X-MEN・ユニバース(映画)

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&font(#6495ED){登録日}:2017/06/03 Sat 17:14:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 17 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「X-MEN・ユニバース」とは、2000年に公開されたアメリカの映画「[[X-MEN>X-MEN(映画)]]」以降続く、MARVEL社のコミック「X-MEN」を原作とする映画のシリーズである。 配給は20世紀フォックス。 近年は、同じくMARVEL社のコミックを原作とする[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]の知名度が上がりつつあるが、歴史はこちらの方が長い。(一時期、クロスオーバーする話も上がったとか。) この項目では、各作品を紹介するとともに、%%原作同様%%度重なる後付け設定で複雑化した時系列についても解説する。 なお、映画作品ではあるが、無数に広がるマルチバースの中のEarth-10005の物語として、原作にも含まれている。 ≪登場人物≫ [[ウルヴァリン/ローガン>ウルヴァリン(X-MEN)]] 演:ヒュー・ジャックマン 実質的な主人公。ゆえに、登場回数も最多。 粗野でぶっきらぼうな性格だが、他人を気遣う優しい心も併せ持つ。 能力は「&bold(){ 超硬金属アダマンチウムの骨格と爪 }」で、手の甲から鋭い爪を突き出し攻撃し、格闘技にも長けている。 また超回復能力「&bold(){ヒーリングファクター}」の持ち主でもあり、あらゆる傷も瞬時に回復する。 見た目は若いが、それはヒーリングファクターの影響で歳を取りにくくなっているためであり、実年齢はなんとプロフェッサーXよりも上の100歳以上。 [[プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア]] 演:パトリック・スチュアート(老年期) ジェームス・マカヴォイ(若年期) 「恵まれし子らの学園」の学園長であり、X-MENの創設者。 下半身不随で常に車椅子に乗っている。争い事を好まず人類とミュータントの共存を望んでいる。 能力は「&bold(){ 強力なテレパス }」で、あらゆる人間に念話するだけでなく他人の意識を操作したり巨大装置「セレブロ」の媒介を通して標的を探しだすことができる。 マグニートーとは、ただの敵味方でない、複雑な過去がある。 [[サイクロップス/スコット・サマーズ>サイクロップス(X-MEN)]] 演:ジェームズ・マースデン  タイ・シェリダン(学生時代) X-MENのリーダー格で、誠実かつ生真面目な青年。 プロフェッサーに忠実だが頭が固いのが玉に傷。その依怙地さ故にウルヴァリンとは相性が合わない。 冷静沈着で人望あるリーダー…のはずだが、どうにも扱いが悪い。 能力は目から発射される「&bold(){ 破壊光線オプティックブラスト }」で、目を開いていると常時発射されている。 そのため通常時は特殊鉱物ルビー・クォーツのサングラスや制御可能なバイザーで目を覆う必要がある。 [[ジーン・グレイ>ジーン・グレイ(X-MEN)]] 演:ファムケ・ヤンセン  ソフィー・ターナー(学生時代) プロフェッサーXの右腕的存在の女性で、医療・科学分析も担当する才女。 サイクロップスとは恋仲であり、互いに信頼し合っている。 能力は「&bold(){ 念動力(テレキネシス) }」。あらゆる物体を手を触れずに操作できる。 またプロフェッサーほどではないがテレパスも使える。 仲間達に比べるとあまり活躍できていないことにコンプレックスを持っているが、秘められた素質はプロフェッサーやマグニートーすらも凌駕する。 [[ストーム/オロロ・マンロー>ストーム(X-MEN)]] 演:ハル・ベリー  アレクサンドラ・シップ(少女期) アフリカ出身で、褐色肌に白髪の特異な外見を持つ女性。 学園では教師として子供達に教鞭を振るっている。 X-MENの副リーダー格。 能力は「&bold(){ 天候を操る }」ことで、雷を発生させたり嵐を巻き起こすことができる。 また能力を発動する際は髪が毛羽立ち目が白くなる。 ローグ/マリー・ダンキャント 演:アンナ・パキン 普通の高校生だったがある日能力に目覚めて彼氏を傷つけてしまい、ショックで家出してきた少女。 自身の能力を忌み嫌っており常に他人に触れたり触れられることを恐れ、普通の生活を強く望んでいる。 