動物戦隊ジュウオウジャー

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&font(#6495ED){登録日}: 2016/03/07 (月) 21:46:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 38 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){多くの命が生きる星、地球。} &b(){一人の人間と四人のジューマンが出会い、一つの群れが生まれた。} &b(){地球を守るために!!} &sizex(6){&font(#ff0000,b){動物戦隊ジュウオウジャー!!}} &font(#ff0000,b){この星をなめるなよ!!}} 『動物戦隊ジュウオウジャー』は、[[ニチアサキッズタイム]]内の[[スーパーヒーロータイム]]で放映中の特撮ドラマにして、[[スーパー戦隊シリーズ]]第40作記念戦隊。 誤解されやすいが、今作は"&bold(){第40作}記念作品"であり、放送中にスーパー戦隊シリーズ40周年を迎えた"&bold(){40周年}記念作品"は前作の『[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]』である。 これはシリーズ初代の『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』のみ、放送期間が2年間だったため。 #contents() *&size(19){◆概要◇} 名前通り動物をメインモチーフとした戦隊であり、『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』から数えて15年ぶりの純動物モチーフとなる。&footnote(動物+拳法のゲキレンジャーや、動物+機械のゴーオンジャー、ゴーバスターズなどの混成モチーフは存在した) 戦隊名が発表された際、ネット上では「[[動物戦隊ゴーバスターズ]]と被るだろ!」という声も挙がったが、企画時にはスタッフ誰一人として気にも留めなかったとか。 まあ動物系統の先輩である[[ギンガマン>星獣戦隊ギンガマン]]なんて[[昔の敵と名前被ってる>地球戦隊ファイブマン]]し。 そんな過去のシリーズとの差別化を図るべく、本作品では動物というモチーフを物語としても掘り下げていく。 また、昨今の[[Minecraft]]人気を受けて&ruby(キューブ){立方体}モチーフも取り込んでいる。え?[[動物番長>動物番長(GC)]]が先? ナレーション、ジュウオウチェンジャーの音声には「たんけん ぼくのまち」や、「いないいないばぁっ!」のワンワンなどEテレに縁の深いチョーさんを起用。 特撮では『[[侍戦隊シンケンジャー]]』にて[[骨のシタリ>骨のシタリ(侍戦隊シンケンジャー)]]役での熱演が知られている。 メンバーは人間2人&異世界人4人という『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』以来の混合構成。 &font(#ff0000){赤}・&font(#1e90ff){青}・&font(#ffd700){黄}・&font(#228b22){緑}・&font(#808080){白}で『[[魔法戦隊マジレンジャー]]』以来11年ぶりの女性ブルー、かつピンク不在という初期メンバー構成で女性メンバー二人かつ青と白の組み合わせは、 『[[鳥人戦隊ジェットマン]]』以来25年ぶりとなる。 そして、「イーグル! シャーク!」ときたら一定以上の年齢の人は「[[パンサー!>太陽戦隊サンバルカン]]」と続けたくなるが……今後の展開に期待しよう。 チーフプロデューサーは『[[烈車戦隊トッキュウジャー]]』以来の[[宇都宮孝明>宇都宮孝明(プロデューサー)]]、パイロット監督は柴崎貴行。 脚本は戦隊愛に定評のある[[香村純子]]。スーパー戦隊・[[仮面ライダー>第二期平成ライダーシリーズ]]・[[プリキュア>プリキュアシリーズ一覧]]のニチアサ3シリーズで執筆経験のある唯一の脚本家だが、メインライターは今作が初となる。 28.29話ではスーパー戦隊シリーズ2000回記念で『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』6人と[[ナビィ>ナビィ(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]がゲスト出演。EDも通常の「レッツ!ジュウオウダンス」ではなく新たに更新された[[スーパー戦隊ヒーローゲッター]]2016が流された。 ジューマンである4人はともかく、地球人である大和や操もスーパー戦隊のことは知らなかった様子である。 *&size(19){◆あらすじ◇} とある森の中でガイドの仕事をしていた動物学者の風切大和は、落としてしまった"お守り"を追って辿り着いた先に現れた巨大なキューブに吸い込まれ、 セラ、レオ、タスク、アムという4人のジューマンと出会う。 大和が迷い込んだのは異世界「ジューランド」で、そこでは人間のように知性を備えた二足歩行の動物達「ジューマン」が平和に独自の文明を築いていた。 セラ達は大和の通ってきた「リンクキューブ」の番人でもあり、そして大和の持っていた"お守り"こそ、ジューランドと人間の世界とを繋ぐ鍵となる「王者の資格」だったのだ。 その頃人間界では、宇宙の無法者集団「デスガリアン」が地球を滅ぼそうと侵略を開始していた。 異常を察知した大和はリンクキューブに飛び込み、それを追って4人のジューマン達もジューランドから人間界へとやってくる。 セラ達4人は王者の資格が変化したジュウオウチェンジャーでジュウオウジャーへと変身し、デスガリアンとの戦いに挑む。 次第に劣勢に追い込まれる4人の姿を見て、大和の叫んだ「地球に生きる命を救いたい」という強い思いが、本来ジューマンにしか使えない筈の王者の資格を動かした。 そして大和もジュウオウイーグルへと変身、デスガリアンの幹部の1人のジャグドを撃破する。 しかし、リンクキューブに填っていた王者の資格の一つを何者かが持ち去ったため、セラ達はジューランドへ戻れなくなってしまった。 大和はそんな彼らの面倒を見ることにし、王者の資格を探し出してジューランドへ帰れるまで、大和と4人のジューマンとの共同生活が始まるのだった。 *&size(19){◆設定・用語◇} ・ジューランド ジューマン達が暮らす地球の中の異世界。リンクキューブによって人間界と繋がっている。 そのために人間がジューランドに迷い込んでしまうこともあったが、ジューランドの秘密を守るため、迷い込んだ人間は&bold(){処分する}という極端な掟もあった。 物語当初に大和とセラ達が出会った時にそのような素振りは見せなかったあたり、ごく一部の上層部のみがその掟を知っているようだ。 ジューマンであるはずのバドにさえ「あんな世界との繋がりなど切れてしまえばいい」とまで言わせた。 ジューランド特有の文化なのか、立方体の意匠が随所に見られる。 ・ジューマン 異世界・ジューランドの住人。動物の姿に二足歩行の知性、動物特有の本能や特性、そして「ジューマンパワー」と呼ばれる生命の力を併せ持つ。 通常のジューマンは姿を変える事はできないが、セラ達は王者の資格がもたらす神秘の力により、人間に化けられるようになった。 とは言え人間態で過ごすにもかなりの気力を消費するらしく、気を抜くとすぐジューマン態に戻ってしまう。 また、人間態の時も尻尾(セラは尾ビレ)だけは消せずにそのまま残るが、この尻尾は敵の気配を感知するとピーンと跳ね上がる。 ・王者の資格 ジューマンを守る力を秘めたキューブ。リンクキューブの1面に1個ずつ、計6個填め込まれていた。 「四角」と「資格」がかかってると言うのは内緒。 ジューマンのセラたちの強い思いに呼応してジュウオウチェンジャーに変化する。また、大和のバドのジューマンパワーでジュウオウチェンジャーに変化した。 全部で6個存在するが、うち1個はバドによって幼少時代の大和に渡され、ジューランド側には長らく存在していなかった。 大和がジューランドにやってきた事で再び6個揃うが、デスガリアン襲撃の際に1個がリンクキューブから外れてしまい、 現在は最後の資格はバドが所有している。 28話にて「大王者の資格」と呼ばれる起源となる巨大なキューブを元に作り出された事が明かされた。 そして37話にて、大和の窮地にバドが持つ最後の資格が金色のジュウオウチェンジャーファイナルへと変化、彼をジュウオウバードに変身させた。 ・リンクキューブ 巨大なキューブ。人間界とジューランドを繋ぐ扉の役割を果たす。 窪みに王者の資格を装填するとゲートが開き、人間界とジューランドを行き来する事が可能だが、王者の資格が6個全て揃った状態でないと移動できない。 その内1個が十数年前にバドによって持ち去られたので、それ以来人間界とジューランドの行き来は不可能になっていた。 第1話でジャクドの攻撃により人間界側のリンクキューブが破壊されてしまい、さらに王者の資格の1つをバドが回収したため、セラ達はジューランドに帰れなくなった。 その中には、「大王者の資格」が入っている。 *&size(19){◆登場人物◇} **&size(19){◆ジュウオウジャーと関係者◇} ・[1]&font(#ff0000){大空の王者 ジュウオウイーグル/風切大和} &font(#ff0000){&bold(){「俺だって……! 人間だって、『動物』だーッ!!」}} 駆け出しの動物学者。叔父である真理夫のアトリエに下宿している。 生真面目で面倒見が良く、行く当てのないジューマン達もまとめて面倒を見ようとし、王者の資格探しも率先して手伝う作中屈指の常識人。 しかしその性分故か、気苦労を背負い込んでしまうことも多い苦労人気質。レオ曰く&bold(){「怒るとめんどくさい」}。 普段は落ち着いているが、激昂したり一度覚悟を決めた後の爆発力と行動力は凄まじい。 彼の母親の和歌子は大和が幼い時に亡くなっているおり、父親の風切景幸は医師であり、健在ではあるものの親子関係はあまり良くないようであるがその理由について詳しくはまだ不明。 第9話にて両親についてレオやセラから聞かれても困惑したような様子を見せていた原因がようやく明らかになった。 幼い頃、山中で怪我を負った際、自分を助けてくれた鳥男バドから王者の資格を託されており、それをお守りとして大事に持っている。 この時の経験から、&font(#ff0000){&bold(){「地球の生き物はどこかで繋がっており、その繋がった誰かを守る人になりたい」}}と志すようになり、 歴代でも屈指といえる彼のメンタルの強さ(敵対し恐怖すら覚えた操を救おうとし、バングレイの能力で複製された母、和歌子を目の前で惨殺されるが、「自分は今も母と繋がっている」と再認識し立ち上がるなど)の要因にもなっている。 ただし、裏の顔を増幅されて表の顔にされた際は&bold(){操を「面倒くさい奴」と思って不満を溜めてた}ことが判明したりと、聖人君子という訳ではない。 野性解放モードの能力は&font(#ff0000){「無敵の翼」}で、背中に翼が生えて空を飛べるようになる。 ジュウオウジャー唯一の人間でありながら、ジューマンにしか使えないはずの王者の資格を何故か扱えるほか、 また変身前でもジューマンのように一つの感覚が鋭くなり、鳥のように視力が向上する恩恵を受けている。 これらについては、バドのジューマンパワーを託された事が原因だと思われる。 プロデューサーの宇都宮は、大和の立ち位置をジューマン4人に対する&font(l){飼育係}「猛獣使い」と称している。 中の人は本作で本格的な役者デビューとなるが、1話から[[新人離れした自然な演技>渡部秀]]で視聴者を驚かせた。 &font(l){[[前年のレッド>アカニンジャー/伊賀崎天晴]]がアレなだけとか言う奴はゲキアツ大フィーバーな。} ・[2]&font(#1e90ff){荒海の王者 ジュウオウシャーク/セラ} &font(#1e90ff){&bold(){「女だと思ってアンタに手加減された!そういうの全然嬉しくない!!」}} 聴覚の鋭い鮫の女性ジューマン。4人のジューマンのリーダー的存在。 負けず嫌いで気が強く、弱い部分を他人に見せない姉御肌のクールビューティ。 家族想いな性格でペンダントの立体写真から、弟がいることが判明している。そのためか家族の仲を引き裂いたり、絆を踏みにじる行為を何より嫌う。 女だからという理由で手加減されるのを嫌がっており、過去ジューランドでの武術大会でレオに手を抜かれて勝ったのを根に持っている。 アミガルドの作戦でレオと戦わされた時も、結局レオが負けるつもりで本気を出さなかったのが許せない様子。 強気な性格で誤解されがちだが、結婚式を見てロマンチックと感じたりと純情で乙女らしい側面を持っている。 ただし強気ながらも純情な性格な反動か、結婚詐欺師から「チョロイ」と思われ、その評価通りすっかり騙されてしまったりと、男に対する免疫は低め。 鮫故か、水が大好きで、噴水などを見るとたまらず飛び込む癖がある。 野性解放モードの能力は&font(#1e90ff){「斬鉄のヒレ」}で、背中に鋭い背ビレが生えて触れた者を切り裂く。 その鋭い切れ味を生かし、体ごと高速回転しての体当たり攻撃を仕掛けたりもする。