」は機能するので安定感が大きく上がる。初心者にもオススメのキャラクター。
一方で固有スキル「神の怒り」の予知成立中における瞬間火力も凄まじく、これに特化させた特殊構成下では最強のアタッカーとして大暴れしてくれる。
クロノアーク世界における最大宗派「バラク教」において「審判の司祭」という高位の役職についていた人物。作中でプレッセルがヨハネ黙示録の一節を引用する場面があり、「バラク教」というのは現実でいうところのキリスト教に相当する。
「審判の司祭」とは簡単に言えば、「教義に反する悪」を断罪する異端審問官のようなものであり、カルト宗教に傾倒していた両親の下に産まれたプレッセル自身が、その「審判の司祭」によって救済された経緯を持つ。
しかし「審判の司祭」へ至り、どれだけ精力的に「悪」を駆逐し続けてもこの世から「悪」が消え去らず、「善」が一方的に虐げられるばかりの現実に絶望。神が人を救うことがないと悟り、己の手で善人のみが救済される「天国」を創造することを決断し、人類の「選別」が行えるアークプロジェクトへと参加した。
ラスボスみたいな動機の持ち主だが、DLCで不知火に悪意がないことを見抜けば無罪放免に留め、本作におけるそのラスボスを全否定しており「善人」であることに変わりはない。ただ、ちょっとでも「悪」の余地があるとそれを許さないだけである。要はメガテンで言う所の極LAW勢
【パッシブ:オーバーバリア】(味方の回復ゲージを回復量が超過した場合、その66%分をバリアに変換する)
アークに雇われている全身鎧の傭兵騎士。厳密な意味で調査団のメンバーというわけではないが、歪みの地の探索にも度々参加している。
「傭兵は契約以上のことはしない」と言い張ってルシーとは一定の距離を保とうとするが、雑に追加給金で簡単に懐事情を語るあたり、その基準は割とガバガバ。
見ての通りの防御型キャラ。特に回復役と組ませると「回復ゲージ以上の回復が激減する」仕様に阻まれて消える、回復効果の余剰分の2/3をバリアに変換するため、極めて堅牢な守りを見せてくれる。
さらにバリア効果をダメージに変換するスキルを持つため、構成を特化させれば火力要因としての起用も可能。「イノセントアーマー」の潜在的なヤバさを理解できてくれば、あなたもめでたくクロノアーク中級者。
本名はベベ。「アイアンハート」という名は本来彼個人の名称ではなく、アークプロジェクトにおける保安部門に属する、彼が隊長を務める警備チームこと「民間警備会社アイアンハート」の社名を指す。
しかしその扱いは、民間人対応の矢面に体のいいヘイトコントローラーとして立たされつつ、プロジェクト内では非研究者の外様扱いとして冷遇を受ける散々なものであった。
その上「裏切り者」が起こした内乱で、多くの死者を彼自身の手で作ることを余儀なくされた結果、職務以上も以下も行わない現状維持の思考停止に逃避するようになってしまう。
【パッシブ:魂の香炉】(敵を6体倒す度に「魂の香炉」のストックを1つ追加。香炉は回復アイテムとして使用可能)
自称・闇の聖職者。「なんかかっこいいから」という理由で闇魔法を使っているだけで、性根自体は割と普通なボクっ娘。かわいい。
プレッセルからは同じ聖職者として好感を抱かれているが、上記の理由により真面目にやってるわけでもないしシンプルに言動が怖いので、カロン本人はプレッセルを敬遠している。
攻撃型のキャラだが味方をターゲットすると回復に反転したり、逆に味方の体力を減らして高火力な攻撃スキルを手札に加えたり、「蚕食」という感染型のダメージデバフを撒いたりと、極めてトリッキーな動きをするキャラ。
できることがあまりに多いせいで最初は何をすればいいか、どこに特化させればいいかがわかりにくいのが難点だが、一度理解できると非常に強力。高難度コンテンツへの適正も高い。
本名はメルラン。「カロン」というのは彼女がゲームやウェブ上でよく使っているニックネームらしい。
製造業世界一の大企業「エクリプス」を後継する立場にあるお嬢様。親からは愛情を受けて育ってきたが、親の期待を裏切りたくないという思いと、自由に生きたいという葛藤に挟まれてままならない日々を送っていた。
そのため「カロン」のままでいられるアークへの執着は強い……が、生来の善良な気質は結局隠し切れておらず「闇の聖職者(笑)」が、ほぼ調査団内の客観評価で固まっているのが実情である。
【パッシブ:集中攻撃】(手札から同じ敵に続けて2回攻撃すると追撃を行う。追撃3セット発生毎に、デッキのシルバースタインのスキル優先で1ドローする)