能力は「&bold(){ 他人の生命力の吸収 }」で、触れた相手の生命力を奪い自分のものにする。 またミュータント相手では相手の能力も奪い一時的に使用することができる。 [[アイスマン/ボビー・ドレイク>アイスマン(X-MEN)]] 演:ショーン・アシュモア 「&bold(){冷気を操る}」能力を持つ少年。 若くして強力な能力を持ち、作品が進むにつれて練度も上がっていく。 ローグとは恋仲だが、能力の関係で壁がある模様。 余談だが、演じたショーン・アシュモアは、アニメ版で声優としてアイスマンを演じたこともある。 コロッサス/ピーター・ラスプーチン 演:ダニエル・クドモア 筋肉質の好青年。 「&bold(){ 皮膚を硬化させる }」能力を持つ。 「デッドプール」ではまさかのCGキャラに。 ビースト/ハンク・マッコイ 演:ケルシー・グラマー(老年期) ニコラス・ホルト(若年期) かつてX-MENに所属していた、「&bold(){驚異的な頭脳と怪力}」を持つミュータント。 青い獣のような容姿は先天的なものではなく、薬品で自身の能力を抑えようとして失敗した結果。 プロフェッサーとは親しい間柄。 [[マグニートー/エリック・レーンシャー>マグニートー]] 演:イアン・マッケラン(老年期) マイケル・ファスベンダー(若年期) 反人類のミュータント組織「ブラザーフッド」のリーダーでX-MENの宿敵。 プロフェッサーXとはかつて志を同じくした親友であったが価値観の相違から決別し、激しく対立している。 幼い頃ナチスに両親を殺されたことも相まって人間に強い憎しみを抱いており、ミュータントの優位性を示すためにあらゆる手段をもって行動を開始する。 能力は「&bold(){ 磁気を操る }」ことで、自分の周囲にある金属を自在に操ることができる。 それ故に全身が金属の骨格でできたウルヴァリンには天敵ともいえる存在。 一作目ではパトカーを持ち上げたりした程度で、原作ほどのパワフルさは見られなかったが、 二作目以降は原作通りのチートぶりを存分に見せつける。 ミスティーク/レイヴン・ダークホルム 演:レベッカ・ローミン ジェニファー・ローレンス マグニートーの片腕的存在で、全身青い肌に金色の瞳を持つ異様な姿をもつ女性。 ちなみに原作とは違い常に全裸。 能力は「&bold(){ 変身 }」で、自身の容姿をあらゆる人物・物体に変えることができる。 実はプロフェッサーとマグニートーが親友であった頃からの付き合い。 成長速度が通常より遅いため、プロフェッサーやマグニートーと違って若い姿をしている。 《作品一覧》(映画公開は北米公開日を準拠) いずれの作品も、詳しくは項目を参照。 ・[[X-MEN>X-MEN(映画)]] 2000年7月14日公開。 監督:ブライアン・シンガー。 記念すべき一作目。 今作の好評により、リアル路線のアメコミ映画が作られるようになった。 ・[[X-MEN2>X-MEN2(映画)]] 2003年5月2日公開。 監督:ブライアン・シンガー。 二作目。 一作目で不満の声があったアクション面を大幅に追加。 マグニートーとの共闘や、ウルヴァリンの出自の伏線も盛り込まれた、高い完成度となった。 X-MENとブラザーフッドと人間の三つ巴というおなじみの構図も、この作品で定着したもの。 ・[[X-MEN:ファイナル ディシジョン>X-MEN:ファイナル ディシジョン(映画)]] 2006年5月26日公開。 監督:ブレット・ラトナー。 三部作の完結編。 キャラクターと戦闘シーンをさらに増やし、盛り沢山の出来となったが、 一方で、原作との設定の差異がありすぎたり、詰め込み過ぎて一部のキャラの扱いが悪すぎるという不満の声も上がった。 ・[[ウルヴァリン:X-MEN ZERO]] 2009年5月1日公開。 監督:ギャヴィン・フィド。 2でわずかに描かれたウルヴァリンの過去を掘り下げた、スピンオフ一作目。 名実共にウルヴァリンが主人公となった。 人気キャラのガンビットも登場。同時に彼の単独スピンオフも決定した。 一方で三部作との矛盾点も多く、 また、[[あるキャラ>デッドプール]]が終盤、あまりにも原作とかけ離れた姿で登場しファンからの批判が殺到した。 ・[[X-MEN:ファースト・ジェネレーション>X-MEN:ファースト・ジェネレーション(映画)]] 2011年6月3日公開。 監督:マシュー・ヴォーン。 三部作の過去を描いた作品。 当初はマグニートーのスピンオフと言われていたが、実際はマグニートーとプロフェッサーの若き日の友情と決裂がメイン。 ミュータントが世間的に認知されていない冷戦時代の物語であり、X-MENのルーツが明かされる。 この作品に登場する初代X-MENのメンバーは、原作では新メンバーの方であり、映画ではメンバーの代の順番が入れ替わっている。 ・[[ウルヴァリン:SAMURAI>ウルヴァリン:SAMURAI(映画)]] 2013年7月26日公開。 監督:ジェームズ・マンゴールド。 シリーズ初となる、三部作の後日談。 タイトルからなんとなく察せられるように、間違った日本像が盛りだくさん。 戦いに疲れ果てたウルヴァリンの悩みと、そこに突如与えられた死の危険を描く。 人気キャラであるシルバーサムライが意外な形で登場。 ・[[X-MEN:フューチャー&パスト>X-MEN:フューチャー&パスト(映画)]] 2014年5月23日公開。 監督:ブライアン・シンガー。 時系列的に一つの区切りとなる作品。 絶滅の危機に瀕したミュータントを描く未来視点と、 それを解決するためにタイムスリップして奔走するウルヴァリンの過去視点の同時進行で物語が進む、過去改変モノとなっている。 未来パートはSAMURAIの後日談、過去パートはファーストジェネレーションの後日談であり、同じキャラクターの若い姿と老いた姿を新旧両方の俳優が演じる。 最終的に過去改変に成功し、%%無かったことにしたい矛盾点もろとも%%歴史が変わった。 ・[[デッドプール>デッドプール(映画)]] 2016年2月12日公開。 監督:ティム・ミラー。 大人気キャラデッドプールがついに単独映画化。 シリーズ初のR15+指定となったが、本筋の作品をも凌駕する大ヒットを飛ばし、世界にデップー旋風を巻き起こした。 いろいろと危ないネタの数々は必見。 ヒュー・ジャックマンがウルヴァリン役以外でカメオ出演するという珍現象も。 ・[[X-MEN:アポカリプス>X-MEN:アポカリプス(映画)]] 2016年5月27日公開。 監督:ブライアン・シンガー。 フューチャー&パストでの過去改変の後の、新たな歴史を描く新シリーズ。 スーパーヴィランである[[アポカリプス>アポカリプス(X-MEN)]]が満を持して登場となった。 無かったことにされてしまった初期の三部作を意識したネタがちりばめられており、旧来のファンも楽しめる内容となっている。 ・[[LOGAN/ローガン]] 2017年3月3日公開。 監督:ジェームズ・マンゴールド。 最新作。 シリーズ皆勤賞だったヒュー・ジャックマンはこの作品をもってウルヴァリン役を引退することとなった。 ・REGION/レギオン 製作総指揮:ブライアン・シンガー。 過去の映画シリーズと異なる世界で送る、X-MEN・ユニバース初のTVドラマシリーズ。 X-MENの中心人物たるプロフェッサーXを父に持つデヴィッド・ハラーを主人公に、 ミュータントの力を狙う闇の組織との戦いを描く。 テレキネシスを使う際にスローモーションを駆使、現実と非現実が迷路のように交差する、ポップで幻想的だがどこかダークファンタジーのような演出がドラマを彩る。 デヴィッド役に実写版「美女と野獣」のダン・スティーヴィンが好演。 2017年秋からのBlu-ray&DVDリリースに先駆け、FOXホームエンタから先行配信中。早くもシーズン2の製作が決定している。 今後のシリーズとしては、『デッドプール』の続編『DEADPOOL2(仮)』、 『X-MEN:アポカリプス』以降の若きミュータントの物語『X-MEN:NEW MUTANTS(仮)』と『X-MEN:DARK PHOENIX(仮)』、 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場したガンビットを主役に迎えたスピンオフ作『GAMBIT(仮)』、 そしてミュータントの存在意義を問うTVドラマ『GIFTED(仮)』など、まだまだ増える模様。 《時系列》 #Region(ネタバレの危険が無くはないので格納 ) X-MEN・ユニバースの歴史は、以下のようになっている。 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のオープニング ↓ 「ファースト・ジェネレーション」 ↓ 「フューチャー&パスト」の過去パート(分岐点) ↓ 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」本編 ↓ 「X-MEN」 ↓ 「X-MEN2」 ↓ 「ファイナル・ディシジョン」 ↓ 「SAMURAI」 ↓ 「フューチャー&パスト」の未来パート 以上、こちらの歴史が「Earth-10005」に該当するX-MENユニバース。 だが、「フューチャー&パスト」にて過去改変が行われ、分岐が生じる。 それが以下のもの(「Earth-TRN414」に該当)。 改変が行われたことを知っているのは改変を行ったウルヴァリン本人と、その心を読めるプロフェッサーのみである。 