アサージ・ヴェントレス

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アサージ・ヴェントレス」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2019/04/16 Tue 12:30:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます

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#center(){&sizex(5){&font(b,#999999){「お前を倒せば、シスの地位に昇れるのだ」}}}


*【概要】
&font(b,#999999){アサージ・ヴェントレス}とは、[[『STAR WARS』シリーズ>STAR WARSシリーズ(映画)]]の登場人物。
&bold(){シスの暗黒卿}&font(b,#bf783a){ダース・ティラナス}こと&bold(){[[ドゥークー伯爵]]}の弟子のひとりであり、暗黒面の[[フォース>フォース(スターウォーズシリーズ)]]の使い手。独立星系連合の一員でもある。

映画本編ではいっさい登場しないが、各スピンオフでは主要な敵キャラクターとして引っ張り凧になっている。

#contents()


**【人物】
&font(b,#999999){「ジェダイ。闇に光をもたらす輩。腐敗したジェダイどもは、罰せねばなりません!」}

白い肌に灰色の刺青を施した女性のダソミリアン((昔の設定ではラタータッキ。))。

性格は&font(b,#999999){極めて攻撃的で凶暴、残忍}。
特にジェダイのことを激しく憎んでおり、彼らに対して&font(b,#999999){底知れない憎悪と憤怒}を燃やし、その感情をテコとして&font(b,#999999){フォースの暗黒面から強大な力を引き出している}。
アナキン・スカイウォーカーの悪いところと似ている節があり、ぶっちゃけ[[アソーカ・タノ]]とは別のベクトルで「&bold(){女版アナキン}」、もしくは「&bold(){女版[[ダース・ヴェイダー]]}」とも言える精神構造をしている。
かなりのサディストでもあり、敵を挑発するのもうまい。

たとえ味方であっても用済みとなれば殺してしまうなど、かなりの危険人物である。
もっとも、のちに登場する&bold(){[[サヴァージ・オプレス]]}とは違って理性はしっかりしており、任務そのものを忘れることはない。
師のドゥークーにはその深い実力を見せつけられたこともあって忠実であり、功績を巡るライバル的な&bold(){[[グリーヴァス将軍]]}に対しても敵意までは向けていない。


**【能力】
暗黒面のフォースと、二振りの[[ライトセーバー]]を使用する。

使用するライトセイバーは、ドゥークーと同型である、柄が曲がった&font(b,#999999){カーブド=ヒルト・ライトセイバー}。光刃は赤色。白と黒の縞模様になっているのが特徴。
二刀流の激しい剣撃に加えて、ドゥークー直伝の手首のスナップを利かせた変則的な軌道を加えることで、極めて高い殺傷能力を誇る。

もともとは通常型のライトセイバーを二本用いていた(柄の形状は二つで異なっており、光刃の色も青と緑だった)が、これは出会って間もないドゥークーと戦った際に破壊されている。
また、それと別に彼女の最初の師であったカイ・ナレックの遺品である緑のライトセイバーも持っている。

(ちなみにこの曲がった柄のライトセイバーは、かつてジェダイ時代のドゥークーの弟子だったコマリ・ヴォサの遺品とされている。
 しかしゲームで登場したコマリ・ヴォサのライトセイバーはアサージが使うものとは&bold(){形状が完全に異なっており}、ドゥークーが一から作ったと考えた方がいいかもしれない)


&bold(){暗黒面のフォース}の使い手でもあり、我流ながらも一人前のジェダイに匹敵する能力を持つ。
基礎身体能力がもとからかなり高く、そのうえ暗黒面のフォースを使うため、こと潜入任務には極めて高い能力を発揮している。
ドゥークーとの初対面では、隣に座っていた案内人に気配もなく入れ代わってみせ、彼からも&font(b,#bf783a){「タイミングといい、コントロールといい、素晴らしい器量、申し分ない」}と絶賛された。
身体能力を活かして、体術も冴える。


しかしフォースの技術もライトセイバーの剣術も&font(b,#999999){結局は我流}であり、また一流のジェダイとも本物のシスとも出会ったことがなかったため、強いことは強いが技量は粗削りで不完全。
超一流のジェダイにして本物のシスであるドゥークー伯爵とは明確な力量差があり、また未熟なジェダイならまだしも訓練を積んだジェダイには苦戦することも少なくない。