また、まるで水中にいるかのように地中を自在に泳ぎ回れる。 固有の能力として、驚異的な聴力を誇り、些細な音も聞き取れる。 ・[3]&font(#ffd700){サバンナの王者 ジュウオウライオン/レオ} &font(#ffd700){&bold(){「相手を殴ると自分も痛え……だから拳ってのは相手を傷つけるために使っちゃいけねえ!拳ってのはな、守るために振るうんだ!それが…“男の美学”だぁ!」}} 声が大きいライオンの男性ジューマン。いつも陽気でテンションが高いお調子者で、ジュウオウジャーのムードメーカー的役割を果たしている。 その大声によって主に耳のいいセラが被害を被っている。 裏表のない明朗快活とした気持ちのいい性格の熱血漢。早とちりで短気だが、他者への思いやりも強い。 大和への不信感から誘いを拒むタスクに対し、&font(#ffd700){&bold(){「大事なのはこれからのメシだ」}}と返すなど現実的な面もある。 女好きで、良く言えばフェミニスト、悪く言えばナンパな性格。 しかしながら[[体格差で劣る女性を力で圧倒するのを嫌い>サンジ]]、「女ぶちのめすくらいなら嫌われたほうがマシ」という自分なりの"男の美学"を大切にしている。 また夢を笑ったり馬鹿にされることを嫌い、仲良くなったり感情移入した相手にはトコトン付添い面倒を見るなど良き兄貴分としての側面もある。 一方でキルメンチと鉢合わせした際はヤンキーさながらのメンチ切りを見せるなど、荒っぽい所も有している。 野性解放モードの能力は&font(#ffd700){「鋼鉄のツメ」}で、電撃を帯びた強靭な爪による斬撃で敵を切り裂く。 かつては風都でガイアメモリ事件が終結してから一年後、アイムを誘拐しドーパントに変身し仮面ライダージョーカーにメモリブレイクされたとの情報もあるが不明。 ・[4]&font(#228b22){森林の王者 ジュウオウエレファント/タスク} &font(#228b22){&bold(){「僕達はもう、帰れないからここにいるんじゃない。僕達は自分の意志でここにいるんだ!」}} 嗅覚が鋭い象の男性ジューマン。唯一の草食系男子(文字通りの意味で)。 象ならではのパワーもさる事ながら、内面的には読書をたしなむ温厚な知性派で洞察力も高いクールガイ。 知性的な反面、生真面目で頭の固い堅物な一面もあり、規律や規則に拘るオカン気質。 幼いころからの経験故に読書好きは筋金入りで、書物や物を大切にする気持ちを馬鹿にされる事が嫌う。 ただし細かい所を気にしすぎる真面目で神経質な性格が原因で面倒くさい男扱いされ、 同じく面倒くさい男の部類に入る操から一方的にシンパシーを抱かれるなど苦労人としての顔も覗かせる。 また納豆の臭いで悶絶したり、緊急事態とは言え靴下の臭いを嗅いであらぬ誤解を招くなど、臭いネタでのオチ要員としても出番多し。 ネタキャラ扱いされるのは[[頭脳派>シンケンブルー/池波流ノ介]][[キャラ>ゴセイブルー/ハイド]][[の>ゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤー]][[宿命>アオニンジャー/加藤クラウド八雲]]なのか? 人間なのに王者の資格に選ばれて変身する・ジューランドに帰れなくなった遠因でもあると、当初は大和に対して強い不信感を示し、 セラ達とも離れて単独行動を取っていたが、やがて大和の熱意に心動かされて彼をジュウオウジャーと認める。 野性解放モードの能力は&font(#228b22){「無双の足」}で、大きくなった両足で踏み付けて広範囲に[[衝撃波を起こしたり>サゴーゾコンボ]]、直接敵を蹴り砕く。 固有能力として、ジュ―マン化した際は自在に象の鼻を伸縮させ物を絡め取る事も出来る。 ・[5]&font(#808080){雪原の王者 ジュウオウタイガー/アム} &font(#808080){&bold(){「無事だったからいいじゃない。ほら、前向き~。うふふっ」}} 味覚が鋭い虎の女性ジューマン。ポジティブで流行り物に弱く可愛い物好きなゆるふわ系。 セラと比べるとこちらは可愛い系の美少女だが、顔に見合わず一度決めた意志は固い。また味覚に優れているためか、「口」が「上手い」。 笑顔を絶やさない楽天家な言動とは裏腹に、冷静かつ現実的に物を見ており、 ジューマンの中では一番最初に&bold(){「どうせすぐにはジューランドに帰れないので、腹を括って人間界に馴染む」}と決意している。 ジューランドでは母子家庭で育っていることが判明したりと、本編前は色々苦労してたことが窺え、 結婚詐欺師の零と数回話しただけで彼の存在を危険と見抜く等男性に対する免疫は高い。 ジュウオウチェンジャーの通話機能を最初に把握したのも彼女で、他のメンバーの事は全員敬称をつけて呼んでいる。 若干腹黒気味な言動や態度で誤解されがちだが、人の弱みに付け込んだり、相手を騙すといった人の心を弄ぶような卑怯なことを嫌う等性格は真っ直ぐないい娘。 その他、精神的ブレが大きすぎる操の特性をいち早く見抜き、落ち込んだ操をわざと煽てて持ち上げて調子に乗らせテンションを取り戻させるなど、強かな一面もある。 野性解放モードの能力は&font(#808080){「鋭きツメ」}で、強靭な爪による斬撃の連射で敵を切り裂く。……ジュウオウライオンの野性解放との違いは、ライオンが攻撃力重視でタイガーが連射性重視というところだろう。 ・[6]&font(#ff0000){ジャングルの王者 ジュウオウゴリラ/風切大和} ゴリラのジューマン・ラリーからジューマンパワーを授かった大和のもう一つの変身。 ジュウオウイーグルの顔を上部に上げ、野生解放で上半身がゴリラのようにムキムキになる。 その変身の都合上、常時野性解放モードとも言える。 ゴリラらしくよく胸を叩く(ドラミング)が、その際掌は開いている。 一般的なドラミングのイメージは拳だが、実物のゴリラは掌で行っているので現実に忠実といえる。 ・[7][8][9]&bold(){&color(#000000,#ffd700){世界の王者} &color(#ffffff,#000000){ジュウオウ} &color(#000000,#c0c0c0){ザワールド}/&font(#000000){門藤操}} &bold(){「俺は決めた……この罪を、背負って戦う!」} ジニスがブラッドゲームをさらに盛り上げるために用意した対ジュウオウジャー用のエクストラプレイヤー。 人間界で捕獲したサイ、ワニ、オオカミの3体のジューマンのジューマンパワーを、ナリアが拉致してきた適合者の人間である門藤操に強引に注入して完成させた。 2体分のジューマンパワーを使いこなす人間である&font(#ff0000){風切大和}の特性をコピーし強化したデスガリアン版ジュウオウジャー。 スーツの胸にもサイ・オオカミ・ワニが並んで描かれ、黒ベースに金と銀も加えて縦三色のカラーリング。 元は気が弱く恥ずかしがり屋な性格で、病弱な身体も相まって強さと友達を求めてストイックに強さを求めていた&font(l){ボッチ}青年だったが、 どうにも求めていた強さに辿り付けずに悩んでいた所をデスガリアンに捕えられて洗脳されていたが、 大和の決死の説得が功を奏し洗脳が解けジュウオウジャーの仲間入りした。 性格は少々卑屈で思い込みが激しく(自分が3人のジューマンを殺したと思いつめて幽霊になった3人(の幻覚)に怯えたり)、ミスを指摘された途端体育座りで凹むなど、 メンタル面が非常に繊細で不器用な面倒くさい豆腐メンタル。 詳細は[[個別項目>門藤操/ジュウオウザワールド]]にて ・[10]&font(#ff0000){王者の中の王者 ジュウオウホエール/風切大和} 初代ジュウオウジャーであるクジラのジューマン・ケタスの魂とジューマンパワーの宿った『大王者の資格』が変化した、ホエールチェンジガンで大和が更なる変身を遂げた戦士。 ホエールチェンジガンのトリガーを弾くことで変身、スーツにクジラのマークが宿り、マスクが装着されることで完了する。 こちらも常時野生開放している形態であり、ジャンプ力・腕力共にイーグルやゴリラを上回るが、凄まじいジューマンパワーは大和も制御できなくなることも。 35話からは最強技「ジュウオウファイナル」も仲間達と力を合わせる事で制御できるようになった。 ・森真理夫 &bold(){「芸術家にとっては自分が信じるものが真実だ。学者ってのは、自分の気持ちで真実を曲げちゃいけないんだろ?」} 大和の叔父で動物専門の彫刻家。自身のアトリエに元々居候させていた大和に加えて、セラ達4人も住まわせている。 作品を作る際には動物の気持ちになりきるため着ぐるみを着用する変人。[[30分後の仙人のおっちゃん>仮面ライダーゴースト]]みたい。 セラ達4人は「大和の野生動物の研究仲間」という事になっており、彼らがジューマンである事は伏せられている。 また、ジュウオウジャーの正体が大和達であることも秘密にしている。 普段はコスプレしてはしゃぐ変人だが、&bold(){「自分が信じるものが真実」}という信念を持ち、悩める大和に助言をすることも。 さらに、デスガリアンの作戦に巻き込まれて囚われた際には、遊びで命を奪う彼らに怒りを露わにし、 ナリアに対して&bold(){「この星をなめるなよ」}と啖呵を切る(ついでに頭もはたいた)勇気ある姿を見せた。 また第24話においては、大和の母の弟であることと、大和と一緒に彼女の墓参りに行く姿が描かれた。 ・&font(#ff4500){天空の王者 ジュウオウバード/バド}(声/演:村上幸平) &font(#ff4500,b){「もう大丈夫だ。きっとこいつが、お前を守ってくれる」} 鳥のジューマン。現在もどこかで活動しているようだが詳細不明。 かつてリンクキューブから王者の資格を持ち出して、怪我をした幼い頃の大和を助けると共に"お守り"として託し、同時にジューマンパワーを託したらしい。 第11話で再登場し、ジニスが送り込んだ殺戮マシーン・ギフトの攻撃で重傷を負った大和を救った。 その後、レオ達に故郷であるジューランドについて快く思っていないこと、自分とジューランドの「繋がり」を断つために 「王者の資格」を盗み出したことを明かした。 彼が、このようなことをするのは過去のとある出来事が原因のようだが…。 なお、ラリーとは知り合いのようである。 ラリーは初めて会った時鳥男のことは知らないと言っていたが、これはラリーの中では鳥男=バドだと繋がっていなかった為。 26話までは「鳥男」もしくは謎の男とクレジットされていた。鳥男という呼び名は、彼の本名や素性を知らない大和およびジュウオウジャーの面々が劇中でも使っている。 そして37話、ジュウオウチェンジャーファイナルで、[[&font(l){ジュウオウカイザー}>仮面ライダーカイザ]]ジュウオウバードへと変身した。 そのジュウオウバードの姿は、ジュウオウイーグルに酷似しているが、やや淡い色をしているのが特徴。 ・ラリー(声:石塚運昇) &bold(){「ヤマト、先にパワーをもらったのはミーの方だ。人間に絶望していたミーが、ユーと出逢って再び希望を持てた。そして、幸せな出会いにも繋がった」 } ゴリラのジューマン。人間を研究している動物学者ならぬ"人間学者"。根は明るいラテン系。ポケモンの研究はしていない。 以前から学術研究目的で人間界にやってきていたが、ある時王者の資格が失われて以来ジューランドへ帰れず、森の中でひっそりと暮らしてきた。 だが、行く先々で人々に恐れられ、警官には拳銃で撃たれて以来、人間が怖くなってしまった。 セラ達と共に行動している大和に対しても、当初は人間だと知るや逃げ出すほど不信感を抱いていたが、 大和がニホンカモシカと触れ合うのを見て考えを改め、瀕死の彼にジューマンパワーを授けた。 おかげで大和はジュウオウゴリラへの変身能力を得たものの、その影響でラリーの生命力が減ってしまい白髪頭になってしまう。 ラリーの命を貰ってしまったと悩む大和を上記の言葉で励まし、この星を守るため、改めてジューマンパワーを託した。 戦いの後、大和のおかげで希望を取り戻した彼は、人間の社会を見るための旅に出ることにしたようである。 ・三人のジューマン(声:ボルケーノ太田(犀男)、かぬか光明(鰐男)、高橋英則(狼男)) 元々はラリーと同じく、地球で暮らすこととなってしまったジュ―マン達であり、ジニスによって3人ともザワールドを生み出すために利用された。 操の前に幻影として現れるが、その実態は操が抱える罪悪感や後ろめたさなどが分かり易く具現化した妄想。 3人とも性別は男で、全体的にノリが軽い性格。 操が罪悪感に苛まれ、悩み落ち込むと現れ、悩める操に発破を掛けるのが主な役割。 狼男は辛辣な口調で操の問題点を指摘し、鰐男は明るい口調で操に方向性を示し、犀男は全体的な意見を取りまとめ結論を導くポジション。 ・ケタス(声:チョー) &bold(){「その怪物に一人で立ち向かう勇敢な若者…私です」}&font(#ffd700){「お前かよ!」} レオたちジューマンの先祖であるクジラのジューマン。 現在は故人だが、大王者の資格に残された映像記録で現われた。 かつて怪物によって滅ぼされそうになった際に一人で立ち向かい、大王者の資格によって「最初のジュウオウジャー」になり怪物を撃退し、その後ジューランドを作り上げリンクキューブや王者の資格などを生み出したジューランドの王。 