危険物取扱者

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危険物取扱者」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/05/02(水) 00:16:53
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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危険物取扱者とは、その名の通り、法令で定められた危険物の取扱及び貯蔵に関わる業務を担任する者である。
危険物取扱者免許を所持する者が危険物取扱者になることを許される。

分かりやすく言うならば、ガソリンスタンドの店員やなどが我々庶民にとって最も身近な危険物取扱者であろう。&font(#ff0000){勘違いされやすいが、タンクローリーの運転に危険物の免許は必要ない}

工業系の仕事に着く際は非常に役に立つ免許であり、工業高校出身の人間ならば、必ずこの免許を取得しているといっても過言ではない。

というよりこの免許の取得が必修化されている工業高校も実際に存在する。


・危険物取扱者になるためには
『危険物取扱者になりたいけど、どうすればいいのか分からない……』

答えは単純明快、危険物取扱者の試験を受けて合格すれば、その日から危険物取扱者である。
すなわち、実際に危険物を取り扱う仕事をしていなくても、免許を所持していれば危険物取扱者の称号を得られるのだ。


・試験の種類


試験は甲種、乙種、丙種に分かれており、それぞれ扱える危険物が違う。さらに乙種は1~6類まで細分化されている。

概ねの試験の難易度は
甲種>>>&font(#0000ff){~越えられない壁~}>>>乙種4類>4類以外の乙種>丙種
である。

ガソリン、灯油、軽油などの&font(#ff0000){液体燃料全般を取り扱える}乙種4類、&font(#ff0000){全ての危険物を取り扱える}キングオブ危険物取扱者である甲種は特に人気が高い。

&font(#ff0000){&bold(){てゆーか、ぶっちゃけ乙種4類と甲種以外は空気}}


・受験資格
&font(#0000ff){&bold(){受験資格は特に無く、受験料さえ支払えば小学生でも受験できる。}}

しかも合格率は甲種と乙4種を除き&font(#ff0000){60%程度}であり、かなり合格しやすい。

ただし、甲種と乙4種は30%程度である。甲種と乙4種が低いのは甲種がただ単純に難しいのと乙4種は人気が高く、その中には学校等で無理矢理受験させられたやる気ない人が少なからずいるためである。

基本的に受験資格は無いのだが、甲種のみ例外的に極めて厳しい受験資格が課せられている。

①化学系の学部・大学を卒業している。もしくは化学に関する授業を15単位以上修得した者。

②乙種免許の内のどれかを取得していて、かつ、危険物取扱者としての実務経験が2年以上ある。

③乙種免許を以下の4種類以上取得している者
1.1類又は6類
2.2類又は4類
3.3類
4.5類

上記の①~③の内、どれかに該当していることが受験資格である。

しかも、試験の内容自体が乙種とは遥かに次元の違う難易度を誇る。流石は危険物取扱者の最高峰といったところだろうか。


・取り扱える危険物の区分

甲種
全ての種類の危険物の取り扱いと立ち会いができる。

乙種
1~6類のうち自分が免状を交付されている類の危険物のみ取り扱いと立ち会いができる。
類毎の区分は以下

乙種1類-酸化性固体
乙種2類-可燃性固体
乙種3類-自然発火性及び禁水性物質
乙種4類-引火性液体
乙種5類-自己反応性物質
乙種6類-酸化性液体

丙種
第4類に属する危険物のうちガソリン、灯油、軽油など指定されたものの取り扱いのみができる。



・余談


乙種免状を持っている者は未取得の免状を取得する際に試験科目の「危険物に関する法令」と「基礎的な物理学及び基礎的な化学」が免除され、試験時間が35分となる。

&font(#ff0000)&bold(){但し、甲種を受験する際は試験科目の免除はない。}{}甲種ェ…



興味がある人は近所の消防署に行って願書を貰ってこよう!







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