The Division

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&font(#6495ED){登録日}:2019/09/28 Sat 21:13:52 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ 状況が悪いのは、最初からわかっていた。 いや─── &bold(){想像以上だ。} |>|SIZE(15):BGCOLOR(black):COLOR(white):LEFT:&bold(){尤}Tom Clancy's| |SIZE(20):BGCOLOR(BLACK):COLOR(coral):&bold(){THE}|SIZE(40):BGCOLOR(BLACK):COLOR(coral):&bold(){DIVISION}| |SIZE(1):BGCOLOR(BLACK):|~| |>|SIZE(1):BGCOLOR(BLACK):| } ---- *概要 「The Division」は、Massive Entertainmentが開発し、UBISoftが販売・運営しているオンライン専用ゲーム。プラットフォームはPC/PS4/XboxOne。 プレイヤーは秘密組織「Division」のエージェントとなり、殺人ウィルスによって荒廃したマンハッタンの治安回復のために奔走する。 ジャンルはTPSだが、装備集めを行うハック&スラッシュ要素やプレイヤーキャラクターの成長、クールダウン制のスキル等といったRPG的な要素を併せ持つことが特徴で、 4人までのチームを組んで戦う協力プレイと、ゲームモードによっては最大で24人までの対戦プレイが可能。 舞台はマンハッタン島の&ruby(ミッドタウン){中央部}で、エリア中央に存在するダークゾーンでは高性能のアイテムを獲得できる反面、強力な敵NPCや他プレイヤーとの対人戦といった危険が待ち受ける。 ---- *目次 #contents(fromhere=true) ---- *ストーリー ブラックフライデー直後に始まった謎の伝染病「ドルインフル」の&ruby(パンデミック){感染爆発}によって、ニューヨーク・マンハッタン島は完全封鎖された。 今やマンハッタンは生活基盤が崩壊し、危険な無法地帯と化している。 そんな中、ある組織が活動を開始した。「The Division」と呼ばれる彼らは、秩序を回復するための戦いに身を投じていく─── ---- *組織・キャラクター **&font(#ff7800){&ruby(ディビジョン){Division}} 正式名称「[[Strategic Homeland Division]]」。略称は「SHD」もしくは単に「Division」とか「The Division」と呼ばれている。不死鳥を象ったエンブレムと「オレンジの輪」がシンボル。 アメリカ国内で災害やテロによって甚大な被害が発生した際の「政府の存続と秩序回復」を目的とする極秘組織で、ドルインフルのパンデミック以前は存在すら知られていなかった。 &ruby(エージェント){構成員}は高度な技能を持った民間人から選抜されており、平時は一般市民として生活する傍ら、米国内で壊滅的な事態が起こった際に大統領令「Directive51」によって招集され、活動を開始する。 最新の装備と最大の権限を与えられた精鋭で各個人に大きな裁量権も認められているが、その性質上極端なまでの秘密主義であるなど色々と問題も多い。 所属するエージェントの詳細などは[[個別項目>Strategic Homeland Division]]も参照のこと。 作中ではパンデミック発生直後に招集され消息を絶った「第一波」と、主人公の所属する「第二波」のエージェントが登場する。 :主人公| Divisionからの招集を受けたエージェント。消息を絶った「第一波」の任務を引き継ぎ、第一波に何が起きたかを調査するための「第二波」として送り込まれた。 本作のストーリーは主人公がマンハッタンの対岸、ブルックリンで活動を開始するところから始まる。 :フェイ・ラウ| &bold(){「街を取り戻せたら一杯奢るわ。…いいえ、絶対取り戻す!」} Divisionの上級エージェント。 マンハッタンで生まれ育ち、崩壊したマンハッタンの秩序回復を心に誓う。 ゲーム冒頭で重傷を負い、以降は主にオペレーター兼指揮官として主人公のサポートを行うこととなる。妹がマンハッタンにいるらしい。 2にもムービーでちょっとだけ登場しており、前線に復帰したことが判明した。 **&font(green){JTF} 正式名称「JointTaskForce」。主に警察やFBI、消防士、州軍、政府機関((CERA(災害緊急即応部)やDCD(疾病対策局)など))、民間ボランティアなどで構成された組織。迷彩服に緑色のヘルメットやベストを着用しているのが外見上の特徴。 作中でも頻繁に共闘することになるのだが、&font(red){NPCとしての性能は全勢力中最低}で、大抵敵に圧倒されている。JTFェ… 混乱した上記の機関を再編する形で組織され各地の治安維持に当たったものの、物資・人員の慢性的な不足によりパンデミックを抑え込むに至らず、ジリ貧の戦いを強いられてきた。 マンハッタンでの拠点は中央郵便局だが、完全に機能不全に陥っている。 主人公たちはまず彼らJTFの立て直しを図り、医療・警備・技術各方面を担う人材を救出して回ることになる。 :ジェシカ・カンデル| &bold(){「ウィルスの正体を突き止めなければ、救う市民すらいなくなるわ」} &bold(){「いつかクリーナーズに会ったら話してみたいものね。動機について聞きながらゆっくり首を締め上げてやりたい」} JTF所属の医師。アメリカに於けるウィルス研究の権威でもあり、「遠心分離機を食べたって良い」とか「安物のドレスみたいに使えない」などどこか独特のボキャブラリーを持つ。 JTFでは主にワクチン開発を担当しているが、それ故ウィルスに関連した全てを燃やしてしまうクリーナーズを研究の障害と看做しており、苛立ちを募らせる場面が見られる。 逆に研究の為となるとタガが外れがちで、彼女の問題発言にフェイが冷静なツッコミを入れることも。 彼女を救出することで「医療棟」の機能が回復する。 ちなみに同性愛者で、元妻はマンハッタン在住。 :ロイ・ベニテス| &bold(){「悪気はないが、狼に餌を与えるようでな…」} 麻薬捜査官。かつて9.11同時多発テロ事件の現場に居合わせ初動対応に当たった経験がある。 JTF内では「隊長」と呼ばれており、マンハッタン島のJTFにおける事実上の指導者だが、ゲーム開始当初は行方不明。 彼を救出することで「警備棟」の機能が回復する。 :ポール・ローズ| &bold(){「頼れるのは、民間だ。バスラで学んだよ」} &bold(){「相棒なんざいらねえ。必要なのは情報だ」} JTFに協力している技術者。元米軍のコンバットエンジニアで、過去にはPMCにも所属していたらしい。 主に電力や水道・通信など生活インフラを維持する技術部門を指揮している。 パンデミックに伴う混乱で妻を亡くしたらしく、皮肉とも卑屈ともとれる発言が目立つ。 偏屈で他人を褒めることがめったに無く、愛国者を自認するが政府に対する評価は低い、突如として現れたSHDに対して不信感を隠そうとしないなどクセのある人物。 彼を救出することで「技術棟」の機能が回復する。 **敵対組織 ***&bold(){暴徒} 明日を生き延びる為に殺人や略奪等、非道な手段を厭わなくなった生存者達。 危険である事を除けば基本的に単なる市民の集まりである為に戦闘に関しては素人に多少毛が生えた程度だが、故に明確な指導者もいない=&bold(){過剰な行動による自滅を防ぐ為のストッパーが居ない}ので、数が集まればそれに任せて何をしでかすか分からない危険性も持っており、侮る事は出来ない。 #right(){&font(b,silver){「アレックスがやられた!」>}} ***&font(blue){ライカーズ} マンハッタンにほど近い「ライカーズ島刑務所((実在する刑務所で、2027年までに閉鎖されることが決まっている。看守による囚人への虐待が行われてきたことでも有名。))」からの脱獄囚が大半を占めるならず者集団。 パンデミック以前から社会に対する不満を抱いていたためか、特に警察やJTFなどの公権力に対して敵意を剥き出しにする。 主に警察から奪った武器・装備で武装し、マンハッタン各地で略奪や殺戮を続けている。 :ララエ・バレット| ライカーズのボス。元々ライカーズ島の囚人で、自ら脱獄を指揮しライカーズをマンハッタンへと連れてきた張本人。 異常なまでの暴力性を秘め、敵や裏切り者を容赦なく惨殺することで恐怖によって組織を纏めている。 また、ただの狂人ではなく生活基盤の崩壊したマンハッタンにおいてライカーズが安定して活動できるだけの物資や拠点を確保するなど指導者の素質も垣間見える。 ***&font(red){クリーナーズ} マンハッタンの消防士や清掃局員、救急隊員等かつて防災・衛生管理に従事していた者達が中心になって結成された組織。 構成員の殆どはパンデミックにより家族や恋人、親友等の大切な人々を失った者たちで占められている。 「街を救い、家族を守りたい」というその決意は本物だが、結果として&bold(){僅かでも感染の兆候を見せた者全てを「保菌者」と断じ、それが女子供や元仲間だろうと一切の容赦なく焼き殺し、感染の疑いがある生存者集団があればそれが集まるキャンプや建物ごと焼き払う}という非道の徒と化した。 装備も特徴的で、全員が手作りの化学防護服((多くは消防服や清掃局の制服・土木工事用のツナギなどを改造したもの))を着用し一番下っ端の戦闘員ですらアサルトライフルに自作の火炎放射器を合体させた魔改造銃器で武装している。 中~遠距離では銃撃、近距離になれば物理防御を無視+燃焼による継続ダメージを与える火炎放射や火炎瓶等で徹底的に火攻めにしてくる厄介な相手。&font(l){ただし装備の特性上ほぼ全員が可燃物タンクを担いでおり、そこを狙われると非常に脆い} 特に初めて相手にする頃は満足に非物理系攻撃系統への防御手段が揃ってない筈なので、兎に角近付かれる前に手早く倒せるかがクリーナーズの「浄化」から逃れる為の鍵になる。 :ジョー・フェロ| 清掃局員達の親方的な存在。パンデミック最初期にドルインフルで妻を亡くし政府組織の無力さに絶望した彼は、&bold(){「もはや役所に任せてはおけない。俺達の手でこの街を”浄化”しよう」}という信念のもと、クリーナーズを組織した。 道を外れてしまう前の彼はラジオ番組に電話するのが趣味の善良な一般市民であったらしい。 クリーナーズの仲間からも「怒りっぽいが、頼りになるボス」として慕われており、作中で聞ける死んだ仲間への弔いの言葉からもその人間性の一端が伺える。 ***&font(silver){LMB} 正式名称は「Last Man Battelion」。所謂PMC(民間軍事企業)で、DLCで入手できる音声ログによれば元々は政府から「汚れ仕事」を請け負うために発足した組織であるとのこと。外見は白っぽい都市迷彩服を纏った完全武装の兵士たち。 証券会社に雇われ、パンデミックの混乱から社屋や社員といった資産を警護するよう依頼されてマンハッタンへとやってきた。当初はJTFにも協力していたらしい。 やがてマンハッタンの強制封鎖に伴い島に閉じ込められ、雇い主は尚も資産のことしか考えていない…などの理由から契約を破棄し、JTFと袂を分かつ。 建前上は治安を維持し、市民の安全を確保することが活動目的だが、実際には支配地域を武力で制圧し、挙げ句市民を強制連行・拷問・虐殺するなど暴虐の限りを尽くしている。((このやり方についてはLMBが手持ちの兵力だけで支配地域の統制を維持するためにやむを得ない措置であり、そもそも治安の維持ができていないJTFを引き合いに出して「半分のコストで二倍の成果を出している」と主張する音声ログがある)) PMCだけあって訓練が行き届いており、軍用規格の装備を整え、グレネードランチャー等の重火器や挙げ句には&bold(){攻撃ヘリや装甲車等の兵器}も持つなど敵対組織の中でも別格の強敵。 