主人公機乗り換え

登録日:2012/06/05 Tue 00:06:15
更新日:2025/04/12 Sat 13:08:55
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主人公機乗り換えとは、ロボットアニメの主人公が自分のロボットを新しいロボットに乗り換えてしまう事。
現在の機体がそのまま強化改造される主人公機強化とはまた違った自機パワーアップ方式である…のが普通だが、中には前より弱い機体に乗り換えるケースもある。



■概要

その起源は特撮ドラマ『ジャンボーグA』にある。
主人公・立花ナオキが中盤エメラルド星人から与えられたジャンボーグ9が所謂2号ロボの始まりとされている。

今でこそ多くの作品で恒例とすら呼ばれるほどに行われているが、元祖搭乗型ロボットアニメとして知られる『マジンガーZ』を始め、
黎明期のロボット作品では番組の顔とも言える主人公機が変わってしまうという例は殆どなかった。
「一時的な乗り換え」こそ作中のイベントとして存在することはあっても、同一の主人公が機体を乗り換えてしまうことはなく、
大半の作品では機体の強化改造や主人公達の特訓・作戦、パーツの追加・変更などが主な強化ギミックとして採用されていた。

その流れの中で異彩を放ったのがゲッターロボシリーズであり、アニメにおける元祖となる。
主人公である流竜馬ゲッターチームが番組のリニューアルに伴い、ゲッターロボGへと乗り換えたのが始まり。

だが、この後しばらくはロボットアニメはあれど定着はせず、
次に主人公が自機を乗り換えるのは、色々と型破りだった戦闘メカ ザブングルまで待つ事になる。

主人公ジロン・アモスが、物語中盤にそれまでの愛機であったザブングルから、突如ウォーカーギャリアと言う全くの別機体に乗り換えてしまったのだ。

主人公が「作品タイトルと違うロボットに乗る」と言うこの事態も、本作を型破りな作品たらしめる一因だが、
ともかくこれが草分けとなり、ロボットアニメの主人公は中盤、自機を乗り換えると言うのが半ば定番となっていくのだった。
パターン破りがパターンになるという皮肉。

また、乗り換えられたそれまでの主人公機も健在な場合は忘れられることは通常なく、メインヒロインなどの他のキャラが新たに搭乗する事も多い。
作品タイトルは主人公が乗り換えをしても変わらないのが普通(重戦機エルガイムのみアイキャッチの端にmk-Ⅱとついた)。

勿論、主人公機の乗り換えが無いロボットアニメも多数存在しているが、近年では定番の一つとして定着したと言っていいだろう。
また例えば、前述のようにマジンガーZは同じ機体で戦い抜いたが、それでもジェットスクランダーと言う強化パーツや、度重なる改造による強化を施している。
中には大規模な改造やパワーアップに伴って機体の外見が別物レベルまで変わってしまうケースもある。

主人公機強化にも言える話だが、主人公自身の成長や変化に合わせて半身である機体自身もリニューアルする、というのはビジュアル的にも変化がわかりやすく、商業的観点でも新しい目玉商品のネタとして売り出し易いというのも定着した理由の一端だろう。

また、ロボット物に縛らずに「主人公が新しい装備を手に入れてパワーアップする」という展開は古典含めて遡ると、アーサー王伝説における「カリバーンが折れた後、エクスカリバーを新たに使うようになった」も広義的にはコレに近い。ただしエクスカリバーは折れたカリバーンを作り直したとも、新しい剣を授かったとも言われているので前者の場合は前述の「もはや別物レベルまで大改修した」のか、単純な主人公機強化の系譜なのかは解釈が分かれる。


■主な主人公機乗り換え例

広義では主人公機のパワーアップも乗り換えと見なされるが、便宜上、ここでは省く。

ガンダムシリーズにおいて

ガンダム→(リック・ディアスディジェΖプラスΖガンダム3号機→)リ・ガズィνガンダム

ガンダムシリーズのうち、「機動戦士ガンダム」から「逆襲のシャア」までの時系列より。()内は非主人公期間及び非映像作品。
初代主人公アムロ・レイは、作品を跨ぎ14年かけてこれだけの機体を操った。
なお、アムロは初代本編中でガンキャノンガンタンクを操縦したこともあるが、明らかに一時的で速攻元に戻っているのでノーカンとする。
また、後に作られたOVAにて、乗り換える予定だった機体新米ジオン兵の襲撃でダメにされていたことが発覚した。
ライバルシャア・アズナブルも色々乗り換えている。また、本作以降の作品でライバルキャラが乗機を乗り換えることが多くなった。

ガンダムMk-ⅡΖガンダム

機動戦士Ζガンダム」より。
Ζガンダムがその複雑なデザインや変形機構のため、デザイン決定や商品化が遅れた都合により、話に組み込まれた乗り換え。
この為珍しく「番組タイトルでない機体から、タイトル通りの機体に乗り換える」という展開になった。
主人公カミーユ・ビダンの基本設計を基に完成、ガンダムMk-Ⅱの危機を救う形でアポリーが搭乗した。
なお、この時は飛行形態であるウェイブライダーでの初陣だったためMS形態のデビューは翌話まで待たなければならない。
ガンダムシリーズ初の主人公機乗り換えとなった(アムロは前作の時点では乗り換えていないし、今作では主人公ではない)。

尚、カミーユの乗り換え後MkⅡを引き継いだエマ・シーンは『元々はティターンズに所属して同組織が開発委していたMkⅡのテストパイロットをしていたが、現場司令のバスク・オムの外道な作戦に義憤を感じ鞍替えとMkⅡ奪取に協力した』ため、しばらくMkⅡから離れたのち同機のパイロットに復帰した格好となっている


◆Ζガンダム→ΖΖガンダム

機動戦士ガンダムΖΖ」より。
前作の最終回パプテマス・シロッコとの戦いで廃人と化したカミーユに代わり、ジュドー・アーシタがΖガンダムを操縦していたが、
途中でマシュマー・セロの駆るハンマ・ハンマに敗れた後、ΖΖガンダムに乗り換えることになる。
後からタイトルの機体に乗り換えるのは前作同様だが、前作の主人公機を新主人公が使用し、途中で本作の真の主人公機に乗り換えるというのは中々珍しい例である。
尚、Ζガンダムはルー・ルカが操縦するようになるが、ΖΖよりも小回りが利きやすいため、場合によってはジュドーが再び操縦することもあった。


ヴィクトリーガンダムV2ガンダム

機動戦士Vガンダム」より。
ヴィクトリーの後継機として開発・製造され、中盤にホワイトアークが月面基地にて受領しウッソ・エヴィンに届けられた。
直後の戦闘でヴィクトリーのコアファイターは攪乱のためウッソ自ら破壊。複数生産されているとはいえ、前半機に主人公自らトドメを刺す展開が印象的。
……それ以上にウッソが「恐ろしい拷問」から逃げて乗り換えに至るまでの過程に話題を持っていかれがちではあるが。


