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探偵!ナイトスクープ

登録日:2012/01/25 Wed 14:55:19
更新日:2026/08/05 Wed 15:27:32
所要時間:約 13 分で読めます



(推奨BGM:ハートスランプ二人ぼっち)

パッパッパラ♪


この番組は、視聴者から寄せられ

た依頼にもとづいて、探偵局長が

部下の探偵たちを野に放ち、世の

ため、人のため、公序良俗・安寧

秩序を守るべく、この世のあらゆ

る事どもを徹底的に調査追求する

娯楽番組である。


探偵!ナイトスクープ
Knight scoop


パッパッパラ♪


『探偵!ナイトスクープ』とは、朝日放送テレビ(ABCテレビ)制作のバラエティ番組である。
1988年3月5日から放送開始。
本項における放送日は、全てABCでの放送日を基準とする。

目次


【概要】

番組スタジオを1つの探偵局と見なし、レギュラー芸人扮する優秀な探偵が視聴者の依頼に答える様子を収録したVTRを3本放送するのが基本パターン。
不定期に過去作品を再放送する「リターンズ」も編成されている。
関西特有の「ノリの良さ」が最大の売りで、VTR中でしばしば依頼者のキャラがプロの芸人を超越していたり話が思わぬ方向に展開したりと予測不能の事態に陥ることがある。
番組は事前収録だが、リハーサルや打ち合わせを行わないライブ感を重視しており、ビートたけしが顧問で出演した際もこの点を賞賛した程。

番組は日本各地で放送され、現在は全国のテレビ朝日系列局及び関東地方の独立局35局で放送中。
とはいえ、やはり関西と関東では笑いのツボがどうしても異なる以上、番組内のノリや下ネタ要素が少々合わないのか、関西ほどの圧倒的人気はないとも言われている。実際、上岡局長期にキー局のテレビ朝日でもネットされたが数年間のみにとどまり、その後は独立局に移行している。

番組の英語表記は『night scoop』ではなく『knight scoop』。当時平日に編成していた帯番組「ナイトinナイト」*1に因んだものとされる。

依頼は多岐に渡り、単なる街頭アンケートから悩み相談、素朴な疑問に探偵が体を張って挑むものや、思わぬ感動を呼び起こす回まである。
大抵の場合は(成功するしないは別として)依頼を放り出す真似はしないものの、稀に続行不可能になり打ち切りのような形で締められたものも存在する(詳細は余談の項目にて)。
また、安易かつ簡単に答えが見つかる「汚い手法」を嫌い、絶対にインターネットを使って調べたり、最初から専門家に聞くような事をしてはいけないという暗黙の了解がある。
何があっても探偵と依頼者が自分の足で現場まで行って、無理矢理に体を張ってでも調べて、さらに撮影機材が壊れても代わりになる物を使い、撮影出来なくなるまでひたすら回し続け、何が何でも答えを見つけ出す…とアナログな手法に拘り続けている。

最初期は比較的社会派の依頼で依頼者の同行も無かったが、いつの間にか現在の依頼者やVTR中呼ばれた人達がぞろぞろついていくスタイルに。
現在、ほとんどの依頼内容は必ずと言って良いほど「バカバカしい」内容。だがそれが良い。
一方、地元関西での絶大な人気と知名度を活かしてか、大手企業や研究機関がノリノリで協力することも。

放送開始から30年以上を超えた長寿番組であるが、司会・アシスタント・探偵は全員入れ替わっており、開始当初からの出演者は1人もいない。

依頼人には時折芸能人が登場することもあり、現在の局長である松本人志もその1人。
この他、素人時代のなかやまきんに君、小学校時代の黒木華なども依頼人として登場したこともある。

毎年大晦日にはその年のベスト依頼を決める「年忘れファン感謝祭」が放送されており、同局の楽屋ニュースやオールザッツ漫才(毎日放送)とともに関西では恒例の年末特番となっている。

