&font(#6495ED){登録日}:2012/06/05(火) 00:06:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 主人公機乗り換えとは、ロボットアニメの主人公が自分のロボットを新しいロボットに乗り換えてしまう事である。 乗り換えられた機体はパワーアップしているのが普通。 **■概要 その起源は特撮ドラマ『[[ジャンボーグA]]』にある。 主人公・立花ナオキが中盤エメラルド星人から与えられた[[ジャンボーグ9]]が所謂2号ロボの始まりとされている。 今でこそ多くの作品で恒例とすら呼ばれるほどに行われているが、元祖搭乗型ロボットアニメとして知られる『マジンガーZ』を始め、 黎明期のロボット作品では番組の顔とも言える主人公機が変わってしまうという例は殆どなかった。 「一時的な乗り換え」こそ作中のイベントとして存在することはあっても、同一の主人公が機体を乗り換えてしまうことはなく、 大半の作品では機体の強化改造や主人公達の特訓・作戦、パーツの追加・変更などが主な強化ギミックとして採用されていた。 その流れの中で異彩を放ったのがゲッターロボシリーズであり、アニメにおける元祖となる。 主人公である[[流竜馬]]ら[[ゲッターチーム]]が番組のリニューアルに伴い、[[ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]]へと乗り換えたのが始まり。 だが、この後しばらくはロボットアニメはあれど定着はせず、 次に主人公が自機を乗り換えるのは、色々と型破りだった[[戦闘メカ ザブングル]]まで待つ事になる。 主人公ジロン・アモスが、物語中盤にそれまでの愛機であったザブングルから、突如&bold(){ウォーカーギャリア}と言う全くの別機体に乗り換えてしまったのだ。 主人公が「作品タイトルと違うロボットに乗る」と言うこの事態も、本作を型破りな作品たらしめる一因だが、 ともかくこれが草分けとなり、ロボットアニメの主人公は中盤、自機を乗り換えると言うのが半ば定番となっていくのだった。 パターン破りがパターンになるという皮肉。 また、乗り換えられたそれまでの主人公機も決して忘れられる訳では無く、メインヒロインなどの他のキャラが新たに搭乗する事も多い。 作品タイトルは主人公が乗り換えをしても変わらないのが普通(重戦機エルガイムのみアイキャッチの端にmk-Ⅱとついた)。 勿論、主人公機の乗り換えが無いロボットアニメも多数存在しており、マジンガーZやガオガイガーなどのように同一の機体で最後まで戦い抜いたケースもあれば、大規模な改造やパワーアップに伴って機体の外見が別物レベルまで変わってしまうケースもある。 **■主な主人公機乗り換え例(順不同) 広義では主人公機のパワーアップも乗り換えと見なされるが、便宜上、ここでは省く。 ***◆[[ジャンボーグA>ジャンボーグA(登場キャラクター) ]]→ジャンボーグ9 「ジャンボーグA」より。アニメより先駆ける乗り換えの元祖。 強敵にジャンセスナ/ジャンボーグAを破壊されてもへこたれない立花ナオキの勇気に感動したエメラルド星人がジャンカー/ジャンボーグ9を与えた。 地上戦に秀でているが空を飛べないため、ジャンボーグA復帰後は機体を使い分けて戦う。 ***◆ゲッターロボ→ゲッターロボG ゲッターロボシリーズより。 新番組になるにあたり、よりパワーアップした機体に乗り換えとなった。 三号機も巴武蔵が特攻死したため、車弁慶に交代する形になっている。 また原作者による漫画やそれを元にしたドラマCDなどでは、敵に強奪されたゲッターロボGを食い止めるべく、 主人公達が旧ゲッターロボで立ち向かうという新旧主人公機対決をメインとしたエピソードが描かれているのも特筆するべき点か。 漫画版やOVA版、ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」などでは更なる新機体「[[真ゲッターロボ]]」が登場している。 ***◆ザブングル→ウォーカーギャリア 戦闘メカ ザブングルより。同一番組内で乗り換えしたのはこれが初。 「乗り換えても番組タイトルは変わらない」を定着させたのもこれ。 ***◆ダンバイン →ビルバイン [[聖戦士ダンバイン]]より。 