逆にいうとまだまだ伸びしろがあるということでもあり、クローン大戦では任務をこなすかたわら、ドゥークーから内弟子としてフォースや剣術について指導を受けており、その能力をますます洗練させていくことになった。
また、シスの掟では「シスはふたりしか存在を許さない」とされているため、ドゥークーから教えられるのはシスとしての技術を抜いたものとならざるを得なかった(そのため、彼女は「シス見習い」か単なる「暗黒面のフォースの使い手」と称するのが正しい)。
そうした事情もあり、彼女の目標は&font(b,#999999){「ドゥークーに認められ、シスとしての名乗りを許されること」}にあった。

ただ、ドゥークーや本人の言動を考えると、&bold(){シスの技術も割と教わっていた模様}。
ぶっちゃけこの「ふたりの教え」は、とある小説でダース・プレイガスも「シスが潜むぶんにはともかく、支配を仕掛けるには不合理」とぼやくぐらいだったので、
人手不足という理由もあってなし崩しにされていたようだ。


交渉術や謀略に関しては得意でないのか、あまり関わっていない(まったくやらないわけではない)。
軍隊の指揮能力も、戦術レベルはこなせるが戦況全体、戦略全体となるとドゥークーやグリーヴァスに任せており、本人的には闇に潜っての破壊工作が性に合っている模様。


*【劇中の活躍】
前述通り、映画本編には登場しない。
主にカートゥーンアニメ「クローン大戦」、CGアニメ「クローンウォーズ」、それに小説などの各スピンオフ作品に登場する。
とりあえず、二つのアニメ作品を中心に記述する。

**◆前歴
&bold(){惑星ダソミア}の種族、ダソミリアン。「魔女の一族」と呼ばれるフォース感応者の一団「&bold(){ナイトシスター}」の出身。
しかし生後まもなく、ハルステッドという海賊団の長に引き取られ、奴隷となった。
幼少期は彼の本拠地がある惑星ラタータックで過ごしたが、あるとき海賊団同士の抗争に巻き込まれ、ハルステッドが戦死。
たまたま、同時にラタータックに漂流してなし崩しに抗争に巻き込まれていた&bold(){カイ・ナレック}というジェダイナイトに拾われ、以後彼の弟子となり、基礎的なフォースの使い方やライトセイバーの手解きを受けた。
この時の様子ではコルサントでの修業はしていなかった模様。アナキンが九歳で「年を取りすぎた」という理由で弟子と認められなかったことを見ると、ナレックは「コルサントでは修業を許されまい」と考えて独断で育てたと思われる。

しかしナレックは別の抗争で死亡し、逆上したヴェントレスは&font(b,#999999){フォースの暗黒面の力を引き出して敵を殲滅した}。
これ以来、彼女は自分の力を我流で磨いていき、二本のライトセイバーと暗黒面のフォースを操る&font(b,#999999){凄腕の暗殺者}として成長した。


ちなみに、CG版「クローンウォーズ」が公表されるまでは惑星ラタータックの現住種族ラタータッキの女性という設定であった。これは例によって非正史の枠に追いやられてしまっている。
しかしカイ・ナレックとの師弟関係やいきさつは正史分けがなされるよりもかなり昔から存在していた。
つまり&bold(){スピンオフから公式に吸収された}例である。


**◆ドゥークーとの出会い
クローン大戦が始まると、独立星系連合の指導者&font(b,#bf783a){[[ドゥークー伯爵]]}は、戦死したジャンゴ・フェットに代わる新たな戦士を求めた。
その一環で惑星ラタータックに降り立った彼は、案内されたコロシアムで暗黒面のフォースとライトセイバーを使うこの女性と出会う。
まずアサージは上述の通り見事な潜入術を披露し、続いてコロシアムに降り立つと見事な動きと戦術でほかの戦士たちを全滅させてしまう。
拍手を送るドゥークーに敬礼を返しながらも、彼女はもとジェダイの老人に向かい、自ら&font(b,#999999){「暗黒面の力だからな……わたしはシス!!」}と名乗った。

しかしドゥークーからは一笑に付されてしまう。
&font(b,#bf783a){「シスの衣装をまといシスのように戦う。だが真似のできないものがある。すべてのシスに備わる重大な資質だ。シスに恐怖はない、だが……そなたからは恐怖を感じる」}
&font(b,#999999){「ええい黙れこの老いぼれめ、暗黒面のことなど知らぬくせに……!」}