シャイニングガンダムゴッドガンダム

機動武闘伝Gガンダム」より。
サバイバルイレブンを勝ち抜いたドモン・カッシュが決勝リーグに出場する際、乗り換えを果たした。
……もっとも、番組タイトルの時点で乗り換えイベントがあると予想していた視聴者は多かった。
(但し、実際にはタイトルの「Gガンダム」は「ゴッドガンダム」ではなく、ガンダムファイト優勝者に与えられる「ガンダム・ザ・ガンダム」の称号を指す
ヒロインであるレイン・ミカムラがシャイニングを駆りドモンの乗るゴッドにデータを与えると言う、ガンダム史に残る屈指の乗り換えシーンは必見。


ウイングガンダムガンダムエピオンウイングガンダムゼロ

新機動戦記ガンダムW」より。
流れだけ見ると主人公ヒイロ・ユイが高性能機へ乗り換えるという形だが、
ガンダムエピオンは本作のラスボス機でゼロはウイングガンダムの原型機、という乗り換え先がなかなか珍しいものになっている。
まさかヒイロがライバルであるゼクス・マーキスより先にラスボス機に乗るとは……。
さらに乗り換え元であるウイングガンダムの不遇っぷりも半端なく、何かとネタにされがち。
また、ヒイロはウイングを頻繁に放棄するせいで本作の量産機代表であるリーオーで戦う場面も多く、後に幼少期の事情でリーオーに思い入れがあるという設定が判明している。


ガンダムX(ディバイダー)ガンダムDX

機動新世紀ガンダムX」より。
かつての戦争に参加しなかったほうのガンダムXとその改造機のガンダムXディバイダーを操縦していたガロード・ランは、
かつての戦争に参加して、地球にもコロニーにも大打撃を与えたほうのジャミル・ニートのガンダムXを基に造られたガンダムDX(読みはダブルエックス)に乗り換える。
大きな罪を持った機体は戦後に生まれたパイロットと共に戦い、最終的には過ちを繰り返さず、過ちを繰り返そうとする者たちを打ち破った。
尚、改修後のガンダムXディバイダーはジャミルが乗るようになるが、男性が初期主人公機を受け継いだのはガンダムシリーズでは初。


ストライクガンダムフリーダムガンダム(→ストライクフリーダムガンダム)→ライジングフリーダムガンダムストライクフリーダムガンダム弐式

機動戦士ガンダムSEED」より。
主人公キラ・ヤマトの一機目の乗機であるストライクはストーリー中盤、敵軍に奪われた兄弟機イージスとの激闘の末に相打ちになったところを放棄される。
その後、敵国の知り合いであるヒロインの一人ラクス・クラインの手引きによって、敵国の最新鋭機であるフリーダムを強奪する形でへ乗り換えを果たす。
次話のフリーダム初戦闘は、熱い展開や挿入曲等の演出の面から評価・人気が高い。
性能や攻撃力の増大もさることながら、それまで不可能だった大気圏内での単独飛行を易々と行い、
またストライクで散々悩まされていた継戦能力の低さからも解放されており、キラの戦闘スタイルの変化と相俟って非常に強いインパクトを残した。
後のリマスター版では原画を紛失していたために完全新規作画が用意され、更なる演出のパワーアップにより視聴者の度肝を抜いた。

因みにストライクの方は後に修理され、キラに代わりパイロットに名乗りを上げたヒロインの一人のカガリ……
……ではなく、主人公の兄貴分的キャラであるムウが受け継ぐ事となった。
後にカガリはストライクのコピー機体であるストライクルージュに乗る事になる。キラもフリーダム大破後に一時的にルージュを借用したりしている。
ちなみにルージュは初期案ではSEEDに昼ドラ的ドロドロ愛憎劇を持ち込んだ悪女的ヒロインフレイが乗る予定だったとされる。

DESTINYではフリーダムが大破後、一時的にルージュを借用し、ストライクフリーダムへと乗り換えた。
なおDESTINYのキラが「主人公」かどうかは非常に議論の余地のある話なのでここでは深くは触れないでおく。

その後FREEDOMで明確に主役に舞い戻った際(元々主役乗っ取ってただろとはいわないお約束)は更にライジングフリーダムへと乗り換え、その後はストライクフリーダムガンダム弐式へと乗り換える(マイティーストライクフリーダムガンダムはプラウドディフェンダーとの合体による強化なので主人公機強化に該当)。あまりにも予想外の追加兵装に視聴者は2度ビックリすることになる。
ただし「ラクスのプロフィールにとんでもない追記がかかった」「やっとキラは『最も言わないといけなかったこと』をラクスに自分から言う」というさらなる驚きが待っていたのだが。


インパルスガンダムデスティニーガンダムイモータルジャスティスガンダムデスティニーガンダムSpecⅡ

↑の続編である「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」より。
敵軍の地上本部に立てこもった軍産複合体ロゴスの首領ロード・ジブリールを逮捕すべく行われた作戦の直前、
主人公シン・アスカは自国の国家元首ギルバート・デュランダル議長に呼び出され、彼から与えられるという形で乗り換える。
その関係で、ここ最近のガンダムとしては珍しい一機目が破損する前に乗り換えた例である。
しかし主人公の乗り換えというロボアニメの一大イベントでありながら、初任務を少々後味の悪いもので飾る*1

初出撃はこんな調子であったが、その後の2回目の出撃では敵基地からワラワラと湧いて出た大量の巨大MSデストロイを相手に無双し、
前に遭遇した際には様々な要因で苦労させられたそれを、今度は瞬く間に次々と撃破して行くという目覚ましい活躍を果たす。

なお残ったインパルス、即ち前主人公機はヒロインが受け継ぐ事になるが、
前主人公機をヒロインが受け継いだ例は、意外にもガンダムシリーズ26年目にしてこれが初*2

その一方で前作主人公キラは破壊されたフリーダムガンダムから、これまたラクスに後継機であるストライクフリーダムガンダムを与えられ、
挿入曲を背に無双するという主役乗り換え優遇っぷりを見せつけた。

そして公開された劇場版。
20年待ったSEEDファンを待っていたのは大方の予想に反してシンが乗っていたイモータルジャスティス、ちゃんと上官と部下の関係を築けているキラとシン、さっそく笑いを取りに来たアスランであった。
映画中盤、ジャスティスが大破し「アスランの機体(=ジャスティス系の機体)だから負けた」とまでのたまうシンに提供されたのはなんとモルゲンレーテ社がこっそり回収してこっそり修理していたデスティニー。
イマイチ決まっていない悪人面*3で受け取り、さっそくこれに乗り換えたシンはなんと1v4の1に*4なったにもかかわらず圧倒的なワンサイドゲームを披露。
むしろデュランダルはこのデストロイガンダムよりよっぽど両陣営の戦力バランスがメチャクチャになりそうなMSを対連合戦争に使おうとしていたのではないか?という点に視聴者は恐怖すると共に、メンタルやらなんやらが万全だったらむしろものすごくシン向きのMSだったこと、そしてこれをしっかり乗りこなしてほぼノーダメでの敵戦力撃滅を達成したシンに惜しみない拍手が送られた。


ガンダムエクシア(→ガンダムエクシアリペア)→ダブルオーガンダム(→ダブルオーライザー)→ガンダムエクシアリペアⅡ→ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク型(/ユニオンフラッグオービットパッケージ)→ダブルオークアンタ