聖戦士ショウ・ザマはナの国の王女[[シーラ・ラパーナ]]より賜った機体、ビルバインに乗り換え、 ダンバインはマーベル・フローズンが乗るようになった。 これも、「主人公が番組名と違うロボットに乗る」「それまでの主人公機はヒロインが乗る」の典型である。 ***◆エルガイム→エルガイムMk-Ⅱ→エルガイム 重戦機エルガイムより。 アモンデュールスタックにブラッドテンプルの頭をつけたところ、それまでの主人公機エルガイムに似ていたのでmk-Ⅱと呼ばれる事に。 旧エルガイムはダバ・マイロードに代わってヒロインであるファンネリア・アムが乗るようになる。 しかし、最終話では大破したmk-Ⅱからエルガイムに出戻る。最終話で主人公機が出戻ったのは他は[[ガンダムエクシア]]くらいだろう。 多分唯一の「番組タイトルを変えた乗り換え」 ***◆ガンダム→(リック・ディアス→ディジェ→Ζプラス→Ζガンダム3号機→)リ・ガズィ→νガンダム ガンダムシリーズより。()内は非主人公期間及び非映像作品。 初代主人公[[アムロ・レイ]]は、作品を跨ぎ14年かけてこれだけの機体を操った。 また、[[後に作られたOVA>機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]にて、[[乗り換える予定だった機体>ガンダムNT-1]]を[[新米ジオン兵>バーナード・ワイズマン]]にダメにされていたことが発覚した。 ライバルのシャアも色々乗り換えている。 ***◆[[ガンダムMk-Ⅱ]]→[[Ζガンダム]] [[機動戦士Ζガンダム]]より。 Ζガンダムがその複雑なデザインや変形機構のため、デザイン決定や商品化が遅れた都合により、話に組み込まれた乗り換え。 主人公[[カミーユ・ビダン]]の基本設計を基に完成、ガンダムMk-Ⅱの危機を救う形でアポリーが搭乗した。 なお、この時は飛行形態であるウェーブライダーでの初陣だったためMS形態のデビューは翌話まで待たなければならない。 ガンダムシリーズ初の主人公機乗り換えとなった(アムロは前作の時点では乗り換えていないし、今作では主人公ではない)。 ***◆Ζガンダム→[[ΖΖガンダム]] [[機動戦士ガンダムZZ]]より。 前作の最終回で[[パプテマス・シロッコ]]との戦いで廃人と化したカミーユに代わり、[[ジュドー・アーシタ]]がZガンダムを操縦していたが、 途中で[[マシュマー・セロ]]の駆る[[ハンマ・ハンマ>ハンマ・ハンマ(MS)]]に敗れた後、ZZガンダムに乗り換えることになる。 前作の主人公機を新主人公が使用し、途中で本作の真の主人公機に乗り換えるというのは中々珍しい例である。 尚、Zガンダムは[[ルー・ルカ]]が操縦するようになるが、場合によっては、ジュドーが再び操縦することもあった。 ***◆[[マジンガーZ(機体)]]→[[マジンカイザー(機体)]] マジンガーシリーズより。 [[スーパーロボット大戦シリーズ]]から追加された、主人公である[[兜甲児]]の乗り換えである。 原作でも準主人公として活躍した「UFOロボ グレンダイザー」にてTFOやダブルスペイザーに乗り換えたり、 グレートマジンガーやボスボロットに一時的に登場したりはしているが、 「甲児の駆るマジンガーZの後継機」たるマジンカイザーはスパロボで初めて確立されたもの。 初登場のスパロボF完結編ではマジンガーZと同一機体という設定だったが、αシリーズ以降は別個の機体という設定で確定。 後にダイナミックプロ公式にも逆輸入された。 なお上述の通り、マジンガーシリーズは元々主人公機乗り換えという概念の存在しない作品であった。 その為にロボットアニメと密接な関係にあるゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」の初期作品では御三家と呼ばれるメイン作品、 マジンガーシリーズ、ゲッターロボシリーズ、機動戦士ガンダムシリーズのうち、マジンガーシリーズのみに他の二作品との性能などの面において作中での大きな格差が生じてしまう事態が発生し、事態解決の為に様々な手段がとられていた。 マジンカイザーもその流れの中で誕生した機体である。