&font(#6495ED){登録日}:2019/11/19 (火) 20:15:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){&color(red){自分ではない何者かになる。そんな夢を見たことがあるだろうか?}} &bold(){&color(red){その夢の中で私は考える。これは自分なのか、自分ではないのか。}} &bold(){&color(red){夢が現実なのか、現実が夢なのか?私が辿り着いた答えはひどく単純だ。}} &bold(){&color(red){『どちらでもいいではないか』}} &bold(){&color(red){どちらが真実なのか――ではない。どちらも真実なのだ。}} &bold(){&color(red){アドル・クリスティン著 『バルドゥークの檻』本文より}} } 【概要】 イースIX -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)とは、日本ファルコムが開発・発売したアクションRPGであり、イースシリーズの9作目である。 対応ハードはPS4で、発売日は2019年9月26日。 2021年9月9日、[[Nintendo Switch]]版が[[日本一ソフトウェア]]より発売。 パーティバトル、武器属性、地図作成、NPCと共に挑む防衛戦や侵攻戦など、基本的なシステムは前作『[[VIII>イースVIII -Lacrimosa of DANA-]]』を踏襲しているが、 本作最大の特徴は『異能(ギフト)アクション』であり、怪人達の様々な特殊能力によって、変則的な移動を可能にしたリ、バトルで敵を崩したりすることが可能。 【怪人たち】 ◆《赤の王》([[アドル・クリスティン]]) CV:梶裕貴 毎度お馴染み、赤毛の冒険家。今作では時系列としては『VII』の後であり、シリーズ最高齢の24歳となる。が、相変わらず童顔である。 監獄都市バルドゥークに辿り着いたところでロムン帝国の兵士達に身柄を拘束され、早々に牢屋に入れられてしまう。 その後、脱獄の最中にアプリリスによって魔弾を撃ち込まれて怪人としての異能を発現し、彼女から「赤の王」の名を与えられる。 脱獄成功後はドギと合流し、バルドゥークの謎を解き明かすべく行動を開始する。 異能は『王者の道(クリムゾンライン)』 移動可能なポイント(敵モンスターにも使用可能)に対して高さや距離があっても一瞬で跳びつける。 一方で、何故か全く同じ時期に監獄に囚われる彼の姿があるが…? #region(ネタバレ) 最初に登場するアドルは、実は黒幕によって複製された人造生命体。本人は監獄内にいる方。 黒幕の目的は、世界をめぐり超越的な存在との邂逅を果たしてきた彼の記憶を基に神を創り出すこと。 迷宮のボスとしてニグティルガーや古代種が出てきたのは、彼の記憶を基に再現したため。 最終的には命の危機に陥ったオリジナルを救うため、その命を差し出す。 それにあたって、複製ではあるものの、非常に珍しく彼自身の言葉を聞くことができる。 ちなみに、再現された超越者の記憶はどうも制御不可能らしく、勝手に抜け出しては町民の一人である女性に憑依したりしていた。 最終盤ではノックスの裏を司る中核を破壊するため、アドルに力を貸した。 再現されたのはおそらくティア、ダーナ、&bold(){ダルク・ファクト}。何やってんだ、闇の神官。あと一人いるが、レアあたりだろうか。 #endregion ◆《白猫》 CV:小松未可子 富裕層から金品を盗み、貧民街で暮らす貧しい人々に分け与える義賊の怪人。ボクッ娘&font(l){だと思っていたのに…。} 武器は爪が付いた拳となっており、クルシェ、カンリリカ、リコッタと受け継がれた打撃幼女枠とも言える。 異能は『天空散歩(ヘヴンズラン)』 垂直な壁面を駆け上っていくことで、ダンジョン内での移動ルートを開ける他、 街中では高所に上ることで他の異能と合わせてスムーズに移動したり、街中に散らばる青い花びらを発見するのにも一役買う。 ◆《鷹》 CV:石川界人 強者を求め、街中で辻斬りを働く戦闘狂の怪人。