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のオープニング ↓ 「ファースト・ジェネレーション」 ↓ 「フューチャー&パスト」の過去パート(改変後) ↓ 「アポカリプス」 ↓ 「フューチャー&パスト」のラストシーン ↓ (おそらく)「LOGAN」 ただし「デッドプール」はこの中のどこに位置するかが明白にされておらず、 実際、デッドプール本人が作中そのことをネタにしていた。(おそらく改変後のどこかだと思われる) #Endregion 追記・修正はアダマンチウムを埋め込まれた方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんだかんだで子供の頃からずっと追ってきたな、初期が一番テーマがシンプル且つシリアスで好きだ。 -- 名無しさん (2017-06-03 23:47:39) - パンフ見る限りだと、「LOGAN」はあらゆる時系列から発生し得る可能性の一つっぽい -- 名無しさん (2017-06-04 02:16:51) - コロッサスの老け具合的にデッドプールはFPの未来パート以降だと勝手に思ってるけどもたぶんその辺はあんまり意味が無いんだろうね -- 名無しさん (2017-06-04 23:11:23) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/06/03 Sat 17:14:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 17 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「X-MEN・ユニバース」とは、2000年に公開されたアメリカの映画『[[X-MEN>X-MEN(映画)]]』以降続く、MARVEL社のコミック「X-MEN」を原作とする映画のシリーズである。 配給は20世紀フォックス。 フォックスが同じく映画化権を所有する『ファンタスティック・フォー』とは、同作のリブートに伴いクロスオーバーする企画もあったが、 そのリブート版は制作段階から公開直前まで多くのトラブルに見舞われ、酷評や興行収入の大コケを受けて続編制作が中止となる形で企画も白紙となった。 この項目では、各作品を紹介するとともに、%%原作同様%%度重なる後付け設定で複雑化した時系列についても解説する。 なお、映画作品ではあるが、無数に広がるマルチバースの中のEarth-10005の物語として、原作にも含まれている。 同じくMARVEL社のコミックを原作とする映画シリーズ「[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]」(MCU)への登場は、同シリーズをディズニーが配給していることから不可能と思われていたが、 ディズニーがフォックスの映画部門を買収した事で、MCUに本シリーズのキャラクターが登場するようになっている。 ただし2022年5月時点では特殊な登場の仕方であり、現行のストーリーが継続されるのか、リセットされるのかは不透明の状態である。 ≪登場人物≫ [[ウルヴァリン/ローガン>ウルヴァリン(X-MEN)]] 演:ヒュー・ジャックマン 実質的な主人公。ゆえに、登場回数も最多。 粗野でぶっきらぼうな性格だが、他人を気遣う優しい心も併せ持つ。 能力は「&bold(){ 超硬金属アダマンチウムの骨格と爪 }」で、手の甲から鋭い爪を突き出し攻撃し、格闘技にも長けている。 また超回復能力「&bold(){ヒーリングファクター}」の持ち主でもあり、あらゆる傷も瞬時に回復する。 見た目は若いが、それはヒーリングファクターの影響で歳を取りにくくなっているためであり、実年齢はなんとプロフェッサーXよりも上の100歳以上。 [[プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア]] 演:パトリック・スチュアート(老年期)ジェームス・マカヴォイ(若年期) 「恵まれし子らの学園」の学園長であり、X-MENの創設者。 下半身不随で常に車椅子に乗っている。争い事を好まず人類とミュータントの共存を望んでいる。 能力は「&bold(){ 強力なテレパス }」で、あらゆる人間に念話するだけでなく他人の意識を操作したり巨大装置「セレブロ」の媒介を通して標的を探しだすことができる。 マグニートーとは、ただの敵味方でない、複雑な過去がある。 [[サイクロップス/スコット・サマーズ>サイクロップス(X-MEN)]] 演:ジェームズ・マースデン タイ・シェリダン(学生時代) X-MENのリーダー格で、誠実かつ生真面目な青年。 