相手の力の根源を見極めないまま突撃した彼女は、ドゥークーの放ったフォースライトニングでいきなり気絶させられてしまう。
続いてドゥークーの客間まで運び込まれた彼女は、置いてあった自分のセイバーを用いて再びドゥークーに挑むが、手も足も出ずに完敗した。
&font(b,#bf783a){「シスはこれほど弱くはないぞ……!」}
&font(b,#999999){「負けた。殺すがいい!」}

しかしドゥークーは彼女を殺さず、ホログラムで見ていた&bold(){[[ダース・シディアス]]}に彼女を引き合わせた。
またドゥークーから一対のカーブド=ヒルト・ライトセイバーを授かり、ついに彼の部下となり、クローン大戦に関わることとなる。


**◆独立星系連合の殺し屋
独立星系連合に所属してからは、さまざまな戦場で暗躍。
単純な戦闘能力ではドゥークー、グリーヴァスに次いで&font(b,#999999){連合トップクラス}であり、多くの戦場でその蛮勇を発揮した。
またグリーヴァスと違ってフォースの能力にも長けていたため、ドゥークーからは重宝されるとともに、稽古をつけられて&font(b,#999999){ますます腕を上げていった}。
潜入技術にも長けるため、ダース・シディアスやドゥークーの謀略をこなす駒としても活躍した。
&bold(){[[ヌート・ガンレイ]]}の救出任務の達成にも、彼女の働きが大きい。

しかしいずれの能力も粗削りな面が残っており、アナキン・スカイウォーカーや[[オビ=ワン・ケノービ]]といった超一流のジェダイには苦戦、敗北することが多かった。
特にアナキンとは、独立星系連合に入ってから最初の任務で激闘を演じてからの縁で、グリーヴァス将軍がオビ=ワンとライバル関係になっていったのに対し、彼女はアナキンと戦うことが多かった。

ちなみに、この初対面の戦いで行き着いた先は「EP4」で反乱同盟軍の基地となる、ヤヴィン第四衛星の古代シスの神殿。
この彼女との戦いでアナキンは暗黒面のフォースを用いており、彼の将来的な堕落を予見させていた。


&bold(){[[グリーヴァス将軍]]}とは、味方のなかでは手柄を争うライバルのような関係となっている。
彼からは「殺し屋」と呼ばれているが、その実力については一目置かれていた。
&font(b,#8b4513,#f8f4e6){「やるではないか。わしと勝負できるかもな、殺し屋」}
&font(b,#999999){「ドゥークー伯爵からライトセイバーの使い方を教わっているようだけど、アタシの敵じゃないねえ」}
お互いの気性が荒いので「仲が良い」とはとても言えないが、少なくとも対立する関係ではなかった。



**◆シスからの離反
ドゥークーの指導と実戦によってめきめきと腕を上げ、暗黒面のフォースにも熟達していったアサージ。
しかし、彼女の成長を&font(b,#e3d7a3,#000000){シスマスター・ダース・シディアスは喜んでいなかった}。

一流のシスといっても過言ではないほどに成長し、さらに伸びしろを残した彼女が、ドゥークーに忠誠と尊敬を抱いている状況は、シディアスにとってはむしろ内なる脅威に映ったのだ。

そもそもシスは「師匠と弟子のふたりしか存在してはならない」という掟があるが、それはつまり「弟子が一人前のシスになるには師匠が死ななければならない」ことを意味する。その「師匠の死」に一番手っ取り早い方法が暗殺だった。
つまり&bold(){ドゥークーとアサージがシディアスを殺し、ふたりでシスとなる}ことは&bold(){教義的にも現実的にも充分ありえたのである}。


そしてついに、&font(b,#e3d7a3,#000000){シディアスはドゥークーにアサージを殺すよう命令}。
アサージを弟子としてかわいがっていたドゥークーは&font(b,#bf783a){驚愕し、必死になって諫めた}が、シディアスは普段の超然とした態度をかなぐり捨ててまで強要。
ついにドゥークーは、オビ=ワンとアナキンに苦戦するアサージの救援要請を拒絶し、彼女のいた船を撃沈させてしまった。

