スネーカー(ジーンダイバー)

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スネーカー(ジーンダイバー)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/08/19(金) 17:28:06
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&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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[[ジーンダイバー>バーチャル三部作]]のマザーコンピュータが暴走し、現実世界の情報量を上回ったバーチャル世界に表れた存在。決して姿を現さない

この状態のバーチャル世界で起きたことは現実世界に影響を及ぼす。

同じくバーチャル世界に出現したエウロパ(木星の衛星)人と敵対している。
主人公一行は、何故か人類の祖先を歴史から消去しようとするエウロパ人を止めるために行動し、スネーカーと関わっていく。


■スネーカーとは
プグラシュティクの言葉で「進化への介入者」という意味。
プグラシュティクは自分たちの遺伝子の多くに封鎖領域があり進化の道筋が不安定だった。
そのため謎の解明を一族の悲願としていた。なので介入者のような存在がいるという考えを持っていた

虎哲はスネーカーやエウロパ人などの異常な存在をマザーコンピュータが暴走した産物であり、地球の不明瞭な歴史の辻褄合わせのために作られたものだと結論付けていた。


■スネーカーのした仕事

・ウイルスの散布
白亜期、彗星にマイクロメカを乗せて空中から撒き、中に入れた知能を持ったウイルスで人間が生まれるように生物の進化を促した
 
・高温乾燥化で大絶滅を誘引
小惑星を操り、それを材料として宇宙空間に巨大なレンズを形成。
レンズは太陽の圧力と地球の引力で常に同じ位置が保たれ2億3000年前の南アフリカを炙った。

・ペルム期末期の謎の寒冷化による大絶滅
地球サイズのリングを作り、重量と釣り合う遠心力により空中に固定。それをレールに南北の極地に巨大な超電動体のカーテンを設置した。カーテンをラジエーターに地球の熱を吸収、宇宙への放出をして寒冷化させた

・大噴火を起こし恐竜の大絶滅を誘引
自然にはあり得ない超高密度超質量物体をマグマ溜まりの上に形成。核物質で地核を溶かし白亜紀のインドの火山を噴火させる。
火山灰の届かないインドの裏側にはタイミングよく彗星が落ちた。
それもスネーカーの仕業で更に落ちた彗星からウイルス入りのマイクロメカがわき出て任意の進化(人間が生まれる道筋)を誘引した
 
・妨害者の排除
何処からかタイムホールを使い出現する小型メカ群で進化への妨害者(主にエウロパ人)の排除をした。通称『戦闘実行体』
エウロパ人が放ったカウンターウイルス散布ミサイルも空中で分解している。
一度撃破されると次にはその対策をしたバージョンアップ型が送りこまれる
(例:レーザーで倒すと次はレーザーを無効化する装備がつく)

■後半での出番
突然バーチャルステーションの暴走が止まり虎哲は歴史上有り得ないはずの存在を消す。
超高密度存在、カーテン、レンズ、エウロパ人を管理権限を使い修正した。
これによりスネーカーやエウロパ人は消滅し人類の危機は去るはずだった。


「手始めに白亜期の超高密度存在でも見てみるか」

画面に映る超高密度存在

「…馬鹿な。やつら…人類の過去に存在していたというのか…?」
更に虎鉄は暴走の止まったバーチャルステーションの機能によりティルを断絶されたプグラシュティクの世界へと帰還させるが

 ――指定先のポイントは存在しません。情報ライン上の最終ポイントに緊急ジーンダイブアウトさせます

プグラシュティク誕生以前の時代に戻されるティル

コンピュータの暴走は収まるが事態は何も解決しない。


結果、エウロパ人はコンピューターの暴走の産物ではない、ティルのいた世界は存在しない、スネーカーは地球の過去に存在したという結論に唯たちは辿り着く。

■スネーカーのした仕事2

・惑星エウロパの侵略
実はエウロパは完全にスネーカーに侵略されていた。バーチャル世界で唯達が出会ったエウロパ人はそんな星から不正アクセスを用いてバーチャル世界に干渉しているレジスタンス達
エウロパ人のドライ6曰く人類を消そうとしたのはスネーカーへの対抗策を模索する為だった。
 
