&font(#6495ED){登録日}:2018/12/15 (土) 18:30:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 44 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){『The Multiversity』}は2014年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。 #region(作品情報) 『The Multiversity』#1 発売 2014年8月 脚本 グラント・モリソン 作画 アイヴァン・リース 『The Multiversity: The Society of Super-Heroes: Conquerors of the Counter-World』 発売 2014年9月 脚本 グラント・モリソン 作画 クリス・スプロース 『The Multiversity: The Just』 発売 2014年10月 脚本 グラント・モリソン 作画 ベン・オリバー 『The Multiversity: Pax Americana』 発売 2014年11月 脚本 グラント・モリソン 作画 フランク・クワイトリー 『The Multiversity: Thunderworld Adventures』 発売 2014年12月 脚本 グラント・モリソン 作画 キャメロン・スチュワート 『The Multiversity Guidebook』 発売 2015年1月 脚本 グラント・モリソン 作画 マーカス・トゥ 『The Multiversity: Mastermen』 発売 2015年2月 脚本 グラント・モリソン 作画 ジム・リー 『The Multiversity: Ultra Comics』 発売 2015年3月 脚本 グラント・モリソン 作画 ダグ・マーンキ 『The Multiversity』#2 発売 2015年4月 脚本 グラント・モリソン 作画 アイヴァン・リース #endregion 日本では未邦訳。 異才グラント・モリソンによるマルチバースの危機とそれに立ち向かうヒーローの活躍が描かれた作品。 『[[ファイナル・クライシス>ファイナル・クライシス(DCコミックス)]]』の続編的作品で、キャラクターの関係性や設定に共通点が見られる。 モリソンの想像力や過去の作品へのリスペクトが発揮された様々なキャラクターや世界が登場し、激しい戦いや悲劇が描かれる。 モリソンらしくメタ的な掘り下げも行われ、コミックと読者の関係性やコミック業界の歴史、取り巻く環境も描かれている。 また『ポストフラッシュポイント』におけるマルチバースの全容が明かされた作品でもあり、後のDCユニバースの根幹を担うようになっている。 『DC Rebirth』では『Superman: Multiplicity』で本作のキャラクターが登場し、『バットマン・メタル』でも本作の設定が登場している。 &link_anchor(『The Multiversity』#1){『The Multiversity』#1} &link_anchor(『The Multiversity: The Society of Super-Heroes: Conquerors of the Counter-World』){『The Multiversity: The Society of Super-Heroes: Conquerors of the Counter-World』} &link_anchor(『The Multiversity: The Just』){『The Multiversity: The Just』} &link_anchor(『The Multiversity: Pax Americana』){『The Multiversity: Pax Americana』} &link_anchor(『The Multiversity: Thunderworld Adventures』){『The Multiversity: Thunderworld Adventures』} &link_anchor(『The Multiversity Guidebook』){『The Multiversity Guidebook 』} &link_anchor(『The Multiversity: Mastermen』){『The Multiversity: Mastermen』} &link_anchor(『The Multiversity: Ultra Comics』){『The Multiversity: Ultra Comics』} &link_anchor(『The Multiversity』#2){『The Multiversity』#2} *&aname(『The Multiversity』#1,option=nolink){『The Multiversity』#1} **&font(#000000){【物語】} マルチバースの監視者『モニターズ』の生き残りニックス・ウォタンはあるコミックからマルチバースの危機を知り『Earth-7』に向かう。 そこで唯一の生き残りサンダラーと『Earth-7』を壊滅させた怪物ジェントリーに出会ったウォタンは反撃のため、 自身を身代わりにサンダラーを『モニターズ』の基地『ヒーローの館』に向かわせマルチバースから援軍を集めさせる。 『ヒーローの館』に招かれたヒーローたちはマルチバースの危機を知り、志願者たちがウォタン及び『Earth-7』救出に向かう。 しかし移動に失敗した彼らは『Earth-7』に似た世界『Earth-8』に降り立った。 **&font(#000000){【主な登場人物】} ・&font(b,15px){Superjudge(ニックス・ウォタン)} マルチバースの監視者『モニターズ』の生き残りでただ独りマルチバースを守護している。 普段は『Earth-0/Prime Earth』で早売りコミックのレビューをしながらマルチバースの監視をしている。 DCコミックスから発売された『The Multiversity: Ultra Comics』からマルチバースの危機を知り、 相棒のミスター・スタブズと共に『Earth-7』に向かう。そこで出会った謎の怪物ジェントリーの危険性を知り、 自身はその場に残りマルチバースからの援軍招集を『Earth-7』の生存者サンダラーに託す。 ・&font(b,15px){ミスター・スタブズ} ウォタンの相棒の猿。普段はぬいぐるみの姿をしている。皮肉をよく口にして臆病な態度も見せるが、ウォタンへの信頼は厚い。 ***&font(#000000){≪マルチバースのヒーロー≫} マルチバースに存在する52個の世界から集められたヒーロー。 サンダラーからの信号で起動した各世界の次元移動装置で『ヒーローの館』に招かれた。 当初は困惑していたが『ヒーローの館』のAIハービンジャーとサンダラーの説明を受けマルチバースとウォタンの危機を知る。 そして一部のヒーローがチームを結成して『Earth-7』に向かおうとするが、『Earth-8』にたどり着きそこでの戦いに巻き込まれてしまう。 ・&font(b,15px){スーパーマン(カルビン・エリス/カレル)} アフリカ系ヒーローやアフリカ系になったヒーローが活躍する世界『Earth-23』のスーパーマン。 表の顔はアメリカ大統領。ベルトにブレイニアックと呼ぶAIを組み込んでいる。 『ジャスティス・リーグ』と共に謎のロボットとレックス・ルーサーが造った『Transmatter Symphonic Array』の関係を調査していると、 機械が動き出し『ヒーローの館』に招かれる。 コミックを通じて自分を知っていた他の世界のヒーローたちに困惑しながら、持ち前のリーダーシップでチームを率いマルチバース救出に臨む。 ・&font(b,15px){サンダラー} Marvelの『Earth-1610/Ultimate Universe』に似た世界『Earth-7』のヒーロー。マイティ・ソーに似ている。 他のヒーローたちと共にジェントリーに立ち向かい、ただ独り絶体絶命の中で生き残っていた。 ピンチに駆けつけたウォタンに逃げるよう告げるが、彼に『ヒーローの館』に向かいマルチバースのヒーローを集めるよう頼まれる。 ヒーローたちを集めるとハービンジャーと共にマルチバースに起こっている事態を説明し、『Earth-7』に向かうチームに参加する。 ・&font(b,15px){キャプテン・キャロット(ロドニー・ラビット)} 喋る動物ファニーアニマルたちの暮らす世界『Earth-26』のスーパーマン。その名の通りウサギの獣人。 ギャグ漫画のようなパワーでヒーロー活動をする傍らコミックの連載もしている。 『ヒーローの館』に招かれたスーパーマンに一番最初に話しかけ状況を説明し、『Earth-7』に向かうチームに参加する。 ・&font(b,15px){レッド・レーサー(Ray)、アクアウーマン} 『Earth-7』に向かうチームに参加したヒーロー。レッド・レーサーはBig Bang Comicsに似た世界『Earth-36』のコミック好きなフラッシュ。 アクアウーマンは著名な人物の性別が逆転した世界『Earth-11』の戦い好きな女性アクアマン。 ・&font(b,15px){ディノ・コップ} Image Comicsに似た世界『Earth-41』のヒーロー。サベッジドラゴンに似ている。その名の通り恐竜警官。 外見によらず気のいい性格でスーパーマンに気さくに話しかける。チームには参加せず『ヒーローの館』でサポートを担当する。 ・&font(b,15px){リタリエイターズ} Marvelの『Earth-616』に似た世界『Earth-8』のヒーローチーム。『アベンジャーズ』に似ている。 突如現れた他の世界のヒーローを敵と勘違いし襲い掛かるが、スーパーマンの説得で冷静になり協力してロード・ハボックに挑む。 ***&font(#000000){≪ヴィラン≫} ・&font(b,15px){ジェントリー} 『Earth-7』に現れた謎の怪物たち。 様々な容姿のものがおり 灰色のやせ細った女神のようなDame Merciless 大量の人間が組み合わせってできた怪物Demogorgunn 紫色で3つ目の蛸の様な怪物Hellmachine 羽の生えた黒い大きな卵に1つ目が付いているIntellectron 大量の目を窓からのぞかせた建物Lord Broken などがいる。 マルチバースの監視者ウォタンの堕落を企み、滅ぼした『Earth-7』から信号を送り彼を呼び寄せた。 そして生き残りのサンダラーを逃がす代わりにウォタンをその場に留め襲い掛かる。 ・&font(b,15px){ロード・ハボック(Damon)} Marvelの『Earth-616』に似た世界『Earth-8』のロード・ハボック。ドクター・ドゥームをオマージュしたヴィラン。 『Omni-gauntlets』、『Genesis Egg』、『ウンダジンの雷斧』という遺物を手に入れ絶大なパワーを得ようとするが……。 ***&font(#000000){≪ガジェットなど≫} ・&font(b,15px){ヒーローの館} かつてマルチバースの監視者『モニターズ』が使用していた衛星基地。様々な別名を持ち、AIハービンジャーが管理している。 マルチバースから集められたヒーローの拠点として利用される。 ・&font(b,15px){アルティマ・スーレ} ウォタンが使用しているマルチバース探査船。ハープのような装置で振動数を行きたい世界に合わせることで移動する。 ・&font(b,15px){Transmatter Symphonic Array} 『Earth-23』のレックス・ルーサーが造った謎の装置。独特な機構をした大きな箱のような外見をしている。 その正体は次元移動装置で様々な世界のルーサーがコミックやドラッグによる幻覚から着想を得て作成していた。 各世界で名前は異なるが大きな箱の姿をしている点は共通している。 『ヒーローの館』からサンダラーが送った信号で起動し、ヒーローたちを呼び寄せた。 ・&font(b,15px){『The Multiversity: Ultra Comics』} 『Earth-0/Prime Earth』で発売予定のコミック。このコミックからウォタンはマルチバースの危機を知った。 *&aname(『The Multiversity: The Society of Super-Heroes: Conquerors of the Counter-World』,option=nolink){『The Multiversity: The Society of Super-Heroes: Conquerors of the Counter-World』} **&font(#000000){【物語】} 戦争を乗り越え平和と冒険に満ちたパルプマガジンのような世界『Earth-20』。 この世界の英雄ドック・フェイトは別世界からの脅威が近づいていることを知り、ヒーローを集め『ソサエティ・オブ・スーパーヒーローズ』を結成する。 そして始まった『Earth-40』との5年にも渡る戦争は『The Temple of Niczhuotan』で決着がつこうとしていた。 **&font(#000000){【登場人物】} ***&font(#000000){≪ソサエティ・オブ・スーパーヒーローズ≫} ・&font(b,15px){ドック・フェイト(ケント・ネルソン)} 『ソサエティ・オブ・スーパーヒーローズ』の発起人。前大戦を終結させた英雄で魔術師ナブーの力を持つヘルメットと銃が武器。 ニューヨークに出現させた運命の塔にヒーローたちを集め、別世界からの脅威を教え『ソサエティ・オブ・スーパーヒーローズ』を結成した。 『The Temple of Niczhuotan』での戦いでは『Transmatter Engine』を起動することで別世界から援軍を呼ぼうとする。 またマイティ・アトムの治療を行い、その際にマルチバースの神話を語り、ナブーがプロトモニター・ノヴに由来することや 『The Temple of Niczhuotan』がノヴの息子ニックス・ウォタンに関係することそしてアトムとウォタンの関係を教える。 ・&font(b,15px){イモータルマン} ニューヨークの3分の1を保持する資産家にして世界を股にかける冒険家。その正体は太古の時代に隕石からパワーを得て不死身となった古代人。 様々な名前を持ちその中にはアンスロというものもあった。常に笑みを浮かべた色男で本作の語り部。 『The Temple of Niczhuotan』での戦いでは自身に力を与えた隕石を槍にしてヴァンダル・サベッジを倒そうとする。 ・&font(b,15px){グリーンランタン(アビン・サー)} 宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の一員で地球担当。名前や設定はハル・ジョーダンの前任者でよく知られるアビン・サーだが、 顔は鬼や悪魔の様で服装はグリーンランタン(アラン・スコット)を思わせる。その外見が恐怖を抱かせるため隠れて活動していた。 別世界からの脅威が迫っていることをドック・フェイトに伝えチームを結成させた。 『The Temple of Niczhuotan』での戦いではパララックスに敗れたかに思われたが、 パララックスに追い詰められたフェイトとアトムの前に現れ、パララックスとそれを操るカウント・シネストロを倒した。 その後、パララックスの残骸を利用してフェイトの『Transmatter Engine』起動を手助けする。 ・&font(b,15px){マイティ・アトム(アル・プラット)} 鉄の男アイアン・マンローの特訓を唯一成し遂げた男。水素原子のマークの付いた青い覆面をつけている。 