プロフェッサーに忠実だが頭が固いのが玉に瑕。その依怙地さ故にウルヴァリンとは相性が合わない。 冷静沈着で人望あるリーダー…のはずだが、どうにも扱いが悪い。 能力は目から発射される「&bold(){破壊光線オプティックブラスト}」で、目を開いていると常時発射されている。 そのため通常時は特殊鉱物ルビー・クォーツのサングラスや制御可能なバイザーで目を覆う必要がある。 [[ジーン・グレイ>ジーン・グレイ(X-MEN)]] 演:ファムケ・ヤンセン ソフィー・ターナー(学生時代) プロフェッサーXの右腕的存在の女性で、医療・科学分析も担当する才女。 サイクロップスとは恋仲であり、互いに信頼し合っている。 能力は「&bold(){ 念動力(テレキネシス) }」。あらゆる物体を手を触れずに操作できる。 またプロフェッサーほどではないがテレパスも使える。 仲間達に比べるとあまり活躍できていないことにコンプレックスを持っているが、秘められた素質はプロフェッサーやマグニートーすらも凌駕する。 [[ストーム/オロロ・マンロー>ストーム(X-MEN)]] 演:ハル・ベリー アレクサンドラ・シップ(少女期) アフリカ出身で、褐色肌に白髪の特異な外見を持つ女性。 学園では教師として子供達に教鞭を振るっている。 X-MENの副リーダー格。 能力は「&bold(){ 天候を操る }」ことで、雷を発生させたり嵐を巻き起こすことができる。 また能力を発動する際は髪が毛羽立ち目が白くなる。 [[ローグ/マリー・ダンキャント>ローグ(X-MEN)]] 演:アンナ・パキン 普通の高校生だったがある日能力に目覚めて彼氏を傷つけてしまい、ショックで家出してきた少女。 自身の能力を忌み嫌っており常に他人に触れたり触れられることを恐れ、普通の生活を強く望んでいる。 能力は「&bold(){ 他人の生命力の吸収 }」で、触れた相手の生命力を奪い自分のものにする。 またミュータント相手では相手の能力も奪い一時的に使用することができる。 [[アイスマン/ボビー・ドレイク>アイスマン(X-MEN)]] 演:ショーン・アシュモア 「&bold(){冷気を操る}」能力を持つ少年。 若くして強力な能力を持ち、作品が進むにつれて練度も上がっていく。 ローグとは恋仲だが、能力の関係で壁がある模様。 余談だが、演じたショーン・アシュモアは、アニメにて声優としてアイスマンを演じたこともある。 コロッサス/ピーター・ラスプーチン 演:ダニエル・クドモア ステファン・カシピック 筋肉質の好青年。 「&bold(){ 皮膚を硬化させる }」能力を持つ。 「デッドプール」ではまさかのCGキャラに。 ビースト/ハンク・マッコイ 演:ケルシー・グラマー(老年期)ニコラス・ホルト(若年期) かつてX-MENに所属していた、「&bold(){驚異的な頭脳と怪力}」を持つミュータント。 青い獣のような容姿は先天的なものではなく、薬品で自身の能力を抑えようとして失敗した結果。 プロフェッサーとは親しい間柄。 [[マグニートー/エリック・レーンシャー>マグニートー]] 演:イアン・マッケラン(老年期)マイケル・ファスベンダー(若年期) 反人類のミュータント組織「ブラザーフッド」のリーダーでX-MENの宿敵。 プロフェッサーXとはかつて志を同じくした親友であったが価値観の相違から決別し、激しく対立している。 幼い頃ナチスに両親を殺されたことも相まって人間に強い憎しみを抱いており、ミュータントの優位性を示すためにあらゆる手段をもって行動を開始する。 能力は「&bold(){ 磁気を操る }」ことで、自分の周囲にある金属を自在に操ることができる。 それ故に全身が金属の骨格でできたウルヴァリンには天敵ともいえる存在。 一作目ではパトカーを持ち上げたりした程度で、原作ほどのパワフルさは見られなかったが、 二作目以降は原作通りのチートぶりを存分に見せつける。 [[ミスティーク/レイヴン・ダークホルム>ミスティーク(X-MEN)]] 演:レベッカ・ローミン ジェニファー・ローレンス マグニートーの片腕的存在で、全身青い肌に金色の瞳を持つ異様な姿をもつ女性。 ちなみに原作とは違い常に全裸。 能力は「&bold(){ 変身 }」で、自身の容姿をあらゆる人物・物体に変えることができる。 実はプロフェッサーとマグニートーが親友であった頃からの付き合い。 成長速度が通常より遅いため、プロフェッサーやマグニートーとは同世代だが若い姿をしている。 《作品一覧》(映画公開は北米公開日を準拠) いずれの作品も、詳しくは項目を参照。 ・[[X-MEN>X-MEN(映画)]] 2000年7月14日公開 監督:ブライアン・シンガー 記念すべき一作目。 今作の好評により、リアル路線のアメコミ映画が作られるようになった。 ・[[X-MEN2>X-MEN2(映画)]] 2003年5月2日公開 監督:ブライアン・シンガー 二作目。 一作目で不満の声があったアクション面を大幅に追加。 マグニートーとの共闘や、ウルヴァリンの出自の伏線も盛り込まれた、高い完成度となった。 X-MENとブラザーフッドと人間の三つ巴というおなじみの構図も、この作品で定着したもの。 ・[[X-MEN:ファイナル ディシジョン>X-MEN:ファイナル ディシジョン(映画)]] 2006年5月26日公開 監督:ブレット・ラトナー 三部作の完結編。 キャラクターと戦闘シーンをさらに増やし、盛り沢山の出来となったが、 一方で、原作との設定の差異がありすぎたり、短い本編の尺の中に詰め込み過ぎて一部のキャラの扱いが悪すぎたりという不満の声も上がった。 ・[[ウルヴァリン:X-MEN ZERO]] 2009年5月1日公開 監督:ギャヴィン・フッド 2でわずかに描かれたウルヴァリンの過去を掘り下げた、スピンオフ一作目。 名実共にウルヴァリンが主人公となった。人気キャラのガンビットも登場。 一方で三部作との矛盾点も多く、 [[あるキャラ>デッドプール]]が終盤、あまりにも原作とかけ離れた姿で登場したことにはファンからの批判が殺到した。 ・[[X-MEN:ファースト・ジェネレーション>X-MEN:ファースト・ジェネレーション(映画)]] 2011年6月3日公開 監督:マシュー・ヴォーン 三部作の過去を描いた作品。 当初はマグニートーのスピンオフと言われていたが、実際はマグニートーとプロフェッサーの若き日の友情と決裂がメイン。 ミュータントが世間的に認知されていない冷戦時代の物語であり、X-MENのルーツが明かされる。 この作品に登場する初代X-MENのメンバーは、原作では新メンバーの方であり、映画ではメンバーの代の順番が入れ替わっている。 ・[[ウルヴァリン:SAMURAI>ウルヴァリン:SAMURAI(映画)]] 2013年7月26日公開 監督:ジェームズ・マンゴールド シリーズ初となる、三部作の後日談。 タイトルからなんとなく察せられるように、間違った日本像が盛りだくさん。 戦いに疲れ果てたウルヴァリンの悩みと、そこに突如与えられた死の危険を描く。 人気キャラであるシルバーサムライが意外な形で登場。 ・[[X-MEN:フューチャー&パスト>X-MEN:フューチャー&パスト(映画)]] 2014年5月23日公開 監督:ブライアン・シンガー 時系列的に一つの区切りとなる作品。 絶滅の危機に瀕したミュータントを描く未来視点と、 それを解決するためにタイムスリップして奔走するウルヴァリンの過去視点の同時進行で物語が進む、過去改変モノとなっている。 未来パートはSAMURAIの後日談、過去パートはファーストジェネレーションの後日談であり、同じキャラクターの若い姿と老いた姿を新旧両方の俳優が演じるという夢の共演も見どころ。 最終的に過去改変に成功し、%%無かったことにしたい矛盾点もろとも%%歴史が変わった。 時系列が複雑化した理由の一端ではあるものの、 旧作の決着、シリーズの再始動、新俳優陣との共演&バトンタッチ、矛盾点の修正を同時にやってのけた完成度の高さは見事の一言。 ・[[デッドプール>デッドプール(映画)]] 2016年2月12日公開 監督:ティム・ミラー 大人気キャラ・[[デッドプール]]がついに単独映画化。 シリーズ初のR15+指定となったが、本筋の作品をも凌駕する大ヒットを飛ばし、世界にデップー旋風を巻き起こした。 いろいろと危ないネタの数々は必見。 ヒュー・ジャックマンがウルヴァリン役以外でカメオ出演するという珍現象も。 ・[[X-MEN:アポカリプス>X-MEN:アポカリプス(映画)]] 2016年5月27日公開 監督:ブライアン・シンガー フューチャー&パストでの過去改変の後の、新たな歴史を描く新シリーズ。 ファーストジェネレーションのキャスト達はもちろんのこと、 新俳優陣演じる若き日のX-MEN達と、スーパーヴィランである[[アポカリプス>アポカリプス(X-MEN)]]が満を持して登場となった。 改変前の世界である初期三部作を意識したネタがちりばめられており、旧来のファンも楽しめる内容となっている。 ・[[LOGAN/ローガン>LOGAN/ローガン(映画)]] 2017年3月3日公開 監督:ジェームズ・マンゴールド 『デッドプール』と同様にR15+指定となり、ハードで重厚なグロ描写が多い。 シリーズ皆勤賞だったヒュー・ジャックマン、大半のシリーズ作に出演してきたパトリック・スチュアートは それぞれこの作品を最後にウルヴァリン役、プロフェッサーX役を引退することとなった。 ・[[デッドプール2>デッドプール2(映画)]] 2018年5月18日公開 監督:デヴィッド・リーチ デッドプールのライバルキャラである[[ケーブル>ケーブル(X-MEN)]]が登場し、MCUのサノス役でもあるジョシュ・ブローリンが演じる。 仲間も増えて、悪ノリ度も急上昇。 ・[[X-MEN:ダーク・フェニックス>X-MEN:ダーク・フェニックス(映画)]] 2019年6月7日公開 監督:サイモン・キンバーグ 『アポカリプス』の続編で、同作ラストで結成されたX-MENのメンバー達がメイン。『ファイナル ディシジョン』と同様、ジーン・グレイの力を巡る物語。 プロデューサーのサイモン・キンバーグが自ら監督を手掛け、『ファイナル ディシジョン』のリベンジとして『ダーク・フェニックスサーガ』の完全映画化を目指す。 当初は2018年11月に公開予定であったが、追加撮影のスケジュールの関係で延期された。 ・ニュー・ミュータント 2020年8月26日公開 監督:ジョシュ・ブーン 予告映像を見る限り、サスペンス・ホラータッチでとある隔離病棟を舞台に未知の力に目覚め怯える若者たちの物語が描かれる模様。 出演は映画『スプリット』のアニヤ・テイラー=ジョイ、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のメイジー・ウィリアムズなど。 こちらも当初は2018年4月の公開を予定していたが、フォックス側の意向で大幅な再撮影が決定し、最終的に1年以上延期される事になった。 …が、2019年4月現在その再撮影も行われておらず、ディズニーによるフォックスの買収や新型コロナウイルスの感染拡大の影響で劇場公開すら危ぶまれる状況だったが、アメリカでは2020年8月に劇場公開された。だが、大都市圏の映画館が閉鎖された中で公開されたためか興収は振るわず、批評家からも高い評価を得られなかった。この影響で日本では劇場公開されないのではという不安の声も少なくなかったが、最終的には近年のマーベル映画としては唯一となる未公開作品となり、Blu-ray・DVD及びデジタル配信という形で観られるようになる。当初は日本語吹き替え版が製作されず、未公開となった事と別の意味での批判もあったが、ディズニープラスでの配信では吹き替え版での視聴が可能となっている。 ・LEGION/レギオン 製作総指揮:ブライアン・シンガー 過去の映画シリーズと異なる世界で送る、X-MEN・ユニバース初のTVドラマシリーズ。 X-MENの中心人物たるプロフェッサーXを父に持つデヴィッド・ハラーを主人公に、 ミュータントの力を狙う闇の組織との戦いを描く。 テレキネシスを使う際にスローモーションを駆使、現実と非現実が迷路のように交差する、ポップで幻想的だがどこかダークファンタジーのような演出がドラマを彩る。 デヴィッド役を実写版「美女と野獣」のダン・スティーヴンスが好演。 2017年秋からのBlu-ray&DVDリリースに先駆け、先行デジタル配信もされた。早くもシーズン2の製作が決定している。 ・ザ・ギフテッド 製作総指揮:ブライアン・シンガー X-MEN・ユニバース第二のTVドラマシリーズで、X-MENやブラザーフッドが存在しない世界線で描かれる。 突如ミュータントに目覚めた我が子・アンディとローレンを守るため、ストラッカー夫婦は政府からの逃避行を始める。 やがて、彼らは生きるために戦い続ける若きミュータントたちと出会うことになる…。 サンダーバード、ポラリス、ブリンク、エクリプスといった新ミュータントも登場する。 日本での公開は2017年12月26日。 ・[[ワンダヴィジョン]] 2021年配信。1960年代シットコムとサスペンスを混ぜた作風で送る、スカーレット・ウィッチが主役のディズニープラス配信ドラマ。 MCUに属する作品だが、ピーター・マキシモフと同じ容姿の人物が登場する。 ・[[ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス]] 2022年公開。MCUに属する作品。プロフェッサーXが登場する。 ・マーベルズ 2023年公開。MCUに属する作品。ビーストがミッドクレジットシーンに登場。 ・デッドプール&ウルヴァリン 2024年公開。MCUに属する作品。ジャックマン演じるウルヴァリンが7年ぶりの登場を果たし、また過去作に登場したキャラクターたちも登場する予定。 今後のシリーズとしては、デッドプールやケーブルがチームを結成する『X-FORCE(仮)』の企画が進行している。 また、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場したガンビットを主役に迎えたスピンオフ作『GAMBIT(仮)』も予定されていたが、フォックスのディズニーへの買収による影響で2019年5月に中止が発表された。 