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&font(#6495ED){所要時間}:約 21 分で読めます
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#center(){&color(blue){&bold(){&big(){ここが、別の宇宙……!}}}}
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}
**【概要】
『ウルトラシリーズ』で用いられる世界観の設定。
現在、自分が存在している宇宙とは別の宇宙が複数存在するとする、
&bold(){「多次元宇宙(マルチバース)」}という理論があり、それを元にウルトラシリーズでも採用されている。
この設定は[[昭和>昭和ウルトラシリーズ]]・[[平成>平成ウルトラシリーズ]]・その他シリーズのすべての作品に適用される。
ヒーローショーなどで展開されるストーリーもまた、映像作品の補完や次元を超えた共演があることからマルチバースに含まれると思われる。
映像作品では超空間が広がり、幾つもの宇宙が泡粒のように浮かぶ&bold(){「レベル2マルチバース」}が描写され、
その泡の一つ一つに、独自の世界観を持つ宇宙が存在する……と解説された。
また、それぞれの宇宙の中で分岐し、既存のキャラクターが全く別の人生を歩むIFの平行世界は、
&b(){「レベル3マルチバース」}として世界観に組み込まれている。
サイズを考えるなら、無数のレベル3を内包するのがレベル2、その周囲をめちゃでかい空間が覆っていると言った感じ。
つまり、ウルトラシリーズの全作品が「[[パラレル>パラレルワールド]]だから」の一言で終わることなく、
マルチバースのどこかで実際に起きた出来事として扱えるようになった。
しかし一つの宇宙を脱けてマルチバースの超空間に到達するためには膨大なエネルギーが必要であり、
光の国に住むウルトラ族の全エネルギーを集めても一人しか送り込むことができない……&bold(){とされていた}。
最近は次元越えが可能なキャラが少しずつ増えており、&bold(){現在ではウルトラ兄弟を含めたほぼすべてのウルトラ戦士が次元移動を行っている}。
その大半のキャラは(ノアから授かったアイテムを付けているウルティメイトゼロも含めて)ワームホールを作って移動しているため、
&bold(){宇宙の壁を越えた超空間を経由せずに移動するなら必要なエネルギーは少ないとも考えられる}。
小説『[[ウルトラマンF]]』を執筆した[[小林泰三>小林泰三(小説家)]]氏は一つの解釈として「レベルIIのマルチバース(泡宇宙)とレベルIIIのマルチバース(平行世界)が区別されているのではないか。色んなウルトラマンが行なっている平行世界間移動はは比較的容易に行える(海外旅行)が、泡宇宙間の移動はかなり難しい(宇宙旅行)のではないか」と述べている。
また「AQUA PROJECT」によって偶然つながったことにより、ウルトラセブンが別世界へ行ったこともある。
**【現時点で描写された次元(レベル2バース)】
***[[M78ワールド>M78ワールド(ウルトラシリーズ)]]
『[[ウルトラQ]]』~『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』で舞台となった、シリーズの基本となる宇宙。
[[M78星雲・光の国]]が存在し、[[ウルトラ兄弟>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]を初めとした宇宙警備隊の勇士達が活躍している。
現在、その時代背景は未来に移行しており、地球人類は宇宙に進出していくつもの開拓惑星を持つほどに発展している。
この宇宙には「マイナス宇宙」と呼ばれる裏次元も存在している。ゴルゴダ星があるのもマイナス宇宙。
&font(l){そちらには光速を超える必要があるにもかかわらず、みんな簡単に移動していた}
『メビウス』から未来にあたる時期に[[レイブラッド星人]]によって((この宇宙の範囲内でのパラレルワールドなのか、別の宇宙も含めるのかは不明だが))時空を越えて怪獣が大量召喚される&font(#ff0000){「ギャラクシークライシス」}が発生。
宇宙全体を大混乱に陥れたが、発足間もない「[[ZAP SPACY]]」や違う次元の出身者も含めた戦士達の活躍により収束した。
この事件からさらに未来の出来事が『大怪獣バトル』と『[[ウルトラマンゼロ]]』シリーズにあたる。
なお、現在まで闇の巨人は一人しか誕生していない。
この宇宙から分岐したレベル3バースに、
-『[[ウルトラファイト]]』&『ウルトラファイト番外地』
-映画『ウルトラマン物語』
-漫画『ザ・ウルトラマン』他、内山まもる氏のウルトラ漫画全般
-漫画『ウルトラ兄弟物語』(上記作品の派生)
-アニメ『[[ウルトラマングラフィティ>ウルトラマングラフィティ おいでよ!ウルトラの国]]』
-アニメ『ウルトラマンキッズ』シリーズ
-映画『甦れ!ウルトラマン』(ウルトラマン最終回からの分岐)
-『[[平成ウルトラセブン]]』(セブン最終回後からの分岐)
-『ファミコン・ウルトラマン』シリーズ
-映画『ウルトラマン怪獣大決戦』(初代開始直前からの分岐)
-『[[ウルトラマンゼアス]]』シリーズ(少なくとも初代などは存在・80からの分岐?)
-ドラマ『ウルトラマン怪獣伝説 40年目の真実』(ウルトラマン最終回からの分岐)
-映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』(現在のウルトラシリーズでは黒歴史扱い)
-映画『[[ハヌマーンと5人の仮面ライダー]]』(↑の続編。ウルトラの母が「手」だけ映っている)
-アニメ映画『ウルトラマンカンパニー』
-『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』
-『[[ULTRASEVEN X]]』([[セブン>ウルトラセブン]]がお邪魔)
-『[[大決戦!超ウルトラ8兄弟]]』([[メビウス>ウルトラマンメビウス]]がお邪魔)
-『怪獣絵物語ウルトラマン / 小説 ウルトラマン』(初代開始直前からの分岐)
-『ノベライズ版 ウルトラマン ジャイアント作戦』(没になった初代の映画のノベライズ)
-小説『ウルトラセブン EPISODE:0』『ウルトラセブンEVOLUTION』(平成ウルトラセブンからの分岐)
-小説『[[ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント]]』(メビウス中盤からの分岐)
-小説『[[ウルトラマン妹]]』(少なくとも80までは地球に訪れている)
-小説『変身障害』(セブンからの分岐)
-小説『宇宙からの贈り物たち』(Qからの分岐)
-絵物語『Another Genesis』(TVシリーズおよびウルトラ銀河伝説と似て非なる世界観)
-小説『[[ウルトラマンデュアル]]』(M78ワールドをベースとした世界観)
-小説『[[ウルトラマンF]]』(ウルトラマン最終回からの分岐)
-漫画『[[ULTRAMAN>ULTRAMAN(漫画)]]』(ウルトラマン最終回からの分岐なのは確定。セブン以降のウルトラ兄弟はいないと思われる一方で『A』初出のヤプール人などが存在するため、詳しい作品のつながりは不明)
-『[[ウルトラマン THE FIRST]]』他、コミカライズ作品全般
-『ウルトラQ倶楽部』(Q最終回からの分岐)
-『ウルトラQ dark fantasy』(Q最終回からの分岐)
-『ネオ・ウルトラQ』(Q最終回からの分岐)
-ゲーム『怪獣バスターズ』シリーズ
-ゲーム『[[ウルトラマン Fighting Evolution 0]]』(昭和シリーズからの派生・分岐)
-絵本『おとうさんはウルトラマン』シリーズ
-『ウルトラマンM78劇場』
などで描かれた世界が該当する。
漫画『[[ウルトラマンSTORY 0]]』も、世界観的には本世界のレベル3バースにあたる。
(というか、本当に『ウルトラマン』第1話の前とすると明らかに設定がおかしくなるため、別世界としか解釈できない)
また、
-『[[ウルトラマンG>ウルトラマングレート]]』
-『[[ウルトラマンパワード]]』
-『ウルトラマンUSA』
-『[[ウルトラマンネオス]]』
-『[[ウルトラマンマックス]]』
上記5作品に関しては、現在まで従来のM78ワールドとの繋がりが明確に説明されていない(一応、[[海外ウルトラシリーズ]]は続編という扱い)。
なので、上記の作品は「レベル3バースにある光の国(つまり我々の知る光の国とは異なる)」から来たウルトラ戦士のお話、という可能性もある。
特に『マックス』は作品の性質上、舞台となる世界観が各話ごとに異なる……つまり、1話1話がレベル3バースになっていると言えなくもない。
これらの作品のウルトラ戦士は、従来のM78ワールドを舞台とする『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』に登場してはいる。
だが、映画における5作品のウルトラ戦士が本当に本編作品と同一人物なのかどうかは解釈が難しい。
一応、『[[ウルトラマン列伝]]』の内容に近い史実が存在するのであれば、ネオスとマックスは限りなく近いストーリーを歩んだと考えられる。
特にXにゲスト出演したマックスはまず間違いなく本編最終回を経験したマックスと推測できる。
また、従来のM78ワールドと『ネオス』『マックス』の2作品は、ウルトラ銀河伝説以外で完全な繋がりを持ったことがある。
『マックス』第24話「狙われない街」は、『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」と同じ世界観の話になっている。
『ウルトラマンネオス』のパイロット版は『Q』~『80』『G』『パワード』の後の世界観という設定である。
(パイロット版『ネオス』は本編とキャラ設定なども異なるので、ОV版とはまた違うレベル3バースと解釈することができるかもしれない)
『アンドロメロス』はM78スペースとの繋がりが示唆されており、レベル3マルチバースにあたる可能性が高い。
『快獣ブースカ』(昭和版ブースカ)、『ファイヤーマン』、『ミラーマン』『[[ジャンボーグA]]』、『[[電光超人グリッドマン]]』といった、他円谷作品との繋がりは不明。
(『ジャンボーグA』は『ミラーマン』の正式な続編)
『電光超人グリッドマン』の流れを組むアニメ『[[SSSS.GRIDMAN]]』はウルトラシリーズが放送されている&font(#ffffff){&u(){コンピュータ・}}ワールドとなっている。
『コンパチヒーローシリーズ』の一作である『[[スーパーヒーロー作戦]]』の世界は、
[[ユーゼス・ゴッツォ]]がM78ワールドを含む複数の世界を繋げて作り出した虚構の世界。
この世界が崩壊して戦士たちが本来の世界に帰還した後もなお、『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』の平行世界において、
断片的な記憶を有するユーゼスはウルトラマンという存在に執着していく。&sizex(2){その結果が[[アレ>第2次スーパーロボット大戦OG]]}
また同じく『コンパチヒーローシリーズ』の一作である『[[ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス]]』も、
何者かがM78ワールドを含む複数の世界を繋げて作り出した虚構の世界であり、
主人公の一人[[ギリアム・イェーガー]]はある事情によりこの世界から『スーパーロボット大戦シリーズ』の平行世界に転移してもなお、
