SPREE☆KILLER(漫画)

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SPREE☆KILLER(漫画)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2015/09/18 Fri 01:57:41
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#center(){&sizex(6){&bold(){&font(#ff69b4){死}}}&sizex(6){&bold(){んでなんかいられない。}}}



『SPREE☆KILLER』とは、&bold(){那貴りんご}が描くロックバンド系の音楽漫画である。
2010年5月からCOMIC BOXジュニアで連載されていたが、2011年の12月より「COMIC Be」に移行した。
単行本は現在2巻まで発売中。



【あらすじ】

罪を犯した者が死後に辿り着く世界、&bold(){地獄(ゲヘナ)}。
この地の底で人気を誇る黒装束のバンド・&bold(){SPREE★KILLER}は、地獄の王・メフィストの寵愛を受け、名声を欲しいままにしていた。
だが時は満ち、少年ギタリスト・&bold(){アレックス}の先導で、バンドは&bold(){地上(カオス)}へ舞い戻る。
己を排除した忌まわしき世界への復讐、そしてーー。
哀しき死者の狂気的な音楽が、今、この世界に響くーー!



【用語】

・ゲヘナ
本作における地獄の名称。


・カオス
本作における人間界の名称。


・エデン
本作における天国の名称


・SPREE KILLER
「スプリーキラー」と読む。
死後の世界であるゲヘナで罪人達を魅了しているメタルバンド。
黒装束姿の死者で構成されており、メンバー全員が生前に何らか罪を犯して地獄へと落とされている。


・ウルフズベイン
カオスにおいて、ヘヴィメタルシーン屈指の最強バンド。
長年に渡って多くの音楽ファンを魅了し続け、生前の&bold(){クライド}は彼らとの出会いで生きる意味と才能を見出してロックバンドに憧れるようになった。
だが、その裏ではクライドと出会う以前からメンバー内の不協和音によって屋台骨が既に崩れかけており、クライドが二代目ボーカルに抜擢されてからはファンからの反発やブーイングで完全にスランプに陥ってしまう。
更には解散ライブで起きたとある事件がきっかけで現在は活動休止状態に追い込まれている。


・ガロット
クライドが生前に活動していたバンド。
ボーカルとして編入したクライドの歌声と作曲で次第に活動の幅が広がっていったが、彼がウルフズベインのボーカルに移行したのをキッカケに今まで良好だったメンバー内の関係が一気に悪化。
その後、ガロットに居づらくなったクライドが脱退してから程なくして新たなボーカルが仲間入りしており、クライドがいなくなった後も今までと変わらぬ活動を続けている有様であった。



【登場人物】

◆SPREE KILLER

・クライド・コーエン

本作の主人公である黒髪の青年。享年20歳
SPREE KILLERのヴォーカル&フロントマンであり、ほとんどの楽曲を彼が作詞・作曲している。
繊細で常におどおどしているが優しい性格。しかし、幼い頃から苛酷な環境にあったため、多くのトラウマを抱えており、地獄に堕ちてもなお、その悪夢に苦しめれている。
演奏時はピエロのような仮面を被っている。

&font(#ff0000){幼少期は母親に捨てられ、自分を引き取った親戚からは虐待を受け、通っていた学校でもクラスメイトから陰湿なイジメに遭う等、物心ついた時から悲惨な人生を送っており、その苦しみから逃れるためにリストカットやドラッグを繰り返していた。}
それらの経験により、いつしか後述の&bold(){ベノム}という凶悪な別人格を生み出し、己の人生に絶望していたが、成り行きでウルフズベインのリーダーである&bold(){フィル}に出会った事で転機が訪れる。
以後、彼と同居しながらウルフズベインのサポートを手伝い、青年に成長した頃にはガロットのボーカルとしてバンド活動に力を注いでいた。
だが、フィルから直々にウルフズベインの二代目ボーカルに抜擢されたのをキッカケに順調だった人生が一変、再びどん底に追い詰められ、ベノムに人格を乗っ取られる形である男を殺害した末に自ら命を絶って現在へと至る。


・ベノム

クライドのもう一つの人格。クライドが凄惨極まりない幼少時代を経験した事で形成された。
彼とは対照的に凶暴かつ暴力的な性格であり、かなり目つきが悪い。なお、自身の顔を嫌っているらしく、普段は一日中仮面で素顔を隠している。


・アレックス・レッドグレーヴ

もう1人の主人公。
SPREE KILLERの発起人であり、メインギタリスト。享年12歳。
赤い長髪が特徴でどう見ても女の子にしか見えないショタ。
いわゆる男の娘であるが、可愛らしい外見とは裏腹に非常に短気で口が悪く、口癖が「ふぁっきん」。

生前はクライドと同様に周囲から虐げられる人生を送っていたようであるが、やられっぱなしだった彼とは違い、相手に食ってかかって反抗してい
た模様。
当時はガロットとして活動していたクライドのファンだったらしく、彼の死後は後を追うように自ら命を絶ってゲヘナへと堕ちて、そこでSPREE KILLERを結成した。


・ダーク・ヒールド

SPREE KILLERのベーシストである金髪の青年。享年20歳。
明るくお調子者なムードメーカーであり、メンバーの中で最もファンを大切にしている。
演奏時はドクロのマスクで素顔を隠している。
生前はストリートギャングの下っ端であり、ドラッグと犯罪に明け暮れる生活を送っていた。


・ゼロ・バンカー

SPREE KILLERのセカンドギタリスト。享年20歳。
無口でアーティスティックな性格であり、眼帯と長い銀髪が特徴の青年。
メンバーのマスクやバンドロゴ、グッズ、CDジャケット等のデザインも手掛ける。


