&font(#6495ED){登録日}:2011/04/04(月) 05:05:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){オイラ……、}} #center(){&font(#ff0000){カール守ってやれなかっただけでなく、}} #center(){&font(#ff0000){この手でカールを……。}} &bold(){ケヴィン}とは、ゲーム『[[聖剣伝説3]]』の登場人物。 6人の主人公のうちの1人。 *■概要 年齢:15歳 身長:170cm 体重:73kg 武器:格闘(グローブ・爪) CV:[[逢坂良太]](リメイク以降) 「ビーストキングダム」を統べる獣人王の息子。母親は人間であり、獣人と人間のハーフである。 しかし、母親はケヴィンのもとを去っており(じつは母親はすでに死去しているが、そのことをケヴィンは知らない)、 以降は獣人王によって冷徹な殺人マシーンとして徹底的に鍛えられていく。 しかし、月夜の森でちびウルフの「カール」と出会って以来、優しさや愛に目覚める。 それ以降は、父親とわだかまりがあったこともあり、カールと月夜の森で暮らしている。 基本的に優しい性格だが、しゃべるのが苦手で人と接するのも得意ではない。 獣人のハーフということもあり、他人から誤解されやすい。 鍛え上げられた身体を持ち、見た目は大人びて見えることもあるが、 年齢は[[シャルロット>シャルロット(聖剣伝説3)]]と同じ(!)15歳であり、内面は純粋な少年である。 *【旅立ち】 いつものように月夜の森をカールと散策していたところ、なぜか突如カールが凶暴化し、ケヴィンに牙を剥く。 追い詰められたケヴィンは沸き上がる血を抑えられず獣人に変身し、カールを自らの手で殺してしまう。 その後、カールの凶暴化の原因は、獣人王と「死を喰らう男」の策略であったことを知ったケヴィンは、 怒りに身を任せて獣人王へと挑みかかるも、返り討ちにあう。 自責の念にかられ、失意の中、森で死を喰らう男からカールを生き返らせる方法を聞いたケヴィンは、 「聖都ウェンデル」を目指し、月夜の森を旅立つ。 シャルロットを除き、他の4人は故郷を旅立ち「城塞都市ジャド」へと向かう際に船を使うが、 ケヴィンだけは&font(#ff0000){なんと自力で泳いでくる。} ボンボヤジの大砲で移動するときも足で着地しようとしたり、獣人のハーフらしいタフさを見せる場面が多い。 ケヴィンかシャルロットを主人公にすると、ストーリーの途中で獣人王とのわだかまりを解くイベントを見ることができる。((このイベントはケヴィン・シャルロット以外を主人公にした場合でもEDで見る事が出来る。また、このイベントを起こした場合、ケヴィンのEDが変化する。)) *■性能 **【初期ステータス】 力:4 素早さ:3 体力:6 知性:2 精神:3 運:2 6人中トップの「体力」を誇り、レベルアップしたときの最大HPの上昇量がもっとも多い。 また、自らの拳を武器に戦うため、1回のボタン入力で2連続攻撃が可能。 一発のダメージ量はデュランに及ばないものの、総ダメージでは引けを取らない。 一方でデュランと同様「知性」や「精神」は無きに等しく、魔法は苦手。 最大の特徴は、&font(#ff0000){夜になると獣人に変身できること。} 獣人になると攻撃力が上昇し、リーチも伸びるうえ、 獣人に変身している間は、敵から攻撃を受けるとさらに自分の攻撃力が上昇するという、二段階強化の性質を持つ。 また、クラス2からは各クラスごとに必殺技を2種類習得できるが、戦闘時にどちらが発動するかはランダムに決まるため、若干不便。 ランダムではなく敵との位置関係で決まる。慣れると出したいほう自在に出す事が可能。 **【クラス1】 ・グラップラー 必殺技:夢想阿修羅拳 己の鍛えた肉体を武器に戦う格闘家。 魔法は一切覚えず、ひたすらに殴る蹴るがお仕事。 