共に戦ったウルトラセブンらとの友情を胸に贖罪の旅を続けることとなる。
***[[アナザースペース>アナザースペース(ウルトラシリーズ)]]
[[ウルティメイトフォースゼロ]]が活躍する宇宙。
エメラル鉱石と呼ばれる主要資源によって各文明が支えられている。
技術力は辺境の開拓惑星でも相当な規模の宇宙艦隊を持つほど高い。
なお、『[[ウルトラマンギンガ]]』に登場した方の[[ジャンキラー/ジャンナイン]]は、この宇宙とはまた別の次元にいる別の存在の模様。
***[[ネオフロンティアスペース>ネオフロンティアスペース(ウルトラシリーズ)]]
『[[ウルトラマンティガ]]』『[[ウルトラマンダイナ]]』、『ブースカ!ブースカ!!』(平成ブースカ)の舞台となった宇宙。
人類が宇宙への進出を進める世界。超古代の地球は「[[闇>邪神 ガタノゾーア]]」からの侵攻を受けていた。
&font(l){行方不明者の数の多さに定評がある。}
この宇宙から派生したレベル3バースに、
-小説『深淵を歩くもの』(邪神が小笠原湾に眠っていた)
-小説『ウルトラマンティガ 輝けるものたちへ』(ティガ本編のノベライズで、↑と設定を一部共有)
-『小説・ウルトラマンダイナ 平和の星ジ・アナザー』(ダイナ第33話からの分岐)
-『大怪獣バトルNEO』のティガのいる世界([[ティガ最終回>最終章三部作(ウルトラマンティガ)]]からの分岐)
などで描かれた世界が存在する。
***[[コスモスペース>コスモスペース(ウルトラシリーズ)]]
『[[ウルトラマンコスモス]]』の舞台となった宇宙。
この地球では「怪獣」という存在が動物の延長線上にある(もちろん実害を出すトラブルを起こせば対処自体はされる。この辺も野生動物と同じである)。
そのため(基本的には)保護すべき対象である生物、として解釈されており、作中では人類と怪獣が共存しているのも確認された。
この宇宙にも[[バルタン星人]]がいる。
***サイドスペース
『[[ウルトラマンジード]]』の舞台となった宇宙。
監督曰く「光の国の世界観を踏襲した」とのことだが、光の国の指令を受けゼロが別宇宙から来訪するなどM78ワールドとは異なる宇宙と見られていたものの詳細は不明だった。
後に書籍『ウルトラマン全戦士超ファイル(増補改訂版)』にて、明確にM78ワールドと別舞台であることが明言されたと同時に宇宙の名称も設定された。
この宇宙はベリアルによって一度消滅寸前まで陥り、ウルトラマンキングと融合したことで再生している。
そのような経緯もあってか、光の国をはじめとする他の宇宙の勢力から注目されており、地球(サイドアース)にはかなりの数の宇宙人が潜伏・不法滞在している。
リトルスターと呼ばれる光が生物に宿る現象が起きている。
***フューチャーアース
映画『[[ウルトラマンサーガ]]』の舞台となった、ウルトラマンが存在しない次元の地球。
この宇宙そのものの名称ではない。
[[バット星人]]に制圧され、実験場に利用されていた。
***プラズマギャラクシー
『[[大怪獣ラッシュ>大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア(CGアニメ)]]』の舞台となる、ウルトラマンの存在しない宇宙。
プラズマソウルと呼ばれる特殊な鉱石を宿した[[超巨大怪獣>プラズマ怪獣(大怪獣ラッシュ)]]が生息し、これを多数の星人ハンターが狩猟している。
早速闇のエージェントやら[[ダークネスファイブ>ダークネスファイブ(ウルトラゼロファイト)]]やらベリアル様やらが乱入している。
***マシンボーグワールド
『ウルトラボーグ』の舞台となる、人とメカマシンが共生している宇宙。
メカマシンを進化させる神秘のエネルギー源「ボーグエレメント」を独占しようとするダークマシンボーグ軍団と、
平和のために立ち上がったウルトラボーグが争っている。
***[[怪獣墓場>怪獣墓場(ウルトラシリーズ)]]
多次元宇宙の吹き溜まり。
様々な宇宙から、怪獣や宇宙人の魂などが流れ着く異空間。
突発的に発生するウルトラゾーンによって空間が繋がることがある他、
グレイブゲートと呼ばれる扉によって渡ることができる。
M78の宇宙やアナザースペースにはゲートが存在しており、『ウルトラゼロファイト』での死闘の舞台ともなった。
ベリアルやダークネスファイブが移動に利用したことから、プラズマギャラクシーにもゲートが存在しているようだ。
マルチバースの中では珍しい「他のほぼすべての宇宙と(緩やかかつほぼ一方通行ではあるが)つながっているのがデフォ」の宇宙。
***モンストリア
『[[ウルトラ怪獣擬人化計画]]』の『[[ウルトラ怪女子>ウルトラ怪女子(ドラマCD)]]』の舞台となる宇宙。
怪獣墓場と同様に他の宇宙で倒された怪獣や宇宙人の魂が流れ着く(つまりここもほぼすべての他の宇宙と緩やかにつながっている)。ここに辿り着いた怪獣は少女の姿で実体を得る。
ウルトラマンの魂が辿り着いた場合は元の姿のままで変化はしない。
[[人々の想像が実体を得る>非公認戦隊アキバレンジャー]]作用もあり、他の宇宙の人間の空想の影響で異変が起こることもあるようだ。
要は『擬人化計画の企画を行うのにすごく都合がいい宇宙』である。&font(l){企画ありきの宇宙じゃねえのかとか言ってはいけない}
POP版のギャグ漫画『[[feat.POP Comic code>ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code]]』も同じく倒された怪獣たちが少女化する設定になっている。
舞台となる怪獣墓場学園がモンストリア内にあるのかは不明。
**【その他の次元】
マルチバースの設定が導入されてから、まだ詳細が描写されてない次元も存在する。
***『[[ザ☆ウルトラマン]]』の宇宙
ウルトラの星・U40が存在している。
映画や『超闘士激伝』、その他いくつかの媒体においてM78ワールドとの繋がりが描写されている。
『[[ウルトラマン列伝]]』では半分ギャグとはいえ&b(){「ウルトラマンと怪獣がいるアニメの世界」}と言われた。
***『[[ウルトラマンガイア]]』の宇宙
ガイアとアグル、地球生まれのウルトラマン2人がいる宇宙。
根源的破滅招来体と呼ばれる謎の存在が地球人を敵視している。
この宇宙から分岐するレベル3マルチバースに『[[超時空の大決戦>ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦]]』の世界が該当。
***『[[ULTRA N PROJECT]]』の宇宙
この宇宙の未来の姿がアナザースペースのようにも受け取れるが、実際は完全な別次元。
スペースビーストと呼ばれる知的生命体の恐怖心を餌とする怪獣が跋扈している。
[[ウルトラマンノア]]と[[ダークザギ]]は超新星爆発に巻き込まれてM78ワールドに飛ばされた。
その後、ウルトラ兄弟と協力したノアによってダークザギはN宇宙へと送り返され、ノアも帰還。
この事件の後に、映画『ULTRAMAN』を経て『[[ウルトラマンネクサス]]』の物語が始まる。
この宇宙から分岐するレベル3マルチバースに『ウルトラマンネクサス(ゲーム版)』の世界が該当。
***『[[ウルトラマンギンガ]]』の宇宙
過去に[[ダークルギエル]]により、ダークスパークウォーズと呼ばれる戦いが起こり数多のウルトラヒーローや怪獣が[[スパークドールズ]]と呼ばれる人形へと姿を変えられ封印された世界観。
上記のM78ワールドやアナザースペースとは別の宇宙の様子(本作の地球は少なくとも別物)。
ただしタロウはM78の者と同一として描写されている。
所謂商業的な観点の都合もあってか、ダークスパークウォーズの時系列や詳細、スパークドールズに邪神も混ざっていたりするなど色んな意味で謎が残っている。
この宇宙から分岐するレベル3マルチバースに『[[マウンテンピーナッツ]]』の世界が該当する((同作は地球における怪獣の認知などの描写の相違点を見る限り、TVシリーズと地続きである可能性はほぼ皆無と言っていい。))。
なお、作品名に則ってギンガの宇宙としているが、この宇宙に所属しているウルトラマンは厳密には[[ウルトラマンビクトリー]]のみである(ギンガは出自不明の謎のウルトラマン)。
***『[[ウルトラマンX]]』の宇宙
上記のギンガの宇宙同様にスパークドールズが存在しているが、限りなく近い別物であり、世界観は異なる別宇宙である((実際、ギンガとビクトリーが自分たちの世界から『X』の世界にやって来るエピソードがあり、「同じ『地球』と呼ばれる星があるものの別次元である」と作中で発言された))。
作中でも『ネオス』や『ネクサス』などと同様、ウルトラマンは[[エックス>ウルトラマンエックス(登場キャラクター)]]以外全く認知されていないようなセリフがある。
ただ地球人以外ではそうでもないらしく、ファントン星人グルマン博士はゼロやマックスのことを噂程度ではあるが認知しており、
また劇場版では幼少期に初代ウルトラマンの戦いを見たことがあると語った(やっぱり、&bold(){ウルトライザーの元ネタこっちなんじゃ}……)。
他、列伝時空だが昭和ウルトラマンと共演した平成ウルトラマンの活躍についても認知しているが、
ネクサス、ビクトリー、ギンガは共演前はその存在を知らず、共演後は詳しくナビゲートしている(おそらくサイバーカードの読み取り)。
設定を見る限りではグルマン博士がM78ワールド出身の可能性もあるかもしれない……。
さらに、この世界にもどうやら[[ティガの石像>ウルトラマンティガ]]とスパークレンスがあるらしく……?
***『[[ウルトラマンオーブ]]』の宇宙
こちらは近年登場した宇宙とは違い、スパークドールズはゲスト出演したエックスの物を除き存在しない。
その代わりに各種怪獣やウルトラマンの力を封じられたカードが存在し、その力を引き出すことで怪獣や光の力や闇の力をお借りする事ができる。
カードや登場する宇宙人から察するにM78バースの分岐である可能性がある。光の国は最近ホイホイ宇宙を渡れるので何とも言えないが。
また、戀鬼が存在しガタノゾーアの亜種と言える魔王獣マガタノゾーアやウルトラマンティガのカード、
ハイパーゼットンの亜種デスサイスも存在しているためネオフロンティアスペースやコスモスペース、フューチャーアースの要素も持っていると推測される。
この宇宙の地球は宇宙人が狙いに来る星ではあり、ビートル隊という防衛組織も発達しているが、
どこか侵略が牧歌的であったり地球に価値を見出さない宇宙人までいるという描き方がされている。
モンスター銀河から[[マガオロチ>魔王獣(ウルトラ怪獣)]]とその完全体である[[マガタノオロチ>マガタノオロチ(ウルトラ怪獣)]]が侵攻してきている現状唯一の宇宙でもある。
***惑星O-50が存在する宇宙
『[[ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA]]』が初出でR/Bやタイガなどでも触れられている。
先代ロッソ・ブル、美剣サキの故郷。ガイと[[ジャグラー>ジャグラス ジャグラー(ウルトラマンオーブ)]]にとっても故郷であると推察できる。&font(l){え? ジャグラーの出身は惑星ジャグジャグだって?}
星間政府機関の星間連盟が唯一無二の正義としてインフラの整備や警察機構を行い治安を維持しているが強権により腐敗気味。戦乱が絶えず宇宙ギャングが跋扈しており善人は長生き出来ないとされている。
宇宙の白血球とされるルーゴサイトも存在している。
***王立惑星カノンが存在する宇宙
『THE ORIGIN SAGA』登場。
(ガーゴルゴンやバードンが存在するのでXの宇宙との関係性があるのかも?)