・ウルフ・クロフォード

SPREE KILLERのドラマー。享年27歳。
寡黙な年長者で頼りがいのあるお父さん的存在の男。
1日500回の腹筋を欠かさない肉体派であるが、趣味は家庭菜園という意外な一面を持つ。
演奏時はロボのようなマスクを被っている、



◆ゲヘナ

・メフィスト小暮

ゲヘナの王である山羊頭の男。ある意味SPREE KILLERを生み出した要因の1人。
本来は罪人を裁く立場であるが、そのルールを勝手に歪めて、罪人達を自身の遊びの道具に仕立て上げる形でゲヘナをバンドのステージに変えてしまった。
罪人達に対しては尊大な態度を取っているが、冥府の長であるゴッドマザー御神には頭が上がらない模様。


・ダミアン佐々木

ゲヘナの監視員。
眼鏡をかけた少年のような外見が特徴。
カオスで傍若無人にゲリラライブを行なうアレックスに苦言を呈しているが、実は自身もSPREE KILLERのファンであり、中盤ではSPREE KILLERのマネージャーになっていた。


・ヴィヴィアン

ゲヘナでバンド活動しているツインテールの女の子。
クライドをクラ様と呼び慕っており、&bold(){「クラ様ファンクラブ会員番号No.1」}を自称している。
その一方で、アレックスとは非常に仲が悪い。



◆カオス

・マルコ

フィルの友人。
ロックバーの店主でウルフズベインのサポートを務めていたローディー。
三つ編みに結んだ顎髭が特徴で気さくな年長者であり、店内で生前のアレックスに絡んできた粗暴なカップルの暴言に激怒して店から追い出し、アレックスにパフェを御馳走する一幕もあった。
ウルフズベインが活動休止した現在はクライドの死を苦に行方をくらませているフィルを心配している。


・フィル・バンクス

ウルフズベインのリーダーにしてギタリスト。
成り行きで出会ったクライドの悲惨な境遇を見かねて、自身が演奏を行なう会場に連れ込み、バンドのサポートをさせながら彼を養っていた。
身も心もボロボロだったクライドに一人の人間として対等に接するその姿から、クライドは「全てをさらけ出す」ことを初めて学び、彼の姿に生きる目的を見出し音楽を目指すようになる。

クライドからは恩人と慕われ、多くのファンを魅了していたが、その一方でボーカルのヴィンスとの折り合いが悪く、時を追うごとに関係が悪化しており、ライブツアーが終了した後にヴィンスを解雇してしまう。
その後、ヴィンスの後釜としてクライドをボーカルに抜擢して再起を図るも、ファンからは受け入れられず、彼らにバッシングされているクライドが演奏中に倒れたのを機にとうとうウルフズベインの限界を悟って解散を決意し、解散ライブのステージで演奏を行なっていたところ、クライドに銃を向けたファンの1人が放った銃弾からクライドを庇い重傷を負ってしまった。
そして、追い打ちをかけるかのごとくクライドが自殺した事で現在はマルコの前から姿を消している。


・ヴィンス

ウルフズベインのボーカルであった金髪ロンゲの男。ある意味ウルフズベインが活動休止した元凶。
ウルフズベインの象徴とも言える人物で絶大なカリスマ性と歌唱力を誇り、ヴィンス無くしてバンドはブレイクしなかったと言わしめるほどの天性の才能の持ち主であるが、素行が悪く協調性に欠けており、ドラッグをキメている時は傲慢で身勝手に振舞い、クライドに対しても&bold(){「幼稚なボーカル」}と侮る等、肝心の人間性は最悪であった。

ウルフズベインが爆発的に売れた頃からバンドに対する熱意を失っていたらしく、日頃からメンバーやスタッフと揉めて、時には公演をボイコットをかましていた。
ライブツアーを終えた後は、それらの振る舞いに業を煮やしたフィル達によってボーカルを解雇されてしまう。
その後、TV番組に出演して活動を行なっていたが、悪びれる様子も反省もなく、意趣返しといわんばかりにあることないことを含めたウルフズベインの悪口を言いふらして、ファンのウルフズベインに対する不信感を煽り続ける有様である。


・テッド

ガロットのリーダー。
ボーカル探しに難儀していたところ、偶然出会ったクライドの歌声が目に止まって彼をスカウトした。
当初はクライドとの関係が良好で彼の歌声と作曲を称賛して頼りにしていたが、ヴィンスが解雇された頃にクライドがウルフズベインのボーカルを引き継ぐ事を決意したのをキッカケに関係が一気に悪化してしまった。
フォローを付け加えると、迷いを抱えていたクライドは掛け持ちをする形でガロットも続けようとしていたのだが、到底メンバーが納得できるはずもなく、結局ガロットを去らざるを得なかった。

その後、クライドの後釜として仲間入りした新しいボーカルと共に今まで通りの活動を行なっており、偶然ロックバーで再会したクライドに対して、&bold(){「別にお前である必要はなかった」}&bold(){「お互い無駄な時間を過ごしちまった」}と手のひらを返すように今までの関係にピリオドを打った。



◆エデン

・ミカエル竹田

キューピーのような頭をしたエデンの幹部。
かなりの潔癖症でゲヘナの住人達を&bold(){「ゴミ共」}と見下しており、メフィストに対しても高圧的な態度を取っているが、当のメフィストからは&bold(){「口だけ」}と侮られている。







追記・修正はゲヘナに堕ちてからお願いします。


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