繰り返すがこれはドゥークーの本意ではなくシディアスが押し通したものだったが、そんなことは知らない彼女は&font(b,#999999){「ドゥークーに裏切られた」}と判断し、彼への復讐を決意。
幼いころに離れた故郷ダソミアに落ち延び、&font(b,#999999){マザー・タルジン}の支援を受けてドゥークー暗殺に動きだした。


しかしシス卿ダース・ティラナスの実力はあらゆる点で彼女をしのいでおり、腕利きのナイトシスターふたりと毒矢、魔術を一気に使ったにも関わらず&font(b,#999999){完敗}。
今度はあの&font(b,#6b8e23){[[ダース・モール]]の弟[[サヴァージ・オプレス]]}を魔術で強化しつつ暗黒面に導き、自分に代わる新たな暗殺者兼弟子としてドゥークーのもとに送り込み、寝返らせたうえで協力して殺そうとしたが、これもドゥークーの驚異的な実力と、サヴァージが想像以上に&font(l){脳筋}&font(b,#6b8e23){「愚か者の野獣」}だったために失敗した。

なお、ドゥークーは後者の戦いで、途中で追撃をやめて&font(b,#bf783a){哀しそうに眉根を寄せる姿}を見せていた。


**◆敗北と放浪
完敗したアサージはさすがにショックが大きく、惑星ダソミアにまっすぐ帰ることもできなかった。
それでもマザー・タルジンの元に戻った彼女は、タルジンのすすめでナイトシスターに戻るが、そのころドゥークーは独立星系連合の総力を挙げて&font(b,#bf783a){ダソミア討伐}を決行。グリーヴァス将軍の指揮する大軍団がナイトシスターの森を攻撃した。

この猛攻でアサージはグリーヴァスを強襲するものの敗北((剣術ではわずかにアサージ有利だったが、グリーヴァスと周囲のドロイド軍を一度に抑えることはできなかった。))、ダソミアの武術も魔術も及ばず、ナイトシスターは壊滅、アサージとタルジンだけが落ち延びた。
そのタルジンも彼女の前から去ってしまい、アサージは&font(b,#999999){「アタシをひとりにしないでよオ!」}という、恐らくはドゥークーに捨てられたときから押さえていた嘆きの悲鳴を挙げてしまった。


すべてを失ったアサージは失意のまま惑星タトゥイーンに移転し、することもないので&font(b,#999999){賞金稼ぎとして再スタート}。
進むべき目標も帰るべき同胞も失ったことがよほど堪えたのか、このころからアサージは「殺し屋」と呼ばれていたころの殺意剥き出しの状態から、&font(b,#999999){少しだけ明るい性格に変わり始めた}。
かつて暴走させたサヴァージに高額の懸賞金がかかったために様子見に来た場面では、おりしも捕縛されていたオビ=ワンを救出して共闘するなど、かつてのジェダイへの憎悪も薄れつつあったようである。
まあ迂闊にナンパしたやつを問答無用でぶっ殺したり、気に入らないやつを裏切ったりと、&font(b,#999999){危険な性質なのは変わりないけど}。

&font(b,#68a9cf){「いつからいいやつになった」}
&font(b,#999999){「侮辱しないでおくれ」}

終盤では、反逆の容疑にかけられた&bold(){[[アソーカ・タノ]]}を発見し、彼女の説得を受けて協力までしている。
あまつさえ、アソーカの頼みがあったとはいえ逮捕に来たクローン・トルーパーを殺さずに無力化した。
本人も認めているが、心境の変化は大きかったようである。
&font(b,#999999){「どーオよ。誰も殺してない。アタシじゃないみたい」}

しかし、性格とともにかつてシスとして磨きぬいた勘まで鈍ったか、本来ならはるか格下のはずのジェダイ、&bold(){バリス・オフィー}に不意を突かれて昏倒、ずっと大事にしていた曲柄のライトセイバーまで奪われてしまう。
その後アナキンの尋問を受けるが、アソーカの通信履歴からバリスの名を伝え、事件解決に助力している。


**◆その後
その後、CGアニメ「クローンウォーズ」が&bold(){打ち切り}にあってしまったため、彼女のこれからがどうなったのか不明だったが、小説「Dark Disciple」にてその後の顛末が語られる。

本作でアサージは、ドゥークー暗殺の密命を受けたジェダイ・マスター、&bold(){クインラン・ヴォス}と手を組むことになり、暗黒面とダソミアの修業を付けるとともに、その過程で昵懇にもなる。