また、使用する装備の一部には何故か&bold(){国家機密である筈のディビジョンエージェントの装備}と酷似した物が見受けられるが・・・? :チャールズ・ブリス| マンハッタンに降り立ったLMBの指揮官で元米軍人。「ブリス中佐」と呼ばれており、スピーチが得意で兵士たちの心を掴む強いカリスマ性を持つ。経験豊富な兵士だったが、封鎖によって閉じ込められた身となって以来、野心的な独裁者となった。 マンハッタンの惨状については着任する前から「徹底的な制圧が必要」との認識を持っていたらしく、JTFの失敗により「ダークゾーン」が生み出されてからはその考えに拍車がかかった模様。 #region(その裏で蠢く者達(ネタバレにつき折り畳み)) &bold(){&color(snow,black){ローグエージェント}} 上述の「消息を断った第一波」のエージェントらの生き残り達。 彼らもまた使命と共にパンデミックの渦中に身を投じたのだが事態は既に彼らを投入したところで&bold(){焼け石に水であり}、程無くして合衆国政府は&bold(){マンハッタンの一時放棄と封鎖を決定。} これにより生存者のみならず、第一波のエージェントらも取り残される事になってしまう。 それからは任務を放棄して行方を眩ます者もいれば最後の最後までエージェントとして任務に殉じた者もいたが、やがては第一波のエージェントの一人であった&bold(){アーロン・キーナー}を皮切りに殆どが国家機密のディビジョンエージェントの技術を提供する見返りとしてLMBに保護を求め、LMBもまたより強力な装備を欲していた事もあり利害が一致した。 LMBがディビジョンエージェントの装備と酷似した装備を使用しているのはこれが理由である。 現在はそのアーロンを筆頭としてLMBの精鋭部隊として組み込まれており、当然ながらディビジョン側からは&bold(){離反者(ローグ)}である為こう呼称されているが、当のアーロンは腹に一物を抱えているようで…? &bold(){&color(red,black){ハンター}} 最近になってマンハッタンの各所に出没が確認された正体不明の集団。 目的は不明ながら、特にダークゾーンや地下で活動するディビジョンエージェントをターゲットにし、その&bold(){抹殺}の為に動く。 不気味なマスクで素顔を隠し、&bold(){何故かディビジョンエージェントだけにしか許されていない筈の装備を使用しているが}、エージェントの物と比べ&bold(){スペックは非常に高い。} その胸元には勲章の如く、&bold(){抹殺したディビジョンエージェントのSHDテックを何個もぶら下げている。} 常に三人一組で行動し、エージェントを発見次第高度な連携を駆使して無力化した後、専用装備と思われる&bold(){斧状の刃物で「処刑」し、テックを強奪して去る}のが常套手段。 一人一人の戦闘力も高く、故にディビジョンエージェントらにとっては既存の敵対組織と同等かそれ以上の脅威として大きな障害となっている。 #endregion **市民、重要人物等 :リック・ヴァラッシ| 封鎖されたマンハッタンで海賊放送ラジオ番組「知らないなんて言わせない」を放送し続けるジャーナリスト。 各勢力の動向やマンハッタンで起きている現象を皮肉(と時々メタ発言)を交えて論じるその内容は必聴モノだが、電力の確保すら覚束ない状況下でどうやって放送を維持しているのか、Divisionについての細かな情報などをどうやって得たのかなど謎が多い。 :エイプリル・ケーラー| 作中に散りばめられた収集アイテム「サバイバルガイド」の持ち主で、ある事件を追い続けている。 :ゴードン・アマースト| このパンデミックに関わっていると目されるウィルス学者。かつてはDCD&size(10){※}に所属していた。 JTF及びディビジョン双方から&bold(){最重要指名手配}されており、ストーリーではマンハッタンの混乱を収めつつ、彼の行方も追っていく事になるが… &size(10){&font(#555555){※DCD…「アメリカ疾病対策局」の略称。現実における「アメリカ疾病予防管理センター(CDC)」に相当する架空の研究機関}} #openclose(show=ネタバレにつき折り畳み){ この事件に関わっている…どころか、全ての元凶。 作中で閲覧できる「ウィルス進捗報告書5」にはアマースト自身の音声ログが残されているが、それによればドルインフルを作った目的は「淘汰」であるという。 「テクノロジーを振るう人類の欲求が地球を破壊している」として、人類を減らすのが目的であると嘯き、メッセージはこう結ばれる。 &bold(){「もし何らかの奇跡でドルインフルを生き延びたのなら、それは自然の決定だ。生きるに値する。」} &bold(){「残りは、値しない。よって死ぬ。神の加護を。地獄で会おう…」} 最終的にアマースト自身もドルインフルに罹患し、死亡した。しかしその遺産は引き継がれ… } :ヴィタリー・チェルネンコ| ロシアのウィルス学の権威。講演の為にマンハッタンを訪れていた所でパンデミックに巻き込まれ、現在はロシア領事館にて事実上の軟禁生活を余儀無くされている。 ロシア国立ウィルス学・生物工学研究センター、通称&bold(){V.E.C.T.O.R}(ヴェクター)所属の学者でもあり、JTFのジェシカ・カンデルや上記のゴードン・アマーストとは知古の間柄。 パンデミックの断片的な情報からその原因のウィルスが&bold(){天然痘と非常に似ている}と誰よりも早く気付き、同時にそのウィルス株サンプルが現存しているのは世界でたったの2箇所──即ち、知人であるゴードンの所属していたDCDか自分の居るV.E.C.T.O.Rという、名実共に&bold(){世界最高レベルのウィルス研究センター}のみの筈という事に疑問を抱き、軟禁生活の傍らで独自に解明すべく研究を行っている。 ---- *用語類 :&ruby(アイザック){ISAC}| Divisionのエージェントが運用しているコンピュータネットワークの管理AI。名前は「Inteligent System Analytic Computer」の略。 AIといっても感情や自我はなく、音声対話型インターフェイスを備えるプログラムに過ぎない…が、移動経路や戦闘状況の提示、敵味方識別、ウィルス汚染の検知、各種装備の制御、立体映像(Echoデータと呼ばれる)の記録など、凄まじい多機能ぶりを見せる。%%2ではガラクタ呼ばわりされたけど%% ゲーム画面に表示される各種HUDはISACによるものという設定がある。 :SHDテック| Divisionが使用する機器全般の呼び名。主に以下のものを指す。 +SHDエージェントが装備するウェアラブルデバイス。&br()&ruby(SHDウォッチ){腕時計型端末}や肩に装着する小型PC等で構成され、設定上はコンタクトレンズ状のARディスプレイなども存在している。上記のISACの利用も、これらの装置を介して行われる。&br()またダークゾーン内部でもISACが使用でき、識別機能と通信・電源以外に異常をきたす様子もないことからエージェントが身に着けているSHDテック一基でエージェント一人分の機器制御やナビゲーションが可能な処理能力はある、ということになる。 +プレーヤーが使用する武器・スキル類&br()作中で閲覧できるEchoデータで「SHDテック」として扱われている。&br()武器スロットに装備する銃器のほか、プレーヤーが使用できるスキルでは、Pulse、ランチャー(ファーストエイド、粘着爆弾、スマートカバー)、サポートステーション、追尾マイン、タレット、バリスティックシールド、モバイルカバーが該当。 +それ以外のSHD関連のネットワーク機器&br()一部の音声ログに「複数のSHDテックを接続して装置を作った」といった旨の表現が見られるため、おそらくSHDのネットワーク機器も含まれていると思われる。 +「レジスタンス」や「ラストスタンド」モードにおける通貨&br()上記2つのゲームモードでは、NPCが「SHDテック」というポイントをドロップする。&br()どちらのモードでも、貯めたSHDテックを支払うことで各種防衛設備の起動などが行える。 :ダークゾーン| マンハッタンのミッドタウン中央に位置する、巨大な汚染エリア。本作ではマンハッタン全体が隔離エリアになっているのだが、そのマンハッタンの中でも汚染と治安の悪化がより深刻な地域。 JTFがパンデミックの進行と暴動に対処しきれなくなり、そこにあったヒトとモノ全てを置き去りにして壁を築き、封じ込めた場所。 そのため貴重な装備や物資が未だ大量に残されているが、取り残された者たちが暴徒と化し獲物を求めて彷徨い歩いている。 しかしその物資や装備目当てに、あるいは各勢力から逃れるために、感染する危険を承知の上で壁面の破損した部位などから入り込む輩が後を絶たないと言われている。 ディビジョンエージェントはSHDテックによって検疫所から出入りでき、内部の情報や物資を収集するために侵入することになる。 エリアの汚染の深刻さに応じてDZ01~DZ09とランクが設けられており、当然ながら最深部である09に近付けば近付く程&bold(){この世の地獄}と言える光景が広がっていく。 またダークゾーン全域に情報規制の為に極めて強力な電波妨害が行われており、それによりエージェントが足を踏み入れるとSHDテックがネットワークから遮断され、特に敵味方の識別機能が不調になり結果として本来ならば起こらない筈の&bold(){エージェントの同士討ち}が起こってしまうようになる。 :第一波| Divisionがマンハッタンに最初に送り込んだエージェントの一団。 この第一波の全員が消息を絶ち、主人公ら「第二波」が組織された。 規模としては第二波よりも大きく、彼らが居て尚も事態の収拾が不可能だったことからもパンデミック初期の悲惨さが伺える。 所属するエージェントについては[[SHDの個別項目>Strategic Homeland Division]]を参照。 :ドルインフル| ブラックフライデー直後に拡がったウィルス性の伝染病。その症状はかつて世界を震撼させ、今は根絶されたはずの&bold(){天然痘}に酷似しているが、それとは比較にならない驚異的な感染能力と致死率を持ち、あっという間にマンハッタンを地獄に変えた。 ゲーム開始時点でパンデミックはある程度沈静化しているものの、感染者の治療法は確立されておらず各所に汚染エリアも残っているなど依然脅威となっている。 #openclose(show=以下ネタバレのため折り畳み){ その正体はゴードン・アマーストがアパートの一室で製造した&bold(){&font(red){人造ウィルス}}。ドル紙幣から検出されたことでこの名前がついたとされる。 やはり天然痘をベースにインフルエンザ等他のウィルスの遺伝子を混ぜ込み、より強力なウィルスとして生まれ変わらせている。 作中で判明している特徴としては以下の通り。 ・天然痘に比べ潜伏期間が非常に短い(天然痘は通常1~2週間程だが、ドルインフルは&bold(){僅か2~3日、体質によっては即日発症する}) ・潜伏期間中の二次感染が可能((天然痘は潜伏期間中は二次感染を起こさない)) ・天然痘よりも発症した場合の致死率が高い&bold(){(90%以上)} ・接触感染および空気感染で拡散する((天然痘は接触もしくは飛沫感染。稀に密室などで空気感染的な現象が起こることはある。)) ・天然痘ワクチンは効かない ・適応性が高く、ワクチンや抗体の発見が難しい ・天然痘と同じく、人間のみに感染する ・強い紫外線で不活化する((作中でUVライトをゲートに置いている施設が多いのはそのため)) …最早ここまで来れば立派な&bold(){&color(red,black){生体兵器}}である。 更に最も特徴的なのがその製造法で、デジタル化されたゲノムデータを直接加工し、コンピュータ上でシミュレーションを繰り返して調整を重ね、最終型のデータを産業用タンパク質レプリケータと呼ばれる機械((チェルネンコは「高性能の3Dプリンター」ど呼んでいたが、言い替えれば3Dプリンターで玩具を作る感覚で殺人ウィルスを量産出来るという洒落にならないもの))で出力──つまり文字通り&bold(){「製造」}するというもの。 