Devil May Cry5

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&font(#6495ED){登録日}:2019/4/7 (日曜日) 11:00:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 19 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(red,blue){最強の&ruby(デビルハンター){悪魔狩人}が帰ってくる}}} #contents() *概要 [[カプコン]]のスタイリッシュアクション『[[Devil May Cry]]』シリーズの5作目。 2019年3月8日にPlayStation4、Xbox One、Steam(PC)の3プラットフォームで発売された。 売り上げ的には470万本でシリーズ中1番。 [[過去作からの設定やオマージュが多く見受けられる>過去作の再現・セルフオマージュ(ゲーム)]]集大成でもあり、シリーズファンなら反応する要素が多い。 始まりを描いた小説版、主人公の一人「V」の前日譚を描いたネタバレ全開の単行本が出版されており、ストーリーをより深く楽しみたい人は是非読んでみよう。 *ストーリー [[Devil May Cry4]]から数年後。前作主人公のネロは恋人のキリエ、相棒のニコと共に悪魔を狩る「Devil May Cry」を営業していたが、謎の悪魔によって&ruby(デビルブリンガー){悪魔の右腕}を奪われてしまう。ネロは謎の青年Vから右腕を奪った悪魔の事、そして伝説のデビルハンターダンテとその仲間にもその悪魔討伐の依頼をしたが彼らだけでは厳しい事を話され、Vと共に「クリフォト」の生やされたレッドグレイブに向かうのだった。 *用語 ・クリフォト 超巨大な魔界樹。血液を養分として成長し、鋭利な先端の根で人間を串刺して血を吸い取る。 前作にちょびっと出てきたセフィロトとの関係は不明。 後半のミッションは内部を進むもので、PC達は道中の仕掛けや血だまりでべちゃべちゃになるがすぐに乾く親切設計。後述するレッドオーブの重要度が高いのも血だからか。 ・レッドグレイブ 舞台となる都市。ダンテの生まれ故郷であり、偽名のトニー・レッドグレイブはここから付けられた。 しかしクリフォトにより目を覆いたくなるような惨状を呈する事に…。 ・デビルブレイカー 右手を失ったネロの為にニコが開発した対悪魔用義手型兵装。 様々な種類があり、電撃を放ったりロケットパンチを繰り出したり剣と銃を強化したりできる。ただし壊れやすいためネロは複数所持し、壊れる度に換装するスタイルをとっている。 中には悪魔の残骸が使用されているものもあり、今作で登場するボス悪魔の一部も倒された後はその素材として流用される。 *システム 4とほぼ同じだが、 ・スキル習得のプラウドソウルが廃止され、3以前のレッドオーブ消費で習得できるように ・メニュー画面で使えるバイタルスター等の回復アイテムやホーリーウォーター等の攻撃アイテムが廃止。体力がなくなった時にレッドオーブ消費か、ゴールドオーブを一個使って完全復活か、ギブアップかを選べる。レッドオーブ復活は、小回復、中回復、全回復+敵ダメージと選べるコースがあり、当然後者ほど消費量が多い。更に復活する毎や高難易度になるにつれ消費量が跳ね上がっていく。 ・大量の敵が出現するレジェンダリーダークナイトモードが廃止。お馴染みのブラッディパレスは無料配信され、すべてのボスとも戦える。クリアすると特殊な挑発動作ができるように。 ・オンラインのシェアードシングルプレイが実装。背景で戦ってる姿が見えたり、一部ミッションでは共闘も可。 ・格ゲーのトレーニングモードのように、敵の種類や各種ゲージを自由に設定して操作できるモード「THE VOID」が追加。ボス悪魔は選べないが、コンボの開発や苦手な雑魚敵の練習ができる。 *キャラクター ・[[ネロ>ネロ(DMC)]] 4からの主人公。純情デビルボーイから逞しく成長した。髪を切ったようだが、[[誰か>バージル(DMC)]]に似ている気がしなくもない。 プロローグでダンテすら打ち負かす悪魔「ユリゼン」に撤退を強いられ、ニコの造った義手デビルブレイカーを装着して変わり果てたレッドグレイブへ戻ってくる。 悪魔の右腕を奪われたうえ魔力も大部分を持ってかれたのでデビルバスターやチャージショットは封印。しかしエアハイクは習得できるので魔力は僅かに残っているようだ。 パワータイプのキャラクター。シンプルでパワフルな技でガンガン攻めていく攻撃重視の性能を持つ。 悪魔の右腕デビルブリンガーは失ったが新たに得たニコ製の機械義手「デビルブレイカー」で失った力を補う。 装備しているデビルブレイカーに応じて特殊アクションが追加されるが、使用中に攻撃を受けると義手は壊れて失われてしまう。 また、デビルブレイカーを消費して行う強力なアクション「ブレイクエイジ」を使用できるほか、 攻撃を受けてひるんだり捕まったりした時に義手を爆発させ緊急脱出する「ブレイクアウェイ」もあるなど基本的に消費物。 義手はステージ上に落ちているほか、ショップでレッドオーブと引き換えに補充できる。 また前作同様のスナッチがワイヤーで再現されており、これは接続部に装備されているため義手なしでも使用できる。 弱点は前作同様空中での防御性能。ひるまない敵を相手にする場合足を地面(か敵の頭)に付けておくことが重要になる。 通常戦闘BGM「Devil Trigger」 ・&ruby(ブイ){V} 新主人公で、黒髪で全身にタトゥーを刻み、杖を持った謎の青年。ダンテやネロに悪魔ユリゼンの依頼に来たが、2人が敗れた後は協力しつつ独自の行動に移る新たなプレイアブルキャラクターとなる。 華奢というより虚弱な見た目通り悪魔と真正面から闘える力は持っておらず、下記の使い魔達へ攻撃させて悪魔を仮死状態にし、杖で止めを刺す戦闘スタイル。 Vと描かれた詩集を愛読しており、時折詩の一部を引用したり、戦闘中に読んでDTゲージを回復させる事もできる。 使い魔の面子にVという名前、DT発動時白髪になったりといろんな意味で謎めいているが、その正体は……。 これまでのデビルメイクライの操作キャラとは全く違ったコマンダータイプのキャラクター。 本体は基本的にとどめ以外の攻撃能力がなく、逆にとどめを刺せない使い魔たちと連携することで戦う。 使いこなすには自身・使い魔・敵の位置関係を同時処理する必要があり戦略的な位置取りが重要になる。 基本的にはグリフォンにコマンド技や溜め技を指示しつつ、シャドウを敵にけしかけてコンボを入れるのが基本戦術。 特にグリフォンは溜めをよく使うためボタン配置の変更は必須だろう。 ただしグリフォンとシャドウは敵の攻撃を受けすぎると一定時間戦闘不能に陥る。 シャドウを失うと側面回避、グリフォンを失うと滑空および後方回避ができなくなるため非常に危険。 デビルトリガーゲージを消費して召喚するナイトメアは短時間ながら完全無敵で暴れ回るため殲滅戦に非常に強い。 雑魚の群れには強いが、瞬間火力に欠けるためボス戦は逃げ回りながら戦うチキン戦法になりがち。 虚弱という設定通り他キャラクターと比べて被ダメージが大きくなる特性もあり、ユリゼン討伐をネロやダンテに頼るのも納得の性能。 ただしデビルトリガー使い放題のスーパーキャラを使うなら無敵のナイトメアが使い放題なので一躍チートキャラに変貌する。 通常戦闘BGM「Crimson Cloud」 ◯グリフォン Vの使い魔の一体。青色の鷹のような鳥だが、下嘴が左右に割れる。 使い魔で唯一喋れるうえ魔界の事象や悪魔に詳しいが、非常に饒舌というかお喋り。Vにさえ軽口を叩くも、やばい悪魔がいるのに口を止めないので杖で押さえつけられたり、ダンテにぶん投げられたりする。&font(l){昔のダンテだったら[[嘴が一つになってた。>ジェスター(DMC)]]} Vの相棒ポジション。 電撃を操る遠距離攻撃担当。Vが掴まって2段ジャンプ滑空や後ろに素早く移動できる。 DMCでグリフォンといえば[[1の巨大ボス>グリフォン(DMC)]]であり、体躯と体色を除いた姿や使用技が非常によく似ているが… ◯シャドウ Vの使い魔の一体。時折体表に紋様が浮き出る黒豹。 