小此木タカオ(鉄鍋のジャン)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/09/26(水) 20:10:14
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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『[[鉄鍋のジャン!]]』に登場するキャラクター。
日本の中華料理店の頂点に立つ五番町飯店で働いている見習い料理人。
常に笑顔で他人に気を使ういい人タイプ。ただ、頭はあまり良くなく天然ボケ気味で周囲からも呆れられている。
料理に失敗して落ち込んでいた[[秋山醤>秋山醤(鉄鍋のジャン)]]を励ましたことを切っ掛けに彼の親友となり、猪突猛進なジャンのサポート役に回ることが多い。

まかないの野菜炒めさえまともに作れず、好き嫌いも多いなど料理人としては未熟。
その後、ジャンに指導を受けてからは実力を付け始め、後に[[望月>望月(鉄鍋のジャン)]]が海外修行の旅に出た時は、彼に代わり鍋(炒め物や煮物の担当)を任せられるようになったが、
本人はそれではジャンが帰ってきた時にサポートできないと、わざと失敗を繰り返し見習いに戻った。

また発想力が優れており、[[蟹クリームコロッケ]]や[[ピザ]]などの惣菜を具にした[[春巻]]や[[チョコレート]]味の[[回鍋肉]]など色々とぶっ飛んだ料理を作り出す。
後に開かれた大会でも運が良かったとはいえ本選に出場して[[陸一族>陸一族(鉄鍋のジャン)]]と戦った。もっとも、その結果はお察しである。
ジャンの事を純粋に尊敬しており、彼と一緒に野外料理を作りに行ったり食材探しを手伝ったりもしている。
小此木の行動が料理のヒントになることも多い。
ジャンもそんな小此木のことを大切な親友であり数少ない心を許せる相手だと思っている。
そのため丁寧に料理の基礎を教えたり、小此木を馬鹿にした相手を見返すために特訓をさせたりと面倒を見ている。

五番町飯店の見習いをする前の経歴は不明。
だがRで料理大会の会場の食材をくすねた時に楊から「そういうのひょっとして得意?」と聞かれたときに「昔ちょっとね」と答えていたあたり意外と黒い過去があるらしい。
案外、五番町飯店に盗みに入ったところを睦十や弥一に見つかって見習いとして働かせられることになった、なんて経緯があるのかもしれない。

Rから十数年の年月が経過した2ndでは息子と思われる小此木マリオが五番町飯店で見習いとして働いている。
奥さんは不明だが、マリオはフランス系の名前なので恐らくはセレーヌ楊。

■作った料理
・[[青椒肉絲]]
ジャンが小此木に[[中華料理]]の基本&font(#ff0000){「連鍋」「泡油」「碗献」}を叩き込むために作らせた料理。
鍋から煙が出るくらい強火で空焼きした鍋に汚れを溶かすための油を入れて戻し、次に料理に使う油を入れて炒めた物を鍋にこびり付かないようにする&font(#ff0000){連鍋}。
下味を付けた牛肉や野菜を油通しする&font(#ff0000){泡油}。
料理に使う調味料を一つの碗に混ぜて素早く使えるようにする&font(#ff0000){碗献}。
ジャンはこの3つの基本を青椒肉絲作りを通して小此木に教えた。


・紅龍童魚
蟇目との料理勝負で両腕を折られたジャンの代わりに作ったもの(ジャンからは作り方を教わっている)。
60cm以上の甘鯛を使った料理で&font(#ff0000){鱗}を美味しく食べられるようにすることに主眼を置いている。
塩、胡椒、老酒で下味を付けた甘鯛を手で逆さに持ったまま熱した油をかけ続ける。
3kgもある甘鯛で普通は手で持ち続けられるものではないが、ジャンが課した事前の特訓によって腕が硬直した小此木は何時間でも持っていられる。

低温の油をかけ続けたことによって鱗はフライの衣よりも軽くサクサクになり、身はしっとりとジューシーになった。
赤と青の唐辛子を使ったタレと[[マヨネーズ]]にタバスコやケチャップを混ぜたタレがさらに味を引き立ててくれる。
空気のように軽く香ばしい鱗と甘鯛の身の旨みを存分に楽しめる。


・下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる春巻
新メニューを決定トライアルに出品したメニューで、おそらく作中初の小此木完全オリジナル料理。
様々な惣菜を買ってきて具として巻いた春巻(コロッケは中身だけ使って衣は廃棄。キリコ曰く「ひどい手抜き」)。
中身の選定基準は分からないが、ジャンは「自分の好きなもん無差別に巻きやがったんだ…」と引いていた。
蟹クリームや南瓜コロッケなどの当たりもあるが、冷めたピザや酸っぱい中華サラダなどのハズレもある。
あまりの馬鹿馬鹿しさとそれを裏付ける名前から呆れられつつも先輩たちの笑いを誘うが、弥一からは「下手な鉄砲というよりは『玉石混合』だな! お前ら小此木を笑えんぞ。確かにくだらん石コロの春巻もあるが、ちゃんと中華風に作れば、実にいい春巻になるものもある!」と評価され、睦十からも「気軽に食べられる春巻らしい春巻」と褒められた(と同時に弥一から「中身ぐらい自分で作れるようになれよ。[[肝心な具材が出来合いモノなのは酷すぎる>モロバレル]]」と酷評もされ、この点は先輩たちにも苦言を呈されてしまった)。
結局店に出すものは蟹クリームとマッシュした南瓜の2つだけに絞った。

・温泉卵饂飩
消化の良い温泉卵と[[うどん>饂飩(うどん)]]の組み合わせ。
楊からは「中華の料理人なのに〜?」と少し呆れられていたが、ジャンからは「卵の中で最も消化が良い状態だ」と褒められた。
ちなみに楊が直前に振る舞ったのはママン直伝の甘ーいオムレツ。オイ。

・チョコレート回鍋肉
反り返るまで炒めた[[豚肉]]、煮崩れしないように素揚げしたタロイモ、トック(餅)。
それを大量のチョコレートとラズベリー、黒胡椒と岩塩で味付けした奇抜な回鍋肉。
黒胡椒とラズベリーでチョコレートの甘さを引き締め、さらに味の無いタロイモとトックを加えて甘さを半減、そして岩塩のしょっぱさによって全体の味をまとめている。
塩チョコをヒントに生み出されたものであり、店では出せないが味は及第点だと自由な発想を評価された。
1部では「クソ料理人」などと小此木を見下してた蟇目も褒めた一品。


追記・修正は中華料理店の見習いとして働いている人がお願いします

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- 実は上記のとおり過去が一切不明。いくらイジメられても五番町を出て行かず、親の話さえも出てこない事から、天涯孤独なのかも。  -- 名無しさん  (2014-05-02 19:02:53)
- ↑そう考えるとあのヘラヘラ笑いとかが悲しいものに見えてくるな……  -- 名無しさん  (2014-05-02 19:41:15)
- 春巻きは、石三玉七の比率で酒の席に出したら盛り上がりそうだ  -- 名無しさん  (2014-10-03 15:41:40)
- 春巻きも揚げ物だからかコロッケ系の中身とは相性いいのかも  -- 名無しさん  (2017-06-01 18:57:54)
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