しかし、何故か大王者の資格やジューランドの誕生に関する歴史は、レオたちの世代には伝わっていなかった。 ・ペルル(声:笹野鈴々音) 『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』に登場するコンドルの子供ジューマン。 「ワールドアニマルサーカス」に所属していた両親がジューランドから地球にやって来た後に生まれたため、地球育ち。 宇宙の侵略者「ドミドル」が彼をもつキューブコンドルを狙い、奪われてしまう。 ジュウオウジャー達によってそのキューブコンドルを奪還することに成功した。 その後、ドミドルの撃破後に最後の資格の情報がわかったら知らせると約束を交わし、サーカスを管理する数人のジューマンの仲間達やキューブコンドルと共に、操の操縦するキューブライノスに乗って旅立っていった。 **&size(19){▼宇宙の無法者 デスガリアン▽} 邪悪な宇宙人達で構成された無法者の集団。 巨大な弓矢を模した宇宙船・サジタリアークを母船に宇宙を流離い、生命の豊かな星を見つけては&font(#ff0000){&bold(){「ブラッドゲーム」}}と呼ばれる[[殺戮ゲームを仕掛け>グロンギ族]]、これまでに99の惑星を滅ぼしてきた。 侵略目的が&bold(){「地球を破壊するのでも征服するのでもなく、“星に生きる生物を甚振って遊ぶこと”」}という、戦隊史上でも類を見ない下衆極まる敵組織である。 詳しくは[[個別項目>宇宙の無法者デスガリアン]]を参照。 *&size(19){◆ジュウオウジャーの装備◇} ・ジュウオウチェンジャー #center(){&font(#ff0000,b){本}&font(#1e90ff,b){能}&font(#ffdc00,b){覚}&font(#228b22,b){醒}&font(#808080,b){!} &bold(){\アーアーアアアーッ!!/}} ジュウオウジャーへの変身アイテム。 王者の資格が変化した立方体の[[携帯電話]]で、変化した後も登場人物からは「王者の資格」と呼ばれ続ける。 ガラケー型だが、一応開くとスマホっぽい。 キューブアニマルの召喚、ジュウオウキングへの合体キーとしても用いられる。もちろん通話機能も搭載。 内部には上部に赤・黄・青の3つのボタンと1~9までの番号ボタンがあり(一般的な電話と違って#0*は無い)、 1から5にはジュウオウイーグルを1として、そこから順に各ジュウオウジャーが割り当てられている。 側面には動物の絵が描かれた赤い面(変身用)、立方体の絵が描かれた黄色い面(召喚用)、ジュウオウキングの頭部が描かれた青い面(合体用)の絵柄がある。 ルービックキューブのように一番上の列だけが横回転するようになっており、対応する絵柄を揃えるとその面の機能が開放される。 変身する際は、ジュウオウチェンジャーを開いて上部中央にある赤いボタンを押した後、番号(1から5のいずれか)を押す。 すると番号に対応する動物名がコールされる(例:1なら「イーグル!」)ので、「本能覚醒」の掛け声と共に赤い面の絵柄を揃えると、 バリア機能を備えたキューブ状のエフェクトに包まれてジュウオウジャーへの変身が完了する。 本来ならジューマンしか変身出来ない筈だが、人間である大和が変身出来た理由は大和の使用する物にジューマンのジューマンパワーが注ぎ込まれているかららしい。 「アーアーアアアーッ!!」と言う叫び声を聞くと「そういえば今年の夏は[[ターザン]]映画が復活するんだよな」と反応してしまうお父さん(下手したらお爺ちゃん)も少なくないだろう。 ・ジュウオウバスター ジュウオウジャーの共通武器で、ジューマンパワーを持つ者なら変身前でも使用可能。 赤と青二つのキューブが横並びについており、スライドさせて位置を入れ替えることでモードチェンジする。 鷲、鮫、ライオンが描かれた赤いキューブを前にセットすると刃が伸びた剣モードになる。このモードでの必殺技はジュウオウスラッシュ。 象と虎が描かれた青いキューブを前にセットすると銃口がせり出して銃モードになる。このモードでの必殺技はジュウオウシュート。 ・イーグライザー ジュウオウイーグル/ジュウオウバード専用武器。 普段はオーソドックスな長剣だが、鞭のようにしならせて攻撃する事も出来る、いわゆる[[蛇腹剣]]。 鞭状態のリーチはかなり長く、敵を搦め取ったり、木に引っ掛けて移動手段としても活用出来る。 必殺技は捕縛した敵を引き抜きざまに斬り裂くライザースピニングスラッシュと、伸ばしていない状態から連続で斬撃を浴びせるグライドフェザースラッシュ。 #center(){&b(){本能覚醒!} &bold(){\ウォーウォーライノースッ!!/}} ・ジュウオウザライト ジュウオウザワールド専用懐中電灯型アイテム。 デスガリアン版のジュウオウチェンジャーとも言える。 変身、フォームチェンジ、ジュウオウキューブ召喚に使用する。 ・ジュウオウザガンロッド ジュウオウザワールド専用打撃/銃撃武器。 まっすぐ伸ばしたロッドモードと斜めに折ったガンモードを使い分けられる。 更には釣り糸とそれを巻き上げるリールも装備されており、ロッドモードでは釣り竿としても使用可能。 #center(){&font(#ff0000,b){本能覚醒!} &font(#ff0000,b){\ホーホーホエールーッ!!/}} ・ホエールチェンジガン ジュウオウホエール専用変身アイテム/大型銃。 『大王者の資格』が変形した武器で、謂わばジュウオウチェンジャーのオリジナル。 カバーを展開することでキューブモードからガンモードに変形。大和がトリガーを弾くことでジュウオウホエールに本能覚醒させる。 このモードの必殺技はジュウオウファイナル。二度ポンプアクションを起こすことで放たれるが、凄まじいパワーは月の一部を壊すほどで、初発射時は大和でも制御できなかった。 35話からは仲間の力が合わさり、本来の威力のジュウオウファイナルが使用できるようになった。 #center(){&font(#ff4500,b){\バードッ!!/} &font(#ff4500,b){本能覚醒!} &font(#ff4500,b){\アーアーアアアーッ!!/}} ・ジュウオウチェンジャーファイナル ジュウオウバード専用変身アイテム。 バドが持っていた最後の『王者の資格』が変化した、金色のジュウオウチェンジャー。 ナンバー『1』を押し、赤い面に合わせることでバドをジュウオウバードに変身させる。 形状は五人の持つジュウオウチェンジャーと同じだが、色、赤い面のジュウオウジャーのエンブレムにゴリラ・クロコダイル・オオカミ・サイ・クジラのレリーフが追加、ナンバーの上に鳥/[10][0/!/?]のキーが加わっている、待機音と変身音がオカリナにも似た音色を持つなど相違点がある。 *&size(19){◆ジュウオウキューブ◇} ジュウオウチェンジャーによって召喚される巨大メカ。キューブモードで召喚され、様々な動物を模したアニマルモードに変形する。従来作のように生命体設定があるか否かは不明。 2話以降は掌サイズから大きくなる方式がとられている。 時にはキューブモードのまま体当たりを敢行する場合もあるが、でっかい立方体の角が激突すればそれはそれで痛そう。 大きく分けて、後述の巨大ロボに合体するジュウオウキューブと、巨大ロボ用の武器に変形するジュウオウキューブウェポンに分類される。 各キューブ毎にナンバーが振られていて、対応するジュウオウジャーが乗り込んで操縦する。 非戦闘時はジュウオウチェンジャーと同じサイズになっている。戦闘時のキューブモードでのサイズは一辺13m。 ・&bgcolor(#ff0000){&font(#FFFFFF,){[1]キューブイーグル }} ジュウオウイーグルが召喚する。空中戦が得意。 上空から突進する急降下戦法を取るほか、頭部上部にあるファンから強風を発して攻撃する。 ・&bgcolor(#0000FF){&font(#FFFFFF,){[2]キューブシャーク }} ジュウオウシャークが召喚する。水中戦が得意だが、空中を泳ぐようにして戦う事も出来る。 巨大な顎での[[噛み付き攻撃>獣電竜/獣電巨人(獣電戦隊キョウリュウジャー)]]を行う。 ・&bgcolor(#FFD400){&font(#000000,){[3]キューブライオン }} ジュウオウライオンが召喚する。高い機動性が売り。 敵に跳びかかって噛み付いたり、鬣を振動させて咆哮ビームを放つ。 ・&bgcolor(#002D00){&font(#FFD400,){[4]キューブエレファント }} ジュウオウエレファントが召喚する。 長い鼻を自在に駆使し、大気中の水分を取り込んで鼻から水流として噴射する事も出来る。 ・&bgcolor(#F7F8FF){&font(#000000,){[5]キューブタイガー }} ジュウオウタイガーが召喚する。 爪で敵を切り裂く。更に両肩にも爪を装備しており、そこからカッター状の衝撃波を飛ばして攻撃する。 ・&bgcolor(#ff0000){&font(#000000,){[6]キューブゴリラ }} ジュウオウゴリラが召喚する。 背中のバズーカ「ビッグワイルドキャノン」と無数のキューブを投げつける『キューブ落とし』で攻撃。 バズーカは上空で静止しブランコとなり、それを掴むことで空中殺法が可能となる。 ・&bgcolor(#D4AF37){&font(#000000,){[7]キューブクロコダイル }} ザワールドが召喚する。 猛スピードで突撃して巨大な顎で噛み付く戦法を得意とする。 また口からビームも発射可能。 ・&bgcolor(#C0C0C0){&font(#000000,){[8]キューブウルフ }} ザワールドが召喚する。 優れた敏捷性を持ち、変幻自在に飛び跳ね襲い掛かるトリッキーな戦法を得意とする。 ・&bgcolor(#000000){&font(#D4AF37,){[9]キューブライノス }} ザワールドが召喚する。 キューブ形態が存在せず、他のキューブを運ぶセミトレーラーとなっている。 頭部にある角を生かしての体当たりを得意とする。 タスクはジニスに改造されたのではないかと推測しており、後に問いただした。 ・&bgcolor(#ff0000){&font(#FFFFFF,){[10]キューブホエール }} ジュウオウホエールが召喚する。 バングレイが探し求めた「伝説の巨獣」の正体で、キューブ形態・動物形態ともに他のキューブアニマルを上回る巨体を誇る。 自身の誕生と同時にケタスをパートナーとして戦い続けてきたため、当初は大王者の資格を持つ大和を認めなかったが、彼の&font(#ff0000,b){「ホエールを守れなくて、何が『地球を守る』だ!!」}と全身全霊で守り抜く姿にケタスの面影を見て考えを改めた。 水空問わず飛び回り、巨大な尾で攻撃するだけでなく魚雷を発射することもできる。また、キューブ形態では全身から滝を放出し姿を消すこともできる。 気性の荒さと人見知りの激しさを併せ持ち、大和を認める前はデスガリアンやバングレイは元より、ジュウオウジャーにまでガチの攻撃を仕掛けて来た。 ・&bgcolor(#9900ff){&font(#D4AF37,){[0]キューブコンドル }} 『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』で登場。 サーカス団員の子供ジューマン・ペルルの相棒。 **&size(19){ジュウオウキューブウエポン} ジュウオウキューブよりも若干小型になっており、ジュウオウジャーが乗り込まない完全自律型。 キューブ/アニマルモードに加え、武器に変形するウエポンモードが存在する。 またこちらはナンバーではなく記号が振られている。 非戦闘時はジュウオウチェンジャーより一回りほど小さい。戦闘時のキューブモードでのサイズは一辺9m。 ・&bgcolor(#EFBF3D){&font(#FFFFFF,){[!]キューブキリン }} 長い首を伸縮させての頭突き攻撃。 ウエポンモードではバズーカ形態の「キリンバズーカ」に変形する。 動物武装時の必殺技はキリンバズーカ・ジュウオウファイア。 ・&bgcolor(#800080){&font(#FFFFFF,){[!]キューブモグラ }} 鋭い鼻を回転させて地中を掘り進む。また、本編初の“モグラ”がモチーフの味方戦カである。 ウエポンモードではドリル形態の「モグラドリル」に変形する。 動物武装時の必殺技はモグラドリル・ジュウオウブレイク。 ・&bgcolor(#A86F4C){&font(#FFFFFF,){[!]キューブクマ }} パワーを活かした体当たり攻撃を得意とする。 ウエポンモードでは斧形態の「クマアックス」に変形する。 動物武装時の必殺技はクマアックス・ジュウオウインパクト。 ・&bgcolor(#FFD700){&font(#000000,){[!]キューブパンダ }} キューブクマが突如として変化した姿。大和の叫びに応えて本気を出した……らしい。 サファリレッシャー、パンダマルに続いて3年連続パンダメカの登場である。 ウエポンモードでは金色に輝く斧「パンダアックス」に変形する。 ワイルドジュウオウキングにトウサイジュウオーを圧倒するほどのパワーを与えた。 後にレオの無茶振りに応えて変身しているため、どうも本当に気合の問題らしい。 ・&bgcolor(#0D2A52){&font(#FFFFFF,){[!]