影に溶け込んで移動し、体を様々な武器に変形させ、首を伸ばしたり回転カッターと化して敵を切り刻む近距離担当。全身から針鼠のように棘を生やして全方位攻撃、遠距離の敵に槍を伸ばして攻撃もできる。 寡黙な従者といった感じで、回避や移動も請負う。 グリフォン同様、1に[[同名でモーションの似通った悪魔>シャドウ(DMC)]]がいる。 ◯ナイトメア Vの使い魔の一体。体表が蠢く一つ目のゴーレム。 DT発動でのみ登場し、無敵状態で暴れまくる兵器。動きは緩慢だが目からレーザーを発射して広範囲を焼き払ってくれる。更にスキル習得でVが搭乗し操作も可能で、この間だけナイトメアの手でトドメを刺せる。壊せる壁や仕掛けが近くにある時は登場時にぶっ壊してくれたりも。 2体同様、1に魔帝が作った[[同名の兵器>ナイトメア(DMC)]]が存在する。 3体の使い魔が自分の体を自由に変えられる黒豹、大型の鳥、無機物で出来た巨人とさながらDMC版バビル二世と言ったところ ・[[ダンテ>ダンテ(DMC)]] シリーズの顔にして主人公。前作より老けたが、実力はそれ以上に増している。 ネロより先にVの依頼を受けており、トリッシュ、レディと共にユリゼン討伐へ向かう。しかしネロが到着した時には2人は戦闘不能、ダンテも歯が立たずに打ちのめされていたところだった。 続くネロもピンチに陥るが、ダンテは魔人化してユリゼンに特攻しネロとVを逃す。その際ネロに足手まといと言い放ち、直後に愛剣[[リベリオン>リベリオン(DMC)]]を砕かれてしまうが、その後の消息は不明。 ・トリッシュ ダンテの相棒。出自ゆえかなり強いのだが、今回は相手が悪かった。消息不明。 ・[[レディ>レディ(DMC)]] 凄腕のデビルハンター。ダンテやトリッシュとは旧い仲。やはり相手が悪かった。消息不明。 ・モリソン ダンテ馴染みの情報屋。ゲーム中に姿を見せるのは初めて。ダンテとレッドグレイブの関係などの情報を提供してくれる。アニメ版とキャラデザが違うのは大人の事情か。 ・ニコ 新キャラにしてネロの相棒。本名はニコレッタ・ゴールドスタイン。 ダンテの愛銃エボニー&アイボリーを作ったガンスミス「ニール・ゴールドスタイン」の孫にして、&bold(){あのアグナスの娘}。魔剣教団崩壊後のフォルトゥナへ訪れ、ネロ達と出会った。 サバサバした性格の女性で、口調もかなり悪い喫煙者。 アグナスはニコが生まれて直ぐに教団へ向かったため父への記憶が殆どなく、その所業も相まってダンテに恨みは抱いてない。 ゲーム中ではデビルブレイカーの製造や販売を担当。ボス戦前に公衆電話があり、それで呼び出してスキル習得や補給ができるが、毎回派手に登場して飽きさせない。 またゲーム内資料の説明・解説を担当しており、彼女視点の見方や疑問は非常に面白い。 容姿の節々、デビルブレイカーやその発想、悪魔の残骸を手にした時の興奮度合い、そしてあの癖などは父親譲り。 ・キリエ 前作ヒロインにしてネロの恋人。小説版ではフォルトゥナで孤児院経営をしている。 本作では回想や電話などでのCVのみ。 ・エヴァ 魔剣士スパーダの奥様であり、ダンテとバージルの母親。ダンテの[[ムンドゥス>ムンドゥス(DMC)]]襲来時の回想にて登場。容姿やCVは当然トリッシュと同じ人。 ・パティ [[アニメ版>Devil May Cry(アニメ)]]のヒロイン。当時は少女だったが、今度18歳の誕生パーティーへダンテを誘っている。&font(l){R指定の向こう側に行けるよ!} ニコの資料によればかなりの美少女で、ハイスクールでも人気者との事。 小説版のみの登場…と思いきや当該シーンがゲーム中で再現されたのでCVのみで登場((吹き替えの声優はアニメ版とは異なる))。驚いた人は多い筈。 ・ルシア [[Devil May Cry2]]のヒロインにしてプレイアブルキャラクター。小説版にのみ登場。健気。 ・マティエ ルシアを育てた老婆。同じく小説版にのみ登場。色んな意味で違いすぎる2のダンテを茶化す台詞を発した。 ・アグナス DMC4の諸悪の根源にして屈指のネタキャラのサイエンティスト。 小説版ではニコの叔父の回想に登場し、科学者なのに凄いガタイやアンティークのモノクル、口調などで妹の恋人を怪しんでいたが、付き合ってみると変人ではあるが悪人ではなかったらしく3人での暮らしを楽しんでいた。 しかしニコを身篭った前後に教皇から勅命を受け、妻子を残してフォルトゥナへ向かう。その際、後の惨劇を予期していた事もあってフォルトゥナへは決して来るなと強く言い聞かせていた。 ・謎の悪魔 本編のネロの回想に登場した悪魔。ボロの装いにフードを被っており、なぜかかなり疲弊している。ネロは当初人間と思っていたが、右腕が反応した事から悪魔だと判明。キリエを制止したネロの虚を突いて右腕を持ってぶん投げ、たったそれだけで右腕を奪い取ってしまう。更に右腕から閻魔刀を顕現させながら「返して貰うぞ」「急がねば…」と呟き、空間を斬って姿を消してしまった。 下記のユリゼンと同じ存在らしいが… ・ユリゼン 今作のボスで、「魔界の反逆王」の異名を持つ悪魔。レッドグレイブにクリフォトを生やし、ネロの右腕毎閻魔刀を奪った悪魔とはVの談だったが、相対したネロも同一の存在だと認識した。 かなりの巨漢だが全身にクリフォトの幹を巻きつかせているのであまり地肌は見えない。クリフォトの根が集めた人間の血やネロの悪魔の力を吸収して強大な存在となっており、ダンテですら余裕であしらう程。 戦闘では玉座のような場所に座り、謎の物体に全ての攻撃をガードさせながら火炎弾やレーザー、時間の流れを遅くする空間などを発生させてくる。 なおトリッシュ曰く「ユリゼンなんて悪魔は今まで聞いた事が無い」との事。魔界の事情に精通している筈の彼女すら知らないのだとしたら、これ程強大な悪魔が魔帝ムンドゥス亡き後に突然現れた事になる。 意味深なその異名といい、果たしてその正体は…? ・マキャヴェリ 設定でのみ登場した悪魔。魔界の名工であり、最高のガンスミスらしい。 1に登場した黒騎士の鎧や3のアルテミスなどはこの人の作品。 *登場悪魔 #openclose(show=下級悪魔){ ・エンプーサ クリフォトに巣食う人間大の蟻の様な悪魔。血を集めてクリフォトに供給する役目を持つ。 ムービーでは軍隊を血祭りに上げていたが、体力が低い、攻撃が貧弱、防御しないなど今作の雑魚代表。 ・グリーンエンプーサ 巨大な蝿に似た悪魔。 飛び回りながら他の悪魔を回復させるので真っ先に潰そう。 ・レッドエンプーサ 血を過剰に吸い過ぎたエンプーサが変異したもの。 攻撃せずにちょこまか逃げ回るが、地面を掘って逃げ切る前に倒せば大量のレッドオーブが手に入るボーナス悪魔。 ・エンプーサクイーン エンプーサの女王。姿はどちらかといえば蟷螂に近く、かなりでかいうえ素早い。 床の血を吸ったり、吸血攻撃を食らってしまうとパワーアップする。 ・ヘルカイナ 鎌を持った骸骨。見た目や名前が3の[[7Hells>7Hells(DMC3)]]っぽい。 攻撃動作が分かりやすく、体力がエンプーサより多いなど練習やコンボ要因として優秀。 ・ヘルアンテノラ 巨大な刃物を両手に持った悪魔。 攻撃力は高いが動きは鈍く、簡単に吹き飛ばしてダウンさせられる…が、起き上がりに体を紫色に光らせて雄叫びと共に猛ダッシュぶった斬りを放つ。しかもこの間はスーパーアーマーかつ長距離を追ってくるので初見はびびる。 ・ヘルジュデッカ 紫色の触手を纏った大型骸骨。 その触手でリーチを伸ばして両手の大鎌で斬ってきたり、地面からマグマを噴出させる。 更にダウンを取ったり空中コンボしているとワープして距離を取るので倒すのに時間がかかる。 ・ピロバット 巨大な蝙蝠。 飛び回って炎を放ったり熱線を繰り出す。うざいので早めに倒すべし。 ・ヘルバット 赤く巨大になったピロバット。 同じく炎を放つ。体力を0にすると体が大きく膨らんで爆発四散するが、その間にダメージを与えるとそのまま倒す事もできる。 ・デスシザース [[Devil May Cry]]に登場した死神達に似た悪魔。 武器が巨大な鋏、壁を透過する、仮面を破壊すれば一撃で倒せるのも同じで、特に初登場のムービーは1に酷似している。 ・ライアット 巨大なトカゲの悪魔。尾の位置から[[ブレイド>魔帝ムンドゥスの創造した悪魔(DMC)]]の系譜かもしれないが地面は潜らない。 