SWAN SONG

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&font(#6495ED){登録日}:2009/06/23(火) 14:14:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- その夜。それまで通り過ぎるだけの他人だった僕達は大きな運命の煮えたぎる一つの釜の中に投げ込まれてしまった。 まもなく一年を終えようとする12月24日。その山奥の都市には昼頃から雪が舞い落ちて、ホワイト・クリスマスを祝う喜びに満ちた空気が街中を覆っていた。 レストランや駅を飾るイルミネーションは、陽が落ち、人々が眠りについた後もしずかに瞬いていた。 その幸福な眠りを乗せた大地が、突如として揺れ、そして平和な世界は一変する。 アスファルトは裂け、建物は崩れ落ち、暗闇のあちこちから恐ろしい悲鳴があがった。 ごく平穏な住宅街の光景は、瞬時にして地獄の景色となる。 その街で一人暮らしをする大学生尼子司は、混乱の中で奇跡的に一命を拾い、廃墟を彷徨う内に自閉症の少女八坂あろえと出会う。 そして彼女と共に避難先を求めて歩き始めた。 瓦礫を踏みしめながら、司たちは辛うじて体を風雪から守ってくれる建物を見つけた。 それは古ぼけた教会で、司はひとまずその場所で休憩を取ることに決めた。 司と同じ様に地震で家を失った若者達が、やはり同じ様にして、集まってくる。 そうして、雪の降る教会で、彼らは出会った。   2005年7月29日にLe.Chocolat meets FlyingShineより発売された18禁ビジュアルノベル。 大災害によって異常事態下に置かれた人々の反応を描いた作品。 そこで、顕わになる人間の醜さ・心理状態がリアルに描かれており、そこから鬱ゲーに分類される。 だが、それが高い評価を受け、「美しい」と称される。 元々は中古でも二万円近くする程のプレミアが付いていたが、現在は廉価版が発売した。 よく年代物のワインに例えられる。   登場人物 八坂あろえ 声:草柳順子 自閉症の少女。偶然行き会った・司ちと行動とともに行動するようになる。 「バラバラに壊れたもの」を正確かつ凄まじいスピードで復元するなどの特異な能力を持つ。 ちなみに、地震の前の生活を描いたショートストーリーが公式サイトにて公開されている。 尼子司 声:広末涼 大学生。沈着冷静でどんな状況も客観視する強靱なメンタルの持ち主。だけど、KY。 元ピアノの天才。 田能村慎 声:滝沢アツヤ フリーター。生粋の地元っ子。 フォローが得意で、避難所のリーダー的存在。 鍬形拓馬 声:桜坂幸平 大学生。インドア派だが、アウトドアスキルを持つ。 後半からは豹変し、暴走する。   佐々木柚香 声:佐々木柚香 大学生で雲雀の親友であり、凸凹コンビ。体がやや弱いが、避難先では料理を作ったりと積極的に行動する。 川瀬雲雀 声:榎津まお 柚香の親友。わがままなため、虐められる。でも、避難先のマスコット的存在。 乃木妙子 声:北都南 司たちが助けた女性。とある宗教の首魁。 小池希美 声:西田こむぎ 強姦されていた所を拓馬と慎に救出された少女。 飛騨隆太郎 声:国定剛 元自衛隊員で、学校に避難する人々のまとめ役。 柿崎俊彦 声:植木亨 学校に避難している医師のひとりであり、リーダー的存在。   スタッフ 企画・シナリオ・演出:瀬戸口廉也 原画:川原誠 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
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