行け!!南国アイスホッケー部

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行け!!南国アイスホッケー部 - (2016/06/17 (金) 13:41:52) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/09/16(日) 06:12:37
更新日:2024/03/13 Wed 11:06:30
所要時間:約 2 分で読めます




『行け!!南国アイスホッケー部』とは1991年から96年まで週刊少年サンデーにて連載されていた少年漫画作品。
久米田康治の初連載作品でもある。
コミックスは全23巻。ワイド版は全11巻。

■概要
九州・鹿児島の私立高『浜津学園』には理事長の趣味で南国であるにも関わらずアイスホッケー部が存在していた。
南国であるが故に練習もままならず負け続きの弱小部だったが、ある日カナダから帰国子女である蘭堂月斗が入部してきた。
しかし月斗は卑怯なラフプレイでカナダのアイスホッケー界を永久追放された問題児だった。
そんな月斗と一癖も二癖もあるチームメイト達が巻き起こすハチャメチャなアイスホッケーを描いたスポーツコメディ作品である。





























…うん

確かに最初の頃は真面目にアイスホッケーをやっていた。

しかし連載が続くにつれ真面目にアイスホッケーをやる場面が少なくなり、次第にちんこを主にした下ネタギャグが作品を占めるようになっていった。
そしてコミックス4巻(1年も持たず)以降とうとうアイスホッケーをやらなくなり、完全に下ネタギャグマンガ作品へと変貌を遂げた。
その下ネタの内容は(20年以上前の作品とはいえ)「よく少年誌で連載出来たな」と言わざるをえないほど過激。
さらにコミックス折り返しには作者である久米田康治のヌードを始めとする様々な破天荒過ぎる写真が毎巻掲載されていた。
おかげで今では(絵柄と作風の変遷を含めて)作者最大の若さ故の過ちとして自虐ネタと化している。

しかし、久米田の十八番であるコマ割りぶち抜き画法や自虐ネタ、作家いじりや他作品のパロディに時事ネタ、女の子の可愛さ(後半は今のようなマネキンみたいなキャラデザになっていくが)に裸等のサービスシーン(ただし男も含む)、伏線回収の上手さ、 終盤の怒濤の展開、あとキャラの描き分けの無さ等現在の久米田作品にも見られる要素が散見出来る。

久米田作品の基礎を作りあげた作品と言っても過言では無いだろう。

■登場人物
  • 蘭堂月斗
主人公。カナダからの帰国子女。
鼻の絆創膏がトレードマーク。
基本的に煩悩の塊。

  • 岡本そあら
ヒロイン。アイスホッケー部のマネージャー。
歴代久米田ヒロインの特徴である貧乳属性持ち。
ノリのいい所はあるが、基本的に常識人。
「かってに改蔵」にゲスト出演した事もある。

  • 天草健太郎
アイスホッケー部キャプテン。
「月斗と区別がつかない」と読者のクレームが入った事により物語の途中から眼鏡をかけるようになる。
右曲がりの巨根で珍獣マニア。
次作「太陽の戦士ポカポカ」にてキャプテン天草として再登場する。


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