『デッドプール&ウルヴァリン』はマーベル・スタジオが製作し、MCUに属する作品となる模様。 《時系列》 #Region(ネタバレの危険が無くはないので格納 ) X-MEN・ユニバースの歴史は、以下のようになっている。 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のオープニング ↓ 「ファースト・ジェネレーション」 ↓ 「フューチャー&パスト」の過去パート(分岐点) ↓ 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」本編 ↓ 「X-MEN」 ↓ 「X-MEN2」 ↓ 「ファイナル・ディシジョン」 ↓ 「SAMURAI」 ↓ 「フューチャー&パスト」の未来パート 以上、こちらの歴史が「&bold(){Earth-10005}」に該当するX-MENユニバース。 だが、「フューチャー&パスト」にて過去改変が行われ、分岐が生じる。 それが以下のもの(「&bold(){Earth-TRN414}」に該当)。 改変が行われたことを知っているのは改変を行ったウルヴァリン本人と、その心を読めるプロフェッサーのみである。 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のオープニング ↓ 「ファースト・ジェネレーション」(ここまでは共通) ↓ 「フューチャー&パスト」の過去パート(改変後) ↓ 「アポカリプス」 ↓ 「ダーク・フェニックス」 ↓ 「フューチャー&パスト」のラストシーン ただし「デッドプール」シリーズはこの中のどこに位置するかが明白にされておらず、デッドプール本人も作中そのことを%%役者を名指しして%%ネタにしていた。 「デッドプール2」にてカメオ出演したX-MENメンバーが「アポカリプス」ラストに準拠していて、なおかつコロッサスがX-MENのメンバーとなっているため、「デッドプール」「デッドプール2」はダーク・フェニックス以降のどこかであると思われる。 「LOGAN」は改変後の最後に位置するとされていたが、その悲惨すぎる結末からか当初スタッフや演者の間でも見解が分かれており、現在は「&bold(){Earth-17315}」と設定されている。 分岐する可能性の一つ、あるいはよく似た出来事があった平行世界の物語……といったところだろうか。 #Endregion 追記・修正はアダマンチウムを埋め込まれた方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんだかんだで子供の頃からずっと追ってきたな、初期が一番テーマがシンプル且つシリアスで好きだ。 -- 名無しさん (2017-06-03 23:47:39) - パンフ見る限りだと、「LOGAN」はあらゆる時系列から発生し得る可能性の一つっぽい -- 名無しさん (2017-06-04 02:16:51) - コロッサスの老け具合的にデッドプールはFPの未来パート以降だと勝手に思ってるけどもたぶんその辺はあんまり意味が無いんだろうね -- 名無しさん (2017-06-04 23:11:23) - THE NEW MUTANTSの雰囲気がすごくホラーっぽい… -- 名無しさん (2017-10-13 17:22:27) - ダークフェニックス、ニューミュータンツがこぞって延期か。配給会社の横入れで再撮影した結果ってロクなことにならないんだよな…。ただでさえジョシュ・ブーンとFOXの関係に溝が出来ているみたいだし…。 -- 名無しさん (2018-03-31 08:56:47) - 実はスタン・リーの出演作品が少ない。1、3、デップー、アポカリプスのみ。 -- 名無しさん (2018-05-12 22:56:29) - ブライアン・シンガーにブレット・ラトナーと、シリーズ中二人の監督がセクハラでハリウッドを追放されてしまった…。 -- 名無しさん (2018-05-12 23:01:23) - どうあがいてもLOGANの未来なのが切ない -- 名無しさん (2018-07-20 16:50:29) - LOGANはF&Pのラストから微妙に繋がらないのであくまでパラレル、可能性の一つなんじゃないかな?まあパトリック教授、最後まで報われねぇ…ってのは確かにやるせないが -- 名無しさん (2020-03-13 08:37:55) #comment #areaedit(end) }

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