機動戦士ガンダム00」より。
一期のラストでエクシアは大破、パイロットの刹那・F・セイエイも消息不明となるも、
二期の冒頭で刹那が自ら応急修理したガンダムエクシアリペアに乗り再登場*5
その後刹那はパーツの一部を継承したダブルオーガンダムに乗り換え、エクシアは味方組織に回収される。
ダブルオーガンダムは支援機オーライザーとの合体機構を持ち、中盤に合体形態ダブルオーライザーとしてパワーアップを果たす。
そして迎えた二期の最終決戦にて、ダブルオーライザーを失った刹那の下に完全に修復されたガンダムエクシア(エクシアリペアⅡ)が届けられ、
エクシアでラスボスであるリボンズ・アルマークの下へ向かう
久しく見なかった主役機出戻り
劇場版では修復・改装されたダブルオーライザーに再び搭乗(冒頭の任務では専用のフラッグを使用)。
さらにその後ダブルオークアンタに乗り換え最終決戦へと赴くことになる。
クアンタはエクシア寄りの見た目で作られており、実質的に三度も出戻りしている。


ガンダムAGE-1ガンダムAGE-2

機動戦士ガンダムAGE」より。
第1部主人公フリット・アスノの愛機のガンダムAGE-1を受け継いだ第2部主人公アセム・アスノだったが、
途中から専用機のガンダムAGE-2に乗り換える。
ガンダムシリーズで、『前主人公の機体を新主人公が使用する』のはガンダムΖΖ以来だが、これを1作品内で行ったのは本作が初。
尚、ガンダムAGE-1はフリットが再び使用するようになり、気が付けば三世代編までずっとAGE-1に乗ることになった。*6


ガンダムAGE-3ガンダムAGE-FX

同じく、「機動戦士ガンダムAGE」より。
正確には大破したAGE-3を改修した改造・発展機だが一応記載。
第3部主人公キオ・アスノは祖父フリットの開発したガンダムAGE-3を愛機としていたが、キオ編の後半でパイロットのキオが持つXラウンダー能力が成長したせいで機体が追従出来なくなり、ヴェイガンガンダムレギルスに完膚なきまでに破壊された。その後、彼のXラウンダー能力に合わせたガンダムAGE-FXへと生まれ変わり、搭乗する事となる。


ガンダム・エアリアル(改修型)→ガンダム・キャリバーン

機動戦士ガンダム 水星の魔女」より。
主人公スレッタ・マーキュリーにとって、愛機のガンダム・エアリアルは幼少期の頃から共に過ごしてきた“家族”であったが、悲願の成就の為にエアリアルを必要とする母親プロスペラや、それらにスレッタを関わらせたくない婚約者ミオリネ、そしてエアリアル自身が結託し、決闘に敗北させられた事で自らのMSを奪われてしまう。
自分のMSに捨てられるパイロットって…*7
その後、プロスペラとエアリアルの世界を巻きこんだ計画を知ったスレッタは二人を止めるために、封印されていた欠陥機、ガンダム・キャリバーンに搭乗する事となった。
ついでに今回はガンダムシリーズの元祖乗り換え・『Ζ』のアイキャッチ再現があった

ガンダムW以来となる、元々の主人公機がラスボス機と化し、主人公が新主人公機に乗り換えるパターン。


ジムジム・スナイパーⅡ

小説版「機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…」より。
主人公達「ホワイト・ディンゴ隊」はガンダムゲームにしては珍しく初期登場MSがジムであり、最後に与えられたのも高性能ながら量産機であり、その渋さが未だに人気である。
ゲームでは間に量産型ガンキャノンを挟むこともあるが、小説版においては近代化改修をしながらもずっとジムで戦い抜いており、またジムスナイパーⅡも今まで冷酷だと思っていた司令官の「生き延びろ」という激励と共に届けられた事もあってとても印象深い。

ちなみに量産機を近代化改修し使い続け、最終的に高級量産機に乗り換えるという意味ではボッシュ・ウェラーも該当する。
だが最後に彼は悪魔の力とすら呼んだガンダムに乗ることとなる。



スーパー戦隊シリーズ

作劇上の都合なのか、これ系の展開では比較的「前半期の機体に戻ってくる」展開をやることが多め。
ハザード星が選ばれちゃった理由が判明した回のRVロボとか、最終回のマックスビクトリーロボ*8とか。

◆無敵将軍→隠大将軍

スーパー戦隊シリーズ第18作「忍者戦隊カクレンジャー」より。
主人公ニンジャレッド/サスケらがそれぞれの旅で手に入れた忍之巻と隠流超忍獣の術により隠大将軍を召還・合体。
無敵将軍はこれに伴い自らの意志で活動。自ら「無敵将軍、参上!」と名乗りを上げカクレンジャーを手助けすることになる。
厳密にはこれらと支援メカ・ツバサマルら三神将はロボではなく元・人間なのだが、一応記載しておく。


オーレンジャーロボオーブロッカー

スーパー戦隊シリーズ第19作「超力戦隊オーレンジャー」より。
国際空軍の三浦参謀長がこんなこともあろうかとと言わんばかりに開発した新兵器・ブロッカーロボがオーブロッカーに超重合体。
オーレッド/星野吾郎らはオーレンジャーロボに代わりオーブロッカーでマシン帝国バラノイアと戦った。
なお、ブロッカーロボ初登場回はオーレンジャーロボはまったく無傷の状態でこれらのロボに活躍の場を譲っている。
レッドパンチャー初登場回で盛大に破壊された反動だろうか?


RVロボVRVロボ

スーパー戦隊シリーズ第20作「激走戦隊カーレンジャー」より。
宇宙暴走族ボーゾックを乗っ取ったリッチハイカー教授がガイナモがこっそり溜めていたゾンネットちゃんとの結婚資金を無理矢理はたいて造り上げた怪獣ロボ・ブレーキングにより
RVロボを強奪されたレッドレーサー/陣内恭介らは胡散臭いを通り越して怪しい男宇宙の一匹狼・VRVマスターから
「絶対に勝つことを約束されたレンジャービークル」VRVマシンを得て、翌話で特訓の末VRVロボに合体。ブレーキングに勝利した。
なお、RVロボはVRVロボデビュー回の翌話でオイキムチ求めて韓国へのタクシー代わりにされるが、レッドレーサーのハッスルによって奪回されている。
まあカーレンジャーにはよくあること。


ギャラクシーメガメガボイジャー

スーパー戦隊シリーズ第21作「電磁戦隊メガレンジャー」より。
追加戦士であるメガシルバー/早川裕作が主人公メガレッド/伊達健太らのためにメガボイジャーを開発。
マッドギレールの猛攻で破壊寸前だったギャラクシーメガに代わり、健太らはメガボイジャーを愛機として邪電王国ネジレジアと戦った。

ビクトリーロボビクトリーマーズ

スーパー戦隊シリーズ第23作「救急戦隊ゴーゴーファイブ」より。
グランドクロスの発生による災魔一族の脅威が現実化した事で、巽モンド博士が世界中の科学者・研究所からの技術支援を受けて開発した万能マシン。

ガオキングガオイカロス

スーパー戦隊シリーズ第25作「百獣戦隊ガオレンジャー」より。
ガオファルコン、ガオジュラフ、ガオディアス、ガオライノス、ガオアルマジロの5体のパワーアニマルが合体することで誕生する「天空の精霊王」。
ちなみに、ガオファルコンにガオバイソン(とガオウルフ&ガオハンマーヘッド)と合体した「ガオイカロスアナザーフッド&アーム」、同じくガオライオン、ガオシャーク、ガオタイガーと合体した「ガオケンタウロス」など、ガオキングを構成するパワーアニマルと合体した派生形態も存在する。
パワーアニマルはメカではなく生命体ではあるが一応記載。