(なお当時から甲児が新たなマジンガーに乗り換える続編の企画は存在していたのだが、様々な事情から没になり「UFOロボ グレンダイザー」が製作されたという経緯もある) ***◆[[ガンダム試作1号機/試作1号機フルバーニアン]]→[[ガンダム試作3号機デンドロビウム>ガンダム試作3号機/試作3号機ステイメン]] [[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]より。 ストーリー上、[[コウ・ウラキ]]が最初に乗っていた機体はガンダム試作一号機ゼフィランサスといい、これを宇宙で改修したのがフルバーニアンであるため、後述のガンダムX同様[[主人公機強化]]→主人公機乗り換えという流れを経ている。 フルバーニアンがライバルとの闘いの末に相打ちとなった後、最終決戦へと向かうべく主人公達が友軍のドックに保管されていた本機を半ば強奪に近い形で受領する。 劇中で整備員が漏らした&bold(){「これがモビルスーツだって言うのかい!?」}というセリフが全てを物語る、もはやガンダムの方がオマケに見えるシリーズでも屈指のインパクトを放つ存在。 主人公機のガンダムとしては最大サイズの140mという巨体を誇る。 ***◆[[シャイニングガンダム]]→[[ゴッドガンダム]] [[機動武闘伝Gガンダム]]より。 サバイバルイレブンを勝ち抜いた[[ドモン・カッシュ]]が決勝リーグに出場する際、乗り換えを果たした。 が、番組タイトルから、視聴者にもなんとなく予測はされていたりした。ガンダム史に残る屈指の乗り換えシーンは必見。 ***◆[[ウイングガンダム]]→[[ガンダムエピオン]]→[[ウイングガンダムゼロ]] [[新機動戦記ガンダムW]]より。 流れだけ見ると主人公[[ヒイロ・ユイ]]が高性能機へ乗り換えるという形だが、 ガンダムエピオンは本作のラスボス機でゼロはウイングガンダムの原型機、という乗り換え先がなかなか珍しいものになっている。 まさかヒイロがライバルである[[ゼクス・マーキス]]より先にラスボス機に乗るとは……。 さらに乗り換え元であるウイングガンダムの不遇っぷりも半端なく、何かとネタにされがち。 ***◆[[ガンダムXディバイダー>ガンダムX]]→[[ガンダムダブルエックス>ガンダムDX]] 機動新世紀ガンダムXより。 かつての戦争に参加しなかったほうのガンダムXとその改造機のガンダムXディバイダーを操縦していた[[ガロード・ラン]]は、 かつての戦争に参加して、地球にもコロニーにも大打撃を与えたほうの[[ジャミル・ニート]]のガンダムXを基に造られたガンダムダブルエックスに乗り換える。 大きな罪を持った機体は戦後に生まれたパイロットと共に戦い、最終的には過ちを繰り返さず、過ちを繰り返そうとする者たちを打ち破った。 尚、ガンダムXディバイダーはジャミルが乗るようになるが、男性が初期主人公機を受け継いだのはガンダムシリーズでは初。 ***◆[[マイトガイン]]→マイトカイザー [[勇者シリーズ]]定番の二号ロボ。勇者シリーズでは珍しく、主人公機交代の発展型を取っている。 合体要員のロコモライザー大破の翌話、飛龍に追い詰められたマイトウイングの窮地に&bold(){都合良く}完成した新型機のマイトカイザーに乗り換え。 マイトカイザーが超AIを持たず、主人公である[[旋風寺舞人]]の愛機となってマイトガインは自律して合体するようになったが、 舞人は時々マイトガインにも搭乗するし、両機が合体するためマイトカイザーの活躍は少ない。 尚、マイトカイザーの投入は旋風寺コンツェルンの経営戦略だったらしい。このアニメでしかできない表現である。 ***◆[[ガオガイガー]]→[[ガオファイガー]]→[[ジェネシックガオガイガー]] ガオガイガーになるためのコアメカ・ギャレオンが[[天海護]]と共に宇宙に旅立ったことから、 [[獅子王凱]]は純地球産製のガオファイガーを操縦するようになる。 しかし、OVA中盤でオリジナル・ガオガイガーのジェネシックガオガイガーに乗り換える。 グレート合体を用いなかった本作ならではの分かりやすいパワーアップだった。 ***◆無敵将軍→隠大将軍 [[スーパー戦隊シリーズ]]第18作[[忍者戦隊カクレンジャー]]より。 主人公ニンジャレッド/サスケらがそれぞれの旅で手に入れた忍之巻と隠流超忍獣の術により隠大将軍を召還・合体。 