地上での攻撃はやや速く手強いが、空中に打ち上げればコンボし放題である。 ・ケイオス 背中に刃物が生え揃った巨大な爬虫類。 丸まって回転突進してくる。かなり硬くのけぞらないが、ある程度ダメージを与えると刃物が破壊でき大幅に弱体化する。 ・ヒューリー 血を浴びたように真っ赤な二足歩行のトカゲ。爪を伸ばして構える姿はまるで殺し屋。 瞬間移動染みた高速移動を駆使して攻撃してくるが、見切り辛い、ダメージが高い連続攻撃もしてくる、常時「残像だ」状態なので技後や攻撃を弾いて隙を作る必要があるなど、今作最強の雑魚。 ・スクードアンジェロ 騎士のような姿の悪魔。鎧はマキャヴェリ製らしい。 前作のビアンコアンジェロのように攻撃を盾で弾くが、やはり背中はがら空きである。 ・プロトアンジェロ [[ネロ・アンジェロ>ネロ・アンジェロ(DMC)]]に似ているが顔面はのっぺらぼうの騎士悪魔。名前通りプロトタイプなのだろう。これもマキャヴェリ製であり、小説版ではムンドゥスも発注していた。 攻撃を剣で防いで中々のけぞらず倒れない。動きがやや遅い分攻撃力はかなり高いが、剣を弾くと大きな隙ができる。 ・バフォメット 浮遊しながら詠唱して氷魔法を放つ山羊悪魔。 脆いので速攻ぶっ倒すのが吉。 ・ルサキア 詠唱の為全身に口を生やしたキモい悪魔。バフォメットの強化版。 こちらは雷魔法を使ってくるが、サーチ雷撃や追尾する光弾などかなり厄介なナインナップのうえバリアやワープまで完備している。 ・ベヒモス 全身を拘束具で覆われた巨体悪魔。 ある程度ダメージを与えると拘束具が壊れ、大きな口から舌のような触手のような二本の物体をでろんと露出させて暴れまわる。暴食が過ぎたため、他の悪魔から拘束されたらしい。 ・[[ノーバディ>ノーバディ(DMC)]] 1から再登場し&font(l){てほしくなかっ}た最下層の悪魔。リアルになったので半端なく気持ち悪い。 倒した後のぷちぷちはなくなった。 } #openclose(show=ボス悪魔){ ・ゴリアテ 巨大な獣人系の悪魔。ネロの挑発に簡単に乗せられる典型的な脳筋で、ユリゼンを出し抜いてクリフォトの「果実」を手に入れ、自分が魔界の王になる気でいる。 豪腕で暴れ回り、床や壁を破壊して2回も場所移動を強行させる蛮魔。腹に大きな口があり、そこに瓦礫などを詰め込んだ後はパワーアップ。火炎弾を吐き出したり、広範囲に大爆発を起こし出す。大技は荒れ狂う竜巻のような吸引で相手を飲み込む。 ・アルテミス 虫みたいな魚みたいな天使みたいな悪魔。3の魔具アルテミスと同名だが、これは小説版でトリッシュが持ち込んだものがユリゼンによって回収・悪魔化されたため。 当然攻撃は光弾。縦横無尽に放ったり上空から落としたり、極太のレーザーを放出してくる。更に高速突進やビットを展開しての支援も行う。大技はステージ中央の高所に移動し、祈祷した後ステージ全てを光で包む。祈祷時に攻撃を当て続ければ中断させられ、更に地面に落下して倒れ伏すので追撃可能。 ・ニーズヘッグ クリフォトに寄生する悪魔。人型のサボテンのようなキモい外見。知能が低く、グリフォンからは「本物の馬鹿」「ただの寄生虫野郎」と散々に貶されていた。 3本の触手を操りながら本体が時たま斬りつけてくる。 因みに道中でとうせんぼしているクリフォトの根を枯らす為のアイテム「ニーズヘッグベビー」はこいつの幼体。 ・エルダーゲリュオンナイト 雷を操る騎士キャバリエーレアンジェロが、時を司る魔馬ゲリュオンに騎乗している形態。キャバリエーレアンジェロの鎧はマキャヴェリの傑作の一つなのだとか。 キャバリエーレアンジェロは雷弾を放ったり巨大な剣に雷を纏わせて振り回し、ゲリュオンはワープしながらドーム状の空間を作り出して内部の時を緩めてくる。因みに[[3のゲリュオン>ゲリュオン(DMC)]]とは別個体であり、魔界でも希少種であるらしい。 ・ギルガメス 超巨大な鋼鉄の悪魔。意匠や名前が前作の魔具ギルガメスと同じだが、ギルガメス自体が魔界の金属の一つであり、別個体がクリフォトの根を取り込んだ姿である。 動きは遅いため、4本の足の各部に攻撃すればそのうちダウンして背中の急所が露出しダメージを与えられるようになる。光弾を放つ2本の触手には注意。 ・マルファス 不気味な三つ子の女が腐った巨大雛鳥の背中に合体したような醜悪な上級悪魔。ユリゼンに忠誠を誓っており、もしもの事を考えてキャバリエーレアンジェロに魔剣スパーダの捜索と破壊を命じていた。 戦闘では女達が魔法で空間を操りながら雛鳥部分が物理攻撃で攻め立てる。 ・キングケルベロス その名の通り[[ケルベロス>ケルベロス(DMC)]]達の王。クリフォトの「頂上」への道を遮る番人。 3本の首がそれぞれ炎、氷、雷を操る。 ダンテとのやり取りや勝利後のあれなどは[[Devil May Cry3]]をプレイしていればダンテ同様懐かしさに浸れるだろう。 } *ネタバレ #openclose(show=問題ない方はオープン){ ・クリフォト その頂上、場所的には[[魔界>魔界(DMC)]]に突き抜けた最下層には禁断の果実を実らせる。食べると凄まじい力を得られるとされ、かつて[[ムンドゥス>ムンドゥス(DMC)]]も食したというお墨付き。 ・ダンテ リベリオンが砕かれた直後トリッシュから魔剣スパーダを受け取り再度ユリゼンに斬り掛かるも力及ばずクリフォトからふっとばされ、ネロが再訪するまでの一ヶ月間幹で眠りについていた。 発見したVによって覚醒。回収したスパーダを受け取り、3人目のプレイアブルキャラクターとなる。仕様は4と同じ[[リアルタイムスタイルチェンジ>スタイル(DMC)]]だが、閻魔刀はないのでダークスレイヤーはなし。 スパーダが自分にリベリオンを残した意味に気付いて生家へ向かい、折れたリベリオンを自らに突き刺して魔剣スパーダと融合させ、魔剣ダンテと真魔人化能力を会得。ユリゼンの元へ直行し圧倒するが逃げられてしまう。 ユリゼンを追ってクリフォトの「頂上」へ向かい、完成した「果実」を食べる事で大幅にパワーアップしたユリゼンをも下すが、後述の因縁からトドメはVに譲った。 通常戦闘BGM「Subhuman」 ・トリッシュ ユリゼンに捕獲され、キャバリエーレアンジェロに&font(l){全裸で}埋め込まれて雷の動力扱いされていた。 ダンテによって救出され、その後はニコの大型トレーラーで待機する。キャバリエーレアンジェロの破片はダンテに切り刻まれ、新魔具「キャバリエーレ」として再生させられた。 かつてムンドゥスの右腕として魔界にいた経験から、ユリゼンなどという巨魔は存在しないと早くに気付いていた。 ・レディ こちらはアルテミスに&font(l){全裸の白濁まみれで}依代として格納されていたがネロによって救出される。その後はニコを手伝う事に。 ちなみにネロは不本意ながら彼女の裸を見た事をニコに茶化され、「キリエに殺される」と慄いた。 ・謎の悪魔 正体は生きていた[[バージル>バージル(DMC)]]。1の後ネロ・アンジェロ状態から解放されていたようだが、ほぼ瀕死の状態であった。ダンテに勝つ為、生家で人と魔を分かつ閻魔刀で自らを貫き、悪魔のユリゼン、人間のVに分離した。 ・ユリゼン ネロとの再戦では謎の物体を破壊されて一撃をくらい、全身に巻き付けた幹を引きちぎりながら立ち上がって本気を出す。ネロを倒しトドメを刺そうとするが、駆けつけた真魔人ダンテにより形成逆転。 しかし謎の物体=変形させていた閻魔刀で空間を割いて逃走。果実を食してパワーアップするがそれでもダンテには敵わず、虫の息で倒れ伏した。 ・V 強さや魔力などはユリゼンが殆ど持っていったらしく、なんとか体を維持できている状態。ストーリー後半は限界が来ており、肉体は干からびかけて衰弱していた。 人間の部分だけ残された事で皮肉にもそれが大事だったと分かり、悪魔の半身を止めるためデビルハンター達へ依頼したのが真相。 ネロに支えられてダンテに倒されたユリゼンの元へ辿り着き、自身の責任としてトドメを買って出る。 …しかし彼自身も力への渇望をなくしておらず、不穏な空気を感じ取ったダンテが慌てて駆け寄るが… ・バージル Vとユリゼンが融合し復活を果たす。果実を食したからか完全回復+パワーアップしており、疲弊していたとはいえダンテを軽く退けた。 その後は天高く浮かんだクリフォトでダンテを待ち、決着を望む。 