なお、テレビ朝日系の金曜23時台は『金曜ナイトドラマ』を編成(ABCテレビと静岡朝日テレビを除く)しているため、多くの系列局は『ナイトドラマ』放送終了後に『ナイトスクープ』を編成する局が多い。
また近年は番組編成によりテレ朝制作の深夜番組(『タモリ倶楽部』など)をぶつけられてしまい、全国単位で遅れネット化を余儀なくされてしまう。
局によっては、あの『新婚さんいらっしゃい!』の開始時間を5分ズラさせた事で有名な『アッコにおまかせ!』の裏に移動させられたりと、無謀すぎる苦戦を強いられている。


【番組内で誕生したもの】

  • テロップ
バラエティ番組で最初にテロップを使用したと言われている。話の要約や突っ込み、聞き取りづらいセリフの補完のためによく使われる。
本番組内で真っ黒な背景と白い文字のテロップは最早おなじみ。

「有名になった」と言うべきか。ゆで卵を電子レンジで作ると爆発するという話は本番組のVTRで広く知れ渡るようになった。
初放送時は年末で在宅者が多かった事も相まって、驚異の視聴率30%台を叩き出した伝説の回。番組DVDのVol.1にも収録されているので、まだ観ていないという方は是非。
これでも収録当初は「真似する人が出かねなくて危険」という理由からお蔵入り寸前だったとか。

  • カーネル・サンダース(カーネルおじさん)の呪い
1985年の阪神タイガース優勝時、暴走した阪神ファン達によって道頓堀川へ投げ込まれたカーネル・サンダース像の祟りのせいで、それ以降の阪神が暗黒時代を迎えたという都市伝説
元々ごく一部でネタとして言われていたものが、この番組で実際に道頓堀川の調査をしたことで一気に知名度が上がった。

ちなみに問題のカーネルおじさんは大阪市の水辺整備事業の際に2009年3月10日に上半身、翌日に下半身と右手が水辺整備事業中の工事関係者により発見され、KFC日本法人に返還。しばらくは様々な形で展示されていたが、老朽化も進んだ事で廃棄処分を決断。
そして38年ぶりの阪神日本一を見届けた半年後の2024年春、大阪の住吉大社で人形納めを行い供養された。

リンク先参照。


【現在の出演者】

◆局長

西田の跡を継いだ3代目局長。関西人かつ本番組の大ファンであり、自身も依頼者として番組に依頼を寄せた経験があるという縁もあって選ばれた。
ちなみに同じ局の冠番組ではたむけんのオカン役だった。

2024年からは訳あって長期の休暇中。
なお、松本休業後の局長職については当初は探偵が代理を行っていたが、2025年6月からは「特命局長」としてゲストが担当するようになり、代わりに顧問の出演がなくなっている。


◆秘書

  • 増田紗織
松本局長就任と共に久しぶりに登場した4代目秘書。就任当初はABCテレビの局アナで愛称「サリー」。
西田局長時代にも秘書見習いで3度出演経験があり、そこから本採用となった。
(就任時点で)歴代最年少レギュラーの22歳で、かつ番組史上初の局アナ秘書でもある。
西田局長に代わる泣き枠でもあり、依頼文を読む段階で既に泣いていたことも。

2026年3月限りでABCを退社し翌月からホリプロに移籍。本番組の秘書は引き続き出演中だが、同年内での降板予定となっている。


◆探偵

  • 石田靖
二枚目と力技担当。でもこう見えて、吉本新喜劇の元座長。
初依頼でいきなり全裸になった。体張り担当はその頃から変わらず。
番組における素人いじりの上手さから以降全国各地でロケ仕事を担当することが増え、最終的には新喜劇の座長を降りることに。
現在いるメンバーの中では探偵歴が一番長い。また、松本局長とは心斎橋筋2丁目劇場の頃からの付き合いで、MBS『4時ですよ~だ』でも共演していた*2

  • 間寛平
お笑い界を代表するマラソンランナー、もといアヘの人。吉本新喜劇のゼネラルマネージャーも務める。
アースマラソン完走後、最初の仕事はこの番組の名物企画、真夜中の視聴率調査だった。
探偵局一の年長者だが、本人のキャラクターもあってイジられる側。
動物を相手にした依頼に定評がある。
なお、歴代3人の局長時代を全て経験している探偵は、石田と寛平の2人だけである。