無敵将軍はこれに伴い自らの意志で活動。自ら&b(){「無敵将軍、参上!」}と名乗りを上げカクレンジャーを手助けすることになる。 厳密にはこれらと支援メカ・ツバサマルら[[三神将>三神将(忍者戦隊カクレンジャー)]]はロボではなく元・人間なのだが、一応記載しておく。 ***◆[[ギャラクシーメガ]]→[[メガボイジャー]] スーパー戦隊シリーズ第21作[[電磁戦隊メガレンジャー]]より。 追加戦士である[[メガシルバー/早川裕作]]が主人公[[メガレッド/伊達健太]]らのためにメガボイジャーを開発。 [[マッドギレール>ギレール]]の猛攻で破壊寸前だったギャラクシーメガに代わり、健太らはメガボイジャーを愛機として[[邪電王国ネジレジア]]と戦った。 ***◆[[ゲキトージャ]]→[[ゲキファイヤー]] スーパー戦隊シリーズ第31作[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]より。 激気を上回る過激気に目覚めたゲキレッド/漢堂ジャンらがゲキワザ・倍々分身拳でスーパーゲキビーストを召還。 「力」を司る獣拳巨人ゲキファイヤーに合体し臨獣殿の拳士と戦っていく。 「技」を司るゲキトージャはゲキブルー/深見レツの兄である[[ゲキバイオレット/深見ゴウ]]の愛機ゲキトージャウルフとなりゲキファイヤーと共に戦った。 ロボットアニメでは「それまでの主人公機はヒロインや仲間が乗る」というパターンが、ある意味実写特撮でも実現したものといえる。 こちらも、厳密にはメカではなくゲキビーストという気の塊なのだが一応記載しておく。 ***◆シュリケンジン&バイソンキング→ゲキアツダイオー スーパー戦隊シリーズ第39作[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]より。 [[牙鬼軍団]]の小姓である[[十六夜九衛門]]が作り出したカラクリキュウビにより[[覇王シュリケンジン>獅子王/ライオンハオー]]が破壊された後、 [[アカニンジャー/伊賀崎天晴]]らは[[モモニンジャー/百地霞]]の提案で新たな[[オトモ忍>オトモ忍(手裏剣戦隊ニンニンジャー)]]を急ピッチで製作。 そこに[[キニンジャー/松尾凪]]が編み出した憑依合体の術で天晴らが一体化してゲキアツダイオーが誕生、シュリケンジンに代わる巨大戦の要となった。 話によってはシュリケンジンやそれらを構成するオトモ忍に乗ることがあるものの、ラスボスである牙鬼幻月を倒したのは天晴らが自力で生み出したゲキアツダイオーだった。 ***◆アベンジャー→アナイアレイター 小説版アーマードコア マスターオブアリーナより。 主人公が宿敵ナインボールにより撃墜されるも、新型AC開発者より譲渡された。 強力なキャノンや、かの[[KARASAWA>KARASAWA(AC)]]の装備などにより火力が大幅に強力になった。 なお、ゲーム本編でこの機体を再現すると重量過多となり出撃不能となってしまう。 小説においては開発者によるカスタムが成されており、この点を克服しているとのこと。 ***◆[[ストライクガンダム]]→[[フリーダムガンダム]] [[機動戦士ガンダムSEED]]より。 一機目はストーリー中盤、敵軍に強奪された[[イージスガンダム]]との激闘の末に相打ちになった所を放棄される。 その後、敵国内の知り合いであるヒロインの一人[[ラクス・クライン]]の手引きによって乗り換えを果たす。 その後の初戦闘は熱い展開や挿入曲や演出の面から評価・人気は高い。 因みにストライクの方は後に修理され、主人公[[キラ・ヤマト]]に代わりパイロットに名乗りを上げたヒロイン…………ではなく、主人公の兄貴分的キャラ[[ムウ・ラ・フラガ>ムウ・ラ・フラガ/ネオ・ロアノーク]]が受け継ぐ事となった。 ***◆[[インパルスガンダム]]→[[デスティニーガンダム]] ↑の続編である[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]より。 敵軍の地上本部に立てこもったロゴスの元締め[[ロード・ジブリール]]を撃破すべく、作戦直前に自国の国家元首[[ギルバート・デュランダル]]議長から与えられるという形で乗り換える。 