キューブコウモリ }} ジュウオウキングでも壊せない物質をも粉砕する超音波攻撃が得意。 さらに普段は手のひらサイズでサポートをしっかりこなすできたキューブ。 基本的に操の呼びかけに応えて現れる事が多い。 ウエポンモードではブーメラン形態の「コウモリブーメラン」に変形する。 動物武装時の必殺技はコウモリブーメラン・ジュウオウカッター。 ・&bgcolor(#3cb371){&font(#FFFFFF,){[?]キューブオクトパス }} 八本脚の吸盤で敵の顔面に張り付いたり、口からスミを吐いて視界を遮るなど、攪乱戦法が得意。 他のキューブウエポンと異なり、ナンバリングが違ったり、風車にも似たウイング部とバイキングにも似た頭部に変形。 ジュウオウキングと合体し「ジュウオウキングオクトパス」となる。 *&size(19){◆巨大ロボ◇} **&size(19){ジュウオウキング} #center(){&font(#ff0000){動物合体!} 3、2、1! ジュウオウキング~!} ジュウオウキューブが縦に3個積み上がり、そこへビッグキングソードが上から貫く事で各部が展開し、完成する巨大ロボ。 非常にシンプルな構造で小さな子供でも分かりやすい合体方法である。 『ナンバリング1~3番のメカが縦一列に合体』『基本色が赤・青・黄』『上半身が鳥型、足がライオン型のメカで構成される』など、『[[炎神戦隊ゴーオンジャー]]』の一号ロボ、[[エンジンオー>炎神]]との共通点が多い。 また、ガオレンジャーの[[精霊王>精霊王(百獣戦隊ガオレンジャー)]]のように、部位を入れ替えての換装合体も可能。 ただし、先着3匹。&font(l){悪いなこのロボット三人用なんだ。} ・ジュウオウキング1・2・3 キューブイーグル、キューブシャーク、キューブライオンが合体した姿。 バランスが取れた基本形態で、大剣「キングソード」を武器とした接近戦を得意とする。 必殺技はキングソード・ジュウオウ斬り。 ・ジュウオウキング1・5・4 キューブイーグル、キューブタイガー、キューブエレファントが合体した姿。 機動力に優れ、1・2・3よりも肉弾戦に特化している。膝の爪などを利用した足技を得意とする。 必殺技はジュウオウメガトンキック。 ・ジュウオウキングオクトパス キューブイーグル、キューブシャーク、キューブライオン、そしてキューブオクトパスが合体した姿。 背中の風車で空を飛び、[[たこ焼き]]型爆弾「オクトパスジュウオウボンバー」を発射する。 必殺技はキングソード・オクトパスジュウオウ斬り。 理論上は1・5・3と1・2・4およびこの組み合わせでのジュウオウキングオクトパスも可能だが、劇中に登場するかは現在不明。 **&size(19){ジュウオウワイルド} #center(){&font(#ff0000){動物合体!} 4、5、6! ジュウオウワ~イルド~!} キューブゴリラ、キューブタイガー、キューブエレファントがジュウオウキューブとなりジュウオウキングと同じく縦に3個積み上がり、 そこへ折り畳まれたキューブゴリラのバズーカが上から貫く事で各部が展開し、完成する巨大ロボ。 ゴリラのパワーとタイガーの素早さ、そしてエレファントの脚力がひとつとなり、「ワイルドキャノン」という機銃でデスガリアンのプレイヤーを迎え撃つ。 必殺技は両拳を三度発射する[[ロケットパンチ]]・ワイルドロケットナックル。 ワイルドキャノンを用いる光線技・ワイルドキャノンビームがある。 ジュウオウキングと同じように6・2・3へのバトルタイプの変更も出来る。 理論上6・5・3と6・2・4の組み合わせも可能だが、劇中に登場するかは現在不明。 また、30話ではジュウオウワイルドにキューブライオン、キューブキリン、キューブモグラが合体した「ジュウオウワイルドスペシャル」と言う形態が登場した。 セラと操が別行動を取っていた事による間に合わせの合体であり、レオ・タスク・アムの3人しか乗っていないが「ワイルドキャノン」と「パンダアックス」で遠近両方に対応しており、戦闘能力は決して低くはない。 必殺技は通常形態と同じワイルドロケットナックル。 **&size(19){ワイルドジュウオウキング} #center(){&font(#ff0000){動物大合体!}} #center(){&bgcolor(#ff0000){&font(#FFFFFF,){イーグル!}}、&bgcolor(#0000FF){&font(#FFFFFF,){シャーク!}}、&bgcolor(#FFD400){&font(#000000,){ライオン!}}、&bgcolor(#002D00){&font(#FFD400,){エレファント!}}} #center(){&bgcolor(#F7F8FF){&font(#000000,){タイガー!}}、&bgcolor(#ff0000){&font(#000000,){ゴリラ!}}、&bgcolor(#EFBF3D){&font(#FFFFFF,){キリン!}}、&bgcolor(#800080){&font(#FFFFFF,){モグラ!}} 4、3、2、5、1、6! ワァイルドジュウオウキィングゥ~!} キューブイーグルからキューブモグラまでの8つのジュウオウキューブが合体した超巨大ロボ。 1から6までのジュウオウキューブがT字型に積み重なった後にビッグキングソードが上から刺し貫き、 更に2つのキューブウェポンが脚部、ビッグワイルドキャノンが胸部、ワイルドキャノンが兜の前立てとなって合体し完成する。 ジュウオウキングの多彩な戦闘バリエーションとジュウオウワイルドの荒々しさを兼ね備えており、超ヘビー級の肉弾戦を得意とする。 必殺技は生命の力をビームに変えて全身から照射するジュウオウダイナミックストライク。 **&size(19){トウサイジュウオー} #center(){&font(#000000){&bold(){&bold(){動物合体…!}}} #center(){&bold(){\ウォーウォーウォウウォー!!/}} 9、7、8! トウサイジュウオー!} キューブクロコダイル、キューブウルフ、キューブライノスが合体したザワールド専用の巨大ロボ。 ワイルドジュウオウキングと互角以上のパワーを備えている。 キューブを積み重ねる形式のこれまでのジュウオウジャーのメカと異なり、大型メカを中核とする従来の戦隊ロボに近い構成をしている。 必殺技は右腕のビッククロコダイルジョーズから発射するクロコダイル、ウルフ、ライノスを模したビームを放つ「トウサイトリプルビースト」。 7、8は他の巨大ロボ(ジュウオウキング、ジュウオウワイルド)に換装できると思われるが、そういった合体は現状は披露されていない。 **&size(19){ワイルドトウサイキング} #center(){&font(#ff0000){動物}&font(#000000){&bold(){&bold(){大}}&font(#ff0000){合体!}}} #center(){&bgcolor(#ff0000){&font(#FFFFFF,){イーグル!}}、&bgcolor(#0000FF){&font(#FFFFFF,){シャーク!}}、&bgcolor(#FFD400){&font(#000000,){ライオン!}}、&bgcolor(#002D00){&font(#FFD400,){エレファント!}}、&bgcolor(#F7F8FF){&font(#000000,){タイガー!}}} #center(){&bgcolor(#ff0000){&font(#000000,){ゴリラ!}}、&bgcolor(#D4AF37){&font(#000000,){クロコダイル!}}、&bgcolor(#C0C0C0){&font(#000000,){ウルフ!}}、&bgcolor(#000000){&font(#D4AF37,){ライノス!}}} #center(){&bold(){\ウォーウォーウォウウォー!!/}} #center(){&bgcolor(#EFBF3D){&font(#FFFFFF,){キリン!}}、&bgcolor(#800080){&font(#FFFFFF,){モグラ!}}、&bgcolor(#A86F4C){&font(#FFFFFF,){クマ!}}、&bgcolor(#0D2A52){&font(#FFFFFF,){コウモリ!}} 3、4、9、5、2、7、8、6、1! ワァイルドトウサイキィングゥ~!} キューブイーグルからキューブコウモリまでの13体のジュウオウキューブが合体した超巨大ロボ。 セラとアムの二人がかりのおだてに乗って&font(l){煩悩覚醒した童貞の如く}最高潮に調子に乗った操が、ノリと勢いで編み出したらできちゃった合体。 合体に至るまでの苦闘と熱いドラマがあったワイルドジュウオウキングとはえらい違いである。 3号ロボを中核に各部に1号ロボと2号ロボのパーツを配する合体方式で、初期メンバー5人のキューブのナンバーが正面に見えるようになっているのが特徴。 必殺技は、ようやくにして武器として使われるようになったビッグキングソードにエネルギーを集約して[[パイルバンカー]]のごとく相手を刺し貫く「ジュウオウダイレクトストレート」と相手を撃ちまくる「ジュウオウダイレクトショット」があり、 更にキューブコンドルを剣のように装備して斬撃を繰り出す「コンドルジュウオウインフィニティ」(こちらは劇場版で使用)。 29話ではゴーカイジャー6人が(強引に)一緒に乗り込みゴクドス・ギルと戦い、歴代スーパー戦隊の[[大いなる力>大いなる力(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]を使った「ジュウオウ40thアニバーサリー(ジュウオウフォーティーアニバーサリー)」で撃破した。 **&size(19){ドデカイオー} #center(){&font(#ff0000){動物変形!} ド~デカ~イオ~!} キューブホエールが頭部にカイオースピアという槍を突き刺すことで機体が展開、そのまま変形することで完成する巨大ロボ。 得物たるカイオースピアはあらゆる強固な装甲を難なく貫き、ジニスがキューブホエール捕獲用に改造しワイルドトウサイキングを圧倒したギフトカスタムをも打ち負かすほどの威力を誇る。 またカイオースピアは人間サイズに縮小して生身での装備も可能。 必殺技はカイオースピアをボウガンのごとく構え、槍頭を矢のごとく速射する「ドデカイオーシャンスプラッシュ」。 **&size(19){ワイルドトウサイドデカキング} #center(){&font(#ff0000){動物}&font(#000000){&bold(){&bold(){全}}&font(#ff0000){合体!}}} #center(){&bgcolor(#ff0000){&font(#FFFFFF,){イーグル!}}、&bgcolor(#0000FF){&font(#FFFFFF,){シャーク!}}、&bgcolor(#FFD400){&font(#000000,){ライオン!}}、&bgcolor(#002D00){&font(#FFD400,){エレファント!}}、&bgcolor(#F7F8FF){&font(#000000,){タイガー!}}} #center(){&bgcolor(#ff0000){&font(#000000,){ゴリラ!}}、&bgcolor(#D4AF37){&font(#000000,){クロコダイル!}}、&bgcolor(#C0C0C0){&font(#000000,){ウルフ!}}、&bgcolor(#000000){&font(#D4AF37,){ライノス!}}、&bgcolor(#ff0000){&font(#FFFFFF,){ホエール!}}} #center(){&bold(){\ウォーウォーウォウウォー!!/}} #center(){&bgcolor(#EFBF3D){&font(#FFFFFF,){キリン!}}、&bgcolor(#800080){&font(#FFFFFF,){モグラ!}}、&bgcolor(#A86F4C){&font(#FFFFFF,){クマ!}}、&bgcolor(#0D2A52){&font(#FFFFFF,){コウモリ!}} 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10! ワァイルドトウサイドデカキィングゥ~!} 全てのジュウオウキューブ(10体)およびジュウオウキューブウエポン(4体)が動物全合体することで完成する巨大ロボ。 武器は両腕に合体したウエポンモード時のキューブキリンとキューブモグラ、そして右肩に装備されたカイオースピア。 全長は''94m''。なんと今まで最大の巨大ロボであるサムライハオーよりも巨大な体躯を誇る。 そして恐ろしいのはこの巨体にして''普通に歩行可能''であると言う事((今までの超巨大ロボは軒並みスライド移動))。 ただし重量も''12700t''あるため、歩行する度に''足が地面にめり込む''。 1番から10番までのジュウオウキューブの力を合わせたビーム、ジュウオウドデカショットを放てる。 必殺技は地球のパワーを秘めた100体のキューブが敵を粉砕するジュウオウドデカダイナマイトストリーム。 