アークの守備隊に所属する銃使い。公式紹介が述べて曰く「昔は短気な性格だったらしいが、今はただのつまらないおっさん」とのこと。
ルシーからベテランと称される程の腕が立つ古株らしいが、当人は歪みの地に降りること自体を恐れて探索参加にはひどく消極的。
運用がシンプル故に扱いやすい、攻撃型のキャラ。固有スキルには追撃の性質を変える「特殊弾」効果がセットされているものもあり、うまく立ち回ると全体追撃や確定クリティカル発生で複数の敵を瞬時に葬り去ることも可能。
ただし常用に足る強力なスキルに限って「迅速」の特性を持っていないことが多く、オーバーチャージの発生で考えなしに動くとマナ消費が嵩む傾向にある。他のメンバーと連携を取りながら極力消耗を抑えたい。
またマーク付与も追撃発動も「手札から発動」した「単体攻撃」かつ「生成してない」スキルに限るので、一部どうしても噛み合わないキャラも居る。
クロノアーク世界に存在する、西洋の複合企業「ワイルドカイン」の幹部構成員。
ワイルドカインという会社の実態としては、裏では非合法的な行動を数多く行う暴力組織に近かったが、表向きは合法の会社であったため、アークプロジェクトにスポンサーとして潜り込むことができたらしい。
元々は格闘家として世界一になるという大きな夢を抱いていたが、その夢が破れた後には腕っぷし以外ろくな取り柄のない、一人の男が残るだけであった。でもなんか歌でも世界一になろうとしてたっぽいけど
平穏を望んではいたが、暴力適性以外ないという自認のシルバースタインは、ワイルドカイン傘下のチンピラ同然の身として活動するようになり、現在へ至る。
【パッシブ:阻止】(ターン開始時、マナを1払うことで先制攻撃を無効化する)
現実にもいる同名の Vtuber「HUZ」がモチーフのキャラクターであり、開発支援者特典のプレイアブル化によって本作へ実装された存在。
かつては調査団の前線で活動していたベテランの団員だったが、ある出来事を境に引退状態となった治癒師。面倒見の良さは変わっていないが、前述の理由で意識的に調査団員とは距離を取る傾向がある。
持っている鞭は魔力を流し込むことで回復作用を発生させるが、そもそもが「鞭」であることに変わりはないので相応の苦痛を併発させる。
ちなみにDLCで水着にすると鞭はホースになる。鞭みたいに打ちつけられれなんでも良いのだろうか。
性能としては1マナ払って敵の先制攻撃を止めるパッシブを持つほか、回復スキルがメイン。だがほとんどの回復スキルに2ターン分の「治癒傷」という固有のダメージデバフが付随する。
一見意味のわからない挙動だが、「治癒傷」は「ストック減少時にフーズの治癒力依存でオーバーヒール」「瀕死時に強制解除され即座にオーバーヒール」する効果を持っているため、瀕死になりそうな味方や瀕死中の味方に撃つことで、「回復ゲージ以上の回復量が激減する」本作の基本ルールを踏み倒して復帰させていくことが可能。癖の強い性能のため回し方を覚えるまで難儀するが、一度理解してしまえばその本質が「半壊状態からの立て直しに特化したヒーラー」であることがわかる。
この都合上、窮地からの潜在的なリカバリー能力は最高位にあるが、味方を生かさず殺さずの状態に保たないと本領を発揮できない。ポテンシャルは高いが使い方をちょっと間違えると自らの首を絞めてしまう、熟練するまで扱いの難しいキャラ。
クロノアーク世界においても同様にVtuberとして活動していたらしく、作中の過去アーカイブ内に彼女のSNSアカウントがあるのを確認できる。
プロジェクト参加の抽選券当選によりアークへの居住権を獲得するが、その直後に仲間のいた地域が大寒波で全滅したとの報を受けてしまう。
これに加え、調査団所属中も関わった団員が相次いで死亡していったことから、他者に関わることそのものを恐れて拒否するようになった。
【パッシブ:生命力共有】(セレナが受ける致死ダメージを半減して肩代わりする。自身がフィールドで回復するとセレナも回復させる)
炎魔術を操る、快活な双子姉妹の片割れ。どちらが姉かは不明だが、強気なヘリアがセレナを引っ張る掛け合いがとても多い。
常に二人で行動している都合上、調査団員の初期選択で彼女たち二人を同時に選ばなければ冒険に同行してくれない。
「太陽の炎」という固有のダメージデバフを扱い、味方へのバフ付与に反応して追加ダメージを発生させる。それがセレナの「月の帳」なら追加ダメージを激増させる為、相互シナジーを形成している。