これによって時間のかかる「培養」工程を省き、従来よりも遥かに速くウィルスの改良が可能となった。((「研究室レベルで1世代培養する時間があれば、コンピュータ上で1000もの変異を試せる」とされる)) 加えてチェルネンコが発明した&bold(){「ウィルスをデジタル加工する技術」}の論文と「天然痘のゲノムデータ」の双方が全世界に公開されていたため、アマーストは先述の天然痘ウィルスのサンプルを盗む必要すら無く、前触れも無くウィルステロを実行することが出来てしまったというオマケ付き。 LMBに寝返りながらも「ある目的」の為に独自に調査をしていたキーナー曰く「相応のノウハウと設備、それに想像力を持つ人間なら誰でも作れる状態」だったとのこと。 } :汚染エリア| レーダー上に表示される&font(#ff0000){バイオハザードマーク}で埋め尽くされた危険地帯。 深刻なドルインフルの影響下にある場所であり、この場所で活動する為には除染フィルター付きのマスクを装着しなければ瞬く間に人体に異常をきたしてしまう。またエリアの汚染レベルが高ければ高い程、より高性能なフィルターを搭載したマスクが必要になる。&font(l){「マスクだけでいいのか?」は禁句} 大抵は&bold(){大規模な仮設死体安置所か埋葬所、無造作に遺体が詰め込まれた裏路地等}、一見して明らかに危険だと判断出来るような場所が汚染エリア指定されている事が多い。 :オペレーション・ダークウィンター| 9.11同時多発テロ事件をきっかけにアメリカ政府において&bold(){現実に行われた}軍事訓練。作中でもベニテス隊長が言及している。 ニューヨークにおいて生物化学テロが発生した場合の影響をシミュレーションしており、「ウィルスの致死性が十分に高ければ瞬く間に人口の90%が死亡し、数週間以内に都市の機能が完全に失われる」という結果がはじき出された。 :エキゾチック| ゲーム内で手に入る、特別な武器や防具類のこと。 クリティカルヒットするごとに回復する、撃ち続けることで威力が上がっていくなど他の汎用装備にはない特殊な性能とタレントを持ち、見た目も非常に特徴的になっている。 手に入れるのにもかなりの苦労を要するが、その労力に見合った性能を発揮してくれるだろう。(一部使い所に困るものもあるが…) :クラシファイドギア| エキゾチックとは違い、特定のセットを揃えることで真価を発揮する装備群。通常の「セット装備」の上位版。 セットを全て揃えるのはエキゾチック以上に困難だが、その性能はゲームバランスに影響を与えかねないほど強力なものばかり。 時折開催されるグローバルイベント等が手に入れられる最大のチャンスとなる。 ---- *ゲームモード :オープンワールド| 所謂本編で、シナリオに関わるミッションをこなしマンハッタンの各地域を開放していく。 オープンワールド各地にはメインミッションのほか、多数のサブミッションや収集アイテムなどが散りばめられている。 4人までの協力プレイが可能。 :ダークゾーン| 4人までのチームを組み、PvP(対人)とPvE(対NPC)が入り交じる独特のモード。 巨大な汚染エリア「ダークゾーン」に侵入し、武器・装備を収集する。 ここで入手したアイテムは汚染されているのでそのままでは使えず、除染をしてもらう為に特定のポイントでヘリコプターを呼び「回収作業」を経る必要があり、その間にNPCや他のプレーヤーから妨害を受ける危険が大きい。 逆に自らが奪う・襲う側に回ればSHDテックが赤く光り&bold(){&font(#ff0000){ローグ(造反者)指定}}を受け、賞金が掛けられその間はダークゾーンからの脱出は不可能になる。 更にその状態からローグ行為を続け過ぎると最終的にISACが&bold(){最重要排除対象}と認定し&bold(){&color(black,#e5bf00){マンハント}}が発令、ダークゾーンのどこに居ようと居場所がマップに表示されるので大きな注目を集め賞金もグレードアップするため、腕利きのPKKを呼び込む恐れもある。 :レイド(日本語版では「侵略」)| 敵対組織の最重要拠点に進軍し、最深部に居る目標を撃破する。 道中には様々なギミックや強力な敵のラッシュポイントがあり、時には敵の猛攻を掻い潜りながらギミックを解き、時には襲い来る敵集団のラッシュを凌ぎ切りながら進んで行く事になる。 装備、プレイヤースキル共に高いレベルが求められ、それでも楽な攻略は望めないが、クリアすればその見返りも非常に大きい。 :アンダーグラウンド| 有料DLC。 ランダムに生成されるマップに挑むPvE専用モード。4人までの協力プレイが可能。 マンハッタンの地下に潜む人々の在り様を、各勢力の音声ログを集める形で追っていく。 普通にプレイする以外にも、出発前に敢えて自分達に不利な状況を設定する事で攻略難易度の上昇と引き換えに、道中でボックスから入手したり敵がドロップする装備の質を向上させる事も可能。 :サバイバル| 有料DLC。 ダークゾーンの中に残された試作型抗ウィルス剤を求めて、猛吹雪のマンハッタンを駆ける。 事故によってウィルスに感染し装備を失った状態で始まるため、体温低下や脱水、空腹、感染の進行などの危険を退け、自力で装備を整え、ダークゾーンを徘徊する敵対組織を切り抜け抗ウィルス剤を確保して脱出ポイントを目指し、生還しなければならない。 しかしその脱出ポイントには&bold(){&color(red,black){ハンター}}と呼ばれる、死神の如き集団の影がちらつく… 4人までのチームを組み、他のチームとの対人戦あり/なしが選択可能。 :スカーミッシュ| 片方は&font(#0000ff){ディビジョンエージェント}、もう片方は&font(#ff0000){ローグエージェント}に別れての4対4で行われるチームデスマッチ。 :ラストスタンド| 有料DLC。 最大12vs12での拠点争奪戦。NPCも混ざっての乱戦となる。 終わりに近付けば近付く程、乱入してくるNPCも非常に強力になるので時には敵同士で一時協力する事になったりする。 追記・修正は、エージェントとして招集を受けながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ボーダーランズとかフォールアウトみたいな半分化け物相手ならまだしも真正の人類相手にン百発銃弾を叩き込まないと死なない(そのくせこっちの耐久力はそこらのFPS並み)というのはどうしても違和感が拭えなかった -- 名無しさん (2019-09-29 15:42:44) - 所謂ポストアポカリプスな舞台が好きな自分には久し振りにハマれたMMOだった。途中のギアレベル最大値下げアップデートとその次で結局最大値を元に戻すけど下げられた装備はそのまんまという迷走アップデートが来るまでは -- 名無しさん (2019-09-29 20:37:27) - ↑2 だから、浄化する必要があるんですね(火炎放射) -- 名無しさん (2019-09-30 10:36:37) - ニューヨークでの現地方言の再現なのか日本語吹き替えだと関西弁を話すモブがちょくちょくいる -- 名無しさん (2019-09-30 14:20:45) - 新DZが解放された時に遊び半分で飛び込んで絶句した思い出。あの遺体袋の山はもう…ね -- 名無しさん (2019-09-30 16:23:13) - 取り敢えずアサルトライフルにスナイパーライフル用のスコープ付けてちまちま狙撃した思い出、後タレット放ってその合間に回復したり -- 名無しさん (2019-09-30 16:52:03) - 大量のバグやユーザーガン無視のアプデでピーク時から90%以上アクティブユーザー減少というドン底から奇跡の復活を遂げた作品。2はどうなんだろうね…?今の所否寄りの意見が多いけど、これからに期待。 -- 名無しさん (2019-09-30 16:55:39) - ドルインフルの由来も重要じゃないですかね? -- 名無しさん (2019-09-30 18:13:04) - そこはネタバレになっちゃうから敢えてぼかして置いてるんだけど、まあリリースから数年経つし、折りたためばOKかな? あとはドルインフルだけ個別項目にしてしまうって手もあるけど。 -- 名無しさん (2019-09-30 18:28:10) - ↑折り畳みに一票。ついでにゴードンの目的と末路も併せておくのも良いかもな -- 名無しさん (2019-09-30 18:41:10) - 一応ドルインフルの詳細を折り畳みつきで追記。 -- 名無しさん (2019-10-02 00:53:47) - ドルインフルの致死率が90%以上って情報はどこかに出てたっけ?アマーストのメッセージで「目標は90%だが、そこまで行けるかはわからない」って言ってたのは覚えてるんだけど… -- 名無しさん (2019-10-02 19:54:21) #comment #areaedit(end) } #openclose(show=「救難信号、重要度・オメガレベル。全エージェント、応答してください。」){ ここまでマンハッタンの事だけに触れてきた。ではマンハッタンの外は無事なのか? 答えは否。作中冒頭で既にブルックリンが無法地帯になっているが、リック・ヴァラッシが「知らないなんて言わせない」で語るところによればヒューストン、デトロイト、ピッツバーグ、ペンシルバニア、ボストン、フィラディルフィア、シカゴ、アトランタ、サンフランシスコ、ロサンゼルスでも「感染者の数は天井知らず」らしい。 加えて作中の隠しミッションで聞ける音声でも、ボストン、パリ、ロンドン、ロサンゼルス、オタワ、その他32の都市からの連絡が途絶え、アナーバーやハンツビルのNASAからも応答が無いとされる。 このうちアナーバーはシナリオ終盤にワクチン(「2」における広域スペクトル抗ウィルス剤)のプロトタイプを送った場所であり、そこでワクチンを量産化する予定だったはずなのだが… さらに「2」の音声ログでは「アメリカ国内22箇所で感染が拡がり、国外では14箇所でウィルス拡散が確認された」としている。 この音声ログはウォーラー大統領と秘書官のやりとりを記録したものだが、ウォーラー大統領はSHDに第二波の許可を出して程なく亡くなっているため、少なくとも「The Division」から2までの間にドルインフルはマンハッタンのみならず、世界中に拡散してしまったということになる。アマーストが最初にどれだけの「仕掛け」をしたのかははっきりしないが、少なくとも地球規模での惨劇が起きたのは間違いないだろう。 }