まだ若くコミックに興味を持ち運命の塔にあった呪われたコミック『The Multiversity: Ultra Comics』を読んでしまう。 『The Temple of Niczhuotan』での戦いではパララックスと戦い重傷を負うが、 ドック・フェイトに治療されブロックバスターを自身の信条から封じていた『The Deadly Atom Punch』で殺してしまう。 フェイト曰く、ニックス・ウォタンの子供の1人らしい。 ・&font(b,15px){レディ・ブラックホーク(レナ)} 女性飛行隊『ブラックホーク・スコードロン』を率いるリーダー。イモータルマンとは以前からの知り合い。 『The Temple of Niczhuotan』での戦いでは隊を率いてレディ・シヴァと戦い彼女を殺害する。 ***&font(#000000){≪ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ≫} 『Earth-20』とは逆に悪が栄えた世界『Earth-40』の支配者。『Earth-20』との衝突を知り別の世界への侵略に乗り出した。 ゾンビ軍団や殺人ロボットを駆使して『Earth-20』との5年にも及ぶ戦争を繰り広げている。 ・&font(b,15px){ヴァンダル・サベッジ} 『ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ』のリーダー。イモータルマン同様、隕石によって不死身の体を得た古代人。 残忍な人物で『Earth-20』で非道の限りを尽くし、戦争に勝利すれば他の世界への侵攻も企てている。 『The Temple of Niczhuotan』での戦いではイモータルマンを隕石で殴り殺し、その血で地獄から神を呼び出そうとしている。 ・&font(b,15px){ドック・ファウスト(フェリックス・ファウスト)} サベッジの右腕の魔術師。ゾンビ軍団を統率している。『The Multiversity: Ultra Comics』から多元宇宙の存在を知り戦争を提案した。 『The Temple of Niczhuotan』での戦いではドック・フェイトを自らの手で殺そうとするが、股間を蹴られて敗北し情報を引き出された。 サベッジに仕えているが裏ではジェントリーの預言者を名乗り、サベッジもジェントリーの駒だと思っている。 ・&font(b,15px){ブロックバスター} 怪力自慢の大男。『The Temple of Niczhuotan』での戦いではマイティ・アトムを殺そうとするが、逆に必殺パンチで殺された。 ・&font(b,15px){カウント・シネストロ} 黄色いエネルギーで出来た巨大な骨の竜パララックスを操る男。『The Temple of Niczhuotan』での戦いではパララックスを操り ドック・フェイトやマイティ・アトムを追い詰めるが、グリーンランタンに殺されパララックスも倒された。 ・&font(b,15px){レディ・シヴァ} 優れた格闘術と飛行機の操縦術を持つ女性。『The Temple of Niczhuotan』での戦いでは『ブラックホーク・スコードロン』と戦い、 あと一歩のところまで追い詰めるが殺された。 *&aname(『The Multiversity: The Just』,option=nolink){『The Multiversity: The Just』} 表紙やタイトルはゴシップ雑誌のパロディ。 **&font(#000000){【物語】} 前世代のヒーローの活躍で平和を勝ち取り、後継者たちが暇を持て余し道楽にふける世界『Earth-16/Earth-Me』。 謎の自殺を遂げたメガモルフォについての調査を進めていたスーパーマンはバットマンに協力を要請する。 独自の調査によってバットマンはある事実を突き止めスーパーマンを呼び寄せる。 **&font(#000000){【主な登場人物】} ・&font(b,15px){スーパーマン(クリス・ケント)} スーパーマンの息子。父の遺したスーパーマン・ロボットにヒーローの役目を奪われながら、唯一真面目にヒーロー活動に取り組んでいる。 バットマンとは親友だが、父を殺したAlexis・ルーサーと付き合っている彼を苦々しく思っている。 メガモルフォの謎の自殺を知り調査をするため、バットマンの元を訪れ協力を取り付ける。 その後メガモルフォの自宅や遺体安置所で情報を集めているとバットマンが現れ、彼がたどり着いたコミックの話を聞く。 ・&font(b,15px){バットマン(ダミアン・ウェイン)} バットマンとタリア・アル・グールの息子。Alexisと2人だけの時間を過ごしているとスーパーマンが現れ、メガモルフォの自殺の調査を頼まれる。 メガモルフォと付き合っていてたOffspringの元を訪れ、メガモルフォが死の直前に呼んでいたコミックを見せてもらいある事実に気が付く。 その後スーパーマンと合流し別世界からコミックが流れ着き、そのコミックが原因でメガモルフォがおかしくなったと主張する。 そして同様のコミック『The Multiversity: Ultra Comics』をAlexisが読んでいたため、スーパーマンと共に彼女の家に向かう。 ・&font(b,15px){Alexis・ルーサー} レックス・ルーサーの娘。父親同様に頭が良く常識外れの発想力を持つ。コミックを他の芸術と同じように好む。 他のヴィランの子供たちがヒーローの子供たちと仲良くしているが、父親の罪の大きさとスーパーマンとの因縁からつまはじきにされている。 そんな状況に自暴自棄になりながらも、自分を受け入れたバットマンと付き合っている。 スーパーマンがバットマンに協力を依頼した時もバットマンと共にスーパーボーイの美術館に行く予定だったが、 バットマンがスーパーマンとの仲を優先したため怒って1人で美術館に向かう。 ***&font(#000000){≪ジャスティス・リーグ≫} 世界を守る準備をしているヒーローチーム。前世代のヒーローのサイドキックが中心メンバーでかつての戦いを知っている。 バットマンとスーパーマンは未参加。再び世界に脅威が迫った時に備え、かつての大きな戦いを再現して日々を過ごしている。 ・&font(b,15px){グリーンランタン(カイル・レイナー)} 宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の一員で最後の1人。『ジャスティス・リーグ』のリーダー格。 戦いの再現の指揮を執るが、『The Multiversity: Ultra Comics』を読んだことが原因でかつて自分に起きた悲劇を思い出し暴走してしまう。 ・&font(b,15px){グリーンアロー(コナー・ホーク)} グリーンアロー(オリバー・クイーン)の息子。父親同様にプレイボーイでレディ・シヴァと食事に行く予定だった。 しかし娘アロウェットとの食事を優先し、彼女のヒーローになりたいという思いを諦めさせようとする。 ・&font(b,15px){ブラッドウィンド、ジプシー(シンディ・レイノルズ)} 黒魔術に長けたヒーロー。ドクター・ミッドナイトと共にメガモルフォの検死を担当する。 『The Multiversity』#1の『ヒーローの館』にも姿を見せている。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){メガモルフォ(Sapphire・メイソン)} メタモルフォの娘。恋人のOffspringのコミックを読んだ後、シスター・ミラクルに電話をかけ自殺した。 ・&font(b,15px){シスター・ミラクル(Sasha・ノーマン)} ミスター・ミラクル(シャイロ・ノーマン)の娘。電話中のメガモルフォに自殺されてしまう。 そのことを悲しんでいるがヒーローを招いたパーティのことで頭が一杯で、バットマンとスーパーマンにも頼んでいる。 ・&font(b,15px){Offspring(Ernest・オブライエン)} プラスチックマンの息子。