登録日:2011/11/12(土) 15:56:52
更新日:2024/04/02 Tue 13:49:06
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◆概要
ソーシャルゲームとは、モバゲー、
GREE、
mixi等のSNSサイトで配信されているゲームコンテンツの総称。
基本料金は無料。アイテムやガチャへの課金によって収益を得ている。
携帯電話と各サイトのアカウントさえあれば参加でき、また他人とゲームを通じてのコミュニケーションや、短い時間でも手軽に遊べる事から人気を博している。
先駆けとなったのはGREEの釣りゲー「釣りスタ」
その後モバゲーが
怪盗ロワイヤルを、GREEが
ドラゴンコレクションを開始した。他のRPGやカード系のソーシャルゲーはこの2つに類似した物が非常に多い。
ゲームの題材はガンダム、バイオハザード、まどか☆マギカ、三国志、戦国、プロ野球、果てはAKB48や相撲に至るまで多種多様。
サービスを拡大しているコンテンツだが、一方でゲームを介しての出会いや、アイテムの詐欺、RMT(リアルマネートレード)など、ユーザー間のトラブルが多発しており改善が求められる。
◆ゲームジャンル
現在のソーシャルゲームが広く知られるきっかけとなったゲーム。
行動力を消費してミッションを進め、バトルでお宝を集めるのが目的。
アイテムを集めることでステータスが上がるが、アイテムは消耗品であり課金しても壊れる為、俺TUEEEするにはアイテムを集め続けなければならない。
その為現在は主流を下のカード系に譲りつつある。
今ソーシャルゲーで最も多いのがコレ。
実際の
TCGとは異なり、対戦は基本的に自動処理で行われる。
課金は主に行動ポイントの回復アイテムとカードのガチャで、ガチャは1回100円~300円、高いものはなんと3000円を越す。
レアカードは数万円で取引される事も…
ただし、人気が無くなるとバブル崩壊のごとくレートが急落する。
家を建てたり、野菜や果物を育てたりと、自分のペースでマッタリと遊べるゲーム。
プレイヤー同士の争いがなく、課金無しでも楽しめるのが魅力。
しかし廃課金ユーザーが付きにくいため、運が悪いと光の速さでサービス終了してしまうのが難点。
通常のギャルゲー同様、キャラクターとの恋愛が楽しめる。
ボイスやBGMが入っている作品もあり、クオリティはなかなか高いが、聞く為にはやはり課金が必要な場合が多い。
またコンシューマ作品の移植版もある。
GREEでは女性向けの所謂乙女ゲーが大半を占める。
やはりこちらもサービス終了の危機がついて回る。
一般的なコンシューマRPGと違い、ブラウザー上であるためにゲーム性に大きな制約が生まれる。
しかしその制約の中で独特なシステム、工夫されたテキスト、画像、Flash、ゲーム内隠しステータスとRPG要素を作り込むことによりプレイヤーを楽しませてくれることも。
更に言えばネット上であることから敷居の低いお手軽MMOとして、多人数プレイを楽しむことができる。
問題は作り込む手間、課金アイテムとゲームバランスの難しさ、泥沼化がないために儲からないというところか。
そのためか最近ではめっきり数を減らしたジャンル。モバゲーやグリーでRPGを謳う作品の9割りは上記のロワイヤルかコレクション系ゲー。
◆ソーシャルゲームの問題点
一昔前は無料ですの謳い文句で宣伝していたが、アイテムは課金して購入しなければゲームにならなかったり、課金しなければ出来ないイベントが多い。
もちろん金持ちの慈善事業ではないので課金されなければ運営できなくなってしまうので必要なことだが、あまりにもプレイヤーへのリターンが少なすぎるゲームが多いのが現状。
課金形態も極端な例だとクリックひとつで課金されるという環境な場合もあり、安易に課金できてしまうため、大量課金など消費者側に不都合が生じるなどの問題がある。
またゲーム中のアイテムは前途のRMTのように転売目的や、投機目的で取引しているユーザーも多い。
怪しい組織のマネーロンダリングに利用されているのではないのかという指摘もある。
「つよいアイテム よわいアイテム そんなの ひとのかって
ほんとうにつよいプレイヤーなら じぶんのすきなアイテムでかてるよう がんばるべき」
◆最後に
今や誰もが必ず持っている携帯電話やスマートフォンから簡単にアクセスして手軽に出来るゲームとして浸透しているソーシャルゲーム。
しかし、その手軽さが時として災いし、ソーシャルゲームでゲーム依存症(ネット中毒)、果てはソーシャルゲームで廃人になる者も少なくない。
ゲームのジャンルにもよるのだが、ソーシャルゲームもネトゲ同様、基本終わりがない。
特にユーザー登録数の多い人気ソーシャルゲームともなると、追加クエストや期間限定イベントの頻度が物凄く早く、終わった次の日に新しいイベントが始まるのは最早当たり前。
これらをマメに続ける内に必然的にゲームに費やす時間が増えていき、すぐ遊べる手軽さからやがてゲームが日常生活の一部となり、最悪の場合日常生活に支障をきたす…なんて事も近年では珍しくない(ソーシャルゲームにハマって成績が落ちた学生や家事が疎かになった主婦…等々)。
人によってはキリがないが為に止めるタイミングを逃したり、ソーシャルゲーム上で仲間になった人との付き合いがあるから止めにくい等でずるずる続けてしまうケースもある。
さながらソーシャルゲームとは「何時でも何処でも遊べるネトゲ」。
もしも、万が一にも日常生活に支障をきたす様な状況になろうものならキッパリと止めるべき。
勿論、そうなる前に止めるべきなんだけど…。
とにもかくにも、今やソーシャルゲームにも中毒性は存在するので今やってる人もこれから始めようとしてる人も留意すべし。
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