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週刊少年サンデー

登録日:2011/11/05 Sat 13:53:16
更新日:2026/07/07 Tue 18:22:36
所要時間:約 8 分で読めます




週刊少年サンデーとは、小学館から毎週水曜日に発売されている週刊少年漫画雑誌。
1959年に創刊された。
創刊日は週刊少年マガジンと同じ。

「なんで水曜日(創刊後しばらくは火曜日)発売なのにサンデーなの?」という誰もが抱く疑問については、創刊時の編集者が「いつも日曜日な気分でいられるような漫画雑誌にしたい」との願いを込めて名付けられた。




◆概要

特徴は創刊当初から手塚治虫藤子不二雄、横山光輝、石森章太郎等の大御所漫画家を積極的に起用し、
一流漫画家による大河ストーリー漫画や長編スポーツ漫画を軸にしつつ、コメディ漫画やギャグ漫画で脇を固める手堅い編集方針を元に、
少年漫画雑誌らしい漫画を載せたがる傾向がある。
ただ、あだち充高橋留美子青山剛昌らが活躍したサンデー黄金期辺りからはラブコメ要素が盛り込まれた作品が増加傾向にある。
特に、男女の垣根を厳然と存在させざるを得ないスポーツ漫画*1でもラブコメ要素を強めることで男女双方のキャラクターをしっかり立てる手口は、元はサンデーのお家芸と言って良い。
また、コメディやギャグ漫画家の育成には定評があり、他の少年漫画雑誌にはあまり見られない画力がしっかりしたコメディ漫画家が多く見られる。
他雑誌に比べると打ち切りを食らうことは少ない上に、打ち切られるまでの期間も長め。

メディアミックスにも早期から積極的で、『人造人間キカイダー』や『ゲッターロボ』のコミカライズを皮切りにアニメにも積極的。
創刊当初と、1980年代から1990年代にかけては黄金期を迎えた。

一方で、2000年代以降は編集体制の問題がかなり深刻化しており、他誌への作者流出が目立っていた。
特に『金色のガッシュ!!』の雷句誠のカラー原稿を紛失してしまった事件は、裁判にまで発展してしまったこともあって悪い意味で印象的。
特徴として挙げた打ち切りに対しての慎重な姿勢も、裏を返せば新人へのチャンスが回ってきづらい状況と捉えることも出来る上に、紙面のマンネリ化を招いてしまった面も少なくない。
こうした状況を打破すべく、2015年の市原編集長体制では大規模な改革が行われており、新人作家の育成やネット媒体に力を入れた結果、『葬送のフリーレン』を初めとしたヒット作品のリリースに繋がったと考えられている。
ただし、大島編集長体制に移った2025年には、『シテの花 -能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-』の壱原ちぐさが締切に余裕を持って原稿を提出したにも関わらず、担当編集者が締切翌日まで入稿を遅らせてしまったという大ポカをやらかしていたことも発覚。
発覚時点では既に異動済だったとはいえかなり色々あった人物のようであり、先の改革も編集体制の不安を払拭しきるにまでは至っていないというのが実情ということになる。

週刊少年ジャンプ週刊少年マガジン、そしてこの週刊少年サンデーの3つを「三大週刊少年誌」と呼ぶ人も多い。週刊少年チャンピオン「……」

近年の本誌表紙は、看板連載作品が飾る場合と、若いタレントのグラビア写真が大きく飾る場合とで半々程度。
基本的に作品が表紙を飾るスタイルの少年ジャンプ、グラビア率が高い少年マガジンの中間的な按配になっている。


◆他誌との関係

週刊少年マガジンとはライバルではあるのだが、創刊日が同じという繋がりがあることと、両誌が共に50周年を迎えるという記念から「お祝いのお誕生会くらいは一緒にやろうじゃないか」とコラボを行ったことがあり、2008年3月19日発売号にて、サンデーでは『名探偵コナン』の江戸川コナン、マガジンでは『はじめの一歩』の幕之内一歩が表紙を飾っている。
二人は笑顔で表紙の枠外へ手を伸ばしているという絵だが、この2誌の表紙を横に並べてみると握手を交わしている絵になるというなかなか粋な構図となっており、読者を大いに喜ばせた。