この100体の中には映画に出てきたキューブコンドルや玩具で紹介されているジュウオウキューブウエポン4体など、まだ見ぬキューブが隠れている。 *&size(19){◆主題歌◇} ・OP:動物戦隊ジュウオウジャー(歌:高取ヒデアキ) 実はコーラスに『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』を歌った堀江美都子が特別参加している。&footnote(レコーディングの際に偶然ヤング・フレッシュを激励にやってきていた) 第1話のOPに限り、大和以外の4人はジューマン態のみが登場し人間態は一切登場せず、デスガリアンのメンバーにはジャグドがいる特別バージョンとなっていた。 ・ED:レッツ!ジュウオウダンス(歌:大西洋平) 去年に続いてダンスED。映像中に4色のキューブが登場し、データ放送ではどのキューブに動物が隠れているかを当てる「どうぶつかくれんぼ」が行われる。 エンディング終了後は正解発表と同時にキューブに隠れている動物の映像が映される。 歌っている大西洋平氏は、去年のニンニンジャーの主題歌も担当した。 ネタバレしない派の人はFULLサイズを聴く時は要注意。 歌詞は動物とかけたダジャレになっているものの、タスクの「すぐファンファンエレファント」は意味が分からない上にダジャレにもなっておらず、踊るシーンもやる気のない態度である。 *&size(19){◆余談◇} 合体の構造上、玩具の『ジュウオウキューブ123 動物合体 DXジュウオウキング』だと&bold(){合体後の足が書き割り}という致命的欠点がある。 DX戦隊ロボにおいては[[一部>マジキング]][[の>轟轟戦隊ボウケンジャー]][[例外>オトモ忍(手裏剣戦隊ニンニンジャー)]]を除けば脚は可動せずに棒立ちというのがデフォルトではあるが、 両足が繋がった一つの塊になってしまっているのは1号ロボ玩具としては初のケース(要塞ロボや最終大型ロボの類に多い)。 ビッグキングソード貫通ギミックの仕様上仕方ないこととはいえ一見して退化したような印象を受けてしまい、 更にこれまでの一号ロボと比較してサイズダウンしたり(単体メカの[[ゴーバスターエース]]と同サイズ)、 合体前のメカが3体だけ(エレファント、タイガーは個別売り)、更に値段は据え置き。 以上の点が、各種通販サイトやレビューサイトで不評を買ってしまっている…… が、実際に手に取ってみると一発変形の小気味よさや順序を変えたカオスな積み方などに楽しみ方を見出すことも出来る。 一方『[[ミニプラ>ミニプラ(食玩)]]』版ジュウオウキングでは ・DX版同等の変形ギミック・合体シークエンス(積み上げて、ソードを刺して、手を展開して、ソードを回して顔を出すが可能) ・ランナー単位で成型色を増やして組むだけで色分け、シール削減 ・ボールジョイントが仕込んであり、下駄を差し替えるだけでDX版以上の可動域を実現 といった製品に仕上がっており、近年の戦隊ミニプラの中でも特に大友向けの性格が強くなっている。 逆に言うと極力シールを減らして成型色で色分けした構成上、単体で完成するのはライオンとキリンだけで、 イーグルとシャークを完成させるには別売りのに付属するパーツが必要となっており(前作シュリケンジンはビュン丸以外のオトモ忍全員が単体で完成)、 子供向けからは若干離れてるような気も。 食玩では他にも『[[トッキュウジャー>烈車戦隊トッキュウジャー]]』から導入された変形オミット・アクション特化の『ファイティングアクションロボ』シリーズや 「小物入れを積み上げて余剰パーツを取り付けるとジュウオウキングになる」『合体トレジャーキューブ』の発売が予定されており、 例年以上に様々な層に向けて選択肢の幅を広げているのが特徴と言える。 また、「フィギュア王 No.219」に掲載されたインタビューによるとファイティングアクションロボは販売数が低下しており、 シリーズを続ける為の路線変更として本作から大きくコンセプトが見直された。 そうしてリニューアルされた『ファイティングアクションロボ 勇動』は80年代や90年代のスーパーロボットを意識したアレンジ体型に仕上がっている。 放送開始日には店頭キャンペーンが行われており、キャンペーン店舗で店員さんに合言葉「ジュウオウジャー!」を伝えると、ジュウオウイーグルの人形がもらえた (DXジュウオウチェンジャー付属のものと同じなので、大きなお友達はそちらを買おう)。 CMでは淡白な顔の少年が&bold(){突然濃く暑苦しい顔}で「ジュウオウジャー!」と叫ぶという妙な演出をやっており、印象に残った視聴者は多い。 #center(){アニヲタwikiはまだ、我々の知らない項目で溢れている…。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,28) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 魔王サイコじゃねーかwww -- 名無しさん (2016-11-20 12:21:05) - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-11-23 16:00:57) - ニンニンVSで「燃えてキタ―――!!」や「イーハァーー!!」に耳を塞ぐセラ期待 -- 名無しさん (2016-12-09 01:34:25) - ジュウオウジャーの次はキュウレンジャー -- 名無しさん (2016-12-10 19:44:52) - 大和の父、医者 -- 名無しさん (2016-12-10 20:09:12) - 大和がクバルに向かってオレたちのセリフを代弁してくれた -- 名無しさん (2016-12-18 12:56:31) - アザルドさん自分も知らないままキューブウェポン強奪してるwww これでバドもデスガリアン(アザルド)を追う理由が出来たから大和達と合流しそうだし、取り込んじゃったキューブウェポンがアザルドを倒すキッカケになるかもしれないし…続きがホント気になるわw -- 名無しさん (2016-12-18 16:12:26) - かつてはデスガリアンのザ・ワールドの台詞が、今は -- 名無しさん (2016-12-19 00:00:46) - (続き)恐怖を乗り越え、違う自分に変われたみっちゃんの台詞になった回だったな -- 名無しさん (2016-12-19 00:01:43) - レオが、敵であるナディアに対してさえ迷いながらも女性として扱ったのを見て彼の「男の美学」は本物だと思ったよ。バカな行動と蔑まれようとも自分が一度決めたことは決して曲げない尊敬すべき馬鹿だから好感が持てるわ。 -- 名無しさん (2016-12-19 00:45:37) - ↑ナリアですよ。 -- 名無しさん (2016-12-19 16:33:49) - あと数話で終わりなんだよなぁ…謎が小出しにされているのと、メンバー個々のドラマが明確に決着するような作風じゃないせいか全然クライマックス感ないわ 良くも悪くもね -- 名無しさん (2016-12-28 16:45:59) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/03/07 Mon 21:46:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 31 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &b(){&italic(){&color(orange){多くの命が生きる星、地球。}}} &b(){&italic(){&color(orange){1人の人間と4人のジューマンが出会い、一つの群れが生まれた。}}} &b(){&italic(){&color(orange){地球を守るために!}}} &sizex(6){&font(#ff0000,b){動物戦隊ジュウオウジャー!!}} &font(#ff0000,b){この星をなめるなよ!!}} 『動物戦隊ジュウオウジャー』とは、[[ニチアサキッズタイム]]内の[[スーパーヒーロータイム]]で放送された特撮テレビドラマにして、&bold(){[[スーパー戦隊シリーズ]]第40作記念戦隊。} なお、「〇〇戦隊ジュウ〇〇ジャー」が一致しているのでややこしいが、『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』は全くの別物。 #contents() *&size(19){◆概要◇} 名前通り動物をメインモチーフとした戦隊であり、『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』から数えて15年ぶりの純動物モチーフとなる&footnote(動物+拳法の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』や、動物+機械の『炎神戦隊ゴーオンジャー』『特命戦隊ゴーバスターズ』などの混成モチーフは存在した。)。 戦隊名が発表された際、ネット上では「[[動物戦隊ゴーバスターズ]]と被っているだろ」という声も挙がったが、企画時にはスタッフの誰一人として気にも留めなかったらしい。 そんな過去のシリーズとの差別化を図るべく、本作品では動物というモチーフを物語としても掘り下げていく。 また、昨今の[[Minecraft]]人気を受けて&ruby(キューブ){立方体}モチーフも取り込んでいる。 ナレーション、ジュウオウチェンジャーの音声には『たんけん ぼくのまち』や『いないいないばぁっ!』のワンワンなど、Eテレに縁の深い[[チョー>チョー(声優)]]を起用。 特撮では『[[侍戦隊シンケンジャー]]』にて[[骨のシタリ>骨のシタリ(侍戦隊シンケンジャー)]]役での熱演が知られている。 メンバーは人間2人&異世界人5人という『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』以来の混合構成。 &font(#ff0000){赤}・&font(#1e90ff){青}・&font(#ffd700){黄}・&font(#00ff00){緑}・&font(#808080){白}で『[[魔法戦隊マジレンジャー]]』以来11年ぶりの女性ブルー、かつピンク不在という初期メンバー構成で女性メンバー二人かつ青と白の組み合わせは、 『[[鳥人戦隊ジェットマン]]』以来25年ぶりとなる。 そして、「イーグル! シャーク!」ときたら一定以上の年齢の人は「[[パンサー!>太陽戦隊サンバルカン]]」と続けたくなるが…… チーフプロデューサーは『[[烈車戦隊トッキュウジャー]]』以来の[[宇都宮孝明>宇都宮孝明(プロデューサー)]]、パイロット監督は柴﨑貴行。 脚本は戦隊愛に定評のある[[香村純子]]。スーパー戦隊・[[仮面ライダー>第二期平成ライダーシリーズ]]・[[プリキュア>プリキュアシリーズ一覧]]のニチアサ3シリーズで執筆経験のある唯一の脚本家だが、メインライターは今作が初となる。 また、サブライターに荒川稔久、田中仁、[[下山健人]]も参加している。 2016年3月27日には「春休み合体ヒーロー祭り」として前年、前々年とは違い「1時間合体スペシャル」ではなく本作の第7話で[[仮面ライダーゴースト>仮面ライダーゴースト(登場キャラクター)]]とユルセンが、同じく『[[仮面ライダーゴースト]]』第24話でジュウオウイーグルがそれぞれゲスト出演を果たした((ストーリーの関係で、ジュウオウエレファントとジュウオウタイガーは今回のクロスオーバーに関与せず。))。 ちなみに時系列は本作第7話→『ゴースト』第24話の順番となる。 第28・29話ではスーパー戦隊シリーズ放送2000回を記念し、『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』6人と[[ナビィ>ナビィ(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]がゲスト出演。 EDも通常の「レッツ!ジュウオウダンス」ではなく、新たに更新された「[[スーパー戦隊ヒーローゲッター2016>スーパー戦隊ヒーローゲッター]]」が流された。 また、2017年1月には「スーパー戦隊祭」として映画『動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ fromスーパー戦隊』が公開された。 他方、次作『[[宇宙戦隊キュウレンジャー]]』と本作のスーパー戦隊VSシリーズは製作されず、その埋め合わせなのか定かではないが『[[スーパー戦隊最強バトル!!]]』にジュウオウイーグル、Vシネクスト『[[ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー>Vシネクスト ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー]]』にジュウオウザワールドが(唐突に)登場した。 「47戦隊47都道府県」では[[大阪府]]を担当。 国内でも3番目に長い歴史を持つ天王寺動物園がある事が由来だろうか。 &s(){スーツのデザインが大阪のおばちゃんっぽいからという考察の方が有力であるが。