命の樹と呼ばれる生物に知恵を与えたとされる大樹と、命の樹から産まれた戦神とクイーンベゼルブが存在する。
クイーンベゼルブは、レイフ星人サイキや麾下のベゼルブの大群と共に宇宙の統一を狙い暗躍しており、戦神は惑星カノンの王家に血が受け継がれている。
***『[[ウルトラマンR/B]]』の宇宙
この世界の地球では、グルジオボーンが出現するまでは怪獣やウルトラマンの存在は認知されていなかった。
宇宙人は存在しているが侵略ブームは去っており、地球へは観光目的の来訪がほとんど。
古代に妖奇星((二体のウルトラマンと一体の怪獣))が地球に衝突しており、ウルトラマンが破片がルーブクリスタルとなり散逸している。
***『[[ウルトラマンナイス]]』の宇宙
TOY1番星が存在している。
『ウルトラマンティガ』が放映されている描写がある他、『ガイア』までのウルトラシリーズのグッズが販売されている。
『全戦士超ファイル』などの一部資料では、M78ワールドであるとされている(尤も、作中描写的にはゼアスなどと同様のレベル3マルチバースだと思われる)。
***『[[新世紀ウルトラマン伝説]]』の宇宙
『ウルトラマン』~『ウルトラマンコスモス』までの作品が、劇中劇扱いされている。
ここで登場するウルトラシリーズ好きの親子は、不思議な紙飛行機によってウルトラシリーズの映像が映されたTVの中に入り込み、
コスモスまでの歴代シリーズの世界を巡りながら、ウルトラ戦士の戦いを観戦したり手助けすることになる。
この作品の公開時点でマルチバース設定は導入されていないので、
TVの中の世界から歴代作品の世界を訪ねた親子が現在で言うマルチバース移動者にあたるかは不明。
この世界に出現した天空魔は、上記までの歴代シリーズで倒された怪獣の怨念が異次元空間に集結、そこに邪悪な魂が宿って生まれた存在。
***『ウルトラニャン』の宇宙
猫座(現実でも考案された星座だが、現在は星座扱いされていない)の尻尾にあたる部分にフェリス星という星が存在し、
その星出身の宇宙猫ウルトラニャンが活躍する宇宙。
おそらくウルトラマンは存在しない。
***『ウピンとイピン』の宇宙
マレーシアで製作されたアニメ作品。
[[ウルトラマンリブット]]と呼ばれるウルトラ戦士が存在し、現地の伝統武術とウルトラ戦士の技を組み合わせて戦っているようだ。
***『ウルトラゾーン』の宇宙
怪獣相手のマッサージ屋が存在する世界などなど、バラエティパートやドラマパートにて様々な世界観が描かれている。
***『怪獣散歩』の宇宙
怪獣達が人間サイズとなり地球の観光地を散歩している。
***『怪獣酒場』の宇宙
バルタン星人が地球で怪獣や人間を客に居酒屋を経営している宇宙と、
カネゴンが飛ばされたパラレルワールドの「オオサカ」の宇宙が存在。
漫画『酩酊!怪獣酒場』では、それらと異なる設定で昭和怪獣が社会活動を行い、人間と共存している世界観、
ダークルギエルの一族が王として治めていた平成怪獣の住む世界が描かれている。
ウルトラという単語に動揺しているなど、これら宇宙にもウルトラマンは存在しているような描写がされている。
最終話で怪獣墓場であることが明かされた。
***『[[ギャラクシー☆デイズ>ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ]]』の宇宙
少女の姿の怪獣達が円谷学園に通ったりと日常を過ごしている。
ジュランなど普通に怪獣のままの姿の怪獣も存在する。
グレイブゲートも存在しており、そこから謎の勢力に侵攻されている。
また仮死状態に陥り、怪獣墓場に迷い込んだケンドロスもゲートを通り生還している。
***『[[怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~]]』の宇宙
第一次怪獣頻出期と呼ばれる時代をウルトラマン達の協力を得て乗り越え、
怪獣の魂を宿した少女が、怪獣娘に変身する力を持つようになった世界観。
M78ワールドの怪獣や魔王獣の怪獣娘がいる他、過去にティガがいたという描写もある。
某JJのそっくりさんもいる。
***『[[ウルトラジャーニー ツインテール少女とツインテールな僕]]』の宇宙たち
物語の性質上、様々な世界が描写されており、
幾つかの世界には擬人化されていない怪獣も存在し、光の巨人の存在も確認されている。
一例
・現代社会と同等の文明が存在する地球
・心を持つロボットやアンドロイドが平和に暮らしていた「ペダンシティー」が存在する世界
・ミクラスのような角が生えた人間とミクラス顔の牛が生息する世界
・神樹マルス
枝葉が広大な森のように見える超巨大樹。
様々な宇宙の記憶が流れ着く果て。『ジャーニー』の登場人物達の世界の記憶の他、M78ワールドの記憶も宿っている。
住む世界を失った者達が流れ着く世界でもあり、人間や怪獣、その他の動物など、様々な生き物が共存している。
それらの性質のため「知恵と命の樹」とも呼ばれている。
・エメラルド城
数多の世界への入り口が破り取られた絵画のように飾られている城。
本来は世界は、唯一無二のただ一つのものだったが((作中で描かれているものだけか、マルチバース全域かは不明))、
何らかの異変によりバラバラとなり、それぞれ可能性を育て独立していったとされている。
登場する怪獣や、怪獣の特徴を宿す生物がブースカとチャメゴンを除きM78ワールドのものだけであり、
かつての「光の巨人」と呼ばれる存在のシルエットがゼロを含め、M78ワールド出身の者だけであることから、
M78ワールドが砕け散った世界群と思われる。
……などが存在している。
**【全戦士超ファイルにおける分類】
2012年に小学館から発売された、『[[超全集>超全集(てれびくんデラックス愛蔵版)]]』シリーズと同じく愛蔵版である書籍『ウルトラマン全戦士超ファイル』には、
&font(#ff0000){「ウルトラワールド相関図」}が一覧表として掲載されている。
これにより、「これまでに登場した作品世界の繋がり」や「ウルトラ戦士が世界を移動した際のルート」が初めて明らかとなった。
相関図においては、大まかに以下の11のワールドに分けられている。
-〈光の国〉があるワールド
-セブンXのワールド
-〈ウルトラの星・U40〉があるワールド
-〈アナザースペース〉のワールド
-〈ネオフロンティアスペース〉のワールド
-〈フューチャーアース〉のワールド
-〈コスモスペース〉のワールド
-超ウルトラ8兄弟のワールド
-ウルトラマンガイアのワールド
-ウルトラマンガイアがTVで放送されているワールド
-〈N(エヌ)〉のワールド
それぞれのワールドには「このワールドで活躍した戦士」と「このワールドにある主要惑星」も記載されている。
「〈光の国〉があるワールド」は最も多く、USAトリオ・グレート・パワード・ネオス・[[セブン21>ウルトラセブン21]]・マックス・[[ゼノン>ウルトラマンゼノン]]・ゼアス・ナイス、そして彼らの故郷の惑星もこの世界に分類されている。
また、光の国出身であるボーイもちゃんといる。
この中で、『ウルトラ銀河伝説』に登場していないゼアスとナイスは共に四角で囲まれている。
ちなみに「〈アナザースペース〉のワールド」の戦士は、ゼロとノア以外にウルティメイトフォースゼロのメンバーも載っている。
この他、ワールド間にはウルトラ戦士の移動ルートが矢印で示され、セブン・ダイナ・ガイア・コスモス・ノア・メビウス・ゼロが他の世界を訪れている。
今後の展開で相関図を更新する場合、先述にある新たな次元が順次追加されていくと思われる。
そして実際に2017年の増補改訂版において新たに5つのワールドが追加された。
-スパークドールズが降り注いだワールド
-ウルトラフレアが起きたワールド
-魔王獣が封印されているワールド
-惑星カノンがあるワールド
-〈サイドスペース〉のワールド
余談だが、本書では相関図のページには載っていない作品やキャラクターも数多く紹介されており、
メジャーなものからマニアックなものまで幅広くカバーしている。
-ジョーニアスの仲間であるU40のウルトラ人
-アンドロ警備隊やレイモンといった、ウルトラマンと関わりのある戦士
-ゼアスと同じくZ95星雲・ピカリの国の出身であるウルトラ出光人の3人
-『キッズ』『超闘士激伝』など、実写作品以外のキャラクター
-人形劇『ウルトラP』に登場するウルトラマンロボッチ
等など。
この点から見ても、マルチバースというものは多種多様であらゆる要素から構成されているということが分かる。
**【レベル2バースを移動できるキャラ】
***[[ウルトラマンノア]]
チートラマンの一角。
ノア3大究極技の1つ「ディメンション・ノア」により、あらゆる次元に出現することができる。
様々な宇宙で伝説を残し、アナザースペースでは守護神として祀られていた。
アナザースペースの人々の決してあきらめない心に呼応し、ウルトラマンゼロの精神世界に出現して彼に新たな力を授けた。
***[[ウルティメイトゼロ]]
ノアから力を授かった[[ウルトラマンゼロ]]の強化形態。
次元移動が行える。仲間を連れての移動も可能なほか、現在では複数回の移動の後に戦闘をこなして必殺技を起こした上でなおもエネルギー切れを起こさないほどのエネルギー総量を誇る。
かなりの世界を回ったためマルチバース単位で有名になりつつある。
過去には膨大なエネルギーを消費するタイプかと思われていたが、&bold(){ウルトラマンサーガで時空に穴を開けて移動している事が判明した}。
エネルギー消費も本人の成長もあってかサーガ以降は連続使用を可能にしている。
***[[ベリアル銀河帝国軍]]
[[ウルトラマンベリアル]]が率いる軍勢。
エメラル鉱石の高エネルギーを用いることで超空間を経由して別宇宙へ戦力を送り込んでいた。
***[[四次元怪獣 ブルトン>ブルトン(ウルトラ怪獣)]]
四次元現象を引き起こす能力を持った怪獣。
大怪獣バトルではギャラクシークライシスに利用され、様々な宇宙から怪獣を召喚した。
『[[ウルトラマンF]]』では、ブルトンの開く次元の通路は超次元微小経路と名付けられている。
***[[人工天球/ビートスター]]
高度な科学力で、天球ごと別宇宙へ転移する機能を備える。
***[[異次元人 ヤプール]]
異次元からの侵略者。地球やアナザースペースを侵略しようとした。
***[[四次元宇宙人 イカルス星人>イカルス星人]]
四次元空間を介して別の宇宙に渡ることが可能。
***[[触覚宇宙人 バット星人>バット星人]](ウルトラマンサーガ版)
次元を渡る宇宙船で、様々な宇宙を滅ぼした侵略者。
様々な宇宙から怪獣を集め、フューチャーアースを根城にし、[[ある目的>宇宙恐竜 ハイパーゼットン]]のために暗躍する。
***[[春野ムサシ>春野ムサシ(ウルトラマンコスモス)]]/[[ウルトラマンコスモス]]
『サーガ』にてフューチャーアースに単独で来訪。
ただし来訪する過程が描写されていないため、どのようにして来たかは不明。
『新ウルトラマン列伝』で放送された『ウルトラマンサーガ』DC版では、コスモスがダイナとほぼ同じ能力で世界を越えた描写が追加された。行きもコスモスの力で行ったのだろう。
『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』の世界にもアスカに呼ばれて登場。
単純な時間軸を考えると色々おかしいが、文字通り時空を超えているものと思われる。
***[[アスカ・シン]]/[[ウルトラマンダイナ]]
本編のラストで宇宙の果てに消えたが、その後移動方法を身に付けたらしく気ままに十数年もの長い旅を続けている。
『サーガ』の最後で一回ネオフロンティアスペースへ戻るも、目的はタイガの無事を伝えることであり、
スーパーGUTSの仲間達がいつか自分に追い付くと信じてまた旅に出かけていった。
***[[ウルトラマンマックス]]
本編中では別宇宙に行った描写はない。
ただし、総集編である『スペシャルフィナーレ ウルトラの未来へ』において、
自身の故郷であるM78星雲に戻った直後に新しい宇宙へ移動するといった発言をしている。
このことから、マックスも別の宇宙へ移動する力を持っているようだ。
そして実際に、『ウルトラマンX』にて[[スラン星人クワイラ>スラン星人]]を追ってXの世界を訪れた。
***[[ウルトラマンギンガ>ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)]]
いくつもの時空を越えて旅をする、超未来のウルトラマン。
長い旅の中で他のウルトラマンの活躍を垣間見てきたらしい。
ただウルティメイトゼロなどと違い、他者も一緒にマルチバースを越えることができるかは不明(Xではエックスに送ってもらっていた)。
***[[超時空魔神 エタルガー>エタルガー]]
時空を越え、あらゆる平行宇宙を移動する能力を持つ魔神。
様々な宇宙でウルトラマンたちを封印してきた。
