魔法(ネギま!)

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魔法(ネギま!) - (2014/10/12 (日) 14:08:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/11/17(土) 19:41:05
更新日:2022/06/25 Sat 03:40:59
所要時間:約 2 分で読めます




「わずかな勇気が本当の魔法 少年少女よ大志を抱け その一歩が世界を変える」

魔法先生ネギま!における魔法体系を紹介する。

現実でも伝承される、西洋魔術や東洋呪術・気を主軸にしている。

◆西洋魔術
いわゆる「魔法使い」が使用する魔法。魔力を消費し、使用の際には「始動キー」と「呪文」を要する。
始動キーは、術者が魔法を発動させるためのパスワードのようなもので、各自がしっくりくるものを自分で決める。
(子供や初心者は「プラ・クテ・ビギナル」を使う)
呪文はラテン語と古代ギリシャ語で唱えられ、後者はハイ・エイシェントと呼ばれるレベルの高い魔法となる。

◆東洋魔術
いわゆる呪術であり、使用には呪文か札が必要。
気(体力)を消費するのが主だが、大魔法起動の際には補助的に魔力を用いる場合もある。
呪文には漢字、古代サンスクリット語などが使われ、高い効力のある呪文は長くなる。
魔法使いでなくとも剣士などが補助的に使用することから、会得は比較的容易なのかもしれない。


ただ、習得難度というよりも単なる東西魔法文化の相違である可能性もあるので一概には言えない。
魔力と気の違いは、魔力が自然のエネルギーを精神力で従えたもの、気は本人の生命力を燃やしたものとされる。 
制御する技術がよっぽど優れていない限り魔力と気は相反(コンフリクト)する性質を持つので、
例えば刹那が魔力供給を受けて戦う場合は、自身の気を抑える必要があった。

◆咸卦法
本来相反する魔力と気を強引に融合させ大きな力を得る特殊技術。
基本的には何らかの欠陥によって通常通りに魔力を使えない者がその代替として身に付けるもの。

◆魔法使いと従者
古来から伝わる昔話に倣って、魔法使いは通常、パートナーとして従者(ミニステル・マギ)と契約を結ぶ。
従者は、呪文詠唱中の無防備な魔法使いを守護する役割であるが、戦闘など滅多に起こり得ない現代では恋愛対象となる場合が多い。
従者は契約によって、魔法使いから魔力供給を受けるなどのことが可能になる。
契約は原則一人とだが、お試し期間で何人とも仮契約(パクティオー)が出来る。
様々な契約方法があるが、手っ取り早いのは契約魔方陣上でのキス。
契約成立時にパクティオーカードが与えられ、契約者達の力量や潜在能力によっては、従者の性質にあった固有の魔法具、「アーティファクト」が与えられる。
ただし、何かしらの邪魔が入り不完全な契約になった場合は、SDキャラの描かれた「スカカード」が出来てしまい、
仮契約自体も無効となる。(額や頬へのキス、魔法陣を壊される、どちらかに魔力素質が無いなど)
仮契約の段階であれば複数の魔法使いの従者を掛け持ちできるため、アーティファクトを複数持つキャラもいる。
「本契約」の仕組みについては余り明かされないまま作品が終わってしまったので何とも言えないところがある。
ナギとアルがキスしたのかどうかも永遠の謎。

従者とのタッグの組み方に応じて、西洋魔術師の戦闘スタイルには2種類ある。

●魔法使い
前衛を完全に従者に任せ、本人は守られながら強力な魔法を撃ちまくるスタイル。
魔法の威力と射程距離が重視され、エヴァ曰く「究極的にはただの砲台。火力が命」。
こちらに該当する人物がエヴァくらいしかいない気がする上に、最終的にはエヴァもマギア・エレベアで物理ヒャッハーしていたのは気のせいである。

●魔法剣士
肉体強化の魔法や武術との併用により、従者と共に前衛で戦うスタイル。
ネギはこれを選択しているが、メインが魔力を纏った徒手空拳(中国拳法)なので「魔法士」を自称する。
威力よりも魔法の速度が重視される。
…なのだが終盤になってくると魔法使いが物理戦闘もこなすようになり、ほとんどの人物がこちらに該当するようになってしまっている。
まあ作中で最強とされるナギが「従者を必要としないレベルの魔法剣士」と定義された時点でもうお察しだが。

◆魔法具
様々な魔術的効力を持つ道具。
難聴者がテレパシーを使うための日常的な道具から、相手の真名を知るための道具や強制的に契約を守らせる呪具レベルの危険な物まで、様々な道具が存在する。


追記・修正は魔法具を使ってお願いします。

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