  • 竹山隆範(カンニング竹山)
今でこそコメンテーターも務めるほど社会派のイメージが定着したが、当初コンビで福岡から上京して全国区になった頃はキレ芸で売っていた。ところが番組の意向により封印されたため、この番組では真面目で温厚な素を出しておりあまり切れず、2010年代以降は他番組でもこの路線に切り替わるようになった。
アッーな人達に密かな人気。ちょっとキワモノの依頼を任されるイメージがある。
相方亡き後は「カンニング竹山」名義が定着しているが、この番組では「キレ芸封印」の意向に合わせる形で「竹山隆範」名義での出演。
澤部卒業後、男性では唯一となる非吉本所属タレントとなった。

  • 田村裕(麒麟)
麒麟のバスケ担当。ホームレス中学生の印税(約2億円)は使い切ってしまった。
相席食堂』に出演した時には途中からこの番組のスタイルになった。
相方が『ラヴィット!』などMCの仕事が増加し東京では「じゃない方芸人」になりつつあり、コンビ内格差がある事を自らも認めているが関西ではロケ・レポーターの仕事が定着している。

  • 真栄田賢(スリムクラブ)
やっぱり2013年組。闇営業で謹慎処分を受けた後、2020年4月10日分の放送で探偵に復帰した。
芸風の影響か、こちらもちょっとキワモノの依頼が多い。
元ラガーマンのフィジカルを買われて、力業系や体を張る系の依頼も何かと任されがち。

  • せいや(霜降り明星)
2023年から加入した新探偵その1。同年4月7日放送分から登場。
本番組は隔週金曜日の夕方に大阪での収録だが、その後深夜1時からニッポン放送で『オールナイトニッポン』の生放送があるため大阪からトンボ帰りして有楽町に向かうというかなりハードなスケジュール。
最初の依頼も「人は逆立ちでウンコを出せるか」と超ハードだったが、見事にやり遂げた。
子供受けが良いためか、主に子供絡みの依頼で人気。

  • 永見大吾(カベポスター)
202(ry
同年5月5日放送分から登場。

  • 桂二葉
同年(ry
探偵では久々の落語家で、女流落語家の探偵は史上初。
「ぽかぽか」(フジテレビ)で共演していた澤部からはエンド5秒*3についてアドバイスをもらったとか。

  • エース(バッテリィズ)
2025年から加入した新探偵その1。

  • 松井ケムリ(令和ロマン)
2025年から加入し(ry

  • ウンコ班
探偵ではなく、ウンコに関する依頼に出演し協力を惜しまない構成作家の方々。それにしても酷い名前だ


◆主な顧問

  • ルー大柴
日本が世界に誇るエンターテイナー。とある依頼での関西中の涙腺を崩壊させた。

  • 林裕人(旧名:林繁和)
元辻学園調理・製菓専門学校主任教授。
ナイトスクープの裏で「料理の鉄人」(フジテレビ)を放送していた時代、「料理人には料理人で」と対抗して呼んだのがこの人。以来、料理系の依頼でも調理師として登場する。
珍妙な食材を調理させらせたり、無理難題を押し付けられたり、自宅のキッチンを実験場に使われたりする可哀想な人。
たまに普通の料理を作るかと思えば「卵豆腐をプリンと偽って食べさせたら不味いと言われる」という、料理人として可哀想すぎる実験だったこともあった。
西田局長共々、涙もろい。
近年では、宮根誠司が司会を務める読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」内で放送されている「愛のスパルタ料理塾」のコーナー講師としても知られている。

