ナースデッセイ号

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&font(#6495ED){登録日}:2023/01/27 Fri 23:59:03
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#center(){
&bold(){&color(midnightblue){&sizex(5){これがTPUとシズマ財団が協力して開発した対怪獣用戦闘艇}}}


&bold(){&color(midnightblue){&sizex(6){ナースデッセイ号だ}}}
}


ナースデッセイ号とは『[[ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA]]』および『[[ウルトラマンデッカー>ウルトラマンデッカー(作品)]]』に登場するメカ。
対怪獣用戦闘艇であり、防衛チームである[[新旧GUTS->GUTS-SELECT]][[SELECT>GUTS-SELECT(ウルトラマンデッカー)]]の母艦となる移動要塞である。


|全長|40m (ハンガーモード)|
|~|120m (バトルモード)|
|重量|15万t|


**概要
天才エンジニアであるヒジリ アキトが設計し、シズマ財団の協力の元地球平和同盟TPUが総力を挙げて開発した。
[[ワイルド星人]]ザガァとの裏取引で入手した宇宙竜ナースを参考に開発され、地球の技術では再現が難しい円盤形態を折り畳み式で再現している。
ナースデッセイ号という名前はシズマ ミツクニの命名であり、[[自分の知る最高の船>アートデッセイ号]]の名前にあやかって名付けた。

GUTS-SELECTの移動基地としての役割を持つハンガーモード、地上着陸時のホバーモード、
そして戦闘形態バトルモードに変形するが、当初は変形させて運用できるだけのエネルギーを供給できなかったため、
バトルモードは物語中盤まで変形できなかった((メタ的にはバトルモードのCGクオリティを高めるための作業期間の確保と、起動シークエンスを物語に組み込んで盛り上げるため。))。

この変形コンセプトには特務3課による料理のメニューをその日の気分で替えるという要素が元になっており、
「その発想はなかった」となったアキトは変形によって両者を選択するという案を見出し、戦闘機で先にそのアイデアを試すことになる。

そのコンセプト上、任務中はほとんどの場合で警戒飛行を行っている都合もあり、
移動作戦室となるブリッジ、寝泊まりするための各隊員の個室やアキトの研究室などが完備されており、
地上への移動用のエアーシャトルも存在している。


**形態
&bold(){ホバーモード}
地上着陸時に変形する形態で、バトルモードで脚部となる推進機構部を下側に向けた状態(玩具でも再現可能で、転がし走行ができる)。

&bold(){ハンガーモード}
ナースデッセイ号の基本形態。
GUTS-SELECTの基地やGUTSファルコンのハンガーとして機能しており、この状態で警戒飛行を行っている。
総合戦闘能力では下記のバトルモードに劣るが、この形態でも十分な戦力として活躍する。

&bold(){バトルモード}
ナースデッセイ号の真の力を発揮する戦闘形態。ナースの鳴き声が鳴り響くようになる。
アキトが求める性能を発揮するためにはエネルギー量が足りなかったため当初は変形できなかったが、
[[アブソリュートディアボロ]]から高エネルギーであるアブソリュート粒子を起動エネルギーとして採取したことで問題が解決し、発動可能となった。
基となったナースのごとく縦横無尽に動き回れるようになるが、初回変形時は指令室以外の部屋の中身がメチャクチャに散らかってしまう事態となった。


**武装

&bold(){ナースキャノン}
ハンガーモード時は右舷に位置する荷電粒子砲。
破壊力は高く、『トリガー』『デッカー』通してナースデッセイ号のメインウェポンとして活躍している。
出力調整も可能であり、無理はかかるが出力200%にすれば[[トリガー>ウルトラマントリガー]]の[[ゼペリオン光線]]クラスの威力を発揮する。

玩具では開閉ギミックを備えており、ソフビ人形を掴んで遊ぶことができる。

&bold(){レーザーレイン}
バトルモード時に使用。胴体に当たる部分から斉射する。
『デッカー』ではハンガーモードでも使用している。

&bold(){マキシマナースキャノン}
バトルモード時の頭部の主砲。
GUTSスパークレンスとナースデッセイキーを司令室の専用コックピットトリガーに装填し、最大出力のナースキャノンを放つ。

ガーゴルゴンマキシマナースキャノン(正式名称不明)
トリガー第17話にて使用。
[[ガーゴルゴン]]キーを装填し、石化能力を付属したマキシマナースキャノンを放つ。
しかしガーゴルゴンキーが未完成だった為、効能は発揮したものの砲身から徐々に石化してしまう欠点を持つ。

&bold(){マキシマギャラクシウム}
トリガー第23話にて使用。
[[ウルトラマンリブット]]キーを装填して発動し、虹色のオーラを纏って突撃する。

&bold(){ネオマキシマナースキャノン}
デッカー第6話から使用したマキシマナースキャノンの強化版。
動力源が[[ネオマキシマエンジン>マキシマ・オーバードライブ(ウルトラシリーズ)]]に改修された結果、かつてのマキシマナースキャノンよりも高火力となった。
またGUTSスパークレンスとナースキーは必要としていないほか、ハンガーモードでもナースキャノンの砲塔から発射している。
&font(l){[[縁起が良さそうに聞こえない>デスフェイサー]]のは気のせいだろうか}