お馴染みの疾走居合や次元斬、幻影剣や魔人化を駆使する今作のラスボス。 ・ネロ バージル復活を目にするも状況を飲み込めていなかったが、それでもダンテに付いて行くと言って聞かず、口論の末バージルが自分の父親だと打ち明けられる。当然苦悩し、ダンテには父殺しをする必要はないと諭されるが、兄弟での殺しあいに思うところがあったため心のままに二人を追い……。 ・3匹の使い魔 Vが使役していた3匹の使い魔。その正体は[[かつてのバージル>ネロ・アンジェロ(DMC)]]の忌むべき記憶から生まれた存在。とどのつまり悪夢の延長線上の存在であり、悪魔を苦しめることができても殺すことができなかったのはこのためだと思われる。 バージルの元へ向かうダンテの前に立ち塞がり、昔やられた借りを返そうとするも敗北。バージルにもう悪夢は必要ない事を告げて消滅した。 ・結末 ダンテとバージルの実力は互角であり、決着を付けようと新魔人化して真っ向から斬り合う。 &bold(){その瞬間、謎の悪魔が間に割って入った} その正体は、嘗て[[家族>クレド(DMC4)]]を守れなかった事を悔い、キリエの後押しを受けて「誰も死なせない」覚悟を決めた事で本当の右腕を取り戻し魔人化能力に覚醒したネロだった。 凄まじい力に目覚めたネロへ、バージルは彼を倒せばダンテを超えた事になるかと嘯きダンテも承諾。 これがラストミッションであり、息子と父の戦いはクリフォトによる魔界侵食を阻止するためダンテとバージルがネロを人間界へ残して魔界にある根を断ちに行き、お預けとなった。 ネロはニコと共にキリエの待つフォルトゥナへ帰るが、恒例となったスタッフロール戦闘に突入。 トリッシュとレディはダンテが居なくなった「Devil May Cry」を貰おうとするも、モリソンが預かっていた権利書により阻まれた。 そしてダンテとバージルは魔界で終わらない兄弟喧嘩を続けながら邪魔してくる悪魔を狩り続けている。 } *余談 プロローグのネロにおけるユリゼン戦は[[負けイベント]]ではあるが、実は撃破可能。 勝利すると&font(l){[[某桃玉のアクションゲーム>星のカービィ スターアライズ]]にもあった高速スタッフロールが流れた後、}専用トロフィー「想定外の結末」や「めでたし、めでたし」という一枚絵がゲットでき、高難易度モードも解放される。 ほとんどのアクションが使えない開始直後に勝つのはキツいが、二周目以降なら頑張ればちゃんと勝てる。 メインメニューやミッション開始前の準備画面では移動式店舗を兼用するニコの大型トレーラーの中の様子を見ることができる。 ストーリークリア後のメインメニュー画面ではなんと&bold(){バージルが登場することがある。} ダンテとネロのどちらかと相席しての登場になるのだが、&font(l){色々やらかしたせいか}この時にコミュニケーションが取れずに無言でたたずむバージルの姿は一見の価値あり。 追記・修正はブラッディパレスを制覇したデビルハンターの方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 親の顔に泥を塗りたくる息子達 -- 名無しさん (2019-04-07 14:53:05) - 良いゲームだったな。 -- 名無しさん (2019-04-08 14:16:39) - ……今作は壮大な身内(兄弟&親子)の喧嘩かよ! -- 名無しさん (2019-04-08 17:36:04) - 次回作はスパーダが何かしらの事情でダンテやネロ、バージルの前に立ちはだかるとかありそうだなぁ -- 名無しさん (2019-04-08 19:00:28) - 魔界全土が泣いたED -- 名無しさん (2019-04-08 19:01:40) - 駄目なおっさん達と比べてまっとうに成長してるネロくんが眩しいな -- 名無しさん (2019-04-08 19:37:30) - 集大成感がスゴいするけど、6出ますよね...? -- 名無しさん (2019-04-09 00:47:31) - 今回はシリーズやってる人なら、知ってたorですよねーっていうシナリオよね。もちろんいい意味で。 -- 名無しさん (2019-04-09 10:00:18) - ↑5 5→Vでバージルだったから、6→S(SIX?)でついにスパーダ登場もあり得るかも? -- 名無しさん (2019-05-20 14:26:55) - ダンテに関しては何度も世界を救ってるんだからバージルと同列に扱うのはどうかと思う -- 名無しさん (2019-10-09 14:38:57) - CAPCON製の父親ってやっぱダメ親多すぎる気がする…体罰を織り交ぜながら失踪かますスパーダに、種撒いた末に放置を噛ますバージル。ダンテは甥の扱いを見るに子煩悩が過ぎて嫌われそう。結論:悪魔は子育てが下手。 -- 名無しさん (2020-02-13 01:06:58) - 6出てほしい反面、ここまで綺麗さっぱり終わったんだから続きは無しにしてほしい自分もいる -- 名無しさん (2020-03-18 19:45:13) - 「あんなんでも父親は父親だ」としんみりするネロとニコを他所に、ノリノリで兄弟喧嘩(とついでに悪魔退治)に励むおっさんどもの落差 -- 名無しさん (2020-04-04 01:01:01) - CAPCOM製の乗り物なのに悪魔引き倒したり上から落ちてきたり地面の中から出てきても特に問題のないあのデビルメイクライ2号店の大型車が今作一番の謎。丈夫すぎるわw -- 名無しさん (2020-04-12 07:26:39) - ↑×4 DMCの魔界では家族同士でさえ弱肉強食の世界らしいので… -- 名無しさん (2020-05-18 17:07:45) - SE版発売決定!しかしPVだけ見ると完全にバージル主役だよ。主人公息子だろうが! -- 名無しさん (2020-09-17 08:03:35) - 次回作は復活したムンドゥスか、スパーダが敵になるのかな? 今回砕かれたリベリオンの破片がキーワードになるのかも… -- 名無しさん (2020-10-09 16:36:20) - もうEDの悪魔達、もう双子を殺すというより早く帰ってくれってムードになってそう -- 名無しさん (2020-11-16 23:25:52) - バージルと和解?したし区切り着いたからスパーダ主人公のDMCやりたいな -- 名無しさん (2020-11-25 19:54:06) - ↑1 まぁそれをやると、恐らくDMC本編の完全終了を決定付ける作品になるであろうからCAPCOMも作るのに慎重にならざるをえないだろうな。 -- 名無しさん (2021-08-16 01:45:59) - 4のビアンコアンジェロと今回のアンジェロ騎士悪魔ズは同じ技術で作られてそうね、製作者こそ違えど -- 名無しさん (2021-12-13 23:05:37) - ムンドゥスだろうがスパーダだろうがもう強化して出さないとネロダンテバージルの敵じゃないだろうな -- 名無しさん (2022-05-02 01:26:42) - ↑ 5以降の人間界って、最盛期(かそれ以上)のスパーダが3人いるようなもんだな... そこらの悪魔なんか切って捨てられるだけの団子でしかない -- 名無しさん (2022-05-02 03:16:09) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/4/7 (日曜日) 11:00:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 21 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(red,blue){最強の&ruby(デビルハンター){悪魔狩人}が帰ってくる}}} #contents() *概要 [[カプコン]]のスタイリッシュアクション『[[Devil May Cry]]』シリーズの5作目。 2019年3月8日にPlayStation4、Xbox One、Steam(PC)の3プラットフォームで発売された。 全世界で720万本以上(2023年現在)を売り上げ、シリーズ最大の売り上げを記録している。 [[過去作からの設定やオマージュが多く見受けられる>過去作の再現・セルフオマージュ(ゲーム)]]集大成でもあり、シリーズファンなら反応する要素が多い。 