&font(#6495ED){登録日}:2019/09/28 Sat 21:13:52 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 24 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ 状況が悪いのは、最初からわかっていた。 いや─── &bold(){想像以上だ。} |>|SIZE(15):BGCOLOR(black):COLOR(white):LEFT:&bold(){尤}Tom Clancy's| |SIZE(20):BGCOLOR(BLACK):COLOR(coral):&bold(){THE}|SIZE(40):BGCOLOR(BLACK):COLOR(coral):&bold(){DIVISION}| |SIZE(1):BGCOLOR(BLACK):|~| |>|SIZE(1):BGCOLOR(BLACK):| } ---- *概要 「The Division」は、Massive Entertainmentが開発し、UBISoftが販売・運営しているオンライン専用ゲーム。プラットフォームはPC/PS4/XboxOne。 プレイヤーは秘密組織「Division」のエージェントとなり、殺人ウイルスによって荒廃したマンハッタンの治安回復のために奔走する。 ジャンルはTPS。障害物に身を隠しながらの戦いが主体となる「カバーシューター」に分類される。 加えて装備集めと戦闘を繰り返す「ハック&スラッシュ」あるいは「ルーターシューター」に属するゲーム性やプレイヤーキャラクターの成長、クールダウン制のスキル等といったRPG的な要素を併せ持つことが特徴…というか「TPSの皮をかぶったRPG」と言われるほどにRPG寄りの仕様になっている。 4人までのチームを組んで戦う協力プレイと、ゲームモードによっては最大で24人までの対戦プレイが可能。 舞台はマンハッタン島の&ruby(ミッドタウン){中央部}で、エリア中央に存在するダークゾーンでは高性能のアイテムを獲得できる反面、強力な敵NPCや他プレイヤーとの対人戦といった危険が待ち受ける。 2019年に続編の「[[The Division2]]」が発売された。 ---- *目次 #contents(fromhere=true) ---- *ストーリー ブラックフライデー直後に始まった謎の伝染病「ドルインフル」の&ruby(アウトブレイク){感染爆発}によって、ニューヨーク・マンハッタン島は完全封鎖された。 今やマンハッタンは生活基盤が崩壊し、危険な無法地帯と化している。 そんな中、ある組織が活動を開始した。「The Division」と呼ばれる彼らは、秩序を回復するための戦いに身を投じていく─── ---- *組織・キャラクター **&font(#ff7800){&ruby(ディビジョン){Division}} 正式名称「[[Strategic Homeland Division]]」。略称は「SHD」もしくは単に「Division」とか「The Division」と呼ばれている。不死鳥を象ったエンブレムと「オレンジの輪」がシンボル。 アメリカ国内で災害やテロによって甚大な被害が発生した際の「政府の存続と秩序回復」を目的とする極秘組織で、ドルインフルの流行以前は存在すら知られていなかった。 &ruby(エージェント){構成員}は高度な技能を持った民間人から選抜されており、平時は一般市民として生活する傍ら、米国内で壊滅的な事態が起こった際に大統領令「Directive51」によって招集され、活動を開始する。 最新の装備と最大の権限を与えられた精鋭で各個人に大きな裁量権も認められているが、その性質上極端なまでの秘密主義であるなど色々と問題も多い。 所属するエージェントの詳細などは[[個別項目>Strategic Homeland Division]]も参照のこと。 作中ではアウトブレイク発生直後に招集され消息を絶った「第一波」と、主人公の所属する「第二波」のエージェントが登場する。 :主人公| Divisionからの招集を受けたエージェント。消息を絶った「第一波」の任務を引き継ぎ、第一波に何が起きたかを調査するための「第二波」として送り込まれた。 本作のストーリーは主人公がマンハッタンの対岸、ブルックリンで活動を開始するところから始まる。 :フェイ・ラウ| &bold(){「街を取り戻せたら一杯奢るわ。…いいえ、絶対取り戻す!」} Divisionの上級エージェント。 マンハッタンで生まれ育ち、崩壊したマンハッタンの秩序回復を心に誓う。 ゲーム冒頭で重傷を負い、以降は主にオペレーター兼指揮官として主人公のサポートを行うこととなる。妹がマンハッタンにいるらしい。 2にもムービーでちょっとだけ登場しており、前線に復帰したことが判明した。 **&font(green){JTF} 正式名称「JointTaskForce」。主に警察やFBI、消防士、州軍などで構成された組織。迷彩服に緑色のヘルメットやベストを着用しているのが外見上の特徴。後に民間からも警備職などから志願者を募っている。 作中でも頻繁に共闘することになるのだが、&font(red){NPCとしての性能は全勢力中最低}で、大抵敵に圧倒されている。JTFェ… 混乱した上記の機関を再編する形で組織され各地の治安維持に当たったものの、物資・人員の慢性的な不足によりパンデミックを抑え込むに至らず、ジリ貧の戦いを強いられてきた。 マンハッタンでの拠点は中央郵便局だが、完全に機能不全に陥っている。 主人公たちはまず彼らJTFの立て直しを図り、医療・警備・技術各方面を担う人材を救出して回ることになる。 :ジェシカ・カンデル| &bold(){「ウイルスの正体を突き止めなければ、救う市民すらいなくなるわ」} &bold(){「いつかクリーナーズに会ったら話してみたいものね。動機について聞きながらゆっくり首を締め上げてやりたい」} JTF所属の医師。アメリカに於けるウイルス研究の権威でもあり、「遠心分離機を食べたって良い」とか「安物のドレスみたいに使えない」などどこか独特のボキャブラリーを持つ。 JTFでは主にワクチン開発を担当しているが、それ故ウイルスに関連した全てを燃やしてしまうクリーナーズを研究の障害と看做しており、苛立ちを募らせる場面が見られる。 逆に研究の為となるとタガが外れがちで、彼女の問題発言にフェイが冷静なツッコミを入れることも。 彼女を救出することで「医療棟」の機能が回復する。 ちなみに同性愛者で、元妻はマンハッタン在住。 :ロイ・ベニテス| &bold(){「悪気はないが、狼に餌を与えるようでな…」} 麻薬捜査官。かつて9.11同時多発テロ事件の現場に居合わせ初動対応に当たった経験がある。 JTF内では「隊長」と呼ばれており、マンハッタン島のJTFにおける事実上の指導者だが、ゲーム開始当初は行方不明。 彼を救出することで「警備棟」の機能が回復する。 [[The Division2]]のDLCでも登場するが、[[何故かものすごくガタイが良くなっていた。>クリス・レッドフィールド]] :ポール・ローズ| &bold(){「頼れるのは、民間だ。バスラで学んだよ」} &bold(){「相棒なんざいらねえ。欲しいのはすぐに使える情報だ」} JTFに協力している技術者。以前はPMC所属のコンバットエンジニアだった。 主に電力や水道・通信など生活インフラを維持する技術部門を指揮し、敵の通信の傍受などといった情報収集も彼の管轄。 アウトブレイクに伴う混乱で妻を亡くしたらしく、皮肉とも卑屈ともとれる発言が目立つ。 偏屈で他人を褒めることがめったに無く、愛国者を自認するが政府に対する評価は低い、突如として現れたSHDに対して不信感を隠そうとしないなどクセのある人物。 彼を救出することで「技術棟」の機能が回復する。 **敵対組織 ***&bold(){暴徒} 明日を生き延びる為に殺人や略奪等、非道な手段を厭わなくなった生存者達。 危険である事を除けば基本的に単なる市民の集まりである為に戦闘に関しては素人に多少毛が生えた程度だが、故に明確な指導者もいない=&bold(){過剰な行動による自滅を防ぐ為のストッパーが居ない}ので、数が集まればそれに任せて何をしでかすか分からない危険性も持っており、侮る事は出来ない。 #right(){&font(b,silver){「アレックスがやられた!」>}} ***&font(blue){ライカーズ} マンハッタンにほど近い「ライカーズ島刑務所((実在する刑務所で、2027年までに閉鎖されることが決まっている。看守による囚人への虐待が行われてきたことでも有名。))」からの脱獄囚たち。 アウトブレイク発生以前から社会に対する不満を抱いていたためか、特に警察やJTFなどの公権力に対して敵意を剥き出しにする。 主に警察から奪った武器・装備で武装し、マンハッタン各地で略奪や殺戮を続けており、&font(l){なぜか囚人服を着たままの奴ばかりだが}服やボディアーマーにに大きな「✕」印をペイントしているのが外見上の特徴。 後述のリック・ヴァラッシの放送や[[2>The Division2]]のDLCで語られたところではアウトブレイクに伴い罪状の軽い者や危険の少ない模範囚は事前に釈放されていたとのことで、&font(red){囚人の中でもとりわけ危険な重犯罪者が構成員の大半を占める}。 加えてアメリカ中で感染が加速する中で&font(red){最後まで残された囚人を牢に放置し、ライカーズ島刑務所を閉鎖する}という決定が下されていたことも判明、彼らが荒れ狂う理由の一端が明らかになった。 :ララエ・バレット| ライカーズのボス。元々ライカーズ島の囚人で、自ら脱獄を指揮しライカーズをマンハッタンへと連れてきた張本人。 異常なまでの暴力性を秘め、敵や裏切り者を容赦なく惨殺することで恐怖によって組織を纏めている。 一方、ただの狂人ではなく生活基盤の崩壊したマンハッタンにおいてライカーズが安定して活動できるだけの物資や拠点を確保するなど指導者の素質も垣間見える。 ***&font(red){クリーナーズ} マンハッタンの消防士や清掃局員、救急隊員等かつて防災・衛生管理に従事していた者達が中心になって結成された組織。 構成員の殆どはドルインフルにより家族や恋人、親友等の大切な人々を失った者たちで占められている。 「街を救い、家族を守りたい」というその決意は本物だが、結果として&bold(){僅かでも感染の兆候を見せた者全てを「保菌者」と断じ、それが女子供や元仲間だろうと一切の容赦なく焼き殺し、感染の疑いがある生存者集団があればそれが集まるキャンプや建物ごと焼き払う}という非道の徒と化した。 装備も特徴的で、全員が手作りの化学防護服((多くは消防服や清掃局の制服・土木工事用のツナギなどを改造したもの))を着用し一番下っ端の戦闘員ですらアサルトライフルに自作の火炎放射器を合体させた魔改造銃器で武装している。 ゲーム上でも中~遠距離では銃撃、近距離になれば物理防御を無視+燃焼による継続ダメージを与える火炎放射や火炎瓶等で徹底的に火攻めにしてくる厄介な相手。&font(l){ただし装備の特性上ほぼ全員が可燃物タンクを担いでおり、そこを狙われると非常に脆い} 特に初めて相手にする頃は満足に非物理系攻撃系統への防御手段が揃ってない筈なので、兎に角近付かれる前に手早く倒せるかがクリーナーズの「浄化」から逃れる為の鍵になる。 :ジョー・フェロ| 清掃局員達の親方的な存在。アウトブレイク最初期にドルインフルで妻を亡くし政府組織の無力さに絶望した彼は、&bold(){「もはや役所に任せてはおけない。俺達の手でこの街を”浄化”しよう」}という信念のもと、クリーナーズを組織した。 道を外れてしまう前の彼はラジオ番組に電話するのが趣味の善良な一般市民であったらしい。 クリーナーズの仲間からも「怒りっぽいが、頼りになるボス」として慕われており、作中で聞ける死んだ仲間への弔いの言葉からもその人間性の一端がうかがえる。 ***&font(silver){LMB} 正式名称は「Last Man Battalion」。所謂PMC(民間軍事企業)で、DLCで入手できる音声ログによれば元々は政府から「汚れ仕事」を請け負うために発足した組織であるとのこと。外見は白っぽい都市迷彩服を纏った完全武装の兵士たち。 証券会社に雇われ、混乱や暴動から社屋・社員といった資産を警護するよう依頼されてマンハッタンへとやってきた。当初はJTFにも協力していたらしい。 やがてマンハッタンの強制封鎖に伴い島に閉じ込められ、雇い主は尚も資産のことしか考えていない…などの理由から契約を破棄し、JTFと袂を分かつ((尚、後述のISACによる情報ではマンハッタン島に居るLMB兵はLMB本社から「裏切り者」としてマークされているとのこと))。 建前上は治安を維持し、市民の安全を確保することが活動目的だが、実際には支配地域を武力で制圧し、挙げ句市民を強制連行・拷問・虐殺するなど暴虐の限りを尽くしている。((このやり方についてはLMBが手持ちの兵力だけで支配地域の統制を維持するためにやむを得ない措置であるとして、そもそも治安の維持ができていないJTFを引き合いに出して「半分のコストで二倍の成果を出している」と主張する音声ログがある)) PMCだけあって訓練が行き届いており、軍用規格の装備を整え、グレネードランチャー等の重火器や挙げ句には&bold(){攻撃ヘリや装甲車等の兵器}も持つなど敵対組織の中でも別格の強敵。 また、使用する装備の一部には何故か&bold(){国家機密である筈のディビジョンエージェントの装備}と酷似した物が見受けられるが・・・? :チャールズ・ブリス| マンハッタンに降り立ったLMBの指揮官で元米軍人。「ブリス中佐」と呼ばれており、スピーチが得意で兵士たちの心を掴む強いカリスマ性を持つ。