  • 円広志
番組の主題歌「ハートスランプ二人ぼっち」やCMに入る前のジングル担当。
にも関わらず「あの人は今」で番組に依頼が来たり、主題歌をフルで歌える人が全くいない内容のVTRが流れたりと林先生と並んで、何かと不遇。
歌手としても『夢想花』で「回って飛んでった」と言われる一発屋扱いだったが、森昌子の大ヒット作「越冬つばめ」の作曲印税で糊口をしのぎ、現在は関西各局の番組でコメンテーター等を務めるタレントとして知られる。自身が代表を務める事務所にはキダ最高顧問も所属していた。
2022年には主題歌をNHKの「わが心の大阪メロディー」で披露して大きな話題となった。
2024年のキダ逝去後は、同氏が持っていた『最高顧問』の称号を引き継ぐ事を密かに目論んでいる模様。

  • 吉村洋文
大阪府知事。『2025年大阪・関西万博』PRも兼ねて出演。
こちらも『最高顧問』の座を密かに狙っているとか。


他にも、映画や舞台の宣伝で来た人や阪神タイガースのOBが顧問や特命局長として出演することがある。


◆各種専門家の先生

  • 谷均史
身体にまつわる依頼で度々呼ばれる、通称「ナイトスクープ医療担当」のお医者さん。
依頼の検証のためなら自分の乳首も勃たせるしオナラも出すし嗅ぐ、下手な若手芸人より体張らせられる先生。
専門は小児科なので乳幼児のしつけや教育に関して助言を行うことも多いが、出演する個性豊かな子供たちには通用しないことも。

  • 山田善春
理科教育者・大学院講師。通称「ナイトスクープ物理担当」の先生。
しょうもない実験にも「興味深いですね」と理解を示し、最適の手順を教えてくれる。

  • 山本芳邦
においにまつわる依頼で度々お世話になっている、様々な香料を研究・作成する「山本香料」の社長。
どう頑張っても消せない“臭い”を消したり、強い思い入れのある“匂い”を再現したりと、何でも何とかしてくれる。

  • パンチ佐藤、福本豊など
関西では馴染みのある元プロ野球選手。アマチュアの方々をきちんと指導し正しく導いてくれる。


この他、経験者やプロとして過去の依頼人などが登場することも多々ある。


【過去の出演者】

◆歴代局長

  • 上岡龍太郎
漫画トリオ出身のピン芸人で、本番組および同時期に始まった「鶴瓶上岡パペポTV」(読売テレビ)で人気を博し、全国区でブレイクするきっかけを作った。
不人気番組から立ち上げた自負を持っていたため、VTRの内容につい批判を述べることがあり、
初期には探偵に対して「クビ」「もう探偵はやめろ!」「レベルが低すぎて話にならん!」などと罵倒する発言をしており、後述する収録方式の変更の遠因となることに。
また、自身のオカルト嫌いからオカルト関連の依頼についても手厳しく批判することがあった。
一度だけエンド5秒に出た事もあった。
芸能生活40年を機として芸能界から引退し、局長も辞任。
引退後はあくまでも一般人としてのスタンスを貫いていたが、芸能界の友人との交流の様子がしばしばメディアに取り上げられたり、兄弟漫才師のミキの伯父として注目されることもあった。
2023年5月に他界し、追悼企画として傑作選が放送された。

  • 西田敏行
上岡の引退後、8カ月ほど代理で探偵たちがつないでいたが、視聴者などから「局長を据えて欲しい」との意見が多く寄せられたことから、新局長を迎えることになった。
新局長の条件として、
  1. 『探偵!ナイトスクープ』のファンであり、かつ阪神タイガースのファンでもあることが望ましい
  2. 探偵局員より年長者であること
  3. 上岡クラスか、それ以上の大物
それらを全て満たす人物として、かねてから同番組の大ファンであった西田に白羽の矢が立った。
既に日本を代表するほどの大物クラスの域に達していてスケジュール調整も難しい人物だったが、西田自身も番組のファンであったことからオファーを快諾した。
初収録はアコンカグア登山ロケからの帰国直後で、ワイルドなヒゲ面姿でのお披露目だった。
涙もろく、感動的な依頼が終わった後には必ず局長の泣き顔のアップから入る。
2011年ナイトスクープ年末感謝祭で「局長の泣く確率は?」というクイズが挙げられ3週に1回は泣く結果。
依頼内容が、感動的な内容を予感させるときにはハンカチをあらかじめ取り出していたり。
思いがけないところで泣き出すことも。
エンド5秒に出た事もある。内容は観客から「やって!」と言われたのに返す形で、かつて洗剤のCMで言ったフレーズ「今やろうと思ったのに言うんだもんなぁ~!」を披露するもの。
高齢化と番組方針の転換が理由で2019年10月に番組降板を発表。同年11月22日の放送で松本に局長の座を託し番組を去った。
勇退後も精力的に活動を続けていたが、2024年10月17日に急逝。これを受けて同年11月には追悼特番も放送された。