***[[暗殺宇宙人 ナックル星人バンデロ>ナックル星人]]
銀河中で戦争を起こし怪獣兵器を売り捌く死の商人。
闇ルートで手に入れた光線銃で空間に穴を開け次元を移動する。作中では『X』の世界にやって来た。
***[[ウルトラマンエックス>ウルトラマンエックス(登場キャラクター)]]
Xioのラボチームがウルティメイトイージスを解析・再現したウルトラマンゼロアーマーによって次元移動能力を得た。
戦闘力はともかく時空移動の性能そのものはウルティメイトイージスと同等で、他人を連れた次元移動も可能。
***[[分身宇宙人 ガッツ星人ミニット>ガッツ星人]]
平行世界を繋ぐ力を持つガッツ星人。
***幻影宇宙大王 モルド・スペクター
宇宙の歪みから誕生した大王。
ギンガの世界を侵攻していたが、妹に呼び出されワームホールを作り出しXの世界に向かった。
***[[ウルトラ兄弟>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]
ウルトラマンサーガのDCでは何の説明もなしにフューチャーアースを訪れた((サーガ降臨の奇跡ともとれる描写だったが、以前のゾフィーのセリフを考えると自力移動の可能性が高めか。))。
一応サーガでの発言から別宇宙を監視する技術が確立されたようで、オーブの世界に魔王獣を封印しに行った戦士もいる。
『ウルトラマンジード』の第1話では、モブ含め多くのウルトラ戦士がサイドスペースに訪れている。
***宇宙魔女賊 ムルナウ
様々な宇宙に怪獣を送り、惑星を宝石化させる事件を引き起こしていた。
***超空大凶獣 デザストロ
映画『きたぞ!われらのウルトラマン』の終盤にXの宇宙の地球に迫る脅威として名前だけが登場した謎の怪獣。
次元を歪ませる異次元嵐を引き起こす力を持つ。
***ウルトラマンヒカリ
ゼロにライザーを届けにサイドスペースに出向いている。
***ウルトラの父
ベリアルがキングの光を吸収していることを感知し、M78ワールドからサイドスペースに来訪。
帰還の際にはテレポーテーションを使用している。
***ラストジャッジメンター ギルバリス
***シビルジャッジメンター ギャラクトロン
M78ワールド・惑星クシアで製造された人工知能と、その尖兵。
知的生命体抹殺を決め、次元を超えて星々を襲撃している。
***アイゼンテック
様々な宇宙でウルトラマンとして活躍するために元社長の愛染マコトが次元転送装置・大型ハドロン型加速機を開発している。
***ウルトラマントレギア
M78ワールド・光の国出身のウルトラマン。
邪神召喚の魔法陣を応用した転移能力トレラ・スラーによって数多の星々を巡り、住人に選択を突き付けては破滅する様を嘲笑っている。
***河津
次元を股にかけ絶滅危惧怪獣の保護活動を行うリヴァーズ星人の生物学者。
***宇宙ヒットマン ガピヤ星人アベル
次元を股にかける暗殺者。
***ビランキ
異次元とリンクする脳波を持つ少女。
ジャグラーを追い宇宙を超えている。
***星間連盟
オーブ=ガイがオーブカリバーのエレメントを集めた宇宙の秩序を守る組織。
輸送船を使い、ジャグラーとビランキを別次元に追放しようとした。
***宇宙魔人 チャリジャ
『[[ウルトラマンティガ]]』のエピソード「[[ウルトラの星>ウルトラの星(ウルトラマンティガ)]]」に登場した怪獣バイヤー。
小説作品『[[超時空のアドベンチャー>小説 ティガ・ダイナ&ウルトラマンガイア~超時空のアドベンチャー~]]』にて、様々なマルチバースを渡り歩いて「赤い玉」を追いつつ怪獣を蒐集する姿が描かれた。
**【多分レベル2バースを移動できるキャラ(設定次第ではレベル3バース移動)】
***[[ウルトラマンオーブ>ウルトラマンオーブ(登場キャラクター)]]
オーブカリバーの力で本拠?と言えるO-50のある宇宙からカノンのある宇宙、20世紀初頭くらいの時期にある地球のある宇宙と多数の宇宙を巡る風来坊である。
ちなみにORIGIN SAGAの頃はジャグラーも一緒に宇宙を渡っていたが、袂を分かった時期によってはジャグラーも独力で宇宙を渡る力がある可能性がある。
***黒い魔女 サバト、白い魔女 パルゴ
漫画『ウルトラジャーニー』に登場する魔女。
[[強大な力を持つ一つの存在>怪獣人プレッシャー(プレッシャー星人)]]が、世界がバラバラになった影響で二人に分かれたものであり、
サバトは、かつての姿を取り戻すために、数多の世界の可能性を奪い、一つに戻し新たな世界を創造することを目的としており、
パルゴは分かれた世界を旅するうちに「可能性」を宿す人々への愛を育て、サバトの目論見を阻止しようとしている。
バキシムのように空を割って世界を渡る他、パルゴの城には数多の世界へと繋がる絵画が飾られている。
***双舞ひなた、海老原太陽
漫画『ウルトラジャーニー』に登場。
サバトの攻撃により命を落とした少女と、幼馴染の少年。
パルゴに与えられた赤い靴によって命を取り戻し、望む場所へ渡る虹を掛ける力を得た。
こちらも空を割って移動する。
**【レベル3バースを移動できるキャラ】
***[[高山我夢>高山 我夢]]/[[ウルトラマンガイア]]
映画『[[超時空の大決戦>ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦]]』で、時空を移動できるメカ「アドベンチャー」を&font(#ff0000){自力で開発}した。
根源的破滅招来体によって歴史が改変されガイアとアグルが消滅する危機には『ウルトラマンガイア』が番組として放送されていた、現実の我々の世界に映像記録を送り協力を求めている。
なおORIGIN SAGAに登場する我夢は本編とは別人である。
***[[グラキエス(ULTRASEVEN X)]]
『ULTRASEVEN X』の舞台となった世界の異星人。エネルギー開発計画「AQUA PROJECT」の実験中に偶然異世界=「M78ワールドまたはそのレベル3バース」に繋がるゲートが開いたことに目を付け、%%無謀にも%%侵攻を目論んでいた。
なお、「AQUA PROJECT」自体はどこかの段階でグラキエスに掌握されたものの『SEVEN X』世界の地球人が進めていた計画なので、正確にはレベル3バースの移動を達成したのはこの世界の科学者たちである。
**【移動とかそういうレベルじゃない人】
***[[ウルトラマンキング]]
何でもできるチートラマン。
短編映画では&bold(){誕生日が来たからと言う理由だけで次元をつなげた}。
『ウルトラファイトビクトリー』でウルトラ兄弟をギンガの宇宙に派遣している(この人の能力によるものなのか、兄弟が自力で移動したのかは不明)。
『ウルトラマンジード』でも肉体復活後にウルトラの父とともにテレポーテーションで帰還している。
**【漂流者】
***[[タイガ・ノゾム]]
ネオフロンティア二人目の漂流者。
バット星人の[[スフィア>スフィア(ウルトラシリーズ)]]狩りに巻き込まれ、フューチャーアースへと運ばれた。
全てが終わった後もフューチャーアースに永住する決意を固めた。&font(l){戸籍とか生活基盤とか色々大変そうである。}
***[[炎魔戦士 キリエロイド>キリエロイド]]
ギャラクシークライシスに巻き込まれ、ネオフロンティアスペースからM78ワールドに召喚された。
全宇宙を救済すると大言を吐きながらも、自分の世界に帰るために彷徨い続けている。
やっとの思いで帰り着いたと思った世界が、ガタノゾーアが滅んだ後もティガが活動を続ける(!)レベル3バースだと知り何処かに立ち去った。
***[[人工生命 M1号>人工生命M1号]]
M78ワールドからXの世界に流されてきた(本編中では明言はされていないがほぼ確実と思われる)。
『[[ウルトラゾーン]]』の個体との関係は不明。
***美剣サキ
***コスモイーター ルーゴサイト
惑星O-50に怪獣グルジオに変身する能力を授かった少女と、暴走した宇宙の白血球。
戦闘の余波で開いたワームホールによってO-50の宇宙からR/Bの宇宙に飛ばされている。
***彷徨う者
『ウルトラジャーニー』での寄る辺となる世界を離れ帰ることのできない者達の総称。年少者の場合「彷徨い子」とも表記される。
もともと住んでいた世界を失った者が大半。上で述べたような自らの力で次元を移動できる者達も帰ることができないならば含まれる。
作中ではお嬢、ミク、ジェロニモン、ガラ子、テレス、ラコの他に多種多様なモブキャラが描かれている。
**【その他】
このマルチバース設定は「今までの完成されたショーケースを飛び出して、新しいショーケースを作ろう」という考えから導入されたもの。
服屋さん1軒1軒だったのをまとめて『ウルトラシリーズ』という商業施設にした、同じ施設なので頑張れば違う服屋さんのショーケースに同じ服を展示できるし、
必要ならウルトラ戦士が違うお店にヘルプに行くこともできる、といった感じか。
気軽に使える設定である「平行世界」を言葉だけで片付けず、ビジュアルで理解できる世界観として採用された。
日本の創作物では珍しい設定ではあるが、アメコミの世界ではマーベル、DC共に採用されている設定である。
初めてマルチバースが描写された『[[ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国]]』では、映像表現にもかなりの力が入れられている。
このシーンの美しさはCGであることを疑うレベルなので、ぜひ映像ソフトで実際に確認していただきたい。
また、この設定を導入した事によるアニヲタ的な利点は、&font(#ff0000){ウルトラ以外のどのジャンルと&u(){[[&color(red){クロスオーバー}>クロスオーバー(創作)]]}しても無理がなくなったこと}かもしれない。
無数に浮かぶ泡の一つに、あの漫画やアニメ、ドラマや映画の宇宙が広がっているかもしれないのだから……。
補足すると、円谷プロが公式に行った他作品とのクロスオーバー作品としては、先述のスパロボと深く関わりのあるコンパチヒーローシリーズや、
『[[ウルトラマンVS仮面ライダー]]』、『スーパーヒーロー大変乙』、『イマジンあにめ』、『うーさーのその日暮らし』、『はいたい七葉』などが存在している。
そしてウルトラマンとの共演を果たした数々のキャラクターもまた、様々なクロスオーバー作品に姿を見せている。
仮にこれらの作品がマルチバースに含まれるならば、主にバンプレスト(現在はバンダイナムコエンターテインメント)や東映によってすでに膨大な数の作品が組み込まれていると言える。
追記・修正はマルチバースを越えてからお願いします。
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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-01-14 18:12:31)
- ギャラクシークライシスてやっぱdcのクライシスの名前からきてるんかね -- 名無しさん (2017-01-14 20:22:20)
- 各宇宙毎に同じ名前と姿のウルトラマンが何体もいて組織背景とかどうなってるのかが疑問になる -- 名無しさん (2017-02-06 08:36:17)
- オーブオリジンサーガのダイナやコスモスの描写から単独で時空を越えるというより他の宇宙に移動できるワームホールを見つけ出す能力に長けてるのでは?って解釈してる意見もあるね -- 名無しさん (2017-02-22 19:52:40)
- ギンガ世界のレオとゼロの関係とか考えたら頭痛くなってきた。最近の描写とか見てたら、M78系ウルトラマンも他の宇宙に行く手段ができたって考えた方が良い気がしてきたわ。エックス世界のマン兄さんやティガがややこしくなってくるけどね! -- 名無しさん (2017-05-17 18:41:13)
- ↑別にパラレルワールドや別の世界の同一人物は否定してないから、そんなにややこしくはないと思うが。後者のティガなんてパンフレットでX世界のティガって明言してるし -- 名無しさん (2017-05-17 19:43:32)
- そういや異世界では時間の流れも大きく異なってるからガイさんがオリジンサーガから何百年も生きてても我夢とかムサシは数年しか経っていなかったりするんだよね…先輩よりもウルトラマン歴が長くなっちゃってるガイさん… -- 名無しさん (2017-05-29 19:19:44)
- ↑そしてアスカはダイナ最終回から百年単位で旅した感じだそうだけど故郷のネオフロンティアスペースでは15年しかたってない逆浦島太郎だったり -- 名無しさん (2017-05-29 19:26:19)
- ↑確かにその状況だと帰るに帰り辛いよね… -- 名無しさん (2017-05-29 20:28:02)
- ジードの設定を見るにゼロってもうジードの世界から戻れなくなるんじゃ… -- 名無しさん (2017-06-03 01:19:07)