怪人達の中では最も協調性に欠け、他の怪人も彼の振る舞いには手を焼いているという。 赤の王(アドル)を自分が探し求めていた強者として認め、決闘を望んでいたもののアプリリスから怪人同士の私闘は禁じられている。 異能は『猛禽の翼(ハンターグライド)』 翼を広げて長時間の滑空を行う。飛行中も徐々に高度が下がってしまうが、行動範囲を大幅に広げることが可能。 ◆《人形》 CV:鈴木愛奈 美しい人形のような風貌を持つ怪人。普段は目をつぶっているが、異能を発現する際などは目を開く。 本人曰く「感情のない人形」であり、他の怪人達とは出自が異なるようだが…? 異能は『第三の瞳(ザ・サードアイ)』 視界を変更し、隠しスイッチや不可視の足場を発見することが可能。宝箱や青い花びらの捜索にも役立つ。 ◆《猛牛》 CV:佐倉綾音 その名の通りの怪力&font(l){とおっぱい}を持つ女性の怪人。 怪人としては良識派であり、犯罪を犯すこともなく、怪人同士の言い争いになると場を取り持つ側の立場になる。 外見の特徴故、その正体はプレイヤーにも気付き易いであろう。&font(l){アドル達は気付かなかったようだが。} 異能は『戦乙女の救済(ヴァルキリーハンマー)』 力を込めた一撃で脆い壁を壊したり、敵のガードを崩したりする。 ◆《背教者》 CV:下野紘 ボロボロの法衣を着崩したような、厭世的な気質の少年の怪人。 グリア地方やバルドゥークの歴史について何らかの知識を有しているようだが……。 異能は『影の門(シャドウダイヴ)』 影のように身体を地面に潜伏させ、天井が低い部分を通り抜けたり、敵に気付かれず移動できる。 【その他の重要人物】 ◆ドギ CV:三宅健太 ご存知アドルの相方である《壁壊し》のドギ。今回もVII同様、パーティ入りはせず裏方止まり。 ただし、あるクエストでは久々にその豪腕を振るってくれる。 ◆アプリリス CV:道井悠 脱走の際にアドルが出会った黒ずくめの女性。左手と左足が義手義足になっている。 外見は若いが冷徹な態度と他者を圧倒する威厳を持ち合わせている。 度々怪人たちの前に姿を現し、助言めいた言葉を残すなど彼女の存在と行動の多くが謎に包まれている。 ◆シャトラール CV:小野友樹 星刻騎士団の団長。眉目秀麗で剣の腕も超一流で、相手を「○○点」と見定める口癖がある。 冒険家として各地で様々な経験をしてきたアドルに興味を持っているようだが……。 ◆ベルガー CV:志村貴博 バルドゥーク監獄の監獄長を務めるロムン帝国軍人。ハゲ親父。 怪人たちには手を焼かされているが、軍人としての能力や人望は悪くはない。 ◆イングリド CV:原奈津子 ロムン本国から「奇跡調査官」として出向してきた女性。口癖は「あり得ぬ」。 各地で起きた怪現象についての調査のために、収監されたアドルに対して尋問を行う。 アドルの乗る船がやたら沈没・漂流することについてツッコんだ。 ◆マリウス CV:森嶋秀太 バルドゥーク監獄に収監されている青年。監獄内の礼拝堂で昼寝をするのを日課としている。 記憶喪失らしく、自分が何故投獄されたのかすら覚えていないようだが……。 ◆グザヴィエ CV:守屋亨香 上から目線で横柄な聖獣ルー。過去に出会ったルー達とは違い、人間の言葉を用いている。 監獄内に住み着いていたらしく、アドルとの出会いを切っ掛けに協力者となる。 【バルドゥークの住人たち】 ◆パークス CV:堀内賢雄 バルドゥーク監獄に投獄されていた壮年の男性。アドルに出会ったことがきっかけで脱獄し、 監獄に収容されているらしい友人を探すためにアドルの協力者となる。 眼鏡でオッサンで底知れない、と疑わない方が難しいレベルの人物。その正体は……? ◆キリシャ・ペンドルトン 豪商として知られるペンドルトン家の次女。気弱で人見知りな性格。 自分の力で稼いだ売上を怪人に盗まれてしまっているようだが…? ロリッぽい外見をしているがこれでも16歳。初めて冒険に出た時のアドル(17歳)より少し下である。 ◆カーラ・ペンドルトン ペンドルトン家の長女。アドルに商会の売上が盗まれていることの調査を依頼する。 