マジキングマジレジェンド

スーパー戦隊シリーズ第29作「魔法戦隊マジレンジャー」より。
圧倒的な破壊力で暴れ回る冥機ゴーレムを止めるため、リスク覚悟でレジェンドパワーを行使した小津兄弟もといマジレンジャーが変身する。
なお、マジキングおよびマジレジェンドはマジレンジャー本人が変身・巨大化し、合体を行なっているため、厳密には「形態変化」であり主人公機乗り換えではないが便宜上記載。
なお、マジレジェンドの戦績は…お察しください。


ゲキトージャゲキファイヤー

スーパー戦隊シリーズ第31作「獣拳戦隊ゲキレンジャー」より。
激気を上回る過激気に目覚めたゲキレッド/漢堂ジャンらがゲキワザ・倍々分身拳でスーパーゲキビーストを召還。
「力」を司る獣拳巨人ゲキファイヤーに合体し臨獣殿の拳士と戦っていく。
「技」を司るゲキトージャはゲキブルー/深見レツの兄であるゲキバイオレット/深見ゴウの愛機ゲキトージャウルフとなりゲキファイヤーと共に戦った。
ロボットアニメでは「それまでの主人公機はヒロインや仲間が乗る」というパターンが、ある意味実写特撮でも実現したものといえる。
こちらも、厳密にはメカではなくゲキビーストという気の塊なのだが一応記載しておく。


◆シュリケンジン&バイソンキング→ゲキアツダイオー

スーパー戦隊シリーズ第39作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」より。
牙鬼軍団の小姓である十六夜九衛門が作り出したカラクリキュウビにより覇王シュリケンジンが破壊された後、
アカニンジャー/伊賀崎天晴らはモモニンジャー/百地霞の提案で新たなオトモ忍を急ピッチで製作。
そこにキニンジャー/松尾凪が編み出した憑依合体の術で天晴らが一体化してゲキアツダイオーが誕生、シュリケンジンに代わる巨大戦の要となった。
話によってはシュリケンジンやそれらを構成するオトモ忍に乗ることがあるものの、ラスボスである牙鬼幻月を倒したのは天晴らが自力で生み出したゲキアツダイオーであった。

その他アニメ・漫画・特撮(順不同)

ジャンボーグAジャンボーグ9

ジャンボーグA」より。実写特撮ながら、アニメに先駆けての乗り換えの元祖。
強敵にジャンセスナ/ジャンボーグAを破壊されてもへこたれない立花ナオキの勇気に感動したエメラルド星人がジャンカー/ジャンボーグ9を与えた。
地上戦に秀でているが空を飛べないため、ジャンボーグA復帰後は機体を使い分けて戦う。


ゲッターロボゲッターロボG

ゲッターロボシリーズより。
ゲッターロボ」からレギュラーを続投して新番組「ゲッターロボG」に移行するにあたり、よりパワーアップした機体に乗り換えとなった。
三号機も巴武蔵が特攻死(媒体によって死因は異なる)したため、車弁慶に交代する形になっている。
また原作者による漫画やそれを元にしたドラマCDなどでは、敵に強奪されたゲッターロボGを食い止めるべく、主人公達が旧ゲッターロボで立ち向かうという、新旧主人公機対決をメインとしたエピソードが描かれているのも特筆するべき点か。

漫画版やOVA版、ゲームスーパーロボット大戦シリーズ」などでは更なる新機体「真ゲッターロボ」が登場している。


◆ザブングル→ウォーカーギャリア

戦闘メカ ザブングル」より。同一番組内で乗り換えしたのはこれが初。
「乗り換えても番組タイトルは変わらない」を定着させたのもこれ。
一応、ウォーカーギャリアも「ザブングル・タイプ」のウォーカーマシンという設定がなされてはいる。


ダンバインビルバイン

聖戦士ダンバイン」より。
ナの国の王女シーラ・ラパーナよりビルバインを賜り、以降はそれに主人公のショウ・ザマが、ダンバインにマーベル・フローズンが乗るようになった。
これも、「主人公が番組名と違うロボットに乗る」「それまでの主人公機はヒロインが乗る」の典型である。


エルガイム→エルガイムMk-Ⅱ→エルガイム

重戦機エルガイム」より。
敵方の試作HMであるアモンデュール・スタックを技術者ごと引き込んでかっぱらい、壊れた頭部をブラッド・テンプルのもので補完したり改修を加えたのがエルガイムMk-Ⅱ。
しかしスタックは技術的にこそエルガイムの孫に近い*9が直接的に縁があるわけではなく、状況としては「偶然入手できた強力な機体を後付けで『エルガイムMk-Ⅱ』にして戦力として乗り換えた」という、なかなか突飛な形である。
改修によって名前や見た目以外にもエルガイムの後継らしい要素*10が追加されてはいる。
旧エルガイムはダバ・マイロードに代わってヒロインであるファンネリア・アムが乗るようになる。
しかし、最終話では大破したMk-Ⅱからエルガイムに出戻ることになる。前述のガンダム00の事例に通じる展開である。
何よりの特徴は前述のように、番組名自体は変わらないまでもアイキャッチのロゴが「L GAIM MARK-2」となり、後期主題歌にも「Say Mark 2」というフレーズがある、と本編以外のパートでもMk-Ⅱが推される点だろう。

◆レイズナー→ニューレイズナー

蒼き流星SPTレイズナー』より。
ル・カインの駆るザカールに完敗しほぼ大破したエイジのレイズナーに代わって用意された地球製の複製機への乗り換え。出力向上も加えられており、ザカールとも互角に戦える。
TV本編では打ち切りにより乗り換えの経緯がカットされてしまい、外見があまり変わらないこともあって「ザカールに一方的にやられたと思ったら、次の最終回でなぜか復活して互角に戦っている」ように見えてしまっていた。この点はOVAで補完されている。
初期構想では再現仕切れなかったレイズナーを工夫で補った地球製マルチフォームの「レイズナーMk-Ⅱ」の登場が予定されていた。こちらは『新スーパーロボット大戦』でレイズナーの発展機として日の目を見た。

マジンガーZマジンカイザー

マジンガーシリーズより。
スーパーロボット大戦シリーズから追加された、主人公である兜甲児の乗り換えである。
原作でも準主人公として活躍した「UFOロボ グレンダイザー」にてTFOやダブルスペイザーに乗り換えたり、
グレートマジンガーボスボロットに一時的に登場したりはしているが、
「甲児の駆るマジンガーZの後継機」たるマジンカイザーはスパロボで初めて確立されたもの。
初登場のスパロボF完結編ではマジンガーZと同一機体という設定だったが、αシリーズ以降は別個の機体という設定で確定。
後にダイナミックプロ公式にも逆輸入された。