経験豊富な兵士だったが、封鎖によって閉じ込められた身となって以来、野心的な独裁者となった。 マンハッタンの惨状については着任する前から「徹底的な統制が必要」との認識を持っていたらしく、JTFの失敗により「ダークゾーン」が生み出されてからはその考えに拍車がかかった模様。 #region(その裏で蠢く者達(ネタバレにつき折り畳み)) &bold(){&color(snow,black){ローグエージェント}} 上述の「消息を断った第一波」のエージェントらの生き残り達。 彼らもまた使命と共にアウトブレイクの渦中に身を投じたのだが事態は既に彼らを投入したところで&bold(){焼け石に水であり}、程無くして合衆国政府は&bold(){マンハッタンの一時放棄と封鎖を決定。} これにより生存者のみならず、第一波のエージェントらも取り残される事になってしまう。 それからは任務を放棄して行方を眩ます者もいれば最後の最後までエージェントとして任務に殉じた者もいたが、やがては第一波のエージェントの一人であった&bold(){アーロン・キーナー}を皮切りに殆どが国家機密のディビジョンエージェントの技術を提供する見返りとしてLMBに保護を求め、LMBもまたより強力な装備を欲していた事もあり利害が一致した。 LMBがディビジョンエージェントの装備と酷似した装備を使用しているのはこれが理由である。 現在はそのキーナーを筆頭としてLMBの精鋭部隊として組み込まれており、当然ながらディビジョン側からは&bold(){離反者(ローグ)}である為こう呼称されているが、当のキーナーは腹に一物を抱えているようで…? 戦闘においてはプレイヤーが使うスキルと同じものを使用することに加え、&font(){プレイヤーが設置したタレットをハッキングして乗っ取る}という特性も持つため一筋縄ではいかない難敵。 &bold(){&color(red,black){ハンター}} 最近になってマンハッタンの各所に出没が確認された謎の集団。 特にダークゾーンや地下で活動するディビジョンエージェントをターゲットにし、その&bold(){抹殺}の為に動く。 不気味なマスクで素顔を隠し、&bold(){何故かディビジョンエージェントだけにしか許されていない筈の装備を使用している}うえ、エージェントの物と比べ&bold(){スペックは非常に高い。} その胸元には勲章の如く、&bold(){抹殺したディビジョンエージェントのSHDテックを何個もぶら下げている。} 常に三人一組で行動し、エージェントを発見次第高度な連携を駆使して無力化した後、専用装備と思われる&bold(){斧状の刃物で「処刑」し、テックを強奪して去る}のが常套手段。 一人一人の戦闘力も高く、故にディビジョンエージェントらにとっては既存の敵対組織と同等かそれ以上の脅威として大きな障害となっている。 その正体はLMBに寝返ったキーナーら同様&bold(){第一波のエージェント達。} 保身を求めた(ように見えた)キーナーらの姿勢を&bold(){軟弱者}とみなして同調せず、しかし自分等を見捨てた政府への復讐の為に独自で活動し、&bold(){他の勢力に加担する第一派と追加投入された第二波のエージェント両方を狩り尽くす}ことでマンハッタンに更なる混乱をもたらそうとしている。&font(l){高難度ミッションでLMBと共闘してたりするし、Division2ではブラックタスクの指示で動いていたらしいことが判明するなどこの設定にも怪しい部分が多いが} 使用装備のスペックの高さも強奪したSHDテックに蓄積された戦闘データをつぎ込んでいるからであり、要は&bold(){ディビジョンエージェントを葬れば葬る程強力になっていく}という、キーナーらとはまた違ったタチの悪さが垣間見える。 戦闘ではローグエージェントを更に強化したような性能となっており、運動性能はプレイヤーと同等以上であるほか回復アイテムまで使用するため一気にトドメを刺せないと長期戦を強いられてしまう。 #endregion **市民、重要人物等 :リック・ヴァラッシ| &font(b){「グッドモーニング!ニューヨーク!!」} 封鎖されたマンハッタンで海賊放送ラジオ番組「知らないなんて言わせない」を放送し続けるジャーナリスト。 視聴者を「ニューヨーク」と呼び各勢力の動向やマンハッタンで起きている現象を皮肉(と時々メタ発言)を交えて論じるその内容は必聴モノだが、電力の確保すら覚束ない状況下でどうやって放送を維持しているのか、Divisionについての細かな情報などをどうやって得たのかなど謎が多い。 アップデートで追加された地域であるウェストサイドピアーズでは彼の素性を追った市民の音声ログが入手できるが、その結末は…&footnote(ただし、件の音声ログの市民は元々陰謀論者気味であるようで本当に何者かの襲撃を受けたのか、単に暴徒やライカーズあたりに追われてるのかはぼかされており、どうともとれる内容となっている。) :エイプリル・ケーラー| 作中に散りばめられた収集アイテム「サバイバルガイド」の持ち主で、ある事件を追い続けている。 本作と「[[The Division2]]」の間を描いた公式ノベル「The Division Broken Dawn」にも登場しており、エージェントたちと関わる機会が多い。 :ゴードン・アマースト| ドルインフルとそのアウトブレイクに関わっていると目されるウイルス学者。かつてはDCD&footnote(「アメリカ疾病対策局」の略称。現実における「アメリカ疾病予防管理センター(CDC)」に相当する架空の研究機関)に所属していた。 JTF及びディビジョン双方から&bold(){最重要指名手配}されており、ストーリーではマンハッタンの混乱を収めつつ、彼の行方も追っていく事になるが… #openclose(show=ネタバレにつき折り畳み){ この事件に関わっている…どころか、全ての元凶。 作中で閲覧できる「ウイルス進捗報告書5」にはアマースト自身の音声ログが残されているが、それによればドルインフルを作った目的は「淘汰」であるという。 「テクノロジーを振るう人類の欲求が地球を破壊している」として、人類を減らすのが目的であると嘯き、メッセージはこう結ばれる。 &bold(){「もし何らかの奇跡でドルインフルを生き延びたのなら、それは自然の決定だ。生きるに値する。」} &bold(){「残りは、値しない。よって死ぬ。神の加護を。地獄で会おう…」} 最終的にアマースト自身もドルインフルに罹患し、死亡した。しかしその遺産は引き継がれ… } :ヴィタリー・チェルネンコ| ロシアのウイルス学の権威。講演の為にマンハッタンを訪れていた所で封鎖に巻き込まれ、現在はロシア領事館にて事実上の軟禁生活を余儀無くされている。 ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センター、通称&bold(){V.E.C.T.O.R}(ヴェクター)所属の学者でもあり、JTFのジェシカ・カンデルや上記のゴードン・アマーストとは知古の間柄。 断片的な情報からその原因のウイルスが&bold(){天然痘と非常に似ている}と誰よりも早く気付き、同時にそのウイルス株サンプルが現存しているのは世界でたったの2箇所──即ち、知人であるゴードンの所属していたDCDか自分の居るV.E.C.T.O.Rという、名実共に&bold(){世界最高レベルのウイルス研究センター}のみの筈という事に疑問を抱き、軟禁生活の傍らで独自に解明すべく研究を行っている。 ---- *用語類 :&ruby(アイザック){ISAC}| Divisionのエージェントが運用しているコンピュータネットワークの管理AI。名前は「Inteligent System Analytic Computer」の略。 AIといっても感情や自我はなく、音声対話型インターフェイスを備えるプログラムに過ぎない…が、移動経路や戦闘状況の提示、敵味方識別、ウイルス汚染の検知、各種装備の制御、立体映像(Echoデータと呼ばれる)の記録など、凄まじい多機能ぶりを見せる。%%2ではガラクタ呼ばわりされたけど%% ゲーム画面に表示される各種HUDはゲーム上の演出ではなく、ISACによってエージェント自身にも見えている映像である、という設定がある。 ちなみに続編で声変わりした。 :SHDテック| Divisionが使用する機器全般の呼び名。主に以下のものを指す。 +SHDエージェントが装備するウェアラブルデバイス。&br()&ruby(SHDウォッチ){腕時計型端末}や肩に装着する小型PC等で構成され、設定上はコンタクトレンズ状のARディスプレイなども存在している。上記のISACの利用も、これらの装置を介して行われる。&br()動力については&ruby(ワイヤレスパワーグリッド){無線送電網}が存在することが作中のISACのアナウンスで明らかになっており、これが機能しない場合(ダークゾーン等)は予備電源としてバッテリーを利用する模様。&br()また通信が途絶するダークゾーン内部でもISACが使用でき、識別機能と通信・電源以外に異常をきたす様子もないことからエージェントが身に着けているSHDテック一基でエージェント一人分の機器制御やナビゲーションが可能な処理能力はある、ということになる。 +プレーヤーが使用する武器・スキル類&br()作中で閲覧できるEchoデータで「SHDテック」として扱われている。&br()武器スロットに装備する銃器のほか、プレーヤーが使用できるスキルでは、Pulse、ランチャー(ファーストエイド、粘着爆弾、スマートカバー)、サポートステーション、追尾マイン、タレット、バリスティックシールド、モバイルカバーが該当。 +それ以外のSHD関連のネットワーク機器&br()一部の音声ログに「複数のSHDテックを接続して装置を作った」といった旨の表現が見られるため、おそらくSHDのネットワーク機器も含まれていると思われる。 +「レジスタンス」や「ラストスタンド」モードにおける通貨&br()上記2つのゲームモードでは、NPCが「SHDテック」というポイントをドロップする。&br()どちらのモードでも、貯めたSHDテックを支払うことで各種防衛設備の起動などが行える。 :ダークゾーン| マンハッタンのミッドタウン中央に位置する、巨大な汚染エリア。本作ではマンハッタン全体が隔離エリアになっているのだが、そのマンハッタンの中でも汚染と治安の悪化がより深刻な地域。 JTFがアウトブレイクの進行と暴動に対処しきれなくなり、そこにあったヒトとモノ全てを置き去りにして壁を築き、封じ込めた場所。 そのため貴重な装備や物資が未だ大量に残されているが、取り残された者たちが暴徒と化し獲物を求めて彷徨い歩いている。 しかしその物資や装備目当てに、あるいは各勢力から逃れるために、感染する危険を承知の上で壁面の破損した部位などから入り込む輩が後を絶たないと言われている。&openclose(show=実際には各勢力のNPCがうろついているのだが…(ネタバレにつき折り畳み)){続編である[[The Division2]]のDLC「Warlord of Newyork」で入手できる音声ログによれば、少なくともクリーナーズは本作のストーリー開始時点で既にダークゾーンに自由に出入りする手段を確保していた模様。他2つの勢力については不明だが恐らく同様と思われ、封鎖は形骸化していたということになる。} ディビジョンエージェントはSHDテックによって検疫所から出入りでき、内部の情報や物資を収集するために侵入することになる。 エリアの汚染の深刻さに応じてDZ01~DZ09とランクが設けられており、当然ながら最深部である09に近付けば近付く程&bold(){この世の地獄}と言える光景が広がっていく。 またダークゾーン全域に情報規制の為に極めて強力な電波妨害が行われており、それによりエージェントが足を踏み入れるとSHDテックがネットワークから遮断され、特に敵味方の識別機能が不調になり結果として本来ならば起こらない筈の&bold(){エージェントの同士討ち}が起こってしまうようになる。 :第一波| Divisionがマンハッタンに最初に送り込んだエージェントの一団。 