コミック好きでその中には『The Just』以外の『The Multiversity』のタイトルが含まれている。 恋人のメガモルフォが自殺してしまい、『The Multiversity: Ultra Comics』を読んだこともあってコミックやゲームに現実逃避してしまう。 しかしバットマンの恫喝を受けメガモルフォが読んでいたコミックについて教える。 ・&font(b,15px){スーパーボーイ(コン・エル)} レックス・ルーサーに造られたスーパーマンのクローン。不完全なクローンでビザロ化が進んでいる。 芸術面で才能を発揮し、Alexisの訪れた美術館で多くの人々も夢で見たという灰色の女性の絵を発表する。 その絵はDame Mercilessに似ている。 ・&font(b,15px){Red Amazo} ロボットヒーロー、レッドトルネードとロボットヴィラン、アマゾを組み合わせて生まれたヴィラン。 かつて大きな事件を起こしそれを再現した模擬戦で『ジャスティス・リーグ』と戦ったが、 何者かの介入で想定以上のパワーを発揮し街に大きなダメージを与えた。 ・&font(b,15px){アロウェット(キッシー・キング・ホーク)、メンタ(Holly・デイトン)} グリーンアロー(コナー・ホーク)の娘とメントの娘。2人でヒーロー兼デュオグループ『ジャスト』を結成予定。 しかしアロウェットはヒーロー活動を遊びと捉えているところがあり、父に反対されている。 メンタは一足先にヒーロー活動をしており、メガモルフォの残留意識を読んでDame Mercilessとジェントリーの姿を目撃する。 *&aname(『The Multiversity: Pax Americana』,option=nolink){『The Multiversity: Pax Americana』} 『[[ウォッチメン]]』のオマージュ要素が多い。物語が進むごとに現在と過去が交差して描かれていく。 **&font(#000000){【物語】} 現実世界と似た歴史を持ちながら、コスチュームを着た人間たちが活動する世界『Earth-4』。 ヒーローの1人ピースメーカーの手によってHarleyアメリカ大統領が暗殺された。 大統領のボディガードであり長年ヒーローとして活躍したピースメーカーの凶行は大混乱を巻き起こす。 そして物語は巻き戻りある真実を浮かび上がらせていく。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){Harley} 第44代アメリカ大統領。常に笑顔を絶やさずキャプテン・アトムやクエスチョンといった変わり者とも親密になれる度量の持ち主。 『メビウスの輪』の象徴を好む。父Vince Harleyはコミックアーティストだったが強盗に殺された。 父の手掛けたコミックや世界を旅した経験によって、父の墓前で世界を救うアイデアが思い浮かび政治の道へと向かった。 その後キャプテン・アトムの出現を機に世界を救う計画『Algorithm 8』の実現のため、ヒーローチーム『パックス・アメリカーナ』を結成した。 そしてピースメーカーに暗殺されることで『Algorithm 8』を成就させようとしたが、キャプテン・アトムは姿を消しており失敗に終わった。 自らを犠牲にする『Algorithm 8』誕生には秘密があり……。 ***&font(#000000){≪パックス・アメリカーナ≫} Harley大統領によって結成されたヒーローチーム。キャプテン・アトムを中心に自警団や政府のエージェントによって構成されている。 Harleyが選挙の際に発表し、同時多発テロといった暗い時代を乗り越える象徴として生み出された。 ・&font(b,15px){キャプテン・アトム(アレン・アダム)} ウラン235にまつわる実験で唯一の超人へと変化した軍人。超人的能力と人間離れした思考を得た。 当初は得た能力と精神の変化に困惑していたが、Harleyとの対話によって彼に協力することを決めチームへと加入した。 Harleyの『Algorithm 8』の重要人物だったが、実行を前に実験を称した敵の策略によって姿を消してしまう。 またこの実験の最中『The Multiversity: Ultra Comics』を読んでコミックの分析を読者に語り掛ける。 ・&font(b,15px){ピースメーカー(クリストファー・スミス)} 武力を行使してでも平和を守るという信念を持つエージェント。 2005年のホワイトハウス占拠事件を単独で解決するなど高い実績を誇り、Harley大統領のボディガードを務めるほど信頼も厚い。 Harleyから『Algorithm 8』を教えられ彼を信じて暗殺計画を実行し、政府に逮捕され尋問を受ける。 『Algorithm 8』が成功していれば後継者にピースメーカーの座を譲り、パートナーのNoraと姿を消すつもりだった。 ・&font(b,15px){ブルービートル(テッド・コード)} 様々なガジェットを駆使して戦うヒーロー。ダン・ギャレットからブルービートルの座を譲り受け、クエスチョンとよくコンビを組んで活躍した。 しかし現在は危険分子となったクエスチョンを追っている。 ・&font(b,15px){ナイトシェイド(イブ・エデン)} ヒーロー活動に若き情熱を燃やす女性ヒーロー。副大統領Charlesを父に、先代ナイトシェイドを母に持つ。 Harley大統領暗殺によってヒーローの存在を終わらせようとする父を説得するが聞き入れてもらえない。 ***&font(#000000){≪ヴィラン≫} ・&font(b,15px){Charles・エデン} アメリカ副大統領にして科学者。Harleyとは彼が大統領になる前からの友人だが、彼のヒーローを中心とした政策を嫌っている。 『Algorithm 8』の存在を事前に知り、計画阻止のため様々な暗躍を繰り返した。 Harley大統領暗殺後、大統領に昇格しヒーロー無き新たな時代を生み出そうと動き出す。 ・&font(b,15px){サージ・スティール} 左手が鋼鉄の義手のエージェント。Charles副大統領の指示の元で『Algorithm 8』阻止の実行犯として活動していた。 キャプテン・アトム消失実験やNora O'Rourke暗殺、ピースメーカーの尋問を行う。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){クエスチョン(ビク・セイジ)} 肌色一色のマスクをつけた自警団。謎にこだわりを持ち、それを解き明かすためには強引な手段も問わない。 現場から立ち去る際には名刺代わりになぞなぞと?マークを書いたカードを残す。 『パックス・アメリカーナ』の初期メンバーでブルービートル(テッド・コード)とよくコンビを組んだが、 強引な手法が原因で除名され現在は彼らに追われている。 それでも信念は失わず『Algorithm 8』やNora O'Rourke暗殺、4人の科学者と4件の未解決殺人といった謎を追い、 Charles副大統領がキャプテン・アトム消失に関わっていたことを突き止める。 ・&font(b,15px){Nora O'Rourke} ピースメーカーの公私にわたるパートナー。『パックス・アメリカーナ』のサポートをしながら芸術活動も行っている。 Harley大統領から『Algorithm 8』の存在を教えられ、不安に思いながらもピースメーカーを送り出した。 その後、『Algorithm 8』の全てを解き明かすがサージ・スティールに暗殺された。 ・&font(b,15px){イブ・エデンの母} 初代ナイトシェイドとして活躍した女性。『パックス・アメリカーナ』の初期メンバーの1人。 現在はすっかり老け込み同じ話を繰り返すなどかつての姿は見る影もない。何らかの実験に巻き込まれた可能性を示唆している。 ・&font(b,15px){ブルービートル(ダン・ギャレット)、タイガー} 『パックス・アメリカーナ』の初期メンバー。元々は『OSI』のエージェントで『パックス・アメリカーナ』に任命された際、 コスチュームと名前を与えられた。