お茶

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お茶」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/09/17(月) 20:24:17
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#center(){&font(#008000){初めの一杯はくちびるを潤す}}
#center(){&font(#008000){二杯目は孤独をうちやぶり}}
#center(){&font(#008000){三杯目は空いたはらわたにしみわたる}}
#center(){&font(#008000){四杯目でかすかに汗ばみ}}
#center(){&font(#008000){五杯目は人を浄化する}}
#center(){&font(#008000){六杯目は不死の世界にいざなう}}
#center(){&font(#008000){七杯目は…いや、もう飲めない}}

乾燥した茶葉に湯や水を注いだ飲料。
人間との関係は極めて古く2000年以上前の中国で発祥したといわれている。

今では中国のみならず様々な国や地域で飲まれている。
日本人にとっては緑茶が特に馴染み深いだろう。

茶葉の加工の仕方によって緑茶・紅茶・黒茶・青茶・白茶・黄茶の6種類に大きく分かれる。

また茶葉を使わないお茶も存在する。
 

○歴史
お茶の歴史は紀元前まで遡りその起源ははっきりとしていない。
だが歴史上お茶が現われたのは中国で農業と漢方の祖と呼ばれた神農が茶葉を食べていたという逸話が最初である。
その後、お茶は庶民の間にも広がっていき、その作法や歴史、産地等を記した世界最古であるお茶の専門書『茶経』が記された。

日本にお茶が伝わったのは平安初期。
遣唐使が茶樹の種を持ち帰って日吉神社に植えたという記録がある。
当時は高級品であり貴族等の極一部の人間しか飲むことは出来なかった。

我々がよく知っている急須でお茶を淹れる煎茶が日本で広まったのは江戸時代。
手間をかけないでお茶が飲める煎茶は急速に広まっていった。
そして茶葉を蒸して乾燥させる宇治製法が確立され味と香りが洗練された。
 

○茶葉の発酵
・緑茶
日本人にはお馴染みのお茶だが実は中国でもよく飲まれている。
茶葉を摘み取ってすぐに熱を入れることによって発酵を止めたもの。
日本では蒸して加熱するが中国では炒って加熱しており、これによって味の違いが出ている。

・[[紅茶]]
茶葉をしっかりと発酵させたお茶でイギリスで好まれている。
深みのある味わいが特徴。

・黒茶
発酵を止めた後に水分が残ったままの茶葉を高温多湿という条件で放置することによって細菌発酵させたもの。
茶粥等に使われる。
プーアル茶がこれに該当する。

・黄茶
緑茶を布で覆って高温多湿の場所に放置することによって発酵させるお茶だが黒茶ほど発酵させないのが特徴。

・青茶
発酵を途中で止めたお茶。
[[烏龍茶]]等が代表的。

・白茶
茶葉を軽く日光に当てて少しだけ発酵させたもの。
繊細な味わいが楽しめる。
昔は皇帝が愛飲していたという高級なお茶。
 

○世界のお茶
・[[麦茶]]
御存知、日本の夏では定番のお茶。
大麦の種子を煎じて作るお茶で冷やして飲まれることが多い。
身体を冷やす効果がある為暑い日には欠かせない。

・餅茶
茶葉をお餅のような形に加工したもの。
その中でも春先の新芽のみを集めて押し固めて作った龍鳳茶は最高級品として宮廷に献上されていた。

・チャイ
インドで飲まれているスパイス入りのミルクティー。
たっぷりのスパイスが発汗を促し、体を内側からすっきりさせてくれる。

・バター茶
チベットで飲まれているお茶。
餅茶を煮た汁にバターと岩塩を加えたもので現地の人々にとっては貴重なビタミンCとカロリーの補給源である。

・ラペソー
ミャンマーの伝統的発酵食品である食べるお茶。
茶葉を果物等に混ぜて漬け込み、密封して1~2週間置いて発酵させたもの。
油、干し海老の粉、揚げた大蒜等を加えて食卓に出される。
 

○お茶のお供
・和菓子
季節感のある繊細な味わいの和菓子と緑茶の組み合わせは心がほっと落ち着く。
しかし、あえて紅茶と一緒に頂いてみるのも面白いかもしれない。

・洋菓子
クリームやフルーツの甘美な甘みを紅茶の程良い苦みが引き締めてくれる。
けど緑茶との組み合わせも悪くはない。

・[[点心]]
桃包や胡麻団子等の甘いもの、春巻や粽等の塩味のもの等の軽い食事と共にお茶を頂く。
様々な点心を味わいながらお茶を飲むのは至福の一時。

・[[漬物]]
ぽりぽりとした食感と塩気の強い漬物は緑茶と相性抜群。
ついつい漬物を食べすぎてしまうことも…。塩分が多いので注意。

・白米
炊き立てからレンジで温め直した冷ごはんまで[[お茶漬け]]にすればするすると胃に入る。
お茶漬けの素を使わずにただお茶をかけただけでもなかなか美味しい。

・[[アバ茶]]
お茶でも飲んで…話でもしようや………

余談だが、お茶の生産量日本一の静岡県では給食に緑茶が出るくらい一般的な飲み物として愛されている。
生産地によって様々なブランドがあり、多くの専門店が存在する。
田舎の方では一面が茶畑だったりするのはよくあること。


追記・修正は美味しいお茶を淹れながらお願いします

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- 相棒を見てから紅茶に興味を持った。結構淹れる道具がある。  -- 名無しさん  (2013-12-14 21:53:58)
- バター茶というのがあるがさっぱりと飲むのがお茶なのにまずくないのだろうか?  -- 名無しさん  (2014-12-20 11:01:04)
- ↑たこ焼にポン酢かける文化と同じですね。濃厚なのを楽しむのがたこ焼なのにポン酢でさっぱりさせてまずくないんだろうか?とね。  -- 名無しさん  (2015-01-10 16:56:21)
- 冷たいお茶ってこの世で一番うまいと思う 食べ物含めて  -- 名無しさん  (2016-07-19 19:29:41)
- ↑3 昔はそれしか飲むものがなくて味に変化をつけようとしたのが始まりだったり、寒い地域で脂肪分を素早く摂取するのに暖かいお茶に溶かした方がよかったり…味だけじゃなくて色々事情があるのよ。便秘解消のために紅茶にラードを入れて飲む人とか、濃い麦茶に砂糖を入れてコーヒーの代わりにしてたなんて話は聞くな。  -- 名無しさん  (2017-07-02 13:18:49)
- 小学生の夏、暑い盛りの時間帯に汗だくでチャリこいで家に帰りついて、冷蔵庫から出した麦茶に氷をぶち込んで・・・  -- 名無しさん  (2017-07-02 14:15:08)
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