この第一波の全員が消息を絶ち、主人公ら「第二波」が組織された。 規模としては第二波よりも大きく、彼らが居て尚も事態の収拾が不可能だったことからもアウトブレイク初期の悲惨さがうかがえる。 所属するエージェントについては[[SHDの個別項目>Strategic Homeland Division]]を参照。 :ドルインフル| ブラックフライデー直後に拡がったウイルス性の伝染病。その症状はかつて世界を震撼させ、今は根絶されたはずの&bold(){天然痘}に酷似しているが、それとは比較にならない驚異的な感染能力と致死率を持ち、あっという間にマンハッタンを地獄に変えた。 ゲーム開始時点ではある程度沈静化しているものの、感染者の治療法は確立されておらず各所に汚染エリアも残っているなど依然脅威となっている。 #openclose(show=以下ネタバレのため折り畳み){ &bold(){「ドルインフルは培養されたんじゃない。プログラムよ。」} その正体はゴードン・アマーストがアパートの一室で製造した&bold(){&font(red){人造ウイルス}}。ドル紙幣から検出されたことでこの名前がついたとされる。 やはり天然痘をベースにインフルエンザ等他のウイルスの遺伝子を混ぜ込み、より強力なウイルスとして生まれ変わらせている。 作中で判明している特徴としては以下の通り。 ・天然痘に比べ潜伏期間が非常に短い(天然痘は通常1~2週間程だが、ドルインフルは&bold(){僅か2~3日、体質によっては即日発症する}) ・潜伏期間中の二次感染が可能((天然痘は潜伏期間中は二次感染を起こさない)) ・天然痘よりも発症した場合の致死率が高い。製作者のアマースト曰く&bold(){「目標は90%以上」}とのこと。 ・接触感染および空気感染で拡散する((天然痘は接触もしくは飛沫感染。稀に密室などで空気感染的な現象が起こることはある。)) ・天然痘ワクチンは効かない ・適応性が高く、ワクチンや抗体の発見が難しい ・天然痘と同じく、人間のみに感染する ・強い紫外線で不活化する((オリジナルの天然痘と同じ特徴。作中でUVライトをゲートに置いている施設が多いのはそのため)) …最早ここまで来れば立派な&bold(){&color(red,black){生体兵器}}である。 更に最も特徴的なのがその製造法で、デジタル化されたゲノムデータを直接加工し、コンピュータ上でシミュレーションを繰り返して調整を重ね、最終型のデータを産業用タンパク質レプリケータと呼ばれる機械((チェルネンコは「高性能の3Dプリンター」と呼んでいたが、言い替えれば3Dプリンターで玩具を作る感覚で殺人ウイルスを量産出来るという洒落にならないもの))で出力──つまり文字通り工業的に&bold(){「製造」}するというもの。 これによって時間のかかる「培養」工程を省き、従来よりも遥かに速くウイルスの改良が可能となった。((「研究室レベルで1世代培養する時間があれば、コンピュータ上で1000もの変異を試せる」とされる)) 加えてチェルネンコが発明した&bold(){「ウイルスをデジタル加工する技術」}の論文と「天然痘のゲノムデータ」の双方が全世界に公開されていたため、アマーストは先述の天然痘ウイルスのサンプルを盗む必要すら無く、前触れも無くウイルステロを実行することが出来てしまったというオマケ付き。 LMBに寝返りながらも「ある目的」の為に独自に調査をしていたキーナー曰く「相応のノウハウと設備、それに想像力を持つ人間なら誰でも作れる状態」だったとのこと。 } :汚染エリア| レーダー上に表示される&font(#ff0000){バイオハザードマーク}で埋め尽くされた危険地帯。 深刻なドルインフルの影響下にある場所であり、この場所で活動する為には除染フィルター付きのマスクを装着しなければ瞬く間に人体に異常をきたしてしまう。またエリアの汚染レベルが高ければ高い程、より高性能なフィルターを搭載したマスクが必要になる。&font(l){「マスクだけでいいのか?」は禁句} 大抵は&bold(){大規模な仮設死体安置所か埋葬所、無造作に遺体が詰め込まれた裏路地等}、一見して明らかに危険だと判断出来るような場所が汚染エリア指定されている事が多い。 :オペレーション・ダークウィンター| 9.11同時多発テロ事件をきっかけにアメリカ政府において&bold(){現実に行われた}軍事訓練。作中でもベニテス隊長が言及している。 ニューヨークにおいて生物化学テロが発生した場合の影響をシミュレーションしており、「ウイルスの致死性が十分に高ければ瞬く間に人口の90%が死亡し、数週間以内に都市の機能が完全に失われる」という結果がはじき出された。 この結果に基づいて大統領令「Directive51」が正式に発令され、その下に自己裁量によって活動する特殊部隊が創設された、という部分までが現実の話で、その特殊部隊がSHDである、という部分からがフィクションとなっている。 ---- *装備・スキルシステム 項目冒頭でRPG的なシステムとは書いたが、本作ではプレイヤーキャラクターが持つ固有のステータスは「経験値」と「レベル」のみ。各能力の数値はレベルごとに固定されておりキャラクター毎の差は存在しない。ジョブ選択もステ振りもない。 装備の性能を上乗せすることでキャラクターの最終的なステータスが決まり、そこにスキル類を組み合わせるのだが、このスキルの性能も装備によって上下するため装備の性能=キャラクターの性能と考えて良い。 装備・スキルともにいつでも変更できるので、装備パターンを変えるだけで&ruby(ビルド){育成}が変わり、どんな&ruby(ロール){役割}にも最適化できるのが最大の特徴。変えられないのはせいぜい顔くらいである。 故に多くのキャラクター育成要素にあるような「別のビルドにするには育て直さないといけない」ということはなく、後から変えたい部分があれば随時装備を更新・調整すれば良い。この装備集めと試行錯誤が本作の醍醐味の1つ。&font(l){つまり底なし沼ということ。} 装備パターンは「ロードアウト」という機能で1キャラクターにつき6通りまで保存し、簡単に呼び出せる。気に入った装備や作りかけの装備などを保存しておけば戦闘していない時に切り替えられるので、必要に応じて瞬時に変更することも可能となっている。 **武器 6系統の武器からメインアーム2つ、サイドアーム1つを装備する。 サイドアームは弾数無限のため、戦闘中に弾切れで詰むといったことはない。 各系統の中でも性能・仕様にはかなりの幅があり、連射速度やダメージ量といった数値に現れる部分以外にも射撃時の照準のブレ方やMOD(オプションパーツ)の装着部位・種類の制限など細かな違いがある。 中には3点バースト射撃しかできない等クセのあるものも。 レベルが上がると「武器タレント」と呼ばれる特殊効果が発動するものが増えていき、防具やスキルとの組み合わせ次第で相乗効果を生む。 #openclose(show=武器種一覧(折り畳み)){ :[[ハンドガン>拳銃]]| サイドアーム専用。 射程距離が短いものの標準で付属するタレントによって瀕死の敵にトドメを刺しやすく、メインアームで仕留め損ねた場合に便利。 素のダメージ量も決して侮れないレベルであり、使いこなせば意外と頼りになる。 :[[アサルトライフル>突撃銃]]| 連射が利き、射程距離も必要十分。かつ敵のアーマーに対するダメージにプラス補正がかかる特性を持つ。高難易度になるとアーマー持ちの敵しか出現しなくなるため特に有効。 一方、全体的に連射時の照準がブレやすく、フルオート射撃では当てにくい。指切り射撃を行うか、安定性を強化するとよい。 :[[サブマシンガン>短機関銃]]| アサルトライフルに似るが、比較的安定性が高く扱いやすい。 クリティカルヒットの確率が高いという特性を持ち、攻撃力を上げやすいのも利点。 欠点としては距離によるダメージ減衰が激しいうえ集弾性が低く、遠距離では弾を浪費しがちであることが挙げられる。 :[[ライトマシンガン>機関銃]]| 軽機関銃。射撃を続けるほど弾の散布界が狭まるという変わった特徴がある。 先述の2種に比べれば連射速度は全体的に抑え目だが、射程距離が長めで装弾数が多い。 対NPC戦では敵を「制圧」状態にして足止めする能力が高く、スナイパーやグレネーダー等への牽制に重宝する。&font(l){反面、制圧状態の敵は身を隠して動かなくなるので却って攻撃しにくいのが痛し痒しといったところか。} とにかく撃ちまくるので敵からのヘイトを集めやすくなるのも欠点のひとつ。 :[[ショットガン>散弾銃]]| [[散弾銃]]。一度に8発の弾丸を発射する。 敵を怯ませる効果が高く、近距離1対1での攻撃性能が高い。 距離減衰が大きいことに加えて弾が拡散してしまうため、遠距離戦は不得手。 また一部を除きリロードに時間がかかるのも難点か。 :マークスマンライフル| [[狙撃銃]]。単発の攻撃力が高い上に武器特性としてヘッドショット時のダメージ倍率が高く、瞬間的に大きなダメージを与えられる。 構えてから照準精度が上がるまでに僅かながら時間かかるため、使いこなすにはコツが要る。 } **防具 防具には「アーマー値」等の「特性値」が設定されており、この特性値の増減がいわゆるRPGにおける「ステ振り」に相当するものになる。 ゲーム後半になると追加のステータス補正や「装備タレント」と呼ばれる特殊効果を持つものが増え、それらの内容も含めて装備を厳選することになる。 #openclose(show=防具について(折り畳み)){ :装備部位| 全部で6種類。部位ごとに付属するステータス補正の傾向が異なる。 ・ボディアーマー … 防御力・携行弾数 ・マスク … 防御力・状態異常・スキル ・ニーパッド … 状態異常・スキル・獲得経験値 ・バックパック … スキル・携行弾数 ・グローブ … 攻撃力 ・ホルスター … 攻撃力・スキル :特性値| キャラクターのステータス値を決める重要なパラメータ。 このうち『銃器』『スタミナ』『電子機器』は限られた枠から割り当てられるため、どれをどの程度引き上げるかで悩むことになる。 ・アーマー … 受けるダメージを軽減する ・銃器 … 武器攻撃力を高める ・スタミナ … HP・回復力を高める ・電子機器 … スキル性能を高める :エキゾチック| ゲーム内で手に入る、特別な装備類のこと。武器防具両方に存在し、レアリティとしては最も上位になる。 クリティカルヒットするごとに回復する、撃ち続けることで威力が上がっていくなど他の汎用装備にはない特殊な性能とタレントを持ち、見た目も非常に特徴的になっている。 手に入れるのにもかなりの苦労を要するが、その労力に見合った性能を発揮してくれるだろう。(一部[[使い所に困るもの>産廃(AC)]]もあるが…) :セット装備| 特定のセットを揃えることで真価を発揮する装備群で、同一のセットから装備している数に応じて特殊効果が発生する。 4個装備で最大の効果を発揮し、特定のスキルを大きく強化するものや一定の条件で自己強化を行うものなどがあり、いずれも強力。 装備部位が許す限りで併用も可能なため、あえて数を減らして他の効果と組み合わせるといったことも可能となっている。 :クラシファイドギア| 上記「セット装備」の上位版。セット装備の効果に加えてさらに2段階上までの効果が用意され、さらに各ステータスの上限も他の防具より高い。 セットを全て揃えるのはエキゾチック以上に困難だが、その性能はゲームバランスに影響を与えかねないほど強力なものばかり。 時折開催されるグローバルイベント等が手に入れられる最大のチャンスとなる。各セットの特徴は以下の通り。 ・&b(){ストライカーバトルギア} : 敵に攻撃を命中させる度に自身の攻撃力が増加するセット装備。クラシファイド版では同時に自己回復効果も付与されるため火力とタフさを両立するうえ、パッシブ効果も優秀&font(平たく言うと「あらゆる武器の火力を上げる」+「武器の反動を抑制する」というもの)な強セット。ミスショットでバフが減ってしまうので、使い手の腕前が試される装備でもある。&font(l){それを差し引いても強力過ぎて弱体化を食らっており、全盛期に比べればおとなしくなった方である。