その関係で、ここ最近のガンダムとしては珍しい一機目が破損する前に乗り換えた例である。 しかし主人公[[シン・アスカ]]の乗り換えという一大イベントでありながら、初任務を議長への不信感に耐えかねて脱走した元上司アスランを、その元上司と味方である[[レイ・ザ・バレル]]の言葉の間で板挟みに遭いながら、 同乗していた[[メイリン・ホーク]](ヒロイン[[ルナマリア・ホーク]]の妹)ごと撃墜するという後味の悪いもので飾る。 なお残ったインパルス、即ち前主人公機はガンダムシリーズで初めてヒロインが受け継ぐ事になる(前作の主人公機を含めればZガンダムを受け継いだZZのヒロイン・ルーが初という事になるか)。 その一方で前作主人公キラ・ヤマトは破壊されたフリーダムガンダムからこれまたラクスに後継機である[[ストライクフリーダムガンダム]]を与えられて挿入曲を背に無双するという&font(l){主役乗り換え}優遇っぷりを見せつけた。 ***◆[[ガンダムエクシア]]→ガンダムエクシアリペア→[[ダブルオーガンダム]]→ガンダムエクシアリペアⅡ→[[ダブルオークアンタ]] [[機動戦士ガンダム00]]より。 一期のラストでエクシアは大破、ガンダムマイスターの[[刹那・F・セイエイ]]も消息不明となるも、 二期の冒頭で刹那が自ら応急修理したガンダムエクシアリペアに乗り再登場。 その後刹那はパーツの一部を継承したダブルオーガンダムに乗り換え、エクシアは組織に回収される。 そして迎えた二期の最終決戦にて、ダブルオーガンダムを失った刹那の下に&bold(){完全に修復されたガンダムエクシア}が届けられ、エクシアでラスボスである[[リボンズ・アルマーク]]の下へ向かう。 久しく見なかった&bold(){主役機出戻り}。しかも[[劇場版>劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-]]で乗り換えたダブルオークアンタは敢えてエクシア寄りの見た目で作られており、実質的に三度も出戻りしている。 ***◆[[ガンダムAGE-1]]→[[ガンダムAGE-2]] [[機動戦士ガンダムAGE]]より。 第1部主人公[[フリット・アスノ]]の愛機のガンダムAGE-1を受け継いだ第2部主人公[[アセム・アスノ]]だったが、 途中から専用機のガンダムAGE-2に乗り換える。 ガンダムシリーズで、『前主人公の機体を新主人公が使用する』のはガンダムZZ以来だが、これを1作品内で行ったのは本作が初。 尚、ガンダムAGE-1はフリットが再び使用するようになる。 ***◆[[ガンダムAGE-3]]→[[ガンダムAGE-FX]] 同じく、機動戦士ガンダムAGEより。 第3部主人公[[キオ・アスノ]]は祖父フリットの開発したガンダムAGE-3を愛機としていたが、 [[ヴェイガン>UE/ヴェイガン]]の[[ガンダムレギルス]]に完膚なきまでに破壊された後、AGEビルダーが生み出したその後継機であるガンダムAGE-FXに乗り換える。 **■余談 [[魔神英雄伝ワタル]]や[[魔動王グランゾート]]、そして[[覇王大系リューナイト]]などのファンタジー系のロボットアニメでは乗り換えではなく、[[主人公機がパワーアップ>主人公機強化]]して活躍する場合が多い。 作品によっては見た目が変化しないものの新たな技が付加されることもある。 乗換えが始まった当初はともかく、近年の乗換えやパワーアップ描写は物語の盛り上げのためだけでなく、 トイやプラモデルといったグッズ展開のためという意味合いが非常に強くなってきているため、 仮にスタッフ側が乗換えをさせる気がなくともスポンサー側から乗換えを&bold(){『強いられているんだ!』}な場合もままある。 追記、修正は、自機を乗り換えてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 元祖はジャンボーグAのジャンボーグ9じゃないか? -- 名無しさん (2013-12-07 02:13:14) - アーバレスト→レーバテインも推したい -- 名無しさん (2013-12-17 22:29:38) - パワーアップしていくだけの殺し合いはもう沢山だ! -- 名無しさん (2014-03-01 11:31:55) - まぁ玩具の販促番組って面もあるから多少はね? 