なお上述の通り、マジンガーシリーズは元々主人公機乗り換えという概念の存在しない作品であった。
その為にロボットアニメと密接な関係にあるゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」の初期作品では、
御三家と呼ばれるメイン作品、マジンガーシリーズ、ゲッターロボシリーズ、機動戦士ガンダムシリーズのうち、
マジンガーシリーズのみに他の二作品との性能などの面において作中での大きな格差が生じてしまう事態が発生し、事態解決の為に様々な手段がとられていた。
マジンカイザーもその流れの中で誕生した機体である*11


◆タイムメカブトン→タイムドタバッタン

タイムボカンシリーズ第1作「タイムボカン」より。
中盤で木江田博士が昆虫人のタイムマシンであるドタバッタンで帰還し、新造したクワガッタンを加えた3機をドタバッタンを中心に使い分けるようになった。
わざわざ新しく作ったクワガッタンが一番影が薄いのはご愛敬


◆ヤッターワン→ヤッターキング→ヤッターゾウ

タイムボカンシリーズ第2作「ヤッターマン」より。
当初は陸戦用のヤッターワン、空戦用のヤッターペリカン、海戦用のヤッターアンコウの3機を併用していたが、
ヤッターワンが大破した際に大改修*12の末に大型母艦メカであるヤッターキングへと強化された。
終盤にはさらに飛行能力をも備えたヤッターゾウが登場し、再度主役機の交代が行われた。でもOPは引き続き「ヤッターキング」。
2008年版ではヤッターキングはヤッターワンの純粋な強化形態として登場し、母艦はヤッタージンベイ、ヤッタードラゴンが担った。


◆ゼンダライオン→ゼンダゴリラ

タイムボカンシリーズ第3作「ゼンダマン」より。
移動手段を兼ねる機関車型ロボットのゼンダライオンだが、戦闘に興味がないというロボットものの主役としては根本的な矛盾を抱えていた。
それに手を焼いたゼンダマンが純戦闘用のメカとしてゼンダゴリラを制作し、ゼンダライオンは移動手段と戦闘用リングの設置、それと歌に専念するようになった。


◆逆転王→三冠王

タイムボカンシリーズ第6作「逆転イッパツマン」より。
クリーン三悪トリオと隠球四郎の策略でイッパツマン共々倒されたトッキュウザウルス/逆転王に代わり、後半の主役ロボを務めた。
トッキュウマンモスのリリーフカーが分離した後残りの部分が変形、豪速九自身が変身する新イッパツマンが操縦する弾丸ブースター号が頭部となり完成。
胸部の機関銃部にはヒロインの放夢ランと従弟のハル坊が操縦し、豪と共に戦う。
何気に放送時期はザブングルと同時期だったりする。
なお、この乗り換えは当初からの既定路線だったらしく、トッキュウザウルスのテーマ曲では「恐竜マシンだパオパオー」なんて歌っている。


マイトガイン→マイトカイザー

勇者特急マイトガイン」より。勇者シリーズ定番の二号ロボ。
勇者シリーズでは珍しく、主人公機交代の発展型を取っている。
マイトガイン強化計画は初登場回より前から示唆されていたが、雷張ジョーとの戦いで合体要員のロコモライザー大破された翌話、
飛龍に追い詰められたマイトウイングの窮地に都合良く完成した出来立てホッカホカの新型機・マイトカイザーに乗り換え。
マイトカイザーが超AIを持たないため、主人公である旋風寺舞人の乗機となり、マイトガインは自律して合体するようになった。
しかし両機が揃って出撃して合体するまでがテンプレで、舞人は時々マイトガインにも搭乗するし、グレート合体前の戦闘自体が前座扱いとなっているためマイトカイザーの活躍は少ない。
尚、マイトカイザーの投入は旋風寺コンツェルンの経営戦略だったらしい。このアニメでしかできない表現である。
恐らく唯一の「強化合体用パーツを人型ロボットに改修」した事で誕生した乗り換え機体。


◆火炎合体ファイヤーダグオン→剛力合体パワーダグオン

勇者指令ダグオン」より。こちらも勇者シリーズ定番の二号ロボに該当される。
主人公のファイヤーエン/大堂寺炎は、地球寒冷化を引き起こすアーク城に合体要員の巨大メカ・ファイヤージャンボを特攻させ、敵の企みを辛くも阻止する。
しかしファイヤージャンボは大破した上にアーク城諸共海の底へ沈み、強化形態であるファイヤーダグオンへと合体できなくなってしまった。
翌話で早速苦戦したため、新たな合体要員の巨大メカ・ファイヤーショベルが与えられ、新しい強化形態パワーダグオンが誕生。
以降エンはパワーダグオンによる戦闘がメインとなる。
38話「復活の白い翼」にてファイヤージャンボが修復され、その回はファイヤーダグオンになって戦ったものの、39話以降は再びパワーダグオンに合体して戦っている。
なお、ファイヤーダグオンとパワーダグオンは超火炎合体することで最終形態スーパーファイヤーダグオンとなるが、
スポンサーの「最低3回出してね」という要望を本当に字面通り解釈したため、あまりにもイレギュラーな合体であるという理由により、たったの3回しか出番がない
命を削って桁違いのパワーを出せるというハイリスク・ハイリターンな設定なので強さ自体はお世辞抜きで作中最強と言ってよく、ラスボスに匹敵する強敵を一撃で葬っているため、面目は十分に保たれている。


ガオガイガーガオファイガージェネシックガオガイガー→ガオファイガー(プロトタイプ)→ガオガイガー→ファイナル・ガオガイガー

勇者王ガオガイガー」TVシリーズと続編のOVA「FINAL」、更に続編小説「覇界王」より。
まず前提として、地球へ飛来した謎のメカ・ギャレオンに入っていた「ギャレオンをコアとする合体ロボ」のデータを基に地球の技術で可能な限り再現し、ギャレオンから齎されたGストーンを用いたサイボーグ獅子王凱という要素も加えて誕生したのがガオガイガーである。
しかしTV版の後、ギャレオンが天海護と共に宇宙に旅立ったため、それまでの戦いで培った技術から「純地球産のガオガイガー」であるガオファイガーが生産され、OVAの前期主人公機となる。
そしてOVA中盤で「データの大本となったオリジナルのガオガイガー」であるジェネシックガオガイガーに乗り換える。
グレート合体を用いなかった本作ならではの分かりやすいパワーアップだった。
その後「覇界王」では、プロトタイプのガオファーを用いたガオファイガー→過去から時間移動してきた初代ガオガイガー→ジェネシックを改修したファイナル・ガオガイガーと乗り換えており、実質的に同じ機体に2度ずつ乗り換えを繰り返している


◆アベンジャー→アナイアレイター

小説版「アーマードコア マスターオブアリーナ」より。
主人公が宿敵ナインボールにより撃墜されるも、新型AC開発者より譲渡された。
強力なキャノンや、かのKARASAWAの装備などにより火力が大幅に強化されている。
なお、ゲーム本編でこの機体を再現すると重量過多となり出撃不能となってしまう。
小説においては開発者によるカスタムが成されており、この点を克服しているとのこと。