- ニャルラトホテプが暗躍してるバースが二つもあるのよね -- 名無しさん (2017-06-03 02:22:54)
- ゼナの台詞的に、マルチバース間の交流も当たり前になってるような感じがする -- 名無しさん (2017-07-29 13:28:24)
- ↑×3 ゼロがウルティメイトブレスをそのうち直すと言ってるから、その心配はないと思う。 -- 名無しさん (2017-07-29 16:16:35)
- 今でこそM78≠サイドスペースって確定してるけど、逆になんで確定してなかったのかよくわからん。大怪獣バトルの時点でかなり未来のはずだけどジードの世界はとても未来の世界には見えなかったし -- 名無しさん (2018-01-29 05:45:47)
- ↑それだけ坂本監督の「光の国の世界観を踏襲した」の影響力が強かった、というか……。クライシス・インパクトの時点で未来的じゃない建物群の描写あったけどサラリーマン回でウルティメイトゼロが来るまでポストアポカリプス以外認めない派閥いたレベルだし。 -- 名無しさん (2018-01-29 06:15:35)
- 太平風土記というアイテムにまで平行宇宙の便利な設定がいかされるとは。 -- 名無しさん (2018-03-17 16:59:35)
- アニメグリッドマンはウルトラシリーズがテレビ放送されてる世界みたいね -- 名無しさん (2018-10-07 01:50:23)
- ↑作中に「完全にライトニングアタッカーじゃん」というコメントもあるので、最低でもオーブは放送されているみたいだね。今後『R/B』ネタはあるのか…… -- 名無しさん (2018-10-07 01:56:20)
- 小説版ガイアを読む限り、何らかの形でウルトラマンを観測していればその宇宙はウルトラシリーズのマルチバースに含まれるっぽい。つまりは、今自分たちが居るこの宇宙も? -- 名無しさん (2018-12-05 20:34:13)
- セブンもこれのおかげでウルトラ兄弟じゃないセブン(いわゆる平成セブン)とウルトラ兄弟のセブンの二人が存在してる事になったな -- 名無しさん (2018-12-05 20:40:46)
- グリッドマンの世界もこれに含まれるのだろうか。 -- 名無しさん (2018-12-19 19:51:16)
- ウル忍の世界とかもあるのかな -- 名無しさん (2019-04-02 23:37:06)
- どの宇宙にもほぼ必ずある地球って実はすごい星なんじゃね?w -- 名無しさん (2020-07-18 23:53:37)
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}
**【概要】
『ウルトラシリーズ』で用いられる世界観の設定。
現在、自分が存在している宇宙とは別の宇宙が複数存在するとする、
&bold(){「多次元宇宙(マルチバース)」}という理論があり、それを元にウルトラシリーズでも採用されている。
この設定は[[昭和>昭和ウルトラシリーズ]]・[[平成>平成ウルトラシリーズ]]・その他シリーズのすべての作品に適用される。
ヒーローショーなどで展開されるストーリーもまた、映像作品の補完や次元を超えた共演があることからマルチバースに含まれると思われる。
映像作品では超空間が広がり、幾つもの宇宙が泡粒のように浮かぶ&bold(){「レベル2マルチバース」}が描写され、
その泡の一つ一つに、独自の世界観を持つ宇宙が存在する……と解説された。
また、それぞれの宇宙の中で分岐し、既存のキャラクターが全く別の人生を歩むIFの平行世界は、
&b(){「レベル3マルチバース」}として世界観に組み込まれている。
サイズを考えるなら、無数のレベル3を内包するのがレベル2、その周囲をめちゃでかい空間が覆っていると言った感じ。
つまり、ウルトラシリーズの全作品が「[[パラレル>パラレルワールド]]だから」の一言で終わることなく、
マルチバースのどこかで実際に起きた出来事として扱えるようになった。
しかし一つの宇宙を脱けてマルチバースの超空間に到達するためには膨大なエネルギーが必要であり、
光の国に住むウルトラ族の全エネルギーを集めても一人しか送り込むことができない……&bold(){とされていた}。
最近は次元越えが可能なキャラが少しずつ増えており、&bold(){現在ではウルトラ兄弟を含めたほぼすべてのウルトラ戦士が次元移動を行っている}。
その大半のキャラは(ノアから授かったアイテムを付けているウルティメイトゼロも含めて)ワームホールを作って移動しているため、
&bold(){宇宙の壁を越えた超空間を経由せずに移動するなら必要なエネルギーは少ないとも考えられる}。
小説『[[ウルトラマンF]]』を執筆した[[小林泰三>小林泰三(小説家)]]氏は一つの解釈として「レベルIIのマルチバース(泡宇宙)とレベルIIIのマルチバース(平行世界)が区別されているのではないか。色んなウルトラマンが行なっている平行世界間移動はは比較的容易に行える(海外旅行)が、泡宇宙間の移動はかなり難しい(宇宙旅行)のではないか」と述べている。
また「AQUA PROJECT」によって偶然つながったことにより、ウルトラセブンが別世界へ行ったこともある。
**【現時点で描写された次元(レベル2バース)】
***[[M78ワールド>M78ワールド(ウルトラシリーズ)]]
『[[ウルトラQ]]』~『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』で舞台となった、シリーズの基本となる宇宙。
[[M78星雲・光の国]]が存在し、[[ウルトラ兄弟>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]を初めとした宇宙警備隊の勇士達が活躍している。
現在、その時代背景は未来に移行しており、地球人類は宇宙に進出していくつもの開拓惑星を持つほどに発展している。
この宇宙には「マイナス宇宙」と呼ばれる裏次元も存在している。ゴルゴダ星があるのもマイナス宇宙。
&font(l){そちらには光速を超える必要があるにもかかわらず、みんな簡単に移動していた}
『メビウス』から未来にあたる時期に[[レイブラッド星人]]によって((この宇宙の範囲内でのパラレルワールドなのか、別の宇宙も含めるのかは不明だが))時空を越えて怪獣が大量召喚される&font(#ff0000){「ギャラクシークライシス」}が発生。
宇宙全体を大混乱に陥れたが、発足間もない「[[ZAP SPACY]]」や違う次元の出身者も含めた戦士達の活躍により収束した。
この事件からさらに未来の出来事が『大怪獣バトル』と『[[ウルトラマンゼロ]]』シリーズにあたる。
なお、現在まで闇の巨人は一人しか誕生していない。
この宇宙から分岐したレベル3バースに、
-『[[ウルトラファイト]]』&『ウルトラファイト番外地』
-映画『ウルトラマン物語』
-漫画『ザ・ウルトラマン』他、内山まもる氏のウルトラ漫画全般
-漫画『ウルトラ兄弟物語』(上記作品の派生)
-アニメ『[[ウルトラマングラフィティ>ウルトラマングラフィティ おいでよ!ウルトラの国]]』
-アニメ『ウルトラマンキッズ』シリーズ
-映画『甦れ!ウルトラマン』(ウルトラマン最終回からの分岐)
-『[[平成ウルトラセブン]]』(セブン最終回後からの分岐)
-『ファミコン・ウルトラマン』シリーズ
-映画『ウルトラマン怪獣大決戦』(初代開始直前からの分岐)
-『[[ウルトラマンゼアス]]』シリーズ(少なくとも初代などは存在・80からの分岐?)
-ドラマ『ウルトラマン怪獣伝説 40年目の真実』(ウルトラマン最終回からの分岐)
-映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』(現在のウルトラシリーズでは黒歴史扱い)
-映画『[[ハヌマーンと5人の仮面ライダー]]』(↑の続編。ウルトラの母が「手」だけ映っている)
-アニメ映画『ウルトラマンカンパニー』
-『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』
-『[[ULTRASEVEN X]]』([[セブン>ウルトラセブン]]がお邪魔)
-『[[大決戦!超ウルトラ8兄弟]]』([[メビウス>ウルトラマンメビウス]]がお邪魔)
-『怪獣絵物語ウルトラマン / 小説 ウルトラマン』(初代開始直前からの分岐)
-『ノベライズ版 ウルトラマン ジャイアント作戦』(没になった初代の映画のノベライズ)
-小説『ウルトラセブン EPISODE:0』『ウルトラセブンEVOLUTION』(平成ウルトラセブンからの分岐)
-小説『[[ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント]]』(メビウス中盤からの分岐)
-小説『[[ウルトラマン妹]]』(少なくとも80までは地球に訪れている)
-小説『変身障害』(セブンからの分岐)
-小説『宇宙からの贈り物たち』(Qからの分岐)
-絵物語『Another Genesis』(TVシリーズおよびウルトラ銀河伝説と似て非なる世界観)
-小説『[[ウルトラマンデュアル]]』(M78ワールドをベースとした世界観)
-小説『[[ウルトラマンF]]』(ウルトラマン最終回からの分岐)
-漫画『[[ULTRAMAN>ULTRAMAN(漫画)]]』(ウルトラマン最終回からの分岐なのは確定。セブン以降のウルトラ兄弟はいないと思われる一方で『A』初出のヤプール人などが存在するため、詳しい作品のつながりは不明)
-『[[ウルトラマン THE FIRST]]』他、コミカライズ作品全般
-『ウルトラQ倶楽部』(Q最終回からの分岐)
-『ウルトラQ dark fantasy』(Q最終回からの分岐)
-『ネオ・ウルトラQ』(Q最終回からの分岐)
-ゲーム『怪獣バスターズ』シリーズ
-ゲーム『[[ウルトラマン Fighting Evolution 0]]』(昭和シリーズからの派生・分岐)
-絵本『おとうさんはウルトラマン』シリーズ
-『ウルトラマンM78劇場』
などで描かれた世界が該当する。
漫画『[[ウルトラマンSTORY 0]]』も、世界観的には本世界のレベル3バースにあたる。
(というか、本当に『ウルトラマン』第1話の前とすると明らかに設定がおかしくなるため、別世界としか解釈できない)
また、
-『[[ウルトラマンG>ウルトラマングレート]]』
-『[[ウルトラマンパワード]]』
-『ウルトラマンUSA』
-『[[ウルトラマンネオス]]』
-『[[ウルトラマンマックス]]』
上記5作品に関しては、現在まで従来のM78ワールドとの繋がりが明確に説明されていない(一応、[[海外ウルトラシリーズ]]は続編という扱い)。
なので、上記の作品は「レベル3バースにある光の国(つまり我々の知る光の国とは異なる)」から来たウルトラ戦士のお話、という可能性もある。
特に『マックス』は作品の性質上、舞台となる世界観が各話ごとに異なる……つまり、1話1話がレベル3バースになっていると言えなくもない。
これらの作品のウルトラ戦士は、従来のM78ワールドを舞台とする『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』に登場してはいる。
だが、映画における5作品のウルトラ戦士が本当に本編作品と同一人物なのかどうかは解釈が難しい。
一応、『[[ウルトラマン列伝]]』の内容に近い史実が存在するのであれば、ネオスとマックスは限りなく近いストーリーを歩んだと考えられる。
特にXにゲスト出演したマックスはまず間違いなく本編最終回を経験したマックスと推測できる。
また、従来のM78ワールドと『ネオス』『マックス』の2作品は、ウルトラ銀河伝説以外で完全な繋がりを持ったことがある。
『マックス』第24話「狙われない街」は、『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」と同じ世界観の話になっている。
『ウルトラマンネオス』のパイロット版は『Q』~『80』『G』『パワード』の後の世界観という設定である。
(パイロット版『ネオス』は本編とキャラ設定なども異なるので、ОV版とはまた違うレベル3バースと解釈することができるかもしれない)
『アンドロメロス』はM78スペースとの繋がりが示唆されており、レベル3マルチバースにあたる可能性が高い。
『快獣ブースカ』(昭和版ブースカ)、『ファイヤーマン』、『ミラーマン』『[[ジャンボーグA]]』、『[[電光超人グリッドマン]]』といった、他円谷作品との繋がりは不明。
(『ジャンボーグA』は『ミラーマン』の正式な続編)