} *&size(19){◆あらすじ◇} とある森の中でガイドの仕事をしていた動物学者の風切大和は、落としてしまった"お守り"を追って辿り着いた先に現れた巨大なキューブに吸い込まれ、 セラ、レオ、タスク、アムという4人のジューマンと出会う。 大和が迷い込んだのは異世界「ジューランド」で、そこでは人間のように知性を備えた二足歩行の動物達「ジューマン」が平和に独自の文明を築いていた。 セラ達は大和の通ってきた「リンクキューブ」の番人でもあり、そして大和の持っていた"お守り"こそ、ジューランドと人間の世界とを繋ぐ鍵となる「王者の資格」だったのだ。 その頃人間界では、宇宙の無法者集団「デスガリアン」が地球を滅ぼそうと侵略を開始していた。 異常を察知した大和はリンクキューブに飛び込み、それを追って4人のジューマン達もジューランドから人間界へとやってくる。 セラ達4人は王者の資格が変化したジュウオウチェンジャーでジュウオウジャーへと変身し、デスガリアンとの戦いに挑む。 次第に劣勢に追い込まれる4人の姿を見て、大和の叫んだ「地球に生きる命を救いたい」という強い思いが、本来ジューマンにしか使えない筈の王者の資格を動かした。 そして大和もジュウオウイーグルへと変身、デスガリアンの幹部の1人のジャグドを撃破する。 しかし、リンクキューブに填っていた王者の資格の一つを何者かが持ち去ったため、セラ達はジューランドへ戻れなくなってしまった。 大和はそんな彼らの面倒を見ることにし、王者の資格を探し出してジューランドへ帰れるまで、大和と4人のジューマンとの共同生活が始まるのだった。 *&size(19){◆設定・用語◇} ・ジューランド ジューマン達が暮らす地球の中の異世界。リンクキューブによって人間界と繋がっている。 そのために人間がジューランドに迷い込んでしまうこともあったが、ジューランドの秘密を守るため、迷い込んだ人間は&bold(){処分する}という極端な掟もあった。 物語当初に大和とセラ達が出会った時にそのような素振りは見せなかったあたり、ごく一部の上層部のみがその掟を知っているようだ。 ジューマンであるはずのバドにさえ「あんな世界との繋がりなど切れてしまえばいい」とまで言わせた。 ジューランド特有の文化なのか、立方体の意匠が随所に見られる。 ・ジューマン 異世界・ジューランドの住人。動物の姿に二足歩行の知性、動物特有の本能や特性、そして「ジューマンパワー」と呼ばれる生命の力を併せ持つ。 通常のジューマンは姿を変える事はできないが、セラ達は王者の資格がもたらす神秘の力により、人間に化けられるようになった。 とは言え人間態で過ごすにもかなりの気力を消費するらしく、気を抜くとすぐジューマン態に戻ってしまう。 また、人間態の時も尻尾(セラは尾ビレ)だけは消せずにそのまま残るが、この尻尾は敵の気配を感知するとピーンと跳ね上がる。 ・王者の資格 ジューマンを守る力を秘めたキューブ。リンクキューブの1面に1個ずつ、計6個填め込まれていた。 「四角」と「資格」がかかってると言うのは内緒。 ジューマンのセラたちの強い思いに呼応してジュウオウチェンジャーに変化する。また、大和のバドのジューマンパワーでジュウオウチェンジャーに変化した。 全部で6個存在するが、うち1個はバドによって幼少時代の大和に渡され、ジューランド側には長らく存在していなかった。 大和がジューランドにやってきた事で再び6個揃うが、デスガリアン襲撃の際に1個がリンクキューブから外れてしまい、 現在は最後の資格はバドが所有している。 第28話にて「大王者の資格」と呼ばれる起源となる巨大なキューブを元に作り出された事が明かされた。 そして第37話にて、大和の窮地にバドが持つ最後の資格が金色のジュウオウチェンジャーファイナルへと変化、彼をジュウオウバードに変身させた。 ・リンクキューブ 巨大なキューブ。人間界とジューランドを繋ぐ扉の役割を果たす。 窪みに王者の資格を装填するとゲートが開き、人間界とジューランドを行き来する事が可能だが、王者の資格が6個全て揃った状態でないと移動できない。 その内1個が十数年前にバドによって持ち去られたので、それ以来人間界とジューランドの行き来は不可能になっていた。 第1話でジャクドの攻撃により人間界側のリンクキューブが破壊されてしまい、さらに王者の資格の1つをバドが回収したため、セラ達はジューランドに帰れなくなった。 その中には、「大王者の資格」が入っている。 *&size(19){◆登場人物◇} **&size(19){◆ジュウオウジャーと関係者◇} ・[1]&font(#ff0000){大空の王者 ジュウオウイーグル/風切大和} &font(#ff0000){&bold(){「俺だって……! 人間だって、『動物』だーッ!!」}} 駆け出しの動物学者。叔父である真理夫のアトリエに下宿している。 生真面目で面倒見が良く、行く当てのないジューマン達もまとめて面倒を見ようとし、王者の資格探しも率先して手伝う劇中屈指の常識人。 しかしその性分故か、気苦労を背負い込んでしまうことも多い苦労人気質。レオ曰く&bold(){「怒ると面倒臭い」}。 普段は落ち着いているが、激昂したり一度覚悟を決めた後の爆発力と行動力は凄まじい。 彼の母親の和歌子は大和が幼い時に亡くなっており、父親の風切景幸は医師であり健在ではあるものの、親子関係はあまり良くないようであるが……。 演じた中尾雅樹氏は本作で本格的な役者デビューとなるが、1話から[[新人離れした自然な演技>渡部秀]]で視聴者を驚かせた。 詳細は[[個別項目>ジュウオウイーグル/風切大和]]にて。 ・[2]&font(#1e90ff){荒海の王者 ジュウオウシャーク/セラ} &font(#1e90ff){&bold(){「女だと思ってアンタに手加減された!そういうの全然嬉しくない!!」}} 聴覚の鋭い鮫の女性ジューマン。4人のジューマンのリーダー的存在。 負けず嫌いで気が強く、弱い部分を他人に見せない姉御肌のクールビューティ。 家族想いな性格でペンダントの立体写真から、弟がいることが判明している。そのためか家族の仲を引き裂いたり、絆を踏みにじる行為を何より嫌う。 女だからという理由で手加減されるのを嫌がっており、過去ジューランドでの武術大会でレオに手を抜かれて勝ったのを根に持っている。 アミガルドの作戦でレオと戦わされた時も、結局レオが負けるつもりで本気を出さなかったのが許せない様子。 強気な性格で誤解されがちだが、結婚式を見てロマンチックと感じたりと純情で乙女らしい側面を持っている。 ただし強気ながらも純情な性格な反動か、結婚詐欺師から「チョロイ」と思われ、その評価通りすっかり騙されてしまったりと、男に対する免疫は低め。 鮫故か水が大好きで、噴水などを見るとたまらず飛び込む癖がある。 野性解放モードの能力は&font(#1e90ff){「斬鉄のヒレ」}で、背中に鋭い背ビレが生えて触れた者を切り裂く。 その鋭い切れ味を生かし、体ごと高速回転しての体当たり攻撃を仕掛けたりもする。また、まるで水中にいるかのように地中を自在に泳ぎ回れる。 固有の能力として驚異的な聴力を誇り、些細な音も聞き取れる。 ・[3]&font(#ffd700){サバンナの王者 ジュウオウライオン/レオ} &font(#ffd700){&bold(){「相手を殴ると自分も痛え……だから拳ってのは相手を傷つけるために使っちゃいけねえ! 拳ってのはな、守るために振るうんだ!それが…“男の美学”だぁ!」}} 声が大きいライオンの男性ジューマン。いつも陽気でテンションが高いお調子者で、ジュウオウジャーのムードメーカー的役割を果たしている。 その大声によって主に耳のいいセラが被害を被っている。 裏表のない明朗快活とした気持ちのいい性格の熱血漢。早とちりで短気だが、他者への思いやりも強い。 大和への不信感から誘いを拒むタスクに対し、&font(#ffd700){&bold(){「大事なのはこれからのメシだ」}}と返すなど現実的な面もある。 女好きで、良く言えばフェミニスト、悪く言えばナンパな性格。 しかしながら体格差で劣る女性を力で圧倒するのを嫌い、「女ぶちのめすくらいなら嫌われたほうがマシ」という自分なりの“男の美学”を大切にしている。 クバルの自分本位で身勝手な復讐に対しては真っ先に怒りを露にし、彼に拘束されていたナリアを発見すると彼女を救出する決断をした。 また夢を嘲笑われたり馬鹿にされることを嫌い、仲良くなったり感情移入した相手にはトコトン付添い面倒を見るなど良き兄貴分としての側面もある。 一方でキルメンチと鉢合わせした際はヤンキーさながらのメンチ切りを見せるなど、荒っぽい所も有している。 詳細は[[個別項目>ジュウオウライオン/レオ]]にて。 //演じた南羽翔平は、本作から2年後の2018年に芸能界を引退した。 ・[4]&font(#00ff00){森林の王者 ジュウオウエレファント/タスク} &font(#00ff00){&bold(){「僕達はもう、帰れないからここにいるんじゃない。僕達の意志でここにいるんだ!」}} 嗅覚が鋭い象の男性ジューマン。唯一の草食系男子(文字通りの意味で)。 象ならではのパワーもさる事ながら、内面的には読書をたしなむ温厚な知性派で洞察力も高いクールガイ。 知性的な反面、生真面目で頭の固い堅物な一面もあり、規律や規則に拘るオカン気質。 幼いころからの経験故に読書好きは筋金入りで、書物や物を大切にする気持ちを馬鹿にされる事を嫌う。 ただし細かい所を気にしすぎる真面目で神経質な性格が原因で面倒くさい男扱いされ、 同じく面倒くさい男の部類に入る操から一方的にシンパシーを抱かれるなど苦労人としての顔も覗かせる。 また納豆の臭いで悶絶したり、緊急事態とは言え靴下の臭いを嗅いであらぬ誤解を招くなど、臭いネタでのオチ要員としても出番多し。 ネタキャラ扱いされるのは[[頭脳派>シンケンブルー/池波流ノ介]][[キャラ>ゴセイブルー/ハイド]][[の>ゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤー]][[宿命>アオニンジャー/加藤クラウド八雲]]なのか? 詳細は[[個別項目>ジュウオウエレファント/タスク]]にて。 ・[5]&font(#808080){雪原の王者 ジュウオウタイガー/アム} &font(#808080){&bold(){「無事だったからいいじゃない。ほら、前向き~。うふふっ」}} 味覚が鋭い虎の女性ジューマン。ポジティブで流行り物に弱く可愛い物好きなゆるふわ系。 セラと比べるとこちらは可愛い系の美少女だが、顔に見合わず一度決めた意志は固い。また味覚に優れているためか、「口」が「上手い」。 笑顔を絶やさない楽天家な言動とは裏腹に、冷静かつ現実的に物を見ており、 ジューマンの中では最初に&bold(){「どうせすぐにはジューランドに帰れないので、腹を括って人間界に馴染む」}と決意している。 ジューランドでは母子家庭で育っていることが判明したりと、本編前は色々苦労してたことが窺え、 結婚詐欺師の零と数回話しただけで彼の存在を危険と見抜く等男性に対する免疫は高い。 ジュウオウチェンジャーの通話機能を最初に把握したのも彼女で、他のメンバーの事は全員敬称をつけて呼んでいる。 若干腹黒気味な言動や小悪魔っぽい態度で誤解されがちだが、人の弱みに付け込んだり、相手を騙すといった人の心を弄ぶような卑怯なことを嫌う等、性格は真っすぐないい娘。 精神的ブレが大きすぎる操の特性をいち早く見抜いた人物で、落ち込んだ操をわざと煽てて持ち上げて調子に乗らせテンションを取り戻させるなど強かな一面もある。 野性解放モードの能力は&font(#808080){「鋭きツメ」}で、強靭な爪による斬撃の連射で敵を切り裂く。 ジュウオウライオンの野性解放との違いは、ライオンが攻撃力重視でタイガーが連射性重視というところだろう。 ・[6]&font(#ff0000){ジャングルの王者 ジュウオウゴリラ/風切大和} ゴリラのジューマン・ラリーからジューマンパワーを授かった大和のもう一つの変身。 ジュウオウイーグルの顔を上部に上げ、野性解放で上半身がゴリラのようにムキムキになる。 その変身の都合上、常時野性解放モードとも言える。 ゴリラらしくよく胸を叩く(ドラミング)が、その際掌は開いている。 一般的なドラミングのイメージは拳だが、実物のゴリラは掌で行っているので現実に忠実といえる。 ・[7][8][9]&bold()&bold(){&color(#000000,#ffd700){世界の王者} &color(#808080,#000000){ジュウオウ} &color(#000000,#c0c0c0){ザワールド}/&font(#000000){門藤操}} &bold(){「俺は決めた……この罪を、背負って戦う!」} ジニスがブラッドゲームをさらに盛り上げるために用意した対ジュウオウジャー用のエクストラプレイヤー。 人間界で捕獲したサイ、ワニ、オオカミの3体のジューマンのジューマンパワーを、ナリアが拉致してきた適合者の人間である門藤操に強引に注入して完成させた。 2体分のジューマンパワーを使いこなす人間である&font(#ff0000){風切大和}の特性をコピーし強化したデスガリアン版ジュウオウジャー。 スーツの胸にもサイ・オオカミ・ワニが並んで描かれ、黒ベースに金と銀も加えて縦三色のカラーリング。 