} ・&b(){ローンスター} : 武器を切り替えるだけで弾倉が補充され、リロードが必要なくなるセット装備。クラシファイド版では75%の確率で火力と連射速度を増大させる効果が発動する。トリガーハッピー御用達。 ・&b(){プレデターマーク} : 同じ敵に10回命中させると「出血」状態にし、スリップダメージを与えるセット装備。字面は地味だがパッシブ効果が優秀で火力が高い。クラシファイド版では出血ダメージが大幅に増加する。クラシファイドの実装当初は「状態異常耐性無視」という恐ろしい効果が付加されており、PvPで大暴れした&font(l){が、速攻で弱体化され耐性無視は剥奪された}。 ・&b(){セントリーコール} : セミオート武器でヘッドショットした対象に「被ダメージ増加」のデバフを与えるセット装備。クラシファイド版ではデバフの重複数が倍増し、付近の別の敵にもデバフを拡散させるようになる。敵の防御力を下げるため、パーティ全体の火力を高められる。 ・&b(){ハンターズクリード} : ボルトアクションライフルで連続ヒットさせる毎に自身の火力を上昇させる、ライフル版ストライカーと言えるセット装備。クラシファイド版では一発分のバフ量が増加し、一発ミスしてもバフが消えなくなる。アップデートによる変遷が激しいセット装備の一つ。&footnote(実装当時は味方に防御バフを与える支援型だったが、使用率が低かったためテコ入れされた模様) ・&b(){タクティシャンオーソリティ} : 敵に攻撃を命中させる度にスキル性能を強化する、スキルマン向けのセット装備。クラシファイド版では強化上限がさらに上がる。地味だがスキルのクールダウンを短縮するパッシブ効果は貴重なもので、非常に汎用性が高い。 ・&b(){ノーマッド} : 常時リジェネ状態になり、HPがゼロになっても全回復する生存能力に特化したセット装備。ただしこの復活効果は一度使うと4分間のクールダウンを要する。クラシファイド版では回復量が増加し、復活能力発動時に強力な防御バフを付与する。さらにソロプレイ時には50%の確率で復活効果のクールダウンを無効にするため、運次第で複数回の復活が可能という反則じみた能力を持つ。 ・&b(){ファイナルメジャー} : 自分の近くに投げられた敵のグレネードを無効化して回収する、防御効果の高いセット装備。クラシファイド版ではグレネードを無効にした際にパーティ全体に強力なバフをかける機能が追加される。グレネード以外に一部のミッションで敵が使用する迫撃砲やミサイルも無効にできるため強力だが、これ自体は特化したものがないため装備の方向性を決めるのが難しい。 ・&b(){アルファブリッジ} : 武器タレントの発動条件を無視し、装備していないメイン武器のタレントを一部重複発動させる。複雑で地味ながら、装備・タレントの組み合わせを考えるのが楽しいセット装備となっている。クラシファイド版では敵を倒す度にいずれかのシグネチャースキルを起動するという強力な効果を持つものの、自分でシグネチャースキルを発動できず、仲間のシグネチャースキルの効果を受けられないという点から運用が難しい。 ・&b(){デッドアイ} : カバーについてマークスマンライフルを使い、スコープを覗いて射撃した際にヘッドショットボーナス無効にする代わり、全ての弾丸がクリティカルヒットとなるセット装備。装備を整えるのは手間だが、クリティカルダメージに特化することで高いダメージを安定して叩き出せる。クラシファイド版ではヘッドショットで敵を倒すと一時的に攻撃力が大幅上昇するようになる。…が、使用条件の厳しさから火力が安定せず、フルセットよりも混成装備で運用されることが多い。 ・&b(){ファイアークレスト} : 火炎放射タレットの運用に特化し、火炎放射の射程と火力を大幅に高め、炎上中の敵に対する武器ダメージを増加させるセット装備。おまけで焼夷グレネードの所持数も増える。クラシファイド版では敵が炎上する時間を延長し、炎上中の敵が死ぬと爆発して&font(red){きたねぇ花火}にしてしまう効果が追加される。敵を炎上させて足止めする効果が特に高く、敵の出現地点で出待ちする戦法で威力を発揮する。 ・&b(){リクレーマー} : サポートステーションの効果範囲を拡大し、スキルMODの「ライフサポート」「免疫付与」「弾薬キャッシュ」の効果を&font(red){全て同時に}発動させる。要は効果範囲内の味方は倒れても勝手に生き返り、状態異常にならず、弾薬を消耗しなくなる。クラシファイド版ではさらに回復量を大幅に増加し、サポートステーションが破壊された際に一定確率で即座に再設置可能にする効果が追加される。非常に強力なヒーラー用セットで高難度でも多用される。 ・&b(){フロントライン(D3-FNC)} : バリスティックシールドを使用時、サブマシンガンを併用可能にするセット装備。スキルMODが使えなくなるものの、シールド使用中の火力を大きく高めることができる。クラシファイド版ではシールドの耐久力を大きく高め、味方にバフをかける機能も追加される。さらに「エリートNPCからのダメージを軽減する」および「シールド使用中に全てのダメージを軽減する」というパッシブ効果により数字以上の圧倒的なタフさを実現する壁役用セット装備となっている。 ・&b(){バンシーズ・シャドウ} : ダークゾーンで入手できる報酬クレジットを増加させ、PvPでの攻撃力を強化するセット装備。クラシファイド版では「マンハント」ステータスにまつわる効果が追加される。かつては「B.L.I.N.Dセット」という名称で効果も全く違うものだったが、アップデートで変更された。 } **スキル・シグネチャースキル 通常のスキルと「シグネチャースキル」と呼ばれる強力なバフ効果をかけるスキルが存在する。 いずれもクールダウン制でありスキル仕様に伴う消費はなく、ほぼ無制限に使用可能。 :スキル| 同時に2種類まで選択して装備できる。9種類のスキルに特性を変化させる「スキルMOD」が3種類ずつ存在し、MODなしの状態を含めて実質36種から組み合わせることになる。一定の条件を満たすとさらに追加で「マスターMOD」が発動して更に強化される。 「SHDの特殊装備を使用する」という設定であり、装備中のスキルはキャラクターの外観に反映され、折りたたんでバックパックに装着されている。また同じスキルでもMODを変えると微妙に外観が異なる。 ちなみにタレット等の「放り投げる」タイプのスキルはスキルボタン長押しで構えるのだが、構えている間に近接攻撃ボタンを押すと&font(red){手に持った装置で殴りかかる。}&br()&br() #openclose(show=スキル一覧(折り畳み)){ :Pulse| 信号を放って周囲の敵を探知する。 探知した敵は赤く強調表示され障害物越しでも位置が見えるようになるほか、パーティ全体の攻撃力も上昇する。 システム上は「範囲内の敵に対して状態異常を与える」処理になっており、パーティメンバー全員に恩恵がある。 スキルMODは ・範囲が拡大し、アイテムの位置も探知できる「リーコンパック」 ・他のプレイヤーが使ったPulseに探知されなくなるPvP用の「スクランブラー」 ・攻撃力の上昇幅が大きくなる「タクティカルスキャナー」 :ファーストエイド| 治療装置を起動し、即座にHPを回復する。スキルボタン長押しで狙った場所に向けて発射し、遠くの味方を治療することもできる。 スキルMODは ・致命傷でダウンした味方を蘇生でき、リジェネ効果もつく「除細動器」 ・回復量が増加し、最大HPを超えた余剰分も一定時間付与される「過剰摂取」 ・回復時に攻撃力と防御力にバフがかかる「ブースターショット」 :サポートステーション| 回復装置を設置し、一定範囲の味方を徐々に回復し続ける。 致命傷を負った仲間も回復装置のある場所まで這って行き治療ボタンを押せば自力で復帰できるためとてもありがたいが、敵に壊されてしまうこともしばしば。 スキルMODは ・近づかなくても範囲内の味方を自動蘇生する「ライフサポート」 ・あらゆる状態異常を予防する「免疫付与」 ・リロード操作時に弾薬を消費しなくなる「弾薬キャッシュ」 :粘着爆弾| 障害物や敵NPCに貼り付く爆薬をランチャーで発射する。設置した爆薬はいつでも起動できる。 敵NPCに直撃させると少しもがいて隙ができて面白いが、すぐ引っ剥がされてしまうのでさっさと起爆しよう。 瞬間火力はなかなかのものだがクールダウンを含めたDPSはむしろ低めなので、有効に使うには先手を取ったり敵の出現ポイントを先読みしたりする必要がある。 スキルMODは ・破壊力が上がり、敵を出血させる「BFB」 ・範囲内の敵の視界を一時的に奪う「フラッシュバン」 ・広範囲の敵を電波妨害状態にする「ディスラプター」 リリース当初はディスラプターの代わりに ・プレイヤーやNPCの接近で自動起爆する「センサーヒューズ」 が存在した。&font(l){要は「[[007ゴールデンアイ>007 ゴールデンアイ(ゲーム)]]」の[[モーションセンサー爆弾>007 ゴールデンアイの武器(N64)]]} :タレット| 射線の通った敵を自動で攻撃し続けるセントリーガンを設置する。囮にもなるが、敵からのヘイトを集めたり、敵のタンク&footnote(盾のマークがついた大柄で重装備の敵。通称デブ。)に発見されると一目散に駆け寄ってきて蹴り飛ばされてしまう。敵の手が届かない場所に設置するなど、運用に気を遣う必要がある。 設置すると同時にクールダウンが始まるため、長持ちさせると効果時間が終わっても即座に再設置できたりする。 スキルMODは ・攻撃力が上がり、標的にPulse効果を与える「アクティブセンサー」 ・射程が短くなるが炎上効果を与える火炎放射タレットの「ドラゴンブレス」 ・敵を痺れさせるショック弾を発射する「ザッパー」 :追尾マイン| 球形の自走爆弾。展開すると最寄りの敵を追跡し、足元まで近づいて爆発する。 「狙う」必要が無く手軽に使えるが、真価を発揮させるには投げる場所を選ぶ必要がある。 追われたNPCは逃げようとするため、カバーに籠もって出てこない敵をあぶり出したり、近づいてきた敵を追い払うにも有効。 スキルMODは ・爆薬が焼夷弾になる「エアバースト」 ・複数に分裂するようになる「クラスター」 ・催涙ガスを撒き散らす「ガスチャージ」 :バリスティックシールド| 大型の防弾盾を展開する。使用中はサイドアームしか使えなくなるが攻撃力・防御力に補正がかかるため「接近して強引にヘッドショットを叩き込む」等の使用法でなかなかのダメージを出せる。 敵NPCのヘイトを集めやすくなる効果もあり、味方の攻撃機会を増やせるのも利点。 スキルMODは ・耐久力が上昇し、盾を撃った敵にPulse効果を与える「リアクティブターゲット」 ・武器性能が上昇し、攻撃力補正が高まる「アサルトシールド」 ・盾で攻撃を受け止めると体力が回復する「キネティックブレーカー」 :スマートカバー| 謎のデバイスを設置し、範囲内で障害物に張り付いている味方の防御力と武器性能を強化する。 カバーする必要があるため移動しながらの戦闘には向かないものの、スキル特化ビルドでは後述のシグネチャースキルに次ぐバフ効果を発揮する強スキルの1つ。 スキルMODは ・通常の効果に加えて範囲内のカバーに張り付いた敵にデバフを与える「トラッパー」 ・HP回復とスキルのクールダウンを早める効果も追加された「リチャージ」 ・効果中は他プレイヤーのPulseに映らなくなり、NPCのヘイトを集めにくくなる「コンシール」 :モバイルカバー| 折りたたみ式の装甲板を設置し、通常の障害物と同様に利用できる。サイズは一人分。 張り付いている味方には防御力バフがかかるが通常の障害物と違って耐久度がなくなると壊れてしまうため、過信は禁物。スマートカバーとの併用も可能。 スキルMODは ・カバー面積が2倍に広がる「拡張」 ・指向性爆薬が設置され、破壊するか自壊させると起爆する「クレイモア」 ・通常のバフに加えて攻撃力バフとPulse耐性を付与するようになる「カウンターメジャー」 }&br() :シグネチャースキル| ゲームがある程度進行すると解禁される、パーティ全体にバフ効果をかけるスキル。所謂必殺技的なもの。 