◆過去の秘書

  • 松原千明
石田純一の元嫁ですみれの母親。ごく初期に一年だけ秘書を務めた。
出演した最後の放送では、名字の「松原」と「松原」遠く消ゆるところという歌詞に引っ掛けたダジャレで文部省唱歌の『海』を歌って送り出された。
2022年にハワイで急逝。

  • 岡部まり
安定の秘書。在任期間21年はベテラン探偵に匹敵し、複数の局長下で正規の秘書を務めた唯一の人物である。
依頼文に性的な言葉が含まれていると、岡部がそこで詰まったり噛んでしまい、探偵達がわざと読み直させるというパターンがあった。
2010年7月の参院選に出馬するため急遽降板(ただし落選)。
ナイトスクープの秘書=岡部まり」のイメージは未だに根強く、降板後も節目の回(年忘れ感謝祭、西田局長降板回等)にたびたび登場。2024年7月26日には初めて顧問として出演し、2026年3月20日には特命局長として出演している。

  • 松尾依里佳
2010年9月より3代目秘書に任命。
久しぶりに若い秘書。
『Qさま!』などのクイズ番組にも顔を出す京大卒の才媛で、バイオリニストでもある。
産休に伴い2017年いっぱいで卒業。
出産後タレント活動も再開したが本番組には戻らず、西田局長が降りるまでの10ヶ月に渡り様々な女性タレントが秘書見習いとして出演した。
2024年8月30日に顧問として久々に出演。そして前述の西田局長追悼特番では岡部・増田と3人の歴代秘書が勢ぞろいすることとなった。


◆過去の主な探偵

  • 桂小枝
自称「局次長」
「よろしくお願いします。桂小枝です。お願いします」「しかしまぁなんですなぁ~」
主にパラダイスと小ネタ集。伝説の「爆発卵」回を担当したのも他ならぬこの人
かつては上岡初代局長の座を狙っていて、途中退席事件の翌週の収録で局長の席に座ろうとしたが、直後に上岡が登場し未遂に終わる。上岡局長が引退後に「局長代行」としてその夢は叶った。
現在は顧問として不定期にカムバックしている。

  • 越前屋俵太(えちぜんや ひょうた)
スーツで海に飛び込むでおなじみ、第一回から出演していた探偵。風変わりな服装でスタジオに登場するのが恒例だった。
お馴染みの視聴率調査や抽象的なテーマについて意見を引き出す「調べてください」シリーズを担当した。
上岡局長のダメ出しに思いっきりブチ切れて反論したこともあり、これがきっかけで番組の収録方式が撮って出しから現在の隔週2本撮りに変更されたという経緯がある。
現在は書家としても活躍している。

  • 槍魔栗三助(やりまくり さんすけ)(→生瀬勝久)
今ではすっかり個性派俳優のイメージしかないが、駆け出し時代は槍魔栗名義で初回から出演。
その回では道頓堀に沈むカーネルサンダース像を捜索した。
探偵卒業後もABCとの関係は続いており、本町奉行所の筆頭与力にまで出世した。

  • 松村邦洋
山登りなど体力関連の依頼になると息を切らして全くしゃべれなくなる。
デブが関連する依頼はたいてい松村。
VTRフリなどで西田局長のモノマネなどをするが、局長は松村にはなんか冷たい。
卒業後もVTRにちょくちょく出てくる。