元は気が弱く恥ずかしがり屋な性格で、病弱な身体も相まって強さと友達を求めてストイックに強さを求めていた&font(l){ボッチ}青年だったが、 どうにも求めていた強さに辿り付けずに悩んでいた所をデスガリアンに捕えられて洗脳されていたが、 大和の決死の説得が功を奏し洗脳が解けジュウオウジャーの仲間入りした。 性格は少々卑屈で思い込みが激しく(自分が3人のジューマンを殺したと思いつめて幽霊になった3人(の幻覚)に怯えたり)、ミスを指摘された途端体育座りで凹むなど、 メンタル面が非常に繊細で不器用な面倒くさい豆腐メンタル。 詳細は[[個別項目>ジュウオウザワールド/門藤操]]にて。 ・[10]&font(#ff0000){王者の中の王者 ジュウオウホエール/風切大和} 初代ジュウオウジャーであるクジラのジューマン・ケタスの魂とジューマンパワーの宿った『大王者の資格』が変化した、ホエールチェンジガンで大和が更なる変身を遂げた戦士。 ホエールチェンジガンのトリガーを弾くことで変身、スーツにクジラのマークが宿り、マスクが装着されることで完了する。 こちらも常時野性解放している形態であり、ジャンプ力・腕力共にイーグルやゴリラを上回るが、凄まじいジューマンパワーは大和も制御できなくなることも。 35話からは最強技「ジュウオウファイナル」も仲間達と力を合わせる事で制御できるようになった。 ・&font(#ff4500){天空の王者 ジュウオウバード/バド}(声/演:村上幸平) &font(#ff4500,b){「もう大丈夫だ。きっとこいつが、お前を守ってくれる」} 鳥のジューマン。現在もどこかで活動しているようだが詳細不明。 かつてリンクキューブから王者の資格を持ち出して、怪我をした幼い頃の大和を助けると共に“お守り”として託したらしい。 第11話で再登場し、ジニスが送り込んだ殺戮マシーン・ギフトの攻撃で重傷を負った大和を救った。 その後、レオ達に故郷であるジューランドについて快く思っていないこと、自分とジューランドの「繋がり」を断つために「王者の資格」を盗み出したことを明かした。 彼が、このようなことをするのは過去のとある出来事が原因のようだが……。 そして紆余曲折を経て、ジュウオウバードへと変身した。 そのジュウオウバードの姿はジュウオウイーグルに酷似しているが、朱色を基調としたカラーリングになっているのが特徴。 詳細は[[該当項目>ジュウオウバード/バド]]にて。 ・森真理夫 &bold(){「芸術家にとっては自分が信じるものが真実だ。学者ってのは、自分の気持ちで真実を曲げちゃいけないんだろ?」} 大和の叔父で動物専門の彫刻家。自身のアトリエに元々居候させていた大和に加えて、セラ達4人も住まわせている。 作品を作る際には動物の気持ちになりきるため着ぐるみを着用する変人。[[30分後の仙人のおっちゃん>仮面ライダーゴースト]]みたい。 セラ達4人は「大和の野生動物の研究仲間」という事になっており、彼らがジューマンである事は伏せられている。 また、ジュウオウジャーの正体が大和達であることも秘密にしている。 普段はコスプレしてはしゃぐ変人だが、&bold(){「自分が信じるものが真実」}という信念を持ち、悩める大和に助言をすることも。 さらに、デスガリアンの作戦に巻き込まれて囚われた際には、遊びで命を奪う彼らに怒りを露わにし、 ナリアに対して&bold(){「この星をなめるなよ」}と啖呵を切る(ついでに頭もはたいた)勇気ある姿を見せた。 また第24話においては、大和の母の弟であることと、大和と一緒に彼女の墓参りに行く姿が描かれた。 第44話ではついに……。 ・ラリー(声:[[石塚運昇]]) &bold(){「ヤマト、先にパワーをもらったのはミーの方だ。人間に絶望していたミーが、ユーと出逢って再び希望を持てた。そして、幸せな出会いにも繋がった」 } ゴリラのジューマン。人間を研究している動物学者ならぬ"人間学者"。根は明るいラテン系。ポケモンの研究はしていない。 以前から学術研究目的で人間界にやってきていたが、ある時王者の資格が失われて以来ジューランドへ帰れず、森の中でひっそりと暮らしてきた。 だが、行く先々で人々に恐れられ、警官には拳銃で撃たれて以来、人間が怖くなってしまった。 セラ達と共に行動している大和に対しても、当初は人間だと知るや逃げ出すほど不信感を抱いていたが、 大和がニホンカモシカと触れ合うのを見て考えを改め、瀕死の彼にジューマンパワーを授けてジュウオウゴリラへと覚醒させた。 その影響で生命力が減ってしまい白髪頭になってしまい、ラリーの命を削ってしまったと悩む大和を上記の言葉で励まし、 ジューマンパワーは希望を持てた事へのプレゼント交換であると話した。 戦いの後は人間の社会を見るための旅に出て、その道中でバドと再会。彼とはジューランドにいた頃からの知り合いだったらしく、大和達の話した鳥男が彼である事にも気付いた。 ・三人のジューマン(声:ボルケーノ太田(犀男)、かぬか光明(鰐男)、高橋英則(狼男)) 元々はラリーと同じく、地球で暮らすこととなってしまったジュ―マン達であり、ジニスによって3人ともザワールドを生み出すために利用された。 操の前に幻影として現れるが、その実態は操が抱える罪悪感や後ろめたさなどが分かり易く具現化した妄想。 3人とも性別は男で、全体的にノリが軽い性格。 操が罪悪感に苛まれ、悩み落ち込むと現れ、悩める操に発破を掛けるのが主な役割。 狼男は辛辣な口調で操の問題点を指摘し、鰐男は明るい口調で操に方向性を示し、犀男は全体的な意見を取りまとめ結論を導くポジション。 ・ケタス(声:チョー) &bold(){「その怪物に一人で立ち向かう勇敢な若者……私です」}&font(#ffd700){「お前かよ!」} レオたちジューマンの先祖であるクジラのジューマン。 現在は故人だが、大王者の資格に残された映像記録で現われた。 かつて怪物によって滅ぼされそうになった際に一人で立ち向かい、大王者の資格によって「最初のジュウオウジャー」になり怪物を撃退し、その後ジューランドを作り上げリンクキューブや王者の資格などを生み出したジューランドの王。 しかし、何故か大王者の資格やジューランドの誕生に関する歴史は、レオたちの世代には伝わっていなかった。 ・ペルル(声:笹野鈴々音) 『[[劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!]]』に登場するコンドルの子供ジューマン。 「ワールドアニマルサーカス」に所属していた両親がジューランドから地球にやって来た後に生まれたため、地球育ち。 宇宙の侵略者「ドミドル」に彼が持つキューブコンドルを狙われ、奪われてしまう。 ジュウオウジャー達によってそのキューブコンドルを奪還することに成功した。 その後、ドミドルの撃破後に最後の資格の情報がわかったら知らせると約束を交わし、サーカスを管理する数人のジューマンの仲間達やキューブコンドルと共に、操の操縦するキューブライノスに乗って旅立っていった。 **&size(19){▼宇宙の無法者 デスガリアン▽} 邪悪な宇宙人達で構成された無法者の集団。 巨大な弓矢を模した宇宙船・サジタリアークを母船に宇宙を流離い、生命の豊かな星を見つけては&font(#ff0000){&bold(){「ブラッドゲーム」}}と呼ばれる[[殺戮ゲームを仕掛け>グロンギ族]]、これまでに99の惑星を滅ぼしてきた。 侵略目的が&bold(){「地球を破壊するのでも征服するのでもなく、“星に生きる生物を甚振って遊ぶこと”」}という、戦隊史上でも類を見ない下衆極まる敵組織である。 詳しくは[[個別項目>宇宙の無法者デスガリアン]]を参照。 *&size(19){◆ジュウオウジャーの装備◇} ・ジュウオウチェンジャー #center(){&font(#ff0000,b){本}&font(#1e90ff,b){能}&font(#ffdc00,b){覚}&font(#00ff00,b){醒}&font(#808080,b){!} &bold(){\アーアーアアアーッ!!/}} ジュウオウジャーへの変身アイテム。 王者の資格が変化した立方体の[[携帯電話]]で、変化した後も登場人物からは「王者の資格」と呼ばれ続ける。 ガラケー型だが、一応開くとスマホっぽい。 キューブアニマルの召喚、ジュウオウキングへの合体キーとしても用いられる。もちろん通話機能も搭載。 内部には上部に赤・黄・青の3つのボタンと1~9までの番号ボタンがあり(一般的な電話と違って#0*は無い)、 1から5にはジュウオウイーグルを1として、そこから順に各ジュウオウジャーが割り当てられている。 側面には動物の絵が描かれた赤い面(変身用)、立方体の絵が描かれた黄色い面(召喚用)、ジュウオウキングの頭部が描かれた青い面(合体用)の絵柄がある。 ルービックキューブのように一番上の列だけが横回転するようになっており、対応する絵柄を揃えるとその面の機能が開放される。 変身する際は、ジュウオウチェンジャーを開いて上部中央にある赤いボタンを押した後、番号(1から5のいずれか)を押す。 すると番号に対応する動物名がコールされる(例:1なら「イーグル!」)ので、「本能覚醒」の掛け声と共に赤い面の絵柄を揃えると、 バリア機能を備えたキューブ状のエフェクトに包まれてジュウオウジャーへの変身が完了する。 本来ならジューマンしか変身出来ない筈だが、人間である大和が変身出来た理由は大和の使用する物にジューマンのジューマンパワーが注ぎ込まれているかららしい。 「アーアーアアアーッ!!」という叫び声を聞くと「そういえば今年の夏はターザン映画が復活するんだよな」と反応してしまうお父さん(下手したらお爺ちゃん)も少なくないだろう。 ・ジュウオウバスター ジュウオウジャーの共通武器で、ジューマンパワーを持つ者なら変身前でも使用可能。 赤と青二つのキューブが横並びについており、スライドさせて位置を入れ替えることでモードチェンジする。 鷲、鮫、ライオンが描かれた赤いキューブを前にセットすると刃が伸びた剣モードになる。このモードでの必殺技はジュウオウスラッシュ。 象と虎が描かれた青いキューブを前にセットすると銃口がせり出して銃モードになる。このモードでの必殺技はジュウオウシュート。 ・イーグライザー ジュウオウイーグル/ジュウオウバード専用武器。 普段はオーソドックスな長剣だが、鞭のようにしならせて攻撃する事も出来る、いわゆる[[蛇腹剣]]。 鞭状態のリーチはかなり長く、敵を搦め取ったり、木に引っ掛けて移動手段としても活用出来る。 必殺技は捕縛した敵を引き抜きざまに斬り裂くライザースピニングスラッシュと、伸ばしていない状態から連続で斬撃を浴びせるグライドフェザースラッシュ。 #center(){&b(){本能覚醒!} &bold(){\ウォーウォーライノースッ!!/}} ・ジュウオウザライト ジュウオウザワールド専用懐中電灯型アイテム。 デスガリアン版のジュウオウチェンジャーとも言える。 変身、フォームチェンジ、ジュウオウキューブ召喚に使用する。 ・ジュウオウザガンロッド ジュウオウザワールド専用打撃/銃撃武器。 まっすぐ伸ばしたロッドモードと斜めに折ったガンモードを使い分けられる。 更には釣り糸とそれを巻き上げるリールも装備されており、ロッドモードでは釣り竿としても使用可能。 #center(){&font(#ff0000,b){本能覚醒!} &font(#ff0000,b){\ホーホーホエールーッ!!/}} ・ホエールチェンジガン ジュウオウホエール専用変身アイテム/大型銃。 『大王者の資格』が変形した武器で、謂わばジュウオウチェンジャーのオリジナル。 カバーを展開することでキューブモードからガンモードに変形。大和がトリガーを弾くことでジュウオウホエールに本能覚醒させる。 このモードの必殺技はジュウオウファイナル。二度ポンプアクションを起こすことで放たれるが、凄まじいパワーは月の一部を壊すほどで、初発射時は大和でも制御できなかった。 35話からは仲間の力が合わさり、本来の威力のジュウオウファイナルが使用できるようになった。 #center(){&font(#ff4500,b){\バードッ!!/} &font(#ff4500,b){本能覚醒!} &font(#ff4500,b){\アーアーアアアーッ!!/}} ・ジュウオウチェンジャーファイナル ジュウオウバード専用変身アイテム。 バドが持っていた最後の『王者の資格』が変化した、金色のジュウオウチェンジャー。 ナンバー『1』を押し、赤い面に合わせることでバドをジュウオウバードに変身させる。 形状は五人の持つジュウオウチェンジャーと同じだが、色、赤い面のジュウオウジャーのエンブレムにゴリラ・クロコダイル・オオカミ・サイ・クジラのレリーフが追加、ナンバーの上に鳥/[10][0/!/?]のキーが加わっている、待機音と変身音がオカリナにも似た音色を持つなど相違点がある。 *&size(19){◆[[ジュウオウキューブ]]、巨大ロボ◇} ジュウオウチェンジャー/ジュウオウザライト/ホエールチェンジガンによって召喚・合体されるジュウオウジャーの巨大戦力。 基本的に待機形態の『キューブモード』で召喚され、様々な動物を模した『動物モード』に変形する。従来作のように生命体設定があるか否かは不明。 2話以降は掌サイズから大きくなる方式がとられている。 大きく分けて、上から三つ積み重なることで巨大ロボに合体する『ジュウオウキューブ』と、巨大ロボ用の武器に変形する『ジュウオウキューブウェポン』に分類される。 