余談だがこれ以外にも両誌は、看板推理漫画作品である『名探偵コナン』と『金田一少年の事件簿』の名エピソードを収録した特別増刊号を刊行したり、50周年である年の2009年にはとあるゲームで実際に共演したこともある等、近年は互いに積極的にコラボを大規模に行っている傾向にある。
そんな中で発売された、両誌の色んな作品のキャラが登場するとあるゲームもあったような気がするが…まあ気のせいだろう

一方で週刊少年ジャンプとは特にそういった動きはなかったのだが、2022年のサンデーの35号(7月27日発売)とジャンプの34号(同25日発売)にて、『名探偵コナン』と『ONE PIECE』のキャラクターが表紙に登場するコラボ企画を実施した。
サンデーでは(以前のマガジンの時と同じくこちらでも)江戸川コナンが、ジャンプでは『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィが描かれていて、これまた両誌を横に並べると二人が背中合わせをしている構図となっている。
ちなみに今回表紙には彼ら以外にも、サンデーではロロノア・ゾロが、ジャンプでは安室透が描かれており(当然今回のコラボ用の描きおろし)、高い人気を誇る両者のファンからしても堪らないコラボとなった。


◆主な連載作品

※連載開始時期順
作品名 作者 備考
まじっく快斗 青山剛昌 不定期連載
1987年26号開始
名探偵コナン 青山剛昌 1994年5号開始
MAJOR 2nd 満田拓也 MAJORの続編
2015年15号開始
アド アストラ ペル アスペラ 畑健二郎 休載中
2015年40号開始
あおざくら 防衛大学校物語 二階堂ヒカル 2016年22/23号開始
魔王城でおやすみ 熊之股鍵次 2016年24号開始
トニカクカワイイ 畑健二郎 2021年18号〜21号のタイトルは『FLY ME TO THE MOON』
2018年12号開始
MAO 高橋留美子 2019年23号開始
葬送のフリーレン 原作:山田鐘人 2020年22/23号開始
作画:アベツカサ
シブヤニアファミリー 久米田康治 2021年48号開始
帝乃三姉妹は案外、チョロい。 ひらかわあや 2022年4/5号開始
レッドブルー 波切敦 2022年7号開始
尾守つみきと奇日常。 森下みゆ 2023年46号開始
みずぽろ 原作:一色美穂 2023年50号開始
作画:水口尚樹
写らナイんです コノシマルカ 2024年18号開始
廻天のアルバス 原作:牧彰久 2024年25号開始
作画:箭坪幹
百瀬アキラの初恋破綻中。 晴川シンタ 2024年39号開始
界変の魔法使い 田辺イエロウ 2024年42号開始
パラショッパーズ 福地翼 2025年8号開始
シルバーマウンテン 藤田和日郎 2025年23号開始
カグライ 〜神楽と雷人〜 原作:レタス太郎 2025年26号開始
作画:ましゅ太郎
吾が君散るらむ 原作:詩石灯 2025年48号開始
作画:月越優希
ふたりバス 豊林サカネ 2025年49号開始
放課後、ボカ研で! 紅野あつ 2026年6号開始
君は明け星 原作:市原武法 2026年8号開始
作画:小山愛子
パラドン 原作:一陽基 2026年13号開始
作画:唐々煙
しっぽと逆鱗 由田果 2026年19号開始
神引きのモナーク 原作:杉浦次郎 2026年22/23号開始
作画:オキウミレイ
無才の召喚士 野村UFO 2026年31号開始

◆過去に連載していた作品



◆その他の作品



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最終更新:2026年07月07日 18:22

*1 少年誌のスポーツ漫画の圧倒的多数は男子競技なので、女キャラだけに限ればヒロイン級でも、全体での存在感としては端役に留まりがち。

*2 2014年に連載は終了したが、現在は続編となる『史上最強の弟子ケンイチ2〜達人編〜』が2026年からサンデーうぇぶりで連載されている。