登録日：2011/07/18(月) 21:25:31
更新日：2024/03/03 Sun 10:54:38
所要時間：約 4 分で読めます
この項目には超展開やBL要素、理不尽な表現が存在します。「まあ、学園ハンサムだからな」と納得できる寛容な心を持った方にのみ閲覧を推奨します。
『俺が授業より大切なことを教えてやるぜ……』
西園寺輝彦 CV:井斗クライ
主人公の転入してきた２ーBの担任で、美術部の顧問。２８才。
見た目はショタ顔の童顔。しかしそれは立ち絵での話。スチル絵ではそんなことなく、何故かいきなり顎と目付きが鋭くなり、ヒゲも生える。
これは一部の立ち絵とスチル絵を描いた絵師がそれぞれ別の人だったためで、他のキャラにもこの差異がある(通称、通常絵&イケメン絵)。しかし、この西園寺先生はイケメン絵を描いている絵師が他のキャラと違うため、どちらの西園寺先生がイケメンかはファンの間でも長らく議論されている。
自他ともに「アウトロー教師」と認められるほどの破天荒な性格で、主人公に生徒指導として朝までサンバを共に踊ったり、美術部の活動で自らヌードモデルになったりとそのアウトローっぷりは枚挙に暇が無い。
また、そのファッションセンスは常軌を逸している。逸しすぎている。
なに？ 色々おかしい？
まあ、学園ハンサムだから。
しかし教師と生徒としての区別はしっかりと付ける人で、互いに惹かれていくにも関わらず、クリスマスに主人公とディナーを楽しむことは有っても、自らの毒牙にかけるようなことはしない、節度のある対応を見せる。
しかしそんな彼にも辛い過去があり……。
以下、ネタバレ
彼がアウトロー教師と呼ばれる以前のこと、彼は神童と呼ばれた人物であった。有り余る芸術、音楽、そろばんへの才能……。それを以て、彼は若干１６才で個展を開くまでの実績と地位を既に持っていた。
しかし、そんな彼に悲劇が起きる。
両親がなんか悪いやつらに唆され、一家は破産。両親も自殺してしまう。憔悴した彼は芸術への熱意を無くし、
崖から飛び降り自殺を図ろうとするが、寸前で次郎に救われる。
それ以来西園寺は尊敬しているからか言動や行動が次郎の影響を受けていると思われる
※赤字はゲーム内の原文ままです。
そして薔薇門高校に教師として招かれ、長い年月が経ち、心の傷も癒えたかと思われたが……。
しかし、主人公が描いた崖の絵を見てトラウマが再発。「ピャーーー！」とどこかのゲーム屋さんみたいなことを叫びながら泡吹いてぶっ倒れる。
その後、次郎から先程の過去を聞いた主人公は西園寺先生を救うため、これまで西園寺先生に教わってきた絵を描いて想いを伝えようとする。
そして絵が完成した次の日、精神崩壊して
あばばば言ってた西園寺先生に絵を見せる。
自分が培ってきたものが、“神童時代だけのものではない”ことに気付いた西園寺先生は精神を取り戻し、これからもアウトロー教師として生きていくことを決意したーー。
と、ここまでなら割といい話。
しかし、我らが学園ハンサムは、予想の斜め上の結末を用意していた。
以下、超絶ネタバレ
一年も終わろうとしていたある頃、芯状市の名士であり、薔薇門学園にも多大な寄付をしている○○（ネタバレとか法律とか色々ヤバいので伏せ字で)に、主人公が見初められる。
もちろん西園寺先生一筋な主人公はそれを拒否。西園寺もこれを止めようとする。
しかし、多額の寄付を受けている上、街の名士である○○には次郎も逆らえず、主人公は無理矢理結婚させられることに。
そして望まぬ結婚前夜、主人公の家に西園寺先生が訪れる。
……なんかかわいい姿で。
互いに想いを伝えながらも、避けられぬ運命の前に道を分かつ二人。
結婚式当日、ついに○○との結婚が目前に迫る中、誓いの言葉を迫られる主人公。この時、神父が発狂するまで誓いを断り続けると……。
「やっぱりオレはアウトロー教師だったぜェーッ！！」
なんと主人公を取り戻すために西園寺先生が結婚式場に乗り込んでくる。
拓也の尊い犠牲もあってなんとか○○から逃げきれた主人公と西園寺先生。二人は想いを伝えあい、幸せに暮らすのであった……。
もう本当にツッコミどころが多いが、「学園ハンサムだから」で納得してくれ。頼む。
ちなみにここで結婚を誓うと、○○と結婚し、一児の子に恵まれ、激セレブな生活を送る。
いうまでもないが、このゲームはBLゲーであり、当然○○も男である。
どっちが産んだ。いやそれよりどうやって産んだ。
『俺が追記・修正より大事なことを教えてやるぜ……』
- BLゲーとかBL小説ではよくあること（達観） -- 名無しさん (2014-03-02 07:57:40)