『電光超人グリッドマン』の流れを組むアニメ『[[SSSS.GRIDMAN]]』はウルトラシリーズが放送されている&font(#ffffff){&u(){コンピュータ・}}ワールドとなっている。
『コンパチヒーローシリーズ』の一作である『[[スーパーヒーロー作戦]]』の世界は、
[[ユーゼス・ゴッツォ]]がM78ワールドを含む複数の世界を繋げて作り出した虚構の世界。
この世界が崩壊して戦士たちが本来の世界に帰還した後もなお、『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』の平行世界において、
断片的な記憶を有するユーゼスはウルトラマンという存在に執着していく。&sizex(2){その結果が[[アレ>第2次スーパーロボット大戦OG]]}
また同じく『コンパチヒーローシリーズ』の一作である『[[ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス]]』も、
何者かがM78ワールドを含む複数の世界を繋げて作り出した虚構の世界であり、
主人公の一人[[ギリアム・イェーガー]]はある事情によりこの世界から『スーパーロボット大戦シリーズ』の平行世界に転移してもなお、
共に戦ったウルトラセブンらとの友情を胸に贖罪の旅を続けることとなる。
***[[アナザースペース>アナザースペース(ウルトラシリーズ)]]
[[ウルティメイトフォースゼロ]]が活躍する宇宙。
エメラル鉱石と呼ばれる主要資源によって各文明が支えられている。
技術力は辺境の開拓惑星でも相当な規模の宇宙艦隊を持つほど高い。
なお、『[[ウルトラマンギンガ]]』に登場した方の[[ジャンキラー/ジャンナイン]]は、この宇宙とはまた別の次元にいる別の存在の模様。
***[[ネオフロンティアスペース>ネオフロンティアスペース(ウルトラシリーズ)]]
『[[ウルトラマンティガ]]』『[[ウルトラマンダイナ]]』、『ブースカ!ブースカ!!』(平成ブースカ)の舞台となった宇宙。
人類が宇宙への進出を進める世界。超古代の地球は「[[闇>邪神 ガタノゾーア]]」からの侵攻を受けていた。
&font(l){行方不明者の数の多さに定評がある。}
この宇宙から派生したレベル3バースに、
-小説『深淵を歩くもの』(邪神が小笠原湾に眠っていた)
-小説『ウルトラマンティガ 輝けるものたちへ』(ティガ本編のノベライズで、↑と設定を一部共有)
-『小説・ウルトラマンダイナ 平和の星ジ・アナザー』(ダイナ第33話からの分岐)
-『大怪獣バトルNEO』のティガのいる世界([[ティガ最終回>最終章三部作(ウルトラマンティガ)]]からの分岐)
などで描かれた世界が存在する。
***[[コスモスペース>コスモスペース(ウルトラシリーズ)]]
『[[ウルトラマンコスモス]]』の舞台となった宇宙。
この地球では「怪獣」という存在が動物の延長線上にある(もちろん実害を出すトラブルを起こせば対処自体はされる。この辺も野生動物と同じである)。
そのため(基本的には)保護すべき対象である生物、として解釈されており、作中では人類と怪獣が共存しているのも確認された。
この宇宙にも[[バルタン星人]]がいる。
***サイドスペース
『[[ウルトラマンジード]]』の舞台となった宇宙。
監督曰く「光の国の世界観を踏襲した」とのことだが、光の国の指令を受けゼロが別宇宙から来訪するなどM78ワールドとは異なる宇宙と見られていたものの詳細は不明だった。
後に書籍『ウルトラマン全戦士超ファイル(増補改訂版)』にて、明確にM78ワールドと別舞台であることが明言されたと同時に宇宙の名称も設定された。
この宇宙はベリアルによって一度消滅寸前まで陥り、ウルトラマンキングと融合したことで再生している。
そのような経緯もあってか、光の国をはじめとする他の宇宙の勢力から注目されており、地球(サイドアース)にはかなりの数の宇宙人が潜伏・不法滞在している。
リトルスターと呼ばれる光が生物に宿る現象が起きている。
***フューチャーアース
映画『[[ウルトラマンサーガ]]』の舞台となった、ウルトラマンが存在しない次元の地球。
この宇宙そのものの名称ではない。
[[バット星人]]に制圧され、実験場に利用されていた。
***プラズマギャラクシー
『[[大怪獣ラッシュ>大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア(CGアニメ)]]』の舞台となる、ウルトラマンの存在しない宇宙。
プラズマソウルと呼ばれる特殊な鉱石を宿した[[超巨大怪獣>プラズマ怪獣(大怪獣ラッシュ)]]が生息し、これを多数の星人ハンターが狩猟している。
早速闇のエージェントやら[[ダークネスファイブ>ダークネスファイブ(ウルトラゼロファイト)]]やらベリアル様やらが乱入している。
***マシンボーグワールド
『ウルトラボーグ』の舞台となる、人とメカマシンが共生している宇宙。
メカマシンを進化させる神秘のエネルギー源「ボーグエレメント」を独占しようとするダークマシンボーグ軍団と、
平和のために立ち上がったウルトラボーグが争っている。
***[[怪獣墓場>怪獣墓場(ウルトラシリーズ)]]
多次元宇宙の吹き溜まり。
様々な宇宙から、怪獣や宇宙人の魂などが流れ着く異空間。
突発的に発生するウルトラゾーンによって空間が繋がることがある他、
グレイブゲートと呼ばれる扉によって渡ることができる。
M78の宇宙やアナザースペースにはゲートが存在しており、『ウルトラゼロファイト』での死闘の舞台ともなった。
ベリアルやダークネスファイブが移動に利用したことから、プラズマギャラクシーにもゲートが存在しているようだ。
マルチバースの中では珍しい「他のほぼすべての宇宙と(緩やかかつほぼ一方通行ではあるが)つながっているのがデフォ」の宇宙。
***モンストリア
『[[ウルトラ怪獣擬人化計画]]』の『[[ウルトラ怪女子>ウルトラ怪女子(ドラマCD)]]』の舞台となる宇宙。
怪獣墓場と同様に他の宇宙で倒された怪獣や宇宙人の魂が流れ着く(つまりここもほぼすべての他の宇宙と緩やかにつながっている)。ここに辿り着いた怪獣は少女の姿で実体を得る。
ウルトラマンの魂が辿り着いた場合は元の姿のままで変化はしない。
[[人々の想像が実体を得る>非公認戦隊アキバレンジャー]]作用もあり、他の宇宙の人間の空想の影響で異変が起こることもあるようだ。
要は『擬人化計画の企画を行うのにすごく都合がいい宇宙』である。&font(l){企画ありきの宇宙じゃねえのかとか言ってはいけない}
POP版のギャグ漫画『[[feat.POP Comic code>ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code]]』も同じく倒された怪獣たちが少女化する設定になっている。
舞台となる怪獣墓場学園がモンストリア内にあるのかは不明。
**【その他の次元】
マルチバースの設定が導入されてから、まだ詳細が描写されてない次元も存在する。
***『[[ザ☆ウルトラマン]]』の宇宙
ウルトラの星・U40が存在している。
映画や『超闘士激伝』、その他いくつかの媒体においてM78ワールドとの繋がりが描写されている。
『[[ウルトラマン列伝]]』では半分ギャグとはいえ&b(){「ウルトラマンと怪獣がいるアニメの世界」}と言われた。
***『[[ウルトラマンガイア]]』の宇宙
ガイアとアグル、地球生まれのウルトラマン2人がいる宇宙。
根源的破滅招来体と呼ばれる謎の存在が地球人を敵視している。
この宇宙から分岐するレベル3マルチバースに『[[超時空の大決戦>ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦]]』の世界が該当。
***『[[ULTRA N PROJECT]]』の宇宙
この宇宙の未来の姿がアナザースペースのようにも受け取れるが、実際は完全な別次元。
スペースビーストと呼ばれる知的生命体の恐怖心を餌とする怪獣が跋扈している。
[[ウルトラマンノア]]と[[ダークザギ]]は超新星爆発に巻き込まれてM78ワールドに飛ばされた。
その後、ウルトラ兄弟と協力したノアによってダークザギはN宇宙へと送り返され、ノアも帰還。
この事件の後に、映画『ULTRAMAN』を経て『[[ウルトラマンネクサス]]』の物語が始まる。
この宇宙から分岐するレベル3マルチバースに『ウルトラマンネクサス(ゲーム版)』の世界が該当。
***『[[ウルトラマンギンガ]]』の宇宙
過去に[[ダークルギエル]]により、ダークスパークウォーズと呼ばれる戦いが起こり数多のウルトラヒーローや怪獣が[[スパークドールズ]]と呼ばれる人形へと姿を変えられ封印された世界観。
上記のM78ワールドやアナザースペースとは別の宇宙の様子(本作の地球は少なくとも別物)。
ただしタロウはM78の者と同一として描写されている。
所謂商業的な観点の都合もあってか、ダークスパークウォーズの時系列や詳細、スパークドールズに邪神も混ざっていたりするなど色んな意味で謎が残っている。
この宇宙から分岐するレベル3マルチバースに『[[マウンテンピーナッツ]]』の世界が該当する((同作は地球における怪獣の認知などの描写の相違点を見る限り、TVシリーズと地続きである可能性はほぼ皆無と言っていい。))。
なお、作品名に則ってギンガの宇宙としているが、この宇宙に所属しているウルトラマンは厳密には[[ウルトラマンビクトリー]]のみである(ギンガは出自不明の謎のウルトラマン)。
***『[[ウルトラマンX]]』の宇宙
上記のギンガの宇宙同様にスパークドールズが存在しているが、限りなく近い別物であり、世界観は異なる別宇宙である((実際、ギンガとビクトリーが自分たちの世界から『X』の世界にやって来るエピソードがあり、「同じ『地球』と呼ばれる星があるものの別次元である」と作中で発言された))。
作中でも『ネオス』や『ネクサス』などと同様、ウルトラマンは[[エックス>ウルトラマンエックス(登場キャラクター)]]以外全く認知されていないようなセリフがある。
ただ地球人以外ではそうでもないらしく、ファントン星人グルマン博士はゼロやマックスのことを噂程度ではあるが認知しており、
また劇場版では幼少期に初代ウルトラマンの戦いを見たことがあると語った(やっぱり、&bold(){ウルトライザーの元ネタこっちなんじゃ}……)。
他、列伝時空だが昭和ウルトラマンと共演した平成ウルトラマンの活躍についても認知しているが、
ネクサス、ビクトリー、ギンガは共演前はその存在を知らず、共演後は詳しくナビゲートしている(おそらくサイバーカードの読み取り)。
設定を見る限りではグルマン博士がM78ワールド出身の可能性もあるかもしれない……。
さらに、この世界にもどうやら[[ティガの石像>ウルトラマンティガ]]とスパークレンスがあるらしく……?
***『[[ウルトラマンオーブ]]』の宇宙
こちらは近年登場した宇宙とは違い、スパークドールズはゲスト出演したエックスの物を除き存在しない。
その代わりに各種怪獣やウルトラマンの力を封じられたカードが存在し、その力を引き出すことで怪獣や光の力や闇の力をお借りする事ができる。
カードや登場する宇宙人から察するにM78バースの分岐である可能性がある。光の国は最近ホイホイ宇宙を渡れるので何とも言えないが。
また、戀鬼が存在しガタノゾーアの亜種と言える魔王獣マガタノゾーアやウルトラマンティガのカード、
ハイパーゼットンの亜種デスサイスも存在しているためネオフロンティアスペースやコスモスペース、フューチャーアースの要素も持っていると推測される。
この宇宙の地球は宇宙人が狙いに来る星ではあり、ビートル隊という防衛組織も発達しているが、
どこか侵略が牧歌的であったり地球に価値を見出さない宇宙人までいるという描き方がされている。
モンスター銀河から[[マガオロチ>魔王獣(ウルトラ怪獣)]]とその完全体である[[マガタノオロチ>マガタノオロチ(ウルトラ怪獣)]]が侵攻してきている現状唯一の宇宙でもある。
***惑星O-50が存在する宇宙
『[[ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA]]』が初出でR/Bやタイガなどでも触れられている。
先代ロッソ・ブル、美剣サキの故郷。ガイと[[ジャグラー>ジャグラス ジャグラー(ウルトラマンオーブ)]]にとっても故郷であると推察できる。&font(l){え? ジャグラーの出身は惑星ジャグジャグだって?}
星間政府機関の星間連盟が唯一無二の正義としてインフラの整備や警察機構を行い治安を維持しているが強権により腐敗気味。戦乱が絶えず宇宙ギャングが跋扈しており善人は長生き出来ないとされている。
宇宙の白血球とされるルーゴサイトも存在している。
***王立惑星カノンが存在する宇宙
『THE ORIGIN SAGA』登場。
(ガーゴルゴンやバードンが存在するのでXの宇宙との関係性があるのかも?)