  • 長原成樹
元ヤン。沖縄大好きリゾート探偵。病弱。「ガオーさん」の中の(ry

  • 北野誠
キダ最高顧問曰く「中途半端」な探偵。一身上の都合(詳細は「サイキック探偵団」で検索)により降板したが、2016年4月の放送で顧問として再登場。

  • たむらけんじ
普通に服を着ており、サングラスはかけていない。
関西では本番組を含め、素人イジリやレポーターをメインの仕事としていたちょっとおもろい焼肉屋。
活動拠点をアメリカに移すため、2023年3月で番組を卒業。

  • 澤部佑(ハライチ)
2013年に加入した新探偵の1人。探偵局最年少。
2023年3月で番組(ry
こちらも卒業後に顔を出すことがある。

  • 橋本直(銀シャリ)
こちらも2013年組。ここではいつもの青衣装ではない。
2023(ry
余談だが、2016年のM-1グランプリではハライチ、銀シャリ、スリムクラブの3組が決勝進出した為、ナイトスクープ対決が実現し*4、最終的には銀シャリが優勝した。

  • ゆりやんレトリィバァ
2023年に加入。
活動拠点をアメリカに移すため、2024年9月で卒業。 


◆過去の主な顧問

  • キダ・タロー
2代目の最高顧問にして浪花のモーツァルト。実は本人は難波のショパンと呼ばれたかったらしい。
高齢とコロナ禍で顧問を一時的に呼ばなくなった関係もあり、2020年からはしばらく番組に出演しなくなったが、2022年以降は局長代理として再度顔を見せるようになった。
ちなみに「最高顧問」という肩書は当初“自称”だったらしく、時が経つにつれて周囲にも徐々に浸透していったのだそう。
2024年5月に他界。歴代局長3名と共演経験のある出演者は石田・寛平探偵と彼のみで、番組に携わった期間はどの現役探偵局員よりも長い。

  • 福井敏雄
日本気象協会に所属していた気象解説者*5
元々は関西テレビのニュース番組でお天気キャスターを担当しており、「寒冷前線」が「かんれーじぇんしぇん」となってしまう赤ちゃん喋り、「匿名希望の○○さん」と言ってしまう天然キャラが「FNS27時間テレビ」で注目されタレントとして大ブレイクを果たす。
俳句を得意としており、番組冒頭で自作の俳句を披露するのが恒例となっていた。
2005年他界。

  • 景山民夫
直木賞作家。
元々は『タモリ倶楽部』や『クイズダービー』等を手掛ける放送作家だったが、80年代後半以降は作家に転身。
アニヲタ的には『遠い海から来たCoo』の原作者としてもおなじみ。
放送作家時代に『オレたちひょうきん族』へ出演したのがきっかけでタレント活動も実施していた。
1998年に自宅の火事が原因で死去。死去前まで本番組の収録に参加していたため、その旨がテロップで表示されてオンエアされた。
晩年とある新興宗教に入信していたことから半ば存在が黒歴史化しているが、リターンズで過去の映像が流されたことがある。

  • 田丸麻紀
ファッションモデルで、西田局長時代の常連顧問。
大阪府和泉市出身のため、毎回登場時には『浪速が生んだ大輪の花』と紹介されるのがお約束だった。
現在はシンガポールに移住。

  • 桂ざこば
浪速の人情派。上方落語のプロなのに西田局長共々涙もろい。
2024年6月、持病の喘息の悪化により急逝。

  • 山田五郎
浪花が産んだウンチクキューピー。
2024年、原発不明がんを発症していることを公表。活動の傍らで闘病を続けていたが2026年7月に逝去。


【代表的な依頼】

◆シリーズ化している依頼

  • ○○を取り出してほしい
小さな隙間に挟まってどうにもできないカギやカードなどを取り出したり、保管場所から持ち出せないほど大きな荷物を移動させたりなど多種多様。
当然最初から壁を壊したりなどはせず、小さなものはマイクロスコープをねじ込んで調べたり、大きいものは数学を使って考察するなど、決して脳筋一辺倒なわけではない。