現在は2人とも引退している。 ・&font(b,15px){Yellowjacket} ヒーローの先駆け的存在である伝説の人物。冷戦時代に民衆の味方として活躍したが突如その姿を消した。 その存在はクエスチョンにも影響を与え、彼はその謎を追っている。 *&aname(『The Multiversity: Thunderworld Adventures』,option=nolink){『The Multiversity: Thunderworld Adventures』} **&font(#000000){【物語】} 『マーベル・ファミリー』に守護される明るく勇気と希望に満ちた世界『Earth-5/Thunderworld』。 悪の科学者ドクター・シヴァナによって魔法の砦『ロック・オブ・エタニティ』が占拠され、世界さらにはマルチバースの侵略が始まった。 突然現れたもう1人の自分からそのことを知ったビリー・バットソンは、キャプテン・マーベルへと変身し悪に立ち向かう。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){キャプテン・マーベル(ビリー・バットソン)} 『SHAZAM』と唱えることで六柱の神々の力を持つ地上最強の人間に変身する少年。普段はネット中継レポーターをしている。 時空の乱れに巻き込まれた街をレポートしていると、もう1人の自分が現れ警告と謎のアドバイスを送られる。 直後に現れた『シヴァナ・ファミリー』に『マーベル・ファミリー』と共に立ち向かうが、 ドクター・シヴァナが『ロック・オブ・エタニティ』で計画を進めていることを知り急行する。 そこでブラックシヴァナへと変化したシヴァナに立ち向かうが、追い詰められるもある事実に気が付く。 ***&font(#000000){≪マーベル・ファミリー≫} キャプテン・マーベルの仲間たち。彼と共に『シヴァナ・ファミリー』に立ち向かう。 キャプテン・マーベルが『ロック・オブ・エタニティ』に向かうと、彼に代わって『モンスター・ソサエティ・オブ・イビル』を相手取る。 ・&font(b,15px){マリー・マーベル(マリー・バットソン)、キャプテン・マーベル・ジュニア(フレディ・フリーマン)} ビリーの双子の妹と足が不自由な少年。ビリー同様『SHAZAM』と唱えることで六柱の神々の力を持つ地上最強の人間に変身する。 キャプテン・マーベルの援護に現れ、『シヴァナ・ファミリー』や『モンスター・ソサエティ・オブ・イビル』に立ち向かう。 ・&font(b,15px){マーベル・ルーテナンツ} キャプテン・マーベルの協力者たち。キャプテンを意識したコスチュームに身を包み、武器を駆使して援護する。 ***&font(#000000){≪ヴィラン≫} ・&font(b,15px){ブラックシヴァナ/ドクター・シヴァナ(サデウス・シヴァナ)} キャプテン・マーベルのライバルの悪の科学者。コミックからマルチバースの存在を知り、 マルチバースの自分『Legion of Sivanas』と協力してマルチバース侵略と打倒キャプテン・マーベル達成に乗り出す。 しかし真の目的は『ロック・オブ・エタニティ』から手に入れたパワーと『Suspendium』という時を止める物質を使って、 自分だけの永遠の帝国を作ることで『Legion of Sivanas』も利用しているに過ぎなかった。 『ロック・オブ・エタニティ』に似た宇宙船で『ロック・オブ・エタニティ』に乗り込み、シャザムを捕まえる。 その後『シヴァナ・ファミリー』や『モンスター・ソサエティ・オブ・イビル』で時間稼ぎをしてパワーを手に入れ、 『ロック・オブ・エタニティ』に現れたキャプテン・マーベルをブラックシヴァナに変身し圧倒する。 ・&font(b,15px){シヴァナ・ファミリー} ドクター・シヴァナの子供たち。マグニフィカス、サデウス・ジュニア、ジョージアの3人がおり、 マグニフィカスのみ前妻との子でイケメン。サデウス・ジュニアとジョージアはシヴァナにそっくり。 ドクター・シヴァナの手で『ロック・オブ・エタニティ』から奪ったパワーを受け取り、キャプテン・マーベル並みのパワーと優れた容姿を得た。 『マーベル・ファミリー』と戦い、サデウス・ジュニアは月まで吹き飛ばされ、 ジョージアはキャプテン・マーベル・ジュニアの言葉に気をよくして変身を解いてしまい、マグニフィカスは電柱で拘束された。 ・&font(b,15px){モンスター・ソサエティ・オブ・イビル} キャプテン・マーベルの宿敵たちで結成された軍団。時間稼ぎのために街に現れ『マーベル・ファミリー』と戦う。 ・&font(b,15px){Legion of Sivanas} マルチバースの様々な世界のシヴァナ達。『Earth-5』のシヴァナにモニター越しに協力してマルチバース侵略に乗り出す。 ハンニバルを思わせる者や正義感に溢れる者などその姿や思想は様々。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){シャザム} 『ロック・オブ・エタニティ』に住む魔術師。ビリーにキャプテン・マーベルになる力を与えた。 本作の語り部として読者に語り掛けようとしたが、ドクター・シヴァナの襲撃を受け囚われてしまう。 *&aname(『The Multiversity Guidebook』,option=nolink){『The Multiversity Guidebook』} ガイドブックの名の通りマルチバースの歴史や52個の世界を解説するページが多くを占めている。 52個の世界を解説するページでは様々なアーティストが担当している。 **&font(#000000){【物語】} 3頭身のヒーローとヴィランが絵本の様な戦いを繰り返す世界『Earth-42』。 『Legion of Sivanas』の罠にはまりピンチに陥った『Earth-42』のバットマンは、突如現れた『Earth-17』のバットマンに助けられる。 『Earth-17』のバットマンが現れた理由を探るため、『Earth-42』のバットマンはその場にあった『The Multiversity Guidebook』を手に取る。 そこに描かれていたキング・オブ・コミックスことジャック・カービーのヒーローが活躍する世界『Earth-51』では、 仲間たちと共にカマンディが何者かにさらわれたフラワーを探しにダークサイドの墓を訪れていた。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){バットマン(ディック・グレイソン)} 『Earth-42』のバットマン。仲間たちと共にドクター・シヴァナの隠れ家に向かうも、『Legion of Sivanas』の待ち伏せを受け全滅の危機に陥る。 しかし『Earth-17』のバットマンにピンチを救われ、混乱する彼に『The Multiversity Guidebook』を通じてマルチバースの解説をする。 ・&font(b,15px){バットマン(ブルース・ウェイン)} 核戦争によって汚染されながら懸命に戦い続ける世界『Earth-17』のバットマン。特殊なアーマーを身に着け、ブルースの名を捨てている。 『Earth-17』を救う鍵を求めて『Dark Tower of Luthex』に向かったところ『Earth-42』にワープさせられてしまう。 偶然そこにいた『Earth-42』のバットマンを『Legion of Sivanas』の殺人ロボットから救うが、 突然の事態に混乱しマルチバースを解説する『Earth-42』のバットマンに食って掛かってしまう。 ・&font(b,15px){カマンディ} 『Earth-51』の地球最後の少年。大災害に見舞われた世界を仲間たちと共に懸命に生きている。 友人のフラワーを何者かにさらわれ仲間たちと共に行方を捜し、『The Island of the God Watchers』として知られるダークサイドの墓を訪れる。 