&font(#6495ED){登録日}:2012/01/25(水) 14:55:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- パッパッパラ♪ この番組は、視聴者から寄せられた依頼に 基づいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため人のため、公序良俗・安寧 秩序を守るべく、 この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する娯楽番組である。 パッパッパラ ベッドノーマワーリーニー *【概要】 ABCテレビ(朝日放送)制作の関西ローカル番組。1988年3月5日から放送開始。現在全国35局で絶賛放送中。 番組スタジオを一つの探偵局と見なし、レギュラー芸人扮する優秀な探偵が視聴者の依頼に答える様子を収録したVTRを3本放送するのが基本パターン。 関西特有の「ノリの良さ」が最大の売り。 VTR中でしばしば依頼者のキャラがプロの芸人を超越していたり話が思わぬ方向に展開したりと予測不能の事態に陥ることがある。 関西ではかなりの人気を博している番組だが、関東では番組内のノリが少々合わないのか関西に比べて人気は無い。 ナイトスクープの英語表記は night scoop ではなくknight scoop。 依頼は多岐に渡り、単なる街頭アンケートから悩み相談、素朴な疑問に探偵が体を張って答える内容まである。 大抵の場合は(成功するしないは別として)依頼を放り出す真似はしないものの、稀に続行不可能になり打ち切りのような形で締められた依頼も存在する。 最初期は比較的社会派の依頼で依頼者の同行も無かったがいつの間にか現在の依頼者やVTR中呼ばれた人達がぞろぞろついていくスタイルに。 現在依頼内容は必ずと言って良いほど「バカバカしい」内容。だがそれが良い。 *【番組内で誕生したもの】 ・テロップ バラエティ番組で最初にテロップを使用したと言われている。話の要約や突っ込み、聞き取りづらいセリフの補完のためによく使われる。 本番組内で真っ黒な背景と白い文字のテロップは最早おなじみ。 ・爆発卵 「有名になった」と言うべきか。ゆで卵を電子レンジで作ると爆発するという話は本番組のVTRで広く知れ渡るようになった。 ・カーネル・サンダースの呪い 1985年優勝時に道頓堀川へ投げ込まれたサンダース像の祟りのせいで、それ以降の阪神タイガースが暗黒時代を迎えたという都市伝説。 元々ごく一部でネタとして言われていたものが、この番組で実際に道頓堀川の調査をしたことで一気に知名度が上がった。 ちなみに問題のカーネル・サンダースは大阪市の水辺整備事業の際に2009年3月10日に上半身、翌日に下半身と右手が水辺整備事業中の工事関係者により発見され、KFC日本法人に返還されている。 ・[[ガオ~さん]] リンク先参照。 *【歴代出演者】 ◆現在の局長 ・西田敏行 上岡の引退後、8カ月ほど代理で探偵たちがつないでいたが、視聴者などから 「局長を据えて欲しい」との意見が多く寄せられたことから、新局長を迎えることになった。 新局長の条件として、 ①『探偵!ナイトスクープ』のファンであり、かつ阪神タイガースのファンでもあることが望ましい ②探偵局員より年長者であること ③上岡クラスか、それ以上の大物 それらの条件を全て満たす人物として、かねてから同番組の大ファンであった西田に白羽の矢を立てた。 涙もろく、感動的な依頼が終わった後には必ず局長の泣き顔のアップから入る。 2011年ナイトスクープ年末感謝祭で「局長の泣く確率は?」というクイズが挙げられ3週に1回は泣く結果。 依頼内容が、感動的な内容を予感させるときにはハンカチをあらかじめ取り出していたり。 思いがけないところで泣き出すことも。 ◆現在の秘書 三代目の松尾依里佳が卒業して以降は空席となっており、週変わりでゲストが秘書を務めている。 ◆過去の局長 ・上岡龍太郎 北野誠のオカン。 不人気番組から立ち上げた自負を持っていたため、VTRの内容につい批判を述べることがあり、 初期には探偵に対して「クビ」「もう探偵はやめろ!」「レベルが低すぎて話にならん!」などと罵倒する発言をしていた。 芸能生活40年を機として引退、局長も辞任した。 ◆過去の秘書 ・松原千明 石田純一の元嫁。ごく初期に一年だけ秘書を務めた。 