他にもデッキトップのコストを参照するスキルを持ち、通常ならコストが重くて使いものにならないスキルでも、それを超火力に変換できるロマン砲としての運用も可能。今日も重い鞄やイリヤの刀を火種に敵を消し飛ばす作業が始まる。
本名はステラ。宇宙開発を行う会社「セレネリオン」の社員であり、アークプロジェクトにも派遣社員として参加している天文学者。
アーク内では「本人の理想の姿」になりたい願望が反映されるため、現実で抑圧されがちなステラはこのように素を曝け出した状態になっているものと思われる。
ある意味ではアークプロジェクトの真実に最も近い位置におり、メインストーリーを最後の最後まで同伴状態で進めないと絆MAXに到達させてくれない。
【パッシブ:生命力共有】(ヘリヤが受ける致死ダメージを半減して肩代わりする。自身がフィールド画面でアイテム回復するとヘリヤも回復させる)
月魔術を操る、陰気な双子姉妹の片割れ。どちらが妹かは不明だが、おどおどして自己主張の希薄なセレナの方が妹みが強い。
常に二人で行動している都合上、調査団員の初期選択で彼女たち二人を同時に選ばなければ冒険に同行してくれない。
「月の帳」という固有の防御バフを扱い、敵へのデバフ付与に反応してバリア効果を発生させるもの。それがセレナの「太陽の炎」なら敵からのクリティカルダメージを激減させる為、相互シナジーを形成している。
ヘリアと異なり、こちらは捨てられたデッキ(≒墓地)のコストを参照するスキルを持つ。攻撃と回復を同時にできる「シューティングスター」などはコストパフォーマンスが良好で使いやすい。
本名はステラ。宇宙開発を行う会社「セレネリオン」の社員であり、アークプロジェクトにも派遣社員として参加している天文学者。
アーク内では「本人の理想の姿」になりたい願望が反映される……のだが、プロジェクト開始前の実験で一度アイデンティティを完膚なきまでに破壊される出来事があったため、ヘリアと異なり卑屈で消極的な性格になってしまった。なお、この経緯からこっちが「姉」とされる。
ある意味ではアークプロジェクトの真実に最も近い位置におり、メインストーリーを最後の最後まで同伴状態で進めないと絆MAXに到達させてくれない。
【パッシブ:心理把握】(ターン開始時に「洞察」状態を敵1体へ付与。洞察効果中の敵がこのターン攻撃する対象を確認できる)
読心能力によって、相対した相手の心中を悉く看破してしまう嫌味な心理術使い。ナチュラルに 愉悦部気質なのも相まって、アーク内でも敬遠される傾向にあるが本人は全く気にしていない。
一方で他者の努力や意思を評価できるだけのまともな社交性は持ち合わせており、完全な性悪というわけでもないのがまた厄介さを深める。
他の受け身なディフェンダー勢とはスキル傾向が異なり「敵の行動を見抜き、先手を取って対処する」、いわばコントロール・パーミッション型の防御キャラ。
瀕死の味方がターゲットされていたら行動不能で退場を先送りにし、そうでなければ片手間に攻撃へ参加したり、バリアで味方を庇護したりと柔軟な動きが可能。まあ雑にずっとトロイ撃ってるだけでも一定の仕事はするが
クリティカル関係のデバフが地味にイカれており、トリーシャやプレッセルと組むともはや洞察するまでも無く強敵を消し飛ばしたりもする。
心理学者。「ナールハン臨床心理研究所」の所長。アーク内で彼が行使している「読心」や「心理術」は、トリックやコールドリーディングに実際の異能も適宜折り混ぜて使っている、虚実の姜目がひどく曖昧な技法らしい。
アークプロジェクトの完遂が「何」を意味しているのか十二分に理解しているが、その上で彼が優先したのは「世界の終わり」という大変に面白そうなもの(主観認識)を自らの身で見届けることであった。やっぱり愉悦部じゃねーかテメー
現段階で判明している情報の限りでは、全ての元凶たる「裏切り者」の正体候補、その最右翼位置に浮上している。
一方でプロジェクト参加の目的が「厄災からの生存」だと語る、ナールハン当人の証言と「人類滅亡」を目論む裏切り者の人物像が実のところ一致していない。
しかも当人の発言を信じるなら、プロジェクトの実態を把握したのも「独力による推理と考察」でしかないらしい。
そもそものプロジェクト参加へ至るまでの過程すら、その一切が偽装と粉飾に塗れていたとナールハンは自白しており……仮に裏切り者でさえなかったとしたなら、彼は果たして「何者」であったというのだろうか?