しかしドゥークーは二人の想像を超えて強く、グリーヴァスが傍にいたこともあって暗殺は失敗してヴォスは捕縛、逆にドゥークーの弟子となった。
というか、このときのヴォスはなんというか二重スパイの任務と暗黒面への没頭をこじらせて半分発狂していたらしく、
一度ジェダイ聖堂に帰還しながらもジェダイを殺し、ドゥークーを救助したと思ったらその彼を暗殺しようとする。
だがそんな乱暴な精神でドゥークーを倒せるはずもなく、逆に殺されかける。
そこにアサージは突撃し、身を挺してフォースライトニングからヴォスをかばい、&bold(){落命した}。

項目冒頭で、アソーカ・タノとは別の意味で「女版ヴェイダー」と書いたが、それはおそらく制作サイドも意識していたと思われる。

ただ、この重要な「Dark Disciple(ダーク・ディサイプル)」は&bold(){2019年4月現在邦訳されていない}ので、確認しづらいのが難点。


*【余談】
日本語翻訳では磯部万沙子が声優を担当。
アサージの声にはルーカス・フィルムはかなり重視していたらしく、選定には難航したとのこと。


もともと彼女は「EP2」にて、新たに登場するシス卿としてデザインされていたらしい。
結局その役目はクリストファー・リーの演じるドゥークー伯爵に決まり、アサージはその弟子として再起用されたのだった。


ドゥークーからは最初から好意的な評価を寄せられており、何度か庇っているほか、彼女を殺した時も悲しげな表情を浮かべていた。
しかしダース・シディアスからはなぜか毛嫌いされており、「大戦」でも「ウォーズ」でも辛辣な評価を受け続けている。
ここは、アナキンを寵愛するシディアスと低く評価するドゥークー((CG版「クローン・ウォーズ」にて、オビ=ワンを「敵ながらあっぱれ」と最大限評価しながらアナキンには「またまだじゃ」とあまり評価していない。))とは真逆になっている。


長らく禿頭だったが、小説「Dark Disciple」では髪を蓄えているらしい。
いままでは剃っていたのか、手術によるものなのかは不明。


昔から「敵役」としてスピンオフ作品には引っ張り凧だったが、これほど有名になったのは&bold(){「シスは常にふたりのみ」という制約が制作サイドに不都合すぎた}からだろう。
なにせジェダイが一万人もいるのに、シス側でまともに戦える戦士がシディアス・ティラナス(ドゥークー)・グリーヴァス・アサージの四人ぐらいしかいないのだ。
(実際、とある小説だとダース・プレイガスは「潜むだけならともかく銀河支配に臨むなら『ふたりの掟』は邪魔でしかない」、シディアスは「いくらなんでもシスふたりでこれだけのジェダイを倒すのは無理」と愚痴っている)
しかもシディアスは共和国の最高議長、ドゥークーは独立連合の元首、とホイホイ動けない立場で、グリーヴァスも軍の元帥である上にフォースがまったく使えない、となると&bold(){ジェダイ相手にフォースを使って戦えるのはアサージ一人しかなかった}のである。

なのに彼女を追放させたのだからいよいよ連合の戦力が目減りし、共和国・ジェダイと連合の「拮抗」がおかしなことになっていくのだが……





&font(b,#999999){「wiki籠り。追記・修正をもたらす輩。腐敗した萌豚どもは、罰せねばなりません。奴らを殺します!」}



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- 次はサヴァージ・オプレスを出します。アサージですが、過去がスピンオフから吸収しているのと(特にナレック関連)、矛盾や違和感もないので、とりあえずアニメ二作を中心に纏めてみました。  -- 作成者  (2019-04-16 12:34:28)
- 最後の文になる敵役の人材不足だけど、なんでダージはいいキャラなのに、いなかったことにされたんだろう  -- 名無しさん  (2019-04-16 13:07:45)
- ホントに。いいキャラなのに。  -- 名無しさん  (2019-04-16 13:10:01)
- 2Dアニメだと完全に白目剥いててヤバい人みたいになってるけどCG版だと割に美人だよね  -- 名無しさん  (2019-04-16 13:15:32)
- 昔のコリバンびとみたいに、ジェダイともシスとも関連なくフォースを知ってる文明の生まれだったってことでおk?  -- 名無しさん  (2019-04-16 23:08:23)
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#areaedit(end)
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