出演した最後の放送では、名字の「松原」と「松原」遠く消ゆるところという歌詞に引っ掛けたダジャレで 文部省唱歌の『海』を歌って見送った。 ・岡部まり 依頼文に性的な言葉が含まれていると、岡部がそこで詰まったり噛んでしまい、探偵達がわざと読み直させるというパターンがあった。 2010年7月の参院選に出馬したため、(が、落選した)急遽降板。現在は年末感謝祭(クイズ!紳助くんVS探偵!ナイトスクープが紳助の引退で出来なくなったので、それに代わる特番。)に出演。 ・松尾依里佳 2010年9月より3代目秘書に任命。 久しぶりに若い秘書。 『Qさま!』などのクイズ番組にも顔を出す京大卒の才媛で、バイオリニストでもある。 産休に伴い2017年いっぱいで卒業。 ◆現在の探偵 ・石田靖 二枚目と力技担当。でもこう見えて、新喜劇の座長。 ・間寛平 アースマラソン完走後、最初の仕事はこの番組の名物企画、真夜中の視聴率調査だった。 ・カンニング竹山 キレ芸人だがあまり切れない。 アッーな人達に密かな人気。 ちなみにこの番組では「竹山隆範」名義での出演。 ・たむらけんじ たむらその1。関西では普通に服を着ており、サングラスはかけていない。ちょっとおもろい焼肉屋。 ・田村裕(麒麟) 田村その2。ホームレス中学生の印税(約2億円)は使い切ってしまった。 ・澤部佑(ハライチ) 2013年に加入した新探偵の一人。探偵局最年少。 ・橋本直(銀シャリ) こちらも2013年組。ここではいつもの&font(#0000ff){青衣装}ではない。 &font(l){・真栄田賢(スリムクラブ)} ◆過去の主な探偵 ・桂小枝 自称「局次長」 「よろしくお願いします。桂小枝です。しかしまぁなんですなぁ~」 主にパラダイスと小ネタ集。 かつては上岡初代局長の座を狙っていて、途中退席事件の翌週の収録で局長の席に座ろうとしたが 直後に上岡が登場し未遂に終わる。上岡局長が引退後に「局長代行」としてその夢は叶った。 現在は顧問として不定期にカムバックしている。 ・松村邦弘 山登りなど体力関連の依頼になると息を切らして全くしゃべれなくなる。 デブが関連する依頼はたいてい松村。 VTRフリなどで西田局長のモノマネなどをするが、局長は松村にはなんか冷たい。 卒業後もVTRにちょくちょく出てくる。 ・長原成樹 元ヤン。沖縄大好き。病弱。「ガオーさん」の中の(ry ・北野誠 ギダ最高顧問曰く、「中途半端」な探偵。一身上の都合(ABCのラジオ番組での事。詳しくは調べて頂いた方が早い。)により降板したが、2016年4月の放送で顧問として再登場。 ◆現在の主な顧問 ・キダタロー 最高顧問。浪花のモーツァルト。実は本人は難波のショパンと呼ばれたいらしい。 ・山田五郎 浪花が産んだウンチクキューピー。 ・ルー大柴 日本が世界に誇るエンターテイナー。とある依頼での関西中の涙腺を崩壊させた。 ・桂ざこば 浪速の人情派。上方落語のプロなのに局長共々涙もろい。 ・林裕人 元辻学園調理・製菓専門学校主任教授。 料理系の依頼でも調理師として登場する。 しかし、妙な食材を調理させらせたり可哀想な人。 たまに普通の料理を作るかと思えば「卵豆腐をプリンと偽って食べさせたら不味いと言われる」という、料理人として可哀想すぎる実験だったこともあった。 西田局長共々、涙もろい。 ・円広志 番組の主題歌担当。 にも関わらず「あの人は今」で番組に依頼が来たり、主題歌をフルで歌える人が全くいない内容のVTRが流れたりと何かと不遇。 その他で呼ばれるのは映画(西田局長と共演した)の宣伝で来た人や阪神タイガースのOBが多め *【シリーズ化している依頼】 ・視聴率調査 関西では探偵ナイトスクープを見ているのか? タイトルに「視聴率」と入っているがビデオリサーチやニールセン等は関わっていない。 実際にナイトスクープが放送されている時間帯に、探偵(当初はスーツで海に飛び込むでおなじみの越前谷俵太、現在は”鉄人”寛平師匠)が となりの晩御飯ごとくお宅に突撃訪問し視聴率を調査する。といって強引に6チャンネル(ABCテレビ)を点けさせようとする。 探偵は約1時間と限られた時間を走り続ける姿、訪問されたお家の方のリアクションなどが必見! ・[[ガオ~さん]] ガオーさんが夜に寝ないで遊んでる子供たちに説教。 リンク先参照。 ・小枝探偵による爆笑小ネタ集 本当にどうでもいい小ネタや実験を連続で放映。高確率で下ネタがある。 秘書が「小枝探偵の爆笑小ネタ集…」と言っただけで客席から拍手と歓声が上がるほどの人気企画。 ・[[パラダイス>パラダイス(探偵ナイトスクープ)]] 集客や情報が少ないアミューズメントパークや個人が手作りで作っている謎の建造物を小枝探偵が突撃取材する。 はがきの依頼にはほとんど「小枝探偵お願いします」と探偵指名されている場合が多い。 「ん~これはなんですのん?」 ・林先生の料理 依頼者が見つけた食材や依頼者のめちゃくちゃな思いつきを実際に料理にする。料理をするのは林繁和辻学園日本調理師専門学校(辻調ではない)主任教授。 探偵と依頼者が林先生にお願いしに行く →林先生が断る →探偵が「でけへんねや」と挑発 →林先生が挑発に乗って料理をする この流れがお約束。 これまで持ち込まれた食材 依頼者の母乳、巨大シジミ(実はドブガイ)、ウミウシ、ジャンボタニシ(スミリンゴガイ)の卵など。 その他にも、 人型(等身大)のチョコレート、依頼者の子供の足の再現料理、マンホールの蓋でワッフル、巨大フランスパン も作っている。 また一昔前の映画などでおなじみの革靴料理を作ったことも。 ・人生山あり谷あり 人生にはどんな山があり、どんな谷があるのか? 探偵が通行人に自分の人生を線グラフで表してもらい、 その人の人生について調査する。 ・苦手克服 「○○嫌い(または苦手な物事)を克服したい」という依頼者の苦手を克服したい、嫌いなものを克服したいという願いを叶える。 「犬が苦手なのを克服したい」というものから「野菜が全く食べれない(粉末のうどんスープすら濾して使う重度の野菜嫌い)のを克服したい」というものや、 幼稚園の先生からの「動物嫌いを克服したい(その数週間後には遠足の引率で屋外で動物と触れ合える動物園に行くことが決定済み)」という切実かつ急を要するものも。 最終的には克服出来るが、大抵力業かつ荒療治。ものによっては依頼者どころか視聴者をも恐れさせる。 ほかに、「日本全国のアホとバカの分布図」((「方言周囲論」の例として日本語学上大変貴重な調査結果とされる。))で1991年日本民間放送連盟賞テレビ娯楽部門最優秀賞受賞・第29回ギャラクシー賞選奨・第9回ATP賞グランプリ受賞。 本物の大スクープとして、依頼者が見つけた魚の標本が深海魚ナガチゴダラの稚魚の世界で初めての標本だったことも。なお、持ち込んだ研究所の方が実際に執筆した論文がこちら↓ [[南日本から得られたナガチゴダラの浮遊稚魚の記載と生時における体色の特徴>http://ci.nii.ac.jp/naid/110008440333]] Acknowledgments(謝辞)の部分には田村探偵と依頼者、番組名が記載されている。 絶大な人気を誇る長寿番組ではあるが、全国ネットではない深夜番組というのが災いしてか、 全国ネットの投稿番組にネタをパクられるケース(○ーツの旅など)が多いのが悩みのタネともいえる。 現在の時間は、深夜23時頃に『金曜ナイトドラマ』を放送(キー局の朝日放送と系列局の瀬戸内海放送を除く)しており、多くの系列局は『ナイトドラマ』 放送終了直後に『ナイトスクープ』を放送する局が多い。 また近年はテレ朝の番組編成により「ぷっ」すまやタモリ倶楽部をぶつけられてしまい、全国単位で遅れネット化を余儀なくされてしまう。 対象地方局によっては、あの新婚さんいらっしゃいの開始時間を5分ズラさせた事で有名なアッコにおまかせ!の裏に移動させられたりと、 無謀すぎる苦戦を強いられている。 余談だが、この番組そのものはスポンサーをつけていない。 (福島放送、TOKYOMXほかではスポンサーをつけている局もある) 又、一時期関東のtvk、MXが視聴出来る地域では放送日が同じ木曜日で違う時間で放送していたので1日で2本見れた。 *【余談】 「斬られ役の先生を[[徹子の部屋]]に出してあげたい」という依頼で取り上げられた福本清三は、その後実際に徹子の部屋に出演し((当初はスタジオを借りて小枝扮する「偽黒柳」が話を聞いていたが、偶然本物が現れたことで興味を持ち出演が決まった。))「5万回斬られた男」として有名になった。 また「モンキーターンを決めたい」という依頼をした当時6歳の数原魁は、後に競艇でプロデビューを果たした。 このように論文レベルの発見や世に知られていない才能の発掘から、&font(l){奇人変人}個性豊かな人々との触れ合いまで、非常に幅広い内容の依頼をこなしている番組であるといえる。 