2連続攻撃ができるためゲージがたまりやすく、積極的に必殺技を繰り出せる。 必殺技は宙返りで勢いを付けて蹴り→拳のコンボ。 密着して出せば2発当たるので、クラス1の技とは思えないほどの火力が出せる。 敵のカウンターが怖い場面では、下手に上位の技を狙わずこれを連発したほうが結果的に楽に勝てることも。 相当する敵モンスターは月夜の森等に出現する&font(#999999){ウェアウルフ}。 稀に夢想阿修羅拳を使う以外はひたすら殴ってくるだけであり、 獣人系モンスターの中では最も下位のランク。 ちなみに前作では倒すと骨になっていたが、今作では煙になって消える。今回は獣というよりも人種に近い扱いということで、他の人型に近い待遇になったのかもしれない。 **【クラス2】 ・モンク 必殺技:旋風脚/トルネードスロー 精神の鍛錬を重んじ、なるべく血の流れない戦いをする格闘家。 回復魔法「ヒールライト」と、自らのツボを突き攻撃力を高める「秘孔」を覚える。 これにより、昼間の戦闘でも実質的な弱体化を軽減することができる。 必殺技「旋風脚」はデュランの旋風剣と同じ要領で敵に回し蹴りを見舞う。 敵全体に効果があるため、雑魚相手に便利。 投げ技は相手単体を巴投げで投げ飛ばす「トルネードスロー」。 このモンクとゴッドハンドについては、対応する敵モンスターが存在しない。 設定上はホワイトファングというモンスターに変身するとのことだが、ゲーム中でその名称を確認することはできない。 ・バシュカー 必殺技:真空水月斬/バスタードスラム 戦いの為だけに己の肉体を鍛え上げる格闘家。 「モンク」と違い魔法や特技は一切覚えず、脳筋さが増した。攻撃力は「モンク」よりも上。 必殺技の「真空水月斬」は単体に無数のパンチを浴びせて浮かせ、〆にサマーソルトで吹き飛ばす。 敵単体が対象だが、SEも動きも豪快。 投げ技は敵を掴んで空中に飛び上がり、高所から地面に叩き付ける「バスタードスラム」。 相当する敵モンスターは&font(#515151){ブラックファング}。 単体のみだが、必殺技は二つともきっちり使ってくるため攻撃力は高い。 光属性には弱くなっているが、そこそこの確率でカウンターもしてくるため返り討ちには要注意。 **【クラス3】 ・ゴッドハンド 必殺技:白虎衝撃波/スターダストボム 心技体すべてが調和した聖なる力を拳に宿す闘聖。 このクラスになる為には「金狼の魂」が必要となる。 味方ひとりの必殺技ゲージをすぐにMAXにする魔法「オーラウェイブ」を習得する。 クラス3で敵全体を攻撃できる必殺技をつかえるキャラクターと組ませると、とくに有効なクラス。 必殺技「白虎衝撃波」は頭上に巨大な気弾を作り出し、分裂させて敵全体に放つ。 エフェクトは風の神獣ダンガードの必殺技である「サンダーボール」と全く同じ。 敵全体に効果があり、自身のオーラウェイブとの相性が良いこともあり非常に使いやすい。 投げ技は敵を掴んで飛び上がり、錐揉みしながら地面に激突させる「スターダストボム」 。 説明上はゴールデンウルフというモンスターに変身しているが、敵としては登場しない。 ・ウォーリアモンク 必殺技:玄武百烈脚/ブローインパクト 鍛え上げられた精神力をもって技を繰り出す闘僧。 このクラスになる為には「銀狼の魂」が必要となる。 「ヒールライト」を味方全体にかけられるようになり、 さらに、武器にMP吸収効果を付ける「リーフセイバー」を習得する。 パーティにデュランもシャルロットも不在なら、選ぶ価値あり。 必殺技はケヴィンが二体に分身し、敵の両側から無数に蹴りを打ち込む「玄武百烈脚」。 必殺技の対象がクラス3の中では唯一の敵単体だが、唯一格闘家らしい乱舞技であり、稀少価値がある。 投げ技は相手を掴んで空中に飛び上がり、バシュカーのバスダードスラムよりも勢いを込めた渾身の叩き付けを見舞う「ブローインパクト」 対応するモンスターは&font(#fff398){シルバーウルフ}。 