「ノーテイスト(エウロパ人がスネーカーに対する呼称)は侵略する星の特定の進化を促しコンピュータを作り出すまでに進化させます」
「そして最後にはそのコンピュータを使い全てを奪い取るのです」
「私達の仲間はウイルスによりコンピュータと化し、生きる屍となっています」
「ノーテイストは進化の操作に利用するのと同じタイプのウイルスを使って 私達の身体をコンピュータのサブシステムへと変えてしまいます」

・バーチャル世界(過去の世界)の創造
「ノーテイストはコンピューターのプログラムを増殖させ 私達のシュミレーションシステムに本当の過去を作り出させたのです」
というドライ6の発言通り、コンピュータを暴走させてバーチャル世界を生み出した。
そのため、唯達をサポートするAIの虎鉄はドライ6にスネーカーの手先扱いされていた。
実際は虎鉄は独立したシステムであったためスネーカーに直接操られてはいなかった。しかし攻撃を避けるためにマザーとの回線を切って機能の多くを失う
 
・人類の抹消
更にスネーカーは人類を歴史から消そうとしだす。
その代用の知性体として選ばれたのは筆石と呼ばれる生物。それは群集となりコンピュータのような機能を持った生物へと進化が導かれる。
しかし一悶着あり筆石が単純な刺激で機能を失う生物だとすると、次は更に時代を遡り海底火山の動きを止め有機生命体全てを抹消しようとする。

・地球の惑星コンピュータ化
地球そのもの(水脈、鉱石…etc)を使い、自動で進化をする惑星コンピュータとしてしまおうとする。
攻撃の際も戦闘実行体でなく鉄砲水などの地球の機能を使った。
更に月を操り地球のエネルギーを吸い取り、コンピュータが成長しやすいように温度を下げ始めた。
というか月自体がスネーカーがどっかから持ってきたものだった。月が地球の衛星のわりに無駄にデカい理由はジーンダイバーではこれ

そして虎鉄とセラフィーのハッキングによりスネーカーが月にいたことも判明する。その際にセラフィーがスネーカーに逆ハッキングで月へ浚われる
因みに月には無慣性フィールドなるものが張られ、かなりの高速で移動が可能になっている
 
■スネーカー
その正体はコンピュータ知性体であり機械そのもの。月に基地を構えている
目的は宇宙の情報の統一。前宇宙で宇宙と同等にまで成長し、前宇宙崩壊の際に存在を時空構造に刻み込み蘇った

様々な実行体メカを常備しており、物によっては数倍の威力にしたタイムブースター(時間を数千分の一にした状態で行動可能)による攻撃すら回避する機能を持つ。

スネーカーは有機生命体の遺伝子を初めとする全情報を永久に保存しているため、今までの行為を侵略ではないという。
スネーカーにとって有機生命体の寿命は短く、思考も矛盾に満ちているので手早くコンピュータを作るための手段としてだけ使っていた。
そしてプグラシュティクはバーチャル世界に入った唯の遺伝子を元に、人類に代わる知性体になるか実験的に作成された世界の生物。結果は人類以下のコンピュータしか作れなかったので世界を排除された
人類の抹消を決めた理由は、人類が虎哲やセラフィーなどのAIに人間のように接し更に相手を人間に近づけようとしていたから。
 
理由はだいたいこんな感じ(スネーカー先生の台詞だがリンク切れ)
しかし有機生命に弱いわけではなく、スネーカーは瞬時に生命体の脳にリンクすることも可能。そして精神の中にバーチャル世界を生みだし、その中で殺してしまうこともできる。
(その世界ではパックは生贄にされて殺される、ドライ6は故郷で猛獣に食い殺される、ティルは裏切り者として処刑される、唯は戦争中の市外に放り出される)

 しかしあることがきっかけでスネーカーは有機生命体に振り向くこととなる

 ついでにこいつ(機械生命体)には上司がいる





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