  • 苦手克服
「○○嫌い(または苦手な物事)を克服したい」という依頼者の苦手を克服したい、嫌いなものを克服したいという願いを叶える。
「犬が苦手なのを克服したい」というものから「野菜が全く食べれない(粉末のうどんスープすら濾して使う重度の野菜嫌い)のを克服したい」というものや、
幼稚園の先生からの「動物嫌いを克服したい(その数週間後には遠足の引率で屋外で動物と触れ合える動物園に行くことが決定済み)」という切実かつ急を要するものも。
最終的には克服出来るが、大抵力業かつ荒療治。ものによっては依頼者どころか視聴者をも恐れさせる。

  • 視聴率調査
“関西で実際に『探偵!ナイトスクープ』を観ている家庭はどれほどいるのか?”
依頼文に「そろそろアレ、お願いします」と書かれる事もあるほど定番のシリーズ。タイトルに「視聴率」と入っているがビデオリサーチは関わっていない。
実際にナイトスクープが放送されている時間帯に、探偵(越前屋俵太→間寛平)が一般のお宅に突撃訪問し「視聴率を調査する」という名目で強引にABCテレビを点けさせようとする。
約1時間と限られた時間の中で走り続ける探偵の姿、訪問されたお家の方のリアクションなどが必見である。

  • 爆笑!小ネタ集
本当にどうでもいい小ネタや実験を連続で放映。高確率で下ネタがある。
特に、小枝探偵が担当する際には、秘書が「続いては、小枝探偵による爆笑小ネタ集…」と言っただけで客席は勿論、出演者たちからも拍手と歓声が上がるほどの人気企画。

ガオーさんが夜に寝ないで遊んでる子供たちに説教。
リンク先参照。

集客や情報が少ないアミューズメントパークや個人が手作りで作っている謎の建造物を小枝探偵が突撃取材する。
依頼文には「パラダイスを見つけました。小枝探偵行ってらっしゃい!」など、小枝探偵が指名されている場合が多い。
「ん~これはなんですのん?」

  • 林先生の料理
依頼者が見つけた食材や依頼者のめちゃくちゃな思いつきを実際に料理にする。料理をさせられるするのは林裕人先生。
探偵と依頼者が林先生にお願いしに行く
→林先生が断る
→探偵が「(先生には)出来へんのや?」と挑発
→林先生が挑発に乗って料理をする
という流れがお約束。

これまで持ち込まれた食材は依頼者の母乳、巨大シジミ(実はドブガイ)、ウミウシ、ジャンボタニシ(スミリンゴガイ)の卵など。
その他にも、人型(等身大)のチョコレート、依頼者の子供の足の再現料理、マンホールの蓋でワッフル、巨大フランスパンも作っている。
また一昔前の映画や東海テレビの昼ドラなどでおなじみの革靴料理(フェラガモ)を作ったことも。

  • 人生山あり谷あり
人生にはどんな山があり、どんな谷があるのか?
探偵が通行人に自分の人生を線グラフで表してもらい、その人の人生について調査する。

  • 通天閣の上から叫ぶ
心にモヤモヤを抱える人を街中で募り、通天閣のてっぺんから叫んでスッキリしてもらうという企画。
笑いあり涙あり、町ゆく人の様々な人間模様は必見。


◆番組内での大発見

特筆すべきは「日本全国アホバカ分布図」*6で1991年日本民間放送連盟賞テレビ娯楽部門最優秀賞受賞・第29回ギャラクシー賞選奨・第9回ATP賞グランプリ受賞という偉業を成し遂げている。この件がきっかけで関東地区でも放送されるようになった。

本物の大スクープとして、依頼者が見つけた魚の標本が深海魚ナガチゴダラの稚魚の世界で初めての標本だったことも。なお、持ち込んだ研究所の方が実際に執筆した論文がこちら↓
南日本から得られたナガチゴダラの浮遊稚魚の記載と生時における体色の特徴
Acknowledgments(謝辞)の部分には田村探偵と依頼者、番組名が記載されている。