何者かが内部から出てきた痕跡を発見し不審に思いながらも、中でマルチバースの歴史が描かれた壁画を発見し、 コミックで得たマルチバース誕生の歴史について語る。 ・&font(b,15px){プリンス・タフタン、バイオマック(ベン・ボクサー)} 『Earth-51』のカマンディの仲間たち。プリンス・タフタンは虎の獣人タイガーメンの王子。 バイオマックは普段はただの青年で人工衛星ブラザーアイのエネルギーでバイオマックに変身する。 カマンディのフラワー捜索に協力する。 ***&font(#000000){≪ヴィラン≫} ・&font(b,15px){Legion of Sivanas} マルチバースの様々な世界のドクター・シヴァナ達。前回の時点ではマルチバースを移動する手段を発見できずにいたが、 『Transmatter Symphonic Array』を解析することで『Earth-5』のシヴァナが使っていた『ロック・オブ・エタニティ』風の宇宙船に集結しつつある。 ハンニバル風のシヴァナが『Earth-42』のシヴァナを味方に加えるために現れ、『Earth-42』のヒーローの半数を倒した。 その後、宇宙船に戻ると『Earth-5』の『マーベル・ファミリー』が現れたため『Earth-43』に撤退する。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){マーベル・ファミリー} 『Earth-5』の守護者たち。『ロック・オブ・エタニティ』風の宇宙船に異変を感じ急行する。 ・&font(b,15px){ニューゴッズ} 『Earth-51』の監視者。大災害そしてダークサイドとの戦いでダメージを負い、それを癒しつつカマンディと世界を見守っている。 *&aname(『The Multiversity: Mastermen』,option=nolink){『The Multiversity: Mastermen』} **&font(#000000){【物語】} オーバーマンと彼の乗せた宇宙船から得た技術でナチスが第二次大戦を勝利した世界『Earth-10/Earth-X』。 勝利から60年、世界を支配しながらも過去の罪に思い悩むオーバーマンの前に『フリーダム・ファイターズ』による攻撃が始まった。 自らの罪が生み出した『フリーダム・ファイターズ』に悩みを深めるオーバーマンに対し、 『フリーダム・ファイターズ』のリーダー、アンクル・サムは最大の攻撃を仕掛ける。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){オーバーマン(カール・カント/カル=ェル)} ドイツを守る鋼鉄の男で『Earth-10』のスーパーマン。異星人で赤ん坊の頃に乗っていた宇宙船がチェコスロバキアの農場に墜落しナチスに拾われ、 成長した彼と宇宙船の技術によってナチスを第二次大戦勝利に導いた。 戦争から60年経った現在は指導者として世界を導きながら『ニューナチス軍』と共に怪物や悪人と戦っている。 最近オーバーガールとLord Brokenが出てくる悪夢を見てから多くの犠牲者を生み出した過去の戦争や仲間たちの死に悩みを深めている。 そんな中、命を落としたオーバーガールの式典中に『フリーダム・ファイターズ』の攻撃が始まり、 強くあることを望む周囲の人間と自分の思いとの間に揺れ動く。 そしてオペラを観劇中に仕掛けられた『フリーダム・ファイターズ』の攻撃に対処しようとするが……。 ***&font(#000000){≪ニューナチス軍≫} オーバーマンに率いられるヒーローチーム。戦いの中で犠牲者を出しておりメンバーの多くが代替わりしている。衛星基地『Eagle's nest』が拠点。 『フリーダム・ファイターズ』の対処に当たるが、弱気な態度を見せるオーバーマンに不信感を募らせる。 ・&font(b,15px){レザーウィング} オーバーマンを発見したHans von Hammerを祖父に持つ『Earth-10』のバットマン。理想を持たずナチス軍人らしい性格。 ヒューマンボムが何かを隠していると感じ拷問を担当する。 ・&font(b,15px){ブルンヒルデ} 『Earth-10』のワンダーウーマン。オーバーマンの話し相手をよく務め、弱気な態度を見せる彼を叱咤する。 ・&font(b,15px){ブリッツェン} 『Earth-10』の女性フラッシュ。ヒューマンボムの攻撃から市民を救う活躍を見せるが、彼の持っていた武器でレザーウィングを殺しかける。 ・&font(b,15px){アンダーウォーターマン} 『Earth-10』のアクアマン。人種を理由に迫害された過去を持つ『フリーダム・ファイターズ』に少し理解を示す。 ***&font(#000000){≪フリーダム・ファイターズ≫} ドクター・シヴァナによって能力を与えられたヒーローチーム。エリス島を拠点にしてナチスに迫害された民族で構成されている。 ヒューマンボムによる先制攻撃後、間をおいてオペラを観劇中のオーバーマンに攻撃を仕掛ける。 ・&font(b,15px){アンクル・サム} リーダーで愛国者が生まれ変わったとされるアメリカの化身。敗戦後、迫害された移民を保護していたが、 ドクター・シヴァナの協力で『フリーダム・ファイターズ』を結成しドイツへの反撃に乗り出した。 自らは手を下さず映像でオーバーマンたちに語りかける。 ・&font(b,15px){ヒューマンボム} 特殊なスーツで制御不能な爆破能力を抑え込んでいるヒーロー。先制攻撃としてオーバーガールの式典に投下された。 『ニューナチス軍』に囚われ拷問を受けるが情報を渡すことはなく、オペラでの攻撃に合わせ行動を開始する。 ・&font(b,15px){ドールマン(ダレル・デーン)、ドールウーマン(マーサ・ロバーツ)、ファントムレディ、ブラックコンドル、レイ} 『フリーダム・ファイターズ』のメンバー。エリス島で出撃の時を待つ。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){アドルフ・ヒトラー} 実在の人物。第二次大戦前夜、トイレに入りスーパーマンのコミックを読んでいる最中に宇宙船と赤ん坊の存在を報告され、 成長したオーバーマンと共に第二次大戦を勝利に導いた。 ・&font(b,15px){オーバーガール} 『Earth-10』のスーパーガール。戦いの中で命を落とし式典が開かれたが、その最中に『フリーダム・ファイターズ』の攻撃が始まった。 彼女の正体はオーバーマンのクローンのため、その気になれば再び生み出すことも出来る。 ・&font(b,15px){Lena} オーバーマンのパートナー。悩みを吐露するオーバーマンに強くあり続けるよう語り掛ける。 ある薬品によって永遠の美貌を手にしていたが、オペラを前にその薬品が尽きたことをオーバーマンから知らされ、 永遠の命を持つ彼に嫉妬を爆発させる。 ・&font(b,15px){Jurgen Olsen} 『Earth-10』のジミー・オルセン。テレビのインタビュアーでオーバーマンの近くに寄れるほど信頼されている人物だが、 ある事実を知り彼に失望し『フリーダム・ファイターズ』に情報を流している。 ヒューマンボムによる攻撃後、オーバーマンにインタビューを行いきわどい質問を浴びせていく。 ・&font(b,15px){ドクター・シヴァナ} 『Earth-10』のドクター・シヴァナ。ドイツ出身。アンクル・サムにマルチバースの技術を与え『フリーダム・ファイターズ』を結成させた。 *&aname(『The Multiversity: Ultra Comics』,option=nolink){『The Multiversity: Ultra Comics』} モリソンらしいメタフィクションや読者に語り掛ける描写の多い難解な作品。 **&font(#000000){【物語】} 様々な世界に呪いを振りまいた『The Multiversity: Ultra Comics』は彼自身の訴えから始まった。 