詳しくは該当項目を参照。 *&size(19){◆主題歌◇} ・OP:動物戦隊ジュウオウジャー(歌:高取ヒデアキ) 実はコーラスに『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』を歌った堀江美都子が特別参加している。&footnote(レコーディングの際に偶然ヤング・フレッシュを激励にやってきていた) 第1話のOPに限り、大和以外の4人はジューマン態のみが登場し人間態は一切登場せず、デスガリアンのメンバーにはジャグドがいる特別バージョンとなっていた。 第21話からは操が追加された。 ・ED:レッツ!ジュウオウダンス(歌:大西洋平) 去年に続いてダンスED。映像中に4色のキューブが登場し、データ放送ではどのキューブに動物が隠れているかを当てる「どうぶつかくれんぼ」が行われる。 エンディング終了後は正解発表と同時にキューブに隠れている動物の映像が映される。 歌っている大西洋平氏は、去年のニンニンジャーの主題歌も担当した。 ネタバレしない派の人はFULLサイズを聴く時は要注意。 サビの歌詞は動物とかけたダジャレになっているものの、タスクの「すぐファンファンエレファント」は意味が分かりにくい…恐らく「fun(楽しい)」と言うことだろうか。 最終回では「レッツ!ジュウオウダンス エクストラ・ホエールエディション」が使用された。 *&size(19){◆玩具展開} なりきり玩具におけるコレクションアイテムは廃止され、単独でのプレイバリューを重視したものとなっている。 その代わりロボット玩具はジュウオウキューブ、キューブウェポンの両方で幅広い商品展開が行われた。 合体の構造上、玩具の『ジュウオウキューブ123 動物合体 DXジュウオウキング』だと&bold(){合体後の足が書き割り}という致命的欠点がある。 DX戦隊ロボにおいては[[一部>マジキング]][[の>轟轟戦隊ボウケンジャー]][[例外>オトモ忍(手裏剣戦隊ニンニンジャー)]]を除けば脚は可動せずに棒立ちというのがデフォルトではあるが、 両足が繋がった一つの塊になってしまっているのは1号ロボ玩具としては初のケース(本来は要塞ロボや最終大型ロボの類に多い)。 ビッグキングソード貫通ギミックの仕様上仕方ないこととはいえ一見して退化したような印象を受けてしまい、 更にこれまでの一号ロボと比較してサイズダウンしたり(単体メカの[[ゴーバスターエース]]と同サイズ)、 合体前のメカが3体だけ(エレファント、タイガーは個別売り)、更に値段は据え置き。 以上の点が、各種通販サイトやレビューサイトで不評を買ってしまっている…… が、実際に手に取ってみると、一発変形の小気味よさや順序を変えたカオスな積み方などに楽しみ方を見出すことも出来る。 良くも悪くも「&bold(){ギミック重視}」を突き詰めた設定と言えるだろう。 構造がシンプルな分耐久性も高く、子供が雑に扱っても簡単には壊れないため、保護者層からも好評だったとか。 一方『[[ミニプラ>ミニプラ(食玩)]]』版ジュウオウキングでは ・DX版同等の変形ギミック・合体シークエンス(ビッグキングソードは足の稼働ギミックの関係で短くなっている) ・ランナー単位で成型色を増やして組むだけで色分け、シール削減 ・ボールジョイントが仕込んであり、下駄を差し替えるだけでDX版以上の可動域を実現 といった製品に仕上がっており、近年の戦隊ミニプラの中でも特に大友向けの性格が強くなっている。 逆に言うと極力シールを減らして成型色で色分けした構成上、単体で完成するのはライオンとキリンだけで、 イーグルとシャークを完成させるには別売りのに付属するパーツが必要となっており(前作シュリケンジンはビュン丸以外のオトモ忍全員が単体で完成)、 子供向けからは若干離れてるような気も。 食玩では他にも『[[トッキュウジャー>烈車戦隊トッキュウジャー]]』から導入された変形オミット・アクション特化の『ファイティングアクションロボ』シリーズや 「小物入れを積み上げて余剰パーツを取り付けるとジュウオウキングになる」『合体トレジャーキューブ』の発売が予定されており、 例年以上に様々な層に向けて選択肢の幅を広げているのが特徴と言える。 また、『フィギュア王』No.219に掲載されたインタビューによると、ファイティングアクションロボは販売数が低下しており、シリーズを続ける為の路線変更として本作から大きくコンセプトが見直された。 そうしてリニューアルされた『ファイティングアクションロボ 勇動』は80年代や90年代のスーパーロボットを意識したアレンジ体型に仕上がっている。 放送開始日には店頭キャンペーンが行われており、キャンペーン店舗で店員さんに合言葉「ジュウオウジャー!」を伝えると、ジュウオウイーグルの人形がもらえた(DXジュウオウチェンジャー付属のものと同じなので、大きなお友達はそちらを買おう)。 CMでは淡白な顔の少年が&bold(){突然濃く暑苦しい顔}で「ジュウオウジャー!」と叫ぶという妙な演出をやっており、印象に残った視聴者は多い。 *&size(19){◆海外展開◇} 日韓合作の『[[獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ]]』の次回作として、ジュウオウジャーが韓国で放映される事に先駆けて、キョウリュウジャーブレイブの最終話にイーグル、シャーク、ライオン、エレファント、タイガー、そして大和がゲスト出演。 生身のままジュヨン(ブレイブキョウリュウレッド)と大和が戦隊恒例のバトンタッチをするという、ある意味日本よりも豪華なバトンタッチが行われた。 そして満を辞しての本放送では『キョウリュウジャー』に続いてヒットを記録。 あちらと違い続編は作られなかったが、その代わり既存商品をリデコする形で韓国オリジナルのジュウオウキューブが多数発売された。 なんと&bold(){放送から5年経った今なお商品展開は続いており、更にそれらを使ったストップモーション短編アニメがバンダイコリアYouTube公式チャンネルで公開された挙句、その作中で更なる新商品と思しきロボまで登場}という大盤振る舞い。 韓国での躍進はまだまだ続きそうだ。 #center(){&bold(){&color(orange){アニヲタWiki(仮)はまだ、我々の知らない項目で溢れている……。}}} 39.[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]←40.動物戦隊ジュウオウジャー→41.[[宇宙戦隊キュウレンジャー]] #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,31) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 魔王サイコじゃねーかwww -- 名無しさん (2016-11-20 12:21:05) - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-11-23 16:00:57) - ニンニンVSで「燃えてキタ―――!!」や「イーハァーー!!」に耳を塞ぐセラ期待 -- 名無しさん (2016-12-09 01:34:25) - ジュウオウジャーの次はキュウレンジャー -- 名無しさん (2016-12-10 19:44:52) - 大和の父、医者 -- 名無しさん (2016-12-10 20:09:12) - 大和がクバルに向かってオレたちのセリフを代弁してくれた -- 名無しさん (2016-12-18 12:56:31) - アザルドさん自分も知らないままキューブウェポン強奪してるwww これでバドもデスガリアン(アザルド)を追う理由が出来たから大和達と合流しそうだし、取り込んじゃったキューブウェポンがアザルドを倒すキッカケになるかもしれないし…続きがホント気になるわw -- 名無しさん (2016-12-18 16:12:26) - かつてはデスガリアンのザ・ワールドの台詞が、今は -- 名無しさん (2016-12-19 00:00:46) - (続き)恐怖を乗り越え、違う自分に変われたみっちゃんの台詞になった回だったな -- 名無しさん (2016-12-19 00:01:43) - レオが、敵であるナディアに対してさえ迷いながらも女性として扱ったのを見て彼の「男の美学」は本物だと思ったよ。バカな行動と蔑まれようとも自分が一度決めたことは決して曲げない尊敬すべき馬鹿だから好感が持てるわ。 -- 名無しさん (2016-12-19 00:45:37) - ↑ナリアですよ。 -- 名無しさん (2016-12-19 16:33:49) - あと数話で終わりなんだよなぁ…謎が小出しにされているのと、メンバー個々のドラマが明確に決着するような作風じゃないせいか全然クライマックス感ないわ 良くも悪くもね -- 名無しさん (2016-12-28 16:45:59) - ジュウオウジャー終わったが、この人はこれからも重宝されるだろうな -- 名無しさん (2017-02-05 13:14:44) - その回の最初の戦闘では大抵誰か1人以上が不在で、戦闘開始後に合流するか二度目の戦闘以降で初めて全員揃う形になってる事が多いのも特徴の一つに加えて良いと。何かしらの伏線なのかとも思ったが偶然だったのかな -- 名無しさん (2017-02-05 13:47:48) - ストーリー重視の作風だから、 -- 名無しさん (2017-02-11 16:41:50) - ↑×13 実際ニンニンジャー変身時の「ニンニンニン、ニンニンニニン!」に耳を塞いでたねwww -- 名無しさん (2017-02-14 23:09:02) - 「すぐファンファン」って多分「すぐファンになれる」という意味じゃないかなぁ…と自分は思う。 -- 名無しさん (2017-02-14 23:10:45) - ところでC3-シーキューブ-って作品をご存知かな?ジュウオウジャーファンファンにおすすめだと思うけど -- 名無しさん (2017-03-05 00:09:26) - 大和の野性大解放モードそろそろ追記したいけど、上手く編集出来ず苦戦中。誰かお願いします。 -- 名無しさん (2017-03-27 19:41:13) - 昔だったらデスガリアンの被害者かつジュウオウジャーと交流するゲストが出てきたよね…そうしなかったのはシンプルに地球対宇宙を強調したかったのかな? -- 名無しさん (2017-03-27 19:50:59) - ゴーカイジャーがゲストで出てきて帰った後のナビィの運命は・・・(寺島のアニキはあの後・・・) -- 名無しさん (2017-03-28 10:41:48) - ジニス=凶悪で邪悪なジェリド -- 名無しさん (2017-03-28 10:42:39) - 思ったんだけど この世界における 狼男や鳥人間、半魚人などの半人半獣のモンスターの伝承は人間界に迷い込んだジューマンが元になったんじゃないだろうか -- 名無しさん (2017-06-15 20:14:43) - ↑そもそそ、ジューマン自体何なのか分かってないよな。それでも面白かったのは間違いじゃないけど。 -- 名無しさん (2017-06-15 20:46:56) - 大和の苦労人ぷりに目が行き勝ちだったけど、何話か見返したらタスクもかなり散々な目に合ってて笑う -- 名無しさん (2018-02-13 20:26:55) - キュウレンジャーと共演しないのかなあ…やっぱ世界観が違いすぎるのとキャラが多すぎてまとめきれないって判断されたのかなあ -- 名無しさん (2018-02-13 21:09:04) - せめてスペーススクワッドで大和と操は出して欲しかった -- 名無しさん (2018-04-05 16:24:43) - スペスクは別にいいんだけど別枠で何か用意して欲しい。めっちゃハマった作品なだけにいたたまれない。 -- 名無しさん (2018-06-28 01:57:04) - 来月には大和の胃が死ぬんだっけ? -- 名無しさん (2019-01-07 11:40:43) - ↑死にかかってます。胃薬がいります。頑張れ大和。 -- 名無しさん (2019-02-18 00:00:30) - ニンニンジャーとは逆に、赤以外が既に戦隊のパターンか -- 名無しさん (2019-12-29 09:03:58) - 多分楽しいのfunじゃないかなぁ -- 名無しさん (2021-05-14 00:25:49) - レオの役者さんが事務所やめて消息不明。こういうの同窓会的なことができなくなるのかなって寂しくなる。 -- 名無しさん (2023-01-06 23:23:16) - エンディングのダンスで感動したの初めてだわ…みんなで踊ろう!ができるようになった世界なんだなあって -- 名無しさん (2023-02-11 23:35:22) - ↑2引退してもまた出てくれたらんるちゃんの例もあるから諦めちゃいけない -- 名無しさん (2023-09-30 12:58:09) #comment #areaedit(end) }

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