一条輝

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一条輝 - (2014/04/20 (日) 00:06:28) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/01/13(水) 23:35:39
更新日:2024/03/09 Sat 14:37:27
所要時間:約 7 分で読めます









俺…やるよ、ミンメイ


CV:長谷有洋
  野島健児(死後に引き継ぐ)


マクロス世界において最も有名な人物の一人で、第一次星間大戦における最大の英雄。二人称「おたく」を世間に広めたことでも有名なお方。

SDF-1 マクロスの進宙式を見に南アタリア諸島を訪れていたのだが、ゼントラーディの襲撃を受け望まぬままマクロスに乗艦。
そこで出会ったリン・ミンメイを守るため統合軍に入隊し、スカル大隊のメンバーとして戦っていくことになる。


元々はスタントパイロットで、各地の大会を渡り歩いて賞金を荒稼ぎしていた経歴を持つ。
この操縦技術は亡き父のスタントチームに所属していたロイ・フォッカーに幼少の頃から直々に叩き込まれたものである。

このためバルキリーの操縦技術は間違いなく一流の部類に入るが、
バトロイドやガウォークといった本来は飛行機に存在しない形態を用いた戦闘は苦手。これは当時のパイロット全体に言えることだった。


上記の通り一流の操縦技術を持つのだが、トップエースのフォッカー、天才マクシミリアン・ジーナスや色んな意味で濃すぎる柿崎速雄といったバケモノ。
存在感ありまくりの歌姫であるミンメイが周りにいるため前半はかなり地味な扱いに。(夢の中ではあるが)「墜落王」のあだ名まで付けられてしまう散々な元祖主人公。

しかし、『ロイ・フォッカー・スペシャル』を継承した後は歴戦の勇士と言っていい活躍で汚名返上を果たした。


性格は恋愛モノの主人公のテンプレ通りに優柔不断。
皆の憧れのアイドルであるリン・ミンメイ、そして上官の早瀬美沙との間で揺れることになる。

ちなみに美沙と初めて会った時に、
「誰ですか、このおばさん」
と、とんでもない発言をしている。上官なのに…。というか、みささんじゅうななさいなのに…
その後もやたらと反抗的。階級下のくせに…



規則に対してルーズで軍規違反の常習犯。
口答えや命令無視はいつものこと、許可が必要なアーマードパックを無断で使用したり、任務外でバルキリーを発進させたりとフリーダム過ぎる。
通常なら軍法会議にかけられたっておかしくない。

そこ、主人公補正とか言うな。






色々と酷いことを書いてきたが、前述のように後半からは怒濤の活躍で盛り返す。

パイロットとしてだけではなく、ボドル基幹隊との最終決戦ではミンメイの歌を音波兵器として利用する
逆転の策『リン・ミンメイ作戦(ミンメイ・アタック)』を立案するなど優れたリーダーシップを発揮し、
新統合政府内でも重要なポジションを担っていくようになる。





以下、各作品での活躍


◆初代
バーミリオン小隊隊長。
兄貴分のロイ・フォッカーに招待されマクロスの進宙式を見に南ナタリア諸島を訪れていたのだが、フォールド事故に巻き込まれ望まぬままマクロスに乗艦。
知り合った(まだ一般人の)ミンメイを守るために統合軍に入隊する。

フォッカーの死後、彼の愛機『ロイ・フォッカー・スペシャル』と“スカル”の部隊名を受け継ぎ、スカル中隊隊長に就任。
以後、序盤での扱いを払拭する素晴らしい活躍で終戦へと導く。

しかし色恋についてはかなりの優柔不断で、
ゼントラーディーとの最終決戦に参加せず大損害を受けた司令部へ向かい美沙を救出するというほぼヒロイン確定な行動をしておきながら、
戦後も相変わらず美沙とミンメイとの間で揺れ動き、ミンメイに会うために美沙とのデートをフケるなどグダグダぶり。
最終回にてようやく美沙に決めた。


◆劇場版
スカル大隊隊員。スカル11。
命令無視したり、軍規違反してミンメイと宇宙デートしたりとやりたい放題。
挙げ句、ミンメイ、リン・カイフン、美沙、フォッカーと共にゼントラーディに捕縛されてしまう。

フォッカーの犠牲による隙を突いて美沙と共に脱出し、荒廃しきった地球に帰還。
絶望に打ちのめされながらも、後に発見したプロトカルチャー遺跡でマクロスの帰還を2人で待ち続ける。この頃からお互い惹かれ合うようになった。

マクロスの帰還により軍に復帰。その後のメルトランディとの戦闘でマックスが行方不明になった後、スカル大隊隊長に就任。
三角関係にけじめをつけ、なかなか男らしい姿を見せる。

最終決戦ではマクロスに敬礼した後、ストライクバルキリーで敵旗艦に単機突撃。
超絶テクニックで防衛システムを突破し、ガンポッドとレーザー機銃の一斉射撃でボドルザーを抹殺した。

この防衛システム突破→ミサイル全弾発射のシーンは、当時最高の板野サーカスと言われている。とても80年代のアニメとは思えない秀逸過ぎる出来。







終戦後は、月面アポロ基地の太陽系パトロール隊→次期可変戦闘機『VF-X-4』の開発チームのテストパイロット→大尉に昇進して治安維持パトロール隊隊長に着任…と輝しい出世を果たす。



最終的に、ミンメイへの想いはアイドルに対する憧れであると気づき、美沙を生涯の伴侶に選ぶ。西暦2012年、遂に彼女と結婚し愛娘の未来をもうけた。

意外かもしれないが、三角関係がコンセプトのマクロスシリーズで相手をはっきり決めて結ばれたのは輝だけ。
ゼロでは決めたけど飛んでったし、7ではどちらか決めきれないし(1人は色恋に興味なし)、プラスでは決める前に1人消えちゃうし、
Fにいたっては二股宣言している(劇場版でもアルトが……)。
Ⅱはイシュタル様がどっか行っちゃったしね。


その後、メガロード級移民船1番艦『SDF-2 メガロード-01』の航空隊長として第1次超長距離移民船団に参加。
艦長となった妻の美沙、愛娘の未来、そしてミンメイと共に銀河系中心部に向けて旅立った。

この時の愛機は自身がテストパイロットを務めたVF-1の後継機VF-4 ライトニングVである。



マクロス7では名前と写真が登場。大河ドラマ『リン・ミンメイ物語』で熱気バサラが輝役を、
ミレーヌ・フレア・ジーナスがミンメイ役を好演し、視聴率が90%に達する大人気を得た。FIRE BOMBERはこれを機に大ブレイクすることになる。

また、「バサラは輝とミンメイとの隠し子ではないか?」という疑惑が浮上する。
類い希なる操縦技術と歌で戦闘を終わらせる姿からそうマスコミに報道されるようになるのだが、全くの事実無根である。というか色々有り得ない。
ちなみに、このネタが尽きた後は「バサラとガムリン木崎はアッー!な関係」的な記事が掲載されていた。



マクロスFでは直接登場しないが、本作のOP『トライアングラー』は輝と美沙とミンメイの三角関係をテーマにした同名の連続TVドラマのOPという設定。もちろん、曲のテーマも同じ。





追記・修正よろしくお願いします





マクロス7 15周年!
FIRE BOMBER遂に復活!




























以下の事件について、知れ渡れば大問題となるので一般には非公開となっている。
しかし、とある未知のメロディーの正体を探るべくダークホール内に侵入し、別の銀河へ転移したとの非公式情報が存在する。

西暦2016年7月7日、銀河系中心部でメガロード-01艦隊共々、謎の失踪を遂げる。



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