始まりを描いた小説版、主人公の一人「V」の前日譚を描いたネタバレ全開の単行本が出版されており、ストーリーをより深く楽しみたい人は是非読んでみよう。 *ストーリー [[Devil May Cry4]]から数年後。前作主人公のネロは恋人のキリエ、相棒のニコと共に悪魔を狩る「Devil May Cry」を営業していたが、謎の悪魔によって&ruby(デビルブリンガー){悪魔の右腕}を奪われてしまう。 ネロは謎の青年Vから右腕を奪った悪魔の事、そして伝説のデビルハンター・ダンテとその仲間にもその悪魔討伐の依頼をしたが彼らだけでは厳しい事を話され、Vと共に「クリフォト」の生やされたレッドグレイブに向かうのだった。 *用語 ・クリフォト 超巨大な魔界樹。血液を養分として成長し、鋭利な先端の根で人間を串刺して血を吸い取る。 前作にちょびっと出てきたセフィロトとの関係は不明。 後半のミッションは内部を進むもので、PC達は道中の仕掛けや血だまりでべちゃべちゃになるがすぐに乾く親切設計。後述するレッドオーブの重要度が高いのも文字通り血みどろだからか。 ・レッドグレイブ 舞台となる都市。ダンテの生まれ故郷であり、偽名のトニー・レッドグレイブはここから付けられた。 しかしクリフォトにより目を覆いたくなるような惨状を呈する事に…。 ・デビルブレイカー 右手を失ったネロの為にニコが開発した対悪魔用義手型兵装。 様々な種類があり、電撃を放ったりロケットパンチを繰り出したり剣と銃を強化したりできる。ただし壊れやすいためネロは複数所持し、壊れる度に換装するスタイルをとっている。 中には悪魔の残骸が使用されているものもあり、今作で登場するボス悪魔の一部も倒された後はその素材として流用される。 *システム DMC4とほぼ同じだが、 ・スキル習得のプラウドソウルが廃止され、DMC3以前のレッドオーブ消費で習得できるように ・スキルをすべて取りきっても、レッドオーブが用無しにならないよう、レッドオーブを消費して使う武器が存在する(ネロのデビルブレイカーなど) ・メニュー画面で使えるバイタルスター等の回復アイテムやホーリーウォーター等の攻撃アイテムが廃止。体力がなくなった時にレッドオーブ消費か、ゴールドオーブを一個使って完全復活か、ギブアップかを選べる。レッドオーブ復活は、小回復、中回復、全回復+敵ダメージと選べるコースがあり、当然後者ほど消費量が多い。なお、復活回数や高難易度になるにつれ消費量が跳ね上がっていく。 ・道中の敵が大幅増量するレジェンダリーダークナイトモードがいったん廃止。お馴染みのブラッディパレスは無料配信され、すべてのボスとも戦える。クリアすると特殊な挑発動作ができるように。 ・オンラインのシェアードシングルプレイが実装。背景で戦ってる姿が見えたり、一部ミッションでは共闘も可。 ・格ゲーのトレーニングモードのように、敵の種類や各種ゲージを自由に設定して操作できるモード「THE VOID」が追加。ボス悪魔は選べないが、コンボの開発や苦手な雑魚敵の練習ができる。 *キャラクター ・[[ネロ>ネロ(DMC)]] 4からの主人公。純情デビルボーイから逞しく成長した。髪を切ったようだが、[[誰か>バージル(DMC)]]に似ている気がしなくもない。 プロローグでダンテすら打ち負かす悪魔「ユリゼン」に撤退を強いられ、ニコの造った義手デビルブレイカーを装着して変わり果てたレッドグレイブへ戻ってくる。 悪魔の右腕を奪われたうえ魔力も大部分を持ってかれたのでデビルバスターやチャージショットは封印。しかしエアハイクは習得できるので魔力は僅かに残っているようだ。 パワータイプのキャラクター。シンプルでパワフルな技でガンガン攻めていく攻撃重視の性能を持つ。 悪魔の右腕デビルブリンガーは失ったが新たに得たニコ製の機械義手「デビルブレイカー」で失った力を補う。 装備しているデビルブレイカーに応じて特殊アクションが追加されるが、使用中に攻撃を受けると義手は壊れて失われてしまう。 また、デビルブレイカーを消費して行う強力なアクション「ブレイクエイジ」を使用できるほか、 義手を爆発させ無敵状態で緊急脱出する「ブレイクアウェイ」もあるなど基本的に消費物。 義手はステージ上に落ちているほか、ショップでレッドオーブと引き換えに補充できる。 また前作同様のスナッチがワイヤーで再現されており、これは接続部に装備されているため義手なしでも使用できる。 弱点は前作同様空中での立ち回り。ひるまない敵を相手にする場合足を地面(か敵の頭)に付けておくことが重要になる。 通常戦闘BGM「Devil Trigger」 ・&ruby(ブイ){V} 新主人公で、黒髪で全身にタトゥーを刻み、杖を持った謎の青年。ダンテやネロに悪魔ユリゼンの依頼に来たが、2人が敗れた後は協力しつつ独自の行動に移る新たなプレイアブルキャラクターとなる。 華奢というより虚弱な見た目通り悪魔と真正面から闘える力は持っておらず、下記の使い魔達へ攻撃させて悪魔を仮死状態にし、杖で止めを刺す戦闘スタイル。 Vと描かれた詩集を愛読しており、時折詩の一部を引用したり、戦闘中に読んでDTゲージを回復させる事もできる。 使い魔の面子にVという名前、DT発動時白髪になったりといろんな意味で謎めいているが、その正体は……。 これまでのデビルメイクライの操作キャラとは全く違ったコマンダータイプのキャラクター。 本体は基本的にとどめ以外の攻撃能力がなく、逆にとどめを刺せない使い魔たちと連携することで戦う。 使いこなすには自身・使い魔・敵の位置関係を同時処理する必要があり戦略的な位置取りが重要になる。 基本的にはグリフォンにコマンド技や溜め技を指示しつつ、シャドウを敵にけしかけてコンボを入れるのが基本戦術。 特にグリフォンは溜めをよく使うためボタン配置の変更は必須だろう。 ただしグリフォンとシャドウは敵の攻撃を受けすぎると一定時間戦闘不能に陥る。 シャドウを失うと側面回避、グリフォンを失うと滑空および後方回避ができなくなるため非常に危険。 デビルトリガーゲージを消費して召喚するナイトメアは短時間ながら完全無敵で暴れ回るため殲滅戦に非常に強い。 雑魚の群れには強いが、瞬間火力に欠けるためボス戦は逃げ回りながら戦うチキン戦法になりがち。 虚弱という設定通り他キャラクターと比べて被ダメージが大きくなる特性もあり、ユリゼン討伐をネロやダンテに頼るのも納得の性能。 ただしデビルトリガー使い放題のスーパーキャラを使うなら無敵のナイトメアが使い放題なので一躍チートキャラに変貌する。 通常戦闘BGM「Crimson Cloud」 ◯グリフォン Vの使い魔の一体。青色の鷹のような鳥だが、下嘴が左右に割れる。 使い魔で唯一喋れるうえ魔界の事象や悪魔に詳しいが、非常に饒舌というかお喋り。Vにさえ軽口を叩くも、やばい悪魔がいるのに口を止めないので杖で押さえつけられたり、ダンテにぶん投げられたりする。&font(l){昔のダンテだったら[[嘴が一つになってた。>ジェスター(DMC)]]} Vの相棒ポジション。 電撃を操る遠距離攻撃担当。Vが掴まって2段ジャンプ滑空や後ろに素早く移動できる。 DMCでグリフォンといえば[[1の巨大ボス>グリフォン(DMC)]]であり、体躯と体色を除いた姿や使用技が非常によく似ているが… ◯シャドウ Vの使い魔の一体。時折体表に紋様が浮き出る黒豹。 影に溶け込んで移動し、体を様々な武器に変形させ、首を伸ばしたり回転カッターと化して敵を切り刻む近距離担当。全身から針鼠のように棘を生やして全方位攻撃、遠距離の敵に槍を伸ばして攻撃もできる。 寡黙な従者といった感じで、回避や移動も請負う。 グリフォン同様、1に[[同名でモーションの似通った悪魔>シャドウ(DMC)]]がいる。 ◯ナイトメア Vの使い魔の一体。体表が蠢く一つ目のゴーレム。 DT発動でのみ登場し、無敵状態で暴れまくる兵器。動きは緩慢だが目からレーザーを発射して広範囲を焼き払ってくれる。更にスキル習得でVが搭乗し操作も可能で、この間だけナイトメアの手でトドメを刺せる。壊せる壁や仕掛けが近くにある時は登場時にぶっ壊してくれたりも。 2体同様、1に魔帝が作った[[同名の兵器>ナイトメア(DMC)]]が存在する。 