【パッシブ:射撃術】(固定能力「近距離射撃」が1マナ以上のスキル使用で再発動可能になる。作成されたスキルは再使用化の適用外)
開発支援者特典のプレイアブル化によって本作へ実装されたキャラクター。糸目の弓使い。
過去に歪みの地へ向かって、そのまま消息を絶った恋人アリスを探し続けている。表面的な人当たりを悪くしない程度の社交性はあるが、その内面にはアリスを未だ発見できていない己への怒りが充満する。
1マナ以上誰かが消費する度、自分の固定能力「近距離射撃」が再度使用可能になるという、アザールとは別ベクトルのソリティア性能を有するキャラ。しかも2回再使用化になる度1マナ補充されるおまけつきである。
そのままだと威力がやや心もとないが、「火炎の弓矢」「弱点探索スコープ」で補強してやれば弓の雨で敵を次々に葬り去っていく。手札枚数依存で大ダメージを与える固有スキルを覚えるのも特徴的。
正体はアリスの恋人……ではなく、一方的に遠くから横恋慕していただけの赤の他人。
ヨハンが宗教関係者を露骨に嫌っていて、かつ装備品「アリスの贈り物」が数珠と十字架のセットであることから、アリス本来の恋人が何者なのか、そしてヨハンとそいつがどのような関係にあったのかを凡そ察することができる。
アリスへの執着度合いは現在のヨハンがドン引きする程の重篤なレベルだったらしく、ヨハンはルシーに「記憶を取り戻した自分は、高確率でアリスないしその恋人を逆恨みして殺しにいくから止めてくれ(要約)」とまで述べている。
【パッシブ:イリヤのウォツカ】(初回レベルアップ時にスキル強化アイテム×3を得る。同一キャラに重複使用不可)
調査団の元団長。現在は過去のミスによってスランプを発症し、「自分は調査団最弱」と主張して憚らず一線を引いている。
その余りのヘタレぶりは どこぞの鬼殺隊士を彷彿とさせるが、元々は軽薄・傲慢極まりない性格であり、手酷く鼻をへし折られたことで現在のような卑屈ムーブに至る。
固有スキルの能力「納刀」は「『スキルやアイテムの効果』で捨てられると効果が誘発する」という特殊なもの。 遊戯王OCGの 暗黒界を知っている方なら、そこらへんを想像するとわかりやすい。 だからなのか除外にも弱い
自力でも捨てる手段は一応あるによ、結局は「『納刀系スキルを捨てる』ためのスキル」の確保を要求されるので、やや構築には気を遣う。しかしデッキが回り始めた時の爆発力も凄まじく、コストの概念をも無視して大技を連打していく様は元最強の名に恥じない性能である。
難点として加入には最低一回はラスボスを自力で倒す必要があり、プレイヤー側のクロノアーク慣れをそこそこに要求する中級者向けのキャラ。
パッシブで得られる消費アイテムのウォッカによって味方のスキルに「使用時に一番上か一番下のスキルをどちらか捨てる代わりにコスト1減少」「使用時に一番下のスキルを捨てる代わりに1枚ドローする」専用のシナジー強化を付与できる。
これと幾つかのイリヤ固有スキルの納刀効果が、『神の怒り』に特化したアタッカー型プレッセルと極めて相性がよく、悪用されがち。
今日もどこかでイリヤが鈍器を片手にしたプレッセルに良いように使われている。
アークプロジェクト運営部の設計者。有能な人材であることは事実だったが、本来の彼はゲーム内の過去データで見ることができるように、 「目先の我欲最優先」とかいう凄まじい俗物をやっている。
現実への帰還をルシーから打診されても、その言動力が「人類を救って現実で救世主として崇められる」ため。ラストバトルでルシーが攻撃されようが、他の面々と異なり身を捨てて庇おうすらとしないのだからいっそ清々しい。
一応、鉱山の一件におけるミーティングでは「自分にも譲れないものはある」と述べるなど、何かしら明確な信念を持ってプロジェクトに参加してはいたらしいのだが……?
【パッシブ:装備制作】(クリアできなかった直前の周回で得たアイテムを、100G支払って制作する。作成には同じ種類・グレードのアイテムが必要)
アークの研究室で所長を務めている女性。頭脳明晰だが何かと蘊蓄を語りたがる悪癖があり、一度彼女がしゃべり始めるとメッセージ欄が長々と埋め尽くされてしまう。
基本的に後方支援専門であり歪みの地調査には参加してこないが、ストーリーを進めていくとその姿勢を一変させ編成が可能になる。どうやらルシーの姿に感動を覚えたかららしいが…?