命の樹と呼ばれる生物に知恵を与えたとされる大樹と、命の樹から産まれた戦神とクイーンベゼルブが存在する。
クイーンベゼルブは、レイフ星人サイキや麾下のベゼルブの大群と共に宇宙の統一を狙い暗躍しており、戦神は惑星カノンの王家に血が受け継がれている。
***『[[ウルトラマンR/B]]』の宇宙
この世界の地球では、グルジオボーンが出現するまでは怪獣やウルトラマンの存在は認知されていなかった。
宇宙人は存在しているが侵略ブームは去っており、地球へは観光目的の来訪がほとんど。
古代に妖奇星((二体のウルトラマンと一体の怪獣))が地球に衝突しており、ウルトラマンが破片がルーブクリスタルとなり散逸している。
***『[[ウルトラマンナイス]]』の宇宙
TOY1番星が存在している。
『ウルトラマンティガ』が放映されている描写がある他、『ガイア』までのウルトラシリーズのグッズが販売されている。
『全戦士超ファイル』などの一部資料では、M78ワールドであるとされている(尤も、作中描写的にはゼアスなどと同様のレベル3マルチバースだと思われる)。
***『[[新世紀ウルトラマン伝説]]』の宇宙
『ウルトラマン』~『ウルトラマンコスモス』までの作品が、劇中劇扱いされている。
ここで登場するウルトラシリーズ好きの親子は、不思議な紙飛行機によってウルトラシリーズの映像が映されたTVの中に入り込み、
コスモスまでの歴代シリーズの世界を巡りながら、ウルトラ戦士の戦いを観戦したり手助けすることになる。
この作品の公開時点でマルチバース設定は導入されていないので、
TVの中の世界から歴代作品の世界を訪ねた親子が現在で言うマルチバース移動者にあたるかは不明。
この世界に出現した天空魔は、上記までの歴代シリーズで倒された怪獣の怨念が異次元空間に集結、そこに邪悪な魂が宿って生まれた存在。
***『ウルトラニャン』の宇宙
猫座(現実でも考案された星座だが、現在は星座扱いされていない)の尻尾にあたる部分にフェリス星という星が存在し、
その星出身の宇宙猫ウルトラニャンが活躍する宇宙。
おそらくウルトラマンは存在しない。
***『ウピンとイピン』の宇宙
マレーシアで製作されたアニメ作品。
[[ウルトラマンリブット]]と呼ばれるウルトラ戦士が存在し、現地の伝統武術とウルトラ戦士の技を組み合わせて戦っているようだ。
***『ウルトラゾーン』の宇宙
怪獣相手のマッサージ屋が存在する世界などなど、バラエティパートやドラマパートにて様々な世界観が描かれている。
***『怪獣散歩』の宇宙
怪獣達が人間サイズとなり地球の観光地を散歩している。
***『怪獣酒場』の宇宙
バルタン星人が地球で怪獣や人間を客に居酒屋を経営している宇宙と、
カネゴンが飛ばされたパラレルワールドの「オオサカ」の宇宙が存在。
漫画『酩酊!怪獣酒場』では、それらと異なる設定で昭和怪獣が社会活動を行い、人間と共存している世界観、
ダークルギエルの一族が王として治めていた平成怪獣の住む世界が描かれている。
ウルトラという単語に動揺しているなど、これら宇宙にもウルトラマンは存在しているような描写がされている。
最終話で怪獣墓場であることが明かされた。
***『[[ギャラクシー☆デイズ>ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ]]』の宇宙
少女の姿の怪獣達が円谷学園に通ったりと日常を過ごしている。
ジュランなど普通に怪獣のままの姿の怪獣も存在する。
グレイブゲートも存在しており、そこから謎の勢力に侵攻されている。
また仮死状態に陥り、怪獣墓場に迷い込んだケンドロスもゲートを通り生還している。
***『[[怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~]]』の宇宙
第一次怪獣頻出期と呼ばれる時代をウルトラマン達の協力を得て乗り越え、
怪獣の魂を宿した少女が、怪獣娘に変身する力を持つようになった世界観。
M78ワールドの怪獣や魔王獣の怪獣娘がいる他、過去にティガがいたという描写もある。
某JJのそっくりさんもいる。
***『[[ウルトラジャーニー ツインテール少女とツインテールな僕]]』の宇宙たち
物語の性質上、様々な世界が描写されており、
幾つかの世界には擬人化されていない怪獣も存在し、光の巨人の存在も確認されている。
一例
・現代社会と同等の文明が存在する地球
・心を持つロボットやアンドロイドが平和に暮らしていた「ペダンシティー」が存在する世界
・ミクラスのような角が生えた人間とミクラス顔の牛が生息する世界
・神樹マルス
枝葉が広大な森のように見える超巨大樹。
様々な宇宙の記憶が流れ着く果て。『ジャーニー』の登場人物達の世界の記憶の他、M78ワールドの記憶も宿っている。
住む世界を失った者達が流れ着く世界でもあり、人間や怪獣、その他の動物など、様々な生き物が共存している。
それらの性質のため「知恵と命の樹」とも呼ばれている。
・エメラルド城
数多の世界への入り口が破り取られた絵画のように飾られている城。
本来は世界は、唯一無二のただ一つのものだったが((作中で描かれているものだけか、マルチバース全域かは不明))、
何らかの異変によりバラバラとなり、それぞれ可能性を育て独立していったとされている。
登場する怪獣や、怪獣の特徴を宿す生物がブースカとチャメゴンを除きM78ワールドのものだけであり、
かつての「光の巨人」と呼ばれる存在のシルエットがゼロを含め、M78ワールド出身の者だけであることから、
M78ワールドが砕け散った世界群と思われる。
……などが存在している。
**【全戦士超ファイルにおける分類】
2012年に小学館から発売された、『[[超全集>超全集(てれびくんデラックス愛蔵版)]]』シリーズと同じく愛蔵版である書籍『ウルトラマン全戦士超ファイル』には、
&font(#ff0000){「ウルトラワールド相関図」}が一覧表として掲載されている。
これにより、「これまでに登場した作品世界の繋がり」や「ウルトラ戦士が世界を移動した際のルート」が初めて明らかとなった。
相関図においては、大まかに以下の11のワールドに分けられている。
-〈光の国〉があるワールド
-セブンXのワールド
-〈ウルトラの星・U40〉があるワールド
-〈アナザースペース〉のワールド
-〈ネオフロンティアスペース〉のワールド
-〈フューチャーアース〉のワールド
-〈コスモスペース〉のワールド
-超ウルトラ8兄弟のワールド
-ウルトラマンガイアのワールド
-ウルトラマンガイアがTVで放送されているワールド
-〈N(エヌ)〉のワールド
それぞれのワールドには「このワールドで活躍した戦士」と「このワールドにある主要惑星」も記載されている。
「〈光の国〉があるワールド」は最も多く、USAトリオ・グレート・パワード・ネオス・[[セブン21>ウルトラセブン21]]・マックス・[[ゼノン>ウルトラマンゼノン]]・ゼアス・ナイス、そして彼らの故郷の惑星もこの世界に分類されている。
また、光の国出身であるボーイもちゃんといる。
この中で、『ウルトラ銀河伝説』に登場していないゼアスとナイスは共に四角で囲まれている。
ちなみに「〈アナザースペース〉のワールド」の戦士は、ゼロとノア以外にウルティメイトフォースゼロのメンバーも載っている。
この他、ワールド間にはウルトラ戦士の移動ルートが矢印で示され、セブン・ダイナ・ガイア・コスモス・ノア・メビウス・ゼロが他の世界を訪れている。
今後の展開で相関図を更新する場合、先述にある新たな次元が順次追加されていくと思われる。
そして実際に2017年の増補改訂版において新たに5つのワールドが追加された。
-スパークドールズが降り注いだワールド
-ウルトラフレアが起きたワールド
-魔王獣が封印されているワールド
-惑星カノンがあるワールド
-〈サイドスペース〉のワールド
余談だが、本書では相関図のページには載っていない作品やキャラクターも数多く紹介されており、
メジャーなものからマニアックなものまで幅広くカバーしている。
-ジョーニアスの仲間であるU40のウルトラ人
-アンドロ警備隊やレイモンといった、ウルトラマンと関わりのある戦士
-ゼアスと同じくZ95星雲・ピカリの国の出身であるウルトラ出光人の3人
-『キッズ』『超闘士激伝』など、実写作品以外のキャラクター
-人形劇『ウルトラP』に登場するウルトラマンロボッチ
等など。
この点から見ても、マルチバースというものは多種多様であらゆる要素から構成されているということが分かる。
**【レベル2バースを移動できるキャラ】
***[[ウルトラマンノア]]
チートラマンの一角。
ノア3大究極技の1つ「ディメンション・ノア」により、あらゆる次元に出現することができる。
様々な宇宙で伝説を残し、アナザースペースでは守護神として祀られていた。
アナザースペースの人々の決してあきらめない心に呼応し、ウルトラマンゼロの精神世界に出現して彼に新たな力を授けた。
***[[ウルティメイトゼロ]]
ノアから力を授かった[[ウルトラマンゼロ]]の強化形態。
次元移動が行える。仲間を連れての移動も可能なほか、現在では複数回の移動の後に戦闘をこなして必殺技を起こした上でなおもエネルギー切れを起こさないほどのエネルギー総量を誇る。
かなりの世界を回ったためマルチバース単位で有名になりつつある。
過去には膨大なエネルギーを消費するタイプかと思われていたが、&bold(){ウルトラマンサーガで時空に穴を開けて移動している事が判明した}。
エネルギー消費も本人の成長もあってかサーガ以降は連続使用を可能にしている。
***[[ベリアル銀河帝国軍]]
[[ウルトラマンベリアル]]が率いる軍勢。
エメラル鉱石の高エネルギーを用いることで超空間を経由して別宇宙へ戦力を送り込んでいた。
***[[四次元怪獣 ブルトン>ブルトン(ウルトラ怪獣)]]
四次元現象を引き起こす能力を持った怪獣。
大怪獣バトルではギャラクシークライシスに利用され、様々な宇宙から怪獣を召喚した。
『[[ウルトラマンF]]』では、ブルトンの開く次元の通路は超次元微小経路と名付けられている。
***[[人工天球/ビートスター]]
高度な科学力で、天球ごと別宇宙へ転移する機能を備える。
***[[異次元人 ヤプール]]
異次元からの侵略者。地球やアナザースペースを侵略しようとした。
***[[四次元宇宙人 イカルス星人>イカルス星人]]
四次元空間を介して別の宇宙に渡ることが可能。
***[[触覚宇宙人 バット星人>バット星人]](ウルトラマンサーガ版)
次元を渡る宇宙船で、様々な宇宙を滅ぼした侵略者。
様々な宇宙から怪獣を集め、フューチャーアースを根城にし、[[ある目的>宇宙恐竜 ハイパーゼットン]]のために暗躍する。
***[[春野ムサシ>春野ムサシ(ウルトラマンコスモス)]]/[[ウルトラマンコスモス]]
『サーガ』にてフューチャーアースに単独で来訪。
ただし来訪する過程が描写されていないため、どのようにして来たかは不明。
『新ウルトラマン列伝』で放送された『ウルトラマンサーガ』DC版では、コスモスがダイナとほぼ同じ能力で世界を越えた描写が追加された。行きもコスモスの力で行ったのだろう。
『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』の世界にもアスカに呼ばれて登場。
単純な時間軸を考えると色々おかしいが、文字通り時空を超えているものと思われる。
***[[アスカ・シン]]/[[ウルトラマンダイナ]]
本編のラストで宇宙の果てに消えたが、その後移動方法を身に付けたらしく気ままに十数年もの長い旅を続けている。
『サーガ』の最後で一回ネオフロンティアスペースへ戻るも、目的はタイガの無事を伝えることであり、
スーパーGUTSの仲間達がいつか自分に追い付くと信じてまた旅に出かけていった。
***[[ウルトラマンマックス]]
本編中では別宇宙に行った描写はない。
ただし、総集編である『スペシャルフィナーレ ウルトラの未来へ』において、
自身の故郷であるM78星雲に戻った直後に新しい宇宙へ移動するといった発言をしている。
このことから、マックスも別の宇宙へ移動する力を持っているようだ。
そして実際に、『ウルトラマンX』にて[[スラン星人クワイラ>スラン星人]]を追ってXの世界を訪れた。
***[[ウルトラマンギンガ>ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)]]
いくつもの時空を越えて旅をする、超未来のウルトラマン。
長い旅の中で他のウルトラマンの活躍を垣間見てきたらしい。
ただウルティメイトゼロなどと違い、他者も一緒にマルチバースを越えることができるかは不明(Xではエックスに送ってもらっていた)。
***[[超時空魔神 エタルガー>エタルガー]]
時空を越え、あらゆる平行宇宙を移動する能力を持つ魔神。
様々な宇宙でウルトラマンたちを封印してきた。
***[[暗殺宇宙人 ナックル星人バンデロ>ナックル星人]]
銀河中で戦争を起こし怪獣兵器を売り捌く死の商人。
闇ルートで手に入れた光線銃で空間に穴を開け次元を移動する。作中では『X』の世界にやって来た。
***[[ウルトラマンエックス>ウルトラマンエックス(登場キャラクター)]]
Xioのラボチームがウルティメイトイージスを解析・再現したウルトラマンゼロアーマーによって次元移動能力を得た。
戦闘力はともかく時空移動の性能そのものはウルティメイトイージスと同等で、他人を連れた次元移動も可能。
***[[分身宇宙人 ガッツ星人ミニット>ガッツ星人]]
平行世界を繋ぐ力を持つガッツ星人。
***幻影宇宙大王 モルド・スペクター
宇宙の歪みから誕生した大王。
ギンガの世界を侵攻していたが、妹に呼び出されワームホールを作り出しXの世界に向かった。
***[[ウルトラ兄弟>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]
ウルトラマンサーガのDCでは何の説明もなしにフューチャーアースを訪れた((サーガ降臨の奇跡ともとれる描写だったが、以前のゾフィーのセリフを考えると自力移動の可能性が高めか。))。
一応サーガでの発言から別宇宙を監視する技術が確立されたようで、オーブの世界に魔王獣を封印しに行った戦士もいる。
『ウルトラマンジード』の第1話では、モブ含め多くのウルトラ戦士がサイドスペースに訪れている。