3体の使い魔が自分の体を自由に変えられる黒豹、大型の鳥、無機物で出来た巨人とさながらDMC版バビル二世と言ったところ。 ・[[ダンテ>ダンテ(DMC)]] シリーズの顔にして主人公。前作より老けたが、実力はそれ以上に増している。 ネロより先にVの依頼を受けており、トリッシュ、レディと共にユリゼン討伐へ向かう。しかしネロが到着した時には2人は戦闘不能、ダンテも歯が立たずに打ちのめされていたところだった。 続くネロもピンチに陥るが、ダンテは魔人化してユリゼンに特攻しネロとVを逃す。その際ネロに足手まといと言い放ち、直後に愛剣[[リベリオン>リベリオン(DMC)]]を砕かれてしまうが、その後の消息は不明。 ・トリッシュ ダンテの相棒。出自ゆえかなり強いのだが、今回は相手が悪かった。消息不明。 ・[[レディ>レディ(DMC)]] 凄腕のデビルハンター。ダンテやトリッシュとは旧い仲。やはり相手が悪かった。消息不明。 ・モリソン ダンテ馴染みの情報屋。ゲーム中に姿を見せるのは初めて。ダンテとレッドグレイブの関係などの情報を提供してくれる。アニメ版とキャラデザが違うのは大人の事情か。 ・ニコ 新キャラにしてネロの相棒。本名はニコレッタ・ゴールドスタイン。 ダンテの愛銃エボニー&アイボリーを作ったガンスミス「ニール・ゴールドスタイン」の孫にして、&bold(){あのアグナスの娘}。魔剣教団崩壊後のフォルトゥナへ訪れ、ネロ達と出会った。 サバサバした性格の女性で、口調もかなり悪い喫煙者。 アグナスはニコが生まれて直ぐに教団へ向かったため父への記憶が殆どなく、その所業も相まってダンテに恨みは抱いてない。 ゲーム中ではデビルブレイカーの製造や販売を担当。ボス戦前に公衆電話があり、それで呼び出してスキル習得や補給ができるが、毎回派手に登場して飽きさせない。 またゲーム内資料の説明・解説を担当しており、彼女視点の見方や疑問は非常に面白い。 容姿の節々、デビルブレイカーやその発想、悪魔の残骸を手にした時の興奮度合い、そしてあの癖などは父親譲り。 ・キリエ 前作ヒロインにしてネロの恋人。小説版ではフォルトゥナで孤児院経営をしている。 本作では回想や電話などでのCVのみ。 ・エヴァ 魔剣士スパーダの奥様であり、ダンテとバージルの母親。ダンテの[[ムンドゥス>ムンドゥス(DMC)]]襲来時の回想にて登場。容姿やCVは当然トリッシュと同じ人。 ・パティ [[アニメ版>Devil May Cry(アニメ)]]のヒロイン。当時は少女だったが、今度18歳の誕生パーティーへダンテを誘っている。&font(l){R指定の向こう側に行けるよ!} ニコの資料によればかなりの美少女で、ハイスクールでも人気者との事。 小説版のみの登場…と思いきや当該シーンがゲーム中で再現されたのでCVのみで登場((吹き替えの声優はアニメ版とは異なる))。驚いた人は多い筈。 ・ルシア [[Devil May Cry2]]のヒロインにしてプレイアブルキャラクター。小説版にのみ登場。健気。 ・マティエ ルシアを育てた老婆。同じく小説版にのみ登場。色んな意味で違いすぎる2のダンテを茶化す台詞を発した。 ・アグナス DMC4の諸悪の根源の一人にして屈指のネタキャラのサイエンティスト。 小説版ではニコの叔父の回想に登場し、科学者なのに凄いガタイやアンティークのモノクル、口調などで妹の恋人を怪しませていたが、付き合ってみると変人ではあるが悪人ではなかったらしく3人での暮らしを楽しんでいた。 しかしニコを身篭った前後に教皇から勅命を受け、妻子を残してフォルトゥナへ向かう。その際、後の惨劇を予期していた事もあってフォルトゥナへは決して来るなと強く言い聞かせていた。 ・謎の悪魔 本編のネロの回想に登場した悪魔。ボロの装いにフードを被っており、なぜかかなり疲弊している。ネロは当初人間と思っていたが、右腕が反応した事から悪魔だと看破する。しかしキリエを制止したネロの虚を突いて右腕を持ってぶん投げ、たったそれだけで右腕を奪い取ってしまう。更に右腕から閻魔刀を顕現させながら「返して貰うぞ」「急がねば…」と呟き、空間を斬って姿を消してしまった。 下記のユリゼンと同じ存在らしいが… ・ユリゼン 今作のボスで、「魔界の反逆王」の異名を持つ悪魔。レッドグレイブにクリフォトを生やし、ネロの右腕ごと閻魔刀を奪った悪魔とはVの談だったが、相対したネロも同一の存在だと認識した。 かなりの巨漢だが全身にクリフォトの幹を巻きつかせているのであまり地肌は見えない。クリフォトの根が集めた人間の血やネロの悪魔の力を吸収して強大な存在となっており、ダンテですら余裕であしらう程。 戦闘では玉座のような場所に座り、謎の物体に全ての攻撃をガードさせながら火炎弾やレーザー、時間の流れを遅くする空間などを発生させてくる。 なおトリッシュ曰く「ユリゼンなんて悪魔は今まで聞いた事が無い」との事。魔界の事情に精通している筈の彼女すら知らないのだとしたら、これ程強大な悪魔が魔帝ムンドゥス亡き後に突然現れた事になる。 意味深なその異名といい、果たしてその正体は…? ・マキャヴェリ 設定でのみ登場した悪魔。魔界の名工であり、最高のガンスミスらしい。 1に登場した黒騎士の鎧や3のアルテミスなどはこの人の作品。 *登場悪魔 #openclose(show=下級悪魔){ ・エンプーサ クリフォトに巣食う人間大の蟻の様な悪魔。血を集めてクリフォトに供給する役目を持つ。 ムービーでは人間の軍隊を血祭りに上げていたが、体力が低い、攻撃が貧弱、防御しないなど今作の雑魚代表。 しかし油断するとコンボ攻撃で一気に持っていかれる、体力が低いせいで逆にスコアを稼げないなど、油断は禁物。 ・グリーンエンプーサ 巨大な蝿に似た悪魔。 飛び回りながら他の悪魔を回復させるが、真っ先に潰せばグリーンオーブを落として自分が回復できる。 ・レッドエンプーサ 血を過剰に吸い過ぎたエンプーサが変異したもの。 攻撃せずにちょこまか逃げ回るが、地面を掘って逃げ切る前に倒せば大量のレッドオーブが手に入るボーナス敵。 ・エンプーサクイーン エンプーサの女王。姿はどちらかといえばかなりデカい蟷螂に近く、そのうえ素早い中ボス。 床の血を吸ったり、吸血攻撃を食らってしまうとパワーアップする。 ・ヘルカイナ 鎌を持った骸骨。見た目や名前が3の[[7Hells>7Hells(DMC3)]]っぽい。 攻撃動作が分かりやすく、体力がエンプーサより多いなど練習やコンボ要因として優秀。 ・ヘルアンテノラ 巨大な刃物を両手に持った悪魔。 攻撃力は高いが動きは鈍く、簡単に吹き飛ばしてダウンさせられる…が、起き上がりに武器を引きずってすごい音を立てながら猛ダッシュぶった斬りを放つ。しかもこの間はスーパーアーマーかつ長距離を追ってくるので初見はびびる。 ・ヘルジュデッカ 紫色の触手を纏った大型骸骨。 その触手でリーチを伸ばして両手の大鎌で斬ってきたり、地面からマグマを噴出させる。 更にダウンを取ったり空中コンボしているとワープして距離を取るので倒すのに時間がかかる。 ・ピロバット 巨大な蝙蝠。 飛び回って炎を放ったり熱線を繰り出す。うざいので早めに倒すべし。 ・ヘルバット 赤く巨大になったピロバット。 同じく炎を放つ。体力を0にすると体が大きく膨らんで爆発四散するが、 膨らんでいる背中は弱点のため、上手く攻撃すれば自爆させずにそのまま倒す事もできる。 ・デスシザース [[Devil May Cry]]に登場した死神達に似た悪魔。 武器が巨大な鋏、壁を透過する、特定のタイミングで仮面を破壊すれば一撃で倒せるのも同じで、特に初登場のムービーは1に酷似している。 ・ライアット 巨大なトカゲの悪魔。尾の位置から[[ブレイド>魔帝ムンドゥスの創造した悪魔(DMC)]]の系譜かもしれないが地面は潜らない。 地上での攻撃はやや速く手強いが、空中に打ち上げればコンボし放題である。 ・ケイオス 背びれがものものしい刃物で生え揃っている巨大な爬虫類。 丸まって回転突進してくる。かなり硬くのけぞらないが、ある程度ダメージを与えると背びれの刃を破壊でき大幅に弱体化する。 ・ヒューリー 血を浴びたように真っ赤な二足歩行のトカゲ。爪を伸ばして構える姿はまるで殺し屋。 瞬間移動染みた高速移動を駆使して攻撃してくるが、見切り辛い、ダメージが高い連続攻撃もしてくる、常時「残像だ」状態なので技後や攻撃を弾いて隙を作る必要があるなど、[[今作最強の雑魚>強い雑魚(ゲーム)]]。 