バリアと回復の性質を併せ持つ「ヒーリングサークル」という固有の回復効果を操るヒーラー。
ヒーリングサークルは敵から攻撃を受ければバリアとしてダメージを軽減し、攻撃されなかったりバリアが余ればターン終了時にその分だけ回復する、といういいとこどりの性能。
概ね「全快状態を維持し続ける」ことを得意としており、回復がターン終了時になるため限界ギリギリの状況を苦手とする。フーズの真逆。
だが彼女を語る上で外せないのは「発動ターン、手札が5枚未満だと5枚になるよう常に補充し続ける」という、危険極まりない効果を持ったスキル「メビウスの輪」の存在だろう。
これで無限ループを起こして敵を1キルすることが開発側としても想定されているらしく、「八角螺旋」「ドラゴンカーブ」など併せて使えと言わんばかりのスキルが習得候補に含まれている。
アークプロジェクト開発チーム所属の研究員。アーク内で所長をやっていたのとは異なり、現実での立場的には合流が最後になった都合上、半ば下っ端に近かったらしい。
彼女もループで記憶を喪失すること自体に変わりはなかったが、フェニックスの挙動から独力でループの存在に辿り着き、レーリンの存在そのものが現実逃避を続けていたフェニックスを改心させる決定打となる。
【パッシブ:内面の欲望】(常時全員の受ける物理ダメージを40%カット。軽減分ダメージは「内面の欲望」というスキルで手札へ一時ストックされていく)
一目見てわかるように口の悪いメスガキ。元調査団員だが、リーアンの小言と調査団が持つ規律の厳格さに耐えきれず、脱走してしまった経歴を持つ。
公式X上のキャラ紹介に、はっきり「メスガキ」と書かれてしまっているので、どうあがいてもメスガキ不可避。友達を欲しがっているが、高圧的・挑発的に接してくるせいで、結果誰からも相手にされない残念なメスガキ。もうお前メスガキやめたら?
アクの塊みたいなキャラ設定とは裏腹に、性能は意外にも献身的なディフェンダー。生存しているだけで味方全体に4割のダメージカットを与えるため、目に見えて味方の生存率が上がる。
そんな強い能力が当然ノーリスクな訳もなく、軽減した分のダメージは「内面の欲望」という0コストのカードにストックされ手札に追加されていき、「内面の欲望」が捨てられたりすると起爆して、苦痛ダメージとしてモモリ本体に返ってくる。
このダメージそのもので戦闘不能になることはないが、処理できないでいると結局事故死を免れないものすごくピーキーな壁役。
幾つかのモモリ固有スキルで「内面の欲望」のダメージを踏み倒したり軽減したりできるが、手札の巡り次第なので自力で受けることも考える必要は必ず出てくる。
瀕死の味方に対して回復力が激増するドSお姉さまフーズ、苦痛ダメージを軽い固定能力で全て肩代わりし超火力に代えてくれるからかい甲斐のあるツンデレヘインは性能的ズッ友。
数少ない性能面でのメスガキ要素として「敵の挑発状態の操作」がほぼモモリの特権となっており、
『雑魚発見♡』や『よわww雑魚~ww』で敵を煽って挑発状態にしたり、『ざぁこ♡ざぁこ♡ 』でわからせて解除させたりできる。
なおモモリのレアスキルに『モモリ大惨敗…』という一見メスガキわからせっぽい名前とイラストのスキルがあるが、
これは「『内面の欲望』を全てダメージ0にして破棄しその枚数分ドローする」1コスト迅速スキルという、むしろ最大級のわからせ回避スキルである。
実のところ、人格的に現実との差異がほぼない。そのため「ネタバレがないのがネタバレ」みたいなキャラクター。アークプロジェクトへの参加経緯も「冗談半分で抽選に申し込んだら当選した」という必然性ゼロのものである。
逆に言えば、人格面に理想像が反映されるアーク内で「内面部分が前から据え置き」なので、モモリは現実を常に直視できていたことになる。
調査団員が己に弱さを抱えていた者たちばかりなので、その意味でならモモリはかなり凄いことをしていると言える。
最終決戦へ臨む動機すら「友達が困っているから」というだけの理由で立ちはだかる問題の全てを一蹴しており、精神面での強さにおいては他メンバーとも地味に一線を画する。だから早くルシー以外にもちゃんと友達作っておくれ
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