旋風脚は使わないので自身の火力はそれ程でもないが、代わりにヒールライトで長期戦を狙ってくるので、下のブラッディウルフ等と組まれると別の意味で厄介。 ちなみにケヴィンにはできないアッパー攻撃ができたりする。 秘孔とブローインパクトは使用しない。 ・デスハンド 必殺技:青竜殺陣拳/デッドクラッシュ 誰にも負けない桁外れの力を手に入れる為に心を邪悪に染めた格闘家。 このクラスになる為には「死狼の魂」が必要となる。 クリティカルを出しやすくする「エナジーボール」を習得するが、 残念ながら『聖剣伝説3』ではクリティカルが実装されていないようで、意味のない魔法となっている。 ケヴィンのクラス3の中では最も攻撃力の高いクラスなので、それを生かしてひたすら蹂躙するのが吉。 必殺技は自身の肉体に殺気を纏わせ、画面中央で炸裂させた殺気で敵全体を凍り付かせる「青竜殺陣拳」。 大味なエフェクトが目に付くものの、破壊力は全必殺技でもトップクラス。 投げ技は敵を掴んで飛び上がった後、敵を足で捉えたまま錐揉み回転して地面にたたきつけるデッドクラッシュ。 対応するモンスターは&font(#cc0000){ウルフデビル}。 竜帝ルートでは遭遇しないが、遭遇早々に青竜殺陣拳を放ち、こちらを壊滅させてくる極めて危険なモンスター。 正直な話、エナジーボールやデッドクラッシュは本気の出し損ね。 ・デルヴィッシュ 必殺技:朱雀飛天の舞/ベリィトゥバック 感情を捨て、禁欲的に修行を積む事で戦いの真髄を見出した格闘家。 このクラスになる為には「魔狼の魂」が必要となる。 武器にHP吸収効果を付ける「ムーンセイバー」を習得する。 覚える魔法はこれのみだが、手数の多いケヴィンと「ムーンセイバー」の組み合わせはなかなか有用。 必殺技はケヴィンの肉体から闘気を満たし、狼の咆哮のような重圧で敵全体を押しつぶす朱雀飛天の舞。 上記の殺陣拳と飛天の舞はエフェクトがそっくりなので、使い勝手はほぼ同等といってもよい。 曲げ技は敵を空中に持ち上げ、そのまま華麗にバックドロップを決めるベリィトゥバック。 対応するモンスターは&font(#4a007c){ブラッディウルフ}。 開幕殺陣拳ならぬ開幕飛天の舞で、ドランを倒しに来たパーティを幾度となく全滅させてきたトラウマモンスター筆頭格。 ちなみにムーンセイバーは使用しない模様。 ■バグ ケヴィンは獣人化するとそれだけで基礎攻撃力が上昇するが、 じつは「獣人の状態でフラミーに乗る」ことで、ステータスを元に戻す処理をスキップする事ができる。 フラミーから降りると必ず人の姿に戻るので、これを繰り返す事でカンストまで攻撃力を上げ続ける事が可能、というバグ。 獣人状態に「ちびっこハンマー」→マップ切り替え→ちびっこが回復するが獣人状態→「風のたいこ」という手順が一般的。 レベルアップや装備の変更などでケヴィンのステータスに変化があると、元の数値に戻る。 ■余談 公式イラストで描かれている「デスハンド」の姿は、実際は闇光クラスだったり(他キャラは皆闇闇クラス)、 「ゴッドハンド」のイラストとゲーム内の「ゴッドハンド」専用の装備が、武器以外一致していない(「白虎」を冠した名前で真紅の配色というのは考えにくく、むしろ「デルヴィッシュ」と一致している((実際、データ本「基礎知識編」では「デルヴィッシュ」の装備としてアイテムイラストが掲載されている))) など、クラス3に関して若干の錯綜が見られる。 追記・修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - イマイチ効果が実感出来ないって聖剣3にはクリティカル自体未実装だから当たり前や -- 名無しさん (2013-05-27 21:59:16) - 聖剣LOM の宿屋だかショップだかの店名が「ごめんねカール」だったな -- 名無しさん (2013-05-28 12:09:50) - 声優はくまいもとこが似合うと思う異論は認める -- 名無し (2015-07-22 13:12:46) #comment