現実世界と何ら変わりない世界『Earth-33/Earth-Prime』で生み出された彼は、世界に迫る脅威を防ぐためニューヨークへと向かわされる。 変わり果てた世界と怪物たちに困惑しながら生存者を発見したウルトラコミックスは生存者の隠れ家に向かうも、 そこで囚われてしまいUltra-Kingの餌に選ばれてしまう。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){ウルトラコミックス} 現実世界と同様にヒーローの存在しない世界『Earth-33』で生み出された、ヒーローの姿をしたコミックでありコミックの姿をしたヒーロー。 額に着けた『Ultragem』によって読者の意識と一体化して、彼らの想像力をパワーに変えて戦う。そのため彼の意識は読者と混然一体になっている。 『Earth-33』に迫る脅威から世界を守るため創造者たちの手でニューヨークに送られるが、変わり果てた世界に困惑する。 その後、怪物に襲われる『Neighborhood Guard』の子供たちを発見し、彼らの命を救い世界を救う鍵となる『箱』を隠れ家まで運んであげる。 隠れ家の大人たちに世界の状況を聞くが謎の骸骨を発見した隙を突かれ、機械に動きを封じられUltra-Kingに『Ultragem』を食べられてしまう。 力の源を失い危機に陥るが『Ultragem』と意識がつながっていることを利用し、『Ultragem』を危険な物質に変えUltra-Kingを倒すことに成功する。 そしてこの世界に来たことが罠だったことに気付くも、時すでに遅く……。 ***&font(#000000){≪Neighborhood Guard≫} ウルトラコミックスが現れた世界の生存者。『Earth-33』と思われた世界だが、ヒーローが存在し異星人に攻撃されるなど現実離れしている。 この世界はTime TyrantであるTorとロード・オブ・タイムであるエポックとの戦いによって現在と未来が一体化しており、 さらにReborizzonと呼ばれる侵略者がこの混乱にまぎれ侵攻を開始している。 『Neighborhood Guard』はその状況で懸命に生きながら、コミックからの警告で世界を救う鍵となる『箱/Ultrabox/Transmatter Cube』を探していた。 ウルトラコミックスの協力で『箱』を手に入れるが、支配者のUltra-Kingにウルトラコミックスを捧げ『箱』の力で別世界に脱出しようとする。 Ultra-Kingの裏切られるもウルトラコミックスに救われるが……。 ・&font(b,15px){Gary Concord Jr.} 『Neighborhood Guard』のリーダー格。メカニックとしての才能を持ちかつてはUltra-manと呼ばれていた。 『箱』を運んできてくれたウルトラコミックスに世界の状況を説明するが、隙を見せた彼を機械につないでUltra-Kingに捧げる。 そして仲間たちと共に『箱』の力で別の世界に脱出しようとするがUltra-Kingに裏切られてしまう。 ・&font(b,15px){ウルトラ・ザ・マルチ・エイリアン(エース・アーン)} 4つの宇宙人の特徴を持つ未来人。まともに言葉をしゃべれない。Concordに協力してウルトラコミックスを捕らえる。 ・&font(b,15px){Red Riding Hood} 『Neighborhood Guard』の子供グループのリーダー格。その名の通り赤い服に身を包んでいる。 『箱』を巡ってDeformoidsと争っているところをウルトラコミックスに救われる。当初は彼を警戒していたが、 『箱』を運ぶ手伝いをしてもらうことを条件に隠れ家に連れていく。 ***&font(#000000){≪ヴィラン≫} ・&font(b,15px){Ultra-King(Rex Ultraa)} 『Neighborhood Guard』の支配者。惑星オルメラク出身でオルメラクの女王マクシマの配偶者を名乗る。 『Neighborhood Guard』の保護を条件に食料となる人間を持ってこさせ、さらに残りかすを『Neighborhood Guard』に食べさせていた。 惑星オルメラクに帰るために『箱』を求めている。そして『箱』を持ってきたウルトラコミックスを捕らえ、 『Ultragem』を食べてエネルギーを吸収し1人で『箱』を使おうとするが、ウルトラコミックスの機転を利かせた攻撃で倒された。 ・&font(b,15px){Deformoids} 『ジャスティス・リーグ』に似た姿をした怪物たち。かつてはこの世界の守護者だったがTorに姿を変えられ彼に仕えている。 Red Riding Hoodと『箱』を巡って争っていたが、助けに現れたウルトラコミックスに全滅させられた。 実はUltra-Kingから『箱』を守っていた。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){男} ウルトラコミックス誕生に関わった謎の男。読者にウルトラコミックスが特別なコミックでありヒーローであると語り掛ける。 ウルトラコミックスが旅立つと他の関係者が息絶えた中、ウルトラコミックスを見守り読者にこのコミックが罠だと警告する。 その正体は……。 *&aname(『The Multiversity』#2,option=nolink){『The Multiversity』#2} **&font(#000000){【物語】} ジェントリーの侵略が本格的に始まり様々な世界で異変が起こる。『ヒーローの館』にも危機が迫り、 『Earth-8』ではジェントリーに侵されThe Dark Monitorに姿を変えたウォタンがジェントリーのために扉を開こうとする。 マルチバースのヒーローたちはジェントリーの魔の手からマルチバースを守るために必死の抵抗を試みる。 **&font(#000000){【登場人物】} ***&font(#000000){≪Earth-8で戦うヒーロー≫} 『Earth-8』でThe Dark Monitorと戦う。激しい戦いの末、フラッシュの力でウォタンを救い、 『ヒーローの館』からの援軍たちと協力してジェントリーを倒す。 そして本来の目的である『Earth-7』救出のため、『Earth-7』につながる扉を開く。 ・&font(b,15px){スーパーマン(カルビン・エリス/カレル)} 『Earth-23』のスーパーマン。The Dark Monitorの正気を取り戻させようと説得するが、赤い太陽光線を浴びせられ倒れてしまう。 正気を取り戻したウォタンが自らの過ちを吐露している姿を見ると、ヒーローたちが集結できたのは彼のお陰と励ます。 ・&font(b,15px){キャプテン・キャロット(ロドニー・ラビット)} 『Earth-26』のスーパーマン。ギャグ漫画のようなパワーを発揮するのに必要な『Cosmic Carrot』を食べようとするが、 The Dark Monitorの発した赤い太陽光線で頭を落とされ『Cosmic Carrot』を食べられなくなってしまう。 体だけが戦い頭はミスター・スタブズの話し相手となっていたが、レッド・レーサーに体を持ってきてもらい復活する。 そしてミスター・スタブズに渡された『The Multiversity』のコミックをレッド・レーサーに託す。 ・&font(b,15px){レッド・レーサー(Ray)} 『Earth-36』のフラッシュ。頭と体が分かれたキャプテン・キャロットを復活させ、彼から鍵を握るコミックを託される。 一瞬困惑するが、スーパースピードで読み解き『箱』を操作する鍵が『S.O.S.』という言葉だと気づく。 そして『[[クライシス>クライシス・オン・インフィニット・アース]]』のフラッシュの様に全力のスピードを発揮し、 マルチバースのフラッシュ全員を呼び出し一斉にThe Dark Monitorに突撃しウォタンの正気を取り戻させることに成功する。 ・&font(b,15px){サンダラー、アクアウーマン} 『Earth-7』のヒーローと『Earth-11』の女性アクアマン。サンダラーがアクアウーマンの力の源である大量の水を作り出し、 The Dark Monitorの右目を奪うなど大きなダメージを与える。 ・&font(b,15px){リタリエイターズ} 『Earth-8』のヒーローチーム。The Dark Monitorや自分たちによく似た『Earth-7』のヒーローの成れの果てに立ち向かう。 ・&font(b,15px){ミスター・スタブズ} ウォタンの相棒の猿。失明した状態で戦場をさまよっていたが、キャプテン・キャロットの頭にウォタンには策があると語り、 鍵を握る『The Multiversity』のコミックを復活したキャプテン・キャロットに託す。 ジェントリーが現れるとウォタンに代わって犠牲になろうとするが、ウォタンに止められる。 ***&font(#000000){≪ヒーローの館で待機していたヒーロー≫} マルチバースを守るために『ヒーローの館』に招かれたヒーローたち。 Hellmachineの襲撃を受け混乱状態になり『ヒーローの館』のAIハービンジャーが機能不全に陥ってしまう。 『Earth-5』の『マーベル・ファミリー』の活躍でHellmachineを退け、 『Earth-17』のバットマンの『The Multiversity Guidebook』によってハービンジャーを復活させる。 そしてレッド・レーサーの活躍で『Earth-8』への道が開くと、ジェントリーを倒すために全員で突撃する。 ・&font(b,15px){バットマン(ブルース・ウェイン)} 『Earth-17』のバットマン。『The Multiversity Guidebook』に導かれて『ヒーローの館』に現れ、 その本によってハービンジャーの再起動に成功する。 ・&font(b,15px){ワンダーウーマン(ダイアナ)、スティール(ジョン・ヘンリー・アイアンズ)} 『Earth-42』のワンダーウーマンとスティール。『Earth-42』がジェントリーに汚染された結果、ジェントリーのスパイとなっていった。 ジャスティス・リーグ風のロボットが活躍する世界『Earth-44』のホークマンにそのことがバレて攻撃しようとするが、 実は体が機械で出来ていたためホークマンに体に仕掛けられた強制停止装置を作動させられ機能を停止した。 ***&font(#000000){≪ヴィラン≫} ・&font(b,15px){The Dark Monitor(ニックス・ウォタン)} 『Earth-7』でジェントリーに取り込まれた結果、姿を変えたニックス・ウォタン。ロード・ハボックの『Genesis Egg』を通じて現れた。 ルービックキューブ風の『箱』を17回動かし完成させることで『Earth-8』にジェントリーを招き入れようとする。 あと一歩のところまでたどり着くも全マルチバースのフラッシュによる突撃によって正気を取り戻す。 正気を取り戻すと自らの過ちの後悔を語り犠牲になろうとするが、ヒーローたちがジェントリーを倒したことで救われた。 ・&font(b,15px){Gentrified Heroes} ジェントリーに汚染されゾンビのような姿となった『Earth-7』のヒーローたち。 The Dark Monitorに使役されヒーローたちに襲い掛かる。ウォタンが正気を取り戻すと土に姿を変え消滅する。 ・&font(b,15px){ジェントリー} マルチバースの破滅を目論む怪物たち。ウォタンが正気を取り戻す直前に完成させた『箱』から『Earth-8』に現れる。 ヒーローたちを倒し『Earth-8』を破滅させようとするがマルチバースのヒーロー軍団に敗北した。 ・&font(b,15px){Hellmachine} 紫色で3つ目の蛸の様な姿をしたジェントリーの一体。その名は絶望の第三天使の999番目の禁じられた名前と言われる。 頭の上に大都市を乗せそこから不気味な人型生物を乗せた戦闘機を出撃させる。 『Earth-42』のワンダーウーマンとスティールから『ヒーローの館』の位置を知り攻撃を開始しヒーローたちを追い詰めるが、 『Earth-5』の『マーベル・ファミリー』の手で『Legion of Sivanas』の宇宙船をぶつけられ、マルチバースの狭間に存在する怪物に食われてしまう。 ・&font(b,15px){Legion of Sivanas} マルチバースの様々な世界のドクター・シヴァナ達。『Transmatter Symphonic Array』を使用して様々な世界への侵略を開始する。 しかしヒーローやヴィランが怪物に姿を変えた世界『Earth-43』のシヴァナは 魔法と密接に結びついた世界『Earth-13』のヒーローチーム『リーグ・オブ・シャドウズ』に敗れる。 ハンニバル風のシヴァナと『Earth-26』のシヴァナは『マーベル・ファミリー』から逃れるために、 現代的な技術を持つ西部劇風の世界『Earth-18』に向かうも『Earth-18』のヒーローチーム『ジャスティス・ライダーズ』に敗れ全滅してしまう。 ***&font(#000000){≪マルチバース≫} ジェントリーの影響で様々な形で崩壊が迫り、一部のヒーローが『ヒーローの館』に招かれる。 ・&font(b,15px){Earth-13} 魔法と密接に結びついた世界。 『Earth-43』のシヴァナに操られた『Earth-43』のヒーローチーム『ブラッド・リーグ』の侵略を受けるが、 スーパーデモンを中心とした『リーグ・オブ・シャドウズ』が反撃を開始する。 ・&font(b,15px){Earth-17} 核戦争によって汚染されながら懸命に戦い続ける世界。 ヒーローチーム『アトミック・ナイツ・オブ・ジャスティス』が『Earth-42』のバットマンの警告を受け入れなかったため世界崩壊の危機が迫る。 ・&font(b,15px){Earth-20} 戦争を乗り越え平和と冒険に満ちたパルプマガジンのような世界。 『ソサエティ・オブ・スーパーヒーローズ』の前で『The Temple of Niczhuotan』が怪しく光を放ち始める。 ・&font(b,15px){Earth-26} 喋る動物ファニーアニマルたちの暮らす世界。 本来温厚なヒーローたちが暮らす世界だが、ヒーローチーム『アメージング・ズー・クルー』と キャプテン・キャロットが描いたコミックの世界『Earth-C-Minus』のヒーローチーム『ジャスタ・ロッタ・アニマルズ』が戦闘となる。 ・&font(b,15px){Earth-36} Big Bang Comicsに似た世界。 謎の復活を遂げ暴走する『Earth-36』のスーパーマン、オプティマンとヒーローチーム『ジャスティス9』が激しい戦いを繰り広げる。 ・&font(b,15px){Earth-48} ありとあらゆるもの全てがヒーローとしての生い立ちを持つ世界。 統治者がであるロード・ボルトとレディ・クォークが『ヒーローの館』に向かう中、危機を知らせるアラームが鳴り響く。 ・&font(b,15px){Earth-51} キング・オブ・コミックスことジャック・カービーのヒーローが活躍する世界。 『The Island of the God Watchers』から脱出したカマンディたちに怪物が襲い掛かる。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){マーベル・ファミリー} 『Earth-5』の守護者たち。『Legion of Sivanas』の宇宙船をHellmachineにぶつけ『ヒーローの館』を救出する。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 結局エンプティハンド率いるジェントリーたちはDC世界の外側、オーバーモニターから来たってことでいいのかな? -- 名無しさん (2018-12-17 19:22:55) #comment #areaedit(end) }