特撮のパワーアップフォームとかもだな -- 名無しさん (2014-03-01 11:34:21) - パワーアップして新メカ登場で販促して売上出さないとスポンサーやら続けたりできないってのんだから・・・ -- 名無しさん (2014-03-01 13:00:34) - 乗り換えシーンは燃えるよな -- 名無しさん (2014-03-01 13:30:42) - Gガンは後継機に前半主人公機がお姫さま抱っこされたり、Wは海にポイ捨てされた挙句引き揚げられるまで10話近く出番ないとかある意味衝撃 -- 名無しさん (2014-03-01 14:02:02) - スーパー戦隊だとカクレンジャーの無敵将軍→隠大将軍がこれにあたるな。無敵将軍は自力で動くようになってほぼ乗らなくなるし -- 名無しさん (2014-03-19 12:35:47) - 種ガンダムも乗り換えが恒例だったな。 -- 名無しさん (2014-03-19 12:47:18) - ガンダムの多くは乗り換えるね。 -- 名無しさん (2014-03-31 13:55:11) - ↑テレビシリーズに限定すれば、初代とヒゲくらいだな、例外は。 -- 名無しさん (2014-03-31 14:16:47) - 1999年以前のスーパー戦隊がこんな感じだったな。ガオレン以降は1号機を割と大事にしてる。 -- 名無しさん (2014-03-31 14:26:13) - ビルドファイターズは主人公機改造だったけどGレコはどうなる・・・!? -- 名無しさん (2014-04-20 18:33:38) - AGEは主人公自身は自分の機体に数十年単位で乗り続けた辺り全く逆だな -- 名無しさん (2014-05-03 13:49:58) - 乗り換えが発生した場合、高確率で前期主人公機は最終的に大破するジンクスが 数少ない例外は、ガンダムXのXDV位か -- 名無しさん (2014-05-03 13:59:43) - 最初から乗り換えが決まってる場合、最初に乗る機体は敢えてちょっとダサいデザインにする事もあるらしい -- 名無しさん (2014-05-03 14:16:05) - >>初代主人公アムロは、作品を跨ぎ14年かけてこれだけの機体を操った。ライバルのシャアも色々乗り換えている。→女もな(ゲス顔) -- 名無しさん (2014-07-19 10:00:07) - ↑言うてやるなや -- 名無しさん (2014-12-26 09:09:46) - ↑2うまいねwww -- 名無しさん (2014-12-26 09:18:05) - そしてこの行為の究極系がボトムズというわけか -- 名無しさん (2015-02-14 19:06:06) - ガンダムWの「最新機体」ではなく「ご先祖様」への乗り換えも結構異色。 -- 名無しさん (2015-02-14 19:11:34) - メカンダーロボは新しくなったけど仕様(小型メカが巨大ロボに搭載→小型メカのパーツが合体して巨大ロボに、さらに残った小型メカも各所格納)が変わったぐらいで見た目は変わらないんだよな -- 名無しさん (2015-02-14 19:25:26) - ライトニングガンダムはバックパック変更による強化方法だったけどこれも乗り換えに入るのかな?コックピットはパック側にあるっぽいし -- 名無しさん (2015-02-14 19:27:13) - ビルバ ライトニングはもとの機体強化だからなあ・・・ウィニングが大破+機能拡張でほぼ新規っぽいからGBFTで乗り換えっていうとウィニングがそれっぽいかな? -- 名無しさん (2015-04-20 13:22:43) - ↑ ほぼ新規ってだけで完全新規ではないから乗り換えにはならない。 -- 名無しさん (2015-04-20 20:30:10) - アーバレストの前にM9に乗ってただろ。 -- 名無しさん (2015-11-08 13:48:47) - 前半主役機に愛着湧いちゃうと結構辛い。