クールダウンが長く多用できないもののいずれも強力で大きな助けになる。 マルチプレイでは各プレイヤーごとに使用できるため実質4倍の使用機会が与えられ複数種類の重ねがけも可能となるが、一度発動したシグネチャースキルは一定時間発動が禁止される&footnote(クールダウンとは別にパーティ全体での禁止時間が発生し、その間はクールダウンが終わっていても使用できない。)ため使いどころを間違えると却って足を引っ張ってしまうことも。&br()&br() #openclose(show=シグネチャースキル一覧(折り畳み)){ :&font(#00bb00){リカバリーリンク}| 範囲内のパーティメンバー全員のHPを回復、ダウン中なら蘇生し、リジェネ効果を与える。遠距離の仲間を蘇生できる数少ない手段の1つ。 ソロプレイ中にダウンした場合は自動で発動されるため保険として有効で、スキル2つを攻撃系で固めても回復・蘇生手段を確保できる。ただし戦闘力は強化されない点は留意のこと。 :&font(#ffbb00){タクティカルリンク}| パーティメンバー全員の攻撃力を大幅に強化する。ダメージ・連射速度ともに強化されるため絵面が非常に派手。 敵が大量に湧く瞬間を狙うなどすると非常に有効。 :&font(#00bbff){サバイバーリンク}| パーティメンバー全員の防御力を大幅に強化し、移動速度を高める。バフの効果量が極めて高く、最も発動時間が長いためPvPで他のシグネチャースキルとカチ合っても強い。 移動速度の強化も地味ながら便利で、ダークゾーン等で逃げ回る相手を追い詰めたり、逆に敵から逃げる際にも有効に働く。 } ---- *ゲームモード :オープンワールド| 所謂本編で、シナリオに関わるミッションをこなしマンハッタンの各地域を開放していく。 オープンワールド各地にはメインミッションのほか、多数のサブミッションや収集アイテムなどが散りばめられている。 このモードを攻略することで各種スキル・設備・下記のモード等の開放が行われるようになっているので、ゲームを始めたらまずこの本編を進めていくことになる。&font(l){おかげでプレーヤーからは「シナリオが終わってからが本編」とまで言われている} 4人までの協力プレイが可能。 :ダークゾーン| 4人までのチームを組み、PvP(対人)とPvE(対NPC)が入り交じる独特のモード。 巨大な汚染エリア「ダークゾーン」に侵入し、武器・装備を収集する。 ここで入手したアイテムは汚染されているのでそのままでは使えず、除染をしてもらう為に特定のポイントでヘリコプターを呼び「回収作業」を経る必要があり、その間にNPCや他のプレーヤーから妨害を受ける危険が大きい。 逆に自らが奪う・襲う側に回ればSHDテックが赤く光り&bold(){&font(#ff0000){ローグ(造反者)指定}}を受け、賞金が掛けられその間はダークゾーンからの脱出は不可能になり、更にその状態からローグ行為を続け過ぎると最終的にISACが&bold(){最重要排除対象}と認定し&bold(){&color(White,#e5bf00){マンハント}}を発令、同じサーバーに接続しているプレーヤーに居場所がリアルタイムで開示されてしまう。この間は賞金もグレードアップするため、腕利きのPKKを呼び込む恐れも。 バージョンアップによって大きく仕様が変わっており、リリース当初は「通常のプレイヤーが他のプレイヤーを攻撃すると自動的にローグエージェントに設定される」という仕組みだったが、後に「他のプレイヤーを攻撃するには事前に操作してローグになる必要がある」という仕様に改められた。 :レイド(日本語版では「侵略」)| 敵対組織の最重要拠点に進軍し、最深部に居る目標を撃破する。 道中には様々なギミックや強力な敵のラッシュポイントがあり、時には敵の猛攻を掻い潜りながらギミックを解き、時には襲い来る敵集団のラッシュを凌ぎ切りながら進んで行く事になる。 装備、プレイヤースキル共に高いレベルが求められ、それでも楽な攻略は望めないが、クリアすればその見返りも非常に大きい。 :アンダーグラウンド| 有料DLC。 ランダムに生成されるマップに挑むPvE専用モード。いわゆる不思議のダンジョン。4人までの協力プレイが可能。 マンハッタンの地下に潜む人々の在り様を、各勢力の音声ログを集める形で追っていく。 普通にプレイする以外にも、出発前に敢えて自分達に不利な条件を設定して攻略難易度を引き上げることでドロップアイテムの品質を向上させる事も可能。 :サバイバル| 有料DLC。 ダークゾーンの中に残された試作型抗ウイルス剤を求めて、猛吹雪のマンハッタンを駆ける。 事故によってウイルスに感染し装備を失った状態で始まるため、体温低下や脱水、空腹、感染の進行などの危険を退け、自力で装備を整え、ダークゾーンを徘徊する敵対組織を切り抜け抗ウイルス剤を確保して脱出ポイントを目指し、生還しなければならない。 しかしその脱出ポイントには&bold(){&color(red,black){ハンター}}と呼ばれる、死神の如き集団の影がちらつく… 4人までのチームを組み、他のチームとの対人戦あり/なしが選択可能。 :スカーミッシュ| 片方は&font(#0000ff){ディビジョンエージェント}、もう片方は&font(#ff0000){ローグエージェント}に別れての4対4で行われるチームデスマッチ。 :ラストスタンド| 有料DLC。 最大12vs12での拠点争奪戦。NPCも混ざっての乱戦となる。 終わりに近付けば近付く程、乱入してくるNPCも非常に強力になるので時には敵同士で一時協力する事になったりする。 ---- *余談 ・本作のトロフィー取得率は、2023年3月13日(発売から7年経過)の時点で以下の通り。 ・・「始動」…最初のネームドボスを倒し、マンハッタンに到達する(74.3%) ・・「終幕」…シナリオをクリアする(25.7%) ・・「水準クリア」…レベル30(最大)に到達する(28.9%) ・上記のトロフィー取得率を考慮すると、このゲームを起動したプレーヤーのうち、シナリオを完走してレベルをMAXまで上げたプレーヤーはおよそ4人に1人の割合で、ゲームとしては難易度の高い部類と言える。&font(l){それでも熟練エージェントたちは「レベルカンストしてからが本番」と口を揃えるのだからとんでもない話だが}&footnote(実際レベルが最大になりエンドゲームに移行して初めて利用できるコンテンツのほうが多い始末なので、あながち間違ってもいない。ただ、キャラクターを増やすとレベル上げが面倒という問題があったためか、続編の「The Division2」では二人目以降のキャラクターはレベル上げをすっ飛ばして即エンドゲームに移行できるようになっている) 追記・修正は、エージェントとして招集を受けながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ボーダーランズとかフォールアウトみたいな半分化け物相手ならまだしも真正の人類相手にン百発銃弾を叩き込まないと死なない(そのくせこっちの耐久力はそこらのFPS並み)というのはどうしても違和感が拭えなかった -- 名無しさん (2019-09-29 15:42:44) - 所謂ポストアポカリプスな舞台が好きな自分には久し振りにハマれたMMOだった。途中のギアレベル最大値下げアップデートとその次で結局最大値を元に戻すけど下げられた装備はそのまんまという迷走アップデートが来るまでは -- 名無しさん (2019-09-29 20:37:27) - ↑2 だから、浄化する必要があるんですね(火炎放射) -- 名無しさん (2019-09-30 10:36:37) - ニューヨークでの現地方言の再現なのか日本語吹き替えだと関西弁を話すモブがちょくちょくいる -- 名無しさん (2019-09-30 14:20:45) - 新DZが解放された時に遊び半分で飛び込んで絶句した思い出。あの遺体袋の山はもう…ね -- 名無しさん (2019-09-30 16:23:13) - 取り敢えずアサルトライフルにスナイパーライフル用のスコープ付けてちまちま狙撃した思い出、後タレット放ってその合間に回復したり -- 名無しさん (2019-09-30 16:52:03) - 大量のバグやユーザーガン無視のアプデでピーク時から90%以上アクティブユーザー減少というドン底から奇跡の復活を遂げた作品。2はどうなんだろうね…?今の所否寄りの意見が多いけど、これからに期待。 -- 名無しさん (2019-09-30 16:55:39) - ドルインフルの由来も重要じゃないですかね? -- 名無しさん (2019-09-30 18:13:04) - そこはネタバレになっちゃうから敢えてぼかして置いてるんだけど、まあリリースから数年経つし、折りたためばOKかな? あとはドルインフルだけ個別項目にしてしまうって手もあるけど。 -- 名無しさん (2019-09-30 18:28:10) - ↑折り畳みに一票。ついでにゴードンの目的と末路も併せておくのも良いかもな -- 名無しさん (2019-09-30 18:41:10) - 一応ドルインフルの詳細を折り畳みつきで追記。 -- 名無しさん (2019-10-02 00:53:47) - ドルインフルの致死率が90%以上って情報はどこかに出てたっけ?アマーストのメッセージで「目標は90%だが、そこまで行けるかはわからない」って言ってたのは覚えてるんだけど… -- 名無しさん (2019-10-02 19:54:21) - 続編では主人公行方不明、エージェント大量離反、ポールら民間人から切り捨てられるという悲惨な状態になってる -- 名無しさん (2020-04-03 22:45:26) - ↑ディビジョンエージェントがスターウォーズにおける共和国末期のジェダイと似た境遇に見える。「特別な武器と権限を与えられた者達」が当初は感謝されていたが、やがて分裂して相争い周囲にその被害が及ぶと恨みを買うという展開。崩壊しかかった国であくまで体制を維持しようとしてるところも似てる気がする。 -- 名無しさん (2020-04-10 03:02:01) - Last Man Battelion となっていたので Battelion をBattalionに編集しておきました。 -- Scar (2021-11-26 18:27:11) #comment #areaedit(end) } #openclose(show=「救難信号、重要度・オメガレベル。全エージェント、応答してください。」){ ここまでマンハッタンの事だけに触れてきた。ではマンハッタンの外は無事なのか? 答えは否。作中冒頭で既にブルックリンが無法地帯になっているが、リック・ヴァラッシが「知らないなんて言わせない」で語るところによればヒューストン、デトロイト、ピッツバーグ、ペンシルバニア、ボストン、フィラディルフィア、シカゴ、アトランタ、サンフランシスコ、ロサンゼルスでも「感染者の数は天井知らず」らしい。 加えて作中の隠しミッションで聞ける音声でも、ボストン、パリ、ロンドン、ロサンゼルス、オタワ、その他32の都市からの連絡が途絶え、アナーバーやハンツビルのNASAからも応答が無いとされる。 このうちアナーバーはシナリオ終盤にワクチン(「2」における広域スペクトル抗ウイルス剤)のプロトタイプを送った場所であり、そこでワクチンを量産化する予定だったはずなのだが… さらに「2」の音声ログでは「アメリカ国内22箇所で感染が拡がり、国外では14箇所でウイルス拡散が確認された」としている。 この音声ログはウォーラー大統領と秘書官のやりとりを記録したものだが、ウォーラー大統領はSHDに第二波の許可を出して程なく亡くなっているため、少なくとも「The Division」から2までの間にドルインフルはマンハッタンのみならず、世界中に拡散してしまったということになる。アマーストが最初にどれだけの「仕掛け」をしたのかははっきりしないが、少なくとも地球規模での惨劇が起きたのは間違いないだろう。 }

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