***宇宙魔女賊 ムルナウ
様々な宇宙に怪獣を送り、惑星を宝石化させる事件を引き起こしていた。
***超空大凶獣 デザストロ
映画『きたぞ!われらのウルトラマン』の終盤にXの宇宙の地球に迫る脅威として名前だけが登場した謎の怪獣。
次元を歪ませる異次元嵐を引き起こす力を持つ。
***ウルトラマンヒカリ
ゼロにライザーを届けにサイドスペースに出向いている。
***ウルトラの父
ベリアルがキングの光を吸収していることを感知し、M78ワールドからサイドスペースに来訪。
帰還の際にはテレポーテーションを使用している。
***ラストジャッジメンター ギルバリス
***シビルジャッジメンター ギャラクトロン
M78ワールド・惑星クシアで製造された人工知能と、その尖兵。
知的生命体抹殺を決め、次元を超えて星々を襲撃している。
***アイゼンテック
様々な宇宙でウルトラマンとして活躍するために元社長の愛染マコトが次元転送装置・大型ハドロン型加速機を開発している。
***ウルトラマントレギア
M78ワールド・光の国出身のウルトラマン。
邪神召喚の魔法陣を応用した転移能力トレラ・スラーによって数多の星々を巡り、住人に選択を突き付けては破滅する様を嘲笑っている。
***河津
次元を股にかけ絶滅危惧怪獣の保護活動を行うリヴァーズ星人の生物学者。
***宇宙ヒットマン ガピヤ星人アベル
次元を股にかける暗殺者。
***ビランキ
異次元とリンクする脳波を持つ少女。
ジャグラーを追い宇宙を超えている。
***星間連盟
オーブ=ガイがオーブカリバーのエレメントを集めた宇宙の秩序を守る組織。
輸送船を使い、ジャグラーとビランキを別次元に追放しようとした。
***宇宙魔人 チャリジャ
『[[ウルトラマンティガ]]』のエピソード「[[ウルトラの星>ウルトラの星(ウルトラマンティガ)]]」に登場した怪獣バイヤー。
小説作品『[[超時空のアドベンチャー>小説 ティガ・ダイナ&ウルトラマンガイア~超時空のアドベンチャー~]]』にて、様々なマルチバースを渡り歩いて「赤い玉」を追いつつ怪獣を蒐集する姿が描かれた。
**【多分レベル2バースを移動できるキャラ(設定次第ではレベル3バース移動)】
***[[ウルトラマンオーブ>ウルトラマンオーブ(登場キャラクター)]]
オーブカリバーの力で本拠?と言えるO-50のある宇宙からカノンのある宇宙、20世紀初頭くらいの時期にある地球のある宇宙と多数の宇宙を巡る風来坊である。
ちなみにORIGIN SAGAの頃はジャグラーも一緒に宇宙を渡っていたが、袂を分かった時期によってはジャグラーも独力で宇宙を渡る力がある可能性がある。
***黒い魔女 サバト、白い魔女 パルゴ
漫画『ウルトラジャーニー』に登場する魔女。
[[強大な力を持つ一つの存在>怪獣人プレッシャー(プレッシャー星人)]]が、世界がバラバラになった影響で二人に分かれたものであり、
サバトは、かつての姿を取り戻すために、数多の世界の可能性を奪い、一つに戻し新たな世界を創造することを目的としており、
パルゴは分かれた世界を旅するうちに「可能性」を宿す人々への愛を育て、サバトの目論見を阻止しようとしている。
バキシムのように空を割って世界を渡る他、パルゴの城には数多の世界へと繋がる絵画が飾られている。
***双舞ひなた、海老原太陽
漫画『ウルトラジャーニー』に登場。
サバトの攻撃により命を落とした少女と、幼馴染の少年。
パルゴに与えられた赤い靴によって命を取り戻し、望む場所へ渡る虹を掛ける力を得た。
こちらも空を割って移動する。
**【レベル3バースを移動できるキャラ】
***[[高山我夢>高山 我夢]]/[[ウルトラマンガイア]]
映画『[[超時空の大決戦>ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦]]』で、時空を移動できるメカ「アドベンチャー」を&font(#ff0000){自力で開発}した。
根源的破滅招来体によって歴史が改変されガイアとアグルが消滅する危機には『ウルトラマンガイア』が番組として放送されていた、現実の我々の世界に映像記録を送り協力を求めている。
なおORIGIN SAGAに登場する我夢は本編とは別人である。
***[[グラキエス(ULTRASEVEN X)]]
『ULTRASEVEN X』の舞台となった世界の異星人。エネルギー開発計画「AQUA PROJECT」の実験中に偶然異世界=「M78ワールドまたはそのレベル3バース」に繋がるゲートが開いたことに目を付け、%%無謀にも%%侵攻を目論んでいた。
なお、「AQUA PROJECT」自体はどこかの段階でグラキエスに掌握されたものの『SEVEN X』世界の地球人が進めていた計画なので、正確にはレベル3バースの移動を達成したのはこの世界の科学者たちである。
**【移動とかそういうレベルじゃない人】
***[[ウルトラマンキング]]
何でもできるチートラマン。
短編映画では&bold(){誕生日が来たからと言う理由だけで次元をつなげた}。
『ウルトラファイトビクトリー』でウルトラ兄弟をギンガの宇宙に派遣している(この人の能力によるものなのか、兄弟が自力で移動したのかは不明)。
『ウルトラマンジード』でも肉体復活後にウルトラの父とともにテレポーテーションで帰還している。
**【漂流者】
***[[タイガ・ノゾム]]
ネオフロンティア二人目の漂流者。
バット星人の[[スフィア>スフィア(ウルトラシリーズ)]]狩りに巻き込まれ、フューチャーアースへと運ばれた。
全てが終わった後もフューチャーアースに永住する決意を固めた。&font(l){戸籍とか生活基盤とか色々大変そうである。}
***[[炎魔戦士 キリエロイド>キリエロイド]]
ギャラクシークライシスに巻き込まれ、ネオフロンティアスペースからM78ワールドに召喚された。
全宇宙を救済すると大言を吐きながらも、自分の世界に帰るために彷徨い続けている。
やっとの思いで帰り着いたと思った世界が、ガタノゾーアが滅んだ後もティガが活動を続ける(!)レベル3バースだと知り何処かに立ち去った。
***[[人工生命 M1号>人工生命M1号]]
M78ワールドからXの世界に流されてきた(本編中では明言はされていないがほぼ確実と思われる)。
『[[ウルトラゾーン]]』の個体との関係は不明。
***美剣サキ
***コスモイーター ルーゴサイト
惑星O-50に怪獣グルジオに変身する能力を授かった少女と、暴走した宇宙の白血球。
戦闘の余波で開いたワームホールによってO-50の宇宙からR/Bの宇宙に飛ばされている。
***彷徨う者
『ウルトラジャーニー』での寄る辺となる世界を離れ帰ることのできない者達の総称。年少者の場合「彷徨い子」とも表記される。
もともと住んでいた世界を失った者が大半。上で述べたような自らの力で次元を移動できる者達も帰ることができないならば含まれる。
作中ではお嬢、ミク、ジェロニモン、ガラ子、テレス、ラコの他に多種多様なモブキャラが描かれている。
**【その他】
このマルチバース設定は「今までの完成されたショーケースを飛び出して、新しいショーケースを作ろう」という考えから導入されたもの。
服屋さん1軒1軒だったのをまとめて『ウルトラシリーズ』という商業施設にした、同じ施設なので頑張れば違う服屋さんのショーケースに同じ服を展示できるし、
必要ならウルトラ戦士が違うお店にヘルプに行くこともできる、といった感じか。
気軽に使える設定である「平行世界」を言葉だけで片付けず、ビジュアルで理解できる世界観として採用された。
日本の創作物では珍しい設定ではあるが、アメコミの世界ではマーベル、DC共に採用されている設定である。
初めてマルチバースが描写された『[[ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国]]』では、映像表現にもかなりの力が入れられている。
このシーンの美しさはCGであることを疑うレベルなので、ぜひ映像ソフトで実際に確認していただきたい。
また、この設定を導入した事によるアニヲタ的な利点は、&font(#ff0000){ウルトラ以外のどのジャンルと&u(){[[&color(red){クロスオーバー}>クロスオーバー(創作)]]}しても無理がなくなったこと}かもしれない。
無数に浮かぶ泡の一つに、あの漫画やアニメ、ドラマや映画の宇宙が広がっているかもしれないのだから……。
補足すると、円谷プロが公式に行った他作品とのクロスオーバー作品としては、先述のスパロボと深く関わりのあるコンパチヒーローシリーズや、
『[[ウルトラマンVS仮面ライダー]]』、『スーパーヒーロー大変乙』、『イマジンあにめ』、『うーさーのその日暮らし』、『はいたい七葉』などが存在している。
そしてウルトラマンとの共演を果たした数々のキャラクターもまた、様々なクロスオーバー作品に姿を見せている。
仮にこれらの作品がマルチバースに含まれるならば、主にバンプレスト(現在はバンダイナムコエンターテインメント)や東映によってすでに膨大な数の作品が組み込まれていると言える。
追記・修正はマルチバースを越えてからお願いします。
#include(テンプレ2)
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#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-01-14 18:12:31)
- ギャラクシークライシスてやっぱdcのクライシスの名前からきてるんかね -- 名無しさん (2017-01-14 20:22:20)
- 各宇宙毎に同じ名前と姿のウルトラマンが何体もいて組織背景とかどうなってるのかが疑問になる -- 名無しさん (2017-02-06 08:36:17)
- オーブオリジンサーガのダイナやコスモスの描写から単独で時空を越えるというより他の宇宙に移動できるワームホールを見つけ出す能力に長けてるのでは?って解釈してる意見もあるね -- 名無しさん (2017-02-22 19:52:40)
- ギンガ世界のレオとゼロの関係とか考えたら頭痛くなってきた。最近の描写とか見てたら、M78系ウルトラマンも他の宇宙に行く手段ができたって考えた方が良い気がしてきたわ。エックス世界のマン兄さんやティガがややこしくなってくるけどね! -- 名無しさん (2017-05-17 18:41:13)
- ↑別にパラレルワールドや別の世界の同一人物は否定してないから、そんなにややこしくはないと思うが。後者のティガなんてパンフレットでX世界のティガって明言してるし -- 名無しさん (2017-05-17 19:43:32)
- そういや異世界では時間の流れも大きく異なってるからガイさんがオリジンサーガから何百年も生きてても我夢とかムサシは数年しか経っていなかったりするんだよね…先輩よりもウルトラマン歴が長くなっちゃってるガイさん… -- 名無しさん (2017-05-29 19:19:44)
- ↑そしてアスカはダイナ最終回から百年単位で旅した感じだそうだけど故郷のネオフロンティアスペースでは15年しかたってない逆浦島太郎だったり -- 名無しさん (2017-05-29 19:26:19)
- ↑確かにその状況だと帰るに帰り辛いよね… -- 名無しさん (2017-05-29 20:28:02)
- ジードの設定を見るにゼロってもうジードの世界から戻れなくなるんじゃ… -- 名無しさん (2017-06-03 01:19:07)
- ニャルラトホテプが暗躍してるバースが二つもあるのよね -- 名無しさん (2017-06-03 02:22:54)
- ゼナの台詞的に、マルチバース間の交流も当たり前になってるような感じがする -- 名無しさん (2017-07-29 13:28:24)
- ↑×3 ゼロがウルティメイトブレスをそのうち直すと言ってるから、その心配はないと思う。 -- 名無しさん (2017-07-29 16:16:35)
- 今でこそM78≠サイドスペースって確定してるけど、逆になんで確定してなかったのかよくわからん。大怪獣バトルの時点でかなり未来のはずだけどジードの世界はとても未来の世界には見えなかったし -- 名無しさん (2018-01-29 05:45:47)
- ↑それだけ坂本監督の「光の国の世界観を踏襲した」の影響力が強かった、というか……。クライシス・インパクトの時点で未来的じゃない建物群の描写あったけどサラリーマン回でウルティメイトゼロが来るまでポストアポカリプス以外認めない派閥いたレベルだし。 -- 名無しさん (2018-01-29 06:15:35)
- 太平風土記というアイテムにまで平行宇宙の便利な設定がいかされるとは。 -- 名無しさん (2018-03-17 16:59:35)
- アニメグリッドマンはウルトラシリーズがテレビ放送されてる世界みたいね -- 名無しさん (2018-10-07 01:50:23)
- ↑作中に「完全にライトニングアタッカーじゃん」というコメントもあるので、最低でもオーブは放送されているみたいだね。今後『R/B』ネタはあるのか…… -- 名無しさん (2018-10-07 01:56:20)
- 小説版ガイアを読む限り、何らかの形でウルトラマンを観測していればその宇宙はウルトラシリーズのマルチバースに含まれるっぽい。つまりは、今自分たちが居るこの宇宙も? -- 名無しさん (2018-12-05 20:34:13)
- セブンもこれのおかげでウルトラ兄弟じゃないセブン(いわゆる平成セブン)とウルトラ兄弟のセブンの二人が存在してる事になったな -- 名無しさん (2018-12-05 20:40:46)
- グリッドマンの世界もこれに含まれるのだろうか。 -- 名無しさん (2018-12-19 19:51:16)
- ウル忍の世界とかもあるのかな -- 名無しさん (2019-04-02 23:37:06)
- どの宇宙にもほぼ必ずある地球って実はすごい星なんじゃね?w -- 名無しさん (2020-07-18 23:53:37)
- 赤いあいつは組み込まれてるっぽいね… -- 名無しさん (2020-09-19 14:27:00)
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