スコープドッグRM→スコープドッグ複数→スコープドッグRSC→スコープドッグ→マーシィドッグ複数→スコープドッグⅡ→ファッティー→ツヴァーク→ラビドリードッグ

装甲騎兵ボトムズ」より。
同作はSFとしてはフィクション性が高い一方、劇中のロボット兵器アーマードトルーパー(AT)に関しては「兵器としてのリアリティ」を追求しており、主人公のキリコ・キュービィーが駆るのも 大量生産された中の一機とそのカスタムでしかない 。そのためキリコは乗機を大破させられては乗り換えることを繰り返す、という異色の展開が終盤まで貫かれ、劇中で確認できるだけでも10機程のドッグ系ATを乗り潰している。
本編に限れば実質専用機のラビドリードッグですら「高性能機の量産ダウングレード試作機(のコピー)」でしかない。「作中世界に1~数機しかないAT」に乗るのはイプシロン等ライバルキャラの役目。
ちなみにキリコがドッグ系を好むのは乗り慣れているからであり、無いなら他のATでも使う。サンサではバララント軍のファッティーを、クエントでは秘密結社のツヴァークを奪って乗り回している。

上記はTV版本編の話であり、外伝や続編も含めると更に増え、そして毎回最後は大破する。


無頼(ゼロ専用機)ガウェイン→無頼(ゼロ専用機)→蜃気楼→月虹影

コードギアス 反逆のルルーシュ」及びその続編「コードギアス 反逆のルルーシュR2」、コードギアス 復活のルルーシュより。
主人公ルルーシュ・ランペルージと彼が扮するゼロの乗機。
厳密には「ルルーシュ」専用機だったのは(R2終盤の)蜃気楼のみであるが、ルルーシュとゼロは同一人物なので視聴者的にはどちらも同じである。
度々敵軍"ブリタニア軍"の量産機サザーランドを強奪して乗機としており、
これを含めると一機目の前と二機目の後にサザーランドが加わるが、『専用機』として搭乗したのは上記の三種。
『ゼロ専用無頼』は便宜上「一機目」としているが、 ほぼ出撃の度に、実に4回に渡って大破している。
大破の度に修理しているのか予備機の投入、或いは別の機体をゼロ専用仕様に改造しているのかは不明だが、もし後者であれば乗機の変遷は

◆ゼロ専用無頼→ゼロ専用無頼(2機目)→ゼロ専用無頼(3機目)→ガウェイン→ゼロ専用無頼(4機目)→蜃気楼→真母衣波零式→月虹影

という事になる。
またロボットではないので省略しているが上記以外にも戦艦斑鳩の指揮官*13も務めている。

一機目の無頼は一期11話のナリタ連山での戦闘にて、宿敵コーネリアグロースターをあと一歩まで追い詰めるも、
もう一人の宿敵にしてもう一人の主人公たる枢木スザクの乗るランスロットに乱入され、撤退しようとするもも叶わず撃破された。
二機目は続く13話、またもやスザクによって撃破され大破、この時脱出装置の起動によってルルーシュは助かるものの衝撃で気絶してしまい、
それが為に多くの人間の運命を変える出来事を誘発する。
三機目の初出撃は特に戦闘を行わなかった事もあり、初めて出撃後も大破せずに生還するも18話にて、
今度は敵の浮遊艦アヴァロンの乱入とその砲撃により大破する。
その後、ブリタニア軍の試作機"ガウェイン"を逃走の為に強奪、そのまま専用機とする*14
当時の他のKMFには真似できなかった空中浮遊と圧倒的攻撃力を持つハドロン砲による砲撃により、
主にブリタニア軍の航空戦力を相手に無頼に乗っていた頃が嘘の様に大活躍した。
しかし復活したオレンジ君の乗る巨大機ジークフリートと刺し違える形で海中へと沈んで行った*15
R2にて、4機目の無頼は主にヒロインであるC.C.が搭乗しており、ルルーシュの搭乗は一時的なものに留まった。
最終的に処刑されようとする黒の騎士団の仲間を救うために KMF用シールドでスケボーをやった 後に、
ロロを仲間に引き入れる為の布石として破壊させられた。
R2の中盤から最後まで愛機となった蜃気楼は二期11話にて初登場。
その際には圧倒的防御力と広範囲の殲滅力によって黒の騎士団の窮地を救う活躍を見せた。
最終的に天空要塞ダモクレス戦でトリスタンが投げたエクスカリバーが直撃し中破。ルルーシュは脱出し蜃気楼はその場にポイ捨てされそのまま喪失というイマイチ締まらない最期を迎えた。
「復活」では文字通り復活後に真母衣波零式に搭乗後、月虹影に搭乗したが前者は非専用機、後者は未完成であったことやルルーシュが指揮や敵ギアスの解明を優先していたこともあり戦闘面ではあまり活躍はしていない。
特殊な例だがスーパーロボット大戦30では月虹影の代わりに半スパロボオリジナル機体として完成形の月虹影帥が用意され、こちらに搭乗することになる。

上記の通りルルーシュはロボアニメの主人公にしては被撃墜回数が非常に多く、このために彼の操縦技能は著しく低いと思われがちだが、
無頼を撃墜した相手は常により高性能な機体に乗ったブリタニア軍屈指のエースパイロットだった 事、
モブパイロットがランスロットを前に一瞬で撃破されて行く中、彼だけはランスロットの初撃を防いで見せ
しかも スザクの甘さに助けられた面もあるとはいえ、そのまま無事に逃げおおせた 事、
KMFで直径2メートルの巨大ピザの生地を回したりスケボーをやったりした 事等を考えると、
ルルーシュの操縦技能は決して低くはなく、『一般兵よりは高いが作中トップレベルには及ばない』といった評価が適切。


ランスロット・コンクエスターランスロット・アルビオン→真母衣波壱式→ランスロットsiN

コードギアス 反逆のルルーシュR2」より。厳密には主人公機ではないという見方もあるが一先ずここに掲載。
主人公、ないしもう一人の主人公枢木スザクの乗機。
ランスロット・コンクエスター自体が前作で搭乗していたランスロットの強化機であるため、前作も含めればこれも主人公機強化からの乗り換えに該当する。
ヒロインの一人紅月カレンが操る、本来であれば自分が乗る筈だった紅蓮聖天八極式にコンクエスターを破壊された後、
新造された(されていた)ランスロット・アルビオンに乗り換え、神聖ブリタニア帝国の力の象徴として暴れ回る。
第九世代という従来のKMFを全て過去の遺物とせしめる異次元レベルの高性能機であり、
初出撃にてそれまでブリタニア最強と謳われていたビスマルクを含む、ナイトオブラウンズ*16四名を瞬殺する活躍を見せた。
ここまでやってなお、 性能では紅蓮聖天八極式に劣っている というのだから聖天八極式の凄まじさがうかがえる。
「復活」ではゼロとして真母衣波壱式に搭乗した。しかし海外派遣時という状況のため武装や装備の大半を制限されている状況で襲撃を受けトラップに嵌められて大破してしまう。
本編での活躍は噛ませに近いが、「シャムナの予言したトラップに嵌められる」=「シャムナのギアスが発動している可能性が高い」ということであり、
内蔵火器使用不可+飛行不可+儀礼剣のみ+砂漠地帯+単騎の状況でスザクが1回以上勝利している可能性が示唆されている。
ルルーシュが「復活」した後は専用機のランスロットsiNに搭乗しこちらは圧倒的な強さで活躍した。