&bold(){Sプラズマナースキャノン}
デッカー第21話で使用。
[[スフィアジオモス>ジオモス]]と[[スフィアザウルス]]を倒すため、墜落地点にあったSプラズマの炉からエネルギーを供給して使用した。
しかし、作戦開始に間に合わせるため急ごしらえで仕上げたため、ナースデッセイ号本体がエネルギーに耐えきれず、
スフィアザウルスを撃破してもスフィアジオモスにはバリアで防ぎ切られ、機関部とキャノンがオーバーヒートしてしまった。


**主な活躍
***ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA
パイロットはサクマ テッシン。
ディスプレイによる操作方法を取る。

2話にてTPU本部の格納庫にて登場し、GUTSファルコンのハンガーとして活躍。
3話にて本格的に運用がなされ、[[ヒュドラム>俊敏策士ヒュドラム]]をナースキャノンで攻撃しダメージを与えた。

6話では200%のナースキャノンを使い[[サタンデロス>ギガデロス]]のバリアを破り、その後の戦闘で80%のナースキャノンでGUTSファルコンとともに攻撃し撃破している。

8話ではパワード[[ダダ]](POD-3)によるハッキングを受け、艦全体のシステムを奪われる事態に陥ってしまったが、
マニュアル操縦とアナログ手段等を駆使した尽力で完全なシステムの乗っ取りは何とか回避された。
またパワードダダ戦でもナースデッセイ号の砲撃が活躍している。

14話にて[[イグニス>リシュリア星人イグニス]]から得た[[アブソリューティアン]]のデータを解析し、
15話で[[ガンQ]]のハイパーキーの力で入手したアブソリュート粒子を使いバトルモードがついに起動。
グリッタートリガーエタニティ、ウルトラマンリブットとの同時攻撃でアブソリュートディアボロを撃破した。

16話ではグリッタートリガーの援護もあり、マキシマナースキャノンでメツオーガを撃破している。

22話では[[メカムサシン]]のヒトダマ大車輪を火の輪くぐりのように回避し、グリッタートリガーの援護とともにマキシマナースキャノンで撃破した。

23話では[[ダーゴン>剛力闘士ダーゴン]]の最期の願いをくみ取り、タツミ隊長の許可の下アキトがバトルモードのマキシマギャラクシウムでダーゴンを介錯した。

[[最終話>闇の支配者/笑顔を信じるものたちへ~PULL THE TRIGGER~(ウルトラマントリガー)]]では、ユナが3000万年前のユザレのように犠牲にさせないで済むために、エタニティコアの力を本機に集めることで、機体が黄金色に変化。
そして、その力をナースキャノンでトリガートゥルースに送り込み、[[メガロゾーア]]戦の勝利に貢献した。


***ウルトラマンデッカー
引き続き登場。
当初は『[[エピソードZ>ウルトラマントリガー エピソードZ]]』以降、怪獣対策の規模縮小に伴い無人化&自動操縦になっていたが、
[[スフィア>スフィア(ウルトラシリーズ)]]の電磁波攻撃で機能停止してしまったため、有人仕様に再改造された。

パイロットは副隊長のカイザキ・サワ。
彼女の拘りによって、操作方式がディスプレイタイプからアナログの操縦桿による方式へと変更されている。
さらに動力源がネオマキシマエンジンに改修されている。

10年選手に加えて度重なる仕様変更により、各部に不調や不具合が見受けられるようになっており、
有人仕様になってもスフィアメガロゾーアクラスの敵になるとその電磁波攻撃で機能停止してしまうことがあったものの、
前作に引き続き縁の下の力持ちとして全編にわたって活躍している。

またエアーシャトルに機銃が追加されている。


**余談
防衛チームの登場が決まったことで移動基地である母艦に関してのアイデア出しが始まり、
当初は砲台のように変形しウルトラマンの武器になる案等もあったが、今回の作風に合わないのでは?という判断が何度かあり、
最終的にはアートデッセイ号をモチーフにしつつ有名怪獣への変形機構((キングジョーストレイジカスタムの玩具が企画当時非常に売れていたため))のあるモノと方向性が決まった。

ナースがモチーフとなったのは試行錯誤のなか「ナースが子供に人気((円盤形態の現行のモノではなく、中古ショップにおかれた竜形態のソフビの子供人気とのこと。))」「売り上げ上無視できない中国で縁起の良い龍」などの思惑があり、
ナースモチーフの案が出た時点で小林大祐氏が雛型デザインを描き、渦巻き変形等のコンセプトが決まった((ちなみにナースデッセイ号のイメージスケッチではハンガーモードに滑走路が存在しており、そこからガッツウイングが飛び立っている。GUTSファルコンは大型なので下部に取り付ける形となったため実現はしていない。))。

またティガに関連しないナースがモチーフとなったことから個人的に説明を入れておきたくなった足木淳一郎氏が15話に描写をいれている。


追記・修正する際はバトルモードに変化した際にディスプレイを落とさないように気を付けてください。



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