上岡「この項目はみなさんの追記・修正でなりたっています」 岡部「はい、この項目に追記・修正された方にはこの探偵手帳を、会場にお越しになったアニオタ民にはこちらの番組ステッカーをさしあげます」 岡部「皆さんが日頃項目にしたいことを当Wikiにお寄せください。郵便番号ピーのピー、アニオタWiki係まで」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 「林先生の料理」とか「パラダイスシリーズ」とかは、個別項目ができればいいね。短くまとめるの難しいけど… -- 名無しさん (2014-05-21 12:43:22) - リカちゃん人形ペロペロする依頼は腹抱えて笑った -- 名無しさん (2014-05-21 12:45:44) - ↑↑パラダイスの項目なら登録されてるよ。結構古いけど。 -- 名無しさん (2014-05-21 13:06:51) - 涙腺崩壊←局長が -- 名無しさん (2014-05-21 16:31:26) - 山の上の謎の光を追っていてたどり着いたら謎の施設があったという話をよく覚えてる あれは自衛隊の施設だったんだろうか -- 名無しさん (2014-06-23 13:28:25) - 納豆になりたい少年とかマネキンに恋した女性とかいたな -- 名無しさん (2014-09-15 15:15:34) - 「ハートスランプ二人ぼっち」は名曲だしカラオケでもよく歌うんだが案外局長が冒頭で「複雑な~」って言ってる辺りまでとEDでのサビ部分しか知らない大阪人は多いと思う。歌ってたら「こんな歌詞やってんね~」と言われることの多いこと多いこと。 -- 名無しさん (2015-02-09 22:00:13) - ↑×2 マネキンに恋した女性、あったあった。新郎側のゲストがマネキンばかりの結婚式まで挙げてて笑った。あと、格闘好きな大学生の最初で最後の試合相手に現役の故・アンディ・フグが出たり。印象に残ってるエピソード、あるなぁ。 -- 名無しさん (2015-02-23 14:48:24) - 「レイテ島からの手紙」はかなりの傑作回だと思うな。ありゃ局長じゃなくても涙腺崩壊するわ。 -- 名無しさん (2015-05-10 11:40:59) - めっちゃ寒くなる入浴剤の回は腹抱えて笑った -- 名無しさん (2015-12-06 00:03:03) - あまりの恐さでお蔵入り&日本で放送されたのは1度きり&現存するフィルムはたった2本&権利関係が不明でソフト化超困難の伝説のホラー『シェラ・デ・コブレの幽霊』の回もなかなか -- 名無しさん (2016-01-27 20:47:28) - レイテ島からの手紙はナイトスクープだけではなく、テレビ史に残る傑作。父親が自分の存在を知っていたと知った時の依頼者の顔が忘れられない。 -- 名無しさん (2016-06-08 00:53:30) - 失礼だけど、番組内の局長の涙は本当に泣いてるの?西田さん自身ベテラン役者だしそういう芸風という可能性は……? -- 名無しさん (2016-06-09 01:05:11) - ↑実際少なくとも半分は芸風。以来読み上げる次点で「あ、これハンカチ出しといたほうがいい?」と取り出してるし。 -- 名無しさん (2016-06-09 01:19:10) - ノリが完全に関西なので、関東での人気は微妙。少なくとも東京はMXテレビでなんとか放送しているだけ。 -- 名無しさん (2016-06-09 23:09:38) - だから?関東での人気とかこんだけの長寿番組にはどうでもいいわな -- 名無しさん (2016-06-10 02:32:39) - 一番怖いのはトチ狂ったプロデューサー辺りが加わって全国ゴールデンに持ってくること。 -- 名無しさん (2016-06-10 15:38:04) - 西田敏行が松村に冷たいのは仕方ないかと そりゃああんな何回もVTRフリで西田敏行のモノマネするんだもんな 俺ならブン殴る切れない自身無いなアイツのモノマネくどいんだもの -- 名無しさん (2016-06-10 19:30:55) - 単純にたまたまテープに入ってたきれいな歌の歌手が知りたい→恋しいテープの声の主に会いたい、と捏造された、みたいな依頼者の暴露を見て素直に見れなくなったな… -- 名無しさん (2016-09-21 11:47:54) - 個人的に、『ヤギの乳ごはん』が大爆笑でした。 -- 名無しさん (2018-03-05 21:05:36) #comment #areaedit(end) }