解決後、アドルがバルドゥークで活動し易いように、バー《ダンデリオン》の設立に協力する。 ◆シャンテ バー《ダンデリオン》の店長としてカーラから送られてきたオネエ。 オネエではあるが面倒見が良く、男女ともに信頼されている。 ◆ユファ・ガンベルク ダンデリオンでウェイトレスとして働く明朗快活な女性。 マーク、ウード、エルという歳の離れた兄妹達を養うために、農業区で両親が遺した畑の仕事も掛け持ちしている。 ◆フェリクス バルドゥーク闘技場に務める闘牛士の青年。ユファとは幼馴染で誰もが認める仲。 リア充故かDLCの「自己主張の激しいパネル」にて「フェリクス許さない」と言われてしまっている…。 ◆ジュール・ノア 貴人街や文化保護区に現れる車椅子の少年。 重病を患っており、死ぬまでに自分がやるべきことを綴った「棺桶ノート」を持ち歩いている。 #center(){ &bold(){&color(black){wiki籠り達よ――刻限だ。}} &bold(){&color(black){赤き項目の下、まつろわぬ追記・修正の宴が始まる。}} &bold(){&color(black){果て無き良項目の作成を賭け、呪われし知識を以て文章を書け!}} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 5のリメイク伺わせる台詞と10への伏線満載。 -- 名無しさん (2019-11-20 00:49:00) - 表情がより豊かになったのや某イベントで喋りまくるのもあるが、まーたイケメン度合いが上がりやがったよアドルさん・・・ -- 名無しさん (2019-11-20 13:34:03) - 冒頭の序文はやっぱり、ペルソナにもあった、荘子の胡蝶の夢の話からかな? -- 名無しさん (2019-11-20 13:41:26) - バトルはぶっちぎりで面白かった。 -- 名無しさん (2019-11-20 20:59:42) - 時系列は7の後だけど、念願のアフロカ大陸に渡ったわりには、そのまま南下じゃなくてわざわざほぼ最北端みたいなバルドゥークまで移動してるのが謎だわ -- 名無しさん (2019-11-21 02:20:30) - イースずっと気になってるんだけど、もはやⅠからやることも出来ないしなとずっと思ってた。Ⅸからやっても楽しめる? -- 名無しさん (2019-11-25 09:42:02) - 話は一応それぞれ独立してるし楽しめると思うよ、アドルが現地妻とイチャイチャする話を何年後かに冒険譚として発表した設定だし -- 名無しさん (2019-11-25 10:14:50) - イースシリーズは安定して面白いし8からはキャラの掘り下げもかなりしっかりしてるのがいい。 -- 名無しさん (2020-01-21 18:38:15) - 8と比べると冒険感薄いという人もいるが、冒険の方向性が違うだけなので好みの問題。 -- 名無しさん (2020-02-15 12:52:40) - 有名になり始めてるし要人のお墨付き貰ったし30代の頃にはもう相当名が売れてたんじゃアドルさん -- 名無しさん (2021-01-25 01:40:31) - 一応ファンタジー世界のイースですら「大嘘こいてんじゃねーぞ」と指摘されるほどファンタジーな体験しまくってるアドルさん。尋問場面のメタいことったらない。 -- 名無しさん (2021-06-21 07:13:24) - 敵に虫系が多い。ハエとか蛆虫とかムカデとか。苦手な人はちょっときついかも・・・ -- 名無しさん (2021-09-13 13:10:39) - 歴代だも屈指のハッピーエンドなのだが、実は作中でアドルは友人を手にかけているので大切な人との離別はある -- 名無しさん (2021-09-20 20:13:23) - 再現されたのレアじゃなく、フィーナの方かなと思う。今回、ある意味集大成みたいな話っぽいし、イース10では新しい視点での物語になっていくのかな? -- 名無しさん (2021-10-25 18:12:22) #comment #areaedit(end) }