VF-1J→VF-1S

超時空要塞マクロス」より。VF-1Sは統合戦争時代からのトップエースにしてスカル隊隊長(通称スカル・リーダー)のロイ・フォッカーの愛機。ロイ・フォッカースペシャルとも呼ばれる。
太平洋上でのゼントラーディの女性空挺部隊との戦闘でフォッカーは戦死し、彼の後輩の一条輝に機体が引き継がれた。それと同時に輝はスカル隊の隊長に昇格し、スカル・リーダーの名を受け継ぐこととなる。


VF-31J→VF-31F

マクロスΔ」より。VF-31Jは主人公のハヤテ・インメルマン、VF-31FはΔ小隊のエースのメッサー・イーレフェルトの乗機。第10話『閃光のAXIA』でメッサーは壮絶な戦死を遂げるが、機体は回収・修理されて保管されていた。その後、第13話『激情 ダイビング』にて、新統合軍が設置した反応弾の爆発に呑み込まれ、VF-31Jは完全に消失してしまう。31Jを失ったハヤテは31Fに搭乗して出撃し、初回の戦闘ではメッサーにトドメを刺した"白騎士"'ことキース・エアロ・ウィンダミアの駆るSv-262Hsを撃墜した。


ARX-7 アーバレストRk-92 サベージ(クロスボウ)ARX-8 レーバテイン

フルメタル・パニック!」より。
レナードPlan-1055 ベリアルとの戦闘で主人公である相良宗介の相棒だったアーバレストが大破してしまう。
部隊ごと壊滅したため中東に退避することになった宗介が諸々の事情から新たに乗り込んだのがクロスボウと名付けられたRk-92 サベージのカスタム型であった。宗介が乗り込んでからは彼の要望でカラーリングがアーバレストのものになっている。
性能的には多少OSの良い旧式だが宗介の技量も相俟って相当なジャイアントキリングを成し遂げる。しかし度重なる無理な戦闘で限界が訪れ、大破・機能停止することとなった。
その後宗介の元にレーバテインが届けられ、新たな乗機となった。
出力は凄まじいが、アーバレスト以上に様々な特殊機能が搭載されているせいで電子兵装が省略されていたり、稼働時間が短かったりするなどで、一部機能が弱体化しており、さらに扱いが難しくなっている。
宗介はこれら以外にも、一般型のRk-92 サベージなどの量産ASに乗り込んで戦うこともあった。


ファフナー・マークエルフ→グノーシスモデル→マークザイン→マークツヴァイ改 グリムリーパー→マークツェン改 アキレス→マークアレス

蒼穹のファフナー」より。主人公である真壁一騎はTV1期前半までは作中での標準機と言えるノートゥングモデルのマークエルフで戦っていたが、新国連人類軍に機体ごと捕らえられてしまいマークエルフのコアは人類軍の新型であるザルヴァートルモデル・マークザインへと移植された。
その後モルドバ基地がイドゥンの襲撃に遭った際、乗機が二重の意味で失われているため量産機であるグノーシスモデルにひとまず搭乗する。

その後なんやかんやあって乗り込んだマークザインは、フェストゥムの接触でチートじみた強さへとパワーアップ。無印後半→「HAE」→「EXODUS」まで長きにわたり主人公機として活躍する。
しかし強化後のマークザインは、ノートゥングモデル以上にパイロットへの同化現象を加速させるというハイリスクハイリターンな機体であり、一騎はもはや限界ギリギリどころか限界を通り越す有様であった。

そのため、「BEYOND」では愛機マークザインを日野美羽に明け渡し、同化リスクを従来より低減した新たな主戦力であるエインヘリアルモデルの1機・グリムリーパーへと搭乗。
原型機はマークツヴァイなのだが、かつてのマークエルフは序盤に修理のため全面載せ替えを行った「実質マークツヴァイ」だったため、原点回帰的乗り換えの一種とも言える。
……しかし初戦でグリムリーパーを敵に奪い取られ、余っていたアキレスへとさらに乗り換える。
しかし、マレスペロ率いるベノンとの戦いが激化し、対抗手段として新たなザルヴァートルモデルの「建造」を余儀なくされる。
そうしてアキレスを素体とし、「フェストゥムを超える存在となった一騎の力で戦闘中に周囲の物質をごっそり吸収し『ザルヴァートル化』させる」という異様な方法で誕生したのがマークアレスであった。
BEYONDの一騎はそもそも主人公としての色が薄れているが、長期シリーズの完結編である1クール作品ながら2回も新規機体(既存機体の文字通りの使い回しだが)への乗り換えイベントが発生することとなった。


ゲッターロボ號ビィートT23真ゲッターロボ真ゲッターロボ タラク

漫画版「ゲッターロボ號」およびアニメ版「ゲッターロボアーク」より。
「號」主人公である一文字號は、当初神隼人がネイサーの橘博士の協力を得て開発したプラズマボムズ駆動のゲッターロボ號を操縦していたが、アラスカ戦線に向かう途中でゲッターは破損してしまう。
修理の間、號は陸戦用戦艦テキサスに搭載されていたビィート23に搭乗。
その後、修復改造されたゲッターに乗り換えるが、死闘の末に半年間の修理を余儀なくされ完全に戦線離脱となった。
恐竜帝国が再び活動開始した後は、流竜馬メシア・タイールと共に真ゲッターロボに搭乗。シベリア戦線で最終兵器デビラ・ムゥを女帝ジャテーゴらごと取り込んで火星へと旅立つ。
そして、アニメ版「アーク」第6話にてゲッターロボアークのいない早乙女研究所を襲撃したアンドロメダ流国の巨大インセクター軍団の前に號が駆る真ゲッターロボ タラクが出現。ストナーサンシャインで蹴散らした後世界各国を飛び回りインセクターを蹴散らしていった。


◆グゥエール→トイボックス→イカルガ

ナイツ&マジック」より。
主人公のエルことエルネスティ・エチェバリアは訓練機の幻晶騎士(シルエットナイト)グゥエールの操縦席に乗り込み、陸皇亀(ベヘモス)の脅威に怯えるディーことディートリッヒ・クーニッツを押しのけ魔導演算機(マギウスエンジン)を書き換えたことで性能を向上。陸皇亀を撃破した。
後に「銀鳳騎士団」団長に就任後、前世であるロボオタのプログラマーとしての知識をフル活用して模擬戦用の幻晶騎士トイボックスを開発。数々の失敗と幻晶騎士の開発を積み重ね続けた結果、ついにエルは念願の愛機・イカルガを完成させるのであった。
パイロット兼メカニックという特性から、急拵えでプログラムを改修→既存の機体を改修した新型→完全新規の専用機と、乗機に本人の手がどんどん深く入っていっているのが大きな特徴。


◆エリアル→Advanced ARIEL(AA)

小説『ARIEL』より。
ゲドー社の大攻勢によってエリアルが損傷し窮地に陥った時、救援に現れたのが、開発者の岸田博士自ら操縦する次世代型エリアル(通称AA)であった。
その後は旧エリアルのコンピューターを移植し、こちらを新たなエリアルとして運用する事になる。
ちなみに外観はあまり変わっていないが、性能は全般的に向上しているとのこと。


ライオットB→オルフェス(オデュッセア)