ガンダムmk-ⅱ君君のことだよ -- 名無しさん (2016-01-21 17:56:58) - そしてサンライズでは、前の主人公機に乗ったパイロットは、悪い目にあうジンクスが……(ラグ→ふられる マーベル→戦死 アム→やっぱりふられる エマ→戦死 ルー→自分を想ってくれていた人を自分で撃つハメに…… ケーラ→握りつぶされる etc...) マーベットさんはセーフかと思ったら、あの人も旦那さんなくしてるんだよなぁ…… あなたのことですオリファーさん。 -- 名無しさん (2016-01-21 18:06:04) - ガンダムバルバトスは強化型(鎧を剥ぎ取って新しい物に変える)になるだろうな。 -- 名無しさん (2016-01-21 20:18:21) - ↑×2 なんでや!?ジャミルはひどい目に合わなかったぞ!…ムウとルナマリアは、まあドンマイ… -- 名無しさん (2016-01-21 20:23:23) - ガンダムWってご先祖様への乗り換えもそうだけど、その過程がライバルとの乗機交換だからな。このパターンはロボットアニメ全体でもかなり珍しいと思う -- 名無しさん (2016-01-21 21:26:12) - ↑2あれはもうジャミルがチート過ぎるというか… -- 名無しさん (2016-01-21 21:38:21) - ↑ということはディバイター現存か…すげえなニートさん -- 名無しさん (2016-01-22 19:39:49) - 基本ロボットアニメにおける最燃えポイント野木戸津 -- 名無しさん (2016-01-22 19:43:51) - 乗り換え機に前の機体のパーツが使われてるってパターンもある。 -- 名無しさん (2016-10-25 19:31:56) - 乗り換え前の機体にヒロインが乗るのってガンダムだとルーのが先じゃね? -- 名無しさん (2016-12-27 20:14:24) - なんか例がガンダムばっかやな… -- 名無しさん (2016-12-27 20:39:46) - なんだって!?エマさんはヒロインではないというのか!?Σ -- 名無しさん (2016-12-27 20:43:10) - ↑3 文字通り「主人公機をヒロインが引き継いだ」という意味では確かにルーが初という事になるかも。完全に忘れてた。 ↑ Zのヒロインはファとフォウだと思ふ。エマさんはヒロインにしてはちょっとトウが立ってる気がする。 -- 名無しさん (2016-12-27 20:52:04) - ↑おいおい、マーベル(ダンバイン)、アム(エルガイム)という先達を忘れてもらっては困るな。(エルチはジロンのザブングルに乗り換えたわけじゃないから却下)それと……なにをう!エマさんはあれでも23なんだぞ!(爆 -- 名無しさん (2016-12-28 07:47:01) - ガンダム00はエクシアリペアとクアンタの間にダブルオーに1回出戻りしてる。 -- 名無しさん (2016-12-28 10:43:08) - ↑修正 エクシアリペア→エクシアリペアⅡ -- 名無しさん (2016-12-28 10:45:38) - 次荒らしたら規制依頼出すので黙ってて下さいね -- 名無しさん (2016-12-28 12:41:41) - ↑2 地上任務用のやつを足代わりにしたんだっけ -- 名無しさん (2016-12-29 14:09:49) - ↑2IP書いとかないと八つ当たりに見えちゃう -- 名無しさん (2016-12-29 14:10:17) - ガロードがXからDXに乗り換えたシーンはなかなか異例じゃないかな? 敵の機体を奪って後続機に乗り換えるとかガンダムを売ってきたガロードらしくて好き -- 名無しさん (2016-12-29 15:03:55) - ちなみに小説版ジュドーさんはZZが出た後もしょっちゅうZに乗ってたりする -- 名無しさん (2017-01-04 17:59:04) - ↑原作・小説共にZとZZの性能特性が大きく異なり、「乗り換え≠パワーアップ」になっていたのが功を奏したのだろう。 -- 名無しさん (2017-01-04 18:15:39) - 前期主人公機vs後期主人公機ってのは中々お目にかかれない…よな? -- 名無しさん (2018-02-28 18:15:32) - ↑でも乗り換えの元祖であるゲッターロボでやってるからなぁ。 -- 名無しさん (2018-02-28 22:08:42) #comment #areaedit(end) }