弾き返しが苦手なVでは、本編に登場しないブラッディパレス最大の敵。 ・スクードアンジェロ 騎士のような姿の悪魔。鎧はマキャヴェリ製らしい。 前作のビアンコアンジェロのように攻撃を盾で弾くが、やはり背中はがら空きである。 ・プロトアンジェロ [[ネロ・アンジェロ>ネロ・アンジェロ(DMC)]]に似ているが顔面はのっぺらぼうの騎士悪魔。名前通りプロトタイプなのだろう。これもマキャヴェリ製であり、小説版ではムンドゥスも発注していた。 攻撃を剣で防いで中々のけぞらず倒れない。動きがやや遅い分攻撃力はかなり高いが、剣を弾くと大きな隙ができる。 ・バフォメット 浮遊しながら詠唱して氷魔法を放つ山羊悪魔。 脆いので速攻ぶっ倒すのが吉。 ・ルサキア 詠唱の為全身に口を生やしたキモい悪魔。バフォメットの強化版。 こちらは雷魔法を使ってくるが、サーチ雷撃や追尾する光弾などかなり厄介なレパートリーのうえバリアやワープまで完備している。 ・ベヒモス 全身を拘束具で覆われた巨体悪魔。 ある程度ダメージを与えると拘束具が壊れ、大きな口から舌のような触手のような二本の物体をでろんと露出させて他の悪魔を巻き込みながら暴れまわる。暴食が過ぎたため、他の悪魔から拘束されたらしい。 ・[[ノーバディ>ノーバディ(DMC)]] 1から再登場し&font(l){てほしくなかっ}た最下層の悪魔。リアルになったので半端なく気持ち悪い。 倒した後のぷちぷちはなくなった。 } #openclose(show=ボス悪魔){ ・ゴリアテ 巨大な獣人系の悪魔。ネロの挑発に簡単に乗せられる典型的な脳筋で、ユリゼンを出し抜いてクリフォトの「果実」を手に入れ、自分が魔界の王になる気でいる。 豪腕で暴れ回り、床や壁を破壊して2回も場所移動を強行させる蛮魔。腹に大きな口があり、そこに瓦礫などを詰め込んだ後はパワーアップ。火炎弾を吐き出したり、広範囲に大爆発を起こし出す。大技は荒れ狂う竜巻のような吸引で相手を飲み込む。 ・アルテミス 虫みたいな魚みたいな天使みたいな悪魔。3の魔具アルテミスと同名だが、これは小説版でトリッシュが持ち込んだものがユリゼンによって回収・悪魔化されたため。 当然攻撃は光弾。縦横無尽に放ったり上空から落としたり、極太のレーザーを放出してくる。更に高速突進やビットを展開しての支援も行う。大技はステージ中央の高所に移動し、祈祷した後ステージ全てを光で包む。祈祷時に攻撃を当て続ければ中断させられ、更に地面に落下して倒れ伏すので追撃可能。 ・ニーズヘッグ クリフォトに寄生する悪魔。人型のサボテンのようなキモい外見。知能が低く、グリフォンからは「本物の馬鹿」「ただの寄生虫野郎」と散々に貶されていた。 3本の触手を操りながら本体が時たま斬りつけてくる。 因みに道中でとうせんぼしているクリフォトの根を枯らす為のアイテム「ニーズヘッグベビー」は、名前通りこいつの幼体。 ・エルダーゲリュオンナイト 雷を操る騎士キャバリエーレアンジェロが、時を司る魔馬ゲリュオンに騎乗している。キャバリエーレアンジェロの鎧はマキャヴェリの傑作の一つなのだとか。 キャバリエーレアンジェロは雷弾を放ったり巨大な剣に雷を纏わせて振り回し、ゲリュオンはワープしながらドーム状の空間を作り出して内部の時を緩めてくる。因みに[[3のゲリュオン>ゲリュオン(DMC)]]とは別個体であり、魔界でも希少種で今回の個体が現状最後の一頭らしい。 ・ギルガメス 超巨大な鋼鉄の悪魔。意匠や名前が前作の魔具ギルガメスと同じだが、ギルガメス自体が魔界の金属の一つであり、別個体がクリフォトの根を取り込んでこのようになっている。 動きは遅いため、4本の足の各部に攻撃すればそのうちダウンして背中の急所が露出しダメージを与えられるようになるが、光弾を放つ2本の触手には注意。 ・マルファス 不気味な三つ子の女が腐った巨大雛鳥の背中に合体したような醜悪な上級悪魔。ユリゼンに忠誠を誓っており、もしもの事を考えてキャバリエーレアンジェロに魔剣スパーダの捜索と破壊を命じていた。 戦闘では女達が魔法で空間を操りながら雛鳥部分が物理攻撃で攻め立てる。 ・キングケルベロス その名の通り[[ケルベロス>ケルベロス(DMC)]]達の王。クリフォトの「頂上」への道を遮る番人。 3本の首がそれぞれ炎、氷、雷を操る。 ダンテとのやり取りや勝利後のあれなどは[[Devil May Cry3]]をプレイしていればダンテ同様懐かしさに浸れるだろう。 } *ネタバレ #openclose(show=問題ない方はオープン){ ・クリフォト その頂上、場所的には[[魔界>魔界(DMC)]]に突き抜けた最下層には禁断の果実を実らせる。 食べると凄まじい力を得られるとされ、かつて[[ムンドゥス>ムンドゥス(DMC)]]も食したというお墨付き。 ・ダンテ リベリオンが砕かれた直後、トリッシュから魔剣スパーダを受け取り再度ユリゼンに斬り掛かるも、力及ばずクリフォトからふっとばされ、ネロが再訪するまでの一ヶ月間幹で眠りについていた。 発見したVによって覚醒。回収したスパーダを受け取り、3人目のプレイアブルキャラクターとなる。仕様は4と同じ[[リアルタイムスタイルチェンジ>スタイル(DMC)]]だが、閻魔刀はないのでダークスレイヤーはなし。 スパーダが自分にリベリオンを残した意味に気付いて生家へ向かい、折れたリベリオンを自らに突き刺して魔剣スパーダと融合させ、魔剣ダンテと真魔人化能力を会得。ユリゼンの元へ直行し圧倒するが逃げられてしまう。 ユリゼンを追ってクリフォトの「頂上」へ向かい、完成した「果実」を食べる事で大幅にパワーアップしたユリゼンをも下すが、後述の因縁からトドメはVに譲った。しかし…。 4時代と同様スタイルと装備を自在に切り替えて戦うテクニカルタイプのキャラクター。 ダークスレイヤースタイルはなくなったが、武器が1種類ずつ増えた4×4×4の64通りの組み合わせを切り替えながら戦う。 無敵つき空中ダッシュ「スカイスター」を持つことによるあらゆる場面での安定した立ち回りは健在で、 今作ではジャストブロックに失敗してもデビルトリガーゲージを失うだけで済むようになったためロイヤルガードも使いやすくなった。 装備が増えたうえ一部武器に属性要素まで追加されたため武器変えコンボの操作はさらに煩雑化しているのが難点だが、使いこなせばまさに向かうところ敵なしの強さとなる。 通常戦闘BGM「Subhuman」 ・トリッシュ ユリゼンに捕獲され、キャバリエーレアンジェロに&font(l){全裸で}埋め込まれて雷の動力扱いされていた。 ダンテによって救出され、その後はニコの大型トレーラーで待機する。キャバリエーレアンジェロの破片はダンテに切り刻まれ、新魔具「キャバリエーレ」として再生させられた。 かつてムンドゥスの右腕として魔界にいた経験から、ユリゼンなどという巨魔は存在しないと早くに気付いていた。 ・レディ こちらはアルテミスに&font(l){全裸の白濁まみれで}依代として格納されていたがネロによって救出される。その後はニコを手伝う事に。 ちなみにネロは不本意ながら彼女の裸を見た事をニコに茶化され、「キリエに殺される」と慄いた。 ・謎の悪魔 正体は生きていた[[バージル>バージル(DMC)]]。1の後ネロ・アンジェロ状態から解放されていたようだが、ほぼ瀕死の状態であった。ダンテに勝つ為、生家で人と魔を分かつ閻魔刀で自らを貫き、悪魔のユリゼン、人間のVに分離した。 ・ユリゼン ネロとの再戦では謎の物体を破壊されて一撃をくらい、全身に巻き付けた幹を引きちぎりながら立ち上がって本気を出す。ネロを倒しトドメを刺そうとするが、駆けつけた真魔人ダンテにより形勢逆転。 しかし謎の物体=変形させていた閻魔刀で空間を割いて逃走。果実を食してパワーアップするがそれでもダンテには敵わず、虫の息で倒れ伏した。 ・V 強さや魔力などはユリゼンが殆ど持っていったらしく、なんとか体を維持できている状態。ストーリー後半は限界が来ており、肉体は干からびかけて衰弱していた。 人間の部分だけ残された事で皮肉にもそれが大事だったと分かり、悪魔の半身を止めるためデビルハンター達へ依頼したのが真相。 ネロに支えられてダンテに倒されたユリゼンの元へ辿り着き、自身の責任としてトドメを買って出る。 …しかし彼自身も力への渇望をなくしておらず、不穏な空気を感じ取ったダンテが慌てて駆け寄るが… ・バージル Vとユリゼンが融合し復活を果たす。ユリゼンのときに蓄えていた魔力だけでなく、Vであったときに精神的にも成長を果たして完全回復+パワーアップしており、疲弊していたとはいえダンテを軽く退けた。 その後は天高く浮かんだクリフォトの根でダンテを待ち、決着を望む。 お馴染みの疾走居合や次元斬、幻影剣や真魔人化を駆使する今作のラスボス。 ・ネロ バージル復活を目にするも状況を飲み込めていなかったが、それでもダンテに付いて行くと言って聞かず、口論の末バージルが自分の父親だと打ち明けられる。 当然苦悩し、ダンテには父殺しをする必要はないと諭されるが、兄弟での殺しあいに思うところがあったため心のままに二人を追い……。 ・3匹の使い魔 Vが使役していた3匹の使い魔。その正体は[[かつてのバージル>ネロ・アンジェロ(DMC)]]の忌むべき記憶から生まれた存在。とどのつまり&ruby(ナイトメア){悪夢}の延長線上の存在であり、悪魔を苦しめることができても殺すことができなかったのはこのためだと思われる。 バージルの元へ向かうダンテの前に立ち塞がり、昔やられた借りを返そうとするも敗北。バージルにもう悪夢は必要ない事を告げて消滅した。 ・結末 ダンテとバージルの実力は互角であり、決着を付けようと真魔人化して真っ向から斬り合う。 &bold(){その瞬間、謎の悪魔が間に割って入った} その正体は、嘗て[[家族>クレド(DMC4)]]を守れなかった事を悔い、キリエの後押しを受けて「誰も死なせない」覚悟を決めた事で本当の右腕を取り戻し魔人化能力に覚醒したネロだった。 凄まじい力に目覚めたネロへ、バージルは彼を倒せばダンテを超えた事になるかと嘯きダンテも承諾。 この半人半魔同士の親子喧嘩がラストミッションであり、その後はクリフォトによる魔界侵食を阻止するためダンテとバージルがネロを人間界へ残して魔界へと降り、勝負はお預けとなった。 ネロはニコと共にキリエの待つフォルトゥナへ帰るが、恒例となったスタッフロール戦闘に突入。 トリッシュとレディはダンテが居なくなった「Devil May Cry」の事務所に居着こうとするも、モリソンがダンテ本人から預かっていた権利書によりお流れとなり、新たな依頼へ向かう。 そしてクリフォトを根から断ち切るべく魔界に向かったダンテとバージルは、そこで終わらない兄弟喧嘩を続けながら、邪魔してくる悪魔を仲良く狩り続けている…。 } *余談 プロローグのネロにおけるユリゼン戦は[[負けイベント]]ではあるが、実は撃破可能。 勝利すると&font(l){[[某桃玉のアクションゲーム>星のカービィ スターアライズ]]にもあった高速スタッフロールが流れた後、}強制的にSランクになって専用実績「想定外の結末」や「めでたし、めでたし」という一枚絵がゲットでき、次の高難易度モードも解放される。 ストーリーが破綻するためニューゲームの場合はまず勝てないほどでボスの攻撃力もDMD並みに上がるが、2周目以降なら頑張ればちゃんと勝てる。 メインメニューやミッション開始前の準備画面では移動式店舗を兼用するニコの大型トレーラーの中の様子を見ることができる。 ストーリークリア後のメインメニュー画面ではなんと&b(){バージルが登場することがある。} ダンテとネロのどちらかと相席しての登場になるのだが、&font(l){色々やらかしたせいか}この時にコミュニケーションが取れずに無言でたたずむバージルの姿は一見の価値あり。 追記・修正はブラッディパレスを制覇したデビルハンターの方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 親の顔に泥を塗りたくる息子達 -- 名無しさん (2019-04-07 14:53:05) - 良いゲームだったな。 -- 名無しさん (2019-04-08 14:16:39) - ……今作は壮大な身内(兄弟&親子)の喧嘩かよ! -- 名無しさん (2019-04-08 17:36:04) - 次回作はスパーダが何かしらの事情でダンテやネロ、バージルの前に立ちはだかるとかありそうだなぁ -- 名無しさん (2019-04-08 19:00:28) - 魔界全土が泣いたED -- 名無しさん (2019-04-08 19:01:40) - 駄目なおっさん達と比べてまっとうに成長してるネロくんが眩しいな -- 名無しさん (2019-04-08 19:37:30) - 集大成感がスゴいするけど、6出ますよね...? -- 名無しさん (2019-04-09 00:47:31) - 今回はシリーズやってる人なら、知ってたorですよねーっていうシナリオよね。もちろんいい意味で。 -- 名無しさん (2019-04-09 10:00:18) - ↑5 5→Vでバージルだったから、6→S(SIX?)でついにスパーダ登場もあり得るかも? -- 名無しさん (2019-05-20 14:26:55) - ダンテに関しては何度も世界を救ってるんだからバージルと同列に扱うのはどうかと思う -- 名無しさん (2019-10-09 14:38:57) - CAPCON製の父親ってやっぱダメ親多すぎる気がする…体罰を織り交ぜながら失踪かますスパーダに、種撒いた末に放置を噛ますバージル。ダンテは甥の扱いを見るに子煩悩が過ぎて嫌われそう。結論:悪魔は子育てが下手。 -- 名無しさん (2020-02-13 01:06:58) - 6出てほしい反面、ここまで綺麗さっぱり終わったんだから続きは無しにしてほしい自分もいる -- 名無しさん (2020-03-18 19:45:13) - 「あんなんでも父親は父親だ」としんみりするネロとニコを他所に、ノリノリで兄弟喧嘩(とついでに悪魔退治)に励むおっさんどもの落差 -- 名無しさん (2020-04-04 01:01:01) - CAPCOM製の乗り物なのに悪魔引き倒したり上から落ちてきたり地面の中から出てきても特に問題のないあのデビルメイクライ2号店の大型車が今作一番の謎。丈夫すぎるわw -- 名無しさん (2020-04-12 07:26:39) - ↑×4 DMCの魔界では家族同士でさえ弱肉強食の世界らしいので… -- 名無しさん (2020-05-18 17:07:45) - SE版発売決定!しかしPVだけ見ると完全にバージル主役だよ。主人公息子だろうが! -- 名無しさん (2020-09-17 08:03:35) - 次回作は復活したムンドゥスか、スパーダが敵になるのかな? 今回砕かれたリベリオンの破片がキーワードになるのかも… -- 名無しさん (2020-10-09 16:36:20) - もうEDの悪魔達、もう双子を殺すというより早く帰ってくれってムードになってそう -- 名無しさん (2020-11-16 23:25:52) - バージルと和解?したし区切り着いたからスパーダ主人公のDMCやりたいな -- 名無しさん (2020-11-25 19:54:06) - ↑1 まぁそれをやると、恐らくDMC本編の完全終了を決定付ける作品になるであろうからCAPCOMも作るのに慎重にならざるをえないだろうな。 -- 名無しさん (2021-08-16 01:45:59) - 4のビアンコアンジェロと今回のアンジェロ騎士悪魔ズは同じ技術で作られてそうね、製作者こそ違えど -- 名無しさん (2021-12-13 23:05:37) - ムンドゥスだろうがスパーダだろうがもう強化して出さないとネロダンテバージルの敵じゃないだろうな -- 名無しさん (2022-05-02 01:26:42) - ↑ 5以降の人間界って、最盛期(かそれ以上)のスパーダが3人いるようなもんだな... そこらの悪魔なんか切って捨てられるだけの団子でしかない -- 名無しさん (2022-05-02 03:16:09) - 3、5と結果的に2回も人間界を脅かしてしまった(特に今回は)バージルが、親父と対面したら勘当されそうな気がする。 -- 名無しさん (2022-08-14 20:19:17) #comment #areaedit(end) }

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