スーパーロボット大戦UX」より。
連邦軍の試作機ライオットBを受領して戦う主人公アニエス・ベルジュ(アーニー)。
本作の自軍オリジナル機体はこのライオットBの他に、後に主人公部隊となる傭兵団「UX」の隊長リチャード・クルーガーが駆る謎の機体オルフェス、ヒロインのサヤ・クルーガーが駆るそのサポート戦闘機ライラスが初期から登場する。
それがどうなるかと言うと、オルフェスの特殊能力である空間跳躍の負荷に対して、長年使っていたリチャードは序盤で限界を迎えてリタイアとなり、ライオットB自体は健在にもかかわらず、アーニーが代わってオルフェスに搭乗するようになるのである。
余ったライオットBはシステム上永久離脱となり、イベント演出でのみリチャードが使う。
また、後にライラスとの合体形態・オデュッセアの存在が判明するが、システム上では以降も分離状態がデフォルト扱いでオルフェスとしての存在感も残る。
事前情報ではこの展開を一切匂わせておらず、「『建前上の主人公機』から『仲間(師匠枠)が使っていた機体』に早々に乗り換え、それが実質的な主人公機に収まる」という展開となり、
オリジナル機体にサプライズはそれほど重視されないスパロボでは史上類を見ない事態となった。ロボもの全体で見ても稀に見るひっくり返し方である。
なお、スパロボは「主人公機乗り換えはお約束」概念をかなり重んじているシリーズであり、本作のように合体形態追加でパワーアップする例以外では、中盤に乗り換えイベントが入ってパワーアップすることがほとんどである。

◆シンカリオン E5はやぶさ→シンカリオン E5はやぶさMkII

新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION」より。
来たるべき「ヒトとキトラルザスの描く未来の創造」のために、「適合率100%以上の者が運転するシンカリオン」として、本来敵であるはずのドクター・イザの手によって密かに開発され、主人公の速杉ハヤトに託されたシンカリオン。
これまでのシンカリオンの総体集とも言えるほどの技術が使われており、E5はやぶさはおろか、全てのシンカリオンを凌駕する性能を持つ。
更に別のシンカリオンと合体する「オーバークロス合体」機能を搭載している*17
なお、シンカリオンを保有する超進化研究所のデータが何故キトラルザス産の当機体に使われていたかは、別のキトラルザスと人類側の「内通者」により密かにデータを横流しにされていたことが示唆されている。その結果、新たなる脅威が牙を向くことに…。







■余談

魔神英雄伝ワタル魔動王グランゾート、そして覇王大系リューナイトなどのファンタジー系のロボットアニメでは乗り換えではなく、主人公機がパワーアップして活躍する場合が多い。
作品によっては見た目が変化しないものの新たな技が付加されることもある。

ロボットではないが、シューティングゲーム『サンダーフォースⅤ』では中盤に自機の乗り換えが行われる。
空中で垂直飛行しつつ軸合わせから一気にコックピットを分離し新型機へと換装、そのまま宇宙に飛翔していくシーンは圧巻。

乗り換えが始まった当初はともかく、近年の乗り換えやパワーアップ描写は物語の盛り上げのためだけでなく、
トイやプラモデルといったグッズ展開のためという意味合いが非常に強くなってきているため、
仮にスタッフ側が乗り換えをさせる気がなくともスポンサー側から乗り換えを『強いられているんだ!』な場合もままある。
とはいえ、玩具事情を抜きにしても中盤のマンネリ感を打破するためには効果的であり、作劇的にありがたいイベントではある。
スーパー戦隊の追加戦士や仮面ライダー・ウルトラマンの新形態なども、これと同様の事情だろう。






追記、修正は、自機を乗り換えてからお願いします。

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最終更新:2025年04月12日 13:08

*1 『大雨の只中、デュランダル議長への不信感に耐えかねてMSを奪って脱走した元上司にして前作主人公の親友アスラン・ザラを追撃する』というもの。シンは引き留めようとするもアスランは反発、デュランダルへの不信を訴えシンにも離反を勧めるが、共に出撃した戦友レイ・ザ・バレル(彼はデュランダルに心酔している)は聞く耳を持たず、更にアスランの乗るMSにはメイリン・ホーク(ヒロインのルナマリアの妹)が同乗しているにもかかわらず撃墜命令を下されてしまう。メイリンだけでも降ろさせてほしいというアスランの頼みも聞き入れられず、結局アスランとレイの板挟みに遭ったシンは半ば自棄になりながらアスランとメイリンを撃墜するのだった。なお、乗機を撃墜されながらも二人は生きていたが、シンらがそれを知るのはかなり後になってからであるため、状況的に仕方がないとはいえ「戦友とその妹を殺したシンと、戦友に妹を殺されたルナマリア」はしばらくの間沈鬱な気分で過ごす事となった。

*2 『前作の主人公機』を含めればΖガンダムを受け継いだΖΖのヒロイン・ルーが初という事になる

*3 デスティニーが戻ってきたことで微笑んでいるつもりではないか、とする説もある。

*4 しかも武装はともかく根幹の部分の性能については対戦相手のルドラ以下…つまり自分より性能が高い機体を4機分相手することである。さらに片手間でルナマリアのエネルギーチャージしながら

*5 あくまで「応急修理しつつエクシアに乗り続けている」なので厳密には乗り換えではない

*6 ただ、三世代編では流石に世代が進んだ関係で旧式化していった事もあってか、追加装甲を施してフルアーマーガンダムとも言うべきAGE-1グランサに改修している。

*7 補足しておくとエアリアルやプロスペラもスレッタを自分らの目的に巻き込みたくないという考えであり、決して単純に利用価値が無くなったので見捨てた訳では無い

*8 厳密には1話から使っていた55マシンではなく、別個に新しく作ったもの

*9 B級HMディザードをベースにしており、そのディザードがエルガイムのコピー機であるため。

*10 エルガイムを含むヤーマン系HMの特徴ながら未実装だったスパイラルフローを実装した他、損壊したエルガイムからパーツを数点パクって組み込んでいる。

*11 なお当時から甲児が新たなマジンガーに乗り換える続編の企画は存在していたのだが、様々な事情から没になり「UFOロボ グレンダイザー」が製作されたという経緯もある

*12 機体サイズが大幅に巨大化しており実際にはほとんど新規建造

*13 ルルーシュ自身が出撃したりなどでブリッジにいないことが多かったので艦長職の人物は別にいるが、ブリッジにルルーシュがいるときは実質的にルルーシュが艦長ポジションとなっている

*14 劇場版「叛道」では『別の地域で運用されていたのを中華連邦が強奪、更にそれがラクシャータ経由で黒の騎士団に持ち込まれた』という形に変更されている

*15 なおガウェインは複座であり、操縦は主にC.Cが担当していた。最後にジークフリートと相討ちになった際はルルーシュはガウェインから降りている

*16 神聖ブリタニア帝国屈指のエースパイロット達の総称。一人一人に自分に合った高性能ワンオフ機が与えられている

*17 合体・分離機構があるだけならシンカリオントリニティ、E5はやぶさ無印自体などクロス合体・リンク合体機能として存在したが、「合体相手不問、適合率などのズレがあっても合体可能」「作中設定でも余剰パーツを出さない。完全に合体する」オーバークロス合体に対応しているのはこの時点では唯一(後にN700Sのぞみとして超進化研究所側のシンカリオンでもロールアウト)。