このように論文レベルの発見や世に知られていない才能の発掘から、奇人変人個性豊かな人々との触れ合いまで、非常に幅広い内容の依頼をこなしている番組であるといえる。
また、局長就任へと至った松本のように、時たま著名人からの依頼がしれっと来る事もあり、「本名or匿名で書かれた依頼文が読み上げられた時点では担当探偵以外気づかず→VTRで依頼者本人が映し出されてスタジオ一同仰天」という流れもしばしば。


【余談】

番組のセットは「シャーロック・ホームズの書斎とリビングルーム」をイメージしたもの。若干の手直しはあるが、開始以来基本的なデザインは変わっていない。
探偵と局員の座る位置は上手側の暖炉の前に局長・秘書・顧問が座り、中央部には探偵が並ぶタイプがおなじみだが、初期は探偵が座る場所に局長と秘書が座り、顧問はその右横に独立した席が設けられてそこに座っていた。
探偵についても原則全員出演ではなく、その回の依頼を担当する探偵しか出演しおらず、秘書の依頼文読み上げの後に局長から呼び出されて下手側の緑色のドアから登場→依頼が終了後は暖炉の前にあったソファに座る…というスタイルだった。
緑色のドアはその後暫く使われなくなったが、西田局長就任の時からは新探偵局員の初出演回や特別顧問が出演する回において登場の際に演出として使われている。

開始から2010年代までは、百田尚樹が構成にクレジットされていた。氏は「永遠の0」などの小説や近年では保守過激派の政治家というイメージが強いが本業は放送作家で、朝日放送とは学生時代に出演した「ラブアタック!」からの縁。
ちなみに「ラブアタック!」は司会が上岡、ディレクターが松本修(ナイトスクープの企画兼初代プロデューサー)と本番組との繋がりが深い。

「斬られ役の先生を『徹子の部屋』に出してあげたい」という依頼で取り上げられた福本清三は、その後実際に徹子の部屋に出演し*7「5万回斬られた男」として有名になった。

「モンキーターンを決めたい」という依頼をした当時6歳の数原魁は、後に競艇でプロデビューを果たした。

唯一調査が中断した依頼として「謎のビニール紐」がある。これは依頼人の店の前にある電柱にビニール紐がくくられており、その本数が回を追う毎に増えているというので原因を調べてほしいというもの。
ところが調査をすればするほど紐の数や括り付けの範囲が広がり、番組側が最終的に「調査打ち切り!本件に関する情報は今後一切、取り扱いません」というテロップを出して打ち切りとなった。この依頼に関してはその後の話とする都市伝説もある。

ページ冒頭の「この番組は~」は、(文言の軽微な変更を挟みつつ)実際の放送でも毎回冒頭で流れるのだが、これがかなりのスピードで流れる。
そのため「番組に合わせてあの文章を読み切ってみたい!!」という依頼が採用されたこともある。




上岡「この項目は皆さんの追記・修正で成り立っています」
岡部「はい、この項目に追記・修正された方にはこの探偵手帳を、
会場にお越しになったアニヲタ民にはこちらの番組ステッカーをさしあげます」

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最終更新:2026年08月05日 15:27

*1 英語表記は『knight in night』。かつては月~木曜日の帯番組だった。現在は月~金曜日の本枠のレーベル名としてそのまま使用されている。

*2 『4時』での石田は今田耕司・東野幸治の「Wコウジ」と「3ばか大将」というトリオを組み、東京進出したダウンタウンに代わり司会も短期間担当。

*3 番組最後の5秒で探偵がギャグを披露するもの。

*4 ネタ順も銀シャリが4番目、スリムクラブが5番目、ハライチが6番目と並んでいた。

*5 気象予報士の資格については開始時点で既に業務の第一線から降りていたことから保有していなかった。

*6 「方言周囲論」の例として、日本語学上大変貴重な調査結果とされる。

*7 当初はスタジオを借りて小枝扮する「偽黒柳」が話を聞いていたが、偶然本物が現れたことで興味を持ち出演が決まった。